酒の勢いでやっちまったぜ。
姫始め的な感じで。
連載小説の一発目がこんなのでいいのかは疑問ではあるが、どうでもいい。
重要な事じゃない。
見たくなければブラウザバック推奨。
霧ちゃんの濡れ場はないよ
キンジの顔が下がった時にあたしは退散させて貰った。
金一に連絡は既に入れてある。
ジャックの息が掛かってるあたしの事を警戒してるような雰囲気だったけど、無理もない話。
お姉ちゃんと一緒に罠に
一応、上役だった事もあってあの時の出来事には罪悪感が少し募ってる。
話を戻して……何やらキンジに話しておきたい事があるっぽかったから、おそらく金一は来るだろう。
それにしてもキンジは少し危なかったな~……ブラドの時に危うく
おかげでちょっと、変に意識しちゃう。
大体、あたしには既にお姉ちゃんと言う存在が――
って、違う……! お姉ちゃんは大事な存在だけど"そう言う存在"じゃない!
あたしはホントに何を考えてるんだ。
間宮 あかり大好きっ娘じゃあるまいし。
それにしてもブラドの時はお姉ちゃん何も言わなかったね。
ヘリポートから退散してから、あたしの事を軽く治療したらすぐに去っちゃったし。
何て言うか、雰囲気が若干違ったんだよね。
どう違うかって言われたら表現しにくいんだけど……機嫌が悪いって言ったらいいのかな?
あたしの気のせいかもしれない。
けれど、そんな風に感じたんだよね。
考えてる内に女子寮へと帰って来て、私の部屋の鍵を開ける。
このあとはアリアとの約束を守る為に、神崎かなえの弁護士である
――カチャ。
ん? なにこの手錠みたいな音。
と思って右手首を見れば本当に手錠が掛かってる。
あたしが入ろうとした部屋の角から手が伸びて、その手が手錠に続いてる。
……誰?
そう思って覗こうとする前に誰かが飛び出し、ベッドへと上手く足運びをされ押し倒される。
痛む右腕に意識を持って行かれたせいで抵抗をする間もなかった。
「この姿で会うのは久しいね、理子」
そう言ってお姉ちゃんがあたしの顔を真上から見下ろしてる。
どう言う状況……?
あたしが組み敷かれてるのは分かるんだけど、何かおかしい。
垂れ下がってる髪は、黒じゃなくブラウンとピンクのグラデーションをした髪。
夕日に当たって赤く見えるけど、瞳は青紫。
つまりは素顔だ。
確かに素顔で会うのは久しいけど――
「えっと、お姉ちゃん。どうかしたの……?」
いつも通りの笑顔なのに心なしかお姉ちゃんが怖く感じる。
ちょっと恐怖心が混じりながらも聞く。
「どうかしたも何もね~……聞いてて自分で分かってると思うんだけど? 特にブラドの件について」
うん……やっぱり誤魔化しは通じなさそう。
「まあ想像するのは簡単。私の影に守られている事が嫌だった、だから自分の力で自由を勝ち取ろうとした」
あれだけ情報が出揃ってれば、推理するのも簡単だろうね。
やっぱり、ほとんど隠してる意味がなかった。
「私の方針上、その事について咎めたりはしないよ。だけど……リリヤに心配をあまり掛けないようにしないとお姉ちゃん失格だからね」
「うん……」
「もしブラドとの取引に理子が失敗してたら手が出せなくなるところだったんだよ? 今回は向こうから
お姉ちゃん、普段から律儀に約束を守る方だったよね。
だからきっと、あたしとブラドの取引が失敗してたら……この人は手を出してこない。
あたしが檻に戻ってた可能性もある。
「でも、それでも……あたしは自分の力で帰りたかった」
「分かってるよ。ブラドの時はお父さんから釘をさされた事もあって最初から手出しできなかったけど……でも、もし今度同じような事があったら私が助けに行くよ。"約束"する」
そう言って、微笑む。
やっぱりお姉ちゃんは、ズルい。
居心地が良過ぎる。
「だけど……それとこれとは話は別で、ちょっとお仕置きしようかな?」
「……え?」
「ああ、別に肌を切り裂いてみたいとかそんなんじゃないよ? ただ、私の存在を理子に刻んであげようかな~なんて♪」
そ、そっか。
てっきりお姉ちゃんの事だから、そう言う風な展開――
……あれ? ちょっと待とうか。
お姉ちゃんの存在をあたしに刻むって、何か表現がおかしくない?
「お姉ちゃん、今のどう言う意味……かな?」
「ん? そのままの意味だけど、夾竹桃がそうするとイイって」
えっと、夾ちゃんが?
何か嫌な予感がするんだけど。
「ちなみに参考に本も貰ったんだけど」
そう言ってお姉ちゃんが取りだしたのは……コミケでも馴染み深い。
つまるところ、
――ウス=イ・ホンだった。
……お、おいいいいいいいいいいいッ!?
あの腐った
この人にそんな物を渡したら、とんでもない化学反応起こしちゃうかもしれないのにッ!
おまけに表紙から見るに絶対百合モノだよ!
「理子がどんな反応してくれるか……楽しみなんだよね~」
本を仕舞い、弾むような声にいつも通りの笑顔。
かなり楽しんでるパターンだ。
ヤバいよ……天然ドSが本領発揮しちゃってる。
て言うか、お姉ちゃんの左手とあたしの右手がいつの間にか手錠で繋がってる。
おまけにあたしの脚の間にお姉ちゃんの右脚が割り込んでるのを見るに、これ……逃がす気がない。
「あ、あのう……あたしこれから用事が――」
「神崎の弁護士と会うんでしょ? そして、連絡はこれから入れてそれから会いに行く。つまり連絡を入れるまでは具体的な時間は決めてない。だから、時間はそれなりにあるよね?」
何故か把握してらっしゃるッ!?
何にしても、早くも逃げる口実がなくなった。
と言うか予想外の展開過ぎて思いつかない。
顔が、近付いてくる。
同時に体重も段々と感じる。
血の臭いじゃなく、紅茶みたいな香りが
見てる人いなけどさぁッ! 言わせて! 誰得!? 誰得なのこの展開!?
そんな風に心で叫びながらも思わず目を閉じる。
「ねえ、理子。別に嫌なら『嫌だ』って拒んでもいいよ? それ以外の言葉は受け付けないけどね」
いきなり口付けされるかと思ったら、耳元でお姉ちゃんが囁く。
拒否権を提示してくれるのはいいけど、そんなの……無理だよぉ……
「理子、もっと肩の力を抜いて……私の言葉を聞いて」
目を閉じてるせいで耳から聞こえる甘い声が余計に響く。
少し目を開けると、左耳に顔を近付けてる。
けど、こっちに気付いてお姉ちゃんが微笑んで見てきた。
って言うか近過ぎて息遣いまで聞こえてきそう。
恥ずかしくなって、結局は目を閉じて仰向けになるしかない。
「もし理子が拒まないなら、このまま色々と無茶苦茶にするよ? 全部、何度も、何度も、嫌な思い出が忘れるくらいに全部壊してあげる」
息遣いが、凄い。
「右から聞こえる時計の音に集中して」
いつの間にか右耳からカチカチとなる時計の音。
あたしの懐中時計の音だ。
「聞きながら……今度は私の声に集中。理性が時計の音と一緒に崩れて行く、私の声を聞く度に意識は溺れて行く」
「あ……う、ぅ……」
これ、いつかの温室で聞いた時よりもヤバい。
本格的に堕とされる。
「溺れて、溺れて……反響して、反応して、反発して。名前を呼ぶ度にさらに溺れる」
「おねえ――」
「理子」
「……ッ!」
「理子……理子……理子」
名前を呼ばれる度に体がピクンピクンと自然に反応する。
脚が勝手に伸びる。
何、これ……?
体が、お姉ちゃんの体温とは別に熱さを感じる。
「ねえ理子ぉ……もっと、どうして欲しい?」
愛おしそうに私の名前を呼んで、聞く。
頭が痺れてくる。
「あ、ま……ま」
「それじゃあもっと名前を呼んであげるね」
待って、と言う前に行動される。
「理子……理子……理子ぉ……!」
「――ひぅッ!?」
最後だけ力を入れて名前を呼ばれる。
同時に体も少し大きくビクつく。
「堕ちよう? もっといっぱい溺れよう?」
エコーが掛かったみたいに脳内に声が、響く。
あたしの理性が、海辺の砂のお城みたいに崩れてく。
「ほら、段々と時計の音が加速して聞こえてくる」
カチカチカチカチとやけに時計の音が早く聞こえる。
あたしの理性が、加速的に崩れるのを感じる。
お姉ちゃんの言葉が、大きな波になってあらいながしてく。
こんなの……たえられない……
しこうが、ぶれちゃう。
「同時に右腕の痛みが心地よく感じる。ジンジンとして、熱くなる」
ほんとうに、あつい……
ゆびをからませてにぎられてる右手がきもちよくかんじる。
右腕のジンジンとしたかんかくが、せなかでゾクゾクにかわってる。
いつの間にかあけてる目が、ぼーっとてんじょうをみあげるしかない。
「これで準備はおしまい」
さいごにそう言って、あたしの目におねえちゃんのかおがうつる。
まっすぐに見られてる。
もうわけがわかんない……はずかしくてしんじゃいそうなのに目が、はなせない。
「――今から本格的に壊してあげる♪ いいよね? それとも『嫌だ』って言う?」
さいごにそう聞いてくる。
いやって言えば、ここでおわり。
だけどなんでだろう……
こばめない。
こばむ気がない。
やめてほしくない。
「くす……」
なにも言わないでいると、お姉ちゃんがすこしわらい、かおがちかづいてくる。
この人のそんざいをきざまれる。
こわされちゃう。
でも……それで、いいんだ……
なにもかもふれられそうなくらいにちかくなる。
◆ ◆ ◆
理子はとろんとした顔で、私に身をゆだねてる。
この手のは知識的に知ってるだけで別に経験が豊富な訳じゃない。
でもまあ、何とかなるでしょ。
人をバラす時みたいに思うまま……やりたいようにやれば何とかなる。
ペロ、と思わず舌なめずり。
毎度ながら我が妹はわがままボディだとは思う。
右手の指を絡ませるようにねちっこく握ってると、反応しだす。
「あ、う……ふ……」
足を閉じて悶えてる。
熱っぽい声。
手錠がチャリと音を立てる。
取りあえず耳の中に舌を入れて、舐め回す。
「ちゅる、れろ……じゅずずず」
「やぁ……う、っく」
甘噛みもしてみる。
「はむ♪」
「あうっ……ほんと、ひとをもてあそぶの、うまい、よね……」
意識が
口答えする余裕がまだあるみたいなので、口を口で塞いであげる。
「うぅぅッ?! ちゅ……は……ううん」
一瞬驚いたけど、すぐに順応し出した。
意外と尽くすタイプなのは知ってけど、エロ属性があるとはね。
私が口を離すと、
「はあ……はあ……あー」
もっと頂戴とばかりに口を開けてベロを出してきた。
とろけた顔で、発情してるって感じ。
男が見たら理性が容易に削れる光景。
さて、妹のおねだりに応えてあげるか否か……悩みどころ。
しかし、素直には応えてあげない。
左の人指し指と中指を理子の口の中に突っ込む。
「はぁむ……レロ……じゅるちゅる」
特に抵抗することもなく赤ちゃんのように私の指にしゃぶりついた。
「ねえ、理子。おいしい?」
「ひぐゅッ……あむ……う」
名前を呼んだ瞬間、少しだけビクンと体がはねた。
そう言えば名前の暗示がまだ続いてたんだった。
あとでめちゃくちゃ使おう。
右手をまだまだねちっこく握れば、理子は足を悶えさして動かしてる。
シーツが少しずつ乱れていく。
そろそろいいかな?
そう思って、左の指を理子の口から離して上の制服を胸元まで上げる。
そしてハニーゴールドのブラジャーが現れる。
色合い的に金髪の理子にはよく似合う。
別に女の子が好きって訳じゃないけど、悶えて、乱れる姿には興奮を覚える。
まるで人を解体してる時のような高揚感。
右手に繋がってた私の手錠だけ外して、さり気なく理子の両手首に手錠を掛ける。
それから理子の上に
「あ……む、胸……あうッ!?」
そのままちょっと理子の大きい胸で遊んでみる。
サッカーボール……いや、そこまではいかないか……
ハンドボールくらいはありそうだね。
暗示が掛かってる今は敏感なのか、またしても悶える。
下着越しに揉んでみたり、
「――ひあッ」
乳首を少しいじってみたり。
「は、あッ?!」
ふうん……理子は揉むより乳首の方が弱いと。
これはこれで人間観察と呼べなくもないかな?
「あ、あ、あ……おねえ、ちゃ……い、ッく」
まさかの絶頂宣言。
まだ始まってそんなに時間も経ってないのに。
まあ、いいか……どうせメチャクチャにする予定なんだし。
「なんて~?」
私はとぼけたフリをしてそのまま乳首をコリコリと下着越しにいじる。
乳輪をなぞるように、いやらしく。
その間もビクビクと理子は震えている。
コレ、軽く絶頂してる?
甘い感じで軽く痙攣してるみたい。
顔がさっきよりもとろけてる。
「ダメ……ぅ、理子……とんじゃうッ……」
当然、やめない。
「イク、いっく……ああッ!? おねが、い……ゆびぃ」
もちろん、やめない。
どころか最後に軽くつねってみる。
「ああああッ!? イ、くぅぅぅ……!!」
ビクビクと理子は一際大きく体が跳ねた。
手錠に繋がれた両手を胸元に持ってきてうずくまるように肩で息をし始める。
「ハァ、ハァ、ハァ……」
「すごいね、胸で絶頂なんて。こういうのって"開発"だっけ? 結構、長い事訓練しないとダメだって聞いてたけど……まさかいきなりで絶頂なんて、ねえ?」
お姉ちゃんもビックリだよ。
理子はそんな余裕がないのか、話を聞いてる感じがない。
ならこのまま続けようかな。
メチャクチャにするって決めてるし。
横たわる理子の背後に回って足をさり気なく絡める。
脇の下を通るように両腕を通して、左手は下の方に、右手は胸に持ってくる。
左手が下着の中に入って、陰核をクリクリといじる。
右手の指も乳首をクリクリ。
で、耳舐めは継続。
3点責めってね。
「はぁ~レロ、ちゅるじゅる……あむ、はむ」
「あああ、イヤッ……ひぅッ…お、ねえちゃんッ……それ、ダメぇ」
私の腕の中で逃れようと悶える理子。
ビクビクとまだ体が痙攣する。
「あああああああッ!? くゥッ……ああ、イクッ」
「理ぃ子」
「~~~~~~ッ!! ッハ?! イッ……」
名前を呼びながらいじると一際大きく体が跳ねた。
よし、このままいじりながら名前で責めよう。
「理子ってば……可愛いね」
「あッ……こわ、れる……」
「壊れていいんだよ? 理子」
「こわれ……ッッッッッ! イッ、てるのに……あうう……キモ、チいい」
「理子、理子、理子」
「おねえ、ちゃん! おねえちゃ、あああんッ……また、アッ、アッ!?」
またビクビクと体が跳ねだす。
達しそうだね。
なのでキュッとクリトリスと乳首を同時につねる。
「あああああああああッ?!」
私の腕の中で背筋を反らすくらい、ピンと張りだす。
健康的なお腹が見え、手錠の鎖が壊れそうなくらい伸びる。
「ハァ……ハァ……しん、じゃう……こんなの」
それから涙目になりながら力尽きたように理子は横たわる。
肩で息をして、煽情的な姿で。
「何言ってるんだか……あ、そうだ連城さんに連絡入れとかなきゃ。今日は忙しいので後日会いに行きますって」
「……え……?」
朦朧とした中で理子は定まってない目で私を見る。
ここで終わりと思ってるみたいだけど、まだまだ私は続ける気満々。
泣いても喚いても、理子が過去を忘れられるように壊すって決めた。
「だから、安心しなよ。お姉ちゃんがいっぱい愛してあげるから」
その言葉に理子は少しだけ怯えた。
けど、すぐに期待をするような視線をする。
何だかんだで被虐体質だよね~。
「あッ、あッ、あッ……! あああ、ッ! ……きもち、いいよぉ……イクイクッ! またイクゥゥゥゥゥゥ!!」
もう指を
さっきから潮を吹いては、失神しかけて絶頂を繰り返してる。
椅子のように私にもたれながら理子が腕の中で果てる。
「あー……あー……はー……」
目の焦点も合ってない。
果てては力尽きて、私に遊ばれる。
「ッッッ! あ、う……」
指を動かせば身じろぎはするけど、抵抗はない。
ちなみに次にダメ、とかイヤって言ったらやめるつもり。
それが何となく分かってるのか理子はその系統の言葉を出さない。
つまりその間はずっと遊ばれ続ける。
やっぱりエロ属性入ってるじゃないかな。
「あ、あッ……あッ! なまえ、なまへぇ……よんで」
どうやら名前を呼ばれながらいじられるのが癖になったらしい。
自分から懇願する。
グチュグチュと激しくしながら、呼んであげる。
「理子、理子、りぃこ……イっちゃえ」
「イきゅ……おねえ、ちゃん! おねえ、さま……ああああ!?」
何かお姉ちゃんからお姉さまにランクアップしてる。
うーん、どうせなら――
「私も名前で呼んでいいよ。今はジルって」
「ジル、おねえちゃ……こわして、りこを、バラシて」
「良いよ。ほら、もっと壊れちゃえ」
「あ、イクッ……ジルぅ、イクッ……ああああああ!? イっくぅぅぅぅう!」
また潮を吹いて、体を震わせる。
ベッドはさっきからビチャビチャ。
脱水症状になるかもしれないので途中で用意した水を口に含んで、口付けで飲ませてあげる。
「あむ、チュる……うん」
「あー、レロ……はぁ……」
さり気なく舌を入れてくる。
このまま続けよう。
「うッ!!? う、うぅぅぅッ! んンンンンンン!?」
逃がさないように右腕を胸の下あたりに回して押さえる。
そのまま左手は動かす。
指を出し入れしたり、内側を指先でひっかく様にする。
「ん、ンんんんん!? ……ふぁああ!? あ、あああああああッ!?」
口を離した瞬間にまたイっちゃったよ。
「あ……ふ……」
くたりと理子はそのまま横に倒れた。
意識はまだ……ある。
うーん、ちょっと手も疲れたし少し雑にいっちゃおう。
「それじゃあ、理子。次は時計が音を刻む度に感度があがって60秒ごとに絶頂するよ。3、2、1、はい」
ぱちんと指を鳴らして懐中時計を理子に聞こえるよう目の前に置く。
カチ、カチ、カチ……
「あ……あ……あッ!?」
時計が刻む度に理子の体が震えだす。
何とかしようと時計に手を伸ばそうとするけど、焦点が定まってないせいで逆に遠ざけてしまう。
「ああ!? ああ、あつ……い……たすけ」
30秒経過。
「イっく、イクイクイク」
45秒。
「10、9、8、7、6」
「とまらな、い……くるっちゃう……」
「5、4、3」
「あッ!」
「2」
「イヤ……」
「1」
「……ダメ」
「0」
「あぁぁぁああっぁ!? ひ、う、ああああああああ!! ……あ」
獣みたいな喘ぎを出してそこで理子は気絶した。
今日はここまでか。
懐中時計を止めて、理子の頬に軽くキスをする。
「可愛かったよ。悶えてるとことか」
別の意味で私もスッキリした。
人が何かに悶えてる姿ってゾクゾクするね。
それはそうと後片付けしよ。
シーツも汁まみれだしね。
◆ ◆ ◆
何か、外が明るい。
……朝?
ぼうっとした感じで目が覚める。
そして隣にはお姉ちゃんが寝息を立てて寝てる。
その瞬間にあたしは昨日の出来事を思い出した。
あれ? 理子、昨日何だかとんでもないエロ同人みたいにことされてたよね?!
でも、服はパジャマだし……ベッドも綺麗だし、体もお風呂に入った感じのシャンプーみたいな匂いがする。
いや、でも……昨日の感覚が少し残ってるっていうか……
夢……じゃない、よね?
「何だ、起きたんだ」
お姉ちゃんが細めであたしを見てる。
その顔を見てると、顔が熱くなる。
妖艶な笑みで、イタズラっぽく微笑みながらお姉ちゃんは懐中時計を見せてくる。
「昨日は激しかったね。まあ、乱れたのは1人だけだけど」
「な、ななな」
やっぱり夢じゃない?!
「そんなに動揺しなくても、望んだのは理子でしょ?」
「ひぐッ?!」
「あ、ゴメン。暗示解いてなかった」
お姉ちゃんに名前を呼ばれただけで体が勝手に反応した。
「でもどうしようかな? また、遊んで欲しかったらこのままでもいいけど。それやると名前呼ぶたびに反応するから、日常的には使えないよね」
「はぁ、はぁ……」
「ところで、昨日みたいなのもう一度やって欲しかったらいつでも誘ってくれていいよ。望むなら、だけど」
昨日、みたい、なの?
あんなにいっぱい、弄ばれて、死んじゃうかもって思ったけど。
だけど愛して貰ってるって感じちゃった。
「あ……おねえちゃん」
自分でも分かる。
女の子の、メスの顔になってるって。
昨日の絶頂を思い出して、体が火照る。
腕で胸を寄せる。
「その顔じゃあ、答えは聞くまでもないみたいだけど……誘うなら言葉に出してね。今日はダメだよ、また今度」
お姉ちゃんはベッドから起きて、素早く着替えるとベランダから外に出た。
「あ、そうだ……暗示が3数えると解ける3、2、1。はい」
パチンと指を鳴らした瞬間、お姉ちゃんはベランダから落ちる。
同時にあたしの何かが外れた感じもする。
でも――
「あっ……」
気持ちよさに囚われた。
指でアソコが少し湿る。
どうしよ……理子、壊されちゃった……
霧「悶えてるのっていいよね♪」
我ながらこの子を天然Sに育ててしまった感はある。