光銃閃姫レイガンスリンガー! 〜爆乳生意気変身ヒロイン、わからせヴィランに屈服宣言!?〜 作:オリーブドラブ
「……!」
潜水を始めてから、さらに数十分後。薄暗い水中洞窟を抜けた風花はついに、水面がある広大な空間に辿り着いていた。
見張りのサーチライトに照らされていない場所から水上に顔を出した風花の眼前には、数隻の潜水艇が並ぶ地下アジトの「港」が広がっている。グラトニオ達はこの海底ドックから潜水艇に乗り込み、水中洞窟を通ってリゾート地に向かっていたのだろう。
幾つかある潜水艇の近くには、男用のダイバースーツや酸素ボンベ等も備えられている。
(……脱獄から1ヶ月程度しか経っていないのに、ゼロからこれほどの施設を用意出来たとは考えにくい。旧BLOOD-SPECTERの潜伏先をそのまま再利用してるようね。……なるほど、元構成員の奴ならここを知っていてもおかしくない。誰にも邪魔されず、媚薬の研究開発だって行える)
危なげなくサーチライトをかわしながら、するりとドックの淵に取り付いた風花は、そこから素早くよじ登ると、豊かな乳房と尻を揺らして「港」の内部へと潜入する。歩哨らしき屈強な男達は、旧型の小銃で武装しているようだった。
(現地のスーパーヒロイン達を狙ったのは、装備の強奪と実験台の調達が目的ってところかしら。……女の身体にだけ効果が発揮されるあの媚薬を使えば、彼女達の強力な装備を労せず手に入れることが出来るってわけね。本当、下衆な手段を思い付くことにかけては天才的だわ)
そんな彼らの動向を物陰から観察する風花は、少しでも体内に籠る「熱」を逃すために胸元のファスナーを下ろし、白く豊穣な谷間を露わにしている。本能的に快楽を求める肉雌の匂いが、はだけた谷間からむわっと噴き出ていた。
(く、うッ……♥ それにしてもこれ、かなり不味いわね……! 運動すればするほど、媚薬の効果が全身に回っていく……! 早く彼女達を救出して奴を倒さないと、ミイラ取りがミイラになるわ……!)
冷たい水の中を泳いでも、まるで鎮まる気配のない快楽の「熱」に浮かされた風花の貌は、淫らに紅潮していた。子宮の疼きに誘われた彼女の指先は、無意識のうちに股間の恥部へと向かっている。
だが、ここで無防備に自慰に耽るわけにはいかない。全身が性感帯になりつつある今の状態でそんなことをしたら、確実に嬌声が上がり、歩哨に見つかってしまう。
万全の状態ならそれでも負ける要素はないのだが、もはや理性すら溶けかけている危険な状況なのだ。足腰に力が入らないせいで、キックの疾さも落ちているかも知れない。
ならば、真正面からの戦闘は避けねばならない。しかし、「港」から先の通路へと繋がる入り口は歩哨の男達にガードされている。
他に、手段はない。
(これは任務のため……! 彼女達を救うためなんだから……!)
やがて、自分自身への言い訳を連ねながら。風花は片手で自分の唇を塞ぎながら、もう片方の手で恥部をまさぐり、少しでも体内で燻る「熱」を発散しようとしていた。
「……んっ♥ んぐっ、ふぅっ♥ ふぅうぅうんっ……♥」
しとどに濡れそぼっていた恥部から愛液が噴き出し、淫靡に痙攣する風花の背がくの字に反り返る。必死に口元を覆い、淫らな嬌声を押さえ込もうとする彼女のくぐもった声が、微かに漏れていた。
「くぅふぅっ♥ んんっ、んぅううっ♥」
か細い指先で「入り口」をなぞっただけで、軽く絶頂してしまった風花は快楽を求める本能に促されるまま。はだけた谷間の奥に手を差し込み、張り詰めた胸の先にある乳首を刺激してしまう。
自ら豊穣な乳房を揉みしだき、乳首を弄ってしまった彼女は再び背筋を駆け抜ける快感に悶え、僅かに嬌声を漏らしていた。
「それでよぉ、あのメスの締まりがいいのなんのって……ん?」
「どうした?」
「いや……あそこの物陰から、女の声が聞こえたような気がするんだよ。それに、『あいつら』みたいに種付けされたがってるメスの匂いもしたんだよなァ」
「おいおい、まさかメス共の誰かが逃げ出してんじゃねぇだろうな? リーダーにバレると厄介だ、さっさと連れ戻しちまおうぜ」
その声と匂いは、どうあがいても隠し切れるものではなかったのだろう。風花の自慰により発せられた僅かな嬌声と、淫らな匂いに反応した歩哨の男達は、「発生源」の物陰へと足を運ぶ。
だが。そこには、誰の姿もなかった。
「あれ? いねぇな……確かにこの辺から聴こえてたし、匂ってたんだが」
「ははっ、お前最近ヤリ過ぎなんじゃねぇの? そんなにハメ倒してぇなら、後で奥のヤリ部屋に行けっての」
「……へへっ。じゃあ、ありがたくそうさせて貰おうかねぇ」
並の「ヤリ方」では、どうあがいても手が届かない高嶺の花。まともに戦っても、勝ち目などあるはずがない絶対的な強者。正義の名の下に圧倒的な力を振るい、自分達のような「下等」のヴィランを冷たく見下していたスーパーヒロイン。
そんな彼女達の美しく清らかな裸身を欲望のままに嬲り尽くし、淫らな肉雌としての嬌声を引き出し。反抗的だった身も心も「快楽」で「屈服」させ、その子宮に穢れた白濁を注ぎ込む。
そんな日々に浸り過ぎて、とうとう幻覚まで見るようになったのだろう。そう結論付けた男達は下卑た笑みを露わにしながら、元の持ち場に引き返そうとする。
「――確かに『やり過ぎ』ね、あなた達」
「なっ!? ごはァッ!?」
「お、お前は……ぐばッ!?」
刹那。挑発的な笑みを浮かべ、その背後に声を掛けた風花の鋭い回し蹴りが、男達の延髄に炸裂した。長い脚に遠心力を乗せた渾身の一撃を急所に食らい、男達は白目を剥いて昏倒してしまう。
自分の存在に気付かれたと察した風花は咄嗟に跳び上がり、頭上の配管にぶら下がっていたのだ。予期せぬ位置からの奇襲を受けた男達は爆乳の揺れを拝む暇もなく、意識を刈り取られたのである。
「ん、はぁっ、はぁっ……♥ やっぱり、身体に上手く力が入らないわっ……♥ 一度はイッたのに、ますます身体が火照ってるっ……♥」
一方、鮮やかな回し蹴りで男達を倒した風花は悩ましく息を荒げており、その全身もしとどに汗ばんでいた。桜色の唇から吐き出される甘い息からも、谷間を伝う汗からも、雄を誘う淫らな匂いが漂っている。
勃起した乳首がはみ出そうなほどはだけられている、彼女の白い胸元からは、特に芳しい汗の匂いが放たれていた。
身体にぴっちりと張り付いたダイバースーツの中で熟成されていた、「交配」を求める淫らな雌の香りが、解放された胸元から溢れ出しているのだ。
見つかるリスクを頭で理解していても、自慰を始める手を止められなくなるほどの快楽。その甘い誘いに惑わされている今の彼女はすでに、万全の状態には程遠いものとなっていた。
「……やっぱり、蹴りにも思ったように力が入らないわね。活動が長引けば長引くほど、私まで媚薬に……んぅっ♥」
ダイバースーツの生地が微かに乳首や恥部を擦るだけで、甘い声が我慢出来ないほどにまで性感が高まっている。このままではグラトニオと遭遇しても、まともに戦うことすら出来なくなってしまうだろう。
可能な限り重傷者を出さないようにと、これまで徒手空拳で対処して来た風花は、ついに「伝家の宝刀」を抜く決意を固めた。彼女は腰のホルスターから黄金の光線銃を抜き、奥へと繋がる通路へと一気に突入していく。
「必ず……必ずあなたの手から、彼女達を助け出すわ。待っていなさい、グリード・グラトニオッ!」
その鋭い眼は。肉欲に抗わんとする、正義のスーパーヒロインとしての気丈な輝きに満たされていた。