周回とか時間かかるイベントは月に2回ぐらいにしてほしい
第七節、一話分にはキリが悪いような気がしますがナンバリングは、ずらしたくなかった
「なあ、アンデルセン。助かったが、今戦えてなかったか」
「お前の目は節穴か。最弱サーヴァントがまともに戦えているのは、相手も最弱サーヴァントだったからに決まっているだろう」
「いや、あの宝具はアンデルセンのおかげで、破れたのだ。卑下することはないだろう」
「俺が英霊になったのは事故のようなものだぞ、小説家泣かせの大英雄と一緒にするな。憧れを押し付けるのは柊四四八だけにしておけ。英霊も自身の人生を誇っている奴ばかりではないだろう」
「違う、私はっ」
「俺を好きにさせてくれるのなら勝手にすればいい。ほら、さっさと行くぞ」
「これは......」
何度か交戦しながら辿り着いた魔術協会は、瓦礫の山と化していた。
「おい、柊四四八。いや、他の奴でも良い。宝具でこの瓦礫を退けてみろ」
タラスクによって、瓦礫が除去されるとそこには分厚い氷のようなもので塞がれた地下へと続く階段があった。
「やはり、地下はあるようだな。状況からしてゾォルゲンかパラケルススが塞いだんだろう。書庫か何かも地下にあれば良いが」
「どうすれば、入れるのでしょうか」
「こんなことなら、誰かキャスターを連れてくればよかったか。俺はただの童話作家だぞ、魔術的なものを期待するな」
階段を塞ぐ氷のようなものを眺めながら、地下に行く方法を話し合っていると、それの表面が揺れて流れるように遡って瓦礫の中へと消えた。
「良かったな。少なくともお前たちが会いたい男は、生きて意志疎通のとれる状態である可能性が高そうだぞ」
「どうしますか、先輩?」
「行こう。パラケルススが言っていたことが真実だったとしても罠だったとしても、会う必要がある。そうですよね、四四八さん」
「ああ。俺が先頭を進もう、マシュはマスターを頼む」
階段を降りきると長い通路に突き当たる。
右側には先ほど見たものが塞いでいる。
「思ったんだけど、これって魔霧を防ぐ防護膜なのかしら。どうやら氷ではなく、液体のようだし。暗くて見通しは変わらないけど、入ってから霧が薄くなっているのよ。魔術協会の魔術の可能性もあるけど、それなら上の建物自体無事でも良いはずだから、ゾォルゲンの魔術なのかしら」
そう言いながらマルタさんは、全員に浄化をかける。
「おい、お前たち。大事なことを忘れていないか」
「罠の可能性は低くなったかもしれないが、警戒を怠る気はないぞ」
「特異点のマスターが居るらしいが、俺は本を探しに来たんだ。あちらは案内まで出してきたようだし、どちらが先でも良いが、絶対に立ち寄れ。いいな」
アンデルセンの言葉を聞きながら、私は膜を抜けて出てきた羽虫を見ていた。
羽虫はこちらを向いて静止した後、膜を通り抜けて戻っていった。
「使い魔か。どうやら、これを抜けて来いということらしいな」
四四八さんがそういうと、マルタさんは杖で膜をつついた。
「うーん、流石につつくだけじゃわからないわね。じゃ、こうしてみますか」
「えっ、あの、マルタさん?タラスクさんを出してどうするおつもりですか?」
戸惑うマシュを横にタラスクが膜の中に押し込まれる。
「よしっ。とりあえず、入ってすぐどうにかなるものは無さそうよ」
その後、結論として、ジキルさんとマルタさん、静謐のハサンが膜の先に向かうことになった。
『戦力分散は避けたくはあるけど、他の選択がある段階ではマスターの安全が最優先だ』
「では、マスター。何かあれば私が連絡に伺います」
「わかった、気をつけて行ってきてくれ。四四八さん、マシュ、私たちも行こう」
マキリは水属性らしいので、水の膜とか張らせてみました(゚∀。)y─┛~~
次回3/7 0:00予定
イベントに追われなければ、今度こそ過去話を書き直したいところ