本日、モードレッド追跡者を静謐のハサンからナーサリーライムに修正、マキリ面会組にジキルを追加しました。
過去話への影響は殆どないので、変更点だけ把握していれば、今話から読めるはずです
ところで、またFGOで新イベント始まりましたね
もう周回が辛いです
「ジキルさん達、大丈夫でしょうか?」
歩きながら、先ほど別れた三人のことを話す。
「罠の可能性は低そうだった。別行動すると決めた以上、彼らを信じて、こちらのことに集中した方が良いだろう」
『あーーーーっ!』
「どうしましたっ?ドクター!」
『マキリ!
「詳しいですね、ドクター」
『えっと、マリス・ビリー初代所長から聞いたことがあるだけだよ』
「どんな人物なんだ?」
『個人については殆ど知らないけれど、聖杯の英霊システムは彼が作ったらしいよ』
「つまり、既に英霊召喚に精通している可能性もあるのか」
「一応、ジキルさんも居るが、サーヴァントを無力化された場合、彼が危険だな。今から戻って間に合うだろうか」
「待て。どちらの可能性もあるのなら、この行動が現状の最善だと全員で決めただろう」
悩みながらも足をすすめていると再び分かれ道にぶつかった。
「アンデルセンさん、どっちに向かえば」
「オレが知るわけ無いだろう」
そう返したアンデルセンと共に分かれ道へ視線を向ける。
「おい、道案内が来たぞ。エスコートしてもらえ」
そこにはふわふわと浮かんだ本がこちらに近づいてくる姿があった。
『サーヴァントではなさそうだし、魔道書が魔力にあてられて変化したのかな』
「手荒い案内だな」
通路の先から十冊近く飛んできて、魔術を放ってくる。
迎撃しながら、魔本がきた方向をたどって行くと書庫を見つけた。
「どうやら、辿り着いたようだな。俺が探している間、しっかり守れよ」
書庫に入るとアンデルセンが物色し始める。
しばらくして、何冊か抱えたアンデルセンが全員に呼び掛けた。
「おい、肉体派の誰でも良い。この本を抜いてくれ。まったく誰だ、こんなに無理に詰めたのは。もう少し丁寧に扱え」
その言葉に顔を見合わせて、四四八さんが手伝いに行った。
四四八さんが抜けた分、マシュが近寄ってくる。
「ぁ痛っ!」
「先輩!?」
突然、頭に何かが落ちてきて、衝撃を受ける。
反射的に私は落ちてきたものを掴んでしまった。
どうやら、落ちてきたのは本だったようだ。当たった衝撃で開いてしまっている。
「すまない、大丈夫だ。この本が降ってきただけで」
「悪い。俺が本を抜いた影響だろう。俺が戻してこよう」
手伝いを終えた四四八さんが戻ってきて、手を差し出してくれる。
四四八さんに渡そうとして、一つの文が目に止まる。
「ああ。いや、待ってくれ、私も読んでいていいか?」
"日本の信仰機関で用いられている東洋魔術"
「何か気になる内容でもあったんですか?」
「ああ、私の使っている魔術について書かれているようで、もしかしたら役に立つかもしれない」
「ぶつかったのは災難でしたが、ラッキーでしたね」
「ああ」
書庫の入り口に戻った四四八さんたちに警戒を任せて私は手に持った本を読み始めた。
「ん、栞か?......、なに?」
私が栞かと思ったそれには、私たちに宛てられたとしか思えない文章が書かれていた。
"カルデアのAチームは生きている"
「えっ......」
「どうかしましたか、先輩」
そういって覗き込んできたマシュも固まってしまう。
『どういうことなんだ。これを書いたのが、レイシフト記録の異常の原因か?』
「Aチームが生きている......」
そう呟いたマシュは喜んでいるような不安なようなそんな顔をしていた。
「マシュ、大丈夫か」
「......はい。これは誰が書いたんでしょう。内容からして、人理焼却を知っていそうですが」
「静謐のハサンがこちらに来たら、マキリに話を聞きに行きたいな」
「そうですね、マスター」
書庫の入口から物音がして、四四八さんから声をかけられる。
「マスター、マシュ!悪いが、敵襲だ。手伝ってくれ」
「勿論だ。任せっぱなしにしていて済まなかった。加勢する」
四四八さんが戦っていたのは、入り口から外が見えないほどの魔本と敵性体だった。
回復術士のやり直しの姫様に仙王ぶつけたい(゚∀。)y─┛~~
次回、3/14 0:00予定