今回、思い付きで簡易な戦闘データ作ってみました。
サーヴァント戦のみ実装予定。
俺がステータスはフレーバー以外読み飛ばす派なので6行です
「マシュ、俺が出たら入口に宝具を展開してくれ」
「ですがっ」
「俺を信じろ」
「っ、分かりました」
扉の外に四四八さんが消え、マシュが宝具を展開する。
鈍い音や金属がぶつかる高い音が聞こえる。
数こそ多かったが、四四八さんなら勝てるだろう。
やがて、静かになり、マシュが宝具を解除すると四四八さんが戻ってきた。
「戻った」
「お帰りなさい」
「それにしても、あのメッセージはどういうことなんだ?」
『マキリ本人が書いたなら、態々ここにしかも本に挟んで残す意味が分からない。必要な偶然が多すぎる。エミヤのような未来のサーヴァントがカルデアを知っていて、たまたまロンドンに召喚されていた、と考えた方がまだ確率はあるかな。未来視ならシールダー召喚時に応じていた方が対策できるだろうし』
「Aチームが生きていて困ることなどないし、カルデアを知る第三者が居ると考えておけばいいか」
情報が少なすぎて結論の出ない話を切り上げ、読書に戻る。
ページが半ばまで差し掛かったところでアンデルセンの声が聞こえて顔をあげる。
「なんだ、お前たちも読んでいたのか。護衛さえしてくれていれば構わんが。こちらは終わったぞ」
「なら、気になっていた事について教えてくれ。この霧をどうにかできそうか?」
「何の事だ。俺が気になっていたのは、聖杯戦争の仕組みだ」
「えっ。聖杯戦争の仕組みなら召喚時に与えられるのでは?」
マシュの言葉にアンデルセンは眉間に皺を寄せる。
「ん?与えられた知識も不完全なのか。これのどこが聖杯戦争だ。聖杯も争いもあるが、冬木聖杯とはモノが違いすぎるだろう。聖杯は必要な情報しか渡さん」
そういうと冬木聖杯のシステムについて話し始める。
アンデルセンの語る疑問と解答を、肩を落としながら聞いていると静謐ちゃんが一人戻ってきた。
「マキリからこの特異点とルーラー、特異点側の現状についての情報を得ました。結界ごしでの対面を要請されておりますが、いかがなさいますか。ルーラー打倒の共同戦線について話し合いたいとのことです」
『それって、君達だけで聞けなかったのかい?』
「最も霧の影響を受けないカルデア本部に直接話したいとの事でした。決行は最長で明日の夜までしか伸ばせないそうです。
一度も結界を通らないルートは構築済ですが、どうなさいますか?」
「結界を避けられるなら行こう!敵だったとしても向こうが動かないのなら、こちらから行くしかない」
『なら、直ぐに向かうとして、静謐のハサンは歩きながら、情報を話してくれるかな。僕が纏めておくよ』
「はい」
静謐ちゃんとドクターが話しているのを聞きながら、彼女に付いていくと通路の途中で部屋の扉を開けた。
中には誰も何も無い。
「静謐ちゃん?」
「合図をして来ますので、マスターたちはこのままお待ちください。天井を空けて貰います。通ったあとには、マシュとアンデルセンで穴に宝具を展開してください」
『魔術協会の隠し通路とか期待してたら、凄く乱暴な手段だったんだけど』
「あの、アンデルセンに手伝って頂いても、話し合いが終わるまで持たないのですが」
「宝具の展開中にマルタが壁を崩して塞ぐことになっています」
「もしかして、考えたのマルタさんか?」
「いいえ、マスターに結界を通らせないで連れてくる方法として、結界の一時解除よりも、床に穴を空けて通ったあとに塞いだ方が影響が少ないとの事でした」
静謐ちゃんが用意した縄梯子でマルタさんが空けた穴を抜け、皆で瓦礫を使い穴を塞ぐ。
2ヶ所、壁に大穴が空いているのは聞かない方が良いのだろうか。
静謐ちゃんとマルタさんの案内で、結界で塞がれた部屋の前にたどり着く。
「来たか。私がマキリ・ゾォルケン、特異点のマスターだ」
マキリと結界ごしに出会う。
どこか陰気そうに見えるのは霧で輪郭が薄れて見える所為だろうか。
『こちらのアサシンから情報は聞いたけど、いくつか確認したいことがある』
「よかろう。その気があるのなら、こちらもカルデアが
信じると決め、ドクターとマキリが現状のすり合わせを行い、打倒ルーラーの策を話し合う。
「明日の夜、ルーラーに魔神柱をぶつける。倒せれば良いが、まず無理だろう。そこで、カルデアには止めを刺して貰いたい。力押しだけでどうにかなるとは思ってない、カルデアは短い期間だが出来る限りの対策を考えてくれ」
『いくらなんでも短すぎるっ。もう少し伸ばせないかい?』
「無理だ、これを見ろ。キャスターに託された宝具で結界を張っていたが、既に分解が始まっている。キャスター敗北後もサーヴァント使役の応用で維持していたが、明日の夜が限界だ。宝具無しではルーラーの元まで人間は耐えられないだろう、サーヴァントでも落ちるぞ」
「こちらのキャスターの護符がある。これで期日を伸ばせないか?」
「ジキル!貴方はこの時代の人間だろう。ここは耐性のある私が」
「特異点さえ修復すれば、時代は全て元に戻るんだろう?なら、自分の護符で時間を買った方が良い」
そういって、ジキルはマキリに護符を渡してしまった。
「随分と質が良い、神代のサーヴァントか。だが、所有者の毒耐性特化だな。道を切り開くには方向性が違う。サーヴァントのことも守るなら、そうだな、深夜までは保たせよう」
「わかった」
「ジキルっ」
「情報が足りなければ、バベッジを探せ。彼はルーラーを倒すためになるべく多くの情報を収集して残しておくと言っていた。彼の口振りからして、聖杯を使い自身を機械化している可能性が高いが、正気かどうかは半々だ。何せ、私が逃がされた時には聖杯は汚染されかけていたからな」
マキリと別れ、出口へ向かう。
数時間振りに地上に出たが、霧に覆われていて解放感はまるでない。
「みぃーつけた」
「アサシンッ」
突然、マシュの背後に現れたアサシンが振り抜いた短剣をマシュは身体をひねりながら、盾で受け止めた。
「マシュッ!」
しかし、その側面から目の前に見えているアサシンが切りかかり、マルタの杖と交差した。
「ありがとうございますっ、マルタさん」
「アサシンが2人?」
「いいや、まだ居る!」
後ろから四四八さんの声と金属音が響く。
『"私たち"とは言ってたけど本当に複数人だったのか!?』
「くっ、何人居るんだ!?」
「
『えっと、ジャックザリッパーの廃神が何らかの方法でアサシンになっているのか?廃神召喚だけでなく、改造までするとかここの聖杯のリソースはどうなっているんだっ。希望的観測としてはアサシン自身を倒せば霧に戻る、最悪の場合は霧が有る限り無限湧きかな』
「判別方法は?」
『こっちの計測器で検知できれば良かったんだけど。そうだ、モードレッドの直感っ......。あーっ、八つ当たりツアー中だった!マルタさん、四四八くん、判別できるスキルとか持ってない?』
「ルーラーとして呼ばれていれば出来たと思いますけど、ライダーでは戦闘しながら判断するのは難しいですね」
「専門ではないが出来なくはない。対面すれば判る程度だ、あいつも来ていれば直ぐ特定できただろうが」
「いや、出来るだけ上等だっ」
「いやはや、絶体絶命だな。マルタにマスターとマシュだけでも逃がして貰うか?いや、俺も乗せていけ」
「大丈夫だっ、私はまだ戦える!」
「っよし。メディアさんには止められたけど、ここは使いどころかな」
「ジキルさん!」
ジキルは液体の入った筒を取り出して、アサシンたちの中心に飛び込んでいった。
「来た、きたきたキタァッ!」
「今の、ジキルさん?」
ハイテンションな声と共に激しい斬擊音が響く。
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推奨レベル46 アサシン
サポート 柊 四四八
エネミー ジャック[殺]◆、ジャック(夢)[殺]×8
ブレイク ランダム(女性優先)即死効果
特殊 『ハイドの会心』
毎ターン、ジャック(夢)1体スタン。HP半分以下の場合即死
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大乱戦の中、四四八さんが声をあげる。
「見つけた!
宝具、
破魔の刃がアサシンの胸部を貫く。
そして、
「ごめんね、おかあさん......」
そう呟いて、アサシンは還っていった。
特異点Fではセイバーオルタではなくカッスが「来たれ、勇者」とノボリを立ててうっきうきでスタンバってる(゚∀。)y─┛~~