「ゥ.....」
バベッジであるらしい鉄塊を見上げながら、フランが声を漏らす。
「戦うしかないんですか!?」
『向こうはやる気満々だからね!冷たいようだけど、人理修復までの辛抱だっ』
「そもそも、本人の部分残ってんのか?」
戸惑いながらもバベッジとの戦いが始まった。
▶▶▶▷
サポートサーヴァント
モードレッド LV55
エネミー
スキル[霊子解析A][機関の城塞EX][蒸気機関出力上昇A]
宝具『
ブレイク「解析完了」
援護「フランの慕情」
ブレイク後宝具発動で戦闘終了
▶▶▶▶
「だあぁっ、こいつも面倒な能力だな、おいっ」
モードレッドは苛立たしそうに高温の蒸気に熱されながら、攻撃を弾く。
「さながら、現代にあるというコンピュータだな。かなりの対応力だ」
四四八さんとモードレッドが攻める中、ハンマーを振り下ろしながら、声を届け続けるフラン。
「ウーッウウッーー!」
「マスターっ、バベッジさんが止まりました!」
フランの声が届いたのだろうか。
急に停止し、攻めあぐねていた二人の攻撃が機体に直撃する。
再び機械音声のような声が響く。
「情報開示対象、フランケンシュタインを認証しました。登録されたメッセージを再生します」
「開示対象?フランなら最初から居たぞ」
「叩いたから直ったとか」
『これを聞いている者は、人理焼却以前から私を友としてくれていたものか、現在の同志であり、異変を解決しようとしているものだろう。
私に辿り着く前にマキリ・ゾォルゲン、パラケルススのどちらから聞いている或いは本人であれば既に知っている情報もあるだろうが、私の知る全ての情報を開示する。
カルデアの者と合流した際には全ての情報を私に付属している情報マテリアルに出力してあるので持っていって役立てて欲しい』
「あれでしょうか」
「認証されているフランにとってきて貰おう。頼めるか?」
「ウッ」
フランに回収して貰い、マシュに転送させる。
『中身を確認するのは安全性確認が終わってからになるけど、受け取ったよ。聖杯でごり押しで霊基として固定?いや、魔術で作られたコンピュータのメモリ領域?』
受け渡しの間もバベッジのメッセージは続き、パラケルスス、マキリから情報が語られる。
抑揚がないので、平時であれば途中で寝ていたかもしれない。
『我々はロンドンの地下の拠点で聖杯を蒸気機関アングルボダに接続し、魔霧発生の動力源にしていた。
移動していなければ、ルーラーもそこに居るだろう。
ルーラーは外部を正確には認識していない。
カルデアの神性持つサーヴァントに聖杯を回収させた後にルーラーの霊基を破壊するというのが、私が情報を得た上での結論だ。
なるべく誘惑に強く、薬自体への耐性をもっている者が望ましい』
『警戒すべき点をあげる。
まず、聖杯の性質の変質
次に、あるはずのない聖杯戦争のルーラーの七騎分の令呪
最後に、人間を介した詳細不明の外部情報の入手
故に絶対に生身の人間を同行させず、気づかれる前にサーヴァントだけで聖杯と霊基の破壊を行うように。外部情報の入手条件だが、ルーラーは霧の影響下にある人間からであると推測している』
『我々に言う資格はないが、これを聞くものとカルデアが奴を打ち破ることを願っている』
そこまで言って、バベッジは沈黙した。
アンリマユが聖杯を染められるなら、盧生にもできる(゚∀。)y─┛~~
アンリマユがこの世全ての悪なら、盧生(候補)は人類全ての目標、つまり魔王勇者入りならクリアすれば願いが叶う試練を押し付けてくる聖杯になる?
十二の試練(戦争勝利後)