※この作品はR-18です。

FGO 第四特異点 仙界魔霧都市ロンドン   作:吉貝 雷

20 / 25
南天ちゃんが静乃とカルデアを罵倒していますが、南天ちゃんのゲスカワによるものであり、登場人物を貶める意図は南天ちゃんにしかありません


第十二節 崑崙宮殿1/3

『待って、え、どういうことっ!?話通じてるよね!?モニター正常?』

私の耳から混乱するドクターの声が入ってくる。

緋衣南天と名乗ったサーヴァントの口は、私達を切り刻むのを止めない。

「カルデア代表って口だけのあんたであってる?」

ドクターからの返事はない。アニメに逃避しているのだろうか。

私も逃避しているのは変わらない。

 

「あ、あのっ!緋衣さん。今は言い争っている場合ではっ」

「あんたもあんたよ。石神静乃を甘やかすから、終段も使ってない最弱の盧生、黄錦龍(ファンジンロン)に負けてるのよ」

「私に至らないところがあるのは、わかっています。でもっ、先輩は!」

 

マシュが止めようとしてくれたが、彼女の口は止まらない。

 

「なに?阿頼耶は私をこの仲良しごっこに付き合わせるつもりなの?真っ平御免よ。いい、あんた。私は、今の現状はそこで感傷に浸ってる石神静乃が全力を出してない所為だって言っているのよ。ちょっと全員黙ってなさい、たたき起こすわ」

「えっ、ズルいですよっ、抜け駆けですか!わたしにもアプローチさせてください!」

 

緋衣南天が私の方に歩いてきて、じろじろと蔑みしか感じない目線で見上げると私の隣まで近づいてきて、耳元で囁いた。

「こっち(戦真館)の方でも、あんたは英雄好きで、偽善者で、妄想癖のある奴だったけど、ちゃんと自分の戦いをしてたわよ。夢(アヘン)にはあんたと同じように見事に嵌まってたけどね。さっさと立ちなさい、あんたの大好きな柊四四八と石神静乃が成し遂げた黄錦龍(ファンジンロン)の倒し方を教えてあげる。あんたは私に使われてなさい」

 

『君は一体?』

 

「別の世界線の逆十字にして、黄錦龍(ファンジンロン)の眷属よ。こっちでも縁の所為であいつのサーヴァントになってるみたいだけど、ルーラーだかなんだかしれないけど、この程度の妄言(アヘン)を振り払えないから、人理焼却なんて許すことになるのよ」

 

「黄錦龍(ファンジンロン)のサーヴァントっ!」

私は思わず叫んで距離を取る。

 

「それがどうかした?マスターに逆らうサーヴァントなんて珍しくないでしょう。こっちの目的の為に使ってあげる」

 

『それはそうだけど、ルーラーは何故か令呪を持っているんだよ』

 

「あいつは私が何してようが気にしないわよ。黄錦龍(ファンジンロン)の使い方なら任せなさい。さっさとあんたたちも私に使われなさい、魔神柱と組んだなら私と組むぐらいどうってことないぐらい追い詰められているんでしょう」

 

『うっ......。えっと、どうするつもりだい?あと、その目的とやらを聞かせてほしい』

 

「こっち(戦真館)の石神静乃と同じことをしてもらうわ。んー、そうね、教えてあげる。

 

私を救うだけ救って勝手に消えた英雄(のぶあきくん)と英霊になって再会するためよ」

 

「大切な人なのか」

 

「柊四四八より凄い道具よ、これで満足?こっちはさっさと終わらせたいの。まずは妄想じゃない過去の本人を喚びましょう?」

「みごっ!?まさか、そこの如何にも触るな危険って感じの聖杯使う気じゃないでしょうねっ。なんかあっちのヤバげなサーヴァントと同じ気配するんですけど」

 

「敵のサーヴァントを明言してる相手に言われるがままに聖杯を使うわけには」

 

「判断が遅い。はい、これはなんでしょう?」

そういったキャスター南天の手には、静謐のハサンが回収したはずの聖杯があった。




南天ちゃんは万仙陣後、信明くんをそのままにはしないはず(゚∀。)y─┛~~
次回、5/9 0:00予定
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。