※この作品はR-18です。

FGO 第四特異点 仙界魔霧都市ロンドン   作:吉貝 雷

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前書き書き換え忘れてました(´・ω・`)


第十三節 そして、霧の彼方にて 2/2

『さて、予想外のことが起きたけど、お疲れさま。

これで事態は収拾するはずだよ。

「さて、ロンドンの異変もこれでなんとか解決だ。レイシフトの準備が整ったよ。』

ロマニにそういわれ、別れの挨拶をしようと口を開く。

 

『って、えっ、あれ。ちょっと計器の数値が乱れてるんだけど。そっちは何ともない?』

 

「――っと。言った矢先に何か来たみたいだぜ。何だ?」

『高密度の魔力反応があるぞ。魔霧はもうほとんど消えたのに、何故?』

 

『何かとてつもないものが来る!警戒してくれ、マシュ、静乃ちゃん!』

「何が来ようと関係あるかよ!オレがまとめて叩き斬ってやる!来い!!」

 

「――――。なんだ、もう終わっているのか」

現れたのは、軍服の女性だった。

「こいつは......、クリームヒルト?」

『残った魔霧の殆どを吸収しながら現界している!まずいぞ、この魔力量は......!』

 

私たちが警戒する中、柊四四八さんが軍服のサーヴァントに話しかける。

「何をしに来た、クリームヒルト・レーゲンシュバイン」

「何と言われても、手伝いに来たのだが。丁度ここに向かっている奴が居たのでな。いわゆるタダ乗りというものをしてきた。

おや、そこにいる彼女らはどうしてそんなに強張った顔をしているんだ」

「待て、お前以外に何か来るのか?あの馬鹿じゃないだろうな」

「違うとも。おや、来るぞ」

『もう、この時代に脅威はないのに今更一体誰が.....。

えっ、なんだこの反応......!?』

「ドクター?」

『何かがそこへ出現するぞ!

サーヴァントの現界とも異なる不明な現象だ!』

「不明?いや、これはむしろレイシフトに似てるか?

そんなはずはないぞ、カルデア以外にこの技術は......!」

「空間が開く...!来るぞ」

 

「魔元帥ジル・ド・レェ。帝国神祖ロムルス。英雄間者イアソン。こいつらも小間使いすら出来なかったが、まさか、召喚すらされぬ奴が出るとはな。実に下らない。

やはり人間は、時代を重ねるごとに劣化する」

 

『音声しか拾えない!どうした、何が起きたんだマシュ!静乃ちゃん!』

「わ、わかりません。ヒトのような影がゆっくりと歩いてきて――」

 

「下がっていろ、お嬢さん。あれは穢れている。まっとうな娘が見ていいものではないぞ」

「いや、私は......!」

「お前もお嬢さんだろうが。だが、石神とマシュを下がらせた方が良いというのは同感だ。

......、まさか、黄錦龍(ファンジンロン)、これを知ってたんじゃないだろうな」

そう言って剣に触れる。

「なんだ、四四八。私を女性として見てくれていたのか。どうだ、この後。一子もうけないか」

「断る。どうしてそうなる」

「私も退散退散。私じゃ穢されちゃいます」

 

「この気配、悪魔か天使か。神すら有り得ます。逃げた方が良いのでは」

「逃げの一手には賛成だ。やれやれ、本命が来るには早すぎるだろう」

『本命!?』

 

「ほう、私と同じく声だけは届くのか。

カルデアは時間軸から外れたが故、誰にも見つけることのできない拠点となった。

あらゆる未来――すべてを見通す、我が眼ですら、カルデアを観ることは難しい

だからこそ生き延びている

無様にも。無残にも。無益にも。

決定した滅びの歴史を受け入れず、いまだ無の大海にただよう哀れな船だ」

「それがおまえたちカルデアであり、石神静乃という個体」

「燃え尽きた人類史に残った染み。私の事業に唯一残った、私に逆らう愚者の名前か]

 

「お前は誰だ!レフの言っていた王か」

 

「ん?なんだ、既に知り得ている筈だが?

そんな事も教わらねば分からぬ猿か?」

 

「だがよかろう。その無様さが気に入った。聞きたいのなら応えてやろう。

我は貴様らが目指す到達点。七十二柱の魔神を従え、玉座より人類を滅ぼすもの。

名をソロモン。数多無象の英霊ども、その頂点に立つ七つの冠位の一角と知れ」

 

「さて、それよりもそこの無礼な女。冠位たる我を利用したのだ、少し踊るがよい」

 

Battle▶▷

御使いの四柱(?) LV55

 

サポート 柊四四八 LV60(固定)

宝具「焦がれし嘗ての英雄譚(破段・顕象)」

 

常時「破魔の剣」 柊四四八のクラス相性を「?」に対して有利にする

開始時「憧れの形」柊四四八にガッツ付与(3回)、NP獲得量アップ(極大)

毎ターン「メメント・モリ」 敵全体に5000ダメージ

 

Finish▶▶

「――宝具、焦がれし嘗ての英雄譚(破段・顕象)!」

 

「はっ、御大層な口上の割には大したことなかったなあ!」

「ふん、思い上がるな。今のは、一撫でにすら満たない、精々しょんべん程度だ。貴様らは全ての特異点を修復して、ようやく"私が解決すべき案件"に成り得るのだ。精々、足掻いていろ」

そういうと、ソロモンの姿が消えた。

 

「む、私もか。元より今回は時間も残されていないようだからな。次はお互い生身か、聖杯を持って再会しよう、四四八」

それに続くように突如現れた第三盧生は去っていった。

 

「あー、くそっ!ソロモンの野郎逃げやがって!!なんだ、ロンドンは俺を消化不良にしないと気が済まねえのか」

「しかし、奴の言っていたことは事実だ。あのまま続けていれば、いや、ソロモンが直接手出ししていれば、こちらは全滅していた可能性が高い。宝具を当てたとき、手応えが全く無かった。英霊としての格どころか、出力そのものが違った。

だからと言って諦める気は毛頭ないが」

「おっと、俺もここで退散か。気分わりいが、オレにしちゃあ上出来だ。無念なのはここで終わりってコトだが、ソロモンの野郎を絞めるときは絶対呼べよ。優等生にばっか、美味しい思いはさせねえ」

そう言ってモードレッドが還っていった。

 

『とにかく、みんな無事でよかった。事件は解決したけれど、大団円とは行かなかったね』

「え、ダヴィンチさん?Dr.ロマンはどうしたんですか」

『ちょっと落ち込んでいるだけさ。まあ、天才に任せたまえ』

 

「あら、わたしも帰るじかんみたい。少しはおやくに立てたのかしら?」

「俺もだな。まあ、達者でな。俺は呼ばんでいいぞ」

 

四四八さんが私の頭に優しく手を置く。

「流石に俺もここまでのようだ。石神静乃、一人の少女が背負わせるには重い未来だが、英霊(おれたち)が居る。俺も大した霊基ではないが、いつでも呼んでくれ」

「はい、ありがとうございました、四四八さん。みんなに迷惑もかけたけれど、それでも貴方に会えてよかった」

 

今度こそ本当に終わったのか、特異点に呼ばれていたサーヴァントたちが還っていく。

残ったのは、カルデアとロンドンの住人だけだ。

 

「あの、そういえば緋衣南天さんが見当たらなかったのですが」

『ルーラーのサーヴァントだったんだろう、マスターが居なくなって還っていたんじゃないかい?』

「手伝って頂いたのに、お礼が言えませんでしたね。先輩」

「感謝しづらい態度だったがな。私が腑抜けていた所為でもあるだろうが」

 

『二人とも、今度こそレイシフトの準備が整ったよ』

「なんだか、寂しくなるな。向こうでも元気で」

「ジキルさん、協力してくださって、ありがとうございました」

「いや、最後はむしろ足手まといになってしまって済まない。メディアさんの忠告をもっと考えるべきだった」

「いえ、あの時は他に手が無かったと思います」

「ああ。今までありがとう」

「ウー!ウー......」

「はい、フランさんもお元気で」

 

そうして、私たちは漸くカルデアに戻ってきた。

「お帰り、二人とも。今回も無事......とは言い難いけど、とにかく良かった」

そういってダヴィンチちゃんが出迎えてくれる。

「一晩そっとしておこう。明日になってもダメになってるようなら、気合を入れなおしてあげてくれ。

君たちも疲れただろう、今夜はゆっくり休むと良い」

 

「......部屋に到着しましたね。先輩、お疲れさまでした」

「大丈夫だ、そんなに疲れてはいない」

「それでも。部屋でゆっくり休んでくださいね」

「ああ、ありがとう。マシュ」

 

 

定礎復元(order complete)

 

翌朝、部屋を出ると廊下に柊四四八さんがいた。

「予想より、随分と早い再会になってしまったが、これからよろしく頼むぞ。マスター」

「柊、四四八さん......」

 

[ストーリークリア加入]

☆☆☆

柊 四四八(ルーラー)

 

スキル① カリスマA

宝具(バスター)『勇気を示す者』対人宝具

対象:自身より後ろに配置されている味方全て(控え含む)

状態異常を全て解除。NPチャージ(小)




特異点としては今回で完結
次回は蛇足です

次作はVチューバーになっていただく予定(゚∀。)y─┛~~
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