白と褐色の幼女が、街で聞き込みと称して暴れ回った後に街の支配者に捕まった。
それが暴徒鎮圧の美談として取り扱われ、その実、アズラクの屋敷の中でどのような徹底的に過ぎる陵辱が行われたか、部外者は誰も知らぬままだった。
そんな事件から数ヶ月が過ぎていた。
改めて言うが、ここは悪徳の街である。
悪の親玉であるアズラクが実質的な支配をし、無法と非道が日常のようにまかり通る街。
だが、悪人だけで街は成り立たない。
表面上の街としての体裁を整える程度のものは機能している必要があるし、外の街との流通も存在している。
つまりは、人を人とも思わぬ悪漢どもが幅を利かせて蔓延ってはいるが、そうではない者達も虐げられつつも住んではいるし、外の街との人の行き来も無くは無い、というわけである。
纏めて言えば、曲がりなりにも外聞は存在する、のである。
であればして、警備隊さえ買収され腐敗に満ち満ちていようとも、日中ひなかの公衆の大面前で人倫無道の悪辣な輪姦ショーが行われる、などということは日常では決して無いのであった。
という「常識」を踏まえて頂いた上で、街の中央に位置する大広場で今、行われているモノを見ていただこう。
一段高く設けられた丸いステージの上には、女が三人と男が多数。
女の内訳はもう少し詳しい方がいいだろう。
一人は人間というよりは最早、達磨であろう。
両手両足の四肢は随分と前に切断されて存在せず、片目片耳も削がれた後だ。
失われた手足の代わりに切断面には金属の嵌め具が取り付けられ、その先には何処かへと繋げられた鎖が伸びていた。
残りの二人は白と褐色の幼い幼女だ。
倍ほども体格差のある男達にどちらも嬲られている。
手足と首には身体に見合わぬ太い鎖をつけられ、動かすのも億劫そうにしながらも、男達に命ぜられるままに手や口や腰を動かしている。
褐色の幼女の肩や太ももには痛々しい焼き印の痕がついていた。
彼女達は何故大衆の前で輪姦されているのだろうか。
そして何故、台に上がっている男達だけでなく、周りで観戦している男達まで、止める事なくむしろ盛り上がってさえいるのだろうか。
それは特別に設けられた観戦席から眺めながら、楽しそうな実況と女達への言葉の暴力をぶつけている主催者、アズラクが説明してくれていた。
「さぁて、月に一度の賭け奴隷も中盤へと差し掛かってきましたねぇ。今回は見ての通りこちらの3体の肉人形が賭けの対象となっております。賭けの勝者には配当金が、そしてプレミアムチケットで買われた唯一の勝者の方には彼女たちのお持ち帰り権が発生いたしますっ。券売はスタッフが適当なところで終了しますので、お買い求めはお早めにどうぞっ」
台の中央では今まさに幼女二人が膝立ちの向かい合わせの形で犯されている最中だった。
ぱじゅっぱじゅっ、ぱじゅっぱじゅっ!
「うっ……、……ぇうっ、あぐっ……っ。うっ……っ」
「んんっ、あぅっ。……あっ、ごめ、なさ……。んあっ、うっ……」
エリスとセラ、二人ともが既に何人もに輪姦された後なのか、瞳に力は無く、身体は後ろから突かれるままにガクリガクリと無力に揺らされていた。
だが、そんな弱弱しい反応の幼女二人に、彼女たちを犯している男たちは不満げなのか、荒々しく言葉を吐く。
「ちっ。本当に人形みたいに弱ってきちまいやがった。おい! 黙ってんじゃねぇよ! 雌穴なら少しは喘ぐなり泣き叫ぶなりして俺達を楽しませろよ!! 仲間の命がかかってんだろぉ!?」
エリスにつけられた首輪を後ろに強引に引いて、男が褐色の幼女をバックで犯しながら耳元で怒鳴る。
「うぐっ!?」
既に元々持っていた不敵さなど、嬲られ続けた日々の中で失われてしまったエリスだったが、男の言葉と首を絞める強い引きで僅かに瞳に生気が戻る。
「うぁっ、シ、シンシア……。んんっ」
ちらりとシンシアの方へとエリスが視線を向ける。
視線の先には大きな桶があった。
人一人を大の字にしても余裕で入りそうな大きな木桶。
深さはそれほどでもないが、そこに満たされた液体に入れば人体が丸ごと沈んでしまうのは間違いないだろうサイズ。
だが、エリスの視線の先にシンシアの姿は見えない。
桶になみなみと満たされた白濁液から見えるのは、外へと延びる四本の鎖だけだ。
後は、僅かな気泡がなぜか水面にぷくぷくと浮き立っているだけ。
しかし悲しいことにそれがシンシアだ。
うつ伏せに寝かされた姿勢のまま、魔物産の精液風呂に沈められている。
さっきまではまだ首が浮いていたはずだが、今はそれすら見えず、精液風呂に溺れるようにしていた。
「くっ、うぁっ、シン、シンシア……っ。んぐぅっ、あぁ、もう、シンシアーっ!!」
「へっ、それでいいんだよ、せめて叫ぶぐらいしてくれねぇとヤりがいもねぇぜ。おらっ!」
「あぐぅっ! はっはっ、あっ、ううぅっ! シンシアっ、シンシアぁ……っ。セ、セラっ。貴女も、ちゃんとっ……、呼ん……っ。あぐっ」
セラが僅かに意気を取り戻し、精液風呂に沈められた自分の仲間の名前を呼び、セラにも声をかける。
「あっ……、うっ……、シ、シン、シアちゃ……っ。んんぅっ! んあっ! ひぁぅっ!」
かろうじてセラもシンシアの名を呼ぶ。
するとキリキリと音が鳴り、僅かにシンシアの身体が巻き上げられる。
だが、まだ仰向けのシンシアの口が水面に出てくるほどではない。
「うっぐっ、あぁっ、んっ、も、うっ。シンシア、シンシア、シンシアーッ! ぜぇっぜぇっ、うぐぅっ! んああぁっ! やめっ、はげひっ! ひんあっ!?」
「はひっ、ひぅっ、シン、シアちゃ……っ、シンシア、ちゃん……っ。えうっ、うっ、あっ、あんあんっ。やぁぁっ、あんっ! んんぅぅっ!」
二人が半ばやけくそ気味に気力を振り絞ってシンシアの名を呼ぶ。
そのお陰なのか、シンシアがなんとか持ち上げられていき、口が水面より上に出たところで、シンシアが激しく空気を貪り吸う。
「ごぼぉっ、ごほっ!! げほっ、かはっ、はーっ。すーっ、はーっ、すーっ、はーっ! ひっ、はっはっはっはっ……っ」
なんとか一命を取り留めたように見えるシンシアの代わりに、エリスとセラの二人はどちらも後ろから激しくピストンしてくる男2人に、小刻みに震えるような喘ぎ声しか出せぬほどに犯されていた。
「ひっ、あっあっあっあっ、やっ、めっ、ひぎっ、うっ、んあああぁぁぁあっっ!!!」
「やっ、も、やらぁっ、ひぐっ、うんっ、はうっ、ひっ、ひゃぁぅぅぅううぅっっ!!」
シンシアが激しく息を吸っている間に、幼女二人の子宮に熱い精子がぶち込まれていた。
どちゃり、と手を離されて崩れるエリスとセラ。
ここで、彼女たちに課せられたルールを説明しよう。
シンシアは度重なる凌辱とクスリによる暴虐の果てに、使い壊されたに等しい状態へと堕ちていたそんな彼女は、「用済み」の烙印を押された。
魔物産の精液風呂に沈めて殺す、というのがその処分方法だ。
エリスとセラが、彼女を助けたいと叫び続けるならばその間だけ、シンシアは命を繋ぎとめられる。
だが、同時に彼女たち自身にも難題が課せられている。
『ちんぽ当てゲーム』
名前こそくだらないが、やらされる身になってみればたまったものではない。
10人の自分たちを代わるがわる犯していく男達の中で、唐突に出される今のちんぽが何番のちんぽかを当てなければならないというゲーム。
外すたびにシンシアは強制的に精液風呂に沈められ、精液を大量に吐き出すという触手塊の魔物に全身を犯される。
外したセラ達も首絞めや腹パンなどの暴力が一時的に認められ、命の危険を感じるほどの暴行の中で女性の一番大事な最奥である子宮に中出しを浴びせられてしまう。
首絞めセックスがよほど膣を締めるのか、二人はもう5回ほども首を絞められながら中出しをされるという残虐な行為の犠牲になっていた。
そうでなくても、賭けが始まるまでにそれぞれのチンポの形を覚えるため、という名目で10人もの男たちに乱暴されたのだ。
シンシアの名を呼ばねば彼女が溺れ死ぬ、という状況でも無ければ、二人の幼女は声も出せぬほどに弱り果てていた。
そして、7回目の賭けが実行される。
「はーいじゃぁ、エリスちゃん。おちんぽいれるよー」
「も、やめ……。うぎっ!?」
「セラちゃんも、はーい、おじさんとセックスしましょうねー」
「や、おちんぽ、も、やだよぉ……。シ、シンシアちゃ……っ。んあああっ!」
エリスとセラ。
どちらもが再び身体を無理矢理に起こされ、膝立ちのままバックから犯される。
ずごっずごっ、という乱暴な抽送音が鳴るが、辺りの喧騒はうるさく、音は幼女達の耳にのみ被虐の証拠として響いていた。
そして、彼女たちが答えなければいけない賭けは更に非道のものだった。
「さぁ、セラちゃん答えてもらうよー。エリスちゃんのおまんこを犯しているのは、何番のチンポかなー?」
「はーい、エリスちゃん。セラちゃんは何番のおじさんに今レイプされてると思う?」
お互いが、相手が何番に犯されているのかを答えなければいけないのだ。
どうやって用意したのか男たちの姿形は声も含めてどれも同じ。
唯一ちんぽだけが様々な形をしており、見極めるには相手の膣内にある肉棒の形を確かめるしか術がない。
当然のように、自分で番号を相手に教えることは禁じられていた。
しかし見えもしない肉棒の形など分かるわけもない。
では、どうするか。
二人に残された手段は一つだけだった。
「あうっ、うぅ、んっ。セ、セラ。もっと……、寄ってっ……っ。うぁぁっ、ひぐっ」
「う、うん、エリスちゃ……。あんっ、やぁっ、はげしっ、ぅぅあっ!」
幼女二人が犯されながら必死に膝を前に進めて、正面向き合うようにして寄り添い、お互いの下腹部、お腹の部分をこすり付け合うようにして擦り合わせる。
二人の小さな小さな雌穴が体格のまるで違う大きな男達にバックで蹂躙されながらも、必死にお腹を擦って合わせようとしているのだ。
中々に見ている者たちの歓心を誘う光景だった。
エリスとセラの身体は小さい。
本来男のイチモツを咥えるにはあまりにも未熟な身体だ。
ゆえにそれを根元まで捻じ込まれた時に、その華奢な肢体はそのままでいられない。
太すぎる肉棒が挿入された分だけ、ボコリと下腹部がちんぽの形に膨らんでしまうのだ。
それは単純に凌辱の形を視覚でも幼女たちに示していた。
セラなどは初めの頃などは、首を傾けられ直視させられるだけで泣いてすらいたが、今はもうそれを見せつけられても無感動な反応しかない。
いずれにしても、エリスもセラも犯されればそれがはた目にも膨らんだお腹によって見えるのだ。
だが、遠目で違いが分かるほどには無理がある。
よって彼女たちはお互いの腹を擦り合わせることでしか、相手をレイプしているちんぽが何番なのかを確かめる術がないのであった。
まじまじと観察してみている余裕などない。
なにより彼女たちにもクスリはこの数か月の間、無数に投与されているのだ。
「相手に刺さった肉棒を確かめるには腹で感じて、知るしかないのだ」
と、繰り返し言い聞かせられれば、それが正しいものであると信じるしかないほどに実際の判断力は虚ろなものだった。
かくして、エリスとセラは丁寧にお膳立てされた欲望の手のひらの上で、無様にお互いの腹を擦り合わせて盛り上がる相手のお腹を確かめていた。
既にこの行為は十数回目になるが、とてもではないが、簡単に分かるようなものではない。
どずっ、どずっ、どずっ、どずっ
「うぐっ、うっ、あぅんっ! セ、セラっ、腰、逃げない、でっ。ひっ! わかん、ないっ……っ! やぁぁっ、ひっ、ひぐぅっ!!」
「らって、エリスちゃっ、ひああんっ。この、人、腰、振ってて、わらひっ。ひぎぃぅぅっ! そこ、ぐりぐりしちゃ、っあっ、らめぇっ、イくぅぅっ!!」
エリスより小さい身体ながら感じやすいのか、セラは犯されながら絶頂に達してしまう。
腰を突き出すどころではない中で、焦ってエリスはお腹をセラに寄せようと身体を前に出そうとするが、重い鎖に加えて男に両腕を引くように掴まれていて身をねじる程度のことしか出来なかった。
「うあっ、ま、待ってっ、これだけじゃっ。ああっ、やっ、うっ、あっあっあっあっあっ!!」
エリスの言葉を奪うかのように男が激しく腰を振る。
その間に無情のアナウンスが、アズラクの口から発せられる。
「ブー。さぁ、時間切れです。エリスさん。セラさん。相手が何番の相手に犯されていたのか、答えてくださいね。エリスさんからどうぞ」
台上で荒々しく息を吐き、呼吸を整えるのさえ必死なエリスに向かって、司会気取りのアズラクは楽しげに質問している。
少女と幼女が公開レイプされているというのに、平然と質問や会話を続けるアズラク。
それはこの場が"正しい"ことなのだという認識を観衆に強引に与えていた。
「……はぁっはぁっはぁっ。こ、こんなの、分かるわけ……。あぁ、もう! さ、三……番! 三番! シンシアっ、シンシアっ!」
エリスが必死に答える。
だが、回答は無慈悲だった。
「残念でした。正解は7番ですねー。全くさっきから一度も正解していないですよ。仲間の命、助ける気があるんですか?」
「っっっ! ま、待ちなさいよ! 7番ってもう4回目じゃない! どうしてそいつばっかりなのよ! 絶対おかしいで……っ」
「はいはい。不正解者は黙って暴行レイプを受け入れてくださいねー」
「ま、待ちっ、おげっ!? ぐっ、ぐげぇっ……。おぐっ、がっ、あっ……っ」
納得のいかない回答の結果にエリスが、抗議の声をあげるも、彼女の首は大きな男の手によってギリギリと締め上げられていってしまう。
同時に彼女の膣はきゅうきゅうと締まっていき、天上の快楽を男に与えて悦ばせるが、血流が滞り酸素も吸えぬエリスは正に地獄の中にいる。
「ごっ……っ、がっ……っ」
「はいはい。首の骨は折らないでくださいね。死体姦はつまらないですから。さ、次はセラさんですよー」
「はっ……はっ……はっ……はっ……。はひっ、ひっ」
「あー、激しくイかされ過ぎて、意識が飛んでますねこれ。答えられるんですかね。セラさん、何番ですかー?」
「ひっ、はっはっはっ、ふはっ。ひっ」
「あ、無理ですねこれ。じゃぁ不正解ということで。どうぞ乱暴されちゃってください」
そのアズラクの言葉と共に、セラの細い首にも太い指が伸びていってしまう。
「~~~~~~~っっっっ!!!!!??」
幼女の声なき悲痛な叫びがあがるが、既に喉を締め上げられており声は出ない。
同時にぼちゃりっと粘っこい水音が聞こえる。
「シ、シン、おごっ、ぐぇぇ…………っ」
「えぐっ、ぐっ、いぎぃっ……っ」
幼女二人が首を絞められ犯されながらも声をあげるが、シンシアは再び魔物の精液風呂へと沈められてしまう。
「がぼぼぼぼぼぼぼぼ」
暴れようにも手足も無く、その先は鎖でつながれているシンシアに抵抗の術はない。
ただ為すがままに沈められるが、そこには追い打ちのように触手塊の魔物が放たれる。
ぼじゅっ、ずじゅぼっ、どじゅっ
何本もの触手がシンシアの口に、まんこに、アナルへと殺到していく。
もちろん挿入されるのは一本だけではない。
幾本もだ。
数多の凌辱によって殆ど壊れてしまったシンシアの身体が無理矢理反応してしまうほどに、触手は彼女を激しく責め立てる。
裂けても知らぬとばかりに捻じ込まれた肉棒触手が中で身体を跳ね上げさせるほどにうねり暴れれば、嫌も応もない。
ただでさえ呼吸もできない精液風呂の中で、強引に身体を刺激してくるその荒々しさは、反応すら乏しくなった価値のない肉人形として廃棄間近のシンシアをして暴れさせる。
もっとも白濁とした液の中での出来事なので、聴衆の反応は薄い。
ただ、ばしゃばしゃと短くなった手足や体の動きによって起こる飛沫が、事の激しさを物語っており、その命がけの必死な水しぶきが観衆を笑わせ、楽しませるのだった。
ゲラゲラゲラという耳障りな笑い声がそこかしこから聞こえてくる。
全ての聴衆が望んで笑っているわけではない。
笑えと、一部の者は命令されているのだ。
いずれにしても事実は変わらない。
見世物にされている現実。
意識が朦朧とするまで公衆の面前で犯され、よがり狂うほどに無茶苦茶にされている現実。
実に数か月ぶりにようやくその姿を見ることの出来たシンシアが、四肢さえ切り落とされた肉だるまへと変わり果てていたという現実。
人々の前で凌辱されているというのに誰も助けてくれないばかりか、ショーであるかのようにあざ笑われているという現実。
あまりにも救いの無い現実の嵐に、シンシアが、エリスが、セラが、三人ともがぼろぼろと涙をその顔から零していく。
過酷すぎる恥辱凌辱の果てに涙すら枯れたと思っていたはずなのに、未だ浮かび出てくる少女たちは自身の悲痛な涙を感じ、彼女たちの心はどうしようもなく折れていく。
そうして、公開凌辱の雌穴達を使った賭け事は好評の内に終わった。
途中でエリスが2回セラに挿入されたチンポの番号を当てたことで、かなりの大判狂わせが起きたらしく、主催者はホクホクのようだった。
賭けに大勝ちしたものが大金を手に喜びの勝鬨を上げている。
そんな歓喜の声とは対照的に、少女たちに声は無い。
シンシアの廃棄はエリスとセラの必死の叫びでかろうじて回避されたらしい。
精液風呂の横に投げ捨てられるようにして、打ち捨てられており、びくびくと身体を震わせていることから、かろうじてまだ生きているであろうことは見て取れた。
エリスもセラも、男たちに何発も浴びせかけられた精液によってどろどろになっており、ほとんど放心状態だ。
数か月ぶりにあえたシンシアの元に這いよる力も気力も残ってはいない。
そんな少女たちの前にアズラクは下りてくる。
「なんとも、汚い状態まで落ちぶれたもんですね。これが私が手ずから犯してあげた女神を名乗る者たちとその眷属とはね。ま、いいでしょう。貴女達の貸出先が決まりましたよ」
それはこの賭けのプレミアムな勝者に与えられる特別な権利。
彼女たち三人を肉奴隷として持ち帰り、好きなだけ嬲っても良いという権利だ。
端的に言えば、この後も凌辱は続く、ということである。
ぴくっとでも反応できたのはエリスだけだった。
だが、続くアズラクの言葉は精液にまみれ倒れ伏す三人の少女幼女達の目を、僅かには開かせるに足るものだった。
「ちなみにお喜びください。貴女達の当面のご主人様ですが、なんと、お知り合いですよ! シンシア。貴女が所属していた街のギルドマスターが見事お買い上げしてくれましたよ! 喜ばしいことですね!」
「……ぇ…………?」
理解不能な単語に思わず言葉が漏れる。
その反応はアズラクの笑みを更に深いものにさせた。
「あぁっ! そうでしたか。この期に及んでも未だ気付いていなかったのですね? これは滑稽。いや失敬。シンシア、貴女の受けた配達クエスト。あれ、仕組まれたものですよ。ギルドマスターが貴女をハメる為のね」
「…………っ!?」
「特に理由は無く、ただ無様な姿が見たいというだけの話しでしたが、徹底的に嬲って欲しいと言われてましてね。こちらとしても四肢が落ちていたのは想定外でしたが、貴女の所のギルドマスターはむしろお喜びなほどでして。ここまでズタボロになった後でも生きていたらハメてみたい、と変態的な執着でしてね」
「……そ、…………んな……」
「私としても運よく生き残ってくれたのでラッキーでしたよ。どうせなら出来上がった完成品と罠にハメた当人の対面という素晴らしい喜劇を見たかったものですから」
「~~~~~っっっ!!!」
シンシアがなにかを言おうとするが、もはや彼女に心の内に巻き起こった激情を正確に言葉にするだけの理性も残されてはいなかった。
はっきりとしない獣のような唸り声が漏れ出るばかりだった。
「ははっ、無様なものですね。残りのお仲間二人も似たようなモノですよ。ギルドマスターに教えられてこの街に来たのでしょう? そこからが罠とも知らず、バカなメスガキどもですね。ま、この結果も当然の末路、ということでしょう」
「…………っぅ……」
「言い返す気力もありませんか。当然でしょうね。あぁ、そうそう。ギルドマスターが泊っている宿までのお持ち帰りですが、彼のご希望で三人とも歩いて来るように、とのことですよ」
「………………は?」
さらりとアズラクの言った言葉は誰も飲み込むことが出来なかった。
「ん? 分かりませんでしたか? 今すぐ、その格好のまま、彼の泊まる宿まで、自分の足で行けと、そう言ってるんですよ」
「だ……って、シンシア、は……」
「あぁ、そうですね。歩けませんよね。足が無いんですから。ウワハハハ。でも、彼女には心優しいお仲間が2人もいるじゃありませんか、こんな悪漢しかいない危険な街にわざわざレイプされる為にやって来てくるようなオナホ幼女が2人も」
そう言うと、アズラクの合図で出てきた男たちが、シンシアの腕から伸びる鎖を、エリスとセラの首輪にそれぞれつなげていく。
「さ、それでお二人が進めば、シンシアを引きずっていけますよ。この街の道路はそれほど舗装されてませんから辛いでしょうけど、頑張ってくださいよ。あぁ、それと必ず「四つん這い」で歩いて来るように、とのことですので、お二人とも間違っても立って歩いたりなど致しませんように。最悪、足を切りますのでよろしく」
「…………ひっ」
最後の言葉と共に放たれるアズラクの鋭い眼光は、違えれば必ずやるとはっきりと告げていた。
そして幼女二人を馬車にして、シンシアという達磨型の荷台が引きずられていく。
「うぅ…………っっ」
「…………うぁぁっ……」
「げぼっ、ごぼっ……っ。かふっ」
今日の輪姦ショーの中でエリスもセラもたっぷりと膣内や尻穴内に精液を流し込まれていた。
彼女たちが四つん這いで歩くたびにそれは、ぶぴゅっびちゅっと下品な音と共に地に垂れる。
そしてその地に垂れたモノは、彼女たちの後ろを引きずられていくシンシアへと容赦なくこすり付けられる。
三人の内、誰もがそれを避けようもない。
しかも手ひどいことに、アズラク公認で行われているその残酷馬車は、街の者は目にしたら笑い、そして犯せと言われていた。
故に、彼女たちの膣内には常に新しい精液が補充され続ける。
街の支配者によって命ぜられた非道によってあざ笑われ、犯されザーメンまみれにされてしまう。
シンシアも犯されながら零れてきた精液に溺れるようにして引きずられていくのだ。
エリスとセラも、少しでも進んでいかなければいけない。
最早自分たちがどうすべきかも分からないが、それでも命ぜられたままに動いていくしかない。
止まっていては何の理由もなくレイプされ続けるだけだし、そもそも食事すらも彼女らを罠にハメたシンシアのギルドマスターに乞わなければならないのだ。
生きていきたいならばそうするしかない。
最早彼女たちに元の安穏として平和な人生に戻る手段が一切無かったとしてもだ。
例え一か月の貸出し期間が過ぎたとて、待っているのはそれが「スタートライン」という事実だ。
一か月の期間を無事に生き抜くことが出来れば、彼女たちはこの悪徳の街の「最下級の雌奴隷」として認められる。
命の保証は依然としてないが、食だけは身体を対価にすれば僅かに得ることが出来る。
その代りに彼女たちに課せられるのは、過酷な下っ端仕事だ。
自分達より先輩の上位雌奴隷達がザーメンで汚れればそれを舐めとらなければいけない。
触手塊の魔物から精液をあらかじめ絞っておくために犯されることも必要だ。
孕んだ子供を産むのに誰か助けてくれる者もいない。
普段住む場所は、「共同性処理便所」と書かれた薄汚れたタイルの上だ。
いつ誰がやってきて何をされてもどう犯されても、文句の一つも言えない。
それら全てがもうどうしようも無い程の現実。
しなやかな動きで相手を翻弄し、大きなオッパイとすらりとした肢体で男たちの視線を集めながらも周囲から愛された女冒険者は、もういない。
無比なる「移動」の能力を持ち、煽情的で挑発的なその衣装で男たちを笑いながらも強者であった褐色の能力者も、もういない。
無垢なる幼女でありながら、子をなした経産婦でもあり、気楽な水着同然の恰好で大剣を振るう異世界の女神も、もういない。
いるのは、無肢の肉だるま少女と、二人の壊れかけたオナホ幼女が二人。
どれほど呪詛を吐きこれから彼女たちを凌辱する相手を責めようとも、彼女たちの運命は変わらない。
シンシアはその豊満なおっぱいを揉みしだかれながら犯されるだろう。
エリスはその褐色の肌に精液をぶち撒かれて犯されるだろう。
セラはその幼過ぎる肢体に極太の肉棒をぶち込まれて犯されるだろう。
だが、それが未来なのだ。
末路なのだ。
ほんの些細な落とし穴から転落した先に待ち受けていた地獄なのだ。
彼女たちの悲痛な嘆きは、誰に救われることもなく、ただ続いていく。
ずっと、ずっと、この先のどこまでも。
(おしまい)