ガルパの世界で犯して堕としてハーレムレイプパーティ! 作:黒マメファナ
#1:松原花音その1
──両親はいなかった。幸い将来独り暮らしすることも考えて自炊、家事ならできる。バイトもしなくていいんなら、だけど。でも俺は孤独の身なのか? ん、じゃあ俺に幼馴染のガルパキャラがいるとか? この近くだと花咲川かな? しかし、真横で否と声がして振り向くと、でたよ。
「び……っくりさせないでほしいよ神様」
「我の姿はお前にしか見えん。気を付けることだ」
「出てきといて……ってまぁ家だしいっか。んで、否ってのは?」
「お前が欲を見せた女子は確かに近くに居る。だが、それと既に交友を持ってはいない」
「はぁ……まじかぁ」
神様曰く、半年の期限。今が丁度七月なので一月まで、これは俺の現実の命の刻限と同じだ。それまでに、
「半年で、か……」
「未だ女を知らぬお前には難しいだろう」
「うん、ムズイ。ぶっちゃけ無理ゲーだね」
「……では、雄大。お前にもわかりやすいようにゲームとして解説してやろう」
およ? 口調がいきなり変化した。これまた神様曰く、俺の意識の世界に入り込んでいることで俺にとって聞き取りやすい言葉に直してくれるらしい。やったね! これで一回かみ砕かないとわからない文章にはならないね!
「だけど解説って」
「チュートリアル、というやつだ。難易度をなるべく易しく設定しなくてはな。今のままでは死にゲーもいいところだ」
「確かに、あ、そーいえば死んだらどうなるの?」
「死ねば刻限を一日消費して任意の日付の朝、ベッドで目覚めることができる」
「マジでゲームだな」
つまり朝がセーブポイントだ。日記は必須級アイテムだな。するとそれも難易度下げのために神様が付けてくれるらしい。ありがたすぎる。システムの側と言ってもいい神様が助けてくれる側ってのはいいもんだ。
──というわけで、チュートリアル、つまり童貞卒業を神様に伝授してもらうことになった。つまり最初の一人を堕としてくれるわけだ。
「やっぱレイプしかないんすね」
「育む愛も確かに欲だ。だが……」
「時間がない、だよね」
「是」
「んー、しゃーなし!」
ある程度かわいそうなのもヌけるし、セーフセーフ。そうじゃない気もするけど、そして神様から更に難易度を下げるチートを授かっているらしい。神様転生らしいでしょ、転生特典。それはずばり、英雄としての女を堕とすための手管をわかりやすくしてもらうもの、らしい。
「まぁそれもチュートリアルで説明する。で、あれば誰を筆おろしに選ぶ?」
「……んー、なるべくは神様を頼りたくはないけど、
「その心は?」
「その口ぶりだと半年間その一人をメロメロにしてもらってセックスしたところで、病魔は祓えない、だろ?」
「無論……是であるが」
ガルパの世界でハーレムを築けるかもしれないということで舞い上がってはいるけれど、カレンダー数枚捲って一月の三十一日に刻まれたバツ印を見れば冷静にもなる。遊んでいいものじゃない。だけど手管をあくまで教えてもらいながら、次の難易度を下げられる相手にするべきでしょう?
「二人目が一番太いパイプになる人物にする。それに深く繋がってる相手で、更に一人になりやすい相手が必要だ」
「成程……流石、英雄の器たる男だ、雄大」
ガルパで一番パイプが太いとなると戸山香澄、羽沢つぐみ、弦巻こころ、今井リサといったメンツだ。ここは交流が広いからな。んで、家をヤリ部屋にするって考えると最短攻略は必然花咲川になる。商店街から少し離れちゃってるからな。
「ふむ」
「香澄かこころ、この二択でなら……俺はこころを選ぶね」
推しだからとかじゃないよ。こころを堕とすと特典として弦巻家という暴力的なまでの権力を得ることができる。それこそ世界一周なんてタダでやりたい放題になるくらいには。第一章の目標は弦巻こころの権力を使って九月の花咲川転入、これに尽きる。
「それが夏休み中に終わったのなら羽沢つぐみに手を出して、花咲川で足りなかった時に備える。どうだろう?」
「……素晴らしい。順応が早いと言えばよいか、手段を選ばぬその姿勢、そこに我は賛美を送る」
「んで、だな。するとチュートリアル相手は、この子だ」
俺が示したのは──松原花音ちゃん。ゆるふわおっとり系のクラゲペンギン大好きのふえぇなハロハピのドラマーちゃん。この子はこころと同じバンドに所属しているうえにファストフード店でバイトをしている。すると必然、独りで帰ることも多いだろう上に、迷子癖ありだ。
「難易度で言えば下の下、というところだな」
「でしょ? 決まりだね」
「ならば、早速決行しよう」
そう言って俺は、七月一日から始まった一週間を花音ちゃんのストーキングに費やした。ストーキングと言っても、具体的に示されていない家の特定とシフトの把握くらいだ。彼女はバンドと華道部、そしてバイトをしている。その内訳を見ていたのだった。
──そして、決行は七月十三日。この前の週、花音ちゃんは陽が沈むくらいの時間までバイトをして、独りで帰って迷子になりかけていた。そんな極度の迷子癖を持つ花音ちゃんの気を逸らすことができれば、孤立は容易い。
「きゃ」
「……っ、すみません」
「ふ、ふえぇ……」
すれ違いを装って肩にぶつかり、手に持っていた資料をぶちまける。適当にPDFの論文をコピってきたものだけど、枚数もあるから道路に散らばってしまう。当然、優しい花音ちゃんはごめんなさいと謝りながら一緒に拾ってくれるだろう。
「ぜ、全部ありそうですか?」
「……うん、あるある、大丈夫ですよ!」
「よ、よかったぁ……あの! ぼーっとしててごめんなさい」
「こちらこそ、それじゃあ!」
そう言って俺は来た方向からするとおかしな方向に向かって歩きだした。すれ違っていたという認識がある花音ちゃんは、何も疑うことなくまったく別の方向へと歩きだしてしまった。いや方向音痴にもほどがあるだろ。
『野暮なツッコミをするな』
「いや、やっぱ二次元は二次元なんだなぁって」
いつも歩いてる道なのにどうして迷う? 普通踏みだす前に気づくもんだろ? それとも本当にこの世の方向音痴はそういう風になるのだろうか。とっても気になるところだが、それはさておき、迷子になったであろう花音ちゃんの方へと急いだ。
「あ、あれ……帰り道、どっち? どっちだっけ……もしかして、私……迷子?」
ええ迷子です。完璧なる迷子ですよ花音ちゃん。そしてほっぺに指を当てながらかわいらしく辺りをきょろきょろしているが、そこ、人気の少ない路地ですよ。まず間違いなくこういう女は危ない目にあうのだが、そこはゲームの世界であり二次元、そんなことにはならない。今日まではね。
『代わろう』
「了解、頼みました神様」
『筆おろしと堕とすことだけ、後のことは堕とした彼女に訊きたまえ』
「まぁ、女性の身体なら女性に訊くのが一番か」
そう言って、俺は身体を自分の意思で操ることができなくなった。ちなみにこのカラダ、いかにも細い筋肉質には見えない微妙な身体だけど精神だけの転生だから筋力的には八十キロまでのもので駅弁ができるらしい。そんなふとましい女性はガルパにいないと思う、たぶん。筋肉ありそうな高身長のひとは知らん。そんな身体となんだかとっても手慣れた手際で、用意したマフラーなどの布類……ヒモだと痛そうだからと俺が優しさで選んだものである。それらを駆使して花音ちゃんに叫ぶ暇すら与えずに縛り、連れ去ってしまった。
「ん、んん──!?」
ちゃんと自宅近くに誘導した甲斐もあり、誰にも見つかることなくミッションコンプリート。白鷺千聖の家に泊まると嘘の連絡をメッセージアプリで入力させた。スッゲー手際、ほれぼれするほど手慣れてるけど、前科アリかな? それは流石にないか。
「な、なんで……さっきのヒト、ですよね……どう、して?」
「すまんが、我……オレにも事情があってね。ひとまずは、シャワーを浴びてきたまえ。汗だくの女を抱く趣味はない」
「……抱く」
「言うことが聞けないのなら、荒事になるが?」
「……っ、は、はい……」
そう言って、花音ちゃんがお風呂に行くのを見送った。ここまでトントン拍子、まぁチュートリアルだからなんだけど、しっかりと逃げられないようにするにはこれだけじゃ足りないよね?
「衣服は無論隠す。そして、風呂という誰の目にも触れない許しを得て、彼女は安堵を覚えているはずだ。安堵や自由は隙になる……今からお前がしていくのはああやって女性を泣かせる行為なんだ。覚えておけ」
了解、いっぱいかわいい姿を見せてくれたし、勇気すらもくれたあの子には心苦しいけど、所詮は俺の妄想と割り切ることにする。そして、その妄想を犯すことで俺が生きるのなら、喜んでゲスになる。そういう覚悟はもう、決めてきた。
「なら、行くぞ」
おっけ、構わずヤってくれ。神様が操作している俺がおもむろに立ち上がり迷いない手つきで服と水色の下着を、あ、待って捨てるのはやめてね。後でプレイに使いたいし。そう言うと逞しいなと言われた。コスプレじゃない花咲川の夏服だよ? 着衣に使いたいから隠してもらって、鍵をつけているはずの浴槽を開け放った。
「え……っ、や、なんで?」
「失礼するよ。泣き腫らしたレディ
花音ちゃんの顔が強張る。そんな彼女などお構いなしとばかりに神様は花音ちゃんの口の中に舌をねじ込んでいく。俺のファーストキスから始まり、そして絶望に涙をこぼす彼女を後ろ向きにして優しく抱きしめていった。
その1があればその2があるということで、次回に続くゥ!