※この作品はR-18です。

煌めく花壇に注ぐ汚穢   作:虫饅頭

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NTR
異種姦
擬似排泄
こちら側限定


秘め事

 人は誰しも秘密を抱えて生きている。

 暴かれても大した影響もない些事もあれば、例え親兄弟、夫婦といった間柄でも明かせない、むしろ親密な関係だからこそ明かせない後ろ暗い弱みもある。

 決して暴いてはならない、絶望と後悔しか齎さないどす黒い闇も。

 

「ぶぎい゛っ♡ きひいいぃぃっ♡ お腹の中っ、膓の中身っ、グチャグチャにされてるぅっ♡ いっぱい暴れ゛てっ、おごぉぉっ♡ お腹弾けり゛ゅぅっ♡ ぐふえ゛ぇっ♡」

 

 我が妻であるオミナエシの、つい数時間前までは想像だにしなかった痴態。淑やかな彼女の姿を熟知しているからこそ、到底信じられない下劣で淫猥な姿。

 悍ましい光景を目に、その事実を今正に痛感していた。

 そもそもはオミナエシが時折夜間外出しているのに気付いた事だった。

 一週間に一度程の間隔。それも、彼女が移動や攻撃に用いる転移術式まで使っての、行き先不明の秘密の外出。駐屯地から夜間に私用で出る為の許可も得ず。それどころか、永遠の誓いを交わし、夫婦の関係になった自分に黙ってまで。

 最初こそ浮気かと疑ってしまったが、外出の翌日は気分が落ち込んでいる様子であり、浮気というよりも誰かに弱みを握られて脅され、肉体関係を強要されている方が考えとしてしっくりくる有様。

 夫婦なのだから、本人に聞けば良い。そうも思ったが、話してしまった場合にどう転ぶかが分からなくて言い出せない。ベルガモットバレーの忍び達程ではなく自分にも気付かれてしまっているが、外出時の彼女は誰かに見つからないようにこそこそと隠れていた。少なくとも直接訊いて正直に答えてくれはしないだろう。逆にもし本当に浮気だと言われてしまった場合、こちらの精神が耐えられる自信が無い。

 誰かに調査を依頼するなんてのも出来ない、事実を確認してしまうのが怖くて。

 そんな風に悶々としながら今夜もオミナエシを追跡していたのだが。今日は事情が違った。

 いつも通り彼女が転移陣を展開した瞬間、その中から使役霊……攻撃の際に使われている悪しき魂が飛び出し、彼女は元より、自分の方にまで飛び出してきて陣の内へと引き摺り込んだのだ。

 転移陣の向こうは、この世とは思えないひたすらの暗闇。ただしオミナエシの姿と宙に浮かぶ青紫色の霊魂達は異様にはっきりと視認出来た。

 自分が後をつけていた事、自分まで送られてきた事にオミナエシは酷く驚き、動揺していた。そして自分には上手く判別出来ない悪霊達の声を聞き、顔を青褪めさせる。

 団長さんにはあんな姿見せられません、お願いですからどうかお赦しを。霊の声に対してそう叫ぶオミナエシだったが、まるで嘲り嗤うような音を返されると既に蒼白の顔をより死人のように、そして怯えるように震えて目を逸らしながらこちらを向いて、説明をしてくれた。

 あの悪霊達は知っての通りいつもオミナエシに使役されていた罪穢れた魂共なのだが、どうやら人々を殺戮して罪に塗れた害虫共とぶつかり合う事により、その魂の穢れや悪しき因果をより強めてしまったらしいのだという。そしていつの間にかオミナエシの使役能力の限界を超えていた悪霊共により、主従関係を逆転されてしまったのだと。

 この空間はあの悪霊達の作り出した異界であり、害虫との戦いで集めた邪気や穢れを、従者であるオミナエシが自身の体を媒体として主である悪霊達に捧げる為の場所であると。

 正直訳が分からなかった。何か困っているのであればまず夫である自分に相談してほしかった、知っていれば戦いに行かせなかったと言ったのを悲しげに否定された事も、もう専門家であるオミナエシでもどうにも出来ないという術式の仕組みやらも何もかも。

 他にも何か言っていたオミナエシだったが、自分の頭が混乱の極地に追い込まれている間に、事態は動いていた。

 頭上を漂う霊達が飛びかかり、自分を弾き飛ばしてオミナエシに群がっていく。服を剥かれながらも、見ないでと必死に叫ぶ彼女に、しかしまるで自分の身体でなくなったかのように目を背けられずにいた。

 そして今、悪霊達に『ご奉仕』しているオミナエシは。

 

「ひ、いい゛っ♡ お゛う゛ぉお゛おっ♡ ごめ、な、さひいぃっ♡ 私っ、わたしぃっ、皆様のっ、ご主人様達のものですっ、邪気集めの道具ですっ、奴隷人形ですぅぅっ♡ でもっ、でも心はっ、団長さんに、あ゛、がぁぁぁぁっ♡」

 

 不浄の器官である腸の内に全ての悪霊を収めさせられ、喘ぎ悶えていた。

 膨らまされた腹は、引き裂けていないのが不思議な程の膨張具合であり、臨月の妊婦すら上回っている。

 全身から脂汗を噴き出しながら蛙腹を撫でる手付きは優しく、声は恍惚に満ちている。譫言で言おうとしているであろう言葉……心は自分の方に向いている、が信じ難くなってしまう程の悦楽が視て取れた。

 オミナエシはいつからこの凌辱を受けていたのだろう。こんな拷問としか思えない内臓への負荷を与えられて快楽を覚えられるようになるには、どれほどの期間の調教が必要なのだろう。

 

「凄いスゴイしゅごひぃぃぃぃぃっ♡ う゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡ ケツ、穴ぁぁっ♡ 大腸ぉぉっ♡ ウンコの袋お゛ぉっ♡ ご主人様達にっ、い、いっぱい、いっぱい入っていただいてえぇっ♡ 雌奴隷のウンコ袋っ、奥までぼごぼごしてまずぅぅぅぅっ♡」

 

 オミナエシのほっそりとしていた腹が、異常な隆起を繰り返す。内側で暴れるもの共の暴虐により、まるで害虫の苗床にされた花騎士が幼虫に腹を食い破られる寸前のような無惨な姿を晒す。

 悪しき霊達が我が妻の腹腔内を支配している。パンパンに膨らんだ腹の表面に人の顔らしきものが断続的に浮かび、その度に内臓蹂躙に妻が悶える。

 

「破けちゃう゛ぅっ♡ 壊れちゃうぅぅぅっ♡ でも……でもっ、ぎぼぢい゛い゛れ゛しゅううううっ♡」

 

 こんな、自分との性行為をしている時には考えられないくらいの嬌声を上げているオミナエシは、しかし膣や陰核などには一切触れられていない。悪霊共に開発されてしまった腸内を掻き混ぜられ、心地好さそうに白目を剥いて開きっぱなしの口から涎を垂らすばかり。

 交尾している家畜でもこれ程喧しくはないであろう吠え声を上げる妻の腹の中からは、自分を嘲っているであろう霊魂の嗤いが届いてくる。絶対に護ると誓った相手が、愛する女がこんな有様になっている事も気付かない間抜けな自分を嘲ってくる。永遠の愛を誓った花騎士を好き勝手にされて、それでもどうにかする方法を持たない惨めな自分を。

 

「あ゛ぎ゛ぃぃぃいいいっ♡ 団長、さんっ♡ だん゛、な、様、あぁぁっ♡ 見られでる゛ぅっ♡ 穢れっ、捧げてる、だけだからぁっ♡ 駄目ってぇっ♡ 気持ち、よく、なっちゃ♡ だめって、わかってるの、にぃぃぃぃっ♡ ふぎゃえ゛ぇぇっ♡」

 

 延々と続く狂気じみた凌辱の時間。嫁の痴態をじっと見続ける無様な自分。凄惨な腹の膨張と歪みを快楽に変えて啼き悶え続ける妻。

 しかし今日までと同じく、この日の凌辱の時間も終わりの時は来る。どれほど経った頃だろうか、突然我が妻が、悲しげな、しかし背徳的な悦びに歪んだ笑顔を浮かべて語り掛けてきた。

 

「悪霊様の玩具でごめんなさいっ♡ 穢れを溜め込むウンコ袋でごめんなさいっ♡ 団長さんの妻なのにっ、ご主人様達の傀儡奴隷にされてっ、気持ち良くなっちゃうような、救いようの無い、最低の変態でっ……ごめんなさ、い゛っぎい゛い゛い゛いいい゛いい゛っ♡ 悪霊ぶちまけてイクっ、怨霊ウンコしてっ……い゛ぐぅぅう゛ぅぅぅぅぅっ♡」

 

 言い終わると同時に、腹の中の邪霊達が一斉に動きを激化させた。そして白目を剥いて絶頂したオミナエシの肛門から、凄まじい勢いで無数の霊体が吐き出されていった。

 現実に確かな形を成した霊体達を排泄する汚らしい音、オミナエシの肉悦を謳う絶叫、悪霊達の嘲笑。それらが混ざり合った最悪の合唱が僅かな時間紡がれ、そして霊達の像の霧散と共に静寂が場を支配する。

 何も出来ずにへたり込んでいた自分の耳を苛む無音を裂いて、微かな声が流れ込む。

 

「あは……あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ……♡ ごめんなさい……♡ だんちょう……さん……だんな、さま……ごめ……りゃ……しゃひ……♡」

 

 意識を完全に飛ばし、腸壁を外気に晒しながら譫言を繰り返す我が妻の無残な姿に、我知らず勃起していた惨めな陰茎が、みっともない程の薄い精液を吐き出し、ズボンの股間に小さな染みを作っていた。

 互いの薬指に嵌められた永遠の誓いの指輪は、暗闇の中でも白々しいまでに煌びやかな輝きを放っていた。

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