搾乳
洗脳
人体改造
メタネタ
23番の向こう側投稿版
ドボドボと部屋中に水音が反響する。黄みを帯びた白濁液が濃密な甘い香りを伴い、乳頭を覆う絡繰の内へと放出されゆく。
「ひいいいいいいいっ♡ く、ひ、いいいいいいっ♡ ゆるしてくらしゃいっ♡ もぉお乳しぼりゃないれっ♡ 牛にっ、牛になりましゅかりゃぁぁぁぁぁっ♡」
「くほぉぉぉぉぉぉぉっ♡ んもお゛お゛おおおおおおっ♡ 忍びなんかやべますっ、だかりゃもっと、もっとおっぱいっ、気持ち良くッ、ぎぼぢいいっ、お゛お゛っ、おっぱいっ、おっぱいぃぃぃぃぃぃぃっ♡」
「やめ、やめろぉぉぉぉっ♡ そんなに強くっ……ああっ♡ 強く搾るなぁぁっっ♡ 胸ぇぇっ♡ ぎゅうぎゅうってされてっ、母乳出るたびっ、あたまっ、おかしくな、あぁぁぁぁぁぁっ♡」
「だっ、だっさんっ、見ないれっ、みちゃら゛めっ、やだぁぁぁっ♡ おっぱいもぎゅってされてっ、ミルクぶちまけてイグぅっ、もぉイギュうううううううっ♡ みちゃら゛え゛ええええ゛ええ゛っ♡」
此処は牧場の作業現場であり、畜産牛の様な悲鳴を上げているのは花騎士達だ。誰も彼も、金属の筒と半透明の管を組み合わせた奇妙な絡繰に以前より豊満になった乳房を囚われ、妊娠してもいないのに白痴同然の笑顔を浮かべて心地良さそうに母乳を噴き出し続けている。
間近にいるのはイソギク、ワビスケ、ブラックバッカラ、カウスリップ。顔見知り、或いは我が騎士団に所属する者であり、頭より数倍大きく肥大化してしまった乳房から母乳を搾取されている。
こんな所にくる破目になった切っ掛けは、カウスリップが勤めている喫茶店に仕入れられるミルクの取引先が変わり、以前よりも遥かに評判が良くなった事だった。異常な程に濃厚な牛乳、一瞬何か変なものでも入れられているのではないかという疑惑が浮かぶ程、それ程までに今まで味わった牛乳というものの概念を打ち壊す美味であった。
仕入れを担当しているカウスリップ……最近になって更に乳房が数段大きくなったという彼女に訊いてみると、どういう訳か瞳が動揺に揺れる。僅かな興奮の色と共に。
『㈱花騎士乳業』という、株式会社というスプリングガーデンでは珍しい形態の企業である以外は特におかしな点もないものを紹介するだけなのに、どうしたのだろうか。そんな軽い疑問を抱いたが、別段問題があるようなものでもない為、そのまま日々の業務に追われてすっかり忘れてしまっていた。
しかし、暫く経ってから唐突に、この謎の牧場に関係する依頼が我が騎士団に舞い込んできた。
なんでも、他所の騎士団の花騎士達が、花騎士を続々と引退してこの㈱花騎士乳業へと就職しているというのだ。それも害虫との戦いに心血を注いでいたような戦闘狂や、花騎士以外にも家業を持っていたような花騎士達まで続々と。いや、それどころか国家の暗部、後ろ暗い仕事を受け持つような、辞めたくても決して辞められる訳が無いと分かりきっている集団に属する花騎士までもが。
極秘の調査に当たらせるのに最適なベルガモットバレーの忍びの里との交流を持っている……どころかその現棟梁たるワビスケが騎士団に丁度所属していた為、彼女に頼んで件の企業を調べて貰ったのだが、僅か数日で戦慄すべき異常が起きた。当のワビスケから、忍びの里の棟梁の地位を返上し、我が騎士団からも脱退し、『㈱花騎士乳業』に移るという手紙が送られてきたのだ。異常に過ぎた。最早挑発行為と捉えても良いくらいに。
既に依頼があるからどうこうという話ではなくなっていた。明確にその㈱花騎士乳業に何か秘密があると捉え、騎士団の総力を挙げて調べなければならなかった。最悪の場合、異世界から時折スプリングガーデンに干渉する邪神や死にゆく世界の支配者アグレッサを崇拝する、人間を辞めた邪教集団の隠れ蓑である可能性もあった。
そうして他の被害に遭った騎士団と協力し、表側で他の団長達や花騎士達が監査の為と偽って㈱花騎士乳業の社員達の気を引き、裏で侵入した自分が隠し事を探ろうとしていたのだが。
地上にある偽装の為の乳牛達とは別に、地下深くにある特別な牧場において、騎士団を辞めた花騎士達がまるで家畜の様に搾乳されている光景が広がっていたという訳だ。
自ら乳房を支えて突き出し、まるで乳房を誰かに捧げるような姿勢をとるイソギク。獣の様に吠えながら、白目を剥いて乳を噴いているワビスケ。反抗的な口調とは裏腹に、口元を緩ませ媚びた視線を絡繰に送るバニー服のブラックバッカラ。見るなと言いながら、四人の内一際派手で盛大に母乳を噴きつつ恍惚の表情で此方を見やるカウスリップ。
正直な所を言えば、訳が分からない。何が起きているのか。何故この㈱花騎士乳業は花騎士達の母乳を集めているのか……いや、カウスリップの勤めていたメイド喫茶を思えば、春庭全土に花騎士の母乳をばら撒いている事になるのか。何が目的なのか。
狼狽する自分に、足音が近づいてくる。そちらを向くと、人の良さそうな笑みを浮かべた何とも特徴の無い顔の作りで記憶し辛い男がいて、一礼しながら『㈱花騎士乳業広報部長』と書かれた長方形の薄い紙を差し出してきていた。どうやら、自分が侵入する事も先刻承知らしかった。
㈱花騎士乳業広報部長と名乗る謎の男に連れられるまま、作業場内を巡る。現役花騎士の母乳を特別な方法と薬品を用いて搾り出すとうんたらかんたら、という商品説明を聞き流しつつ、周囲に目を向ける。
「母乳出るっ♡ 母乳いっぱいでぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡ 頭っ、あちゃまぶぢごわれう゛っ♡ おっぱい噴いてアタマとぶぅぅぅぅぅぅっ♡ はぉぉぉぉ゛ぉぉぉぉ゛ぉおおおお゛お゛おっ♡」
「も゛ぉいいっ♡ 怪盗とかっ、もぉやべりゅっ♡ ここでっ、おっぱいしぼってもらえるらけれっ、わらひっ、おぼっ、お゛、お゛、ん゛も゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ♡」
「づら゛い゛っ♡ おっぱいぎゅぅぎゅぅされるのキツイィィィィっ♡ お乳がアクメしまくるぅっ、のーみその中まっしろになってっ、乳噴きアクメ狂い咲くゥゥゥゥゥッ♡ う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ♡」
「ぎぼぢいいれすっ♡ 搾乳されて、お゛お゛♡ おっぱいバカになっれ゛る゛ぅ゛っ♡ ぼにゅぅドボドボでちぇるかりゃ、わらひっ、わらひブヂ壊れてう゛のみんら゛にづだわっじゃうううううっ♡ ふぎゅおおおおおおおおおっ♡ ぶぎゃああああああああああああっ♡」
バルーンバイン。ワルナスビ。ヒトリシズカ。ネジバナ。それ以外にも続々と現れてくる家畜堕ちした花騎士達。誰も彼もが、自分が見た事の無い、或いは各々が所属する騎士団の団長達でも見た事の無いであろうみっともない絶頂姿を晒し、元の数倍に肥大化した乳房から大量の母乳を㈱花騎士乳業へ献上している。
余りの居心地の悪さに、自分にこんな所を見せてどうする心算なのかと問いかけようとした。奴が元々此方の想定していたような相手ならば、返答しないか、此方への嫌がらせの様なろくでもない言葉が返ってくると承知していながらも。
だが問いかける前に、彼は此方に向き直る。その言葉は、此方の想定しているものとは完全に異なっていた。
『あなたも我々の同士として、スプリングガーデンを救う為に共に働きませんか』
その一言を躊躇いもせず言い切った男に、困惑せずにはいられなかった。
しかしそのまま流れるように更なる説明を始めた男の言葉に、どういう訳か、自分は耳を傾けてしまった。
知っての通り、このスプリングガーデンは滅亡の危機に瀕している。かのブロッサムヒルの、太陽の剣を使える英雄のお陰で、守護神蟲達は正常に戻りつつあり、大精霊とやらの試練を乗り越えて古の花騎士達を味方に加え、世界を平和に近付けているとの事だが、世間一般では到底信じられた話ではなかった。
未だに大量の害虫が跋扈し、日々死と隣り合わせで藻掻いている大衆にとって、世界が本当に救済に近付いているという実感など一切無かったのだ。
救いなどあるかどうかすら分からない。絶望色の未来。だが、彼らはある日、虚空からの謎の声を……ニジソウサクシャ?とかいう神の啓示とでも呼ぶべき言葉を聞き、スプリングガーデンの各地から集まって㈱花騎士乳業を起業した。そうして啓示の中にあった方法で花騎士から乳を搾っているそうだ。
サンジゲン?とかいう、我々から見れば死にゆく世界より尚遠い異世界に、チャスケ?やユアゲカブヌシ?やケーエムエスカブヌシ?という謎めく神すら超えしもの、神にとっての神にあたるもの達がいて、彼らに求められたものーー現在で言えば、乳房の豊かな花騎士達の母乳に当たるーーを献上する事で、世界を改善出来るのだという。一部をスプリングガーデンにも流通させているのは、乳牛を増やす為。その特別な花騎士母乳を飲んだ花騎士の内、乳牛としての適性が高い者達は、自ら家畜とならんと此処を目指すのだと。自らの意思で退団していた花騎士達は、この母乳の効力で洗脳されていると。
そして彼が不法侵入者である自分と悠長に会話して職場紹介しているのは、自分に彼らの仲間となるに相応しい高い素養が感じられると啓示があったからだとか。
率直に言って、最初に危惧した通りの異世界の邪神を信望する狂人集団であった。普通なら何一つ傾聴するに値しない、気狂い共の戯言である。
「えへ、えへへへぇ、だっさぁん……♡」
しかしその時、搾乳されていた筈のカウスリップが現れ、よろめきながらも此方に近寄り、抱きついてくる。
話の通りであれば洗脳されている筈なのに、それでも花騎士として活動していたカウスリップ。母乳を搾られきったのか、乳の雫を滴らせ、発情した雌の顔で蠱惑的に笑む。場に満ちる甘い乳の香りを塗り潰す程に濃い彼女の母乳の薫香が自分の脳を犯す。
「だっさんも、アタシ達の仲間になってよぉ♡ カミサマも、だっさんなら信じていいって言ってくれてるし♡」
更に彼女の言う事には、花騎士である彼女もまた啓示を受けた一人であり、最初期は花騎士業の傍ら、彼女自身の母乳で経営を賄っていたのだという。洗脳ではなく、自分の意志で花騎士と家畜の二足草鞋をしていると。
家畜も増え、漸くカブヌシに献上する母乳も十分に採れるようになった頃、世界が良い方向に回り始めた。かの騎士団長による三大害虫の浄化とアグレッサの怨霊の討伐がその最たるものだという。
偶然だと思ったが、カウスリップのどことなく縋るような様子を見て、それは言えなくなってしまった。
「ねぇぇ、おねがい、だっさぁん♡ ゴシュジンサマぁ♡ アタシ達と一緒に、世界平和にしよぉ♡ 昔のアタシみたいな思いする子、二度と生まれない世界にしようよぉ♡」
搾乳快楽の余韻で瞳を蕩けさせながらも、その奥にどろりとした闇が渦巻いている。到底正気とは思えない。
だが……それでも自分は、カウスリップの、彼女らの誘いに乗ってしまった。
豊満な乳房を有する花騎士が自陣に加入、或いは他騎士団に加入したら、密かに特性母乳を仕込み、彼らの元に向かうように仕向ける工作員、騎士団の裏切り者として働く事を受け入れてしまっていた。
「天分っ♡ これぇっ、これがぁっ、わらひのてんぶんれしゅぅぅぅっ♡ ふりゃわぁないとじゃなくてぇぇっ♡ みっともなくでっかいおっぱいから、ドボドボってみるぐぶちまけまくるのがわりゃしのほんとうのっ、ほんとうになりたいすがたれすぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」
グロリオサの乳を噴きながらも幸福そうな叫びを聞いて。
「感じるっ♡ 視線感じるゥゥゥうううっ♡ もォっ♡ んもおおおぉぉぉっ♡ 見下されてるっ、家畜だって思われてるぅっ♡ わらひ、家畜ぅぅっ♡ お乳捧げる為に生きてるっ、おっぱい、かち、家畜っ、ふっぎょぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♡」
サンビタリアが被虐心たっぷりに媚びる様を見て。
「出るっ♡ 母乳、出っ、う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ♡ ずごい゛っ♡ おっぱいっ♡ 高く売れてっ、気持ちも良くちぇぇぇっ、牛、牛になるの、サイコォォォォォっ♡ フラワァ、ナイ、オ゛オ゛ッ♡ 花騎士なんてっ、やってらりぇな、あ゛ひぇっ、お゛っへえ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♡」
キヌタソウが花騎士より家畜になる事を賛美するのを見て。
酷く勃起しながら、仲間になる事を受け入れると返答してしまっていた。
正直に言ってしまおう。
騎士団長としてあるまじき事だが……俺は、まるで家畜の様に扱われて、惨めに乳を噴く花騎士達の姿に、激しく興奮していたのだ。
いつも凛々しく、愛らしく、美しい彼女達が……それぞれの魅力を振り撒きながら懸命に生き抜く彼女達が、ただ搾取される無様な奴隷に堕ちる様に、俺は魅了されてしまっていた。
俺一人が加入した所でどれほど㈱花騎士乳業の利益に、カウスリップの助けになるかも分からないが、こんな惨めな姿の巨乳花騎士達が存分に見られるなら、どうでもいい事だった。
「あはっ、やっぱり受け入れてくれたぁ♡ ありがとぉ、ゴシュジンサマぁっ♡ これからはFKとしても、LIとしてもよろし……くひいいいっ♡」
まるで握手をするように、悪魔と契約を交わすように、カウスリップの大きな乳房を鷲掴みにして、俺の未来も世界を賭けた博打の台に載せた。