※この作品はR-18です。

煌めく花壇に注ぐ汚穢   作:虫饅頭

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搾乳
洗脳
人体改造
24番の向こう側投稿版


春庭乳業㈱(P側投稿版)

 吐き気すら催す甘ったるい臭気を伴う白濁の霧が、視界一面を覆い尽くしている。真っ昼間の街中とは思えない、薄暗い世界。どんどん濃くなる白色に、共に逃げている同業者たる他騎士団長達の顔すらよく見えない。

 時折思考もぼやける。まるで薬物でも摂取したかのように。

 わけがわからねェ。なんなんだこれは。行方不明になっていた副団長の手掛りを求めて『㈱花騎士乳業』の立ち入り検査に加わっただけなのに、どうしてこうなった。

 

「ふにぃぃいぃぃっ♡ おっぱい、おっぱいどぼどぼしましゅぅぅっ♡ ふに、ぶに゛ぃい゛い゛い゛い゛い゛ーっ♡」

 

「団長さまぁぁぁっ♡ 出て来て下さいましぃぃぃぃっ♡ あたしのおっぱいっ、飲んで下さいましぃぃぃぃぃっ♡」

 

「抵抗しても無駄ですよぉぉ♡ 追手の皆さんがこんなにいるんですから、団長さん達が逃げきるなんて無理なんで……あっ、ちょっ、もっと優しく運んで下さいっ、私のおっぱい潰れて、私だけの団長さんに飲んでもらう為の母乳がっ……おっひょおおおぉっ♡」

 

 熱気の籠もる霧の中からは花騎士達の発した各々の騎士団長を求める狂気の叫びが谺して、間欠泉が噴き出すような音が飛び出す。

 時折そこに甘えた声音の誘惑や、花騎士から逃げ切れなかった団長の悲鳴も混じる。

 ちょうど一人、我々とは別の方向から逃げてきていた団長がウサギ型のお供に物陰から引き摺り出され、金髪の幼なげな花騎士に捕獲される所だった。花騎士も団長も、共に『㈱花騎士乳業』に赴いた者達の中にはいなかった。遂に全く無関係の花騎士達まで肉体的異変を起こし始めたらしい。

 

「団長さん見〜つけた♡ かくれんぼはもう終わりだよ〜♡」

 

「なっ、なんだぁっ!? うちのウサギギクの乳が地面につく程にデカくなっているなんて……ウ……ウソやろ! こ……こんなことが! こ……こんなことが許されていいのか!」

 

「許されるよ!! 団長さんヒド〜イ!! そんな団長さんには……いろんな国の大人向けの本に描かれているようなやり方で……あたしのパワー・アップしたおっぱいの凄さを、たっぷり味わってもらわなきゃね〜♡」

 

「う あ あ あ あ !」

 

 飛びついた花騎士ウサギギクの乳房に倒され、その勃起した陰茎を思わせる乳首を強引に口に含まされる騎士団長。藻掻く手をウサギお供らが押さえ込み、そして溺死させんばかりの勢いで噴乳する。口に入り切らなかった分の母乳と騎士団長の口に入れなかった方の乳首から噴き出した母乳はすぐさま気化し、狂った花騎士と哀れな騎士団長を覆い隠す白濁の幕の一部に同化してゆく。

 

「お゛お゛っ、出るっ、おっぱい凄いドボドボぶち撒けてるぅぅっ♡ 拾い集めたエロ本に描かれてた内容よりっ、あたしのおっぱいの方がっ、もっともっとヤバくて凄い事しちゃってるぅぅぅぅぅっ♡」

 

 ウサギギクと騎士団長が霧に呑まれた後も、二人の騒乱は音として此方に届けられ、我々の恐怖心を擽り続ける。

 何が起きているのか。簡潔明瞭に言えば、母乳が気化して作られた霧に沈む市街地で、乳房が異常なまでに肥大化した花騎士達に追いかけられているのだ。より正確には、乳房が膨張した花騎士に率いられた市井の人々や害虫共にも追われている。そう、街の外から侵入してきた害虫までもが、忠実な下僕のように、膨乳花騎士の命令に従い、彼女らを担いで移動しているのだ。その中には浄化されていないミズウォルムやナイドホグルの眷属、フラスベルグの眷属までいるのだから恐ろしいものである。

 先に述べた通り、追われているのは俺だけではない。そして他の騎士団長らも今の所は正気なようで、各々を追いかけてくる花騎士の異常な有様に恐怖し必死に隠れ潜んでいる。

 中には自分と花騎士の絆を信じ、元に戻してみせると近寄った者もいたのだが。

 

「にぃっ♡ おっぱいもっと飲んで下さいっ♡ 豊産になったコムギのおっぱいで、にぃの頭から爪先まで、コムギのっ、コムギだけのものぉっ♡ 他の人の作った材料で出来たお菓子よりっ、コムギの身体だけで出来た母乳っ、コムギがおっぱいの中で作った母乳飲んでぇぇぇっ♡」

 

 凡人がそんな身の程知らずをするとどんな目に遭うかが、霧に沈んだ路上で実践されている。

 パティシエールで花騎士で貴族の御令嬢たるコムギ嬢が、実の兄のように慕い永遠の祝福の誓いまで交わしている騎士団長を身体よりデカくなった超肥大化乳房で押し潰し、無理矢理授乳している。いや、彼はもう抵抗を止め自主的にコムギ乳を自らの手で搾って吸いだしたので、無理矢理ではないか。

 出ていく前に「俺はコムギのにぃだから、何であろうとあの子を助ける」なんて格好付けていたが、今やコムギの望み通り赤ん坊の如く乳を吸うだけの生き物に成り果ててしまった。要望を叶えているという点を見れば、ある意味助けている事にはなるのかもしれんが。

 コムギに従っていた民間人や害虫は、イカれた授乳劇を前に整然と並んだまま無反応を貫いていたが、突如として何かしらの指示を受けたかのように「ハイヨロコンデー!」と意味不明な叫びを上げながら揃って何処かへ走り去っていった。恐らく向かう先にはコムギ達のような花騎士がいるのだろう。

 

「にぃとコムギの世界っ、これで守れますっ♡ にぃがコムギだけのお婿さんになって、一生コムギのおっぱいだけ吸ってくれる世界っ、おっぱいっ、おおっ、おっぱいぃぃぃいいいいいっ♡」

 

 コムギ嬢の情欲に塗れた艷声。喧しい母乳の噴出音。一段と濃くなる母乳の霧。

 頭がグラグラする。何故か母乳が欲しくなる。頭の中で、嫁花騎士に見つかりやすい所へ出ていけという幻聴が響く。

 恐らく彼女らの母乳には洗脳効果があるのだろう。何故か俺達騎士団長には効きにくいようだが、時間の問題だろう。

 その証拠に、近場に隠れていた騎士団長の一人がふらふらと歩み出て、己の大事な花騎士の所へ進んでゆく。微かに見えたその表情は明らかに正気とは程遠い。

 

「まぁ、団長さま♡ 漸く出て来て下さいましたのね♡ レディをこんなに待たせるなんて、酷い方ですの♡」

 

 顔は見えないが、歓喜に声が弾んでいるのは判る。俺の知る限り、ハナモモという少女は、普段であればこんな肉欲を剥き出しにしたやりとりなど嫌がるであろうが、今この一帯にいる誰しもが正気ではないのだ。

 

「だ、駄目だっ……もう我慢できねェ! 乳をくれよハナモモ!! 頼むから俺に乳をくれよォ!!」

 

 とんでもない要求を繰り出すハナモモの騎士団長。どぷん、という奇異な音が聞こえてきた辺り、多分ハナモモの肥大化超乳に抱きつきでもしたのだろう。次いで聞こえてくるのは軽蔑や侮蔑ではなく、情念に満ちた雌の声。

 

「あはぁっ♡ 嬉しい……♡ ねえさまでも他の方でもなく、あたしのおっぱいを団長さまが求めてくれてる……♡ ええ、あたしのおっぱい、団長さまに捧げますわ♡ 存分にお吸い下さ……ひいいいいっ♡」

 

 獣が猛っているのかと思う程に理性を感じない雄の呻きと下品に乳首を吸い上げる音。

 

「お゛お゛っ♡ はげしっ、すぎますわっ、だんちょ、お゛ほお゛おおお゛ぉっ♡ あたしのおっぱいっ、潰れぢゃいまじゅの゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡」

 

 ハナモモも発情した獣そのものの嬌声で団長に応える。実際は互いの生殖器にすら触ってもいないだろうが、動物じみた交尾をしている情景が目に浮かんできてしまう程に下劣な雄叫び。

 それを聞いていた他の騎士団長らもまた洗脳が進行してしまったのか、呻きながら各々の大切な花騎士達の方へ歩を進めてゆく。たちまち見つかり、花騎士らの猥褻極まる歓待と肥大化乳房に呑まれゆく。

 

「ふにーっ♡ 団長さん来ましたぁ♡ 私、団長さんにおっぱいあげられるって考えたら、おっぱいどんどんパンパンになってきててぇ……♡ 団長さん、早く私のおっぱい吸って……くひゃぁぁぁぁっ♡ お、おっぱいじゅるじゅるってされてっ、にこにこになっちゃいますぅぅぅぅっ♡ ぶに゛ぃぃい゛ぃい゛い゛ぃぃっ♡」

 

「やっときてくれたんですね団長さん♡ このハツユキソウ、一日千秋の思いで団長さんが私の虜になる時を、お゛ほぉぉぉぉぉっ!? ひゃあっ、いっ、いきなりそんなっ、全身で私のおっぱい堪能するなんてぇっ♡ こんなにいっぱい母乳出ちゃったじゃないですかぁ♡ 急がなくても逃げませんからっ、私は団長さんのものですからぁっ♡ お゛、ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡」

 

 共に逃げてきた者達が堕ちたのを皮切りに、幾重にも重なり合う母乳の炸裂音、花騎士達の更に理性を失い牛じみた咆哮が霧中を奔る。

 

「カカオの立派になった大人おっぱいっ♡ 団長さんに相応しくなった大人おっぱいですよぉっ♡ どうですかぁっ♡ チョコ姉より凄くなったおっぱいっ、どくんどくんって凄い量のミルクが作られて、今にも溢れそ、おほぉっ♡ だ、んちょぉ、さんっ、そんなっ、ギューッっておっぱい抱きしめられたら、ひゃあぁぁぁっ♡ カカオのミルクいっぱい出てるぅっ♡ カカオミルク止まらにゃいぃぃぃぃぃぃっ♡」

 

「くふふ♡ にぃに、ヘナのおっぱい、視線釘付け♡ ヘナ、おっぱいパンパン♡ ぶるんぶるん、たぷんたぷん♡ 乳房成長、メトメト、クレソン、カガミ、調査隊全員超越……なの♡ 乳房内、母乳大量生成中♡ にぃに、ヘナの母乳喫飲希望♡ 拒否禁止……あっ、にぃ、ひいいいいっ♡ にっ、にぃにっ、あぁっ♡ 強く吸いすぎ、なのぉっ♡ ヘナのお乳っ、ちゅぱちゅぱされて喜んでるっ、どぷどぷ超えてっ、どぼどぼってしてるのぉぉぉぉぉぉっ♡」

 

「ふっへへぇ♡ だぁんちょーさぁんっ♡ どうですかぁ、いーっつもこのバニラちゃんを匂いで翻弄してたのに、バニラちゃん特性洗脳母乳香で脳を気持ち良く蕩けさせられる気分は♡ 特性乳香の効果で、死ぬべき害虫共が死なずに奴隷になってるのはムカつきますけど……きゃっ♡ えへへっ、そうですよねぇ、害虫なんかどうでもいいです♡ 団長さんがあたしのおっぱいこうしてちゅっちゅして、あたしが団長さんの香りで脳どろどろになってぇ……♡ あううっ♡ 団長さん嗅いでたら、おっぱいの中までとろとろになって、乳首からずっと母乳っ、どろどろ母乳出るぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 

「頭の中っ、お星様ビカビカギラギラしてるぅぅっ♡ 旦那さんになった団長さんにボクの母乳飲ませるのっ、頭おかしくなるくらい気持ち良くて幸せぇぇぇぇっ♡ お゛ほお゛お゛お゛お゛お゛っ♡ だっ、団長さんのカラダまで光ってるぅっ♡ ボクの母乳で染め上げられてぎりゃぎりゃしちぇるぅぅぅぅっ♡ 授乳っ、気持ち良すぎてっ、魔力っ、制御、できにゃぁぁっ♡ 滅茶苦茶になってりゅからぁっ♡ ボクのっ、ボクのおっぱい色のっ、ボクだけの旦那さんなのほぉぉぉぉぉぉぉっ♡」

 

 このようなまともな言葉であるなら遥かにマシで、霧の中で団長達を乳房で篭絡する花騎士達の叫びは大半が言語になっていない獣の遠吠えばかり。僅かに騎士団長達の声もするが、それもまたまともな言語ではない。

 この街でまだ正気を保てているのは、もう俺だけかもしれない。

 

「そうですね団長様。他の方々は、我々の目論見通り、家畜とその番いに堕ちました」

 

 いきなり耳元で声がした。俺の追跡者……行方を眩ませていたうちの大事な大事な副団長、カヤナの声だ。

 『㈱花騎士乳業』の地下牧場……花騎士達を凌辱していた悍ましき牧場もどきに踏み入った我々の前に突然現れ、謎の即効性薬物を仕込んだ大量の煙玉を投げつけてきて、ビオラやハナモモ達をあのような有様にした結果、牧場近隣にあったこの街を母乳の霧に沈めてしまった下手人。

 他の花騎士達同様、爆乳を超えた凄まじい乳房となった彼女は、忍びらしく感情を抑えた表情をしていたが、その歪んだ口元が内心の爆発しそうな歓喜を明確に示していた。

 咄嗟にその場から飛びのくと、少し悲しそうに眉を落としたものの、その眼には超乳化した他花騎士達が宿していたような淫靡で妖しい光が見てとれた。

 

「団長様……申し訳ありません。このような背信を働いてしまい、面目次第もございません」

 

 謝罪する彼女だが、それは違う。全て『㈱花騎士乳業』の奴らが悪いのだ。なにせ奴らは、カヤナの忍びの師匠である花騎士ワビスケまで捕らえて堕落させるような手練手管の持ち主なのだから。

 ワビスケが奴らに囚われたと知ったカヤナは今まで見た事がない程に酷く動揺し、それでも冷静に騎士団の業務をこなそうと努めていた。だが忍びのノウハウも知らない俺が、余りの狼狽ぶりを見かねてつい「個人ではなく忍びの里に正式に依頼する、㈱花騎士乳業を捜査してくれ」と言ってしまった。浮き足立つ彼女を落ち着かせるのではなく、里に力添えを求める事も含めてやりたいようにやらせてしまった。それが間違いだったのだ。

 カヤナもまた囚われ、奴らに洗脳を受けたに違いない。

 そう信じていたのだが……カヤナは首を横に振り、後ろめたさと高揚が綯い交ぜになった、なんとも表現し難い表情を向けてきた。

 

「団長様達もご覧になられました通り、私も……見てしまったのです……棟梁の、堕落した姿を……強者たる花騎士の皆様の、家畜に堕ちた姿を……」

 

 嗚呼、とカヤナが溜息を漏らす。それはまるで、狂っていると噂されているベロニカなる花騎士が、害虫が無惨な姿になっていくのを見ている時のような。

 嗜虐的……という訳では無かった筈だ。カヤナは違った筈だ。だが、今彼女が見せている俺の知らない表情は、狂気すら感じられるものだ。

 

「『可憐美の極致』……強さの中に隠された弱さも美しく、心惹かれるものでした。ですが、あの……淫らで、惨めで、無様で、どうしようもなく可愛らしい姿を見せられた瞬間、私、私は……!」

 

 カヤナの浮かべた、その歪な笑顔。今まで見た事の無い、いや、決してこんな笑顔などしてほしくない禍々しい笑い方。

 実は奴らに洗脳されておかしくなっているだけなんだろう? それともカヤナ、君は……元からそんな恐ろしい笑い方をする子だったのか?

 気圧されて一歩下がると、それを見たカヤナの瞳が更に変わる。何か覚悟を決めたようで、据わってしまった眼はどんよりと濁る。

 

「彼らに下った理由は他にもあって……団長様。あなたが私を、私だけを懸想し、求めて下さる世界が……他の女共が、あなたに胸の駄肉を押し付けて誘惑し、あなたがあんな風に鼻の下を伸ばす事が二度と無い世界が欲しかったのです」

 

 考えもしていなかった一言に呆気にとられた瞬間、その重たげな乳房の存在を感じさせない速度で飛びついてきた彼女に押し倒されていた。

 跨り見下ろしてくるカヤナの瞳に宿る淀みは、胸の大きな花騎士への嫉妬によるものだったのか。

 だがカヤナ、花騎士招聘の際、女性の価値は胸だけで決まるものではないとよく言っていたじゃないか。

 

「『おなごの価値は乳房の大きさだけで決まるものではない』……ふふ、そんなの、ただの負け惜しみに決まっているじゃないですか。そもそも副団長という立場の上、忍びだったのですよ? 胸の内で幾ら邪念が滾ろうとも、心中の荒波など他者に明かせる筈も無し……」

 

 陰鬱な感情の籠った声音で呟くカヤナにゾッとした、直後。

 我々が逃げてきた方向……『㈱花騎士乳業』の牧場がある辺りから光条が立ち昇る。

 あの『太陽の剣』を思わせる、しかし白濁の霧を隔てても尚判る程、汚穢に満ちた汚らしい黄色の光。

 なんだあれは、と呆然とするのも束の間、カヤナが嬉しそうにくすくす笑う。

 

「お気になさらないで下さい。もう、私がこの昂りを抑えなくても良い……という事だけお分かり頂ければ。アレが発現した以上、『㈱花騎士乳業』の勝利は確定……もう盤面は覆りません。故に、忍びも花騎士も廃業です……団長様は私の、私だけのもの……あの女達には負けない……!!!」

 

 忍びとして自身を律していた彼女の内面に渦巻いていた激情。露になったそれごと受け入れさせようとしているかの如く、彼女の乳首が口に押し込まれる。

 やめてくれ、そう云う暇もなく彼女の乳房が母乳を噴く。

 

「ふふ……団長様……あなた♡ 私の乳、たっぷりお飲み下さい♡」

 

 口内に痛みを覚える程に強烈な噴乳圧。母乳というのはこんなに粘度が高いのか、などと暢気な考えが脳裏を過るのも一瞬の事。

 直後、舌から襲い来る脳を直接殴りつけられたような衝撃。凄まじい甘露。正に愛を物質にしたらこんな味をしているのではないか、そう思える美味だ。

 

「どうですか♡ 私の母乳を飲んだ気分、はひぃっ♡ お゛、乳っ、噴っぐっ♡ ぐっお゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡」

 

 もっと味わいたい。こんなにも愛を伝えてくれているカヤナに応えないというのは失礼極まりない。一滴残らず飲み干さなくては。

 そう思う前に両手が勝手に動き、カヤナの肥大化乳房を全力で抱き潰しにかかる。その乳内に張り巡らされ、今も成長し続けているように見える乳腺の隅から隅まで母乳を搾り尽してやろうと。

 この至高の乳を味わっていると、勝手に恐れて逃げていた自分がどうしようもなく愚劣に思えてくる。そんな無駄をする時間があったら、あの牧場内で再開した瞬間に吸い付くべきだったんだ。

 だが今更悔いても意味は無い。ここから先、一切の無駄無く、カヤナの素晴らしい母乳を吸い続けて挽回するしかあるまい。

 このおっぱいは俺のものだ。カヤナのおっぱいは俺だけのもの、カヤナの母乳を吸い尽して良いのは俺だけだ。

 

「う゛も゛ぉっ♡ 乳っ、乳永遠に噴くっ♡ 騎士団の皆に負けないくらいっ、お゛お゛っ、大きぐっ、なっだ、おっぱ、お゛っぱい゛い゛い゛い゛っ♡ あはっ、あっはははははははぁっ♡ やっとっ、全部伝えられう゛っ♡ 私のお゛っ、私だけの、だん゛っちょぉ、さまあ゛あ゛っ♡ あなたっ、あなたぁぁぁぁぁぁぁっ♡」

 

 世界を黄ばんだ白濁に染め上げるどこか邪悪な光の下、かつて性交した時にも聞けなかった程に幸せそうなカヤナの恍惚の喘ぎを聴きながら、何もかも忘れていつまでも愛の籠った母乳を吸い続けた。

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