蟲姦
悪堕ち
人体改造
スカトロ
苗床
嘗てウィンターローズの辺境の村で偽りの守り神として祀られ、今もなおその村に魔力を送り、結界を張り続けている花騎士リトープス。
だがその結界の持続は、僅かな間ではあるものの途切れた事があった。害虫の不意打ちから騎士団長を守る為に、魔力を一気に放出してしまったのだ。
その出来事から暫くの後、とある村で幼年の頃の自分と似た境遇の少女に出会い、将来への指針を示す中で望郷の念を抱いたリトープスは、悩んだ末に、休暇を取って故郷へ向かった。
「ゲホッ、お゛え゛っ…くしゃい…うぶっ」
そして今、リトープスは、絶望と恐怖の中、生きた宝石とまで評された美貌を種々雑多な汚物に覆われて、村の中心に打ち立てられた得体の知れない塔に、四肢を埋め込まれていた。
白濁の中に黒や茶色の混ざった、考えるだに悍ましい粘着質が形作る汚穢の塔は、結界が途切れた隙に村を侵略した巨大害虫そのものだった。
「う゛、ぶっ……う゛う゛っ…」
時折害虫の表面から腐敗臭を伴う気体が噴き出し、リトープスは臭気に苦しみながら大粒の涙を溢す。常ならば泣き叫んでしまったであろう状況であるが、余りに凶悪な悪臭に湧き立つ吐き気でそれすら出来ない。
苦悶の呻きを漏らす花騎士を苛むのは、肌に触れる汚物の不快感と刺激臭だけではない。
普段から男性客の目を引いていた豊かな胸は蛞蝓害虫の触手に貼り付かれ、乳首から乳腺に毒を流し込まれていた。
乳腺を強制的に発達させる毒は不快な疼きを乳全体に催させるが、十全な効力を発揮出来ていないようで、今のところ乳が膨らまされたり母乳を噴き出したりする様子は無い。
悍ましい改造行為はそれだけにとどまらず、卵巣の真上にも伸びた触手が皮膚を貫いて極細の針を突き刺し、別の種類の毒素を流し込んでいた。
強制的に卵巣を活性化させて大量排卵させる為の毒素もまた、不十分な働きしかしないらしく、排卵は行われていなかった。
魔属性の花騎士、もしくは魔力操作に詳しい花騎士がこの場にいたら、リトープスの乳房の内と卵巣で特異な魔力の動きが見て取れただろう。無意識に発動させていた、リトープス自身の身を害虫毒から防護する簡易的な結界。それによって強制的な乳腺発達と排卵は抑制されていた。
だが助かる手立ての無いままでのいじらしい反抗は、害虫を嗜虐の楽しみに浸らせるだけでしかない。
魔力を吸収してしまえばあっという間に終わってしまう所を、わざわざ抵抗を許しながらいたぶり、彼女の心を苛んでいた。
だがこれは、単なるこの害虫の邪悪な嗜好を満たす為だけのものではない。辺鄙な地で出逢えた正に運命的と称せる優秀な雌を、壊してしまうことなく自身のオンナにする為のものでもあった。
リトープスが母親と共に村を去った後、彼女が展開した結界の存在など知る由も無かった村の人々は、新たに産まれた高い魔力の素養を持つ少女に村の守り神役を引き継がせ、心の安寧を得た。騎士団による巡回も始まりはしたが、頻度の低さと今までの慣例に背く事への不安がそれをさせていた。
そしてその少女は、中途半端に高い魔力の素養があったが為に巨大蛞蝓に苗床として利用できないかと思われ、限度を弁えない人体改造毒注入によって悶え苦しみ死んだ。
その失敗に学んだ蛞蝓は、次の改造調教にそれを生かし、堅実にリトープスをモノにしようとしているのだ。
「やだ、やぁぁ…」
囚われたリトープスの周囲、塔じみた不浄の化身を囲むようにして、彼女が守りたかった村の人々が彼女を再び神として祀るべく、奇怪な呪文を叫び、狂気じみた舞踏を繰り広げていた。
尤も、今度は村に於ける主神ではなく、新たにこの村を支配した神……巨大蛞蝓害虫の妻神とするべく、ではあるが。
それ以前に、リトープスが産まれてから名前で呼んだことすらなかった彼らは、彼女が村から出ていった元守り神などとは微塵も考えてもいなかった。
狂気の集いには小さな豚と象が混ざっていて、尋常ではない目付きで村人を真似て踊り狂う。リトープスのお供であるルネとナーゾだった。
眼に悲哀を満たすリトープスに気付くことなく、人々と元お供は祭儀を続ける。そして彼らの中には、蛞蝓のように両目が飛び出していたり粘体のような体になっていたりと、明らかに人間ではなくなった姿の者が大勢いた。珍しいタイプの害虫…人型害虫だ。
彼らは村を支配した害虫の体細胞を寄生型害虫のように注入され、人型害虫にされていた。ルネとナーゾも同様の処理を施され、形こそそのままなれど、強制的な鞍替えを強いられていた。
村人は常軌を逸した事を叫び続ける……偉大なる守り神を讃えよ、慈悲深き神万歳、我らをお救い下さる大害虫様万歳……そんなような、蛞蝓害虫への信仰を。
山の如く聳える巨大蛞蝓害虫……この惨状を引き起こした元凶であり、村を訪れたリトープスを瞬く間に倒して囚われの身に堕とした、極限指定級存在。花言葉の通り『用心深い』リトープスに存在を悟らせず事を進めた強大な害虫は、洗脳されて己を崇める人々と、自身の巨躯に囚われた花騎士の存在を嘲笑うように眼を蠢かす。
実の所、この害虫がここまで進化した要因には、リトープスが村を護るべく展開した結界が関わっていた。
離れた騎士団駐屯地からの、魔力的な揺らぎがはっきりと検知されて騒ぎになってしまう程の無理矢理な魔力投射。その強引に過ぎるやり方で展開されていた結界は、周囲に無駄に維持の為の魔力を放散し、本来必要な分よりも遥かに莫大な魔力を術者に要求していた。
リトープスが魔力的に極めて優れた花騎士であったことが災いし、その無駄に気付けないまま、長年に渡って大量の魔力を垂れ流しにしてしまっていた。そして放散魔力は、まるで配給を与えるように、周辺に住む害虫に餌とされた。
リトープスの結界は強力であったので、魔力を更に貪らんと何も考えずに村に侵攻を試みた害虫は死に絶えた。しかし残った知恵のある個体が、更に分け前の増えた魔力を吸って強化されてしまうという悪循環が続き、その結実したものが最後まで狡猾に身を隠して生き残り、成長を続けたこの巨大蛞蝓だった。
自分の行いの結果だとは露知らずに涙ぐむリトープスと、彼女に邪悪な視線を注ぐ蛞蝓。その周囲で異様な信仰を捧げる人々に混ざり、真新しい武具を脇に放り出した年若い少女らが全裸で恭しく跪き、司聖官めいて祈りを捧ぐ。
脂汗塗れの彼女らの腹は異様なまでに膨れ、ゴロゴロと気味の悪い音を放つ。腸内には、巨大蛞蝓の精液と大便が結合して膨張した汚染物質が詰まっていた。
腹腔内を埋め尽くす健康被害の元を隔離すべく腸粘膜を防護する世界花の加護は、その実蛞蝓の狙い通り、汚物と共に排泄され、害虫に喰らわれる。
強力過ぎる害虫が苗床にするには不十分な獲物だが、更に力を得る滋養の元を継続的に作る家畜としては有用だった。
「ハァ…ハァ…守り神様ぁ♡ 私達の、信仰の、証を、あはっ、奉納、致しますぅ♡」
「ご主人様お願いしますっ♡ 出させてっ♡ お腹、もう無理なのっ♡ ボク、ちゃんと服従してるからっ♡ 嘘じゃないからっ♡ 中身全部出させてよぉっ♡」
「あ、あたしは、まだ、頑張れる、からっ♡ 害虫様に、あたしがどれくらい、忠誠誓ってるか、し、しっかり、見て、貰うんだからっ…♡」
この村を含む近辺の巡回を担当する、新人花騎士達。彼女らもまた、害虫細胞注入により洗脳され、巨大蛞蝓を崇める奴隷とされていた。
誰にも気付かれていなかったリトープスの結界により、村の周囲から粗方の害虫が排除され、結果として練度が低い新米達がこの区域の巡回を割り当てられた事もこの悲惨な現状を形作るのに一役買っていた。
洗脳によりその本分を放棄させられた准騎士らは、騎士団に虚偽の報告をして村の異変を隠蔽しつつ、新たな主に差し出す為の供物を腹腔内で育み蓄えるのだ。時に主の細胞を騎士団に持ち帰り、新たな害虫細胞感染者、家畜奴隷を増やす役目も持つ。
やがて巨大蛞蝓の内部が奇妙に流動し、表面が裂けて陰茎じみた形の肉の管が現れると、奴隷花騎士達は汗みずくの顔を笑顔にして、尻を今の主に向ける。
リトープスがこれから起こる事象に戦慄する中、触手管は奴隷花騎士達の肛門を割り開いて侵入し、内容物を吸い上げ始める。世界花の加護の力と、魔力ごと。
「んおォっ♡ 来た来たきちゃぁぁぁぁ♡ じぇんぶっ♡ おにゃかにょにゃかっ♡ じぇんぶじゅるじゅるしちくりゃしゃひましぇぇ♡」
「ボクのッ、ボクのウンコがっ♡ お尻の穴ぶち抜かれてっ…ウンコおおっ♡ お、ひゃ、へえええぇえ♡ あひゃ、アは、あへひひひひゃははははっ♡」
「これ好きぃっ♡ 奥までズボッてされてちゅーちゅーされるのたまんないひぃっ♡ 団長チンポでオマンコされるより、ずっとずっと、ずーっと気持ちイイのおォっ♡」
膓を満たしていたものからの解放感と、尻穴から腸内までを太い肉管に犯される快感。そして主として刷り込まれた相手の役に立てる悦びで家畜花騎士達が悶える。
よがり狂う奴隷は強制排泄させられ、汚物は加護や魔力を吸収された後に蛞蝓の構成物の一部となる。
次第に腹を凹ませながら矯声を上げる花騎士らは尻を高々と掲げ、腹の中身が空になる頃には揃って白目を剥いてだらしなく舌を出し、土下座の姿勢で絶頂失神していた。
身に纏う世界花の加護と魔力も底を尽き、打ち込まれた害虫細胞が活性化してより強い巨大蛞蝓への忠誠を植え付ける。そうしてまた加護と魔力が回復し、腹に汚物が大量に貯まった時に、主へそれらを差し出すのだ。
奴隷花騎士達への凌辱行為は一先ず終わったらしく、蛞蝓の眼はリトープスを睥睨し、加護と魔力を吸い終えた汚物を蓄えた触手が先を向ける。
何度されようが慣れる筈もない行為が開始される。理解したリトープスは嫌悪を露にいやいやと首を横に振る。負の感情を表に出すのは彼女にしては珍しいが、この場合は当然といえよう。
「やだ…やだよぉ…それ嫌なのぉ…」
洗脳された花騎士達から抜かれたばかりの触手の一本が怯えるリトープスの頭上に近づき、その内部に取り込んでいた排泄物と蛞蝓精液の混合物を浴びせかける。
拷問同然の行いに晒されているリトープスは気付いていなかったが、汚物をぶっかけられる度に彼女の体表に微かに魔力的な反発が生じていた。乳房と卵巣に毒を注入されている時と同様の反応。触手内部で汚液に追加された毒素からの自身の保護。
無駄な抵抗をする獲物の反応を楽しむ害虫の眼球が邪悪に歪む。
「う゛っぐっ、む゛ぅ゛っ!」
必死に目を閉じて息を止めるリトープスに不浄が降り注ぎ、全身を穢す。
花騎士達から回収された物が次々と容赦無く叩きつけられていく。意味の解らない汚液の滝行で、身体的にも精神的にも追い詰められる。
そして呼吸をした瞬間、その時を見計らったかのように、顔に混沌極まる腐汁がかけられる。臭気に堪えかねて口呼吸をした為に、その最悪の液体が口に入ってしまった。
「ぶっ!? ぶえっ、ぐげ、お゛え゛え゛え゛え゛え゛っ!!」
普通の人間は一生味わうことなどないであろう、他者の糞便と害虫の精液の味が口内で暴れまわる。当然というべきか、リトープスは嘔吐した。
吐き出せるものは胃液しかなく、それでも堪えきれる訳もない吐き気に嘔吐く。
「はぁ…はぁ……ひっく…ぐすっ…もう、やだよぅ…たすけて…だれかたすけて……だれか……だんちょうさぁん……ひっく…」
囚われた日から何度も繰り返されてきた汚辱についに気力が底を尽き、嗅覚を刺激する激臭にも構わず童のように泣き出してしまうリトープス。
思考の根元にまるで鎖のように絡みついた、自分こそがこの村の守り神だという矜持に支えられていた精神も限界だった。
自身を悪性の変容から防御していた結界が揺らぎ、弱まっていく。
直後、この時を待っていたとばかりに、汚毒を充満させた触手が肛門を貫いた。
「ひぎっ!?」
男根ほどの太さのものが、本来出すのが専門の穴に突き入れられる衝撃と痛みに苦鳴が漏れる。今まではされていなかった尻穴への凌辱に、奴隷化された花騎士らと同じ目に遭わされるのかと恐怖が溢れ出す。
彼女の予想とは少し違ったが、下劣な行いをされるというのは間違っていなかった。
汚物塗れの触手は、考えるだけでも悪心の湧きそうな最悪の内溶液を、麗しき花騎士の腹腔内に浣腸液として吐き出していったのだ。
「ひ……いっ!? やだやだやだ!? やだぁぁぁぁ!? やめてえぇぇぇぇ!!」
まともな頭では思い付かない、身の毛もよだつ狂気の行いに、リトープスは顔面蒼白で絶叫する。
目を白黒させて拒絶する彼女の願いは聞き届けられる訳が無く、空になった触手が抜かれると矢継ぎ早に別の触手が肛門を襲い、汚物浣腸を繰り返す。
「嫌イヤいやああああああああああ!!」
内側を大便と精液で充たされ、膨らんでいく腹部。
膨らむ腸に圧迫された膀胱が尿を漏らしてしまうが、気にする余裕などない。
臨月の妊婦を思わせる蛙腹になった頃、漸く浣腸は終わり、リトープスが自らの膨張させられた腹部の無惨さに狂乱する姿に蛞蝓が愉快そうな鳴き声を発した。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! 私のっ、私のお腹がぁぁ!!」
他人の排泄物と害虫の精液を注入されるという、まともな人間には到底受け入れられない事態に混乱し、恥も外聞もあったものではなく出してしまおうと息む。
だが、尻穴には触手がまだ突き立てられたままで、排泄は許可されない。
やがて腸が外部からの闖入者共を拒絶し、醜い蠕動音を鳴らしつつ強烈な腹痛を訴えだしても変わらない。
「う…んんんっ! うぐうぅぅっ! 出させて!! お腹、凄く痛くて苦しいの!! お願いウンチさせてぇぇぇ!!」
正気を失ったような叫びが村に、周辺の森に谺する。
その生い立ち故に精神的に幼く、羞恥の基準が他者より緩いリトープスと言えど、害虫に排便許可を懇願するなど耐え難い屈辱であり、出来ないだろう。
だが意識に昇らずとも、身体の方はこの状態の継続はまずいと判断していた。
例え世界花の上等な加護を受けていようとも、花騎士の体内から廃棄された汚染物と害虫の子種、害虫毒のカクテルは有害に過ぎるのだ。
張り詰めた腹奥からギュルギュルと奇怪な音がする頻度は時間と共に高まり、家畜花騎士らとは桁違いの害虫毒が腸内を舐め尽くす。
汚物と脂汗で酷い有り様のリトープスの瞳は次第に焦点がずれ、虚ろになっていく。
「ふっぐっ、ううぐうううぅぅぅっ! かはぁぁああああ! はひゃっ、ひい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛! らめっ、らえ゛ぇぇ! いひゃぁぁぁ!」
汗と糞汁を飛び散らかしてもがくリトープスを、巨大蛞蝓が村人に見せつける。
喚き続けるリトープスの濁る視界の隅に映る村人だったもの達は、害虫による花騎士調伏の地獄めいた光景に、まるで宗教画でも見るような敬虔な視線を向け、わけのわからない呪文を唱えて祈りを捧げていた。
朦朧とした頭に、呪文の一説が届く。
神の妻の誕生を讃えよ。
混合汚物浣腸で限界まで腹を張らせたリトープスを、守り神の妻……害虫の雌奴隷として礼賛しているのだ。
「そ、なあ゛ぁ! ひどい゛ぃ! わたし、わたしはあ゛ぁ!!」
彼らは害虫化によって人格を破壊されているのだが、悶え苦しむリトープスにそんな事まで思慮するなど不可能で、自分は守り神ではなくなった、故郷はもう害虫のものなのだと思い知らせるには十分だった。
リトープス自身も気付いていない無意識の結界が、力を失う。巨大蛞蝓は見過ごしてくれなかった。
両乳首に取り付く触手の微細毛、卵巣を穿つ棘が毒を一気に流し込む。
変化は劇的だった。
「お゛お゛お゛お゛!? お゛う゛お゛お゛お゛お゛っ!!」
リトープスの細胞は今度こそ一片残らず屈服させられ、乳腺の成長した乳房は片房だけでも頭の数倍の大きさに肥大し、その芯に淫熱を生じさせながら母乳を製造していく。
卵巣は外見での変化こそ見られないが、彼女の体内の魔力の動きなどから、害虫に蹂躙される寸前の無防備な子宮へと、爆発的に卵子を送り出していると判別出来た。
急激な肉体変化に激しく痙攣するリトープスは、これまでの時間をかけた慣らしのお陰か元々耐えきれるだけの身体だったのか、絶命する事無く改造を終えた。
蛞蝓害虫はそれまでの面倒な手順故に待ち遠しかったのか、生殖器を体表から突き出すやいなや、そのままリトープスの女陰を侵略していった。
「ひっいっ、いぎああああああ!?」
リトープスを占めたのは困惑だった。叫びの原因は痛みではなく、熱く溶けるような快感。
内臓を毒でじわじわ溶かされていたような激烈な腹痛が消え、張り詰めた腹全体が生殖器に変わったような錯覚さえあった。
まるで塗れていない陰門が押し広げられ抽挿で擦傷が生じても、内側で不快な流動体が暴れても、一切が快楽に変換されていた。
一方的に凌辱する側の蛞蝓害虫は彼女の内を存分に愉しんでいるようで、犯される花騎士の身体を鑑みない身勝手な性交に没頭する。
抽挿が次第に深く長くなっていき、遂に胎内に害虫精子が吐き出される。
「ひっ、はひっ、だめっ、これ、あかちゃ、できちゃ、ああ」
騎士団長の営みとは全く異なる、自分勝手な絶頂に、それでも淫毒で快感を覚えさせられつつ、恐怖が湧く。
自分と害虫の子を孕んでしまう。一瞬昇った当然の懸念は、際限知らずに吐き出される害虫精液が齎した子宮の膨れによって中断された。
「あ゛…う゛…ぐあ゛あ゛」
花騎士といえど、人体の受け入れられる限度を超えていた。ボテ腹の表面、膨れた腸がこれまた膨張した子宮を埋没させて無惨に浮き出る。もう破裂してしまうと叫んでいるかのように、一際大きく長い腹音が発せられた。
両目を白黒させて震えるリトープスは、内臓破裂での死すら予期させられた。
だが、そのまま圧力で幽門が抉じ開けられかけた瞬間、蛞蝓は触手でリトープスを自身の身体から抜き出すと、逆立ちしたように上下を反転させ、仕上がりを試すように二本の触手で成長した乳房を圧し潰し、尻穴から浣腸触手を抜いた。
途端、まるで瓶飲料の栓を抜いたような音がして。
「ひっ!? いやっ!? あ゛っあ゛っあ゛っぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
リトープスは噴水となった。汚物と母乳が凄まじい勢いで天に噴き出し、精神の断末魔が迸った。
自身の口にもどろどろに溶けた汚物と母乳が入り込むが、構わず絶叫し続けた。
身体を作り替えた淫毒が、雌の本懐だと言わんばかりに一物を咥え込んだ腟と子宮を扇動し、力強い締め付けでゆるゆると胎内射精を続けていた生殖器を逃すまいとする。
我慢を強制された挙げ句の排泄の解放感、初めて味わう射乳の激感、こんな有り様で未だに射精を続けられる被征服感に一度に襲いかかられ、リトープスは逆さ釣りになったまま放心していた。
いっそ心地好いまでに完全屈服させられた敗北感の中、意図せず村人達を目で追ってしまう。
元守り神の人間噴水化を、村人だったもの達は祝福していた。彼らの狂った教義では、これでリトープスは完全に守り神の妻神となったことになるようだ。
意識が飛びかけて靄がかかったようになる頭と、糞便と母乳の豪雨で遮られた視界でもはっきりと理解出来るほど、狂った歓喜に踊る村人…人型害虫達。
賑やかな歓声を上げる人々に、リトープスの心の根元に巣くう呪縛が顔を出す。
産まれた時から押し付けられてきた、そしてこれまでもこれからも彼女の思考を矯正し続ける、村の守り神としての……否、自己を放棄し、村の利益の為だけに生きる、無自覚な奴隷としての立場が。
「………あ………は………♡ むらのひとたち……よろこんれ……♡ みんにゃ…だんちょ…しゃ………♡ ごみぇ…らしゃひ…♡ まもりぎゃみりゃ…なひけろ……わらひ……もぉ……かえりぇにゃひ……♡」
どうあっても自分はこの村の為に生きずにいられない。ここから逃げられない。
排便噴乳絶頂で尊厳を破壊し尽くされながら、リトープスはそれを魂の底まで思い知っていた。
子宮の中で大量放出された卵子と結合して増え続ける、蛞蝓と人間の間の子らの胎動を感じ取りながら、リトープスはシルクロ・リベスの仲間達、そして恐らく恋していた騎士団長に、届かぬ別れを告げた。
それから僅かの後にリトープスの休暇期間は終わり、それでも帰ってこない彼女を探しつつ、同時に興行もしてくるとウィンターローズの辺境に向かったシルクロ・リベス一座もまた、消息を絶つ。
数か月後、害虫の攻勢が収まり、余裕ができた為、彼女らが所属していた騎士団の団長が捜索を試みたが、愛する人の故郷で彼を待っていたのは、花騎士の加護や精霊の力を弱める対花騎士用の結界と、人型害虫にされた村人達、そして絶望の淫獄だった。
「ぎぼじいいっ♡ お゛ほぉっ♡ 赤ちゃん産むのっ、大好きぃぃ♡ もっと、もっと赤ちゃん作ってぇ♡ 大切で大好きな家族、いっぱい産ませてぇ♡」
「んぉ゛っ♡ おっぱいっ、おっきくされたおっぱいもっろぐじょぐじょにしれぇぇぇ♡ おっぴゃいきゃりゃたいほぉみひゃいにっ、みりゅぐどぼどぼしちぇイグぅ♡」
「えへぇ…♡ 私の赤ちゃん達…可愛い…♡ お母さんのおっぱい、いっぱい飲んで、元気に育ってね…♡」
「待っれ゛え゛っ♡ まだ赤ちゃんがっ♡ あなたのきょぉだい゛っ♡ 産まれてるっ、ところ、なのにい゛っ♡ アタシのこどもぉ゛っ♡ やんちゃ、すぎりゅうぅ♡」
「出りゅ出りゅ出りゅぅぅ♡ みんにゃっ♡ そんにゃ、お腹押しゃれちゃらっ♡ あてくしのお尻、爆発しゅりゅでしゅぅぅ♡ ほっぎぇえぇぇぇ♡」
臍の緒で繋がった不定形の赤ん坊を何体も秘所から吐き出し、恍惚としているニレ。玉乗りの玉より肥大させられた乳房から、砲撃のように盛大に母乳を噴いて絶頂し白目を剥くスグリ。妹より巨大にされた乳房に抱き着き、美味そうに乳を吸う子供らを慈愛たっぷりに見つめるグーズベリー。出産途中にも関わらず、我慢しきれなくなった我が子に肛門を犯されよがり狂うミムルス。子供達に尻穴に精液と自身や他団員らの母乳、大便のミックスを注ぎ込まれ、パンパンになった腹をトランポリンのように押し潰されてぶちまける玩具とされたコランバイン。
壊され堕ちた彼女らは、自身らの糞尿に塗れながら、人とも蛞蝓ともつかない化け物を孕み、産み、乳を吸われ、その全てで悦楽に溺れていた。
それでも諦めずに突き進んだ騎士団長は、村の深奥でリトープスを見つけてしまった。
「なんで来ちゃったの、団長さん…私、新しい守り神様のお嫁さんになったの。団長さんは、私とお婿さんの……村の邪魔になる。だから、ごめんね……ここで死んで」
団長の最期に見たものは、山のような巨大蛞蝓害虫の振り下ろす触手と、それとまぐわいながら化け物を産み落とす、変わり果てたリトープスだった。
度重なる多胎妊娠と長期の継続的人体改造毒汚染で、乳と腹の皮膚がだるんだるんに垂れてしまうまで膨張と拡張を繰り返されたその姿は、まるで人の頭を持つ蛞蝓のようだった。