※この作品はR-18です。

男女区別社会_優遇された女性とほぼ下僕な男達   作:灰兎

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入院中4

 

 ■ 入院中4

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 病院の激マズの昼食を終え、遥、早苗が来るのを待っていた時だった。

 

 主任看護師の律子さんが人口管理局の本部長こと、石倉有希子を伴ってきた。

 面会を受け入れると部長だけを残して律子さんは退出していく...

 

 「早速ですが、例の件はお母様にもご同意いただけましたのでこちらの書面に署名捺印を頂けますか?捺印は拇印で結構です。」

 何となくご機嫌がよろしくないようだ...

 

 「すいません、その前に実行犯の娘さんについて教えてもらえませんか?」

 「そうですね、すでに拘留されてますし、被害者なので構わないでしょう、名前は木次絵美、16歳です。お話したように調査が終わり次第、鉱山に送られます。」

 

 「そうですか、俺としても色々と調べたんですよ、まあ、法律家ではないので違ってたら教えて下さい。

 被害者の救済措置として加害者に資産等がなくて賠償できない場合、身代位弁済として身柄を押さえる事が出来るとありますが間違っていますか?」

 

 「間違ってはいませんが、身柄を引き取ってどうするつもりですか?殺したりすればあなたが罪に問われますよ、まあ、失踪なら問題は有りませんが。。。」

 うわぁーーっ、えぐい事おっしゃいますね、殺しても死体さえなければ何とでもなるって言ってるようなものじゃないですか...ドン引きしますよ。

 

 「いや、いや、殺したりはしませんよ、酷い事をするつもりもありません、俺の身の回りの世話係としてどうかと思ったんですよ、ほら、人件費も馬鹿になりませんし…」

 

 「本気ですか?それ罰じゃなくてご褒美ですよ。

 そうなりたいという女性は履いて捨てるほど現れます、わざわざ、犯罪者を引き取る必要はないのでは...」

 犯罪者の娘のくせに罰どころかご褒美じゃないちょっと許せないわ。あたしがなりたいくらいよ。後、20年、いえ、15年若ければ私では駄目ですか?って言ってしまいそうだわ。

 さすがにこの歳では言えないけど...

 

 「俺自身、彼女を知りもしないし怨みもないんです、鉱山の過酷さを知っているからこそちょっと哀れかなっていう点は隠すつもりはありませんが、正式には会ってから決めたいと思いますので退院後、会えるようにして頂けませんか?」

 

 「分かりました、この件については上層部に話を通してみます、まず大丈夫だと思いますので退院されるまでには準備しておきます。」

 少々納得いただけないみたいだが、ここは押して納得してもらう事にする。

 

 「それと先ほど医局で鈴木医師から聞いて来たのですが、彼女と性交渉を持ったのは事実でしょうか?強姦されたのではありませんか?」

 

 「どちらかと言えば俺が強姦した方かもしれませんが、暴力行為は行っておりません、和姦だと認識してますが...」

 

 俺の答えに驚いたのか呆れたのか部長は口を半開きにしたまま硬直していた。

 回復後一言...

 「彼女に好意をお持ちですか?」

 

 「はい、好意はもってますよ、愛してるとまでは行きませんが・・・

 ほらあれですよ、鉱山送られて長い間、御無沙汰していましたからね、性欲が理性を殴り倒したって所でしょうか?わははは。。。」

 ジト目をしている部長を尻目にこういう時は笑ってごまかす。

 

 「そんな訳ないでしょって、突っ込みたい所なんですが、本人の証言があるのでそうなんでしょうね。

 和人さんは醜いからだが嫌にならない尊い方なんですか?夏目様のそういった対象になる年齢層はどれぐらいの範囲の方が入るのでしょうか?どうしてもいやでなければお答え願いませんか、一般的にはもう、鈴木医師の年齢だと見向きをされないんですが、ご希望の年齢の範囲や体型がわかって要れば抽選の時には反映させられますよ。」

 

 あぁ、そういえば有生殖男子の手引きってもらった本に書いてあったわ、たしかBランク以上ね、おれAだから当然該当する訳か抽選ねぇ、一般にもチャンスを与えるっていうよりも政治的な意味合いが強い気がするがまあ、決まってる事は仕方ないか...

 

 「別に醜い体が好きって訳じゃないですよ、その辺は個人の主観の違いでしょう、人によって審美眼は違いますからね、私的に鈴木医師は十分に魅力的な体をしていると思ってます。

 体型的な物はさほど気にしてないんですよね、胸にしても無いなら無いで趣がありますし、あればあるで楽しめますからね、お尻に関しても同じ考えですよ。

 

 年齢的な物はそうですね、下限は13歳と言ったところでしょうか?法的な下限は調べてませんが、たとえ法的にOKでも無理ですね。

 上に関しては40代ぐらいまでは全然OKです。それ以上は個別に判断といったところでしょうか...

 私的にストライクな年齢ゾーンは30代半ば頃が一番そそりますね。」

 

 「へっ、か、変わってましゅね、いえ、普通とは少し考え方が違うようですね、でも、全然、問題はないですよ。」

 えっ、って事は私でもOKってことなの?有りなの...夢をみていいのかしら...もう、処女のまま死ぬものだと思ってたわ、ほんの少しでも希望を持っていいのかしら...

 あぁ、私とセックスって言いたいけど立場が許さない...ううぅっ、局の人間でなければ言えたのに...局の人間であることが恨めしい...

 

 「はは、まあ、変わってるかもしれませんね。つい先日まで無生殖者だった者としては一般の基準が知りたいのですが...」

 一応、合わせる合わせないは別として一般常識として知っておきたい。

 

 「そうですね、人口管理局の推薦としては16歳~23歳までを推奨しております、ちなみに抽選での性交渉は25歳を過ぎると当選確率は若い方に比べて1/10に落ちます、35歳までは募集は受け付けていますが事実上は30歳を過ぎると当選する事はありません、これは一応秘密なので内緒でお願いします。(とはいえ公然の秘密扱いだ。)」

 

 「実際の現状の嗜好となると13歳以下って言う方がほとんどではないでしょうか、一番好まれるのが9歳~12歳なのが現状です。政府としては無事に出産して頂くためには16歳以上を推奨しているのですが...」

 

 うわぁーーーっ、来たよシングルナンバー、みんなロリコンかよ、この世界YesロリータYesタッチが許されるのか?

 後ろから見て男か女か判断できないような子供に発情できるのがスゲーッって思ってしまう方が変なのか?

 

 「それって犯罪じゃないんですか?」

 「ご存知だと思いますが婦女暴行は廃止されていますし年齢の規定はありません、あくまでも政府の推奨なんです、なので入院するような怪我でも負えば障害事件として立件は可能ですがそれでも恐らく厳重注意位でしょう...恐らくと言いましたのも過去に傷害事件として立件された例はもう、何十年も前の事ですから...」

 

 「それは起こってないって訳ではないんですよね、でも、どうして?親は怒るでしょう?政府が握りつぶすんですか?」

 案外、有性殖者は大事だからと重大じゃない犯罪は見逃されるってネットで見た気がするな。

 うん、俺の娘がそんな目に遭えば、ち〇こちぎってから太平洋のど真ん中に捨ててやるんだが...

 

 「いえ、そうではなくて被害者から申し立てがなければ対処できないというよりも分からないんです。仮に病院にかかって医師が警察へ連絡しても被害者が申告しないのでどうにもならないのが現状です。」

 

 「訳、分からないです。」

 

 「それにはちゃんと理由があります、あまり早く教えるとトラブルの元になりかねないので高校の2学期で習う事なんですが、まあ話しても問題は無いでしょう」

 

 へぇ、何なんだろう、後で聞けるとしても気になるので今聞いて起きたい。

 「はい、教えてもらえますか?」

 

 「女性の場合、早い人だと35歳ぐらい、遅い人でも45歳ぐらいには心身に不調をきたすのです、これを更年期障害と言っていますが、その内容は様々で軽い人から死に至る人までいます。100年程前までは更年期障害はあったものの今の様に酷くなくて死に至る人はいなかったそうです、当時は8割ぐらい発生率が現在は100%発生します、後は程度の差なので年齢が近くなるとおびえているのが現状です。」

 

 うん、前の世界より発症年齢が随分早いような気がする、ま、俺も詳しい訳ではないが、更年期障害で死ぬなんて事は無かったはずだ...

 「対処方法はあるのでは?」

 

 「はい、治療方法はありますが決定的な物はなくあくまでも緩和処置で、酷い方にはほぼ効きませんが、医療ではない対象方法はあります、定期的に性交渉を行っていれば症状は出ないんです。無論、止めればまた、発生しますが、更年期障害は10年ほどで消えますのでパートナーのいる方は乗り切れますがいない方は乗り切れない場合があります。まあ、パートナーのいる方って言うのがほとんどいないのが現状です。」

 

 うーん、なんとなくわかるような分からないような...向こうの世界でもちらって聞いたぐらいだからなぁ、まあ、嘘は言っていないから本当の事なんだろう。ん、話がそれてないか...

 

 「本来の話からそれましたね、どうして告発しないかと...その為に更年期障害の事を知って欲しかったんです。

 検証期間は短いのですが、実は13歳~15歳までの間に男性主導の性交渉があると更年期障害の発生率は0%になっています、16歳~18歳までにあった場合の発生率は10%以下となっています。

 

 娘の親としても出来れば更年期障害と無縁にしてあげたいと思うのが親心として当然ですよね、でも、貴重な男子です。抽選に応募できるのは16歳からですし、当たるとは限りません、そうなるとお金を積んでとなる訳ですが、依頼して性交渉を行うの時の謝礼金は最低300万が相場です。

 

 これは中年の男性が寝てるだけっていう場合です、相手が若ければ500は軽く行きますし、男性主導で若い10代の男性に頼むとしたら1000万は超えるでしょう。

 

 そんな大金、一般の家庭ではなかなか出せないのが実情です。それが向こうが勝手にやった分に関してはお金を払う必要がないんです。

 多少傷がついたとしても、将来経験出来ないかもしれないのを経験できるのなら多少早くてもできたほうがいいし、更年期障害も心配ないと繰れば告発はしません。

 

 告発すれば上手く行けば相手から賠償金が取れるかもしれませんが周りにはバレてしまいますから嫉妬をかって虐めにあったり中傷を受ける事になるので黙ります、むしろやられてラッキーって感じでしょうけど...

 もう、10歳にでもなれば本人は興味と性欲でやりたい盛りなので更年期の事を考えなくても、ウェルカムって感じですから...

 

 「そうなんですか...」

 何か凄い世界に来た気がする。

 でも、いい事を聞いた、権力を握っている者に付け入るチャンスとなりうるかもしれないって事だよな。

 迂闊に手を出すのは悪手で良く調べてから計画的にやらないとまずいな、案外、俺が生きているうちに和人との約束を果たせるかもしれない。

 そう思うと笑みがこぼれる。

 

 「署名捺印する前に一つ、条件を追加したいのですが...」

 

 有希子は明らかに狼狽を見せている。

 「じょ、条件ですか?聞いて見ないと何とも言えません、また、私がこの場で判断できない場合もありますのでその場合は持ち帰らせて頂きますが...」

 

 えっ、ここにきて条件って何なのよ、お金?それはないわね、今までお金に関しては一言も口に出してないしそんなそぶりは見せてない、むしろ興味はないと言わんばかりの態度だし...はぁ、ここで私が判断できることなんてほとんどないから持ち帰ることになりそうだわ。

 

 「俺は有性殖者として判断されたわけですよね、では規則によると18歳までに最低5名以上の特定交際者を持たなければならないとありますが間違いありませんか?」

 

 「はい、そうです、正式には夏目様の場合既に16歳になっておられますので、退院前に初回献精がありますのでそれ以降、義務が発生する事となります。」

 それがどうしたって事?もしかしてそれを無くせとでも言う訳、無理、それだけは絶対に無理だわ、わがままが通る理由はそれがあるからなのに、あぁ、でもそれが分からないような子じゃないわね。

 

 「うん、そうですか、実はそうじゃないかなって思ってたんですよね、では有希子さん僕の初の特定交際者になって下さい。それが最後の条件です。」

 

 「えっ...うしょっ...」

 思わず声を上げてしまった、こんなおばさんを揶揄ってるのかしら?あっでも彼は30代半ばがストライクゾーンって言ってた気がする、適当なこと言ってると思って聞き流してたけどほんと・・・だから女医も抱いたんだわ.....

 

 な、なに、こんな幸せな展開があっていいの?嘘じゃなわよね、今更、嘘だぴょーんなんて言われたら窓から飛んじゃうよ。

 

 「駄目ですか?」

 俺的にはこの人とならまったりHが出来そうな気がする、たぶんこれから高校に行く事になるんだろうけど、俺から見ると高校生はやっぱりしっくりと来ない、若いってだけだし...癒しの本命は是が非でもキープしておきたい。

 

 これが元で『ババ専』の汚名をかぶることになるとは夢にも思っていなかった。

 

 「本当に私でいいんですか?若い子は周りに一杯いますよ、それに夏目様は退院後は高校に進学されますから女子高生と一杯知り合えると思います。」

 あっ、なんてことを言ってるの私、せっかくのチャンスを、素直にハイって言っておけばいいのに...変に良心がしゃしゃり出て来る、あぁ逃しちゃったかなぁ...

 

 「...うーん、なんて言ったら分かってくれるのかなぁ~

 俺にとって有希子さんは癒しになると思うんですよねぇ、恐らく俺は好む好まざるにかかわらず沢山の人と性交渉を持つ事になるでしょう。その中には政治の駒として使われる機会も少なくないはずです、そんな時に帰って来て癒してくれるのは有希子さんだと思うんです。駄目ですか?

 

 ほんとうに駄目なら諦めます。

 駄目と言ってもサインはしますから安心してください、こんな事を条件に付けるつもりは最初からなかったので...」

 

 あぁぁぁーーっ、この子は神かも知れない、いえ、きっと私の為、社会の為に神さまが使わして繰れた天使なんじゃないしら...

 この子は私の事を分かってくれている。ただ、性欲のはけ口として見ている訳ではないんだわ、神さまありがとう、私はこの子のに、いいえ夏目様に仕えます。

 

 「はい、是非、こちらからお願いします。」

 あぁぁ...言っちゃった...うふっ。うふふufufufufufu...

 

 「じゃ、正式な登録は俺が退院する前で良いから持って来てね。」

 「はい...夏目様」

 

 「あぁ...それやめてよ、うちの家族は全員夏目だからさぁ、今後は和人と呼ぶように...呼び捨てで良いから」

 

 「さすがに呼び捨ては不敬すぎますので和人様とお呼びしますね。和人さま♡」

 「ふぅ、ま、最初から呼び捨ては無理かぁ、とりあえずはそれでいいや。」

  

 同意書、誓約書、守秘義務契約の3通に署名捺印をすると有希子を帰っていった。

 ドアを閉じる時、何度も手を笑顔で手を振っているのが印象的だった。

 恐らく彼女は俺の癒しになってくれるだろう。

 

 無論各書類は最後まで見落としがないか見てから署名したのは言うまでもない、見た目16でも中身は36のおっさんなんだからその辺は抜かりない。

 

 

 

 




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