誤字誤用警報発令中です。
雰囲気で脳内変換してお読み頂けると嬉しいです。
謝辞:誤字誤用報告有難うございます。
誤字は後ほど修正予定です。
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■ 生殖能力検査
検査の当日
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検査当日の朝、和人は朝食を取っていた。メニューはいつもと同じトーストに軽くターンオーバーした目玉焼きと軽く焼いたベーコンにサラダ、ドリンクは牛乳。
和人はカリカリのベーコンが苦手だった。
「ナギ君これも食べて行きなさい。」
母親の沙羅はそう言ってカキフライとレバニラ炒めを和人の前に差し出した。
カキフライは昨日の残りだがレバニラ炒めは朝から作ったものだ、無論、今日の検査を見越して昨夜はカキフライにしたのは言うまでもない。
「えっ、朝からレバニラ...カキフライはまあ、いいとしてレバニラはちょっと重いよ~」
(『げっ』、朝からレバニラはないだろう~まあ、母さんの気持ちもわかるんだけどね、今更あがいたってどうにもなるもんでもないし、僕の労働組は変わらないよ~)
「今日は大事な検査のある日でしょ、文句言わないでしっかり食べて行きなさい。」
母は若干諦めた表情もしながらグイグイとレバニラの皿を俺の前に差し出してくる。
「ふぅ~わかった、わかったよ。食べるから...」
母さんがそれで気が済むのならと思い、朝から元々あまり好きではないレバニラを口へと押し込んで無理やり飲み込んでいく...
飲み込んで最後に牛乳で流し込んだ時にウゲェッっと来たことは内緒だ。
「行ってきまーす!」
「いてらっしゃーい、頑張るのよ!」
(はぁ~、何をどう頑張ればいいのやら...母さんにも困ったもんだ。)いくら頑張っても結果は変わるもんではないのだという事を和人自身が理解していた。
和人にはまだ、精通が来ていなかった。15歳にもなって来ていないって事はほぼ間違いなく繁殖力はない...それに女性の裸を見てムラムラとかムズムズするという感覚が分からない。ハッキリ言えば女性の体はぶよってしてそうで気味が悪いって思っていた。
そんな自分に生殖能力があるハズがないのだ...。
「お母さん、実際の所お兄ちゃんはどうなの?」
妹の怜奈としては自分の兄の結果は期待してはいなかった、なぜなら男性のほとんどは労働者なのだから兄が例外に入るなんて思っても見なかったが母の心配そうな顔をみて聞かずにはおれなかった。
「そうねぇ、分らないけど...正直な所難しい思うわ、でも、結果はどうであっても怜奈のお兄ちゃんである事は変わらないのよ。」
母の沙羅は和人のこれまでの生活態度や日常を見ていて生殖能力があるとは思ってはいなかった、母であるとともに自分は人口管理局の人間だ...冷静に考えれば答えは出ている...。
でも、でも、万が一にすがりたいって思うのが母心だった。
「うん、それはわかってる。上手く行くと良いね。」
(ま、あのアニィなら無理だろうな、アニィは結構イケメンだけどなんだがときめきはないのよねぇ、兄弟だからかしら...あぁ、兄弟でときめく方がおかしいのよね。)
(はぁ、なんか気が重いなぁ~)
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■生殖能力検査
学校に着いた和人はクラスの自分の席に座るとスマフォの電源を落としていた。
「おおっ、相変わらず真面目だねぇ、マナーでもばれはしないのに...。なあ、それよりもさぁ、今日は例の検査じゃん、どうよ!」
和人の友人の一人である久瀬川信也が聞いてきた。
信也自身はひそかに自信を抱いていた。1年前に精通があったのだ...その一度きりだが精通があった事で悪くてもDランクには入れるのではないかと思っていたが、むろんそんな事は口にしない
「どうよって言われてもねぇ...まあ、僕は間違いなく労働組だと思うよ、だから検査は勘弁してほしいかなぁ・・・ま、届かぬ願いだけどね。」
正直な所、僕にとっては無意味な検査だろうから止めて欲しいけど、まあというか、絶対無理だろうな。
「あぁ、そうだよなぁ、俺も同じく労働組だわ...なあ、たまたまに針刺されてパンって破裂したりしないのかなぁ...正直、おれ怖いわ...」
精液の採取方法は精巣上体への穿刺によって採取される。射精して採取する方法だと100人以上の生徒から採取するには時間がかかる事と不正がおこわなれる可能性がある点を考慮して穿刺による採取となっている。
信也と和人が話していると何時ものメンバーの健吾、東郷健吾がやって来た。
「なに、なに、今日の検査の話?」
「あぁ、痛いんじゃないかってことと、労働組だろうなって話だ。」
「うーん、大丈夫じゃないの?、毎年行われてるけど、死んだって話は聞かないし、痛みよりちょっと気持ち悪いって話だよ。」
健吾には兄がいて兄が検査を受けた話を聞いていたのでさほど心配していない。
健吾には中学生になる寸前に精通があった、それから月に2回ほど夢精を行っていたので自分は恐らく悪くてもBクラスにはなるだろうと自信を持っていた。
(ま、二人には悪いけど俺は上に行かせてもらうよ、生殖能力があるって事になればうちの家も継げるしね、妹なんかに会社は渡せない。
まあ、二人は精々頑張ってお国の為に働いてもらうしかないね。)
検査開始
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「次の番ですよ~移動を開始してください~!!」
他のクラスの教員が妙に明るいテンションで呼びに来た。
「私語は禁止、ちゃんと出席番号順に並んで渡したカードは右手に持って静かに行くように。
自分の番が来たら担当者の人に番号札を渡す事、以上だ、起立!!」
担任の声で重い雰囲気の中皆がゾロソロと席を立ちあがる。
「行くぞ!!移動開始!!」
いよいよ自分たちのクラスの番になって検査の会場となっている体育館へとぞろぞろと並んでいく、蟻の行列の様でもあるが、まるでその様は今から屠殺される家畜の様に皆の表情は暗い・・・
基本、流れ作業だ。僕らが並んで待っている所からサイド側のドアから検査が終わった生徒が出て行っている。
ゆっくりと股間をかばうように歩く人、そそくさと走る様に立ち去っていく人、扉の側には股間を抑えてうずくまっている人もいてなんだかより恐怖心が溢れてくる。
『うわーーっ、止めろ~、あぁ~ぁぁっ』
時々、男子の叫び声とそれを押さえつける様な声が聞こえてくる。
怖い、生汗が止まらない。怖い、逃げ出したい、いっそ走って逃げようか...
そう逃げ場はないのだ...。
そう、ある晴れた昼下り僕はドナドナされていく...
並んで待っているといよいよ自分の番がやって来た。
「次!どうぞ!!」
無機質な女性の声が響く。
白いビニールみたいなもので作られたカーテンを捲るとそこには30代ぐらいの女性と1脚の椅子が置いてあった。
椅子は背もたれが45度ぐらいに傾けてありひじ掛けの先には足を固定するであろう台と、縛るためのベルトが付いていた。
『ゴクッ』と唾を飲み込んだ...。
「はい、カードはこちらに」
カードを黙って差し出す。
「はい、62番、夏目和人君ですね。」
「...はい...」
一呼吸置いてから答えた。僕を見る彼女の眼はまるで興味のないものを見るかのようにちらっと見ただけで目をそらした。
「はい、では、ズボンと下着を脱いで椅子に乗ってからこちらに足をのせて下さい。」
医師であろう彼女を足を載せる台をポンポンと叩きながら指示を出す。
「......」
一気に恥ずかしさと言い知れぬ恐怖心が沸いて額から汗が零れ落ちる。
「早くしなさい、後がつかえてるのよ。自分で出来ないなら補助員を呼んで押さえつけてもらうけど、どうする呼びましょうか?」
「いえ、いいです、脱ぎます。」
僕はそう言うと震えながらもすごすごとズボンを脱ぎだした。
そう、ここに来る前に担任から注意を受けていたのだ、指示に従わない場合は数人がかりで無理やり押さえつけてでも検査は行うと...
暴れると手元も狂いやすいので余計に痛い目にあうので大人しくするように言われていた。
しかし、実際にその場になると抵抗する者も一定数いたらしい...
僕は椅子に乗り体を反転させて座り直して台に足をのせた、やはり恥ずかしかったので股間は手で隠していた。
その間に足はベルトで固定され、「はい、手をこちらに」とえも言わせないと乱暴に肘乗せに乗せると腕もマジックテープのようなもので固定された。
外れるか動かしてみるが外れる様子はない...それを見た、女医はクスって笑ったような気がした。
『シャーーッ』
その後、服後の所でカーテンが引かれた。
これが本当の俎板の鯉だと思った、心持ち股間が涼しい。
女医に見られてると思うと顔が赤面しているのが自分でもよくわかるほど火照っている。
「始めます、ちょっと痛いだけだから我慢して動かない様に...」
女医がそう言い終わると、摘まみ上げられる感触がしたと思うとたまたまが凍るような冷たさを感じた...恐らく消毒されているのか...思わずひくっとなってしまったが、これは条件反射なので許容範囲だろう...
また、何を塗られている感じがしたと思うとぐっと握られたかと思うと、チクっとして痛みを感じた、痛みと同時にぐにゅっとした感じの後にずーーんと重いような痛みというか違和感を感じていた。
「はい、終わったわよ。」
カチャカチャと足と手を外す音がする...
(はぁ...終わったぁ~...)
僕は股間を隠すのを忘れて放心状態になっていた。
「終わったのよ、早くどきなさい、それとももう一度取られたいのかしら...」
そう言い放った女医はうっとうしそう顔をしながらも笑っている。
冗談とは分かっていても、さすがにもう、弄られたくはないので早々にパンツをはきズボンのベルトを止めながらそこを後にした。
教室に戻ると信也がいた...
「どうだった...」
信也はにやにやしながら聞いてきた。
「どうもこうもないよ、もう、10年分は疲れたって感じかな、でも、思ったよりは痛くなかったという感じかな?」
「そうだな、俺もそう思った。ま、後は結果待ちって事だな、」
「あれ、健吾は先に帰ったのか?」
今日は検査が終了したものから自由に帰宅していい事になっていた、なってはいたが信也と健吾は待っているような気がしていた。
「あぁ、健吾はさぁ、おれもよく知らないけど採取の時に揉めたみたいで涙目で帰っていったらしい...
俺も見た訳じゃないんで詳しくは分からないけど...」
「ふぅ~ん、そうっかぁ、まあ、確かに恥ずかしい思いはしたな、僕は女医だったし」
「えっ、おまっ、それってあたりじゃん、いいなぁ~、おれって年寄りのババアでさぁ。失敗するんじゃないかってびくびくしてた。」
「いや、女医は恥ずかしいって...」
流石に初めて他人にチ○コを見せるのが女性っていうのはやっぱり差恥心が凄いものがある。
その後、信也と今日の検査の感想や今後の事などを相談しながら帰宅した。
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