誤字誤用警報発令中です。
雰囲気で脳内変換してお読み頂けると嬉しいです。
謝辞:誤字誤用報告有難うございます。
誤字は後ほど修正予定です。
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■ 姫川友里1
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冥府飛行場
主に小型機の飛行場で事業用、個人用の両方が使用できる飛行場。神都からアクセスのいい場所に存在している為、利用者は多い方だ。その分高いけどね。
話に聞いていたゲートに着くとしっかりと門番がいる。ま、ローカル空港とはいえ当たり前か。話をすると連絡してくれて迎えが来るそうなので待つことに...
迎えに来てくれた車に乗り込む..運転してる人は知らない人だった。
「君は社長の知り合いなの?それともお嬢さんのお友達ってとこかしら?」
「ははは、そもそも、社長を知らないのですが...」
「社長は姫川友里さんよ。姫川財閥の御当主でもあるわね。」
「あぁ、そういう事なら社長の知り合いって事になるんでしょうか...」
「ふ~ん、なんか弱弱しいわね、ま、男性ってこんなもんか...」
(やっぱり男は強い方が良いわぁってそれはドラマの中だけよねぇ。はぁ、こんな男でも結構見た目だけは良いからそれなりにもてるんだろうなぁ。ちょっとうらやましいぞ!!)
直ぐに着いた。
「和人君、昨日ぶり!」
「はは、今日はお世話になりに来ました。」
「社長、フライトプラン提出終わりました。」
「じゃ、行きましょうか?」
「はい..」
俺はてくてくと友里さんの後ろを付いていく。
小型と思われるプロペラ機が結構な数ならんでいる、う~ん、金持ちは沢山いるもんだ。
「おっ、これですか?」
「そうよ。さぁ乗って...」
たどり着いたのは小型のプロペラ機とたいして変わらない大きさのジェット機だった。
右側のコパイ席に座る
「てっきりプロペラ機だとばかり思ってましたよ」
「そう?プロペラはもう飽きたの。これは所詮遊びだから、でも日本で飛ばせる小型のジェットなんてこれしかないから..」
「うんうん、わかるなぁ、経済性を考えればジェットよりターボプロップ一択でしょうから」
「あら、飛行機は詳しいの?」
「いえ、いえ、只の聞きかじりですよ。」
「じゃ、離陸するわね。」
旅客機と違って飛ぶまでは手順が複雑で大変だと思ったが、考えてみれば定期航路の民間機をそう簡単には飛ばせないだろう、恐らく自家用機より複雑な手順を経て飛んでるはずだ。その様子を見る事は出来ないけど...
エンジンがかかって高周波の音がしてくるとジェットなんだと実感する。
あれよこれよという間に離陸して機上の人となる。
「今日は大島を経由して高松へ向かうわ。時間はおよそ2時間ちょいってとこかしら...」
「大島をパスしたら高度をあげるわ。」
「ですね。今日は天気が良くて視界も良いからVFRでも10000以上上げれるでしょう。って言ってもマスクかぶるのは嫌ですけどね...」
「あら、飛行機は聞きかじりじゃなかったの?」
「はい、聞きかじりです。」
「ねぇ、操縦してみる?」
「えっ、無免許ですよ」
「大丈夫よ、私はフライトスクールの教官でもあるし..」
「じゃ、甘えて...I have control」
「You Have Control...ふ~ん」
(なによ、何が聞きかじりよ。調査票では母親は管理局の室長で特に飛行機には縁がなかったはず...好きで調べていたにしては落ち着いてスティックを握っているし...)「もうすぐ大島上空だから通過したら右に旋回するわよ。」
「はい、分かりました。」
大島上空通過...
「右に旋回します。」
「凄い、センスあるのね。ばっちりよ」
「まぐれです。たまたまですよ。」
(まぐれなんてないわ、旋回の仕方なんて教えていないのに...まあ、それはゲームでおぼえていたとしてもスティックとフットバー、無駄なくコントロールして軸線に乗せてきた。まぐれでは有り得ないわ。普通は旋回すると高度を落とす..
あれ、トリムまで調整しちゃって...)
「うん、十二分に堪能しました。暫くすると高松アプローチですよ交代しましょうか?You Have Control」
「I Have control 、分かったわ」
「所で君は車の免許は取らないの?ま、雇ってもいいんだけどね、自分で行けたほうが便利じゃない」
「俺、まだ16ですよ。」
「ほんと、飛行機は知っていてもそっちは全然知らないのね。いい?Bランク以上は色々と人に会う機会が多いから16歳から免許がとれるのよ。」
「えぇーーっ、それほんとなんですか?」
「こんな事で嘘ついても仕方ないじゃない...」
「うっ、知らんかった。免許は学校に行けばいいんですか?」
「男なら一発を狙った方が良いわよ。」
「いや、さすがにそれは自信ないな。」
「あら、うちの系列に公安委員会から委託されている試験場があるから口きいてあげるわ
まあ、口きかなくても合格すると思うけど...」
「えっ、そんなに、簡単なんですか?」
この世界の実情は分からん。どっかの国みたいにちょっと走って合格ってパターンか?
「うーん、女性だと、普通に通えば1カ月半ぐらいから2カ月ってとこね。合宿なら2週間程度でとれるけど...男性の場合だと、ほら、試験官が男性にはめっちゃ甘々なわけよ。どうせ、数も少ないしね。半日、場内を走って半日路上を走って終わりよ。朝行けば1日で取れるわ。その場で免許も貰えるし...」
「いきます、いきますから、後で教えて下さい。」
「もちろん..さぁ、降りるわよ」
「ふう...着きましたね。せっかく高松に着いんだからうどんでも食べますか?お昼にはちょっと早いけど...」
「そうね、うどんもいいけど、今日は準備しているのよ。クルーザーの中で食べましょ。」
「おぉーーぅ、セレブなにおいがしますな。」
「私、個人のクルーザーだから小さいけどね。まあ、二人なら十分よ。」
車でマリーナへと向かう。
ここにも自家用の車が置いてあるのが普通みたいに置いてあるのが驚きだ...
マリーナでクルーザーに乗り込む...どうやら食材は積み込んであるらしい。
ま、料金さえ払えば積み込んでくれるだろう。
「60フィートクラスですね。まあ、クルーザーとしては小型かもしれませんが、一人での離岸や着岸はちょっと厳しいですね。マリーンからなら問題ないってことなのかな?」
「動かしていいですか?」
「分かるかしら..」
「えぇ...聞き齧りですけど...」
「船内3基かぁ..始動と...レーダーにプロッター、GPS、AIS、さて、さて、救命胴衣はどこかな?..」
「ふーん、お得意の聞き齧りねぇ、どうやら任せて大丈夫そうね。」
「そこの下にあるわ。私は食事の準備にかかるわ。」
「はい、一応着けて下さい。船検証は確認しました。免許証はお持ちですよね?」
「大丈夫、持って来てるわ」
「では、もやいをほどいて出港します。」
「やっぱ、スラスターがあると便利ですねぇ..素人でも動かせますから..」
「いやいや、素人はスラスターさえ知らないと思うわ。はいはい、聞き齧りですね。」
「で、キャプテン。進路はどちらに...あまり沿岸から離れなければ適当でいいわ...」
「では、とりあえず、少し沖に出て、どっかの島影辺りで波のなさそうな所を探しましょう。」
「そうね、それでいいわ...」
「ランチは焼肉よ...細かい料理は苦手なの...うちはお手伝いさんがいるから..」
「はい、セレブ臭出しまくりですね。」
「スタボー、捕まって右に急旋回します。」
「ど、どうしたの?急に...」
「ポートサイド見て下さい。2隻の漁船がみえますか?」
「えぇっと、、あ、そうね、それらしき船がこっち来てるわね。」
「あれ、あれ網引いてます。あのまま行けば網を切ってしまいますから..」
「しかしよくわかったわねぇ..」
「漁船があの距離と速度で並走する理由が他にありませんから...レーダーも見てますしね。」
「あぁ、私は自分が操船してる時でもレーダーはあまり見ないなぁ..プロッターの方が見やすいし..」
「まあ、向こうがAISを付けていればそれでもいいんですけどね。まあ、小型の漁船にはまず付いていないですしね。」
「さて、良さそうな所が見つかりましたので停泊しますよ、水深もそこそこですから、バウとスターンにアンカー入れておきますね。」
「終わったらこっち来てね。」
アンカーを入れ終わってスターンデッキに行くと肉が焼けていた...
「さぁ、遠慮せずに食べてね。」
「はい、遠慮なくいただきます。」
暫く食事タイムが続いた...
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