誤字誤用警報発令中です。
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誤字は後ほど修正予定です。
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■ 研修所そして労働へ
▼ 男性労働研修所
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研修所に着いて受付に書類を提出するとスマフォを没収されて自室の部屋番号が書かれた名札をもらった。
待っているとメモを見ろと言われて手で追い払う真似をされてしまった。
メモを見ると受け取った名札にはICチップが埋め込まれており入室、食事などの管理に使われるとの事らしい。
メモによると、どうやら2階の211号室が自室になるのでそこで自分の荷物を整理して案内があるまで待機せよとの指示が書いてあったので2階への階段へと上がっていく...
はあ、信也は来ているのだろうか...連絡を取ろうにもスマフォは受付で没収されたし、途中で連絡した時は家族に送ってもらうって事で一緒ではなかったけれど...
まあ、そのうちに会えるだろうと思い気にしない事にした。
『コンコン!』
既に誰か来ているかもしれないからとりあえずノックしてみた。
「どうぞ!!」
割とおとなしめの声で返事があった。最低でも1人は来ているって事かなんて考えながら入出する
「失礼します。」
入ってみると二人がいた。
部屋は8畳ほどの広さで2段ベッドが二つにロッカーが4つ、小さなタンスらしきものが2段重ねで二つ、それに机が二つある...
「やぁ、俺は明人、それでこっちは...
僕は弘明です、よろしく!」
「あ、こちらこそよろしくです。僕は和人と言います。」
明人はちょっと活発そうで、弘明は割とおとなしめの感じがした。まあ、第一印象だからまだ分かんないんだけどね。
二人とも見覚えは無かったので恐らく他校から来た者だろう。
ちなみに名字を名乗る事は禁止されている。名字を名乗る事が許されるのは定年退職した時点で許されるらしい。
通常は新たに発行された労働者番号で管理され、今まで持っていた国民管理符号は破棄される。
退職すると、また新たな国民管理符号が発行されるらしい。まあ、かなり先の事だけどね。
「えっと、同期での敬称は禁止だから和人...荷物はそこのロッカーとタンスに入れてくれ、名前を書くのを忘れないようにな!」
「うん、わかった。」
明人に言われたとおりに荷物を片付けて行く...とはいっても私物はほとんどない。着替えぐらいなものなので5分もしないで整理は終了した。
それから3人で色々と話をした。
やっぱり話の中心はこれからの仕事の事だった。どんな仕事に振り分けられるのかが3人の共通の不安材料だった。
「僕はなるべく楽な軽作業の部署に付けるといいなぁ~」
弘明は軽作業が希望なようだ。確かに見た目的には身長は高い方ではないし、かなり華奢な方なのでキツイ労働には向かなさそうだ...
「そりゃさぁ、軽作業は楽でいいけど貰える労働手当は激安だぞ!!
俺はあんまりハードなのはごめんだけどそこそこで労働手当もそれなりの貰える所が良いなぁ~」
確かに明人は身長も高い方だし体もがっちりしてるから大抵の仕事は大丈夫かも知れない
「なぁ、和人はどんなのが希望なんだ?」
弘明が俺の方を見ながら少し不安げな顔をして聞いてきた。
正直な所、職種を言われても全くピンと来なかった。
「うーん、そう言われてもわかんないや、比較的楽で手当も良いと言ったらどんなのがあるの?」
職種など所詮希望は叶わないんだ...変に期待しないほうがいい。そう思ってる
しかし、そう言ってしまうのも躊躇われるので聞いて見る事にした。
「そうだな、俺が周りに聞いた話だと、24時間対応の港湾の倉庫や配送センターのオペレーターが良いらしいよ。3交代制っていうのと日曜が休みとは限らない点がはちょっと辛いけど、どうせ外出なんて出来ないようなもんだしね。
それと倉庫や配送センターなどの保守要員も比較的楽らしい。こっちも3交代制だけど...
基本的に日勤で休みが日曜だと軽作業は激安らしい...
最悪なケースは鉱山だな...特にコバルト鉱山なんてやられた日には生きて定年を迎える事は難しいって言われてるぐらいだし...」
明人の話を聞いていると倉庫関係の仕事が良いみたいだけど...
はあ、仕事に文句を言うつもりはないけど確かに鉱山だけは御免したいなぁ...
3人で話し出して2時間ほど過ぎただろうか...突然室内に音声が鳴り響いた。
「本年度入所者に次ぐ...至急、1階集会所、楓に5分以内に集合せよ。
送れたものは配属のマイナス評価が付くものと覚悟せよ。
以上、連絡終わり。」
「えぇーーっ、大変だ。急がないと...って、集会所ってどこだ?」
明人と弘明はパニックって立ち上がって呆然自失状態だ...
「とにかく部屋を出て1階に降りよう。みんな向かってるはずだから分かるはず、とにかく急ごう!!」
3人は慌てて部屋を飛び出し集会所へと向かった。
こんな事でペナルティーを食らってマイナス評価なんて冗談じゃない。頭に鉱山が浮かんだが、フラッグが立ったらいけないので考えるのは強制終了した。
ダッシュしたおかげもあって時間内に集会所へとたどり着く事が出来た。
全体の約1/3の人数が間に合わなかったようで受付でチェックを受けていた。
ご愁傷様である。
入所式が始まりお偉いさんの話が続く...
ありきたりな話で飽き飽きするも真面目な顔をして聞いている。
どうやらお偉いさんの話が終わって実務の話が始まるようだ。
話によると部屋のメンバーが一つの班になるらしい、基本行動は班単位で事前の許可なく個人行動はペナルティとして連帯責任だそうだ...
えらい所に来てしまったと思った。
鍵がついてないだけでまるで刑務所じゃないのか?刑務所に入った事はないけどTVなんかのドキュメンタリーで見た時はそんな感じの気がした。
トイレはどうなるんだろう...後で確認しないといけないな。
▼ 研修開始
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今日から研修が始まる。
部屋は4人部屋なのだけど、うちの班は3人になった。
どうやらうちの班に入る奴は来なかったらしい。後で来るのかと思えば、見つかり次第拘束されて別の施設へと送られるみたいで研修期間も長くなる為に別の収容所らしい。
まあ、自業自得という事で納得してもらうしかないよね。
初日は座学と恐らく適正試験と思われる簡単なテストが何回かあって終了した。
二日目はとにかく走らされた...恐らく適性検査の結果待ち何だろうと思う。
三日目も走る、走る、走る...送れる者には容赦無き竹刀が飛んでいる。
うちの班は弘明君が遅れ気味なので明人と二人で両脇から抱えながら走る
以降も、とにかく走らされた。
砂袋を抱えて走らされたり、丸太を肩に担いで運ばされたりと散々な毎日だ。
適性検査の結果が出たらその適正に応じて研修があると思っていたが、何の事はない、毎日走るだけだ...
12日目、この日は行軍があるらしい...
朝9時に高倉山に連れて行かれ二日目の夜9時までに研修所までに帰って来なければペナルティらしい。その距離およそ100km...1泊2日の行程だ...
当然、班の明人と弘明と一緒に歩く...季節は3月初旬、最初は肌寒いぐらいだったが歩いているうちに暑くなってくる...
ちなみに宿泊施設なんかない...各班単位で野宿らしい...野宿地点は距離的に山の中だ、テントなんてない...支給されているポンチョを纏って何かにもたれ寝るしかない。
2日目の朝、明人はかろうじて元気とギリで言えるが弘明は相当へばっている。心配で休ませてあげたいけど時間的にも無理なので何とか説得して歩きださせる。
2日目の行軍は本当に地獄だった...
朝から雨が降り始めた...3月、春とはいえ、まだまだ寒い季節、寒さは体力を奪う。
結果...僕たちの班は何とか時間内にゴールする事が出来た。
時間内にゴールで来た班はわずか5組だけだった。
後は経過した時間に応じてペナルティーが科せられて、10名以上の者が救急車や教官の車で運ばれたらしい...
ゴール出来なかった者は復帰後、再研修となるらしい...
行軍翌日の今日は休みだ...といっても外出できるわけでもなく部屋で休めるだけ...まあ、それでもありがたいけど...
▼ 教官室
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「おい、この夏目への配属は間違いないのか?」
「はい、間違いはないと思いますが。」
「しかし、未成年の鉱山労働は違法だろ?」
「はぁ、でも局の指示ですので...再考審理を請求しますか?」
(未成年なのに鉱山とは何か訳アリか?未成年の鉱山労働は違法だが何らかの処置があったのかもしれない。)
「いや、良いだろう下手な事で逆らっては下級木っ端役人はやってられないもの」
▼ 研修最終日
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労働の配属先が決定されて通知書が渡された。
明人は引越センターの配送員として、弘明は駐車場の管理人として配属先が決まった。
僕は、肥後中東部コバルト鉱山、掘進課へと配属が決まった。
その日、僕らは研修を終えた。
【後書き】
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