誤字誤用警報発令中です。
雰囲気で脳内変換してお読み頂けると嬉しいです。
謝辞:誤字誤用報告有難うございます。
誤字は後ほど修正予定です。
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■ 退魔師 あやめ4
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夕食はホテル内にあるレストランで済ませた。
食後は友里と二人で帰ってきた。
「いやぁ、自分でも流石に驚いちゃった。以前の私ならさっき食べただけで十分だったのに、ご飯は二度お代わりするし料理は追加するわで自分のお腹おかしくなっちゃったのかしら?これでもまだ、6,7分目なのよ」
(以前だと頼んだ和定食で十分だったし御飯の量によっては残すことも珍しくはなかったのに今回は全然足らなかった。量はいつもと変わらないぐらいだったのに。)
「あっ、心配ないよ。身体強化や能力が上がった分だけエネルギーが必要になるから体が補給しようとしてるだけ、ま、エンゲル係数は上がるかも知れないけどね。それもデメリットと言えばデメリットに成るかもね。」
「あっ、やっぱそうなんだ、そんな感じはしてたわ。でも、得たものに比べたら大した問題ではないわ。あれ、でも私は従者ではないのでしょう。私なりたいの...」
「わかった、まず、パンツを脱いでこっちへよこせ!」
「えぇっ、ん~分かったわ。」
友里はスカートの中に手を尻をもぞもぞしながら脱いで渡した。
「んあぅぅんっ」
なにか、へんな快感が体を走った。
俺はそれと受け取り鼻押し当てる。
「きゃっ!!、や、やめて、やめてよもう変態...返して!!」
従者から取られるほど間抜けな俺ではない。ひらり、ひらりと追撃をかわす。
「もう、ほんとにもう~、ほんとにそれ必要なの?」
「もちろん♪」
「神の世界って意外と世俗的なのね、それも変態が入った。」
『ガーン!!』「い、いたーぁ~ぃ」
タライが落ちてきた...
「な、なによこれ...」
はぁ、俺はため息を吐いた。いちいち細かいところまで反応しなくてもいいと思うが、恐らく女神なりの挨拶代わりなんだろう。
「あのさ、今まで見逃されてきたものも、従者と成ると神や神具への不敬は見逃されないぞ。特に俺を担当している女神は馬鹿にされる事を嫌うから。」
「えっ、私、もう従者になったの?」
「そ、パンツ渡した時点で従者確定」
「ほ、ほんとにパンツが必要なのね...」
(パンツといえば身につけている物の中で一番体に触れているし一番見られなくないもの。女自身を包む物でもあるし、それを渡すという事で貴方に仕えますって意味合いがあるのだろうか?)
「ふふふっ」
「なによ...」
「何か、高尚な理由を考えてるかも知れないが意味はないぞ。パンツは俺の趣味だ...」
「えっーーっ、何もいらないわけ?」
(なによ、なんなのよ、もう、この男は...単なる変態なのかも知れないわねぇ。)
「言ったと思うが、すでに従者の下地は出来ていたから後は俺が認定すればそれで済んだんだ...でも、まあ、預かるという意味で生脱ぎパンツはもらってるけどな。」
「はぁ、もういいわ、でも、和人が欲しいならパンツでもブラでもいくらでもあげるわよ。」
「そんなには要らない。まあ、お前に言うのは言いづらいけど、パンツを今度買ってやるよ。」
「えっ、ほんとう?行く行く...買ってね」
(うれしぃ、和人に選んでもらった下着を和人に脱がしてもらうってすごく興奮しちゃいそうだわ。)
「そんな、うれしいかぁ、お前なら好きなの何でも買えるだろうに」
「ぃーーだ~」
(何言ってんのよ、和人に選んでもらうのが嬉しいのに...この唐変木が...)
「さぁ、本当にパンツを穿いてないか確認しないと行けないな。ふふふっ、さあ、従者よスカートを捲るんだ...」
「あぁっ、本当に逆らえないのね、屈辱だわ...あぁーーーっ」
そんな訳無いだろう。命令と言った訳でもないんだから何の強制力もないはずなんだが友里はゆっくりとスカートを上げていく...
「がちゃっ...あっ...失礼しました。」
ここ、オートロックじゃないの?
友里はスカートを上げたまま硬直している。
「な、和人が変なことさせるから変態と思われたかも知れないでしょう、私のイメージが」
あやめは思った。
(従者になると下着も穿かせてもらえないのかしら?ああやって度々チェックされて忠誠心を試されるのね。女としてどんな屈辱でも耐えてみせるわ。いけない、今はそれより大事なことがあったんだわ。)
「こん、こん」
「...はい、どうぞ!御存知の通り空いてますよ~」
「し、失礼ました。」
あやめは真っ赤な顔をしてうつむきながらも、チラ、チラと友里の顔を見ているが二人の情事色の空気に当てられていた。
「実は獣魔が発生して一般の集落を襲っていると連絡が入りましたので我々は向かいます。ただ、今回水晶が割れていたこともあって少し強力な魔獣も出現していると。数も多いため使徒様にご協力をお願いできないかとご相談にあがりました。」
爺が部屋に入って来た。
「あやめ様、後5分で屋上にヘリが到着します。お急ぎ下さい。」
「使徒様?」
はあ、風魔法が来た時点でこうなる気はしていたんだよなぁ...行かないわけには行かないんだろうなぁ...
「俺の使命と違う。よって今回だけだぞ!!」
「はい、有難うございます。」
あやめは俺が行くのがそんなに嬉しいのか今にもスキップしそうだ...
「友里、付いてこい。お前は俺の横で見学だ。」
「はい、ついていきます。」
ヘリに6人も乗れるのかと思ったがどうやら問題はないらしい
屋上へ上がるとちょうど神国軍のヘリが着陸するところだった。ドアが開き迷彩服を着た隊員が降りてきて指示されるまま乗り込むと神国軍の乗員4名が乗りこんでいた。
なにげに後方を見ると別の隊員4名が脇に自動小銃を立てて乗りこんでいた。。
俺が来る必要があったのだろうか……対して強くもない妖魔なら自衛隊の装備で十分なんじゃないかと、そんな事を考えていた。
「あやめ様、以下5名、搭乗を確認、離陸します。」
騒がしいな...
ヘッドセットを渡される。
「あやめ様、緑悪醜獣が12、3匹、豚妖魔が2匹、確認されております。現在、加倉村から二沢村へと移動中です。加倉村では10数名の死者、数名の女性が誘拐された模様です。加倉村網面(?)から侵入し二沢村に下りる予定です。」
「加倉村上空です。すぐに二沢村に着きます。準備を御願いします。」
後方で隊員がガサガサと準備に入りだした。
「おい、今のところを確認した。旋回してもらえないか?」
隊員はあやめ様がうなずくのを確認すると速度を落として旋回...「有理、行くぞ!!」
「へっ!!」
飛行中にドアを開けるのは落下の可能性がありキケンです。
隊員の注意を無視してドアを開ける。
「俺は先に行く...友里行くぞ!!」
「ちょっとぉーっ、、行くぞって、飛び降りる気なの?」
「捕まってろ!!」
「もう、一緒に死んでやるわよ、やっちゃって...」
俺は友里を脇に抱えヘリからダイブした。
「あぁーーーっ、行っちゃいましたね。」
「あやめ様、あの者らは何者ですか?」
「申し訳ございません、機密事項です。」
「ひぃーーつ、...あれ...ゆっくり落ちてる...どういう事...」
「あぁ、重力を制御しているから心配はない...それより地面に着いたら戦闘だぞ、自分の身は自分で守れよ。」
「えぇーーーっ、見学じゃなかったのーーぉう」
地上に到着すると川岸は多少の広間になっていた。
恐らく村と村の境界線がこの川ではないかと推測される。
前方10メートルほど先に緑色した子鬼のようなのがいた。あぁ、これが緑悪醜獣かぁ...ってまんまゴブリンじゃって思っていると、剣を持った1匹がトテトテと走ってくる。その様子はとても愛らしく可愛くはあるが見た目はとっても戴けない。
足元には流石に沢山の石が大小問わずにころがっている。すかさず数個の石を拾ってからゴブリン目掛けて投げ付けた。
「バシューツ!!」
顔面に直撃を受けたゴブリンは顔の半分から上を失ってその場に倒れた。
剣をかわして殴ることも考えたのだが、手が臭くなりそうなので飛び道具にしたのだ。
どうやらこのゴブリンが先頭だったらしく次から次へと押し寄せてくる。どうやら川を泳いで渡ってくる気はないらしく、コイツラは馬鹿なのか橋の入口で詰まっている。
電撃 スタン:Power 30
「ズダーーン」
橋の入り口に詰まっていたゴブリンの集団は全員、雷撃が落ちたところを中心に赤や黄色っぽく変色して、裂けていたところからは肉が覗いていた...数は9匹いた。
2,3分もしないうちに、女性の手足を縛り、細めの木を通して前後で担いでやってくるゴブリンがいた。
まずいなぁ、雷撃は女性まで感電させるかも知れないな。どうしたのかと思いあぐねていると...
「うぎゃぎゃっ、ぐぎゃぎゃぎゃっ」
【訳:どうやらすんなりと行かなそうだぜ】【そのようだな】
二匹はなにか話し合った後、女性をおろして二人で顔を見合わせながらタイミングを取る確認をしているようで、並んでこっちにやってくる
ラッキー実験台になってくれてありがとう、Power 100 発動
「ズダダーーン」
そこには炭化した元ゴブリンらしきものが、歩いている姿のまま横たわっていた。
うーん、100で炭に成るね...1000ならどうだ?
いつの間にか逃げ出したようで15mは離れて走って逃げている。
「逃がさないよ」 Power 1000
『ズダダダーン』
ゴブリンは爆散して、飛び散った破片から湯気があがっている。
うわーーっ、1000でこれなら5億とか使い道ないぞ!!
今まで殺した事があったのは蚊ぐらいのものだった...蜘蛛とかは益虫と言われて殺しちゃいかんという環境で育ったので殺さずに逃がしていた。
今回ゴブリンを殺してしまったって忌諱感が凄いんじゃないかと思ったが何も感じなかった。
「和人、和人、ほら、大きいのが来たよ。」
別に警戒を怠った訳でもゴブリンを殺して感傷に浸っていた訳ではないが見落としたようだ...
って、俺の使命は戦闘職じゃねぇって、今度女神にあったらツッコミを入れようと心に決めた。
距離にして20弱...前方に来るのは、俺の中ではオークと決定した。こちらで言う、豚態獣だろう。
来ているのは2匹、両脇にそれぞれ女性を抱えている。ぐったりしているところを見ると気絶しているみたいだ。
うん、丁度いい、風魔法のテストだね。
風魔法のウィンドカッターを続けざまに放つ...音もなく飛んでいく。一瞬、空気の歪みがあったぐらいでオークの首はコロンとオチ...そのまま前向きに倒れた。
範囲をサーチしてみるが獣魔らしきものは発見できない。後ろから数人走ってやってくるが恐らくあやめ達だろう。
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