誤字誤用警報発令中です。
雰囲気で脳内変換してお読み頂けると嬉しいです。
謝辞:誤字誤用報告有難うございます。
誤字は後ほど修正予定です。
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■ 妖狐 八神美海
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範囲をサーチしてみるが獣魔らしきものは発見できない。後ろから数人走ってやってくるが恐らくあやめ達だろう。
「夏目様、獣魔たちは..」
辺りの惨状を見て、全てを悟ったようだった。
「ご協力ありがとうございます。やはり流石でございますね、これほどの数、豚態獣さえあっさりと倒してしまわれるとは...」
「2名は付近の警戒に当たれ、残りは要救助者の救出を行う。」
それより驚いたのは、この場に爺がいたことだった。サーチにより集団が一定の速度で近寄ってきているのは感じていたが速度からしてそれなりの速度で走っていたはずだ...
爺さんも走っていたのか...少し強化が過ぎたかなぁ...反省。
「爺さん、一緒に走っちゃだめだろう。」
「いや、一人置いていかれるのも侘びしくてな。なに、息切れ一つしとらん。心配はいらん」
「だから心配してんだよ、どこの世界に山中を軍の兵士と同じ速度で走れる着物姿の70の爺がいるかぁ!」
「あっ、それもそうじゃの..わはははっ」
爺は都合が悪くなって笑ってごまかした。
先に重傷者の搬送をヘリで行うらしくて俺たちは次にやってくるヘリ待ちとなった。
乗ってきたヘリに次々とタンカーで運ばれていく。
あやめ様達は事後処理に駆け回っていた。
俺と友里と爺は川岸にあった大木に腰掛けてぼーっと川を眺めていた。
えらいところにきた...俺は戦闘職ではないのになんで戦わなきゃなないんだ...
だから風魔法かよ...ふぅ...
「和人、あれ?ほら、向こうの草?葦の根本のところって人間の足じゃない?..怖いわ..」
「まて、見てくる...」
俺は10メートルほど下ってみた。少女が川に倒れ半身はすっかりと浸かっている状態だった。
「子供だ...」
俺は川から引き上げてみる。
瀕死のようなので鑑定を掛けてみる
レベル:3
氏名:八神美海 Exフルーラ
種族:妖狐
年齢:10歳
職業:小学4年生
性格:天真爛漫
趣味:お花摘み
身長:138cm
体重:33kg
状態:瀕死ー後数分で死亡
B :79cm (F)
w :49cm
H :73cm
「わぁ、救急車...軍の人を呼ばなきゃ...」
「友里、もう間に合わない、後数分で死ぬ。」
俺は子供を抱き起こして腕に抱いた。
「せめて最後ぐらいは石の上より俺の腕の中のほうがいいだろう...」
ううん、胸だけは異様にでかい、ロリ巨乳とはこういうのを言うのだろうな..
「和人、助けてあげて、死んでさえいなければなんとか出来るんでしょう?」
「友里、こいつは人ではない。妖狐だ...人間の子供の姿をしているが妖狐であることは間違いない。恐らく向こうの世界からやってきて村で生活していたみたいだな。此処最近ではない、人間の名前が付いているからそれなりの年数、人として暮らしてたんじゃないか?
わざわざ殺す必要もないが、助ける必要もないだろう。」
「うむうぅ、見る限り人の子にしか見えんのう。お主にはわかるんじゃな。うむぅ...どうすべきかのう。」
爺の心情として助けてやりたいのだろう。しかし人でないとすれば問題が起きるかもとも考える、まあ、それが正しいとも言えるが...
「和人、お願い、助けてあげて...」
「後でトラブルに成るかも知れないし、此処は逝かせてあげたほうがいいと思うぞ...」
「和人、一生のお願いなの...助けてあげて...」
友里は俺の耳元で囁いた。
(アナルでもなんでもどんな変態プレイでもするわ)
「良いだろう、友里は責任持てよ。」
「妖狐に聖魔法は止めておいたほうが良いよなぁ、単体のエクストラヒールを...」
状態:疲労...
鑑定で確認したら、瀕死から疲労になってる。もう、大丈夫だろう。
すぐに目を覚ました。
「ひっ、あれ、....」
自分の状態をみて、顔は真っ赤になっている。
「ごめんなさい、おにいさんは誰ですか?はっ、そうだ、二沢村に知らせに行かなきゃ..離して下さい。」
少女はあばれて俺の腕の中から飛び出した。
「おい、獣魔ならもういないぞ!」
「えっ、いない..どういうことですか?」
「全部倒したからな...」
「二沢村は...その前に倒したから大丈夫だ...」
「そうですか、ありがとうございました。」
少女は膝を地面に付けて、手もついた...
「あぁ、よかったわ~..」
少女は立ち上がったが疲労状態のままでフラフラしている。
「まだ座っていたほうがいいわよ。救急隊の人が来るまで座ってなさい。」
「いえ、父と母が心配ですから、村に戻ります。」
そう言うと、少女は幽霊のような出で立ちで、来た道を帰っていく...」
「和人!!」
「へい、へい..付いていけば良いんでしょ。行きますとも、行かせて頂きますとも...」
そんな和人をみて修三は思う。
(なんやかんやと言いながらも友里の尻に敷かれておる...これがこいつのスタンスなんだろうな。だからこそ、はるなやはるかを従者にしないのはそこが大きいだろう)
30分ほど歩いただろうか...
少女は1件の家の前で立ち尽くしていた...。
庭に膝を付き、土下座でもするかのように頭を地面に擦り付け大声を上げて泣き出した。
縁側のガラス戸などは庭に飛び散っている。
縁側を覗いてみると、少女の父親だろうか片腕、片足はなく血溜まりの中で死んでいた。
部屋に入る。少女の母親だっただろうか、両方の腕はなく、ほぼ全裸で股間から大量に出血していた。膣がめくれているところからどうやら子宮を抜き取った後らしい。鑑定してみると、両腕、子宮、卵巣欠損と表示された。
なんの為に?食うのか?
「酷いことをするのぉ、生き肝を抜くとはまさに鬼畜じゃ..鬼畜の所業じゃのう..」
奥にも気配がするので行ってみる。祖母らしき人が血溜まりの中でたおれている..
おばあさんなんだろう、ひとまず合掌...うむ...
「おい、婆さん、しっかりしろ。今助けてやるからな。」
どうやら婆さんも子宮を抜かれているようだ。虫の息だが息はある。死んでさえいなければなんとかなるだろう。
「もうよい、もう良いのじゃ...人なき人よ。われは女玉を抜かれては生きておってはだめじゃ。のう、神々しき人なき人よ、わらわの孫をたのむ...10年前に井戸より拾ってきて人の孫として育ててきた..我が孫を頼みまする。」
老婆はそう言いながら俺に向かって手を合わせ合掌した。
流石に断れなかった。
「わかった、俺が面倒見よう。」
俺の言葉を最後まで聞き届けたあと、ババは安らかに目を閉じた。
その時だった。
「びぃーっ、びぃーつ、びぃーーーーーーーーぃ」
なんだ?
そばにいた皇軍の兵士が叫ぶ。「村の避難警報です」
避難警報がなりなむや鳴り止まない頃、俺のすぐ近くで異様に大きくなる妖気を感じた...
かなり大きい..肌がピリピリする...
「和人!来てーっ」
友里の叫び、戻ってみると、先程の少女は変怪している最中だった。
「オイ!」
俺が声をかけると一瞬だけ俺の方を見て、悲しそうな顔をしたかと思うと、一瞬で走り去った。
普通の人間の目には追えないだろ、友里でかろうじて追える速度といったところだ。
「友里、後を追うぞ。爺さんは兵士と一緒に」
5kmほどを一瞬で駆け抜けていく...
たどり着くと、そこには細切れにされたゴブリンの死体が散乱していた。
どうやらあやめたちも駆けつけていたらしい..
俺が付いたときには、3匹残っているゴブリンを少女が片付ける瞬間だった。
彼女の伸びた指先の爪はまるで豆腐でも切るかのように切り裂いていく...
極度の怒りで我を忘れて興奮している少女、流石にこのままではまずい、皇軍の兵士もすぐにやってくるだろう。
ばばあに頼まれたしな..
少女をスリープでねむらせた。
「友里、来い!!」
「はい」
友里が来ると同時に転移を発動した。
転移先は奥島摩の滝壺だ...
「うひゃーーっ、つ、冷たい.....」
友里はずぶ濡れになりながらも滝壺から上がっていく...
(和人ってばほんとにもう、何なのよこれは、、いきなり滝ってどういうこと...)
とりあえず友里は放置で大丈夫そうだ...
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