※この作品はR-18です。

男女区別社会_優遇された女性とほぼ下僕な男達   作:灰兎

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謝辞:誤字誤用報告有難うございます。
     誤字は後ほど修正予定です。
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妖狐 美海3

 

 ■ 妖狐 美海3

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 「ちょっとまってくれ!」

 「なによ!」

 

 「女神様、今日はいつにもましてガンガンと命令口調でございますが、どういう事でしょうか?本来ならわたしはどっかの女神がまちがってこっちの世界に飛ばしてしまって、こっちの世界の勇者をむこうに送って帳尻は合ったはず、俺はこちらでのんびりとおかしく楽しく暮せばいいって事になってませんでしたっけ?それがいつの間にやら使徒になって、いつの間にやら命令される始末。これどういう事かわかるように説明してくださいませんか?」

 

 和人は皮肉を込めてあえて丁重な言葉遣いで女神に問いただすのだった。

 

 「あら、簡単よ。今の世界の事情を貴方は分かってくれて頑張るって言ってくれたじゃない「本来の和人との約束を守る」って、引き受けた時点で使徒候補になったのよ。

 

 貴方はつい先程、自分で使徒だと名乗ったじゃない。それで使徒候補から使徒に自動で昇格したのよ。

 本来、神の存在に近い使徒の身分を偽証するのは無限暗黒空間送りよ。貴方の場合は一応候補にしておいたからそのまま昇格しただけよ。自分で名乗ったんだから今更間違いというのなら、無限暗黒空間送りね。どうするの?

 

 「あれはあやめが使徒というから、仕方なくそう名乗っただけで...」

 「それは言い訳にはならないわよ。一言「違う」と言えば済んだはず、「女神の手違いでやってきたので神気を浴びたんです」って本当の事を言えばよかったのよ。そうすればあなたはまだ候補のままだから拒否権を持っていられたのよ。」

 

 「もう一度言うわよ、貴方はわたしの使徒なの。分かったかしら?」

 「はい...」

 

 「使徒は従者と同じで上位の者の拒否権がないのもわかるわね?では今話した事はすべて命令よ。お願いではないの、きちんと受け止めて粛々と実行に移しなさい。」

 「はい」

 くそーーっ、拒否りたいが出来ない。この感覚は何だ?これが使徒って事なのか...

 

 「もう一つ良いですか?」

 「なに?拒否は認めないわ。その代わり使徒になったんだから必要と思われる能力に限っては大盤振る舞いしてあげるわよ。」

 

 「あまりの変化について行けなくて、つい通り過ぎてしまったんですが..うちの親?妹の子供ってまさか、俺が父親って事はないですよね。」

 

 「今更なに言ってんのよ。その母親に欲情していたのはどこのどなたかしら?」

 「それはそうですけど、子供までは考えてなくて...思うだけで実行には移すまいかと考えておりましたんだけども」

 

 「心配いらないわ。妹はすでにその気だから、なんの問題ないわ。母親の方も外界の支援があるはずだから大丈夫。グズグズ言うのなら犯してしまえばいいじゃない。なんの問題もないわ。」

 

 いや、問題ありまくりの気がしますけど...

 「あなたのいる世界では婦女暴行も強姦罪もないからな~んの心配もいらないわ。良かったわね。それに新たな権力もつくわ」

 

 「そうそう、母親と妹を妊娠させては流石に一緒には暮らしづらいだろうから、貴方と従者、そして雑用に使える様にマンションのワンフロアすべて貴方の名義に書き換えてあるわ。そこを拠点に使いなさい。」

 

 「はい、有難うございます。」

 自然とマンションの場所や名前、鍵の保管先の管理会社など必要なことはすべて頭に流れ込んできた。

 

 「ん、礼儀正しい子は好きよ。ちゃんと頑張るのなら支援は惜しまないから...」

 

 「では、今後も戦う必要があるようですから攻撃魔法を御願いします。」

 「ガチャを引きなさい。」

 つまり、大抵のことはがちゃを引けば、こちらの意図を反映されるって考えれば良いわけだ。単にランダムのガチャとは違って一種の配送手段って考えたほうが早いな。

 

 「わかりました。」

 

 「じゃ、そろそろ帰ってくる頃だから、もう戻りなさい。」

 俺は戻ってくるとガチャを引いた。

 

 氷魔法を取得しました。Lv10

 性感帯支配を取得しました。1~10

 

 んおっ、氷魔法は分かるけど、性感帯支配ってなんだぁ?

 Help をぽちってみる。

 性感帯支配:性感帯を作ったり、移動、複写、消去が可能 1~10(通常5でクリトリス相当)

 うわっ、これって使いようがあるようでなくても特に困らない、不感症だったりすると活用はあるのかな?

 

 しばらくすると友里達は帰ってきた。

 

 「ねぇ、和人、私、仕事どうしたら良い?従者になったんだからどうしたものかと...」

 「基本現行のままでいいよ。まだ爺さんが現役で頑張ってるみたいだし、心配しなくても爺さんの時代はまだ当分続くからね...友里はいざという時動けるようなボジションであれば普通に仕事していていいんじゃないかな。」

 

 「うん、わかった。それで美海のことだけどこの子はあなたと一緒に暮らすって言うけど、私はうちの実家で暮らしたほうが良いと思うの。この子まだ小学生よ。強いのかも知れないけど、私はまだ普通の生活を送らせてあげたいな。」

 婆さんに約束してしまったしな、いくらなんでも小学生を使うようになったらお終いだな、こいつは友里ん所で育ててもらったほうが幸せだろうな。いや、うちの実家で引き取るって方法もあるな。

 

 「わかった。そうだね俺もそう思うよ。ただ、現状のままならという条件だ。状況がそれを許さなくなったら出てもらうしかない。ただ、うちの実家で引き取るかも知れない、そこを考えておいてくれ。美海」

 

 「はい、わかりました。おばあさまが「納得がいかなくても使徒様には従え」と言われましたので、仕方なくですが承諾します。」

 (戦えないのかぁ、お父さんお母さんを殺した獣魔を皆殺しにしてやりたいけど、お母さんはあまりいい顔はしなかったわよねぇ、学校は楽しいかな?前の学校は知り合いばかりで仲良くて楽しかったけど、都会の学校はどうなんだろう。)

 

 「うむ、それでいい」

 ま、いまは納得がいかないだろうけど、新しい生活が始まればまた変わってくるだろう。いくら妖狐とはいえ戦いの場に出るには幼すぎる。

 

 『♪♫♫♪♪♬♬♪♫♫♪』

 「はい」

 電話に出てみるとロビーに面会客が来てるという話だった。名前に聞き覚えはない...とりあえずロビーまで降りてみることにした。

 

 フロントに尋ねると示された先にいたのは30代ぐらいの女性だった。

 巨乳だ..まずそれが目に入った。どうやら今日は巨乳記念日らしい。

 耐性がなければすぐにでも魅了されそうなぐらい美人で妖艶な女性がニッコリと笑う。

 

 「失礼ですが、どちら様でしょうか?」

 「私、フルーラの母でアリーヌと申します、娘の件でちょっとお話したいと思いまして...」

 

 「そうですか、ではちょうど娘さんも部屋にいますので部屋へどうぞ!!」

 「いえ、それはご遠慮したしますわ、今は訳あって会えませんので...」

 

 「なるほど、込み入った事情があるようですね、では、バーというわけにも行かないみたいですし、うーん、屋上のヘリポートなんかいかがでしょう。星が綺麗ですよ。」

 

 「えぇ、是非、拝見したいですわ。」

 

 屋上へと転移で移動した。

 

 「で、どういったお話でしょうか?娘を返せと言う事でしたら、本人の希望なくは返せませんけど...」

 「違いますわ、あの娘の秘密はご存知ですよね。」

 

 「さぁ、秘密は知りませんね、大妖のアリーヌさん、なぜ、今になって突然に...」

 

 「ふぅ、それは、あの娘の強い怒りの妖気を感じたからですわ。母親ですもの、こまごまとはわかりませんが、自我を失うほどの怒りは、たとえ世界が違っていても感じるのは当然のこと、見に来てみればだいたいの事は察しましたが..お願いもありましてね、貴方にお会いしに参った次第です。」

 

 「で、願いとは何でしょう」

 

 どうやらこうやって押しかけてくるっていうのは「できちゃった~、あ~ん、子供なんていらないわ」って捨てたわけじゃなさそうだな。結構威圧出てるし、ビビちゃうぞ!!

 

 「あの娘を戦いの場に出さないで欲しいのです。」

 「それでしたら、そのつもりですよ。こちらで普通の子供として育てるつもりです。まあ、ご存知のようにそちらからちょっかいがかかってますので俺の手で抑えきれるうちは、という条件付きですけど、出来る限り出さないことをお約束しましょう。」

 

 「出来る限りではちょっと心もとないですわね。あの娘は今は力はありませんけど、覚醒したらとんでもないことになります。無論、自我を持ったまま覚醒できればの話ですが、通常覚醒するためには強い恐怖などにさらされなければなりません。

 

 今日はなんとか覚醒せずに済んだようですが。

 もし、自我を失って覚醒すればこの国は滅びますよ、私でも覚醒した娘の前では盾にすらなりませんわ。あなたでも手には負えません。

 

 もし、お約束いただければ、この体好きにして構いませんわよ。」

 

 「それは、今の分身体ではなく本体が相手してくれるってわけですか?」

 

 美海が覚醒するとそれだけのこととなる?ではなぜ女神は美海を俺のそばに置けと..それに孕ませろみたいに言ってたよな?助けになるからと。うーん、わからん、この国がなくなったら女神は困るわけで、壊す存在の恐れのある美海を俺の手元に置く理由がわからん。

 

 「あら、バレてましたの...オフォフォフォフォッ」

 

 「では、娘を戦いに出さないと約束して下されば私、本体が貴方に付き従いましょう。無論、体をどうするも自由ですわ、ただし、娘を戦いに出さないことと、私の正体を娘に話さないこと、そして今しばらくの猶予を下さい。わたくしには向こうでやり残していることがございますので...」

 

 「その猶予の期間は?」

 「3年のうちには必ず...」

 

 「娘には名乗らないのか?」

 「娘を捨てた母親でございます。そんな資格はとっくに失っております。あの娘の両親は亡くなった人間ですから..」

 娘を戦いの場に出したくなくて、人間にと託したか...あの娘にとっての覚醒とはそれほどのものなのか...しかし女神はそうは言ってなかったよなぁ..

 

 どっちにしてもあの娘を戦場に出す気はないのでまあ、良いだろう。

 

 「分かった了承しよう。少なくても3年は絶対に出さないと約束する。」

 「ありがとうございます。私に発情なさっているご様子、せっかくですからこの別体でも楽しまれても構いませんよ、肉にございますがそれなりには楽しめるかと...

 

 「いや、遠慮するよ、本体を待つとしよう。」

 「わかりました、では、これにて失礼します。」

 そう言うとアリーヌは葉っぱを一枚残して消えた。恐らくこの葉っぱは彼女流の洒落なんだろう。

 

 しかしまあ、発情してると...当たってんだけどね。

 それにがっつくようなカッコ悪い真似はできないしね、そんなに時間かけたら友里が来る可能性もあるし...

 

 ついでに有希子にRAINを返信してから部屋に戻るか...

 あっとぉ、さとみもだな...うぅ..こういう事をやってくれる人が必要だなぁ...

 

 部屋に帰ると訪問者のことを聞かれたが、爺がだめだった時に用意していたジュエリー関係者だと言ったら納得したようだった。

 友里と美海はまるで親子のように仲良しになって助かったが少し寂しいと思うのは嫉妬だろうな。

 

 




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