今回の修正は目隠し鬼、髪の長い女の霊、宗方八重でございます。ただ、八重さんの方は修正前の内容が結構使えていたので、そこまで苦戦……って程ではなかったですけど。
飛び降りた女とヤり終え、後は最後となる目玉のパーツを回収しに行く。目玉はあのジジイが持っているんだが……コイツに限っては眞紅の蝶に限らず、リメイク前の紅い蝶でもクッソ面倒臭かった記憶がある。ただでさえ人形をファンネルみたいに飛ばして来るから、ジジイからのダイレクトアタックに比べればダメージはかなり低い。が、何度も妨害されるとそれなりに蓄積はさせるもので。加えて、リメイク後は闇帰りが確定で発動するので、即座に倒さないとメンドイ。フェイタルはその分狙える様にはなったが、復活してからのHPが低いので、大して期待はしない方が良いだろう。
なので、ちゃちゃっと撃破しに出発。階段を真っ先に降りて、人形が吊るされている広間でジジイと遭遇し、即死級の一撃を叩き込んだ。復活しても時間が勿体無いので、すかさず連撃。目玉をゲットして今度は地下へと続く人形の部屋へ移動。パーツをセットして、左のボタンを4回押し、右のボタンは2回押す。この辺はゲーム通りの仕掛けだ。
向かい合わせる様にすると、カラクリの一部が作動して地下へと続く梯子が現れるので、そのまま地下へ突入。え?戦闘?もう既に茜ちゃんと躯ちゃんをゲットしたので襲われる事はありません。だって、あれだけヤった後に顔を真っ赤にしながらハァハァしながら息が荒ぶってるし、ギュッと俺の服を摘まんでいるんだもん。可愛い。ただ、俺の身体にくっつかれると一気に重くなるので、一旦本の中へ入って暫く待って貰うように言っておいた。
梯子を降り、立花家に繋がる地下道を進むのだが……ここは勿論あのイベントが。
『マタ、ワタシヲ オイテイクノ……?』
はい、当然の如く紗重に憑依された繭ちゃんと遭遇。再びの登場に澪ちゃんは恐怖してカメラを構えようとするが、俺が制止する。
「やるだけ無駄だ。黒澤家の大広間にいた男同様で、今の段階でも彼女に射影機の力は通用しない!」
「そんな……!じゃあ、どうしたら……!」
「ここも一旦逃げる!」
指示された通りに俺達は一目散に立花家の入口となる梯子に向かって走り、急いで梯子を登った。登り切ると背後から箱が動いて通路が塞がれ、もう後には戻れない状況に。だが、本編とは違って懐中電灯と射影機を持っているのが唯一の違いか。
「どうしよう……」と嘆く澪ちゃんだったが、ここまで来てしまった以上は仕方無い。それに、無敵状態が無いという前提で紗重と戦うにしても、地下やこの先の通路でやり合うには狭すぎる。加えて壁をすり抜けて何処から来るのかさっぱり分からないし。だから、本編で虚以外での紗重のスピードが若干遅いのは途中で詰まないように開発スタッフがそう考慮した……と思いたい。
「とにかく、ここから出よう。今は一旦ここから出ないとマズいからな」
「はい……」
大納戸から出ようとする俺達だったが、その瞬間に空気が即座に殺気と冷たい空気が流れ出す。背後を振り返ると、地下道にいた筈の紗重がすぐ近くまで現れたのだ。
『ずっと……ずっと待ってたのに……』
「澪ちゃん!こっち!」
彼女の手を引っ張り、通路を道なりに進んでいく。途中で射影機を使って封印を解除出来る扉があるがそれも無視。仮にやっても封印が完全に解除される前に捕まってしまったら元も子もないので、今はひたすら逃げるしか他に手段は無い。
とりあえず途中の部屋まで逃げ切り、扉を閉めるといつもの空気に戻った。白黒ゾーンは慣れてはいるが、いざ遭遇すると心臓がバクバクして落ち着かん。澪ちゃんもさっきから不安と恐怖で参ってるみたいだし。
「大丈夫か?疲れてるなら今ここで休んでも……」
「いえ、大丈夫です……ここで止まってたら何時捕まるか分からないですし……それに、お姉ちゃんを探さないと……」
「探す……か。そうは言うが、本当は薄々気付いているんじゃないのか?俺達を追いかけていたアイツは繭ちゃんで間違いないんじゃないかって。俺ですらもう分かってるんだぞ」
「分かっては……いるんですが……」
まあ、気持ちは分からんでもない。瓜二つの幽霊に憑依されて、精神も情緒も不安定なアレ相手を何とかするってのが無理な話だ。繭ちゃんの声で置いて行かないでとか言われても、やっぱり無理なものは無理なんだよ。憑依されてるなら尚更。こういうのが一番危険だよ。それでもお姉ちゃんをどうにか連れ戻そうと奮闘する澪ちゃんって凄いオリハルコンメンタルだと思うけど。やっぱ零の女ってスゲーわ。
何とか落ち着かせようと話し合ったりしている内に澪ちゃんも少し落ち着きを取り戻した。引き続き出口を探そうと二階へ向かうと憑依されている繭の姿を発見。
「お姉ちゃん……?」
「待て!」
迂闊に話し掛けるな、と言いたかったが時既に遅し。こちらに来て明るみになった繭ちゃんの姿は紗重に変わり、再び恐怖の鬼ごっこに。近くにあった部屋へと逃げ込んで急いで扉を閉めた。
『もう、置いて行かないよね……』
そんな不気味な声で言われても置いて行きたいのが本音。だって怖ぇもんは怖ぇもん。それが紗重なら尚更。立ち止まる訳にもいかないので、さっさと次の部屋へと逃げ込む。途中で紗重の笑い声が凄くうるせぇ。更に奥へと逃げた時、一部閉まっている扉から開けようとする音が。
―――ガタンッ!ガタガタ……ガリガリガリ……
「お願い、開けて……お願い……」
「…お姉ちゃん……?」
―――ガチャッ……バタンッ
紗重が部屋に入って来る。それが聞こえた音に心臓が煩く鳴り続くが、とにかく脱出ルートを確保しないといけない。俺は隅の部屋から桐の鍵と仕掛けに使う人形を回収し、急いで鍵の掛かった扉を開けた。
「ねえ澪、開けてよ……」
「だが断る!」
扉を開けて逃げるが、すぐ近くには彼女も来ている。ここは一旦押し入れに隠れてやり過ごそうと駆け込む。数秒後にはこの部屋に紗重が入り込み、辺りを見渡しながら探す。澪ちゃんには動かない様に伝えると息を殺してその様子を見届けた。
『いない……』
俺達が既に脱出していると勘違いした後、ゆっくりと扉の閉まる音が鳴った。一応危機は脱したが、まだ仕掛けの方が終わっていない。こちらも人形を台座に置いた後、桐生家の仕掛け同様に指定されたボタンの回数を押すだけ。ササッと入力して人形を向かい合わせると扉を解除する音が鳴った。扉を開けて急いで脱出しようと閉めた直後、背後から不気味な声で「行かないで……ここにいて……」という声が。普通の人間ならばここに留まりたくないので脱出一択しか無かったのだが。
「ふぅ……何とか逃げ切ったな……大丈夫か?」
「はい……何とか……」
「……このタイミングで言うのもなんだが、今の繭ちゃんは異常だ。話し掛けてもさっきみたいな状況にまた遭遇するかもしれない。見つけても触れたり話し掛けたりしては駄目だからな」
「分かりました……」
まあ、繭ちゃんか紗重かどうかは歩き方とか雰囲気で分かるだろう。危なくなったら俺が何とかすれば良いだけの話だし。今はもう一度立花家に行く為に桐生家の家から地下道への人形部屋まで行き、そこからまた降りては立花家の梯子を登って到着。今度は紗重は出現しないから安心して探索出来るので、ちゃちゃっと扉の封印を解いてから部屋に入り、飛び交う紅い蝶に導かれながら別ルートの二階へ続く階段を上がって行く。で、登る途中で紗重が部屋に入って行く姿が。
『樹月くん……ごめんなさい……ごめんなさい……』
後を追って部屋の中を覗くと、泣いている繭ちゃんの姿が。いや、樹月と言ってたからこの場合は紗重だろう。そんな俺達の存在に気付いたのかゆっくりと振り返りながらこちらへ近付く繭ちゃん。暗闇の中で蝋燭に照らされて佇んでいる姿だけでも滅茶苦茶怖いし、嫌な予感しかしないのだが。
「お姉ちゃん……」
「……お前が紗重だな。何故繭ちゃんにとり憑いた?彼女から離れろ」
「樹月くん達は……儀式をした……今度は私達が……」
「彼女の声を使って惑わそうとするんじゃない!」
一瞬見えた紗重の姿に怯える澪ちゃん。この場の空気に飲まれないように俺は一喝して叫んだが、それがどうしたと言わんばかりに紗重は繭ちゃんの声を使って延々と何かを喋っていた。
「お姉ちゃん……すぐ……助けるから……」
「置いて行きたいけど、そうも行かんからな……どっちにしろ鍵を取りに行って戻ったらいなくなっていたというオチだぞ」
憑依されてる時の繭ちゃんはまさにそれ。故にフリーダムお姉ちゃんとか酷い言いわれ様だったとか。扉の方を調べ、鈴の模様が入った錠前を確認した後―――
「お兄ちゃんを返せ!」
廊下の角からひょこっと現れるように零シリーズにおいて断トツの可愛さを持つ幼女「立花千歳」もとい「ちーちゃん」のご登場である。ついにこの子とセックス出来る時がやって来たのだ。リメイク前から見せつける可愛さとあざとさで男も女も関係なく多くの零プレイヤーが彼女にノックアウトされただろう。俺もその一人。
俺達に(主に八重と勘違いしている澪ちゃんだが)返せと言った後、彼女はパタパタと小走りで扉の奥へと消えて行った。もう彼女を犯したくて堪らず、チンコがギンギンになっていく。
「大丈夫……俺がお兄ちゃんになってあげるからねぇ……」
ニチャァ……という言葉がこれでもかと似合う位に今の俺は気持ち悪い笑みを浮かべているだろう。とりあえず、彼女から鍵を取らないとストーリーも進まないので、俺達も後を追うのであった。
ちーちゃんは俺の中では一番妹にしたかったキャラで断トツ。あんな可愛い子からお兄ちゃんお姉ちゃん呼ばれたい人って相当いたんじゃなかろうか。