ショタ主(しょたるじ)さまがプリンセスたちとコネクトしまくる話 作:古井京魚堂
前編 無知シチュ
ある日のこと。
いつものようにミミ、ミソギ、キョウカ、それに最近仲間に加わったユウキを交えた四人組が森の中で
山犬の化け物である。
獣はひどく腹を空かせていた。なまじ狩りの成算を計る知恵がある分、群れからはぐれてこのかた満足に食べられていなかった。飢えて力尽き果てるのも遠からぬ有り様であった。
そんな時に見つけた肉も柔らかな二本足の幼体たち。四匹無防備に遊び回っている。都合の良いことに周囲には成体を含む群れは見つからなかった。
魔性の狼は矢も盾もたまらず襲いかかった。
驚いた少女たちは悲鳴をあげて逃げ惑った。
咄嗟にユウキは飛び出した。何事かを思う前に動いていた。
勇敢な少年である。身を挺して少女たちを庇おうとした。けれど勇気があっても力が足りるとは限らないのが世の常である。無情にも弾き飛ばされてしまった。
吹き飛ばされ、背中を強打し、ごろごろ転がった先でようやく止まる。
それを見た少女たちが、今度は逆に少年を助けるために勇気を振り絞って怪物の前に立ちはだかる。
だが、しかし、それはあまりにも無謀なことのように思われた。
地に伏した少年を尻目に、四足の魔物は眼前の御馳走に舌なめずりすると、余勢を駆ってのこのこと現れた獲物に躍りかかる。
一人、また一人と獣の爪牙にかかって倒れ行き、無惨にも食い殺される少女たち。
絶体絶命の危機。
運命はそう確定したかと思われた。
だが魔物にとっては、はなはだ不条理なことに、現実はそうはならなかった。
コッコロが居たならば女神アメスの
渾身の力をこめてユウキは立ち上がった。
年下の女の子たちを守らねばと剣を杖に身を起こすユウキ。その身体から眩い光輝が迸る。光は瞬く間に複雑精緻な魔方陣を描き出し少女たちを力強く包み込んだ。
逆境を覆すワイルドカード。デア・エクス・マキナ。プリンセスナイトの絶大なる権能が少女たちを一騎当千の勇者に変える。
いましも躍りかからんとしていた魔物を爆風が吹き飛ばした。
「えぇっ!」
不可解な威力に、やぶれかぶれで爆弾を投げつけた当の本人が驚いた。
爆弾と言ってもミソギがいつも持ち歩いているイタズラ用のグッズで、本来は音と煙ばかり派手な玩具である。それが恐ろしい勢いで弾けると本物をもしのぐ爆発が魔物を飲み込んでしまった。
思わず驚愕の声も上がる。
もう一つ不思議なことに、至近距離での大爆発の影響は投擲者たちにも及んでしかるべきところ、魔物をねじふせた暴風が少女たちにはまるでそよ風のようだった。
「なんかよくわかんないけどチャーッンス!」
考えるのは後回し。
爆発にひるんだ姿を好機と見て、煙玉や癇癪玉、鳥もちに変な臭いのする液体といったイタズラグッズを手当たり次第に投げつける。
「これがユウキさんの力、これなら……!」
キョウカもまた不思議な力の後押しを感じていた。
身体の奥底からこんこんと湧きだしてくる魔力の奔流。
杖をぎゅっと握りしめると、エルフの少女は自分が覚えている魔法の中から攻撃に使えそうな物を見繕う。
「火? 雷? 駄目。どっちも森が燃えちゃう……そうだ水の魔法!」
そうと決めるとキョウカは素早く魔法を編み上げる。そして魔物に向けて撃ち放った。彼女の実力では
「思った通りだ。なんて威力」
怒涛の水流は予想通りに予想を超えた。
不可思議な力に強化された流水の魔法が魔物を打ち据えた。
思いがけない手痛い反撃。
この段階で既に山犬の精は満身創痍のボロボロの状態に追い込まれていたが、そこへ更なる駄目押しが加えられる。
リトルリリカルの最後の一人。ミミが続けて飛び出した。獣人特有の身体能力をいかんなく発揮して、強弓から放たれた矢の勢いで跳躍し、狼との距離を一足で詰め切る。
「うさぎさんスラッシュ」
振りかぶった人参型のロングソードが魔物を強かに薙ぎ払った。
それがトドメとなって、這う這うの体で魔物は逃げ出した。
剣と魔法と爆弾とそれぞれの力を合わせて見事に魔物を追い払ったリトルリリカルの少女たち。
三人は「やったー☆」とハイタッチすると、そのまま抱き合ってピョンピョンとびはねながら喜んだのだった。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
危険な魔物を追い払い、ほっと一息ついたのも束の間、子供たちはすぐさま次の大騒ぎを迎えていた。
「んなっ! なんで……!」
ぎょっとする。
不思議な力で手助けしてくれたユウキをねぎらうべく振り向いた先でキョウカは信じられない物を目撃した。
「おにいちゃん。そのお股どうしたの? お顔も赤いよ。お怪我しちゃったの」
よく分かっていないミミが気遣いする。
いやいやとキョウカは頭を振った。たしかに頬は紅潮し、息遣いも荒く、ユウキは酷く苦しそうだった。でも、あれは怪我とかじゃなくて……。
「どうしてっ! おチンチンをおっきくしてるんですか!」
ズボンの中で苦しそうに鎌首を上げる股間の蛇の姿に、キョウカは困惑もあらわに叫んだ。
股間の布地を突き破らんばかりに膨張した男性器。
「えっでもっこれってつまり。この人、死にかけたのに興奮してるってこと……?」
あるいは戦っていた自分たち三人の姿にか。
思いもよらない出来事に激しくエルフの童女は混乱する。
勉強熱心で年の割に思慮深いキョウカにとって、森の中で遊ぶ以上魔物との遭遇はありえる話だったのに対して、魔物の難から逃れた少年がペニスをいきりたたせているのはまったくありえない話だった。
度し難い変態だと思った。
「へんたい! へんたい! へんたい……!」
顔を真っ赤にして、頭から湯気でも出しそうな勢いで、目をグルグル回しながら、壊れたように同じ言葉を繰り返した。その声色は魔物と遭遇して逃げ惑った時よりもずっとずっと動揺していた。
「ねえねえ。キョウカはどうしてあんなにパニくってるのかな」
同じ物を見ても知識の有無で見える世界は違ってくる。
ミミが少年の身を案じ、ミソギは友人の奇妙な態度を訝しんだ。
男の股間が勃起することの意味を最年少のキョウカだけが理解していた。
だからこんなことも起きる。
「いたいのいたいのとんでけー」
瘤の一種と思ったミミが、おまじないを唱えながら、ユウキの勃起する肉棒を服の上からなでなでしてあげる。
同年代の平均より小柄な体格に相応の小さな掌が、少年の股間を往復する。
何も知らないままに行われる幼い少女の手になる愛撫。
性技としては稚拙というのも憚られる代物であったが、能力の反動で興奮の極みにあるユウキにとって、それは蟻の一穴にも等しい刺激だった。
「うぅ……ミミちゃん、ありがとう。でも、だめ、でちゃうから……」
ユウキは激しい射精欲求に苛まれながらも、なけなしの自制心を総動員してミミをやんわりと制止する。
本当は今すぐにでもパンツを脱ぎ捨てて、ミミにも手袋を外してもらって、素手で直接撫でて欲しかったし、それが叶わないなら、自分の手でも構わないので、一心不乱に扱きたてたかった。
記憶にある限り初めての勃起を従者の手で鎮めてもらって以来、我慢させられたことのなかった少年にとって苦渋に満ちた時間だった。
「出るっておしっこ?」
「うん! そうなんだ! さっきからもうすっかり漏れちゃいそうで!」
ぶんぶんと首が千切れそうな勢いで頭を前後に振り倒す。
トイレを口実にして、離れた茂みの中に行って、そこで急いで処理してしまおうと考えた。
そろりそろりとゆっくりと後退する。無理に急ぐとズボンでこすれて爆発してしまいそうで、もどかしいが牛歩の歩みにならざるを得なかった。
「そ、そうです! ミミ! ユウキさんの言うように、いますぐ手を放して……!」
「にひひっ。なーんか面白そう。にいちゃーん、覚悟!」
キョウカもそれに便乗する。
二人の様子にミソギはピンと来た。キョウカもにいちゃんも嘘をついている。詳しくは分からないけど、これは絶対面白い奴だ。
はらはらと気を揉むちょっとおマセな八歳児。その慌てた様子が悪童には魅力的だったのか、ミソギが悪戯心を発揮してユウキのズボンを引きずり下ろした。
ズルンっ! ブルンっ! ブピュゥっ! ビュルルルルっ!
勢いあまってパンツごと脱がされたユウキのガチガチに固まった陰茎が露出する。一度下に引っ張られたペニスが勢いよく跳ね上がり、亀頭が天を仰ぐや空中で射精した。
向かって左から慌てふためくキョウカ、笑い顔のミソギ、きょとんとしたミミの順番で並ぶ三人の顔に精液が降り注ぐ。白濁の雨が幼い少女たちの小さな顏をドロドロに汚し尽くした。
「へぇ?」
「ほよ?」
「いやぁあああああ……!」
三人の幼い少女は三者三様の態度で自分を襲った白いシャワーに対応した。
真っ先に反応したのはミソギだった。
頬についた物を掌で拭うとペロリと舐めた。
「うへぇ。にっがーい」
好奇心のままに躊躇うことなく味見したザーメンの感想を端的に述べる。
そのままケラケラと笑う親友を信じられないとばかりに唖然と見つめる涙目のキョウカ。
「おにいちゃんのおしっこ白いよ? もしかしてさっきの魔物さんが毒を持ってたのかなあ? 大変だあ。急いでお医者さんに診てもらわなきゃ」
引き続き自分の体のことを真っ先に心配してくれるミミに、ユウキはポカポカした温かいに気持ちになると共に罪悪感を覚えた。
同じく座りの悪い感情を持て余すキョウカと二人、目と目で話し合い、本当のことを伝えようと合意した。
そして説明しようとしたところで。
「そっか! 男の人も股をこすると気持ち良いんだ」
あっけらかんとミソギが言った。
「男の人も?」
ユウキとキョウカはぽかんとした。
それだとまるで女の子は股をこすると気持ちが良いと言っているみたいだった。
「そう! ミソギ、この前登り棒で遊んでて大発見したんだ! 登ったり滑り落ちたりする時に、太ももや股間がこすれるとくすぐったくて気持ち良くなるの。キョウカ、ミミ、ふたりは知ってた?」
「登り棒はやったことないけど。ミミもね。机の角にお股をくっつけるとふわふわって楽しくなってくるのは知ってるよ」
「それいいね! ミソギ。机の角は思いつかなかったなあ。今度やってみよっと」
にこにことミミが応じる。
少女たちが無知なままに見つけたオナニーだった。
無邪気に語られる二人の少女の自慰の話に、ユウキのペニスはいつしか硬さを取り戻していた。
股間の盛り上がりを目敏く見つけたキョウカが憤慨する。
「どうして! また! 大きくするんですか! なんなんです。やっぱりへんたいさんなんですか!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「なるほど。あの不思議な力を使うとおチ……んっこほん、あそこが大きくなると」
ユウキの釈明をキョウカは割合素直に受け容れた。
事実としてユウキがキョウカが罵倒するような変態性欲の持ち主であるというわけではない。少年が保有する特異能力は強大であったが、使用すると性欲が暴走し治まらなくなる副作用があった。それが真相である。
「分かりました。不可抗力だったというのは認めます。顔に……をかけられたのも悪いのはミソギです。不幸な事故でした。なので変態と罵倒したことは謝ります。ごめんなさい」
続いてキョウカもまたぺこりと頭を下げた。
感情的に納得の行かない部分もないではないが、それを理由として跳ねつけるのは合理的ではない。生真面目な彼女は是々非々に筋は通すのだった。
それはそれとして。
「で?」
冷淡な眼差しをユウキに向ける。
「おにいちゃん。きもちいい? 痛くない?」
「あ。また出た。これで五回目! あ、最初のを入れたら六回か。あはは。おっもしろーい!」
少年は、とめどなく吐き出される精液によって白い水溜まりを生みだしていた。
「人が悪かったと思って謝っているのに。どうして! あなたは! ビュービュー精液を撒き散らしているんですか!」
地団太を踏む。
信じられなかった。
「ミミもミミだし、ミソギもミソギです。ふたりともふしだらです」
子供が母親におしっこを手伝ってもらうように、ユウキはミミとミソギの二人に手コキしてもらっていた。
少年の無尽蔵な性欲は、一度暴発的な射精をしたくらいではとても治まらないのだった。
「キョウカもやってみなよう。にいちゃんのチンポ弄って射精? っていうのさせるのおもしろいよ」
ザーメン溜まりから立ち昇る濃厚な精臭にすっかり頭をやられたミソギが、けらけら笑いながら、キョウカも一緒にやろうと誘いをかける。
右手でユウキの肉棒を扱きたてながら、左手は自分の股間をさすっていた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
少し前。
再び隆起したユウキの青い肉茎を前にして最初に動いたのはミミだった。
「おにいちゃん苦しそう。ミミがいいこいいこしてあげるね」
痛々しく張り詰めた少年の怒張を、ミミはほぐしてあげたいと思った。
ユウキの隣に座りこむと、利き手を肉の棒に添える。
「わっ! すごーい。かたいのにやわらかい。うんしょ♪ うんしょ♪ きもちよくなーれ♪」
「ミミに先越されちゃったかあ。よーしミソギも負けないよ」
反対側に陣取ると、ぐわしっと肉棒を握りしめた。そして勢いよく前後に扱きはじめた。
「どっちが多く、にいちゃんから搾り取れるか競争だよ」
「ミソギちゃん。乱暴にしたらおにいちゃんがかわいそうだよ。ミミはやさしくしてあげたいな」
そんな会話を交わしながら、二人はユウキのペニスから精液を、睾丸で作り出される端から、搾り出してあげるのだった。
そして瞬く間に五連射。
それでもなおユウキの肉棒は萎える気配が微塵もなかった。
欲深い肉の槍は、持ち主が心の奥底で抱いた「キョウカちゃんにもやって欲しいな」という願望を叶えるまで、戦い続けるつもりだった。
「もう! しらない! 勝手にやってよ! もう!」
ぷんすか怒るキョウカだったが、その実内心では興味津々だった。遠からず流されて、なしくずしにユウキの精処理に参加するのだろうなとそんな予感を抱いていた。
そしてその通りになった。
ミミとミソギはどれくらい射精させただろうか。しまいにはすっかりヘトヘトになってしまった。
それでもなお少年のチンポは空を向いて屹立し、物欲しそうによだれをたらしていた。
みかねたキョウカが手を差し伸べて、ようやくユウキの肉欲の火は鎮まった。
こうして、リトルリリカルのギルド活動にユウキのおチンチンのイライラをヌキヌキしてあげることが加わったのだった。
ロリを書くのは初めてで、難航しました。
少しずつ分かってきたような気がします。