どこまでも醜い私は、ある日黒髪の少年を手に入れた 作:布施鉱平
リディアは少年のアナルに指を抜き差ししながら、首筋や肩にキスを落としていった。
「□○$△×……っ」
切なげな声を上げる少年を可愛らしく思いつつ、リディアは肩ごしに少年を振り向かせ、その唇を奪う。
「ちゅっ、はむっ、れるっ……こくりっ」
柔らかい唇をついばみ、舌を差し込んで口内を舐め、溢れ出た唾液を飲み込む。
舌先や唇から痺れるような快感が生まれ、リディアの肌を
リディアは少年のチンポが好きだ。
少年とのセックスが好きだ。
だがそんなものは、少年に対する好意のほんの一部に過ぎない。
少年のアナルを指でほじりながら、リディアは少年のきめ細やかな肌にもう片方の手を滑らせていった。
背中、お尻、脚、お腹、胸、首、顔……
どこを撫でても、愛しさが込み上げてくる。
「あぁ……っ♡」
熱い吐息を漏らしながら、リディアは少年の体を抱きしめた。
例え少年が自分ひとりのものではなくても、自分は少年のものだ。
ミゼルも、ルナも、同じ考えを持っているだろう。
少年は、リディアたちの心を救ってくれた。
生きる意味を見いだせなかった自分たちに、生きる意味以上のものを与えてくれた。
解放感、幸福感、充足感、悦び、自信、夢、希望…………
挙げればきりがないほど多くのものを、少年はリディアたちに運んできてくれた。
だから、リディアはそれを返したい。
多くの幸せを、多くの喜びを、仲間と共に少年に与えたかった。
「だからまずは……ルナで気持ちよくなってくれ」
そう言うと、リディアは少年のアナルに差し込んだ指はそのままに、少年の体を前後に揺らし始めた。
「あぁっ!?♡」
「○%&□っ!」
律動が再開され、ルナと少年が声を上げる。
ルナは少し休んだおかげか、アナルでのセックスにも慣れを見せ始めていたが、後ろに指を入れられている少年はそうはいかない。
前後から襲いかかる快楽によって、すぐに射精感が込み上げてくる。
「……そのまま、ルナの中に出してやれ」
耳元で囁きながら、リディアは少年の腰の動きを速くさせた。
「あっ!♡ あっ!♡ お尻っ!♡ お尻っ、すごいっ!♡」
「□&×っ! #○△っ!」
二人の嬌声が高まり、ぱんっ、ぱんっという肉を打つ音が加速していく。
そして────
「○×&□#っ!!」
「はぅぅっ!!♡♡」
少年が絶頂し、アナルの奥に熱い精液をぶちまけられたルナもまた、同時に絶頂した。
全てを出し切るためにルナの腸内をぬるぬると何度か往復したあと、
ぬぽんっ
と音を立てて、ルナのアナルから少年のチンポが抜け出た。
「……ふひぃ」
圧迫感から解放されたルナが、弛緩した声を上げながらベッドに倒れ込む。
その肛門は少年のチンポによって拡張され、開きっぱなしになってしまっていた。
中からとろりと精液が溢れてきたところで、ようやくゆっくりと元の形に戻っていく。
「さて……やや変則的ではあったが、私の勝ちということでいいか? ミゼル」
リディアが振り向き、ミゼルに問いかけた。
「二人がかりだなんてずるい気もするけど、仕方ないわね」
苦笑を浮かべながらも、ミゼルはルナのアナルから抜けた少年のチンポに〈
トイレに行ったあとには必ずこの魔術をかけているので、少年も三人も腸内は清潔なのだが、念のためということだろう。
「ありがとう……それじゃあ、勝利の褒賞をいただこうか」
少年のアナルから指を抜き取りながら、リディアは嬉しそうに微笑んで言った。
◇
ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ……
ベッドが軋む音が、部屋に響いていた。
だが、快楽に喘ぐリディアと少年の声は、不思議なくらい聞こえてこない。
ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ……
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
むしろ息を荒げて声を漏らしているのは、ベッドの端に座り込んで自らを慰めるミゼルだった。
ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ……
激しく指を動かすミゼルの視線の先で、二人は正常位で繋がっていた。
リディアの上に少年が覆い被さり、真上から激しく腰を打ち付けている。
そしてリディアはリディアで少年の腰に脚を絡め、下から腰を動かしている。
二人とも汗だくになりながら、セックスに没頭していた。
それなのに声が聞こえないのは、二人の唇がセックスを開始した直後から一度も離れていないからだった。
「ふむっ♡ むちゅっ♡ んっ♡」
舌を絡め合う音と、荒い鼻息。
ベッドの軋みと肉のぶつかる音以外に聴こえてくるのはそれだけ。
身長差があるために、少年とキスをし続けるためにはリディアが体を折り曲げる必要があったが、その表情は辛そうには見えなかった。
窮屈な体勢を取りながらも、むしろ幸せそうに目を細めて少年の激しい腰使いを受け入れている。
その結合部は白く泡立ち、リディアがどれほど感じているのかを如実に表していた。
そしてそれは、少年も同じだ。
「……っ! ……っ! ……っ!」
「んん~っ!♡ んむぅ~っ!♡」
少年の腰の動きがさらに激しくなる。
つい先ほどルナのアナルに射精したばかりだというのに、もう限界が訪れたのだ。
リディアは腰に絡めていた脚を締め、少年の後ろで足首を交差させた。
そして、指先を折り曲げると膣の内部をギュッと収縮させる。
「……っっ!!」
締めつけが強くなったことで快感が増し、少年が呻く。
だが、少年もやられてばかりではない。
リディアの膣圧に負けずに腰を振り続けると…………
お返しとばかりにリディアの一番奥にチンポの先端を押し付け、そこからさらに体重をかけてきた。
子宮口に半ば入りかけた少年の亀頭から、子宮の内部に直接精液が流し込まれる。
「んんっ!?♡ んっ!♡ んっ!!♡♡」
そのあまりの熱さに、リディアの腰がビクリと跳ねた。
ビュクビュクと大量の精液を射精しながら、少年が舌を絡めてくる。
「……んっ♡ れろっ♡」
嬉しかった。
幸せすぎた。
自分を確実に孕ませようとしてくる少年が、愛おしくて仕方なかった。
かつては自分たちほど不幸な女はこの世にいないだろうと思っていたが、今は違う。
自分たちほど幸せな女はいないと、心から確信することができた。
なぜなら自分たち以外の女は、この少年のことを知らないのだ。
……………………
その後、自分を慰めながら順番待ちをしていたミゼルと、意識を回復したルナの二人もしっかりと種付けをしてもらい、争奪戦は終了した。
この三日間ほとんどセックスしかしておらず、しかも朝っぱらから少年を襲ってしまった三人は深く反省し、今後はもう少し少年の体を労わってあげようと話し合うのだが…………
…………いまさら自慰で性欲を発散することなど出来ないのだと、思い知らされただけだった。