「これは一体何なんだ?」
先程のラーの叫び合わせるように出てきたカード。
だが、そこにはテキストにも何も描かれておらず、あるのは融合モンスターと同じく召喚条件だと思われる部分がある。
その内、一つとしては黒いカードで、そこには「機械族レベル4モンスター×2」と書かれているモンスター。
それに合わせて、他にも謎の魔法カードや罠カードもある。
だが、なぜか、このデッキに入れなければならない。
「これは直感かもしれない」
そう言いながら、俺はカードを入れ、そのままデュエルをする相手を探す事にした。
果たして、このデッキで勝てるかどうか分からないが
「なるほど、未だに分からないデッキを使う訳か」
「っ」
それと共に覆われた闇、同時にそれが闇のデュエルだと分かった。
「いきなり仕掛けるかよ」
「破滅の光が活動を活発している。
我々もそろそろ君をこちらの陣営に捕らえたいと思ったからね」
そう言い、奴はデュエルディスクを構える。
「どうせ新しいデッキを試すつもりだったからな。
受けて立つぜ!」
俺はそれに合わせるようにデュエルディスクを構える。
「私のターン。
私はまずは魔法カード融合を発動する。
手札のビッグ・ピース・ゴーレムとミッド・ピース・ゴーレムを融合し、現れろマルチ・ピース・ゴーレム」
その言葉と共に出てきたのは巨大なモンスターだった。
まさか1ターン目から融合モンスターを出してくるとは、少し予想外だったが
「私はこれで、ターンエンド」
「俺のターンドロー」
未だに完全に理解していないデッキだが、それでも今は戦うしかない。
「俺はグレン団の徒花 ヨーコを召喚する。
さらに手札の砲撃型ガンメン ヨーコMタンクの効果で、ヨーコをリリースして守備表示で特殊召喚する。
カードを一枚伏せて、ターンエンド」
本来の効果を使いたい所だが、今は守りを固める。
「私のターン。
ふふっ、私はマルチ・ピース・ゴーレムでヨーコMタンクに攻撃」
「ぐっ」
マルチ・ピース・ゴーレムの攻撃によってヨーコMタンクが破壊される。
「そして、バトルフェイズ終了時、マルチ・ピース・ゴーレムの効果により、このカードをエクストラデッキに戻して、ビッグ・ピース・ゴーレムとミッド・ピース・ゴーレムを特殊召喚する。
そしてこの二体をリリースして、現れろThe Despair URANUS!」
その言葉と共に出てきたのは巨大な岩石だった。
その大きさは俺の想像よりも遙かに超えていた。
「っ」
「The Despair URANUSの効果。
このモンスターがアドバンス召喚に成功した時、自分の魔法・罠ゾーンに何もセットされないない時、相手は魔法・罠のどちらかを選択する。
その選択されたカードをデッキから選び、セットする」
「・・・」
これは、選んだカード次第ではやばいかもしれない。
何を選んでも、相手の有利には変わりない。
その場合選ぶとしたらなんだ?
「一番やばいけど、ここは魔法を選択する」
「なるほど。
では、魔法カードを一枚伏せ、この時、The Despair URANUSの効果。
このカードの攻撃力は、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ攻撃力を300上げる。
そして、カードを2枚伏せてる事で、その攻撃力は900上がる。
よって、攻撃力は3800」
「っ」
一気に上がった攻撃力、その効果は十代先輩のフレアネオスによく似た効果だ。
攻撃力はこちらが圧倒的に不利、伏せられたカードがどんな攻撃を攻め込むのは分からない。
「ならば、ここで行うのは、あれを使うしかない!」
召喚条件。
それを満たして、試す。
「だったら、ここで試してやるぜ!
俺のターンドロー!」
俺はそのままカードをドローする。
「よしっ!
俺は手札からガンメン グレンを召喚する!
そして、俺の手札にあるガンメン ラガンは自分フィールドに『グレン』がいる時手札から特殊召喚できる!
俺はラガンを特殊召喚する。
ラガンの効果、このモンスターは召喚に成功した時、このモンスターのレベルを1上げる」
そして、未だに召喚条件しか書かれておらず、書いてあるのは「機械族レベル4モンスター×2」と書かれてある黒いカード。
だが、その行動は間違っていないのを示すように、そのカードは光り輝いていた。
同時に俺の頭には、それを召喚する為の方法が、流れ込む。
「俺は場にいる機械族レベル4モンスター2体のモンスターでオーバレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
「なっ、まさか、別の世界のカードだけではなく、新たな召喚方法まで」
「無茶で無謀と笑われようと!意地が支えの喧嘩道!!
壁があったら殴って壊す!道がなければこの手で作る!!
心のマグマが炎と燃える!!!超絶合体!グレンラガン!!」
その言葉と共に現れたのは、一体のモンスターだ。
先程まで召喚した二体のモンスターが合体した姿であるが、それは融合モンスターとは違う。
「だが、攻撃力は未だにこちらが上!」
だが、グレンラガンのテキストにはまだ続きがあった。
「グレンラガンの効果!
このカードに『グレン』と『ラガン』それぞれがこのカードに下にある時、その攻撃力を倍にする!」
「なっ」
それと共にグレンラガンの背中から、まるで炎を思わせる幻影が現れ、俺の手に持っているカードが燃え上がり、空白のカードが描かれる。
「RUM 螺旋力上昇!を発動する。
自分フィールドのエクシーズモンスター1体を選択し発動できる。EXデッキから選択したモンスターのランクが2つ高いエクシーズモンスターを選択したモンスターの上に重ねて特殊召喚できる」
それと共にグレンラガンの下から現れた巨大な戦艦はそのままグレンラガンを飲み込む。
「エクシーズ召喚!
友の思いをこの身に刻み、無限の闇を光に変える!天上天下!一騎当神!超銀河グレンラガン!」
その言葉と共に戦艦の姿は変わり、両肩に巨大なドリルへと代わる。
「何が起きているんだ」
「さぁ、俺も良く分からない。
ただ、今はこの思いに従うだけだ!
さらに墓地のRUM 螺旋力上昇!の効果を発動する。
墓地のこのカードを超銀河グレンラガンのオーバーレイユニットにする事ができる。
そして、オーバーレイユニットを一枚取り除く事で、その効果を発動させる。
その効果はこのターン相手は魔法・罠カードを発動できない」
「なに!?」
それによって、そのまま超銀河グレンラガンはそのまま真っ直ぐThe Despair URANUSへと向かう。
「速攻魔法、リミッター解除。
その効果で、このカードの攻撃力をターン終了時まで倍にする。
行くぜ、必殺!」
右腕に両肩の巨大な2つのドリルを装着する。
「なっ」
「ギガドリルブレイク!!
それを激しく回転させることで一気にThe Despair URANUSを撃ち貫く。
「くっがああぁぁぁ!!」
それによって、圧倒的な攻撃力によって、一撃でそのまま相手のライフを一気に0へとなる。
「これがエクシーズか」
同じレベル同士のモンスターならば召喚できる、それがエクシーズか。
「でも、力が抜けるなぁ」
さっきのデュエルでは全力以上に出してしまったのか、身体から力が抜ける。
「とにかく寝るか」