興味がある方はぜひ参加してください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=256636&uid=45956
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=254735&uid=45956
「塾同士の交流試合?」
「あぁ、だが、このデュエル、断ってもらっても良い」
その表情はいつもは熱血だと言う修造さんらしくない台詞だった。
「まぁデュエルだったら、断る理由はないし」
「だが」
「さてっと、それじゃあ、さっそく準備を始めるか」
そう言いながら、俺はそのデュエルを行う為の準備を行った。
修造さんの表情から考えても、何か嫌な予感はするが、それでもデュエルから逃げる気はない。
そうして、辿り着いたデュエル場で大きな歓声が広がっていた。
『さぁ始まりました!
今回はなんと塾の講師同士の対決です。
まずは1年前より行方不明になった榊遊勝に代わり、話題になっている謎の講師切札勝気選手!
そして対するのは武闘派デュエリストの総本山・梁山泊塾老師、星八百!」
「ふむ、貴様があの軟弱な遊勝塾の講師か」
「いきなり軟弱とは、酷い言い方だな」
今回のデュエルの相手である爺さんは俺を見ながら言う。
「当たり前だ。
そのような軟弱なデュエルでは、この梁山泊塾のデュエルに勝てると思うな」
「ほぅ、だったら、見せて貰おうか、そのデュエルを」
その言葉と共に俺達は構え
「「デュエル!!」」
「俺のターン、まずは自分フィールド上にカードが存在しない場合BRギャレオンを特殊召喚する。
そして、俺はシールダー マシュ・キリエライトを召喚する。
行くぞ、2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4切札の仮面 アルセーヌ!」
その言葉と共に出てきたのは黒いスーツを身に纏って、黒い翼のモンスターが現れ、構える。
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
「儂のターン」
「この時、アルセーヌの効果。
オーバーレイユニットを取り除く。
その時、オーバーレイユニットに使われたのがモンスターの場合、そのモンスターの効果を得る」
「なにっ」
その言葉と共にアルセーヌは周りにあるオーバーレイユニットを一つ掴むと、共にその姿はマシュへと一瞬変わる。
「それって、素材にしたモンスターによって、どんな効果も使えるという事!」
「よって、取り除いたのはマシュ・キリエライト。
それによって、スタンバイフェイズ時、1ターンに1度だけ、手札を一枚捨てても良い。
そうした場合、このモンスターは一度だけこのモンスターの破壊を無効にできる。
俺はBR ライナーガオーを捨て、このターンは破壊されない」
それと共にアルセーヌの身体は白銀の光に包み込まれた。
「だからどうした!」
その言葉と共に、爺さんはそのままカードをドローする。
「まずは手札から融合を発動する!
手札の綱翼星キチョウと炎天星エンジョウを融合!
現れろ!覇鏡星リュウ!」
「向こうもさっそく融合をっ!」
「リョウでアルセーヌに攻撃!
その時、リョウの効果により、自分または相手の攻撃宣言時、このカードは相手モンスターの攻撃力分上がる!」
「それって、リョウの攻撃がそのまま勝気さんが受ける事になる!」
「だったら」
その言葉と共に、俺は走り出す。
アクションフィールド内にあるアクションカードを取れば、この攻撃を防ぐ事ができる。
「甘いっ!」
「がはぁ!」
そんな俺の行動を見越したように、師範はそのまま俺の腹に蹴りを入れる。
「何をしやがるっ!!」
「何をだと?
巫山戯た事を、儂はアクションカードを取る為の行動をしただけだ」
「はぁ」
俺はその一言に驚きを隠せなかった。
「ふっ、丁度良い。
儂はアクションマジックハイダイブ!
その効果でリョウの攻撃力を1000上げる!」
「ぐっアルセーヌ!」
その攻撃がこちらに迫る直前、俺はアルセーヌに叫ぶと、俺の身体を守るようにアルセーヌがその翼で攻撃を受け止める。
攻撃を防ぐ事はできたが、そのダメージは直接伝わり、瞬く間にライフは200へと減った。
「儂はこれで、ターンエンド」
「俺のターン。
たく」
「貴様では儂を倒せないさ」
「あぁ?」
その言葉に俺は思わず睨んでしまう。
「貴様のように始めから成功した事しか知らぬ者遊勝塾には、この闇の神髄を究めたこの梁山泊塾には決して勝てぬからな」
「・・・闇だって」
その一言に対して
「爺さん、歳を喰って、ぼけたのか」
「なんだと」
「その程度が闇?
まさか、デュエリストに対して妨害を行うように暴力を振るう行為が闇だと?
笑止千万!!」
俺はそのまま立ち上がる。
「あんたの行為はデュエリスト以前の問題だ。
何が闇だ、それをデュエリストとしての誇りを失うあんたの行動なんて、どんなカードよりも価値がないよ」
「なんだと」
その言葉に怒りを覚えたのか、爺さんは怒りに表情を歪ませた。
「まぁ、本当の闇を知らないお前には一生分からない話だけどな」
デュエルを行う為に必要なカードすら手に入る事ができない屈辱。
人知を超えた恐怖の闇。
命を育む優しい闇。
それらと対峙してきた、幾つもの闇を見てきたからこそ、目の前にいる奴はどんな闇にすら劣る行為。
「さて、まだデュエルは終わっていないな。
俺のターン、ドロー。
まずはBR 氷竜を召喚する。
氷竜の効果により、デッキからBR 炎竜を特殊召喚する」
そう、俺の言葉に合わせて現れたのは赤と青の2体のロボであり、彼らが登場と共に地響きが鳴る。
「また2体のモンスターか」
「あぁ、2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
俺の言葉に合わせ、2体は互いに見ると共にそのまま空中で一体化する。
「「「シンメトリカルドッキング」」現れろ、ランク4超竜神!」
その叫びに答えるように現れたのは先程の2体のモンスターが左右で合わさったモンスターがその姿を現す。
「超竜神の効果!
オーバレイユニットを一つ取り除く事で相手モンスターを破壊する!
覇鏡星リュウを破壊する!ダブルライフル!!」
「ぐっ」
その一言と共にリュウはその一撃を食らい、そのまま破壊される。
「これで一気に決まれば!」
「行くぜ!そのまま超竜神でダイレクトアタック!」
その言葉と共に超竜神が爺さんに向けて拳を振り上げるが
「甘いわ!」
その言葉と共に爺さんが懐から取り出したタオルを勢いよく投げると、その先にあったのはアクションカードだった。
「アクションマジック回避!
この効果により、貴様のモンスターの攻撃を無効にする!」
その一言と共に超竜神の腕の上に乗ると、そのまま駆け上がると共に俺に向かって飛び蹴りしてくる。
「うわぁ、危なっ!」
俺はすぐにアルセーヌの手を握り、その場を避ける。
「足下が留守だ!」
同時に爺さんが手に持ったカードがあるのが分かり
「アルセーヌで攻撃!」
俺はその一言と共にアルセーヌに言うが
「ふっ再びアクションマジック回避!」
その言葉と共に、その攻撃を避けた。
「俺はこれでターンエンド」
「貴様の力など、所詮その程度!
儂のターン、ドロー!
まずは竜闘星ナガレを召喚する!
その効果により、手札から天融星カイキを召喚する!
カイキの効果!
このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。
自分の手札・フィールドから、戦士族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
現れろ!覇勝星イダテン!!」
その一言と共に現れたのは巨大な武将を思わせるモンスターが現れる。
「イダテンの効果により、デッキから地翔星ハヤテを手札に加える!
そして、魔法カード融合!」
「融合召喚をして、さらに融合を」
「さぁ、これこそ我が梁山泊塾最強のモンスター!
覇壊星シヴァ!」
その一言と共に現れたのは4本の腕に様々な武器を持つモンスターがその姿を現す。
「シヴァの効果、1ターンに一度、自分フィールドのモンスター1体を選択し発動する。選択したモンスターより攻撃力の低い相手モンスター全てを破壊する!
儂はシヴァ自身を選び、お前の全てのモンスターを破壊する!」
「まだだ、俺はアルセーヌのオーバーレイユニットを一つ使い、BRギャレオンの効果を発動する。
このカードをリリースするとこで、デッキまたは手札から「BR ガイガー」を特殊召喚する」
その言葉と共にアルセーヌはその身体を闇で覆わせると共に、そこから現れたのはライオンの顔が胸元にあるロボットへと姿を変える。
「このカードが「BR ギャレオン」の効果で特殊召喚された時、デッキから「最終合体承認!」を手札に加えることができる!」
「だが、その効果でどうなる!」
「まぁ、今はどうする事もできないな。
けど」
そう言いながら、俺は手に持ったカードを見せる。
「なっ」
「アクションマジックゼロ・ペナルティ。
その効果により、シヴァの攻撃力を0にする」
「シヴァは自身の攻撃力より低いモンスターを破壊する。
だから、攻撃力を0になれば、モンスターを破壊できない!」
「だがっ、何時アクションマジックを」
「まさかっ」
「そう、アルセーヌがギャレオンに変わる瞬間、俺は既に取っていた。
さすがの爺さんでも視界が防がれていたら、俺の動きは分からなかったようだな」
「ぐっ、だがまだシヴァには攻撃を行う時にこのカードの攻撃力をレベル×200ポイント上げ、相手モンスターの攻撃力を下げる効果がある!
シヴァでガイガーに攻撃!」
「まだだ!ガイガー!」
俺の叫びに答えるようにガイガーは頷くと、俺をそのまま投げ飛ばす。
「モンスターを自分で飛ばしただとっ!
お前はっ、何を考えて」
「何を言っている。
アクションデュエルだろうと、なんだろうと、モンスターを信じて戦う!
お前のように暴力に頼らないと戦えない奴らと一緒にするな」
その先にあったアクションカードを取ると同時に
「アクションマジック回避!
その効果でシヴァの攻撃を避ける」
俺はそのまま構える。
「さぁ、どうする」
「ターンエンド」
俺の言葉に対して、爺さんは行動ができず、そのままターンエンドを宣言する。
「行くぜ、俺のターン!
まずはガイガーの効果、1ターンに1度、「BR」と名のつくレベル3以下のモンスターを1体手札に加える。
デッキからBR ドリルガオーを手札に加える!
さらに魔法カード出動!ガオーマシン!
その効果でBR ステルスガオーをデッキから手札に加える。
そして魔法カード最終合体承認!を発動する!」
その言葉と共にガイガーは飛び上がり、それを中心に緑色の渦を作り出す。。
それに合わせて、俺の手札から、墓地から出てきたドリルガオー、ステルスガオー、ライナーがオーがガイカーへと吸い込まれる。
「ガオ・ガイ・ガー!!!」
その言葉と共に現れたのは黒いロボットだった。
「ガオガイガーっ」
「さぁ、一気に決めるぜ!
ガオガイガーが場にいる事で俺は手札からヘル・アンド・ヘブンを発動する!」
その雄叫びと共にガオガイガーは両手を合わせ、真っ直ぐとシヴァへと向ける。
「なにがっ」
「自分フィールド上に「KBR」と名のつくモンスターが存在しているとき発動できる
相手フィールド上のモンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える!」
「そうはっ」
そう言いながら、爺さんは再びアクションカードを取ろうとしたが、ガオガイガーが放つヘルアンドヘブンによって、その場を動く事ができなかった。
そのまま真っ直ぐとガオガイガーはシヴァの身体を貫き、破壊する。
「がああぁぁ!!!」
シヴァが破壊された事によって吹き飛ばされた。
そして、その余波に吹き飛ばされた爺さんに対して
「ガオガイガー、爺さんに直接攻撃」
その言葉と共にガオガイガーはそのまま吹き飛ばされた爺さんを腕で受け止め、そんまま地面に降ろす。
「なっなんのつもりだ」
「何って、直接攻撃だ。
これで決着ついただろ」
そう言いながら、俺はそのまま爺さんを見る。
「爺さん、今度は殴るとか蹴るとか無しでデュエルしようぜ」
そう言いながら、俺はデュエル場から離れる事にした。