※この作品はR-18です。

遊戯王 異なるモンスター使い   作:ボルメテウスさん

52 / 76
スピリット対決

「それにしても、あれからオベリスク・フォースが全然来ないな」

 

「まぁ、今はエクシーズ次元を侵略している途中だと思うからね」

 

そう言いながら、俺は午後から来る遊矢達の為の準備を行っていた。

 

ユーリやセレナからアカデミアの事や他の次元について教えて貰ったが、俺が持っているシンクロ、エクシーズの召喚方法がそれぞれが中央の次元があるらしい。

 

この次元はスタンダートと呼ばれているらしい。

 

そして、未だにペンデュラム、リンクの二つの次元が確認できてない

 

「だけど、あの時、奴はペンデュラムを使っていた」

 

あの戦いでプロフェッサーは確かにペンデュラム召喚を使っていた。

 

ならば、ペンデュラム召喚自体は確実に存在しているはずだが

 

「謎が多すぎる」

 

「まぁね。

今から考えても、まだ分からない事が多いし、んっ?」

 

そんな事を考えているとユーリは何が気づいた様子。

 

「どうした?」

 

「どうやら、刺客が来たようだよ」

 

「なるほど」

 

それを聞くと、俺はそのまま塾から離れた。

 

塾に戦いを巻き込む訳にはいかない為、俺達はそのまま人が少ない工事現場へと向かうと

 

「ターゲットを発見。

裏切り者のユーリも発見」

 

「オベリスク・フォースか。

けど、なんか変だね?」

 

「そうなのか?

どいつもこいつも似たような奴に見えるけど」

 

「うん、確かに見た目は同じだけど、なんだろうね?

奇妙な感覚だよ」

 

「奇妙ねぇ」

 

その言葉を聞くと、俺は自然とあのデッキに手を伸ばす。

 

「とりあえず、さっさとデュエルして、聞きたい事を聞かせて貰うか」

 

「ふっ、さっそくデュエルか。

良いだろ」

 

その言葉に合わせて、オベリスク・フォースもまたデュエルディスクを展開し

 

「「デュエル」」

 

「私のターン。

行かせて貰うぜ、まずはスタンド使い エンヤ婆を召喚する」

 

「スタンド使いっ!?」

 

そのモンスターの登場に俺は驚きを隠せなかった。

 

「なんで、お前が」

 

「ふふっ、なんでだろうな。

知りたければ、俺に勝ってみろ。

カードを一枚伏せて、ターンエンド」

 

なぜ、この世界に存在しないはずのモンスターを持っているのか?

 

そんな疑問はあるが、それでも目の前にいるオベリスク・フォースに勝たなければならない。

 

「俺のターン「この時、罠カード、死体操作を発動する」死体操作?」

 

「なんだか不気味な奴だね」

 

「くくっ、この死体操作は自分フィールドにアンデット族モンスターがいる時に発動できる。

こいつは自分フィールドにゾンビトークンを特殊召喚できる」

 

「ゾンビ。

それは、本当に厄介だな。

だけど」

 

それだけ言う。

 

「けど、ゾンビ相手は燃やし尽くせば良いだけの話だ。

俺はスタンド使い モハメド・アブドゥルを召喚する」

 

俺の言葉と共に炎の中から現れたのは一人の男だった。

 

「スタンド使い、まさか、同じテーマの」

 

「モハメド・アブドゥルでゾンビトークンに攻撃する」

 

その言葉と共にアブドゥルさんはそのままゾンビトークンに向けて攻撃を仕掛け、破壊する。

 

「俺はスタンド使いはスタンド使いにひかれ合うを発動し、カードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

「私のターン!

まずは死体操作の効果でゾンビトークンを一体特殊召喚!

そしてスタンド ジャスティスを通常召喚する!」

 

その言葉と共に現れたのは霧だった。

 

「リリースなしで?」

 

「こいつはジャスティス!

スピリットモンスターだ」

 

「スピリットモンスターだって?」

 

「それって、何なんだ?」

 

「通常召喚しかできないし、ターン終了時には手札に戻ってしまうモンスターだ」

 

「確かにそれだけでならば、厄介だったね。

だが」

 

その言葉と共に、ジャスティスはそのままエンヤ婆の身体に纏っていく。

 

「なに?」

 

「スタンドはスタンド使いに宿って、初めて力を発揮する。

こうする事によって、巨大な力を完全にコントロールする事ができる!」

 

そう言いながら、男は笑みを浮かべた。

 

「ゾンビトークンの効果!

こいつはジャスティスを装備したモンスターがいる時に攻撃する事ができる!

よって、ゾンビトークンで攻撃!」

 

その言葉と共に、ゾンビトークンは俺に直接攻撃を仕掛けていく。

 

「まだだ!

ジャスティスでモハメド・アブドゥルに攻撃!!」

 

その攻撃を受けて、俺のライフは瞬く間に300へと変わった。

 

だが

 

「アブドゥルの効果!

このモンスターが破壊された事によって、デッキから『スタンド』とスタンド使い』を手札に加える!

俺はデッキから空条承太郎とスタープラチナを手札に加える!」

 

「それでどうする?

俺はこれでターンエンド」

 

「それと同時にゾンビトークンを一体特殊召喚する」

 

「それと同時にスタンド使いはスタンド使いにひかれあうの効果と速攻魔法サモンチェーンを発動する。

サモンチェーンはこのターン、通常召喚を3回まで行う事ができる。

そしてスタンド使いにひかれあうはデッキからスタンド使い ジャン=ピエール・ポルナレフとスタンド シルバーチャリオッツを手札に加える」

 

「チェーンを使って、体制を整えたか。

だけど、それだけでどうするつもりなんだ」

 

「こうするつもりだ。

まずは俺はスタンド使い 空条承太郎を召喚する。

そして罠カード、一族の結集を発動する。

フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族が同じモンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。

俺は手札のスタンド使い ジャン=ピエール・ポルナレフを特殊召喚する」

 

その言葉と共に学ランを身に纏った男と青い瞳に柱のような銀髪の男が現れる。

 

「スタンド使いが二人」

 

「そしてサモンチェーンの効果で俺は手札からスタープラチナとシルバーチャリオットを通常召喚、そしてそのままそれぞれに装備」

 

「向こうのエンヤ婆と同じ。

だけど」

 

「このエンヤ婆を倒す事はできないぞ!!」

 

確かにその攻撃力はエンヤ婆と比べたら低い。

 

だが

 

「問題ない。

俺は通常罠ダメ押しダブルラッシュ!を発動する。

その効果で自分フィールドに『スタンド使い』と名のつくモンスター2体を選択して発動する。このターン選択したモンスターはお互いの攻撃力の合計分上がり、2回攻撃することができる。

よって、空条承太郎とポルナレフの2体の攻撃を互いに合わせる」

 

その攻撃力は6000へと上がる。

 

「行くぞ、空条承太郎とポルナレフで攻撃!」

 

「っ」

 

それと共に空条承太郎とポルナレフは互いにスタンドを出し

 

「行くぞ!」「任せろ!」

 

その言葉と共に、そのまま真っ直ぐとエンヤ婆とゾンビトークンに近づく。

 

「スタープラチナッ!」「シルバーチャリオッツッ!」

 

二人はそのままゾンビトークンとエンヤ婆を宙に浮かせると

 

「「オラオラオラオラオラオラ オラァッ!!!」」

 

互いに息を合わせながら、相手のモンスター達に攻撃を仕掛け、そのダメージは瞬く間に0へと変わっていった。

 

それと同時だった。

 

「がはぁ」

 

それは奴もまるでダメージを受けたように吹き飛ばされ、奴は倒れる。

 

「さて、聞きたい事が沢山あるんだからって」

 

そう近づいた瞬間、奴の身体は瞬く間に光に包まれ、その姿が消えた。

 

「ちっ、すぐに消えたか」

 

「だが、今まで、あんなモンスターが見たことないけど」

 

その言葉を聞きながら

 

「どうやら、厄介な事になりそうだな」

 

過去に実際に承太郎達から聞いた話から予想しても、まだあのデッキは展開途中だったと思う。

 

そう考えても早期展開は本当に上手くいったと思うが

 

「これからがよりやばいな」

 

俺達はそのまますぐに遊勝塾へと戻っていく。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。