※この作品はR-18です。

遊戯王 異なるモンスター使い   作:ボルメテウスさん

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アカデミアの襲撃前

「まぁそんなにアカデミアの奴らはいないよな」

 

そう言いながら、俺はその日も警備を行っていた。

 

アカデミアの奴らがそう簡単に来るとは思っていなかったが、ここまで暇ならば遊矢達の試合を見ても良いのではと思ってしまう。

 

「さて、どうしたもんか」

 

そう言いながら、歩いていると

 

「そう暇だったら、私の相手をしてくれないか?」

 

そう、俺に話しかけられ、振り返る。

 

そこには、黒い制服を身に纏った男が立っており、その腕にはデュエルディスクを装着しているが

 

「いやぁ、一応これでも仕事中だから、そういうのは」

 

「そうか、残念。

せっかくアカデミアから来たというのに」

 

その言葉に、俺は一瞬構える。

 

「ふぅん、アカデミアねぇ。

それって、どこ学校だ?」

 

「まぁ融合次元からだね」

 

その言葉と共に俺はすぐに構える。

 

「それは、つまりこちらと戦いたいという事か」

 

「あぁ、その通りだ」

 

正直、本当かどうか疑う気持ちはある。

 

それでも、ここで逃したら危険だ。

 

「良いだろ、受けて立つ」

 

その言葉と共に、俺はデュエルディスクを構える。

 

それを見ると、奴は笑みを浮かべながら、デュエルディスクを構える。

 

「「デュエル」」

 

「俺のターン。

俺はSR-バルゴラを召喚する。

SR-バルゴラの効果、1ターンに1度、ライフを100支払う。

そうした場合、デッキから『バルゴラ』と名のつく通常モンスターを2体特殊召喚する」

 

「ライフを100支払うだけで、モンスターを場に揃えたか」

 

「あぁ、そしてレベル4のバルゴラ3体でオーバレイ・ネットワークを構築!

エクシーズ召喚!現れろ、ランク4 悲しみを背負いし乙女 SRーバルゴラ・グローリーS!!」

 

その言葉と共に召喚されたのは、先程まで量産機を思わせる機体の印象は変わらないが、その手に持った巨大な砲台はより生物を思わせる物へと変化していた。

 

「バルゴラの効果!

このモンスターは召喚時のオーバレイユニットの数だけ、その攻撃力・守備力を1000上げる。

バルゴラのオーバレイユニットの数は3つ、よって攻撃力・守備力は共に3000」

 

「たった1枚のカードで攻撃力3000のモンスター。

なるほど、あいつが認めるだけはあるな」

 

「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

「ならば、私も見せよう。

まずはKMF無頼を召喚する」

 

「KMFっ」

 

その名前を聞くと共に俺のデッキの中の一つを思い出す。

 

なぜ、その名前のカードが

 

「言っただろ、君の力を解析して、こちらでも使用できるようにした。

そして、まだ終わっていない。

KMF無頼の効果、このモンスターが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の機械族モンスターを一体特殊召喚する。

私はKMF 無頼を召喚し、私はタンホイザーゲートを発動する。

自分フィールド上の攻撃力1000以下で同じ種族のモンスター2体を選択して発動できる。

選択した2体のモンスターは、その2体のレベルを合計したレベルになる」

 

その言葉と共に奴の場にいた無頼の2体のレベルが合わさり、レベル8へと変わった。

 

「レベルを揃えたという事は」

 

「私はレベル8のモンスター2体でオーバレイユニットを構築!

エクシーズ召喚!ランク8 KMF ガウェイン」

 

その言葉と共に召喚されたのは、両手を広げた巨大なモンスターだった。

 

両手を広げた黒く巨大な機体は、こちらを圧巻される。

 

「まずはガウェインの効果。

このモンスターが召喚に成功した時、お前の場のモンスターゾーンを2つ使用できなくする」

 

「これで、モンスターの展開が難しくなる」

 

「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

「俺のターン、よく分からないけど、一気に行くぜ!

俺はSR-ガンレオンを召喚し、バルゴラ・グローリーSでガウェインに攻撃!」

 

俺の言葉に合わせるように、様々な工具が合わさったロボットが現れる。それに合わせるようにバルゴラはその手に持った砲台をガウェインに真っ直ぐと合わせて、そのまま放つ。

 

それに合わせて、ガウェインもまた対抗するようにビームを放ち、互いにぶつかり合い、そして互いに破壊される。

 

「バルゴラの効果。

このカードが破壊された時、墓地に存在する『バルゴラ』と名のつくモンスターを1体特殊召喚する」

 

その言葉と共に爆発の中の煙から出てきたのは装備がある程度取れたバルゴラが現れる。

 

「罠カード、エクシーズ・リボーン。

自分の墓地のエクシーズモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてオーバレイユニットとする。

私は先程破壊されたガウェインを特殊召喚する」

 

それと共にガウェインも、その姿を現す。

 

「・・・俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

「私のターン。

さぁ仕掛けるか。

このカードは闇属性・機械族エクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚することができる。

ランクダウン・エクシーズチェンジ現れろ、ランク4KMF 蜃気楼」

 

その言葉と共に召喚されたのは、先程のガウェインに比べれば小型の機体だった。

 

「蜃気楼の効果。

1ターンに一度、エクシーズ素材を1つ取り除くことでこのカードが攻撃する時、相手フィールドのモンスター全てに攻撃することができる」

 

その一言と共に蜃気楼から出たレンズが、俺達の上に浮かぶ。

 

このまま攻撃されたら、ライフは大きく減らされる。

 

「蜃気楼でバルゴラに攻撃」

 

その一言と共にバルゴラへと真っ直ぐと放たれる。

 

「罠カード、緊急同調!

自分・相手のバトルフェイズに発動できる。

シンクロモンスター1体をシンクロ召喚する。

俺はレベル4のバルゴラにレベル4チューナーガレオンをチューニング!

シンクロ召喚!レベル8 SRーガンレオン・マグナモード!」

 

その言葉と共にバルゴラの前に立ったガレオンはそのまま装甲が展開し、その身体からは炎が溢れ出す。

 

「シンクロ召喚か。

くくっ面白い!!」

 

その言葉と共に奴は笑みを浮かべながら。

 

「ならば、これを出すとしよう。

ランクアップ・エクシーズチェンジ!」

 

「っ」

 

それと共に蜃気楼は飛行形態へと変形すると共に、そのまま飛び回る。

 

同時にその姿は徐々に変わっていき、その姿は、俺にとっても見覚えがあるモンスターだった。

 

「ランク9、ウィングガンダムゼロリベリオン」

 

「おいおい、マジかよ」

 

それと共に現れたのは黒く染められたウィングガンダムだった。

 

「この姿も知っているか」

 

「まぁね、まさか他のカテゴリの力もあるカードがあるとはね」

 

「では、私はこれでターンエンド」

 

「俺のターン、ドロー!

まずはライアット・ジャレンチをガンレオンに装備。

そして、ガンレオンでそのままウィングガンダムゼロリベリオンに攻撃」

 

その言葉と共にガンレオンはそのままウィングガンダムゼロリベリオンに攻撃を仕掛ける。

 

それに対して

 

「罠カード、マーシャリング・フィールド。

自分フィールドの機械族エクシーズモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる」

 

それと共にウィングガンダムゼロリベリオンは、その身体に光を纏い、そのまま攻撃を受け止める。

 

「俺はこれでターンエンド」

 

「私のターン、仕掛ける。

私はサイクロンを発動し、ライアット・ジャレンチを破壊する。

そして、ウィングガンダムゼロリベリオンで攻撃!!」

 

その言葉と共にウィングガンダムゼロリベリオンの目は赤く光、そのままツインバスターライフルをこちらに構える。

 

「速攻魔法リミッター解除!

その効果でガレオンの攻撃力を倍にする」

 

「それは無駄な事だ。

ウィングガンダムゼロリベリオンの効果。

このカードが攻撃する時、相手が魔法・罠・モンスターを発動した場合、エクシーズ素材を1つ取り除き効果を無効にし、相手に1000ポイントのダメージを与える」

 

「なっぐっ!!」

 

それと共にウィングガンダムゼロリベリオンから放たれたツインバスターライフルの光の前にガンレオンも、俺のカードも全て破壊される。

 

それと共にライフは大きく下がる。

 

「だがっ!

ガンレオンは破壊された時、墓地からガンレオンを特殊召喚する事ができる。

俺は墓地にあるガンレオンを特殊召喚する」

 

それと共に光の中に消えていったガンレオンが開いていた装甲は元に戻っていた。

 

「私はこれでターンエンド」

 

「俺のターンっドロー!

これ以上時間をかけたらやばそうだからな。

一気に決めるぜ、俺はSR-ブラスタを召喚!

1ターンに1度、ライフを100支払う。

そうした場合、デッキから『融合』または『フュージョン』と名のつくカードを手札に加える。

俺はブレイク・ザ・フュージョンを発動」

 

その言葉と共に場に残っていたガンレオンと新たに召喚したブラスタが混ざり合う。

 

「場にいるブラスタとガンレオンで融合!融合召喚!SR-リ・ブラスタR!

さらに、墓地にあるブレイク・ザ・フュージョンの効果で墓地にあるバルゴラと一緒に除外して、墓地のブラスタとバルゴラを融合!融合召喚!SR-リ・ブラスタB」

 

その言葉と共に召喚されたのは赤と青の2色の強化武装を身に纏ったブラスタがその姿を現す。

 

「俺は受け継がれる力を発動する。

自分フィールド上のモンスター1体を墓地に送り、自分フィールド上のモンスター1体を選択する。

選択したモンスター1体の攻撃力は、発動ターンのエンドフェイズまで墓地に送ったモンスターカードの攻撃力分アップする。

リ・ブラスタRをリリースして、リ・ブラスタBに与える!」

 

その言葉と共にブラスタの姿は再び変わった。

 

ブラスタの元々の銀色の装甲だけへと代わり、そのまま奴に向けて銃口を向けた。

 

「確かに攻撃力は大きく上がった。

だが、それで私を倒せるか」

 

「別にモンスターを倒すのが勝利条件じゃない。

ブラスタBは相手に直接攻撃する事ができる」

 

「なに」

 

「さらにリ・ブラスタBはこのカードがフィールドにある限り、自分のターンの間まで相手は魔法・罠カードを発動できない。」

 

「それはつまりっ」

 

「リ・ブラスタBで直接攻撃!

ジ・アンブレイカブル・フルクラム」

 

その言葉と共にリ・ブラスタの銃口から出てきた輪がそのまま直列配置し、それに向けて弾を通す。

 

それによって一度拡散したビームが螺旋状に収束されると共に、真っ直ぐとウィングガンダムゼロリベリオンを、そして奴を貫く。

 

「まさか、ここまでとはな」

 

その言葉と共に今度こそ奴のライフは0へと変わる。

 

「まったく、ヒヤヒヤさせるぜ」

 

そう言いながら、俺はデッキを戻すと

 

「さて、話して貰おうか。

お前は一体何の目的で「それは私から話そう」赤馬」

 

後ろから話しかけられ、見ると、そこには何時の間にか見ていたのか、赤馬がいた。

 

「君の持つ特殊なカード達。

それらの再現の一つを実験的に行わせて貰った」

 

「つまり、その成功例が、さっきのKMFとガンダムか」

 

「あぁ、それでは遅くなったが自己紹介しよう。

ルルーシュ・ランペルージ。

君達がランサーズとして、他の次元に向かっている間の指令を行う者だ」

 

「なるほど、それで、なんでこんな強引な方法で?」

 

「実力を知ってもらうには、これが手っ取り早いと思ってね。

本気でデュエルを行えば、それだけ、私の実力が分かると思うが」

 

「・・・まぁ確かに」

 

実際にデュエルを行ったから分かるが、ルルーシュの実力は高い。

 

何よりも

 

「まだまだ本気を出していなかっただろ」

 

「少し違うな。

未だにデッキに慣れていないのが本音だな」

 

「そうかもな」

 

そう言いながら、俺はKMFのデッキを見る。

 

「あれ?」

 

気になって見てみると、デッキにあるKMFの内、紅蓮のカードの種類が増えている。

 

「これって?」

 

増えたカードに関して疑問に思っていた。

 

だが、そんな時

 

「っ、ルルーシュ、切札。

悪いが、さっそく仕事だ」

 

「どういう事だ?」

 

疑問に思い、聞いてみると、赤馬が見せたのは大会の会場。

 

そこにはアカデミアの奴らがいた。

 

「いよいよ本格的な侵略が始まった訳か」

 

「では、頼むぞ」

 

「って、ルルーシュは行かないのか?」

 

俺はそう言い、すぐに向かおうとした時、ルルーシュはそのまま立っていた。

 

「私はここから指令を出す。

現場は任せたぞ」

 

「そういう事かよ。

分かった」

 

そう言いながら、俺はそのままアカデミアの奴らがいると思われる場所に向かって、走り出す。

 

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