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赤馬からの連絡を聞き、俺はとある場所を向かっていた。
そこには遊矢達がいる場所へと向かっていた。
「少し遅かったか」
そう言って、見つめた先には既にデュエルを始めていたのか、数名のデュエリストがアカデミアのデュエリストによって、倒された後だった。
「ふっ、やはりこの程度、俺の相手にはならないか」
「ぐっ」
そう言いながら、アカデミアのデュエリストはそのまま倒したデュエリストにデュエルディスクを構える。
すると、光によって、デュエリスト達はそのままカードへと変えられる。
「人間がっカードに変えられたっ」
その光景を見ていた遊矢は思わず叫び、その声に気づいたアカデミアのデュエリストはそちらに向いた。
「へぇ、まだいたんだ。
だったら、ここで始末しないとな」
そう言いながら、アカデミアのデュエリストはそのまま構えようとするが
「待てよ。
大会の参加者じゃない奴が、そいつらに手を出すな」
「勝気さんっ!」
俺が出た事に驚きを隠せない遊矢達だったが、それでも今は俺はそのまま構える。
「勝気?
へぇ、あんたがプロフェッサーが言っていた最大のターゲットか。
だったら、話は早い、あんたを始末させてもらう」
「そうかよ」
そう言い、俺はデュエルディスクを構える。
「危険だ、勝気殿!
一人で、戦うのは」
そう言いながら、遊矢の親友とも言える人物である権現坂君が叫ぶ。
「安心しな。
こいつ程度、すぐに終わらせる」
「油断しては駄目だ、そいつは」
「安心しろ」
それでも不安な遊矢達は叫ぶが、俺はそのまま彼らを見る。
「お前らは俺が守る」
例え、今後戦争になるとしても、自身の目的で戦うとしても、守れるならば絶対に守る。
「生意気言っているんじゃないよ!!」
「さぁ、さっさと構えな」
そう言い、俺達は構えると共に
「「デュエル」」
「俺のターン、俺はアナザービルドを召喚する」
「ビルド」
その言葉と共に召喚されたのはビルドとよく似た怪人だった。
「なんだっあのモンスターは」
そのモンスターを見て、遊矢達は思わず後ろに下がる。
本能的に恐怖を感じるその姿を見て、当然の反応だと思える。
「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
「俺のターン。
アナザーライダーねぇ、巫山戯た真似をしてくれるな」
「巫山戯ている?
そんな事、すぐに言えなくしてやるぜ」
「そうかよ。
それじゃ、ヒーローの力を見せてやるよ。
俺はK・HEROゼロワンを召喚する」
【A jump to the sky turns to a rider kick.】
俺がそのままカードをセットすると同時に、俺の前に現れたのはゼロワンだった。
「ゼロワン?
また、聞いた事のないテーマだ」
「K・HERO?
HEROとはまさかエド隊長とっ」
「エドだと」
その言葉を聞いて、俺は鋭く奴を睨み詰ける。
「エドの事を知っているのか?」
「だったら、どうしたぁ?
まぁ、すぐにあいつも俺が倒すから別に関係ないがな」
「そうかよ、だったらすぐに片付ける。
俺は手札からプログライズキーを発動する。
このカードはこのカード発動後、効果モンスターとなり、モンスターゾーンに特殊召喚する」
その言葉と共に場に召喚されたプログライズキーはそのままゼロワンの手元へと来る。
【ハイパージャンプ!】
「そして、プログライズキーの効果。
この効果で特殊召喚されたこのカードは【K・HERO】シンクロモンスターのシンクロ素材にする場合、そのカードに記された属性のカード代わりにする事ができる。
また、このカードが機械族【K・HERO】のシンクロ素材になる場合、1~8までの好きなレベルに変化する事ができる」
「それはつまりK・HEROならば、どんなモンスターでも瞬時にシンクロ召喚ができるという事かっ」
「だっだから「俺はレベル3となったプログライズキーにレベル4チューナーゼロワンでチューニング!」おいっ!」
その言葉と共にゼロワンはそのまま手に持ったプログライズキーを自身のベルトに装填する。
それと共にゼロワンの装甲は光の4つの輪と変わり、その姿は新たな姿へと変身する。
【The rider kick increases the power by adding to brightness!シャイニングホッパー!】
「この一撃から生き残る術などない!シンクロ召喚!レベル7!K・HERO ゼロワン–シャイニングアサルトホッパー!」
その言葉と共にゼロワンはそのまま構える。
「K・HERO ゼロワン–シャイニングアサルトホッパーの効果。
デッキからオーソライズ・バスターを装備する。
そして、ゼロワンでアナザー・ビルドに攻撃!」
「罠カード、万能地雷グレイモア!
その効果でお前のモンスターを破壊する!!」
それと共にゼロワンがアナザービルドに攻撃を仕掛ける直前、ビルドの身体は爆煙の中へと消える。
「ゼロワンが」
「そんな見え見えの罠、既に予測済みだ」
「なに?」
それと共に目の前にいたはずのゼロワンは上空におり、その手に持っているオーソライズ・バスターを銃形態に変え、引き金を引いた。
「シャイニングアサルトホッパーは相手の魔法・罠の効果を受けない。
そして、バトルする時に、このモンスターの攻撃力を300上げる。
さらにオーソライズ・バスターの効果で攻撃力をさらに300上げる」
「なっ」
同時にアナザービルドはそのまま巨大な飛蝗に押しつぶされる。
「俺のアナザービルドがっ」
「さらにオーソライズ・バスターの効果。
こいつが相手モンスターを破壊した時、その攻撃力分、相手にダメージを与える」
「っ」
その一言と共に奴のライフはさらに削られる。
「先程、シャイニングアサルトホッパーの攻撃力は2300。
さらに自身とオーソライズ・バスターの効果で攻撃力が600上がり、2900」
「この攻撃だけで、相手に3200のダメージを与えただけではなく、相手の場を一瞬で空にした」
「まぁ、罠は相手の自爆みたいな感じだったけど」
「俺はさらに永続魔法衛生ゼアを発動し、カードを2枚伏せてターンエンド」
「貴様っよくもやってきれたなぁ!!」
「いや、自爆みたいな行動をしていて、何を言っているんだ?」
「黙れっ!
俺は最強なんだ!
俺のターンっ、俺は闇の誘惑を発動する。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
俺はカードを2枚引き、手札からアナザー龍騎を除外する。
そして、DDRを発動する。
手札を1枚捨て、除外されている自分のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
俺はアナザー龍騎を特殊召喚する!」
その言葉と共に現れたのは、俺と共に戦ってくれた龍騎を怪物にしたようなモンスターだった。
「まだだ、さらに俺はアナザー鎧武を召喚!
そして、2体のアナザーモンスターが存在する事によって、俺の切札、アナザージオウを特殊召喚する!!」
その言葉と共に怪物のような鎧武者のモンスター、そして、白目を向き剥き出しとなった歯茎はさながら「仮面」を剥がされた人体模型のようなモンスターが現れる。
「アナザージオウ」
「アナザージオウの効果!
ターンに1度、相手のモンスターを一体除外しても良い。
そうした場合、手札・デッキ・墓地から『アナザー』と名のつくモンスターを一体特殊召喚できる!
まずはその目障りなゼロワンを除外し、デッキからアナザーリュウガを特殊召喚する!」
その言葉と共にゼロワンはアナザージオウが放った攻撃によって、吹き飛ばされ、同時に奴の場には新たなアナザーライダーが現れる。
「そんなっ」
「これで終わりだぁ!!
アナザージオウで直接攻撃!」
その言葉と共に、俺の身体にアナザージオウの一撃が襲い掛かる。
「ぐっ」
「まだだ!
行けぇアナザー龍騎!」
その言葉と共にアナザー龍騎の攻撃が俺に向けて放たれた。
その時
「速攻魔法マグネット・リバース!!」
「なにっ」
その言葉と共にアナザー龍騎の攻撃を遮るように現れた一つの影。
それはアナザージオウの効果によって消し飛ばされたはずのゼロワンだった。
「なぜっゼロワンが」
「マグネットリバースは自分の墓地および除外されているモンスターの中から機械族または岩石族の通常召喚できないモンスターを一体特殊召喚できる」
「そうかっ、あのゼロワンはシンクロモンスターだから通常召喚はできない!」
「アナザージオウの攻撃力じゃ、ゼロワンは耐えきれないからな」
「ぐぅ、だが、メインフェイズ2に入ると共にアナザー鎧武の効果!
貴様のゼロワンを除外する!!」
それと共にゼロワンは背後から出てきたジッパーの中へと吹き飛ばされる。
「俺はカードを一枚伏せて、これでターンエンドだぁ!」
「なんとか、防ぐ事ができたが、今の勝気さんの場には先程発動させた衛生ゼアと2枚のカードしかない」
「十分だよ。
俺のターン、この時衛生ゼアの効果。
スタンバイフェイズ時に俺のデッキから『ヒューマギア』と名のつく罠カードを一枚セットする事ができる。
この効果でセットされたカードはこのターンに発動できる。
俺はデッキからヒューマギア秘書・イズをセットする」
「ヒューマギア?」
「また、聞いた事のないカードだが」
「そして俺のターン。
俺は2枚の罠カード、ヒューマギア秘書・イズ、漫画家ヒューマギア・森筆ジーペンを発動させる。
この2枚は発動後、効果モンスターとなり特殊召喚できる。
そして、俺はアイアンコールを発動する。
自分フィールドに機械族モンスターが存在する場合、自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。その機械族モンスターを特殊召喚する。
俺はK・HEROゼロワンを特殊召喚する」
「罠モンスターだとっ!?」
「聞いた事はあったが、この目で見るとは」
「レベル2ヒューマギア秘書・イズと探偵ヒューマギア・ワズのレベル4のK・HEROゼロワンでチューニング!」
【エブリバディジャンプ!】
その音声と共にイズとジーペンはゼロワンに吸い込まれると共に、その姿が変わる。
「その身に纏うは悪意の鎧!
そこに繋げる善意の魂よ、今こそ鋼の大群と共に現れろ!
シンクロ召喚!」
その言葉と共にゼロワンの身体は瞬く間に銀色の鎧に包まれ、その姿を現す。
「レベル8!K・HERO ゼロワン–メタルクラスターホッパー」
「メタルクラスターホッパー」
「まだまだ、メタルクラスターホッパーの効果。
デッキからプラグライズホッパーブレードを手札に加える。
さらにイズの効果でデッキからアタッシュカリバーを手札に加える。
そして、ワズの効果でお前の伏せられているカードを全て見る事ができる」
「っ」
それと共に見えたのは、邪悪なるバリア -ダーク・フォース-だった。
「お前を倒せるのは、ただ一人。
この俺だ!
俺はプログライズホッパーブレードとアタッシュカリバーをメタルクラスターホッパーに装備!」
「メタルクラスターホッパーの元々の攻撃力は2800。
そこに二つの装備魔法のおかげで攻撃力が800上がって、攻撃力は3600に」
「さらにプログライズホッパーキーの効果で、アタッシュカリバーを装備している時、さらに攻撃力は500上がる」
「それじゃ、合計」
「4100っ!」
「ひっ」
「ゼロワンでアナザージオウに攻撃!」
その言葉と共にアタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードは一つの剣へと変わり、アナザージオウへと向かって走り出す。
アナザージオウはすぐに自身を守らせる為にアナザーライダー達を向かわせた。
だが、ゼロワンのプログライズホッパーキーから次々と飛び出てくるのは、様々な職業の服を身に纏ったヒューマギアだった。
彼らはアナザーライダーの前に立つと同時にゼロワンの身体を纏っている飛電メタルから生成された各々のアイテムで、その行く手を止める。
すぐにアナザージオウは既に止められないと分かると同時に両手に持った剣でゼロワンの攻撃を受け止める。
だが、プログライズホッパーキーから生成された巨大な刃に押し負け、そのままアナザージオウは真っ二つに切り裂かれる。
【アルティメットストラッシュ】
その音声が鳴り響くと共にアナザージオウは爆散、同時に奴も吹き飛ばされる。
「がはぁ、そんなっ俺が負けるなんて」
「さて、聞きたい事が」
そう言い近づく時、足下にあるアナザービルドを目を向ける。
すると、アナザービルドのカードは徐々に消え去っていく。
「カードが消える?」
「ぇっ俺のっ俺のカードがっ!!」
なんでなんでぇ!!」
そう叫びながら、奴はデュエルディスクの光と共に、その姿を消した。
「どうなっているんだ?」
『おそらく、マスターの持つカードの力に耐えきれなかったのでしょ』
「だが、それだったらルルーシュの時はなんで?」
『人とカードの間には少なくとも信頼関係が必要です。
あの人はどちらかと言うと力に飲み込まれていて、それを扱えていなかったのかと』
「そうか」
別の世界の力だけあって、条件は厳しいようだな。
「勝気さんっ、これって」
「さぁな、俺もさっぱりだ。
さすがに今回の事態は解決する為にも俺が出されたが、これはまだまだいそうだな」
そう言いながら、デュエルディスクに新たなデッキをセットする。
「とりあえず、俺は他にいないか向かう。
お前らは無茶をするなよ」
「あっちょ」
そう遊矢達の声を聞く前に走り出す。
アカデミアが本格的に侵略を始めた以上、油断はできない。
今回登場したアナザーライダー達のカードは以下のようになります。
アナザービルド
星4/闇属性/戦士族/攻 1000/守 1000
効果モンスター
⑴このモンスターが場に存在する限り、このカード以外『ビルド』と名のつくモンスターを召喚・特殊召喚できない。
⑵1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
⑶このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。
⑷このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『ビルド』と名のつくモンスターを全て破壊する。
アナザーリュウガ
星4/闇属性/戦士族/攻 1000/守1000
効果モンスター
⑴このモンスターが場に存在する限り、このカード以外『リュウガ』と名のつくモンスターは場に召喚できない。
⑵自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動する。
フィールドの表側表示のこのカードを破壊する。
⑶このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『リュウガ』と名のつくモンスターを全て破壊する。
⑷このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『リュウガ』と名のつくモンスターを全て破壊する。
アナザー龍騎
星4/闇属性/戦士族/攻 1000/守1000
効果モンスター
⑴このモンスターが場に存在する限り、このカード以外『龍騎』と名のつくモンスターは場に召喚できない。
⑵相手モンスターを破壊した時、墓地から『アナザー』と名のつくカードを一枚手札に加える。
⑶このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『龍騎』と名のつくモンスターを全て破壊する。
アナザー鎧武
星4/闇属性/戦士族/攻 1000/守1000
効果モンスター
⑴このモンスターが場に存在する限り、このカード以外『鎧武』と名のつくモンスターは場に召喚できない。
⑵1ターンに1度、相手のモンスターを一体除外する。
⑶このモンスターが破壊された時、このモンスター効果によって除外されたモンスターを全て特殊召喚する。
⑷このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『鎧武』と名のつくモンスターを全て破壊する。
アナザージオウ
星10/闇属性/戦士族/攻 3000/守2100
効果モンスター
⑴自分フィールドに『アナザー』と名のつくモンスターが2体以上存在する時、手札からこのモンスターを特殊召喚できる。
⑵このモンスターが場に存在する限り、このカード以外『ジオウ』と名のつくモンスターは場に召喚できない。
⑶このモンスターが召喚に成功したターン終了時、場の『ジオウ』と名のつくモンスターを全て破壊する。
⑷1ターンに1度、相手のモンスターを一体除外しても良い。
そうした場合、手札・デッキ・墓地から『アナザー』と名のつくモンスターを一体特殊召喚できる。