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「さて、ここか」
あの後、赤馬の宣言と共に俺達はシンクロ次元へと送られる。
そのシンクロ次元へと飛ばされる。
周りは貧困街のような街に飛ばされてしまった。
「まったく、他の世界に行くのはもう四回目だけど、相変わらず一人だな」
そう言いながら、周りを見渡すと、他のメンバーがいない。
俺はその事に少しため息をつきながら、どうするか考えていると、何やら騒がしい。
疑問に思い、見てみると、緑色の制服を身に纏った何者かが俺を睨んでいた。
「ここで窃盗の通報があったが、貴様が犯人か」
「えっいやいや、そんなの知らないけど」
「嘘をつくな。
これまで見たことのないデュエルディスクを使っているという証言がある以上、貴様が容疑者なのは間違いない」
そんな馬鹿なと言いながらも、向こうは既に話を聞く気がないのか、デュエルディスクを構えていた。
「大人しく投降するか、ここでデュエルするか、選べ」
「あぁ、もう分かったよ」
この状況で投降するのも一つの選択肢だが、嫌な予感がする。
俺はすぐにデュエルディスクを構え
「「デュエル」」
「私のターン。
私はジュッテ・ナイトを召喚する。
そして、手札のキリビ・レディは自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
そして、レベル1のキリビ・レディにレベル2のチューナージュッテ・ナイトをチューニング!お上の力を思い知れ!シンクロ召喚!現れろ!レベル3、ゴヨウ・ディフェンダー」
「さっそく来たか、シンクロ」
「さらにゴヨウ・ディフェンダーの効果で、デッキからゴヨウ・ディフェンダーを特殊召喚する。
私は2体を特殊召喚」
その言葉と共に奴の場にはゴヨウ・ディフェンダーが3体現れ、そのまま構える。
「私はカードを一枚伏せて、これでターンエンド」
「俺のターン。
俺は永続魔法 産屋敷邸を発動する。
デッキからこのカードを手札から発動した時、デッキから「産屋敷」と名のつくモンスターを2枚まで手札に加えることができる。
俺は鬼滅隊の当主 産屋敷耀哉と鬼滅隊の次期当主 産屋敷輝利哉を手札に加え、この2体でペンデュラムスケールをセッティング」
「ペンデュラムっ?」
初めて見るペンデュラムに対して、奴は警戒している。
「これで、レベル2からレベル9のモンスターを同時に召喚する事ができる。
ペンデュラム召喚!鬼滅隊 竈門炭治郎、鬼滅隊 我妻善逸、鬼滅隊 嘴平伊之助!」
その言葉と共に現れたのは3人の少年だった。
緑色の着物を身に纏った額に火傷が特徴的な少年、黄色い着物を身に纏い何かと怯えている少年、そして両手に刀を持った猪の皮を被った半裸の少年が現れる。
「モンスターが一気に3体もっ」
「まだだ、さらに俺は手札から装備魔法日輪刀を我妻善逸に装備する。
そして、我妻善逸でゴヨウ・ディフェンダーに攻撃」
「馬鹿め。
ゴヨウ・ディフェンダーはこのカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで、このカード以外の自分フィールドの戦士族・地属性のSモンスターの数だけ1000アップする」
そう言い、ゴヨウ・ディフェンダーはそのまま盾を構えようとした瞬間、既にそこには我妻善逸の姿はなかった。
「なに?」LP4000→2600
「このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時までそのモンスターの効果を発動できない。
よって、その攻撃力が上げる効果も発動されない。
そして、ここからが本領発揮だ」
「なに!?」
その言葉と共にゴヨウ・ディフェンダーは墓地に送られず、そのままエクストラデッキへと戻される。
「日輪刀は、相手を破壊する代わりにデッキに戻す効果を持つ。
それによって、竈門炭治郎の効果を発動する!
相手のモンスターがデッキに戻った時に発動し、カードを1枚手札に戻す」
「なにっ!」
それと共に竈門炭治郎はそのまま手に持った刀でゴヨウ・ディフェンダーを真っ二つに切り裂く。
「これでゴヨウ・ディフェンダーは1体。
よって攻撃力は1000のまま。
鬼滅隊 嘴平伊之助でゴヨウ・ディフェンダーに攻撃!」
その言葉を合図にゴヨウ・ディフェンダーをそのまま真っ二つに切り裂く。
「そのまま追い打ちだ。
竈門炭治郎で直接攻撃!」
「だがっ、この時、罠カード、王魂調和!
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし、ベルの合計が8以下になるように、自分の墓地からチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数だけ選んで除外し、除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つシンクロモンスター1体を、エクストラデッキからシンクロ召喚扱いで特殊召喚する!
私は墓地のゴヨウ・ディフェンダーを2体とジュッテナイトをリリースし、シンクロ召喚!」
その言葉と共に奴も構える。
「お上の威光の前にひれ伏すがいい!シンクロ召喚!レベル8!ゴヨウ・キング!」
その言葉と共に現れたのは先程のゴヨウモンスターよりも巨大なそのモンスターはまるで歌舞伎を思わせるモンスターがその場に現れた。
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
「私のターン。
まさに厄介なモンスターだった。
だが、それだけだ!
ゴヨウ・キングで嘴平伊之助に攻撃!」
その言葉と共にゴヨウ・キングはその手に持った剣を伊之助に向けて放った。
伊之助はその攻撃を受け止めるが
「ゴヨウ・キングの効果。
このカードが相手モンスターに攻撃する攻撃宣言時に発動する。このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで、自分フィールドの戦士族・地属性のシンクロモンスターの数だけ400上がる!」
その言葉と共にゴヨウ・キングはそのまま伊之助を真っ二つに斬る。
「ぐっ」LP4000→2800
「そして、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、効果を発動する!」
「あぁ、確かに破壊された時にはやばいな」
「なに?」
俺の言葉に疑問に思った。
だが、ゴヨウ・キングも疑問に思ったのか、首を傾げた。
「ペンデュラムモンスターは破壊された時、墓地ではなくエクストラデッキに行く。
だからこそ、ゴヨウ・キングは効果は発動されない」
「ちっ、私はこれでターンエンド。
だが、どうするつもりだ、貴様のモンスターでは、私のゴヨウ・キングには決して勝てない」
「そんなの誰が決めた?
それに確かに一人では難しくても、仲間と力を合わせれば、勝てるよ」
「何を言っている」
「俺のターン、産屋敷邸の効果でデッキから「柱」と名のつくモンスターを一体手札に咥える。
俺は鬼滅隊 炎柱 煉獄杏寿郎を手札に加え、ペンデュラム召喚!
鬼滅隊 嘴平伊之助、鬼滅隊 炎柱 煉獄杏寿郎、鬼滅隊 水柱 富岡義勇!」
その言葉と共に現れたのは、伊之助だけではなく、炎を思わせる人物、柄が半分別々の着物を身に纏った人物の二人を合わせて、場には5人が揃った。
「そして、竈門炭治郎で攻撃!
その時、速攻魔法、ヒノカミ神楽を発動する
このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの他のモンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする!
俺は竈門炭治郎以外の全て力を集結させ、ゴヨウ・キングに攻撃!」
その言葉と共に竈門炭治郎はそのまま真っ直ぐとゴヨウ・キングに向かって行く。
その中で竈門炭治郎の刀は炎を纏い、竜を思わせる形へと変わり、ゴヨウ・キングに攻撃を仕掛ける。
攻撃力で圧倒的に有利なはずのゴヨウ・キングだったが、竈門炭治郎に合わせるように他の4人も同時に攻撃を仕掛ける。
その攻撃力は上がっていき、軽くゴヨウ・キングの攻撃力を越えた。
「なっぐぅ!!」LP2600→0
ゴヨウ・キングは破壊され、そのまま周りを覆う程の煙がまき散らす。
「ふぅ、さて、逃げると」
俺はデュエルを終え、すぐに逃げようとしたが、その後ろには他の奴らも来た。
「おいおい、巫山戯るんじゃないぞ」
そう言っていると、俺は迷っていると
「こちらです」
「えっ?」
聞こえてきた声、見ると、そこにはフードを被った謎の人物がいた。
見れば老人なのか車椅子に乗っているが
「早く来て下さい」
「あぁ、もう分かった」
何が起きているのか分からず、俺はそのまま老人の元へと向かった。
「あんた、一体何者だ?」
俺が老人の元へと辿り着くと共に、俺と平行するように走り出す。
それは走っている俺を軽くついてこれる程の車椅子だったが
「私はあなたを知る者ですよ、切札勝気」
「なっ、俺の名前を?
あんたは一体」
「私はZONE。
かつて過去に絶望し、そして希望を胸に死んでいったはずの者です」