※この作品はR-18です。

遊戯王 異なるモンスター使い   作:ボルメテウスさん

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今作、主人公が乗っているモンスターはアクダマドライブに出てくる運び屋のバイクをモデルのD・ホイールに乗っています。

また新たなデッキテーマを募集しております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=254735&uid=45956
それとは別に新たな事を募集しております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=261723&uid=45956

皆様の応募、お待ちしています。


世界を交差する英雄

「それで、ZONEだったけ?

あんたは何者なんだ」

 

あの後、無事にセキュリティから逃げる事ができた俺は、そのまま彼の隠れ家だという謎の建物に入る。

 

「そうですね。

まずは私自身の事について話します」

 

その言葉と共にZONEが語り出したのは、とても信じられないような内容だった。

 

未来から来た人間であるZONEは世界滅亡を阻止する為に、過去のとある街を滅亡させようとした。

 

だが、それは過去にいた英雄によって、阻止され、ZONEの行動と警告によって、未来は大きく変わった。

 

「だけど、死んだはずの私はこうしてなぜか生きており、そしてこの街は私が知っているあの街よりも酷くなっていた」

 

「それで俺に協力するのは」

 

「過去に存在した英雄。

この街で有名なジャック・アトラス、クロウ・ホーガンとはどこか異なる感じがしたからこそ、接触しました」

 

「その二人が何か知っているのか。

だとしても、まずは遊矢達と合流したいけど」

 

「ならば、これを使って下さい」

 

その言葉と共にZONEが見つめた先には一つのバイクがあった。

 

かなり大型のバイクで、漆黒に紫色のラインが目立つが

 

「これは?」

 

「私が新しく開発した新型D・ホイール。

そして、あなたの持つデュエルディスクにも対応している」

 

「そういえば、この世界に来てからずっと付けていたけど、これって一体?」

 

「分かりません。

だけど、これはかつて海馬瀬人が開発しようとしたデュエルディスク。

だが、1号を開発した際、その高い性能の為に量産は中止された物です」

 

「これが、そんなに凄いのが」

 

そう言いながら、俺はそのままデュエルディスクをD・ホイールにセットする。

 

同時にD・ホイールの前部が大きく開いた。

 

「そこにカードを入れてください。

デュエルディスクにあるデバイスを通してあなたの思考データを元に瞬時にデッキを作成できます」

 

「それは、本当にとんでもないのを開発したな」

 

そう言い、俺はそのままカードを仕舞うと同時にD・ホイールのエンジンが始動する。

 

「ここからシティまで、私がナビゲートします。

頼みましたよ」

 

「あぁ、分かった!!」

 

その言葉を受け止めると同時に、俺はエンジンを始動させ、走り出した。

 

これまでバイクなど走らせた事がなかった俺だが、D・ホイールは俺が思った通りに動く。

 

『切札さん!

背後からD・ホイールが接近しています」

 

「なに?」

 

俺は後ろを振り返ると、確かにD・ホイールに乗った誰かが迫っていた。

 

「スピードワールド、セット!」

 

聞こえてきた声と共に、速度が急激に下がった。

 

これは一体

 

「スピードワールド、相手を強制的にデュエルを行わせるフィールド魔法です。

D・ホイールには常備されているシステムです」

 

「こんな時に」

 

「悪いが、さっきのデュエル、見させて貰ったぜ!

お前の珍しいカードを存分に貰うぜ!!」

 

「ちっ」

 

どうやらサテライトでのデュエルを見られたらしい。

 

舌打ちをしながら、俺はそのまま走っていると、デュエルディスクに自動的にデッキが装填された。

 

「だったら、やるしかないな!!

行くぜ」

 

「「デュエル」」

 

 

 

「俺のターン。

手札から、令呪を発動する。

自分の場にモンスターがいない時、このカードは発動できる。

デッキ・手札から『英霊』と名の付くモンスターを特殊召喚できる。

俺はデッキから『外骨骼盾兵英霊 マシュ・キリエライト』を特殊召喚!

この効果により、マシュのレベルを3に選択、さらに手札からアグモンを召喚する。

レベル2のアグモンにレベル3チューナーマシュ・キリエライトをチューニング!

シンクロ召喚!アグニモン!!」

 

これまでも何度も支えてくれた相棒でもあるマシュのおかげで、このデッキでもキーカードの一つであるアグニモンを召喚する事ができた。

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

 

「なんだよ、お前も持っているのかよ!

だったら、こっちも見せないとな」

 

「このパターンはまさかっ」

 

「俺のターン。

俺はまずはおろかな埋葬を発動し、デッキからトラップ・リアクター・RRを墓地に置く。

さらにブラック・ボンバーを召喚する。

その効果で墓地からトラップ・リアクター・RRを特殊召喚。

そしてレベル4のトラップ・リアクター・RRにレベル4チューナー、ブラック・ボンバーをチューニング!

シンクロ召喚! ムゲンドラモンー究極体ー!!」

 

その言葉と共に現れたのは、全身が機械の巨大なドラゴンがその姿を現し、奴の背後に現れた。

 

「ムゲンドラモンっ、また別の世界の」

 

「ひひっ、こいつはすげぇぜ!!

ムゲンドラモンの効果、一ターンに一度、手札を一枚捨てる事で相手のカードを一枚ゲームから除外できる!∞キャノン!!」

 

その言葉と共にムゲンドラモンの攻撃がアグニモンに向けて、襲い掛かった。

 

「速攻魔法、スライド・エボリューション!

自分の場のレベル5のシンクロモンスターを一体選択し、モンスターと同じ属性のシンクロモンスターを一体、エクストラデッキから特殊召喚し、その後、選択されたモンスターはエクストラデッキへ戻す。

俺はアグニモンを選択し、ヴリトラモンへと変える!」

 

その言葉と共にムゲンドラモンから放たれた一撃はヴリトラモンへと変わる事で、その攻撃を避ける。

 

「だが、ムゲンドラモンの攻撃はまだ終わっていない!

ムゲンドラモンでヴリトラモンに攻撃!!」

 

その言葉と共にムゲンドラモンは再びヴリトラモンに向けて攻撃を仕掛ける。

 

「罠カード、シンクロン・リフレクト!

自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターが攻撃対象になった時に発動する事ができる。その攻撃を無効にし、相手フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する!」

 

「なに」

 

その言葉と共にヴリトラモンはそのまま全身を燃焼させ、翼のはばたきで高熱の竜巻を放ち、そのままムゲンドラモンを破壊した。

 

「はぁ!!」

 

「さぁ、どうする!!」

 

「ぐっ、カードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

「俺のターン!

自分の場にヴリトラモンがいる時、このモンスターの上に重ねても良い。

エクシーズ召喚、アルダモン!!」

 

その言葉と共にヴリトラモンは炎に包まれ、アグニモンにヴリトラモンの装備を身に纏ったモンスターへと姿を変える。

 

「さらにRUM ハイパースピリットエボリューション!

自分フィールド上のランク5炎属性またはランク5光属性Xモンスターを1体を対象として発動できる

その自分のモンスターと同じ属性でランクが2つ高いモンスターを対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。

ランクアップエクシーズチェンジ!カイゼルグレイモン!!」

 

それと共にアルダモンの身体は巨大なグレイモンを思わせる鎧を身に纏ったドラゴンがその姿を現す。

 

「さらにその後、好きな属性を4つ選び、EXデッキから選んだ属性のレベル5以上のモンスターを4体まで選び、このカードの効果で特殊召喚したモンスターのエクシーズ素材に加える。

エクストラデッキからアグニモン、フェアリモン、チャックモン、ヴォルフモンをエクシーズ素材にする」

 

その言葉と共に、カイゼルグレイモンはそのまま手に持った剣を構える。

 

「カイゼルグレイモンはエクシーズ素材の種類で、その効果は追加できる。

炎属性の場合はこのカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える

風属性はこのカードが攻撃した時、ダメージ計算終了時まで相手プレイヤーは魔法・罠カードを発動できない

水属性このカードは相手のモンスターの効果の対象にならない」

 

「それじゃぁ!」

 

そのままカイゼルグレイモンの一撃がそのまま奴にダメージを与える。

 

「っ!?」LP4000→1000

 

「俺はこれでターンエンド」

 

「まさかっここまでとはっだけどなぁ!!」

 

その言葉と共に奴はカードをドローする。

 

「俺はロスト・スター・ディセントを発動し、墓地のムゲンドラモンを特殊召喚し、融合呪印生物-闇を召喚する」

 

「融合って、まさか!!」

 

「融合呪印生物-闇の効果!融合闇属性の融合モンスターカードによって決められた

融合素材モンスター一組を自分フィールドからリリースして発動できる。

そのリリースしたモンスターを融合素材とする闇属性の融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する!」

 

その言葉と共に、ムゲンドラモンの身体が内側から食い破るように、現れたのは新たなモンスターだった。

 

「融合召喚!ミレニアモン!!」

 

「融合だとっ」

 

この次元は確か、シンクロ次元だ。

 

という事はこのカードを渡した相手は、融合次元から渡されたカードという事だ。

 

「ミレニアモンでカイゼルグレイモンに攻撃!!」

 

「だけど、俺は罠カード、攻撃の無敵化を「ミレニアモンの効果!こいつは相手が魔法・罠・モンスター効果を発動した時手札を一枚捨てる事でそのカードの発動を無効にして相手の手札に戻すことが出来る!」

 

「っ!」LP4000→3500

 

その言葉と共に攻撃の無敵化はそのまま手札に戻り、同時にカイゼルグレイモンはミレニアモンの一撃によって破壊される。

 

「俺はこれでターンエンド」

 

「俺のターン」

 

このターン、どうすれば良い。

 

このままカイゼルグレイモンを蘇生させる為に死者蘇生を使う。

 

けど、それだけでは絶対に勝てない、どうすれば。

 

『確かに一つだけの力だけならば、勝てない。

けど、あなたにはまだ力がある』

 

「力」

 

その言葉に、俺は疑問に思う。

 

それと同時にデッキの上にカードを手を置く。

 

「このドローは重いぜ…

でも俺は引く! 例えこの指が、ペッキリ折れようと!!

見せてやる!俺の熱血!デュエ魂!!

ドーロ、ドロドロドロドロドロドロドロドロドロ…ドロォオーーーーーーッ!!

来やがったぜ、俺の切り札、勝ったァーーーーーッ!!」

 

「切札だとっ!!」

 

「俺は手札から交差融合を発動する!

カードを1枚墓地に送る事で、自分の場、墓地、除外されているカードをデッキに戻す事によって、エクストラデッキから『交差英雄』を特殊召喚できる!!」

 

「交差英雄!?」

 

「だけど」

 

そう言いながら、ミレニアモンはそのまま効果を発動させようとしたが、無効できない。

 

「このカードは他のカードとチェーンする事はできない。

だから、ミレニアモンの効果も発動できない」

 

その言葉と共に俺は墓地にある2枚のカードを手に取る。

 

「俺は墓地にあるマシュとカイゼルグレイモンをデッキに戻し、融合召喚!

交差英雄 マシュ・ブレイブ!!」

 

その言葉と共に現れたのはマシュの身体にウォーグレイモンを思わせる鎧を身に纏い、その盾にはウォーグレイモン、カイゼルグレイモンなど、様々なグレイモンを思わせる武装が追加されていた。

 

「マシュ・ブレイブの効果。

デッキ、エクストラデッキから『グレイモン』と名のつくモンスターを召喚条件を無視して、特殊召喚する」

 

「だが、無駄だ!!

ミレニアモンの効果で、その効果も無効にして、手札に戻させて貰うぜ!!」

 

「悪いけど、マシュ・ブレイブは1ターンに1度、自分の場の『英霊』『モン』と名のつくモンスターに対しての効果・攻撃を無効にする事ができる」

 

「なっ」

 

「と言う事で、デッキから特殊召喚!

俺はデッキから『ウォーグレイモン』を特殊召喚する」

 

その言葉と共にウォーグレイモンがマシュの隣に立つ。

 

「まぁ、この効果でウォーグレイモンの攻撃力は0になるけど、その代わり、その攻撃力・守備力の分だけ、マシュの攻撃力・守備力を上げる」

 

その言葉と共に、マシュは手に持った盾を構える。

 

同時にその盾は変形し、ウォーグレイモンを思わせる口が大きく開く。

 

「ターゲットロック!

行くぜ、ガイアフォース!!」

 

その言葉に合わせて、放たれた一撃をミレニアモンは受け止める。

 

「そっそんなっ」LP1000→0

 

だが、その一撃はミレニアモンの予想以上であり、そのまま貫き、奴のライフは0へと変わる。

 

「ふぅ、まさかこんなカードがあるなんて、それに交差英雄って」

 

『それはこれまで多くの世界と関わりを持ったあなただからこそできた新たな力。

他の世界の力を完全に引き出す事ができ、合わせる事ができる』

 

「そうか」

 

この力があれば、対抗ができる。

 

「とりあえず、聞きたい事は」

 

そう思って、奴に近づくと、聞こえてきたサイレン。

 

「これって、まさか」

 

『聞こえますか、切札君。

今、この場にセキュリティが近づいてきてます!!

すぐに離れて下さい!』

 

「ぐっ」

 

聞こえてきたZONEの声に従い、俺はそのまますぐにバイクに乗り、走り出す。

 

未だに謎が多いが、それでもまだ、戦いは始まったばかり。

 

「とにかく、まずは遊矢達を探さないとな」

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