エルフのお婿さん ~※実際は子作り用の家畜です~ 作:布施鉱平
「では、レム様。ベッドをお借りします」
「うむ」
ルルの宣言とともに良夫は持ち上げられ、無造作に放り投げられた。
ぼすっ
「おっふ」
さすがにベッドの上だけあって、良夫が受けた衝撃は少ない。
だが問題はそこではなく、未だに良夫の体には身動きがとれないほど厳重に縄が巻かれている、ということだった。
単に動けないだけではなく、素肌の上に
そのチクチク感は、裸セーター(全裸でセーターを着ること)の比ではない。
冬場などはわざと裸セーターになって、そのチクチクとした刺激をお供に床オナに励んでいた良夫だったが、さすがに度が過ぎれば快楽に転換することは難しかった。
なので良夫も、今回ばかりはやせ我慢をせず頼むことにした。
「……あの、ルルさんとおっしゃいましたか?」
「どうしました、人間。……まさか、萎縮してしまってチンポが勃たない、なんてことはないでしょうね」
クールビューティなルルの口から『チンポ』という
「いえ、そうではありません。はっきり申し上げてチンポはもう痛いくらいに(縄に擦れているせい)勃起しているのですが、こうもグルグル巻きにされていては、その、取り出すこともできませんし、それに縄の繊維が肌に突き刺さって辛いのです。
ですので、お手数かとは思いますがこれを
「その必要はありません、要はチンポさえ出ていればいいのですから」
だがルルは、良夫の懇願をあっさりと切り捨てた。
そして直後、良夫の股間辺りに巻かれている縄の隙間に手を入れると、ぐいっと上下に割り開く。
「……っ!」
縄が肌を擦り上げる刺激と、勃起したチンポがビョインと飛び出した恥じらいから、良夫が息を詰まらせた。
「ほう、すでに勃起している、というのはどうやら嘘ではなかったようですね。
サイズは……今までに見たことがあるオスの中では下の下、といったところですか」
「うぅ……すいません」
淫語の次は言葉責め。
どうやらルルが経験豊富というのは間違いないようだ、と良夫は
「ふむ……若いとは言えエルフである彼女たちが、なぜこんな
さらに淫語と言葉責めを継続しかけたルルだったが、良夫のチンポに手を触れた瞬間、息を飲んで目を見開いた。
そして、
「か…………硬いっ!?」
言いながら、自分の手の感触が間違いではないかを確かめるかのように、良夫のチンポを握り締めたまま上下に動かす。
「うっ、ほっ♡」
良夫は、その容赦ない上下運動に縄のチクチク感すら忘れ、ただ快楽の呻きを漏らした。
「くっ……若芽組、若木組への事情聴取で硬いと聞いてはいましたが、まさかこれほどとは……っ」
ルルが手の動きを止めないまま眉をひそめ、悔しそうな声を出す。
家畜としか思っていなかった良夫を前に、驚きを
しかしその表情は、すぐに見下すような笑みへと変わっていった。
「ふん……だからと言って、本当にこれが気持ちいいと決まったわけではありません。
やはり────直接確かめなければならないようですね」
ルルは上下に動かしていた手の動きを止め、ベッドの上に膝立ちになった。
そして、身につけている草色のタイトなワンピースの裾を掴むと、
「…………!」
ルルは、下着を着けていなかった。
良夫の目の前に、まるで美麗な3DCGのような、非の打ち所のない(胸は小さいが)完璧な裸体が晒される。
「さあ…………搾り取ってあげましょう」
自らの体に向けられる良夫の視線を気にする様子もなく、ルルはベッドの上に立ちあがると、そのすらりと長い脚で良夫の体を跨いだ。
そしてそのまま外向きに膝を曲げ、ゆっくりと腰を下ろして────
「…………ちょっと待て、ルル。そういえば、どうやってヨシオのことを確かめるつもりなのだ?
まさか、種付けをするつもりではないだろうな」
────行こうとしたのだが、レムに待ったをかけられた。
普通であれば、レムがセックスをしようとするエルフを止めることなどない。
だが今回ばかりは……その対象がルルに限っては、そうではなかった。
その理由は、ルルがこの里においてレムに次ぐ実力を持っているからだ。
もしルルが妊娠してしまったら、同時にレムが妊娠するかもしれない行為|(セックス)をすることは出来なくなってしまうのである。
いくらエルフが精強な種族であるとはいえ、危険な魔獣が生息し、オークやオーガなどの敵対する亜人が住むこの森に暮らす以上、最大戦力である二人を同時に失うわけにはいかない。
「……レム様、心配はご無用です」
だがルルは顔だけで振り返ると、隠しきれない情欲を
そして────
「私は後ろの穴で…………アナルで、この人間の使い心地を試しますから」
「うほっ!?」
「な……っ!?」
良夫だけではなく、三百年来の友人であるレムすらも驚愕させるような、爆弾発言をしたのだった。
タイトルにある『新しい扉』とは、もちろんアナルのことです。