エルフのお婿さん ~※実際は子作り用の家畜です~ 作:布施鉱平
……たぱんっ、たぱんっ
どこからか、水の詰まった袋を叩くような音が響いていた。
……たぱんっ、たぱんっ
規則正しく、繰り返し繰り返し、不思議な音は鳴り続ける。
「なんでしょう、この音は……?」
良夫は音の発生源を探るべく、部屋の中をうろうろと
……たぱんっ、たぱんっ
だが、どれだけ探そうとも、音を発している『何か』を見つける事が出来ない。
「すぐ近くから聞こえてくるような気がするんですが……」
「なにが聞こえるって?」
「うわっ!? あ、ジャ、ジャック……?」
突然後ろから話しかけられ、驚いた良夫が振り返ると、そこにはいつの間にかジャックが立っていた。
「い、いつから居たんですか?」
「俺はずっといたぜ? それよりヨシオさんは、一体何をやってるんだ?」
「えっ……私は、音の発生源を……」
……たぱんっ、たぱんっ
「…………ジャック、何やってるんですか?」
「見て分からないか?」
分かるはずがない。
というか、分かりたくもなかった。
だから良夫は、意を決してもう一度尋ねてみることにした。
「ジャック……正直に答えてください。何をやってるんですか?」
「なにって……ハンバーグの空気抜きをしているんだが?」
……たぱんっ、たぱんっ
確かに、ジャックは丸めた挽肉を叩きつけ、中の空気を抜いていた。
だが、問題はそこでは無い。
その場所が、良夫の下腹であるのが問題なのだった。
……たぱんっ、たぱんっ
ジャックがハンバーグを叩きつけるたびに、良夫の腹肉がたぷたぷと波打つ。
かつて無い混乱と恐怖が、良夫の心を支配していた。
「や、やめてくださいっ、ジャック! なんでこんなことを……っ!?」
「なんでって……なんでなんだろうな? どう思う、ネム」
「えっ……?」
ジャックがハンバーグを叩きつける手を止めないまま、良夫の股間あたりに顔を向けて話しかけた。
その視線を良夫が辿ると、
「……もごもご……ひららい(知らない)」
そこには、膝立ちになって良夫のチンポを咥え込み、美味しそうにしゃぶっているネムの姿があった。
「ひぃっ……!?」
脳の処理能力を遥かに超える異常事態に、良夫は短い悲鳴を漏らす。
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
恐怖に震える良夫を尻目に、ジャックは下腹にハンバーグを叩きつけ続け、ネムはチンポをしゃぶり続けた。
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
「や、やめてくださいっ、ふたりともっ! いったいどうしちゃったんですかっ!?」
「気にするなよ、ヨシオさん」
「……ふぉうふぉう(そうそう)、ふぃにひははまへ(気にしたら負け)」
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
「いやぁぁぁああああああっ! やめてぇぇえええええっ!」
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
「お願いだからやめてくださいぃぃいいいいいっ!」
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……たぱんっ、たぱんっ
……ちゅぽちゅぽ
……………………
………………
…………
……
◇
「…………はっ!?」
ビクリっ、と体を揺らし、良夫は覚醒した。
呼吸は乱れ、全身にじっとりとイヤな汗をかいている。
どうやら先ほどまでの悪夢みたいな出来事は、正真正銘の悪夢だったようだ。
「ふぅ……」
安堵のため息を吐き、良夫は手で額を拭う。
どうして、あんな夢を見てしまったのか。
夢は願望を映す鏡だというが、まさか自分は心の奥底で、あんな特殊プレイを望んでいるのだろうか。
良夫が自分の性癖に疑念を抱いていると……
たぱんっ、たぱんっ
夢で見たあの不思議な音が、また聞こえてきた。
しかも、なんだかチンポが気持ちいい。
(ま、まさか……っ!?)
背筋に冷たいものが走り、良夫は慌てて視線を自分の下半身に向けた。
するとそこには……
たぱんっ、たぱんっ
巨乳を揺らしながら良夫の上で腰を振る、妖艶なエロフの姿があった。
「…………」
良夫が呆然と見つめる中、エロフは乳を揺らし続ける。
激しい動きではない。
眠っている良夫を起こさないよう配慮しているのか、腰が下りてきても体重はかかっておらず、良夫の下腹とエロフの股間が軽く接触するくらいだ。
そしてそれが、たぱんっ、たぱんっ、と音を立てている正体だった。
「……っ♡ ……っ♡」
喘ぎ声も漏らさないよう気をつけているのだろう。
エロフは顔を赤く染めながら、自分の手で口を押さえ、懸命に声を
正直、エロかった。
ビンッ
「……っ!?♡♡」
そのエロさに、良夫のチンポが元気を増す。
急に一回り近く太くなったチンポに驚いたのか、エロフは体をビクリと痙攣させて動きを止めた。
目元に泣きぼくろのある妖艶な瞳が、良夫に向けられる。
そして、良夫と視線が合ったエロフは口を覆っていた手を外すと、ぽってりとした唇に笑みを浮かべながら、ゆっくりと前のめりに体を倒してきた。
ムニュリ、とエロフの巨乳が、良夫の体との間に挟まれて形を変える。
良夫のメタボっ腹とは比べものにならないくらい柔らかく、なめらかな質感のおっぱいだ。
「……ヨシオさん、起きちゃったんですか?」
良夫の耳元で、エロフが囁いた。
官能的な、大人の女の声だ。
「あの……」
「し~、静かにしてください」
答えようとした良夫の唇を、エロフが指先で押さえる。
思わずその指をペロペロしたい衝動に駆られたが、良夫はなんとかその衝動を声と共に飲み込んだ。
「……わたし、眠っている男の人を無理矢理犯すのが大好きなんです」
「……っ」
胸を押しつけたまま、ネチネチと腰を動かし続けながらエロフが囁く。
「だから……ね、ヨシオさん。もうちょっとだけ目を瞑って、寝たふりをしててくれませんか?」
「……(こく、こく)」
美女からのお願いを、ましてやセックスに対する要望を、良夫が断れるはずもない。
目を瞑り、口を閉じ、何度も頷きを返した。
「うふふ……ありがとうございます。わたしはミナ。本当はもう2~3日後におじゃまするつもりだったんですけど…………昨日テテとセックスしてるのを見せつけられて、我慢できなくなっちゃいました♡」
そう言って、ミナは良夫の頬に軽くキスをすると、上体を起こした。
良夫の下半身に体重がかかり、チンポがこれまで以上に深く挿入される。
「あ、ん……っ♡ 奥に届いてる……♡」
子宮の入り口を圧迫され、ミナが口から熱い吐息と共に喘ぎを漏らす。
そして何度かぐりぐりと腰を回し、子宮口でチンポの先端の感触を楽しむと、次にゆっくりと腰を持ち上げていった。
ぬるぬると、カリや竿を膣壁が舐めあげていく。
「………っ!」
目を閉じているからか、やけに鮮明にその感触を感じ取ることが出来てしまい、良夫は思わず声を漏らしそうになった。
だが、耐えた。
男が一度交わした約束を、そう簡単に破るわけにはいかない。
そのままミナは腰を上げていき、とうとうチンポの先っちょを残して、暖かい膣内から外に出されてしまった。
「うふふ……っ♡」
浅く腰を上下させ、カリの部分だけをちゅぽちゅぽと出し入れしながら、ミナが妖艶に笑う。
焦らしているのだ。
いや、良夫が本当に約束を守ることが出来るのか、試しているのかも知れない。
だから、良夫は耐えた。
本当は今すぐにでも腰を突き上げ、激しくピストンしてしまいたい。
その衝動を抑え込んで、必死に寝たふりを続行した。
「うふふ、ヨシオさん、かわいい……♡」
その努力が認められたのか、ミナは浅く上下させていた腰の動きを止めると、良夫の腹に手をついた。
そして……
どちゅっ!
これまでと違い、勢いよく尻を落としてきた。
「はぁ……っ!♡ これ……っ、いい……っ!♡」
自らの体重で子宮を強く叩かれ、ミナが体を震わせながら歓喜の声を上げる。
ぬるるるるっ…………どちゅっ!
「ふぅんっ!♡」
ぬるるるるっ…………どちゅっ!
「んぉっ!♡」
良夫の上に、何度も何度も、重たい尻が降ってきた。
その間隔が、しだいに短くなっていく。
ぬるるんっ……どちゅっ!
「おんっ!♡」
ぬるんっ、どちゅ! ぬるんっ、どちゅ!
「お゛っ、お゛っ!♡」
そしてすぐにそれは、長く深いストロークのピストンへと変わった。
どちゅどちゅとミナの尻が落ちてくるたび、その衝撃で愛液が飛び散って良夫の体に降りかかる。
これまでに経験したことがない、重量級のセックスだった。
「…………(ちらり)」
良夫は、薄く目を開けた。
ミナとの約束を破ってしまうのは悪いと思っているが、どうしても確認しなければならないことがあったからだ。
それは────
ばるんっ、ばるんっ、ばるんっ、ばるんっ……!
ミナの激しい動きに合わせて揺れる、彼女の胸だ。
予想通り……いや、予想を遥かに超えて、ミナの巨大な胸は暴れていた。
上に、下に、時には円を描くように。
ミナの体が上下するたびに、二つの爆乳は縦横無尽に跳ね回る。
(なんて、美しい……)
その光景に、良夫は感動せずにはいられなかった。
いや、もちろん、レムの大きな尻を後ろから犯す光景も良夫のメモリーには大切な記憶として保管されているのだが、ソレはソレ、コレはコレだ。
『大きな胸は、揺れてなんぼ』
その真理を、良夫はこの歳になってようやく悟ることが出来た。
「お゛っ、お゛っ、お゛っ、お゛んっ!!♡♡」
だらしない喘ぎ声を上げながら、ミナが絶頂に向けてスパートをかける。
それに合わせてさらに激しく揺れる爆乳を脳裏に焼き付けながら、良夫もまた、最高の射精を彼女の子宮に届けるべく、尻の穴に力を込めていくのだった。