※この作品はR-18です。

Duff   作:アンデッド

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 これで未完です。


chapter1: Hors d'oeuvre (最初のアレ)

 

『アシ(証拠)が付くから使った拳銃は

始末しておけ』

 

骨継ぎおじさんからの指示で護身用(愛着ゼロ)の

P250を分解、残った45ACP弾は換金しておいた。

 

酸素クリーナー噴きかけて、肉片などを

取り除いとったら深夜の三時回ってる。

とりあえずは~<幹部>専用の席で

仮眠しといた。

 

朝8時45分から仕込み手伝い。

んで、その後に朝メシや。

 

いつも通り瓶に浮かんでる

ピクルスをかじった。酸っぱいと

甘いが同時に舌の上に相変わらず

拡がる。

 

うちのレストラン、ダイナー、飲食店はレイヤー(階級)で分かれてんねん。

【幹部】【チンピラ】【変態】

【殺し屋】などにや。席は

普通のレストランみたく

ソファ式テーブル。

調理に使う長い島台、向こうには

業務用の冷蔵庫、冷凍庫が中心。

キッチン壁にはフライパンとか

並んでる。これが店の見取り図

やな。

 

うちのレストラン……飲食店は

どこでもあるファミリー向けと

かわらない。ウェイトレスが

エロい以外は。

 

そうや──カナコちゃんとの初対面、話したろ。

 

 

「できます! 役に立ちます!」

 

「おーい」

 

「姐さん?」

 

 

真っ暗な山の中に歯が抜けた金髪ギャルと

カナコちゃんが土を浴びせかけられていた。

 ギャルはたぶん、ゴリラこと高岡の組を

襲ったバカっプルの生き残りやろう。カナコちゃんは

ネットの闇サイトで【求む運転手。報酬三十万。軽リスクあり】に釣られたアホな一般人(カタギ)やと

一瞬でわかったわ。ちなみに彼氏のアホは

林檎大のヌメヌメしたもんに変わったらしい。

 

「前にも言ったやろが~」とりあえずカナコちゃんの

腫れてぶよぶよ顔をみて、ゴリラを〆ることに

決めた。

 

「うっかり! 裏社会に関わった! 

カタギの人間がいたら!」

 

ゴリラ髪を鷲掴みさげ、拳を振り上げた。

右、右、右、膝蹴り、右、右、フィニッシュの

左正拳突き。二十発以上は殴り続けた。

 

 

「見逃せって! 言っとる! やろうが!」

 

「ふゅみまへぇん……やめでぐだざい」

 

前歯が欠けたんか、空気洗浄機の稼働音みたいな

声をだす不自然に曲がった口角から

鮮血が滴り落としとるゴリラは土下座した。

 

すぐさまカナコちゃんは周りの空気を読んだ

組員に介抱された。あたしは手打ちで

喚きわめくギャルを埋めた(借りたシャベルで)。

 

最後に仕上げとして「全員、パン一や。ゴリラは

マッパで」指示をだし、黒いスーツを回収。

 骨継ぎおじさんに電話しながら

飲食店へ戻った。露出狂どもの車を拝借してね。

 

テキトーに車内で会話しとったら

 

「わたし、料理が得意なんです」

 

「レシピさえあれば何でもできます!」

 

とか必死にアピールしてんねん。かわいそうやから

銭湯に寄って、栄養剤(9mm二つで買えるやつ)を

渡してん。泣きながら嗚咽しつつ、旨そうに

飲み干したわ。

 

とりあえず店で、骨継ぎおじさんと

会わせてん。

 

「三百六十五日、二十四時間、休みなしに働けるか」

 

「ムチャやろ。1000時間も働いとったら

過労死するわ」

 

「休日は休め」

 

 

「俺はここの王だ。ここは俺の宇宙であり、

砂糖のひと粒までが俺の命令に従う」

 

「あたしはここの女帝(居候)や。ここは

あたしの家で、アンタの家でもある。

砂糖のひと粒までもが骨継ぎおじさんの私物じゃ」

 

「そういうことだ」

 

あたしと骨継ぎおじさんのコントに

吹き出すカナコちゃん。女湯でチチ確認したら

あたしよりデケぇから、とりあえず客どもの

眼福がてらエロいウェイトレス服きせてねん。

 

 

「なんか、一週間ぐらいマトモなごはん

食べさせてもらてんへんみたいや。

手伝うから」

 

「わかった。お前はおとなしく座ってろ

オンナ」

 

「カナコちゃんや。オオハナカナコ、それが

彼女の名前」

 

「カナコ、うちの姪に感謝しろ。自室は

上の階の空いてる部屋を使え」

 

こうしてあたしとおじさんで作った

レタスやトマト、ピクルス、玉ネギを

挟んだサンドイッチ(隠し味のオレンジで汁)

を頬張る。

 

これがあたしらとカナコちゃんの始まりや。

 

 

ちなみにカナコちゃんは九(・)人(・)目(・)やねん。

一~八は、ヤク中やったり客に毒盛ろうした

アホやったから挽肉したで。

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