※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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今回は少なめに3万2000文字くらいですね!何が短いのかわからないし分離して前話と1話の予定だったやつです。分離によって肉付けしたとはいえナチュラルに狂ってやがる。
段々と目に見えて堕ち始めるの本当にエロいですよねぇ……それはそれとして、普通のお話も恋しくなってくる性癖の性。まあ普通の方もエスカレートしてそうですけどねー。






58話(夢、空想オチ、ふたなり、下品エロ)

 

 今日も精霊たちを調教していく。だがその前に、エレンは大部屋の壁にスクリーンを用意してとある映像(・・・・・)を皆で視聴していた。

 

『おっほぉおおおお!?♡ しこしこ止めろ!♡ 猿に、猿にチンポ扱かれてるのだ!♡♡ 高速シコシコ止めるのだぁあ!?♡♡♡♡』

 

 調教部屋の地面に押さえつけられ、喘ぐ十香。

 チンパンジーたちに四肢を押さえつけられながら、その立派な馬ちんぽをオナホで扱かれる。容赦のない高速の扱きに、連続射精がひたすらに行われ、言葉とは裏腹に艶顔で絶頂を繰り返していた。

 

『ブタさんちんぽズポズポ気持ちいです!♡ もっと、もっと引っかいてください!♡  四糸乃のホースちんぽ、ザラザラな舌でペロペロしてくださいぃいい!♡♡♡♡』

 

 豚にアナルを犯されながら、足裏やちんぽに至るまで身体全体を舐められる四糸乃。豚の唾液に身体とスーツを彩られながら、年に似合わない官能的な表情で淫語実況を続ける。

 

「ふふ、よく撮れています。パッケージも完成し、裏ルートで販売を開始……既にコメントも来てますね♡」

 

 ――――高潔な美女と清廉なロリ。二人の美少女が排泄と畜生チンポに酔いしれる。

 品性の欠片もない、ただ欲望の限りを尽くしたAVパッケージを精霊たちに見せびらかす。十香と四糸乃が獣に囲まれ、美しい貌をしっかりと見せつけたパッケージに、精霊たちは悔しげながら反抗を許されず沈黙していた。

 

「『こんなに小さな娘の肛門が信じられない位広がって、スライムをひり出していくのは絶景』、『気の強い女の子が馬チンポによがり、獣のように舌を垂らしながらいつしか迎え腰で身体を動かす』……良いレビューコメントです♡ 我が社の中で、素晴らしい売上になることは間違いないでしょう――――嬉しいですね、十香♡ 四糸乃♡」

『っ!!♡』

 

 ビクッとお尻(・・)が震えた。二人の貌よりも束ねられた宵闇の髪と美しいウェーブが目立つ――――十香と四糸乃は、AVの上映会が終わるまで、土下座の姿勢で並ぶことを強要されていた。

 

「う、うむ♡ 私たちのお仕置が、役に立つことができて嬉しいのだ♡」

「色んな人に、私たちを見てもらえて……とっても、嬉しい……です♡」

 

 未だお仕置の恐怖が勝り、逆らえば皆に被害が及ぶ。たっぷりと躾られた十香と四糸乃は、土下座の姿勢でエレンの言葉にへりくだったものを返した。

 悔しいだろう。絶望的だろう。せっかく手に入れた人としての生き方を捨てさせられ、排泄と獣姦という人権を失うAVを販売される。しかも売上が好調ということは、それだけ二人の恥辱を目にする人間が多いということ――――知らなかった下劣な世界を思い知らされ、二人はどう思うだろうか?

 

「十香と四糸乃のAVはこの部屋に常備しておきます。いつでも観られるよう、手配もしておきましょう。――――私に従えば、より素晴らしい褒美が増えるかもしれませんね♡」

 

 見せしめ。そして、示唆。殺風景な大部屋に、物が増えていく日も近いだろうとエレンは考えていた――――どれだけ心が強かろうと、快楽の調教に勝てるはずがないのだ。

 

「さあ――――本日の調教を始めましょう♡」

 

 美しい精霊たちの未知なる扉が――――開き始めていた。

 

 

 

 

 

 流暢な音楽が鳴り、卑猥な水音が重なる。音楽に合わせたふたなりオナニーだが、初日からは考えられないほど目覚しい合わせ(・・・)が成されていた。

 

「ふっ♡ ふっ♡ 耶倶矢ちんぽ……しこしこ♡♡ しこしこ♡」

「音楽に合わせて……しこしこ、しこしこ♡ 得意分野ですぅ♡♡」

「マリアちんぽ寸止めします♡ 皆に合わせてイキます♡」

 

 躊躇いが薄くなり、息を合わせたセンズリ。個々のふたなりちんぽの感度や刺激の仕方を理解し、歯を食いしばって真っ赤な顔をして同時オナニーを続ける。

 未だ羞恥は抜け切っていない。そのため興奮だけの赤面ではないことはわかる。それでも、目覚しい進歩には変わりなかった。

 

「四糸乃ちんぽシコシコ♡ センズリします♡♡ あひぃぃぃぃっ♡♡」

 

 特に四糸乃の変化は素晴らしいものだった。消極的だったセンズリをこいて、必死に射精を合わせる努力をする。

 無垢な子供であることを含めて、染まりやすい(・・・・・・)ということなのだろう。顔から初日の苦しさは消え、獣姦に比べれば天国の快楽だという想いが伝わってきた。

 

『おちんぽイクっ♡♡♡♡』

 

 しっかりと曲の締めに合わせ、フィニッシュ。扱きを切り、腰を突き出してザーメンを噴出させる。

 ズレのない完璧な射精合わせ。音に合わせてのセンズリ緩急にも慣れ、この曲は(・・・・)マスターさせることができたと、調律役のエレンはニコリと褒めの言葉と次のステップ(・・・・・・)を告げた。

 

「完璧です♡ 素晴らしい……これなら、次の曲の練習もできそうですね♡」

『…………え?』

 

 調教の成果は新たな調教へ活かされる――――エレンの中では当然の理だった。

 

「こ、ここで甘イキ……あっ♡ だめっ、二亜ちんぽイクゥ!?♡♡♡♡」

「合唱♡ 乳首をいじり、しこり……あひんっ♡♡♡♡」

「む、むくの乳首を舐めるっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡ むくの巨乳を口で舐める、のじゃぁ♡♡♡♡」

「十香おまんこ開帳♡ ふーっ!♡ ふーっ!!♡♡ お゛っ♡ 開くだけでイクっ♡♡♡♡」

「折紙アナル拡張♡ 指でズボズボするっ♡♡ け、ケツ穴でイクっ!?♡♡ ケツアクメ開始っ♡♡♡♡」

 

 甘イキ、乳首いじり、乳首舐め、陰裂開帳、アナルほじり。

 もちろん全て曲に合わせて、エレンが自由に音楽を差し止められる中でだ。

 細くスタイルのいい二亜がセンズリで甘イキを試みるも本気絶頂してしまい、目を剥いて快楽に蕩ける。

 夕弦は冷静に乳首を指で弄るも、ほぼ直で触れているのと同じ感度の刺激に慣れず絶頂。

 六喰は自慢の巨乳の両方を持ち上げ、口に含んで口淫。大きさに合う感度でもちろん絶頂は避けられない。

 十香はグイッと両手でマンコを開いて見せびらかし、膣が風に触れて歯を食いしばりイキ果てた。

 折紙はアナルに指を入れ、深く入れ込みすぎたことで前立腺を刺激。ところてん射精で道中絶頂をしてしまう。

 

「イクっ♡ 琴里ちんぽイクゥ!?♡ ごめんなさい、ごめんなさいっ♡♡♡♡」

「な、七罪、乳首しこしこでイクっ!?♡ おちんぽイクっ♡♡♡♡ またみんなの邪魔になるぅ♡」

「こ、こんなの無理ですよぉ!♡♡ あぁ、美九まんこイキますぅぅぅぅっ!♡♡♡♡」

 

 嬌声と美声。曲以上にエレンの聴覚へ伝えられる幸福の音色が、メスちんぽを絶頂へと導いてくれる。

 その日は結局、初日以上の時間を使い涙目での絶頂揃いとなったが、エレンはこれ以上なく充実して調教を終えるのだった。

 

 

 

 

 変化は調教ばかりではなく、日々の日課を終えようという時にも起き始めていた。

 

「次、六喰♡」

「はいなのじゃ♡」

 

 ピカピカに洗浄され、裸身を透けさせるハイレグスーツ。それにぴっちりと包まれた六喰の巨乳が揺れ、エレンの前に立つ。

 股間部からはビーズ型のちんぽが垂れ下がっているが、六喰は隠すことなくエレンの前で直立する。羞恥がないわけではないが、初日にはない素直さにエレンの気分が高揚する。もっとも、精霊たちを見て興奮を覚えない瞬間などないわけだが。

 

「今日の部位は?」

「六喰ちんぽに貞操帯の装着、お願いするのじゃ♡」

「よろしい……偉いですよ、六喰♡」

「っっ!♡♡」

 

 愛情を込め、欠かさない丁寧な洗浄を言いつけている金色の長髪を梳いて、撫でる。初めは言われるまでもないと言い返し、エレンに触れられることを拒絶していたはずだが、カァと赤面して可愛らしく俯いてしまう。そこに浮かぶものは、エレンの言葉に一瞬でも悦んでしまった羞恥だろう。

 これだけ長いと手入れも楽ではないだろう。いずれ、エレンや彼女(・・)の手で洗ってやろう。

 

 全員へ貞操帯の装着を行い、点呼を取る。そして全員揃ったことを確認し、

 

『貞操帯装着確認♡ おちんぽ管理ありがとうございます♡♡♡♡』

 

 ふたなりちんぽに貞操帯を着けられた美少女たちが、赤面の笑顔で礼を述べる。完全ではないが、少しつづ素直になっている証拠だった。

 そう、逆らわなければいい。反抗を内に秘め、従っていれば二人を元に戻すことができる――――信じ込む少女たちの純粋さに、エレンは愛おしい吐息を零した。

 

 自由時間。排泄管理があるとはいえ、大部屋で各々気を休めることが出来る。人は気を張り続けることはできない。エレンは精霊たちの精神を殺したいのではなく、屈服させたい(・・・・・・)。だからこそ、就寝はほぼ自由にさせ、起床も皆がゆっくりと起きてから狙って訪れることにしている。

 日や話題によって何人かに分かれたり、纏まって道具を持たずに出来る遊びで気を紛らわせたり、そこは年頃の少女たちらしい微笑ましさが感じられた。

 

「……あっ♡ ん……っ♡♡」

「お尻の穴……だめ、ですぅ♡♡」

 

 ――――密かに自慰行為に及ぶものもいた。

 壁や毛布で工夫を凝らし、マンコを擦ったり、アナルに軽く指を入れたり。これは貞操帯の場所によって代わり、完全に塞がれた日にはもどかしさが募る。代わりとばかりに、そういう日は排泄許可を求める声が多くなる。

 

 

 

 少しづつ、少女たちの精神の均衡は崩れ去っていく。エレンもまた、一人一人を丁寧に絆していく手段を講じていた――――もっとも、絶美の彼女たちを前に我慢できなくなった、というのもあるけれど。

 

「……来ましたか♡」

 

 ピッ、と専用の寝室の扉が開き、少女が足を揃えて現れた。

 

「……き、来たわよ」

 

 鏡野七罪。就寝の時間に、エレンが寝室に呼び出した少女だった。ここの錠は電子ロックであるため、精霊の右太股に刻まれた認証コードがあれば開閉は許可なく行える。

 無論それは、こうして自由に行動させれば反抗の危険を孕んでいる。が、七罪は警戒心と観察眼に優れた精霊。道中に脱出できるようなものはなく、下手をすれば皆を巻き込み破滅しかねないことを理解し、迂闊な行動は控えてエレンの元に来てくれた。

 今も怯える素振りこそ見せているが、眼球行動で部屋を観察する徹底ぶり。従うふりをして機を待つ――――やはり素晴らしい才能だと、エレンはベッドから腰を浮かせて七罪へ歩み寄る。

 

「ひ……っ!?」

 

 何かをされる。一人呼びつけられ、周りに助けを求めることもできない。頭を抱えて咄嗟に防御行動を取った七罪を――――そっと抱き締める。

 

「へ……?」

「よく言いつけを守りましたね♡ 今日は、ここで私と夜を明かしましょう♡」

「は? え、え……?」

 

 混乱を隠せない七罪に対し、エレンは癖のある翠の髪を撫でて気を落ち着かせてやる。だが、己のスーツがゴワゴワとして邪魔をしていることに気づき、煩わしくなり脱ぎ捨てた。

 

「はぁ!?」

「ふぅ……ああ、あなたもそのスーツを脱いでいいですよ。着ていて邪魔にならないとはいえ、ここでは必要ありませんから♡」

「……な、何なの、もう」

 

 酷いことをされるとばかり思っていたのに、まさかエレンが裸身を晒してまで身の潔白を証明するとは思っていなかったのだろう。困惑しながらも、指示には従いスーツを脱いで畳む。

 自慢の裸身、妊娠中ということもある。そして裸の七罪を見てバキバキに硬くなったメスちんぽの解放感が堪らない。

 

「さあ、こちらに」

「…………」

 

 怪訝そうな貌。一見不機嫌に見える目つきだが、こうなっても七罪の特徴なのだということがわかる。お互いの裸身を晒し合い、向かい合い――――エレンは小柄な七罪に合わせるようにしゃがみ、七罪のふたなりちんぽに手を添えた。

 

「や……っ!? な、何して……♡ ……あっ♡♡」

「はい、しこしこ、しこしこですよ♡」

 

 極限状況下で萎えた――というより余計な指示や興奮は密かに抑えさせている――七罪の包茎ちんぽをエレンが手で扱く。

 激しくはなく、優しく。正面から向き合い、勃起を促す。他の子に比べて短めながら、幅は極太。エレンの華奢な手でその竿を扱き、ダルダルに余った皮を丁寧に剥いていく。

 

「あっ♡ あっ♡ やだ……私の不細工ちんぽ、汚いのに……♡」

「汚くありませんよ♡ ほら……皮の下には、こんなに可愛らしい亀頭があります♡」

 時間をかけて剥かれ、七罪が刺激で蕩け始めた頃に亀頭が姿を表す。七罪は気がついていないようだが、包茎内にはよく射精で溢れたザーメンが溜まっている。剥き出した瞬間、七罪の濃い臭いが鼻腔をくすぐり、エレンの勃起したメスちんぽが痙攣してザーメンを吐き出してしまう。

 

「んんっ、イクっ♡♡♡♡」

「ふぇ……♡」

「……ん、失礼。七罪が可愛らしく、私も我慢ができませんでした♡」

「か、可愛いって、そんなの……おかしい……♡」

 

 おかしいと言いながらも、堪えられない唇の歪み(・・)が滲み、引いていた腰が少しエレンに向けて突き出されている。

 剥き出しの亀頭。くにくにと柔らかいそれに手のひらを当て、こちらも優しく撫でていく。亀頭責め、という普段の七罪ではあまりできないやり方に、堪えていた声が溢れ出した。

 

「ひゃぁ……♡♡ あぁぁぁぁ……っ♡♡」

「おかしくなどありません。我々の中では、可愛いのですよ――――それが認められない世界が、おかしいとは思いませんか?♡」

 

 なでりなでり。粘りながら滑りのいい我慢汁が溢れ、七罪の喘ぎが激しくなって腰が震え始める。思考が真っ白になるであろう快楽。自慰行為では得られず、人の手が必要な快感。そこにエレンは言葉を重ねた。

 

「あひっ♡ お、おぉ……七罪ちんぽの亀頭、きもちいい♡♡」

「そうです♡ ここでは無礼講、遠慮は必要ありません。優秀な七罪へのご褒美……大丈夫、他の子にも平等に与えてあげます。あなただけが遠慮をする必要はないのですよ♡」

 

 これが終わり、七罪を案ずる皆の元に帰った時、この子は罪悪感で泣いてしまうのかもしれない。自身を捕え、皆を苦しめる相手に優しく、気持ちよくさせられたことに。

 だが、それは誤解だ。エレンは精霊たちに快楽を与え、自分のモノにしたい。彼女たちのような素晴らしい存在が、人間の世界などという矮小でくだらないモノに囚われてしまうのは間違っている。

 それを正すためならばエレンは時間を惜しまない。一人一人時間をかけて、じっくりと仕掛け(・・・)を施す。

 

「イクっ♡ 亀頭撫でられて、七罪ちんぽイクゥ♡♡♡♡」

 

 どぷっ。エレンの手のひらに尿道から走ってきた精液が溢れ、口をだらしなく開いた七罪が呆気なく絶頂する。この時間、いつもであれば貞操帯によってもどかしさが増す中で、奉仕での全力イキをすることができる快感――――それは正常な精神を保とうとする少女に、深く刺さる。

 

「ふふ、よく射精できました。いい子いい子……♡」

「……ふぁい♡ ありがとう、ございましゅ……♡♡」

 

 蕩け、得も言えぬ快楽の余韻に七罪は素直な感謝を伝えてくれる。エレンもまた、七罪ちんぽの亀頭を撫でて射精するのはいいこと、と教え込んでやる。

 

「……あ、ん……苦しく、ないの?」

「ええ、全く。さ、今日はもう眠りなさい♡ 私がいてあげますよ♡」

「……ん♡」

 

 そこから先は、あまりに簡単だった。七罪の極太ちんぽを太股で挟んでやりながら、エレン自身の豊満な胸で抱いて眠る。寝苦しさなど感じず、温かいベッドの中で七罪の愛おしさを抱き締めて眠った。

 少しつづ、侵食していく。日をまたいでしまえば、また七罪は戻るだろう。が、次に部屋に呼び込んだ時はもっと従順になるに違いない。

 

 

「……失礼します」

 

 次の日は、マリア。硝子細工の如き美しい瞳に警戒を宿し、色素の薄い艶のある髪を揺らした幼き少女が寝室を訪れた。

 

「ようこそ。あなたは礼儀正しいですね、マリア♡」

「当然です。力に溺れ、最強(・・)と自惚れた人とは違いますから」

「ふふっ♡」

 

 どこの誰とは言わないが。と、恥姿を晒していても変わらない小生意気な姿に、エレンは怒りを感じるどころか全幅の愛おしさを覚え、笑みを零す。

 やはり、残党など捨て置いて正解だった。マリアの存在は、精霊と同価値がある。彼女を人間世界に置き、不純物を学習させてしまうことは罪だ。エレンは本気でそう考えていた――――少なくとも、今のエレンは(・・・・・・)

 エレンであれば反応するであろうワードに、気を悪くするどころか笑みを浮かべた。そのことに訝しむマリアへ、昨日の七罪のように楽な姿(・・・)になることを指示してやる。

 

「あっ♡ あっ♡♡ あ……♡」

 

 その後は、七罪と同じことをしてやる。小柄で可愛らしいマリアに誂えた立派なふたなりちんぽを、これまた質のいいカーペットの上に彼女を座らせて手で扱く。冷静沈着なマリアも、今や快楽という魅力には抗えなかった。

 

「どう、してっ♡」

「はい?」

「――――どうして、私の演算機能を封じていないのですかっ♡」

 

 ある種、AIだからこそ精霊たちよりその快楽に適応するマリアが、亀頭からはカウパー、唇からは唾液を流しながらも快楽に負け切らず問いかけてくる。

 管理AIマリアの演算機能。否、演算機能だけではない。本来〈フラクシナス〉に繋げられた彼女の権能を、エレンは取り上げるどころかDEM社の機材と繋ぎ再現させている。無論、一部分に制限こそ掛けているが、マリアにはそれが何より解せないことなのだろう。

 

「やろうと思えば、私の機能を全て破壊することもできるはずです! なのに、こんな無意味なことをして、皆を助けられない無力な私を作り出して、あなたは楽しんでいるのでしょう! ――――最低、ですっ♡」

 

 快楽に歪んだ貌で、エレンに負けじと口にする。AIとしての矜恃、プライド。皆を救えない無力感。

 だが、間違っている。無意味、そんなわけはない。エレンは手淫を続けながら、マリアに語りかけた。

 

「無意味? 本当にそうでしょうか――――私には、マリアの機能を取り上げることこそ、無意味だと思えますが♡」

「なに、を……っ!?♡」

「マリア、あなたはとても優秀です。とても聡明であり、DEM社の力を以てしてもあなたと同じ存在は創り出せない。唯一無二のAIなのですよ♡」

「あひっ♡♡ 手コキ、やめ……っ♡」

 

 ちょうど、マリアをしてエレンの手淫に限界を迎え始めた頃に、エレンが感じる本心を伝えてやる。溝のある肉にしなやかな指遣いで触れ、得難い刺激を与えてやった。

 

「それを全て封じてしまうなど、私にはできません。私は、あなたという存在が欲しい。私はあなたの優秀さを理解しています。あなたの優しさを理解しています。だからこそ、機能を順次解放(・・・・・・・)しているのですよ♡」

「それ、はぁっ♡♡」

 

 マリアの機能制限は、日に日にプロテクトが解除される仕組みになっている。従順になればなるほど(・・・・・・・・・・)、マリアは元の力を取り戻す。

 皆の役に、エレンの役に(・・・・・・)立てる世界最高峰の管理AIに戻れるのだ。そう、従順でいるだけで(・・・・・・・・)

 

「私に屈するか屈しないかはあなたの自由♡ 私はあなたに愛を与えているのです――――肉欲の愛は、素晴らしいでしょう?♡」

「あ――――ああああああああっ!?♡♡♡♡」

 

 加減を解き、マリアのふたなりちんぽに手を高速で上下させて最後を促す。

 従順でいれば、皆を救える自分に戻ることが出来る。

 

「ま――――マリアちんぽイクっ♡ 手コキでおちんぽイクゥゥゥゥゥゥッ♡♡♡♡」

 

 発射される精液。雨になって振るそれを、エレンは自ら受け止めた。マリアの穿孔ちんぽがエレンに懐柔され、回るように蠢いている。まるで、エレンの奉仕にマリアのペニスが心を許してしまったかのように――――それでも、まだ堕ちない。

 誰もが抗っている。快楽に、抗い続ける。

 その抗いが余計であり、受け入れる方が賢いと気づくのは、彼女たちであればすぐだろうとエレンはマリアの臭いに酔いながら笑った。

 

 

 

 反抗的ならば、かつての真那と同じ目に遭う。しかし、逆はまだ教えていなかったなと、エレンは精霊たちを連れてとある部屋を訪れた。

 

「ここは……?」

「……綺麗な、部屋」

 

 その感想は、間違っていない。精霊たちの中で、思わずそう声を発した者にエレンは微笑を浮かべる。

 精霊たちには縁が遠くなってしまった私室。エレンが心を込めて快適さと美しさを求めたその部屋は、精霊たちをして立派だと言わざるを得ないのだろう。

 以前までの彼女たちならば、それで止まる。しかし、広いとはいえ大部屋しか与えられず、調教続きの彼女たちにその誘惑は僅かであっても届いてしまう。

 

「ここは、将来的にはあなた方にも与えられるものです。私に従ってさえいれば、相応の待遇を必ず(・・)お約束します――――彼女たちのように、ね♡」

『――――あ』

 

 視線で示唆してやった先に……いいや、そんなことをしなくとも精霊たちならば見つけられるだろう。

赤ん坊(・・・)のお世話をする二人の少女。自由な衣服を与えられた青みがかった髪と射干玉の髪の少女たち。

 

「うん、いい子だね――――あれ? みんな、来てくれたんだ♡」

「あら、あら。皆様、お久しぶりですわ♡」

「シドー……シドー!」

「狂三……っ!!」

 

 精霊たちに笑顔を向ける、士織と狂三。士織に至っては、綺麗なベッドの上で授乳(・・)をして赤ん坊をあやしていた。露出させた乳房の先端には、精霊たちの肉体調整の大元である勃起長乳首がキラキラと輝いている。

 初めは感涙し、再会を喜びつつあった精霊たちも、二人の異質とも言える変化とその様に目を見開いた。

 

「な、何をしているのだ、シドー……なぜ、そのような……」

「……? エレン様、もしかして……」

「ええ、まだ調教の途中です。つい楽しく(・・・)なってしまって」

「ふふ、エレン様らしいです♡」

「主様! なぜこのような女などに……っ!」

「何してんの!? 女にされて、なんで……」

 

 エレンに愛想を撒き、精霊たちが自分たちと同じになり切れていないことを残念に思う(・・・・・)士織に、少女たちは信じられないものを見る目になる。

 彼女たちの知る少年など、もうどこにもいない。まだ信じられないというのなら、教えてやるとしよう(・・・・・・・・・)

 

「士織。彼女たちの()を頼まれてくれますか♡」

「はい、早くみんなと仲良く(・・・)したいですから♡」

「しょ、少年……?」

「疑問。躾とは、何を」

 

 困惑するばかりの精霊たちに、エレンはニコリと笑いかけて号令(・・)してやる。

 

「全員、整列♡」

『っ!!』

 

 ビクッ、と身体とふたなりちんぽを揺らし、精霊たちが広い部屋に横並びに整列する。これも調教の賜物か、それとも命令権によるものか。精霊たちにはわからない(・・・・・・・・・・・)が、素直にエレンに従い直立不動を維持し始める。

 そうして並ぶ精霊に士織が近づいていき、そのうちの一人――――十香を選び、背を向けさせて尻を突き出させる(・・・・・・・・)

 

「し、シドー……?」

「ん……十香のお尻、とっても綺麗♡ 安心して、きっと……とても、気持ちいいから♡」

 

 十香のお尻をそっと撫で、手を振りかぶる士織。

 撫でるまでは指示をしておらず、エレン小首を傾げた――――そう言えば、彼女の脳を解析した際、十香はかなり強い反応を示していた。他の精霊たちも同じようなものであったのだが、十香は少々と特別なのかもしれない。

 互いに特別な想いを抱いた士織と十香。だからこそ――――振り落とされ、美尻を揺らした士織の手のひらの衝撃に、十香は信じられない悲鳴を上げた。

 

「ひゃあああああああああっ!?♡♡♡♡」

 

 バチンッ! バチンッ! と士織の手のひらが十香の美尻を往復し、白磁の肌に赤い腫れを生んでいく。

「あぎっ、ひぎっ!♡♡ し、シドーにお尻はたかれてるのだっ♡ やめるのだ、やめるのだぁ!♡♡」

「ふふ、いい声♡ 十香、十香♡」

 

 士織が十香に手を上げる。かつての彼女を知るものであれば、絶対に信じられない光景がそこにはあった。しかし、これは暴力ではない。躾であり、調教。

 同時に、十香のふたなりちんぽがムクムクと勃起を始めた(・・・・・・・・・・・)

 

「ひぁ……♡ な、なぜだ!?♡ 私のおちんぽが、硬くなって……っ!?♡」

「気持ちいいからだよ♡ 今はこれしかしてあげられないけど――――エレン様に変えてもらって、もっといいことしようね♡」

「っ!♡ ひぐっ♡ 嫌だ♡ いやだぁ♡♡ そんな喋り方をするなぁ♡ 戻れ、戻るのだシドー♡♡ うわああああああっ!?♡♡♡♡」

 

 苛烈なスパンキングの中に潜む、士織の誘惑。エレンは士織を調教したとはいえ、人への感情は強制していない。つまるところ、士織はエレンと同じだけ精霊を愛している状態を維持している――――彼女たちであれば、堕ちたとしてもそうなるだろうことは、かつてのお披露目パーティでエレンがその美しさを認めてる。

 そんな愛の躾に反応するのが、十香だけあるはずがない。

 

「あら、あら♡ 皆様、ご立派なおちんちんをそんなに勃起させて……士織さんの躾が、待ち遠しいと仰っていますわ♡」

「や……っ♡」

「ち、違うしっ♡♡ これは、仕方なく……♡」

 

 赤ん坊のおむつを取り替え終えた狂三が、精霊たちの卑猥な勃起列を見てくすくすと詰る。

 直立の姿勢を維持しながら、士織による十香へのスパンキングを見て、全員が残らずふたなりちんぽをムクムクと勃起させている。その勃起スピードは個々によるが――――特に耶倶矢と四糸乃(・・・・・・・)は、それらしい才能があるようだ。

 

「狂三♡」

「かしこまりました♡ きひひ、皆様、そんなに待ち遠しいのなら――――わたくしも、少し痛いものを送らせていただきますわ♡」

 

 瞬間、〝影〟から無数の白い腕が現れ精霊たちの肉棒に絡みつく。そして、狂三自身は四糸乃に狙いを定めて――――全員揃って、尿道(・・)に指を突っ込んだ。

 

『うぎぃぃぃぃぃぃぃっ!?♡♡♡♡』

 

 悲鳴が揃う。逃れようとする。だが、整列という命令が生き、一人一人が手にペニスを握られ、尿道を指で塞がれていては逃れる術はない。

 

「きひひ、おちんぽオナホールいかがです?♡ 指一本、二本……こんなに深ぁく、根元まで入りますわ♡ ふっといおしっこ出ますわねぇ♡♡」

「いたいっ、いたいですぅ!♡♡」

「おしっこの穴ぁ!♡♡ 射精できないのじゃ!♡♡」

「尿道ほじほじしないでください!♡ 指でずぼずぼしないでください!♡ おしっこ我慢できなくなりますっ!♡♡ AIおしっこ垂れ流しになってお仕置されてしまいますぅぅぅぅっ!♡♡♡♡」

 

 尿道という性器に必要でありそうそう性感帯にはなり得ない場所。だが忘れてはならない。彼女たちは外部からペニスを与えられ、その上エレンたちとは比較にならないほど身体が丈夫にできているのだ。

 狂三の指が出し入れできるほど拡張、強度がある尿道。痛みに悶えてこそいるものの、勃起は解かれず悲鳴にも色香が載ってどこか艶やかだ。

 

「ん、ぁっ♡ お、おしっこの穴♡ 狂三さん、やめてください……♡♡ じゅぼじゅぼしちゃ、やです♡♡♡♡」

 

 特に四糸乃は、嫌、嫌と言いながらも一番声に艶があり、腰も求めるように狂三へ差し出され気味になっている。何より、細長いのにゴムのように伸縮自在なペニスの尿道は、明らかに他の子以上に指を受け入れている。

 

「き、ひひ♡ 嘘はいけませんわ♡ ――――一人でしていなければ、こんなにおしっこの穴は大きくなりませんことよ♡」

「……っ!?♡ わ、わたし――――あぎぃっ!?♡♡♡♡」

 

 バチンっ! 不意打ちで四糸乃のお尻を襲う平手。十香から離れ、四糸乃の背後に回っていた士織が、スパンキングで彼女を責めた。

 そして、その色の濃さ(・・・・)を一瞬で見抜いた士織が、すかさず四糸乃の耳元で囁いた。

 

「とっても感じてる……四糸乃は、叩かれて感じるドマゾな女の子になれるね♡」

 

 一発、二発、三発。前は尿道、後ろは桃尻。両方を責め立てられ、様々な才能を持つ四糸乃がそのうちの一つを開花させようとしていた。

 

「あっ、あっあっ♡♡ ごめんなさいっ♡ 四糸乃はお尻を叩かれて感じる変態の悪い子です!♡♡」

「ごめんなさいじゃなくて、ありがとうでしょ、四糸乃?♡」

「――――はい、ありがとうございます!♡ ありがとうございます!♡♡ 変態ドマゾの四糸乃ちんぽいぎゅぅう!♡♡♡♡」

 

 スパンキングと尿道責めによる絶頂。栓をしていた指が引き抜かれ――――失禁(・・)

 

「あ、あぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡♡♡ ごめんなさいっ、おもらしごめんなさいっ♡」

「あらあら、わたくしたち(・・・・・・)の赤ちゃんの方が堪え性がありますわ♡ 四糸乃さんにも、オムツをしてあげましょうか?♡」

 

 一時的に広げられた尿道からじょぼじょぼと溢れ出す小便。四糸乃という清楚な少女のふたなりちんぽから、目覚め(・・・)の祝砲とばかりに勢いよく聖水が溢れ、エレンも恍惚とした顔で許し(・・)を下した。

 

「構いませんよ。今は排泄を許可します♡」

「ありがとうございますっ♡ 四糸乃ちんぽおもらししますっ♡♡ おしっこじょぼじょぼします!♡♡♡♡」

 

 太く立派で香しい四糸乃の聖水が垂れ流しになる中、士織がそこに割って入ってその口で四糸乃のちんぽを受け止めた。それはつまり飲尿(・・)を意味している。

 

「ああ、もったいない♡ ……んく、んくっ♡♡」

「やっ♡ 士道、さん……私のおしっこ、飲んじゃ、ダメです……ふぁっ♡♡ あぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡♡」

 

 ダメと言いながら、止まらない。細長いちんぽを喉奥に収めた士織の中に、四糸乃の濃い聖水が流れ、飲み込まれていく――――四糸乃の貌には、隠し切れない悦楽の色が浮かび上がっていた。

 無垢だからこそ、好奇心には勝てない。与えられたものに、防衛本能が作動して目覚めは始まる。四糸乃は特に人を想いやれる優しい少女。だからこそ、己に与えられる快楽を受け入れることで助けられる(・・・・・)というのなら――――先へ進むことは、実に簡単なことだった。

 

「ひぃっ!?♡ むくのおっぱい叩かれているのじゃ♡♡ 主様におっぱいを叩かれて六喰ちんぽイクっ!?♡♡♡♡」

「請願っ♡ 夕弦のちんぽに射精()させてください♡♡ 尿道♡ おしっこの穴を解放して、夕弦ちんぽに無様射精をさせてください!♡♡♡♡」

 

 エレンの意のまま――――否、自らの思考で精霊たちを嬲り、躾ける士織と狂三。

 これでもまだ、少女たちは二人を助けるために強固な意志を持つ。むしろ、頑なになるのかもしれない。

 だが、確かに見た。幸福な顔で暮らす二人を、精霊たちには嘘を吐かない(・・・・・・・・・・・・)エレンが同じ待遇を保証すると。

 

「ええ――――共にいるからこそ、価値があります♡」

 

 全員をその手中に収めること――――普段の調教を隠れ蓑に、エレンの幸福責め(・・・・)は確実に精霊たちの思考を蝕んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 大きくはない些細な変化。しかし、確実な影響があるモノは大浴場の洗い場にも仕込まれていた。

 高級品が揃えられ全身が見える鏡も誂られたたその場所に、今日も精霊は身体を洗うために全員で敷居の中に入り、そして目を見開く。

 

「は、はは……全部お見通しってわけ? さい、あく……っ!!」

 

 耶倶矢がそれ――――オナホール(・・・・・)を握り潰さんばかりに手の中に収める。が、打ち捨てることはできない様子だ。

 耶倶矢だけではない。他の精霊たちの洗い場にも同じものが用意されている。それはオナホだけでなくアナルディルド、身体を洗うブラシ(・・・)など、これみよがしに使ってください(・・・・・・・)と置かれている。

 以前までの彼女たちならば見向きもしない。それどころか、怒り心頭で捨てていたであろう。だが、一斉にシャワーが流れ出した瞬間――――音に乗じて、嬌声が鳴る。

 

「こんなの、こんなの♡ あっ♡ 耶倶矢ちんぽ、オナホでイクっ♡♡♡♡ ……本物は、もっと気持ちいいの……?♡」

「おほっ♡ おほぉ……♡♡ お尻にズボズボ気持ちいいですぅ……♡♡ ちょっとだけ、気になってたんですよねー♡」

「このっ♡ このっ♡♡ 不細工ちんぽ♡ 少しでも綺麗に……あぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡」

 

 悪態をつきながらも、螺旋ちんぽにフィットするオナホを一心不乱に扱い、その穴の気持ちよさにある期待を抱いてしまう耶倶矢。

 椅子を退かしてディルドを置き、治療効果で緩まったケツ穴にそれを入れてピストンする美九。どうやら、十香と四糸乃を見て密かに気になっていた様子だ。

 七罪はブラシを身体ではなくふたなりちんぽに。ダルダルに余った皮の包茎ちんぽを洗い、その快楽に顔を上げて絶頂の吐息を零す。

 

 日々高まる性欲に合わせ、用意される道具もエスカレートしていく。

 

「あひぃ♡ ぶ、ブラシが溝にも入って、ゴシゴシして、オナホしこしこ堪りません♡ マリアちんぽイキますっ♡♡♡♡」

 

 オナホがブラシ付きに取り替えられ、マリアがドリルちんぽの溝にまで入り込み刺激してくれるそれを手に握って扱き上げ、トロ顔で絶頂。精液が滴る鏡には、生意気ながらも優しいAIではなく快楽に溺れた少女の貌があった。

 

「お、お尻……ケツ穴のそこ、いいっ♡ ところてん射精、してしまうのだ♡♡ ケツマンコでおちんぽイクっ♡♡♡♡」

 

 前立腺プラグを扱い、本来なら少女には感じられない前立腺の刺激でどぷっ、どぷぷ、と膨大なザーメンを吐き出す十香。苦しい思いをしたお仕置だったが、士織とお揃いのところてん射精の悦びを覚えてしまったようだ――――いずれ、その馬ちんぽが愛しい者を絶頂に導く日も近いかもしれない。

 教えた言葉もしっかりと扱って、本質的な素直さが滲んでいる。このまま従順でいるのなら、たっぷり褒美を与えてやろうとエレンはカメラの映像からほくそ笑んだ。

 

「いぎっ!?♡ せ、洗濯バサミって、こんな痛かったっけ……遊びでしかやったことなかったし、知らなかった。でも、いい……乳首挟みながら、タオルで二亜ちんぽゴシゴシしちゃおっかな♡♡♡♡」

 

 洗濯バサミで両乳首を挟み、鋭い痛みに呻きながらも、じくじくと乳首を刺激する快感を気に入ったのか、そのまま巨大カリ首をタオルで擦る二亜。

 二亜は四糸乃とは逆の意味で年に似合わず、そういったことを恥ずかしがっていた。しかし、最近はこうして積極的になり始めている。特に一人なら恥ずかしくないと考えているのか、自慰行為はお気に入りのようだ。

 

 誰もが気づかれていないとオナニーに興じる時間。その中には例外もいる。

 

「琴里♡ 折紙ちんぽのしこしこ見て♡ 私がイクところ見てほしいっ♡♡♡♡」

「みてるっ♡ あなたのオナニーみさせて♡ 代わりに私のオナニーもみてっ♡♡ 琴里ちんぽオカズにして♡♡♡♡」

 

 皆の目を盗み、同じ敷居を共有しふたなりちんぽを見せ合い、オナニーに興じる折紙と琴里。裸身を晒す恋人同士は、狭苦しさなど関係ないとお互いを見抜きに及んでいた。精霊たちが従順になるにつれ、自分たちだけの時間を増やせるようになった二人は、さらに愛の深みへと堕ちていった。

 

「……おしっこの穴、指で……こう、して♡ おひっ!♡♡ ――――これ、すきです♡♡♡♡」

 

 四糸乃の覚醒は、エレンに連続絶頂の快楽をもたらすほど目覚しく、素晴らしい光景だった。

 洗濯バサミでちんぽを(・・・・)挟みながら、尿道に指を入れてオナニー。自分をいじめ抜く尿道オナニーの快楽にどっぷりと浸かり、暇さえあれば排泄の穴を広げて頬を蕩けさせて感じることを止めない。

 清楚な四糸乃が見せるドM尿道オナニー。優しさと慈悲を持ち合わせながら、故に被虐に目覚めさせる背徳。四糸乃だからこその変え難い悦楽の自慰行為がそこに存在した。

 

「ん、むほぉ……♡ 気持ちいい……六喰ちんぽに、むくの髪を絡めて――――面倒じゃ♡ このまま洗ってしまえばよい(・・・・・・・・・・・・)♡♡」

 

 ――――あれほど大切にしていた六喰の金色の髪に、髪コキによってザーメンが絡みつく。

 正気とは思えない行動だが、これまでの調教で彼女たちは既に理解し始めていた。自分たちが放つ霊力の精液(・・・・・)には、少女たちの肉体を維持する力があることに。

 否、維持だけではない。髪だけでなく、身体にも塗りたくられるザーメンによって、精霊たちの美しい肢体はより(・・)美しく、より淫靡なモノに変わっていく。毎日、その大きな鏡がそれを証明することにより、高級なシャンプーやソープなどより余程効果があることを実感し、美と快楽の沼に堕ちる。

 淫靡な泡を纏い、髪を洗い、オナニーに興じる精霊たち。そして、気づいているだろうか――――無意識にその口から零れ落ちる、自分たちの実況(・・)に。

 

 

 

 

 日に日に従順さを増していく精霊たち。抗って精神をすり減らすことを止めれば、より二人を助けやすくなる、という思いもあるのだろう。

 だが、そのご褒美(・・・)が甘美に刺さる。精霊たちが従順になればなるほど、エレンは躊躇うことなく大部屋の設備を整えてやっていた。

 

 まずは敷居の追加。というより、それは簡易的な個室のようなものだ。一人の空間というのは、どれだけ親密になっても大切なもの。

見た目はドアで塞がれた(・・・・・・・・・・・)個室。この国のものだとネットカフェにあるような部屋が人数分与えられ、就寝まで自由な時間を過ごすことができる。

 

「……ん、はぁっ♡♡ クリトリス、吸い付いて、いい♡♡ 今日はおまんこでしか出来ないけど、オナニー気持ちいいっ♡ 二亜まんこイクっ♡♡♡♡」

 

 たとえば、このように。

 椅子に座り、イヤホンを付けてAVを観賞(・・・・・)しながらマンコをいじる二亜。簡易的なものだが玩具も与えられ、陰核に吸い付くクリキャップに潮を吹いて絶頂。

 与えられた個室を存分に活かし、唯一貞操帯が着けられていないマンコを弄りながら超高画質の獣姦AV――――十香と四糸乃の痴態をオカズに、新たな隠れオナニーに興じていた。

 

「ふふ……相変わらず、二亜はオナニーが大好きですね♡」

 

 視覚は隠せるようになったが、防音(・・)を保証した覚えはない――――もっとも、今さら自慰行為程度を咎めるものなどいないか、とエレンは監視室でクスクスと笑う。

 エレンは何も言っていない。自慰行為の許可と不許可は言及しておらず、ただ従順であるご褒美にとささやかな個室を与え、映像を見れるようにしているだけ。

 AVは十香と四糸乃以外では真那のものが雑に詰め込まれ――――その中には、当たり(・・・)も仕込まれている。そのことに気づいて、二人すらオカズにする日も近いかもしれない。

 

「これ……んー、〈ラタトスク〉で見たことがあるようなー……?」

 

 美九は別の個室で、設えられたとある機器を手に取って眺めていた。

 それは分厚いゴーグルのようで、美九はどこかで見覚えがあると首を捻っていた。

 

「……えいっ!」

 

 そして、装着。些か迂闊とも言える行動かもしれないが、エレンが与えるものに害は(・・)ないことを信じてくれているらしい。

 

「え……? 私、お外に出て……」

 

 VRゴーグルが認証を行い、機能発現。美九がビクリと身体を揺らし、世界が変わる(・・・・・・)

 美九は今、()にいた。ビルが立ち並び、人通りが多い街並みのど真ん中。それだけなら、人気アイドルだった美九にとっては少ない人数かもしれないが――――目を下に向け、己の姿を見た瞬間に表情が一変する。

 

「いやっ!?♡♡ な、なんで裸に……っ!!♡」

 

 街中で、視線を浴びる美九。髪に飾られた可愛らしい装飾品を覗き、全裸(・・)

 自慢の美貌に形と大きさはエレンを超える巨乳。くびれた腰にプリっとした美尻、太股、足先。そして、股間に垂れ下がるふたなりちんぽ。

 全てを暴かれる。その上、映像内の人間たちは美九を指さしてこぞって凝視してきた。

 

「いやです♡ みないでください……♡♡ 美九をみないでぇ♡♡♡♡」

 

 現実でも身体を抑え、身を隠そうとする美九だが、その乳首はビンビンに勃起していき、現実では貞操帯に阻まれる美九ちんぽも、映像内ではフル勃起してマイクと見紛う大きさの亀頭をこれでもかと見せびらかしてしまっている。

 

「な、なんでですかぁ♡ なんで、美九ちんぽ勃起しちゃうんですかー!♡♡ 乳首も、おっきくなって……ひ、ひぃんっ!♡♡♡♡」

 

 ぶるりと美九の身体が震え、絶頂。人の視線を受け、歌声と美を返すはずのアイドルが視姦で潮を吹いて達する。美しい声色に合わせ、エレンもカメラ越しにメスちんぽを宥めて快楽を貪る。

 実際に見られているわけではない。だが仮想現実は顕現装置(リアライザ)により、仮想とは思えない高度な体感を与える――――視線に対しての軽い暗示(・・)も、よく効いているようだった。

 

「……なにこれ」

「アイスキャンディー――――ちんぽ型(・・・・)

 

 琴里と折紙は相変わらず二人で行動し、個室に用意されていたそれを見て呆れた目をしていた。

 ご褒美品の一つ、アイスキャンディー。それもエレンのメスちんぽの形を模したモノを配布した。それを手に取り、琴里がため息を吐いて声を発する。

 

「どんな形をしてても、食べ物は食べ物とはいえ……どこまで卑猥なのよ、エレン(・・・)

「仕方がない。でも……琴里は、よく飴を舐めていた」

「……もう遠い昔に思えるのに、覚えててくれてるのね。あはは、ちょっと違うけど、懐かしい……」

 

 透明な袋の封を切り、琴里がキャンディーを直に掴む。ひんやりとして、気持ちがいいそれに懐かしさと戻れない過去に憂いを帯びた微笑を零す。

 

「あむっ♡」

 

 口に含む。かつてのように、甘味が口の中にじわりと広がり、琴里が懐かしさから目尻に涙を浮かべる――――そして、口淫を始めた(・・・・・・)

 

「ちゅぱっ♡ じゅるっ♡♡ これ、おいしいっ♡♡ ぢゅうううううっ♡♡♡♡」

「っ……ことり……♡」

 

 癖。無自覚な実況癖に加えて、調教で仕込まれた性技は食べ物であろうと、形がそうであれば咄嗟に現れてしまう。

 メスちんぽを模した大きなキャンディーを咥え、水音を鳴らして出し入れさせ、舌で舐める。琴里の口淫は飴を舐めていたことも関係しているのか、エレンすら驚く超技術。それを目撃した折紙が、堪らず琴里と共にキャンディーにむしゃぶりついた。

 

「ぢゅっ♡♡ こひょり♡♡ はむぅ……♡」

「おりひゃみっ♡ ちゅっ、ちゅるっ♡♡ れろ……んちゅっ♡♡♡♡」

 

 ちんぽキャンディーを間に挟み、口を開いて舐めあいっこでご褒美のデザートを共有する。キャンディーの甘味と視覚の甘味、そして何より愛する者と共有する濃密な口淫の時――――より強く、より強固に。肉欲の愛を象徴する彼女たちは、否定しなければいけないものを高みへと引き上げていく。

 

「そろそろ――――世界の醜さを一つ、教えて差し上げましょうか♡」

 

 自分たちが得ている素晴らしきものが拒絶される世界。その始まり――――美しき精霊を否定する世界など滅んでしまってもいいと、エレンは本気でそう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふひゅー♡ こ、ほぉ……♡♡」

「ん、あっ♡♡ ふぅ……ふっ♡♡」

 

 息が荒い少女たち。久方ぶりの外出(・・)だというのに、揃いも揃って喘ぎ悶える。まあ、それも仕方がないかとエレンは飛ばしたカメラ越しから精霊たちへ指示を下した。

 

『指示するポイントに向かい、私の言うことをよく聞いて、行動なさい。もちろん、勝手な行動はできないようにしていますよ♡』

「い、今さら言われなくても、それくらいわかってるわよっ♡♡ ……お゛っ♡♡♡♡」

 

 インカムから伝わるエレンの声に目をキッと鋭くした琴里が、次の瞬間にはビクビクッと身体を震えさせる。与えたマスク(・・・)の裏側にあるモノを吸い込み、悶えてしまったようだ。

 

「メスちんぽザーメン……臭い、すごいですぅ♡♡」

「く、口と鼻に染み込んで、マリアちんぽ勃起しますっ♡♡」

 

 全員に与えたマスクの裏には、エレンの精液がベッタリと染み付き、ザーメンの臭いを鼻腔一杯に充満させる。

 有名人の美九の正体がバレないための救済措置だが、それだけでは調教にならないとエレンが与えてやった。無論、それだけではない。

 

「このコート、短すぎだし♡ ちょっと屈んだら……ひっ♡♡」

「緊縛♡ 縄とリボンがくい込んで……あっ、乳首とマンコのローターが震えていますっ♡♡ あ、あっ♡♡」

「おほっ♡♡ け、ケツマンコのバイブが震えて……や、やめるのだぁ♡♡」

「お、おまんこスースーするのじゃ……クリップで広げられて、うぅ♡♡」

 

 お揃いのコートは、裾丈が太股ギリギリに短く、その下は当然一糸まとわぬノーブラノーパン。惨めで無様な落書きを生肌には施し、縄が亀甲縛りで締め付け、乳首とマンコにはローター、アナルにはバイブ、コートの中で勃起するふたなりちんぽにはリボンの飾り付けが施されている。マンコはラビアクリップでおっぴろげにされ、しゃがみ込むどころか風が吹いても精霊たちの露出度は危ういものとなる。

 ちなみに、着用は本人たちにさせ、ローターのスイッチも持たせている。基本的にはエレン側のものが優先されるが、振動させる権利は彼女たちにあった。

 

「……? なんだ、何かの撮影か?」

「おいおい、まさかあのコートの下って……」

 

 そして何より、人目(・・)。普段はエレンやせいぜい社内の人間に見られる程度で済むが、外出となれば一般人の視線が迫る。

 揃いの丈が短いコートに、不自然に痙攣する大人数の少女たち。一箇所でのんびりしていればどうなるかなど目に見えていた。

 

「っ! みんな、行きましょうっ♡」

 

 ところどころで注目を浴びながら、琴里が先導して早足で移動を始める。幸いにも、少女たちを追うものはいなかった。

 

「……お、おい。前かがみになってどうしたんだ……?」

「お、お前こそ、な、何か変だ――――――」

 

 ――――追えないという方が、正しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ、ホントにここで……?」

『ええ。早くしないと、無粋な雄が来てしまうかもしれませんよ♡』

「っ……♡」

 

 デパートの男子トイレ(・・・・・)にたむろするコートの少女たち。わざわざこんな場所をして、することは一つしかないだろう。

 

「よ、四糸乃たちは、個室を使って♡ こっちは私たちが……」

『個室の扉を閉めることは許しません。開いたまま小便なさい♡』

「あ、あなたね……っ! う……っ♡」

 

 文句を言おうにも、風通しを悪くするマスクの中にあるモノの臭いでくらりと言葉が止められてしまう。

 

「琴里さん……私たちは、大丈夫です♡」

「むくたちは平気なのじゃ♡」

「ん……仕方ない、でしょ♡」

「……わ、わかったわ♡」

 

 それに、指定された幼い組も満更ではない(・・・・・・)様子で受け答えをし、琴里は頷いて準備を始めた。

 四糸乃、六喰、七罪は個室の便器に座り、正常なスタイル――と言ってもふたなりちんぽは勃起して、コートははだけているが――他は全員、並べられた男子用の小便器の前で服従のポーズ。

 

「じゅ、準備完了しました♡」

 

 コートの前を開き、手を頭の後ろで組んでガニ股で腰を突き出す。バキュームベッドのように固定されているのではなく、教え込まれたポーズを自らの意志で行う。

 ローターが貼り付けられた乳首に、柔肌は荒縄が痕になるであろう形で縛り、無様な淫語落書きを施され、ふたなりちんぽにはリボンを、マンコにはラビアクリップ、アナルにはバイブと尊厳を凌辱しきった姿。元の地位がどうであれ、彼女たちは奴隷精霊なのだと印象付ける光景に、エレンはフッと微笑を零してインカムから命令を下した。

 

『放尿を許可します♡』

『精霊マンコ、放尿開始します♡♡♡♡』

 

 ――――ぷしゃああああああああああっ!

 

 息の揃った宣言とタイミング。おっぴろげられたマンコの尿道から、美しい線を描き精霊たちの聖水が小便器を打ち据える。

 

「あぁぁぁぁぁぁ……♡」

「解放♡ おしっこ……放尿きもちいいです♡」

「こんな、屈辱的なポーズで……あぁ、マリアまんこが悦んでいます♡」

 

 皆、屈辱と羞恥が相まって至福の表情で膨大な量の濁り水を解き放つ。自由にできないからこそ、できる時の解放感は得難いもの。それが全員揃ってともなれば、安堵感の薄い男子トイレという極限状態が快楽を押し上げる。

 

「……気持ちよさそう、です♡」

「むう……♡」

「んくっ……だ、だめだめ……♡」

 

 十分卑猥なポージングで洋式トイレに用を足す少女たちが、開きっぱなしの扉から見える精霊たちの排泄に息を飲み、喉を鳴らしていたのが印象的だった。

 

 

「……あ、危なかったですぅ」

「間一髪って感じだねぇ」

 

 おしっこを済ませ、男子トイレから離れた精霊たちが見たのは、清掃員がトイレの中に入っていく姿。まさにタッチの差というものだろう。

 だが、のんびりしている暇はない。一箇所に留まれば、リスクが一気に上昇する。ただでさえ人気が多いデパートの中。精霊たちは足並みを揃えてデパートを出ようとする、が。

 

「……んきゅっ!?♡ お、おぉっ!♡♡」

「ち、乳首とおまんこのローターが♡♡」

「け、ケツマンコも動くのじゃ♡♡ むほぉ♡」

 

 その道を阻むように、全員に仕掛けられた淫具が振動し、何人かは前かがみに、もう何人かはしゃがみ込んでしまった。

 

「っ……しゃがんだ子を、隠してっ♡♡ んひっ!?♡♡♡♡」

「う、うんっ♡ ……おほっ、耶倶矢のケツマンコ震えてるっ♡♡♡♡」

 

 快楽で前かがみになりながらも、しゃがみ込んで中身が見えてしまいかねない子たちを囲んで守る。だが、前かがみでもリスクはある。折紙ですら悶え、反抗的だった耶倶矢も今や淫語の前に自分の名前を付ける〝癖〟がある。

 集団で移動し、エレンのイタズラにおかしなポーズで歩き、止まる。人間たちの訝しげな視線に晒されながら、精霊たちは必死に指示を守って移動を続ける――――着実に、培われた性的興奮を昂らせながら。

 

 

 

 オフィス街のビル影。今は人が多いとは言えないが、いつ来るかしれない。男子トイレ以上に解放感的で、完全な外気に触れられる場所。

 

『開帳なさい♡』

「い、いくわよ……いっせーのーで!♡」

 

 バッ! 精霊たちが長い横一列を作り、ガニ股でコートの前を開いて公開露出を行う。何度も言うが、誰が通りかかってもおかしくはない。

 

「……落胆♡ 夕弦は、こんな変態的な姿で……♡」

「私、アイドル失格ですねー……♡」

 

 しかも都合がいいことに、精霊たちが己の姿を認識できる窓ガラスまで用意されている。エレンの許しが出るまで、その調教され変わり果てた姿を自分たちに晒す。

 風呂場の鏡で己の姿を見ることとは程度が違う。あらゆる器具を着けられ、淫語で下品な落書きを施し、ふたなりちんぽをビンビンに(・・・・・)勃起させ、痙攣させる。

 

「み、みんな、泣いちゃだめよ……お願い、我慢して♡ ――――ひっ!?♡♡」

 

 言った琴里も限度を超えて涙を浮かべる。しかし、何かの音を聞いた瞬間に目を見開いて震え上がった。

 

「だ、誰か来てる……っ!?♡」

「お、お願いします♡ もう許してください♡ 直ちに移動許可を♡ このままでは……っ!!♡」

 

 複数の足音が近づいて、精霊たちの震えがピークに達する。気の強いマリアでさえ、涙を浮かべて頭を振って懇願。だが、命令が解除されない以上はコートを両手広げた姿で露出を続ける他ない。

 やがて、足音が近くなり、悲鳴すら上げられず精霊たちがもう駄目だと目を瞑った――――――

 

「な、なに――――おちんちん痛いよぉ!」

「漏れる、何か出るぅ!!」

 

 その時だ。幼い子供たちの悲鳴が、精霊たちの耳に届いたのは。

 精通。エレンの視点からは確認済みだが、四糸乃たち以上に幼い子供たちが股間を抑えて蹲る(・・・・・・・・)。彼らは精霊たちが発する臭いに当てられ、強制的に肉体の成長を無視した精通が完了した。

 

「え……あ……あたしたち、子供を――――あ、二亜ちんぽイクゥ♡♡♡♡」

「お、おっ?♡ おちんぽ震えて……な、七罪ちんぽザーメン射精()る♡♡ 私よりちっさい子精通させて射精するっ♡♡♡♡」

「お、折紙おちんぽ射精♡ 子供を精通させてイクっ♡♡♡♡」

 

 手を使わずに、精霊たちが次々に絶頂していく。ふたなりちんぽが激しく震え、ザーメンを吐き出して性集を一気に漂わせる。

 刺激らしい刺激はなく、露出と子供も精通させたという事実でふたなりちんぽから射精――――信じられないほどにエレンと同じ快楽が馴染んできた彼女たちに歓喜しながら、エレンはインカムに声を通した。

 

『命令解除。次のポイントへ移動なさい♡』

「了、解!♡ ごめんね……っ! 皆、今のうちに逃げるわよ!」

 

 未だ勃起したペニスをコートの中に隠して、琴里たちが声とは反対へ逃げる。本来ならしたことへの責任で手を差し伸べる子たちではあるが、そうできないだけの理由が多すぎた。

 けれど、これで理解を深めてくれただろう――――もう彼女たちは、矮小な世界の存在ではないことを。

 

 

 

 人通りの多い駅の構内。たっぷりと街を練り歩き、精霊たちはようやく指定のポイントまで息絶え絶えに(・・・・・・)辿り着く。ローターやバイブの刺激もあるのだろうが、顔の半分を隠すマスクの中身が薄まりつつあるのかもしれない。

 

「コインロッカー……あったわ!」

 

 次なる指示は、コインロッカーの中身を開いて物を受け取ること。指定ポイントの付近を歩き、琴里たちがそのロッカーを見つける。

 小型の戸が並んだ駅のコインロッカー――――その中に、明らかに異質な作りがあることがわかる。

 

「これ、私たちの名前が書いてある」

「でも……開きま、せんっ」

 

 並べられ、鍵がかけられたロッカーを手で開けようとする精霊たちだが、それで開く作りにはなっていない。

 それぞれの名前が記され、指定のものがそこにあることはわかる。だが開け方がわからない。困り果てた精霊たちに、エレンが再び指示を出した。

 

『着きましたね。そのロッカーは、あなた方の認証キーで開くことができるものです♡』

「認証キー……っ!!♡」

 

 気がつくだろう――――自分たちの太股に刻まれた、屈辱の証から栄誉に変わる黒いバーコードに。

 

『あまり時間をかけたくはないでしょう。制限時間は二分。それまでに開けなければ――――わかっていますね?♡』

「ひっ……み、みんなっ!♡」

 

 金的か、最悪の場合は服が消える(・・・・・)。エレンならやりかねない、と精霊たちは顔色を青ざめさせて個々のロッカーに向き合った。

 人通りが多い。しかも、ロッカーは丁寧に個々の足の高さギリギリに合わせられ、社内のものに比べて精度は遥かに劣る。果たして間に合うかどうか……エレンは、己の手で調教し愛を注いだ精霊たちを信じるのみだった。

 

「……今よっ♡」

『っ!!♡』

 

 人の流れが絶たれた隙を見計らい、人目を避けて精霊たちが一斉に足を上げる。

 バーコードが刻まれた右足を高く開いて上げ、股をI字におっぴろげて用意された認証用のキーセンサーに近づける。もちろんラビアクリップで広げられたマンコにバイブで拡張されたアナルは丸見え。

 

「はやくっ……早く開いてくださいっ!♡ 人が来てしまいますっ♡♡」

「困窮っ♡ どうして開かないのですかっ♡」

「も、もっと押し付けて……っ!♡」

 

 近づけただけでは反応がない。精霊たちはその柔らかい太股をセンサーに張り付けた。ふにゅ、と見た目だけで素晴らしい感触を感じられる肌肉の動きが起こり数秒、軽快な解錠音を立ててロッカーの鍵が一斉に開かれた。

 

『成功、よくできました♡ あと数秒でしたが、さすがは私の奴隷精霊ですね♡』

「ほ、褒められても、何にも嬉しくないし……♡」

 褒めることは忘れない。正しいこと(・・・・・)をしたら褒めてやる。それを鉄則とし、耶倶矢は憎まれ口ながらもマスクの下の頬が緩んでいる様子が見て取れる――――奴隷精霊であることを否定しない彼女たちに、エレンはさらに笑みを深めた。

 そして、開かれたロッカーの中には白濁液(・・・)が詰め込まれたペットボトルが置いてあった。無論、人数分満杯にある。

 

『マスクの精液が少なくなってきたでしょう? 替えです♡ あなた方を見て、興奮し、採れたての新鮮なザーメン♡ 余った分は、自由に使って構いません♡』

『…………』

 

 どっぷりと入れ込まれ、手に持つだけでその濃密な質量がわかるエレンのザーメン入りペットボトル。

 それがどれだけのモノかは、同じものをふたなりちんぽから吐き出せる精霊たちなら理解している。憤るわけでも、反抗の怒りを見せるわけでもなく、精霊たちは無言で(・・・)ペットボトルを手に取った。

 

「ふぁ……♡」

「エレンのザーメン、新鮮なザーメン♡♡」

 

 蓋を開けた瞬間、広がるザーメン臭を感じた彼女たちは恍惚とした表情でマスクを外し、薄くなった裏生地に初め以上(・・・・)の精液を塗りたくって身につける。

 

「……おっ!?♡♡♡♡」

「ザーメンマスク、頭おかしくなるのだっ♡♡ んくっ♡ 美味しい……♡♡」

 

 仇敵の汚物ではなく、自分たちに褒美を与えてくれる主人の精液。精霊たちの肉体はそう認識し、マスクを着けた瞬間快楽に打ち震える。中には精霊を舐め取り、飲み干すものもいた。

 

「身体に、塗って……あっ♡♡ 四糸乃ちんぽ勃起しちゃいます♡」

「折紙ちんぽにエレンザーメンを……おひっ!?♡♡ ザーメンでちんぽイクっ!?♡♡♡♡」

 

 身体に、ちんぽに、快楽物質を塗りたくる。精霊たちの肉体を維持し、より高みへ引き上げるザーメン。中身を全て使い、身体のあらゆる場所に染み込ませ、人目を忘れて射精。

 

「六喰ちんぽイクっ♡♡♡♡ エレンのザーメンで射精()るのじゃ♡♡」

「ロッカーにザーメンマーキングしますっ♡ 美九ちんぽイキますぅ♡♡♡♡」

 

 感極まった精霊たちのおちんぽザーメンは、ロッカーの中にぶちまけられていった。

 調教の成果が現れる。精霊たちの理性が沈み、快楽の渦に呑まれ始める――――屈服以外を許された精霊たちに、もはや止まるだけの思考は存在しなかった。

 

 

 

 

 

 4D映画というものがある。視覚と聴覚のみならず、匂いや動きなどを取り入れた大迫力の映画を見られるという話だ。もちろん、その遥か上を行く顕現装置(リアライザ)による技術を独占するエレンは全く興味を惹かれない。精霊たちも、今となっては同じだろう。

 

「ふーっ♡ ふっ♡♡ 耶倶矢おちんぽセンズリっ♡♡ こ、声に出ちゃう……っ!?♡」

「こ、こんなの、バレてしまいます♡ 無様落書き見られて、ふたなりちんぽまで見られて……みんなの人生が終わってしまうのにっ♡♡」

 

 上映中、座席の最後尾に立ち、精霊たちはコートの前を開けながらふたなりちんぽを扱き上げる。映画の音が大きく、座席が揺れ匂いもあるとはいえいつバレてもおかしくない極限を超えた露出オナニー。

 皆、声を我慢しようとするも染み付いた実況癖に引きずられ、喘ぎと共にはしたない言葉が次々に飛び出す。

 そしてエレンは、ローターとバイブのスイッチを全開にした。

 

「むほっ!?♡ ケツマンコえぐれるのじゃっ♡♡」

「琴里マンコだめっ♡ ローターぶるぶるしてるわっ♡♡」

「私のおっぱい揺れてますっ♡ 美九の勃起乳首震えてますぅっ!♡♡」

 

 全身を痙攣させながらも、指示されたことは止めない。勃起ふたなりちんぽを激しく扱き上げ、カウパーが滴り高速の手淫に導かれて、精霊たちが一斉に果てた。

 

『変態露出オナニー、精霊ちんぽイクっ!♡♡♡♡』

 

 重苦しく映画館に響き渡る美少女たちの絶頂ザーメン。

 同時に、映画は大音量と水が吹き出す演出が起こったことでバレることはなかった。しかし、最前列までたっぷり降り注いだザーメンの臭いと効能(・・)は誤魔化せるものではない。

 

「変な臭いしないか? ……それに、身体が……おかし――――――」

「っ!! 急いでっ♡」

 

 快楽の余韻に震えながら、全員が大慌てで映画館から逃げるように立ち去る。その背には騒ぎになり始めた声が聞こえている――――快楽の絶頂を振り撒いていることに気付かぬまま、精霊たちは必死に走った。

 

 

「駅のロッカーに変な液体が――――」

「映画館に――――それに街中で体調不良が――――――」

 

 街を歩く精霊たちの耳に、様々な噂話が飛び込む。なまじ、優秀すぎるくらいの聴覚を持つ精霊たちであるため、一度意識してしまえば嫌でも耳に入るのだろう。

 世界が再び、異物として精霊たちを拒絶する声。けたたましいサイレンの音。

 

「……ひっ、く……う、うぅ♡♡」

「諦観。……夕弦たちは、もう……♡」

「諦めちゃダメよ……どんなに否定されても、私たちは……っ!♡」

 

 精霊は、世界から拒絶される存在。一度は否定され、救われた精霊たちは今再び世界という愚か者(・・・)に拒絶を受けようとしていた。

 

『周りの言葉など、あなた方には不要ですよ♡』

『あ♡』

 

 それを今度は、エレンが救う。まだ精霊たちの良識や未練を取り払うには足りない。世界の愚かさを思い知らせるためには、もっと大掛かりで理解がしやすいものが必要だ。

 だからこそ、今は布石で構わない。緻密な積み重ねこそ、精霊たちを心の底からエレンの手に堕とす大切な儀式なのだから。

 

『あなた方が否定される謂れなどありますか? あなた方ほど美しく、優しい者たちはいない。それを否定するゴミ共の言葉など、価値の一つもありません♡』

「ゴミ、なんて……っ!」

『ゴミです。せいぜい、我々を見て見て崇めることしかできない。理解できない人間に価値はありません――――さあ、そのような声を気にせず、調教を進めましょう♡』

『っ……はい♡♡』

 

 今は良識を秘めたままで構わない。それを秘めて、羞恥を感じることも楽しめるだろう。しかし、彼女たちはいずれ思い知る、エレンが正しいことを知るはずだ。

 そして――――得難い快楽に、精霊たちは欲求の覚醒を促されていた。

 

「……おほっ♡♡ ケツ穴が震えて、気持ちいいのだっ♡ ケツマンコの肉がえぐれて、イクっ♡♡♡♡」

「はぅ♡ あたしの処女まんこの中でぶるぶるしてる……これ、すきっ♡♡」

 

 騒ぎになり始めた街を闊歩しながら、精霊たちはローターとバイブの快楽に喘ぎ、達する。

 エレンは何もしていない(・・・・・・・)。映画館を出た付近から、エレンではなく精霊たちが(・・・・・)持たせたスイッチを入れ、絶えず刺激を求める。

 段々と身体が屈折し、下から僅かでも覗かれれば卑猥な女体が外部に晒されてしまう。それを厭わず精霊たちは快楽を求め、マスクの下の表情を歪ませる。だが、エレンは敢えて(・・・)上位権限によってローターとバイブのスイッチを切断した。

 

「あ、れ……?♡」

「ケツ穴のバイブ、動かなくなっちゃいましたぁ……♡」

「おっぱいも、おまんこもじゃ……♡ 壊れたのかの♡」

 

 一斉に停止した淫具に首を傾げ、さらにもどかしさ(・・・・・)を感じて身を捩らせる。常に感じていた頼もしいまでの刺激を取り上げられ、焦らされた精霊たち。

 

すみませんでした(・・・・・・・・)♡ 少々虐めすぎましたね。さ、次の指定ポイントへ向かいなさい♡』

『…………はい♡』

 

 あからさまに沈んだ声音と、もどかしく捩られるコートの下の肢体。淫靡と可愛らしさの融合に、エレンは常に最大の興奮を維持し、今すぐにでも精霊たちを抱きにいきたくなる。しかし、まだまだ早い。摘み取るのは、今以上に最高の瞬間でと決めている。誰が決めた――――エレンの中にある欲望(・・)が決めたことだ。

 

 指定したのは先ほどとは別のロッカーだ。そこに辿り着いた精霊たちは、辺りを見渡して熱の篭ったマスクの下で甘い吐息を零した。

 

「……誰も、いません♡」

「そうね♡ 都合が……いい、わ♡♡」

 

 誰もいない、人気のない場所に設えられたロッカー――――その声音に滲む落胆の変化すら、エレンの快楽だった。

 認証キーをロッカーに翳す。無論ポーズは同じだが、先ほどよりスムーズかつ興奮度が高い(・・・・・・)

 

『鍵を開いたら、ローターとバイブを外しなさい♡』

 

 次の指示を発する。日が傾くまで装着していたローターとバイブ、それを外させる。

 

「ふんんんんっ♡ おケツマンコのバイブ、排泄します♡♡」

「んっ♡ んっ♡♡ マリアまんこからローターを取り出しますっ♡♡」

 

 エレンは〝外せ〟としか指示を出していないのだが、精霊たちは自然と命令を完璧に受けられるようになっており、各々マンコとケツ穴のローターとバイブを力んでひり出し、乳首のローターも取り外す。

 

「むぅ……♡」

「……♡」

 

 愛液をたっぷり吸って光るそれらを、開かせたロッカーの中へ。どこか名残惜しそうな彼女たちの視線が印象的だった。

 だが惜しむことはないとエレンは微笑み、声を発する。

 

『次はそれ(・・)をケツ穴に着けなさい。その場か、公衆トイレを使うかは任せます♡』

 

 精霊たちの手に渡ったのはアナルフックのベルト(・・・)。アナルを広げて固定してしまう淫猥な道具。調教されている彼女たちにとっては負担にすらならないが、恥辱で躊躇いを感じるものだった(・・・)

 

「ん……ぎぃっ♡♡ ケツマンコ開帳される♡」

「ケツ穴広がって、風が通って……今までにない快楽を学習できます♡♡」

 

 しかし、少女たちは手にしたベルトをその場で(・・・・)付け始める。腰と太股に皮のベルトを巻き、ケツ穴を開き四方からその肛門を開いて固定。当然、ノーパンで短めのコートの下には開帳された赤肉の蠢きがさらけ出されている。

 コートを境にして魅惑の太股を彩るベルトに、腸壁を見せびらかすアナルフック。拡張された立派な尻穴を揃える精霊たちに、我慢していた鼻息が荒くなっていることをエレンは自覚していた。

 

『ふっ♡ ふぅ……♡ 素晴らしい♡ 次のポイントへ向かいましょう♡』

 

 まるでエレン自身まで露出に感じているような一体感。着々と、エレンと同等の領域を得て快楽の素晴らしさを感じ始めている精霊たちに歓喜。けれどまだ極まるのは早いと、早漏の自分自身を戒める。

 

「あっ♡ あっ♡♡ ケツ穴に風が来て、六喰ちんぽイクゥ……♡」

「摩擦♡ コートの裏地に夕弦のおちんぽ擦れます♡♡ ああ、ああ……♡」

「ふ、ぁ♡ 上からおちんちんいじるの、いい♡ 皮と擦れて、七罪ちんぽイクっ♡♡♡♡」

 

 もう何度目か。少し前から、コートの下で躊躇いがなくなった精霊たちは各々の快楽を楽しんでいる。

 街中でケツ穴を開く快感。直腸へ滑り込む風の刺激という未知なるものに六喰は絶頂。夕弦はコートの裏地に、七罪は上から手でふたなりちんぽを弄び果てる。

 

「み、みっきー、いつもこんな気持ちいいことしてたんだ♡ おほっ、二亜ちんぽイクっ♡ 見られてイクゥ♡♡♡♡」

「えへ、えへへ……今同じことをしたら……もっと気持ちよく……あっ、美九ちんぽイキますぅ♡♡♡♡」

 

 露出羞恥の限界を超えたことで、コートの中で射精。衆人環視の中で、意図しない視姦の状況を作り出し、コートの裏地をザーメンでベトベトにしていく。

 

「お洋服の中、いい臭い……あっ、四糸乃ちんぽザーメン射精()ますっ♡♡♡♡」

「琴里の臭いが、するっ♡ 凹凸イボちんぽまたイクゥ♡♡♡♡」

 

 コートから漏れ出る精臭(・・)。極上の香しさを自分で、あるいは他の子から。性欲が高まった少女たちの発情をさらに加速させる。

 精霊たちは気がついていないが、少女たちが歩いた道には夥しい量の精液と愛液が道を使っていた。それでバレずに済んでいるのは――――――

 

「う、うおおおおお……おっ!?」

「い、いやぁ……あひぃっ!」

 

 街中に伝染する悲鳴で、それどころではないから、だ。

 

「ふふ……あはははははっ♡」

 

 堪らない。監視室でエレンは声高に笑い、立ち上がった。夜も耽け、そろそろ引き上げ時――――試す(・・)にはいい機会だと、エレンは映像を見ながら移動(・・)を始めた。

 

 

 

「風が、強い……ですっ♡」

「コートが風で捲れて、押さえていなければ……あっ♡♡」

 

 歩道橋の上。コート一枚の下には一糸纏わぬ、しかも卑猥な飾りが施された少女たちが歩いている。

 夜で風が強くなり、油断すれば一瞬でコートが捲られてしまう感覚を楽しみながら(・・・・・・)、歩道橋の中央で横一列に並び――――――

 

『っっっ♡♡♡♡』

 

 開帳。もはや彼女たちは、昼間の露出羞恥に悲観していた少女たちではなかった。

 亀甲縛りの縄と淫語の落書き、勃起した乳首と可愛らしいリボンが結ばれたふたなりちんぽをひけらかす変態奴隷精霊たちがいた。

 

「あはっ♡ いっぱい車通って……あたしの姿、見られちゃうかも♡♡」

「人々も、いるのじゃ♡ むくたちのはしたない格好、見られてしまうのじゃ♡♡」

 

 高所とはいえ、下には疎らな民衆と車が過ぎる。精霊たちの眼下には、破滅をもたらしてしまう可能性がある。

 見られているのかもわからない。極限の露出羞恥に、精霊たちの手は無意識にその絶対快楽をもたらしてくれるものに向かっていった。

 

「あっ、あっ、あっ♡♡ 六喰ちんぽセンズリするっ♡♡ むくは、露出オナニーするド変態なのじゃっ♡♡」

「え、AIの私がこんな無様で恥ずかしいことを……あっ♡ 機能リミッター解除……ご、ご褒美きましたっ♡♡ マリアちんぽシコシコしますっ♡♡♡♡」

「皮が風に揺れて、ん……はぁ♡♡ なんで、なんでセンズリ止まらないのよぉ♡♡ この不細工ちんぽきもちいぃ……っ♡♡」

 

 一人、また一人と堕ちる。エレンの指示にないことを自主的に、次第に精霊全員がふたなりちんぽを両手で扱く。歩道橋の手すりから巨根だけが間抜けに飛び出し、彼女たちの無様さ、そして快楽を自ら得なければ耐えられない身体の状態を顕にしていた。

 強い風に揺られる冷たさすら快楽。吹き荒れるものに負けない猛々しいふたなりちんぽを擦り上げ、露出の快感を存分に活かす。

 絶頂が近い。合わせ(・・・)を行える精霊たちへ向け、エレンはご褒美(・・・)の号令を鳴らしてやった。

 

『全員――――失禁なさい♡』

 

 ビクンッ。エレンの声に寸分違わず裸体を跳ねさせ――――――

 

『精霊まんこからおしっこ、精霊おちんぽイクっ♡♡♡♡』

 

 ――――ぷしゃあああああっ! ブピュルルルルルルッ!!

 失禁絶頂。マンコからお漏らしをすると同時、ふたなりちんぽが一気に膨れ上がりザーメンをぶちまける。

 

「お゛おっ♡♡ お漏らし射精しているのだっ♡♡ 十香マンコからぷしゃあっとおしっこ出て、十香ちんぽからビュービューせーし射精()ているのだぁ♡♡♡♡」

「こんなのダメなのにっ♡ 司令官失格の無様排泄絶頂してるっ♡♡ 琴里おちんぽ悦んでるわ♡♡♡♡」

「は、恥ずかしくて死にそうなのに、耶倶矢ちんぽビンビンに勃起して……あああああっ♡♡♡♡」

 

 歩道橋の手すりを軽く超え、あるいは隙間から落ちる濁り水と白濁液。車のライトやビルの明かりに照らされ、11人分のお漏らし射精がキラキラと光り、滝の如く夜空を彩る。

 至福の快楽。これまでにない絶頂感に理性がドロドロに溶け、倫理が砕ける。いけないことだとわかっているのに、教え込まれてしまった快楽の幸福に言葉は屈する。

 極限の羞恥露出。恥ずかしさで顔や耳を真っ赤にし、それでも興奮が止められない。恥ずかしいと思いながらも、下品な露出放尿射精が止まらない。

 美しい。その羞恥心を残したまま、調教するのが堪らない。

 

『移動は自由になさい。ただし――――服従の姿勢は忘れずに♡』

 

 そして、エレンの声が精霊たちの耳に届き――――プツンと、インカムから通信が途切れた。

 

「ふぇ……?」

「え、エレンさん、聞こえますかー?」

 

 失禁射精絶頂の余韻に浸り、騒ぎになる前に歩道橋を降りようとしていた精霊たちから不安の声が上がる。あれほど忌み嫌っていたエレンの指示が届かなくなった途端、精霊たちが不安を感じる。

 その堪らない愛おしさ。快楽という逃れられない甘味を与え続け、あれほど気高く美しい精霊たちがエレンに依存を始めた証拠に興奮しながら、彼女たちの頼みの綱(・・・・)を剥ぎ取る。

 

「あ……いやぁっ!」

「こ、コートが、バラバラに……っ!?」

「みんな、走って! こっちよ!」

 

顕現装置(リアライザ)を遠隔で操作し、コートを解体することにより精霊たちの衣服が消える。

 短いとはいえ、上半身の惨状を隠してくれていたモノが消えたことで、精霊たちの羞恥と焦りが復活する。

 卑猥に縛られた裸身を晒し、ケツ穴を開かれたまま人目を避けて走る。勃起ちんぽの重さを忘れ、あるいはそれほど精霊の力が戻りつつある(・・・・・・・・・・・)彼女たちが胸や股間を揺らして身を隠したのは、近場の橋の下だった。

 

「こ、ここなら……♡」

「……あ、命令、守らないと♡」

 

 ――――身を隠せた安堵感より、命令に背く焦燥感が勝る。

 橋の下の暗がりに並び、契約がある限りは有効だと美しさと無様さが昇華されたガニ股の服従ポーズを取る。

 見られているかもしれない。守らなければ、自分だけではなく皆がお仕置されてしまう。守ってさえいれば、エレンは必ず約束を守る。

 以前のエレンでは絶対にできなかったことだ。精霊たちが誠実である限り、エレン・メイザースはその名に誓って自分なりの誠実さを貫く。

 数分。露出羞恥に興奮し、赤面した裸体をひたすらガニ股で晒す精霊たちの鼓膜を、足音(・・)が震わせる。

 

「だ、誰か来たっ♡」

「静かにっ♡ 喋っちゃダメよ♡」

「で、でもぉ……♡」

 

 足音が近づく。エレンからの反応はない。逃げようにも、これ以上動けば本当に見つかってしまう。

 

「ひっ……♡」

「おちんぽ、こんな時でも勃起して……♡♡」

 

 見つかってしまうかもしれないという恐怖感。見つかるかもしれないという快感(・・)

 今度こそ、これ以上はないと思えるスリリングな快楽にマスクのみが隠す手段の精霊たちの貌が歪み――――光に照らされた。

 

「ま、眩しい、ですっ♡」

「あ……ああっ♡♡ 見えてる、のじゃ♡♡」

 

 暗闇の中、逆光で現れた人間の姿はわからない。逆に光に照らされた精霊たちの姿はよく見えていた。

 全裸で卑猥な落書きをされて、秘部と肛門を大きく拡張され、ふたなりちんぽをリボンで飾った絶世の少女たちのガニ股服従の姿。

 さらに、光の向こう側からシャッターが切られた。

 

『〜〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡』

 

 人生が終わったかもしれない絶望的な興奮。写真を撮られているという事実に裸体が痙攣し、ふたなりちんぽが震え――――逆光がズレて、精霊たちが全裸の(・・・)エレンを目視した。

 

『あ――――精霊ちんぽイ゛グゥゥゥゥゥゥゥゥッ!♡♡♡♡』

 

 露出の興奮。失禁の羞恥。そして見られるかもしれない瀬戸際の恐怖快楽に、エレンであったことへの安堵感。

 羞恥と興奮だけで、精霊たちは触れずして絶頂射精をぶちまける――――理性の枷が砕け、破壊された音だったのかもしれない。

 

「待たせて申し訳ありません。迎えに来ましたよ♡ あなた方の頑張りに応え、私も同じだけの羞恥を感じようと思いましたが、気持ちがいいものですね――――本当に、よく頑張りました♡」

『ありがとうございますっ♡♡♡♡』

 

 労いの言葉に、全員が反抗心を眠らせて感謝を述べる。

 それは紛うことなき歓喜の感情。エレンに褒めてもらえたことを、悦んでしまっている。再び射精し、小便の音までしている。所謂〝嬉ション〟というものだが、その素晴らしき開花にはエレンも答えねばなるまいと、精霊たちに負けない勃起を見せるメスちんぽの掲げた腰を落とし、自らも無様なガニ股で宣言した。

 

「私はあなた方の主人ですっ♡ 同じ快楽を求めることで、嘘偽りがないことを証明して見せましょう――――メスまんこ放尿、メスちんぽイクっ♡♡♡♡」

 

 ――――ぷしゃっ、ブピュッ!!

 

 無様な失禁射精。エレンの貌が精霊たちの前でアヘ顔に歪み、最高に気持ちがいい失禁絶頂がお披露目される。

 もう耐える必要はない。エレンがどういう人間なのかは、一人一人濃密な夜を過ごし教えている。さらにこうして教えてやるのだ。この快楽は素晴らしきものだと。恥ずかしさも快楽であると。自分たちが同じモノを求めることは許されるのだと。

 エレンの下にいれば得られる。その上、二人を救うことが出来る(・・・・・・・・・・・)。思考と目的が矛盾する。しかし、世界の拒絶の片鱗に触れ、絶望的な快楽に犯された彼女の中から――――――

 

「――――エレン、さま♡」

 

 確かに、それは聞こえてきた。

 

 

 

 ――――最後、エレンは顕現装置(リアライザ)に何の命令もしていなかった。暗示も解いていた。

 逃げようと思えば、精霊たちは逃げ出せる状況にあった。けれど、試そうともしなかった彼女たちはそれに気づくことはない。

 誰がそれを責められよう。誰が彼女たちを救えよう。責任を皆で背負う彼女たちの美しさは、故にエレンの指示を本人たちの意志で実行するに至る。

 大切な者を救うため、大切な者と同じ楽土に堕ちる――――精霊たちと愛し合うため、次の楽しみにエレンは夢を馳せていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「士道さん、そのお力で何かしようとは思いませんの? たとえば、世界征服などいかがでしょう」

 

 水飛沫と潮風。眺める水面が切り裂かれ、デッキから空を見上げれば海鳥たちが鳴いている。

 心が和む、あるいは感動する、だろうか。余計なことばかりを考えるようになった士道の心が僅かばかりの安らぎを覚える中で、隣で海を眺める狂三の問いかけに目を丸くして返す。

 

「狂三にしては俗っぽい質問と考えだな……流行りか?」

「あら、あら。わたくし、実のところ私欲に塗れた女ですのよ? 士道さんの欲望を利用して、世界を滅ぼすつもりかもしれませんわ」

「どの口が言ってんだかね……」

 

 士道からすればお人好しの塊みたいな少女――たとえ人を屠る悪行を忘れないとしても――のおどけた態度にため息を零してしまう。

 

「何かって言ってもな……俺が制御できる力じゃないだろ、これ」

 

 過ぎた力は身を滅ぼす。定番であり王道であり、決して間違いではないと士道は考えている。

 そして、おかしな力を得たからこそ、その考えは強くなった――――これに呑まれたら、士道は士道でなくなってしまう。

 

「さて、さて。案外簡単かもしれませんわ。興奮を感じる者のためならば、何でもできる力と解釈することも可能ですもの」

「性的興奮をそこまで屁理屈こねるのかよ――――いらないよ。俺は、みんなと一緒にいられることが好きなんだ」

 

 ――――その中に、狂三にいて欲しいと願っていた時もあった。

 今は、どうなのだろう。口ではこう言いながら、士道は何を望むのか。この関係が終わりを告げるその日に、それまでに士道は何を狂三に返してやれるのだろう。

 

「……逆に狂三は欲しいのか、世界」

「そのような抽象的なものはいりませんわ。必要以上の領域など、邪魔なだけですもの」

「だよな。ていうか、世界を創り変える方が似合ってそうだし」

「き、ひひ――――案外、的を射る表現かも知れませんわね?」

「え……?」

 

 トン、トン。美しい足先の音が鳴り、くるりくるりと狂三が踊る。士道を魅了する蠱惑的な夢魔の笑みが青空の下で、咲き誇る。

 

「願いを叶えることには責任が伴う。鉄則であり、忘れてはならないこと――――欲望が大きな士道さんだからこそ、力はその程度で済んでいますわ。それも、お忘れなきように」

「大きいから、暴走するんじゃないのか?」

「いいえ――――精霊と穏やかに過ごすなどと小さくも大それた欲望によって、御されているということですわ」

「……矛盾してるな」

「ええ、ええ。矛盾がなければ、欲望ではありませんわ」

 

 哲学的なことを言う狂三が、肩を竦めて歩き出す。それについて行きながら、士道は思案する――――これで抑え込めているというのなら、いっそ士道は死んだ方がマシな存在なのだろうと。

 

「――――うええええんっ! 少年、くるみん! カジノでお金擦っちゃったああああああっ! あたしのお金ぇぇぇぇぇぇっ!」

「ちなみに、二亜さんは間違いなく持たせてはいけない側ですわ」

「うん、それはわかる」

 

 クルージングの発起人でありながら、凄く情けのない悲鳴を上げて走ってくる二亜に向けて、二人揃って仲良くため息を吐いた――――死んだ方がマシで、死んでしまいたいと思っているのかもしれない。

 それでも、この時間を得てしまう士道の心は、どうしようもなく矛盾していた。

 

 

「あら? 止まってしまいましたわね?」

「え゛。それフリーズ演出じゃ――――――」

 

 ……本人曰く、肝心なところ以外は幸運らしい狂三の体質が知れたりしながら、士道たちは二泊三日のクルージングを楽しんだ。

 

 

 






エレンと精霊の同衾?私以外に誰が考えると思います????もうどういう形でもいいから精霊たちに優しくしたくなってるから困る。

普段はやれないえげつないお下劣調教も私の限界まではやりたい放題。なぜなら夢どころかどこの並行世界探してもない時空だからね!スレイヴ組も一時の平和を満喫中。士道くんの能力も改めてドン。欲望と好意によって暴れながら御する力というのは厄介であり、頑固者の士道くんだからこそマシレベルですね。あくまでマシ、良いとは言ってません。そらまあ士道くんからすれば大好きな精霊たち襲っちゃうクソみたいな力ですし……積み重ねて何とか折り合いつけたオーバードーズ時空が平和だなぁと。
割と台詞の提供は多量に求めて答えてもらっているので、私一人だと絶対この速度で書くの無理です。プロット纏めてもらって沿って書くとこんなに違ぇんだなとこのシリーズで思いました。基本的現地肉付けノリ型なので……だから文字数増えたんだが?が多発したりするんすよね。

感想、評価、リクエストなどなどお待ちしておりますー。今回の合作リクエストに着いてこられてるのびっくりしてます。まだまだ加速はしていきますが、最後まで読めたら私が考えて書くやつ程度なら幾らでも読めるんじゃないかな……士道くんに腋毛生やされちゃった夏制服琴里とかニッチなもの思いついたりはしてますけれど。あとリクも溜め込んで大変だぁしてますけれど。まあなんだ、気長に待っててくださいまし。

ではではまた次回〜


二部、後編。さあさあ精霊たちの命運は如何に?お下品無様が加速するこのシリーズ。存在しない物語だからこそエロ特化をお楽しみに!
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