※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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リクエストより、七罪と四糸乃。暴走回、ですかねぇ。ふたなりとアナル責めありますのでご注意を……なんでこうなったんだ?(困惑)





65話(七罪、四糸乃)

 

 

「ん……ふぁぁ……」

 

 我ながら間の抜けた声。まあ、愚図な私に相応しいか――――などと自虐しながら七罪はベッドからムクリと起き上がる。

 今日の予定。楽しみ……ではなく、煩わしい地獄の学校があると笑み……ではなくげんなりとしながら起き上がり、

 

「……あ、そっか」

 

隔離部屋(・・・・)を見渡して、それどころではないことに気がついた。

 

「私――――軟禁されてるんだっけ」

 

 七罪。後ろ向きな性格が極まり、外に足を向けない領域に辿り着いた女となった。

 

 

 

 

 というのは、もちろん冗談である。

 

「……頭、ボーっとする」

 

 熱が酷い。視界がぼんやりとして、けれど意識はハッキリしている。だけど頭がボーっとしている。とんだ矛盾しか七罪の身体には存在していない。

 正確には、七罪ではない七罪(・・・・・・・・)が浮き上がってくる。だから七罪(理性)はぼんやりとして、七罪(本能)はハッキリと主張をしていた。

 

 何を? ――――誰かを、犯せと。

 

「士道、こんなのいつも耐えてるわけ……? いや、耐えられてないのか――――士道でダメなら、私がどうしろって話しよね」

 

 もしくは、耐えていてアレ(・・)なのか、だ。そう苦笑いする間にも、頭痛が強まって七罪は煩わしい前髪を掻き上げた。こうして独りごちて、何かを意識していないと途端に持っていかれそうになる。そうなったら、せっかく用意してもらったこの部屋も意味がなくなってしまう。

 切っ掛けは、特にない。あるにはあるのだが、気がついた切っ掛けは些細なことだった。あの時は、琴里が相手だったか。

 

『七罪?』

『あ、れ――――琴里って、そんなに色っぽかったっけ?』

『……は!?』

 

 ――――今思い出しても死にてぇぇぇぇぇ!!

 

 まあ、そういうこと。何がそういうことなのだと自分に問いかけたところで解決はしない。ただ、偶然一緒にいた琴里の貌、チュッパチャプスを舐める口、自分などと違い正当に華奢だと言える手、足――――全てが見ていて、妙に唆られる(・・・・)というだけの話だった。

 言った七罪、言われた琴里。どちらも〝おかしい〟ということを悟り、精密検査をし、今に至る。

 

 診断結果、暴走霊力との経路(パス)が強まったことによる欲求の爆発的な暴走状態。つまるところ、士道と同じ(・・・・・)症状が七罪にも現れたという話であるらしい。

 らしいというのは、その直後に七罪が自らの隔離処理を提案したことで深く話を聞かなかったから、知らないというだけ。一応、隔離後に診断書は送られてきたのだが、読んだところで辟易するだけだと部屋の片隅に放置してあった。

声を聞くだけでも危ない(・・・・・・・・・・・)。咄嗟に判断できた七罪自身、初めて手放しで自分を褒め称えたい気持ちになった。どう考えても速攻で処理を行った琴里の成果だ、と冷静な七罪が指摘をしてお流れになったのだけれど。

 

「てか、なんで私だけ――――わかった、〈贋造魔女(ハニエル)〉だわ。士道の〈贋造魔女(ハニエル)〉乱用罪のせいに違いないでしょ。私の〈贋造魔女(ハニエル)〉で何してくれてんのよもおぉぉぉぉぉぉっ!」

 

 わーわーとベッドの上で騒ぎ立てるも、当の本人は反応したりしない。してもらっても七罪は困るだけなのだが。

 有機物、無機物を『変身』させる天使〈贋造魔女(ハニエル)〉。言わずもがな精霊である七罪の力であり、士道がプレイ(・・・)で幾度となく扱ってきた主と違ってマルチな利便性のある天使。実際、七罪の前でも幾度となく使われ、色々と気持ちよ……地獄を見た経験はあった。

 士道と同じ症状が七罪に――聞いた話では琴里にも似たようなモノがあるらしい――現れている。これは間違いなく〈贋造魔女(ハニエル)〉乱用罪のせいだ。そうに違いない。これが終わったら責任を取ってもらわなければ。でも今の士道の責任ってちょっとヤバそう――――などと意味のない八つ当たり気味な思考を振り払い、枕に顔を突っ伏した。

 

「……人のせいにしても、意味ないでしょ」

 

 原因は不明だと聞いている。だから、先の想像はあくまで妄想の類でしかない。というより――――もしそうだとしたら、七罪が罪悪感に苛まれるだけだ。

 いいや、正確には罪悪感に苛まれる士道を見て、七罪がいたたまれなくなるだけ。いつだって、七罪は自己保身に走ってしまう人間なのだ。だから、原因の究明などしない方がいい――――士道が悲しむ顔を、見たくなどない。

 

「けど……どうした、ものやら……よ、ね……」

 

 思った以上に士道に惹かれている自分自身。きっと彼なら、どうであれ責任を感じてしまうであろうこと。様々な想像が脳裏に去来するも、それ以上は形にならない。

 熱い。脳髄と思考が焼け焦げて、言葉すらままならなくなる。身体の熱が、求めている。己の裡に秘めたモノを解放しろ。思うがままに力を使い、七罪が想う誰かを――――皆を蹂躙しろと。

 

「あ、ぁ……う、っさい……!!」

 

 理解はできる。これは士道を苛む霊力暴走の模倣(・・)だ。しかし、理解ができたところで止められるものではない。

 隔離されて、七罪が頭に思い浮かべる人たちから遠ざかって、それでもなお頭が痛い。一秒後にはこの手に天使を握り、この強固でありながら七罪にとっては脆弱でしかない部屋を出て、誰かを見つけてこの手に――――怖い。

 

「は……はは、あはは……なに、これ」

 

 怖い。怖い、怖い、怖い――――ただ、恐ろしい。

 自分であるはずなのに、自分でなくなる。

 自分の意志であるはずなのに、自分の意志じゃない。

 快楽への期待と、それを求める恐怖で七罪は顔が引き攣った。ただでさえ醜いのに、また醜くなった。もう、言葉を吐き出すことも気を晴らしてはくれない。それどころか、考えたくないものをいつの間にか口にしてしまいそうだった。

 どうする。どうする。どうすればいい。これでは解決しない。士道はどうしていた。初めは、どうしていた。

 

「――――七罪さん」

「――――――――」

 

 ああ、そうだ――――寄り添う者(生贄の雌)がいた。

 自然的なウェーブのかかった髪、蒼色の瞳。小さく、しかし不健康ではない幼さの体躯。この世の愛らしさを凝縮した面。

 何もかもが七罪の理想。変身した自分ではなく、幼いままにあるのなら、琴里や六喰を含めながら彼女のことを考える。

 その贄は、そこにいた。この欲望にとって男女の差は大したものではない。それが尊き想い、友情であれ――――溢れ出す情欲は、等しく主を掻き立てる。

 

「七罪さ――――」

「来ないで!!」

「っ……」

 

 厳重に、それこそ何重にも重ねられた扉から姿を表した少女、四糸乃。近づいてこようとする彼女に、七罪は激しい拒絶をした。

 睨み付ける。それだけでは辞さない。物を投げる覚悟さえあった。四糸乃に怪我を負わせてでも、七罪は彼女を追い返さなければならない。過剰と思えるほど、本来の七罪は四糸乃が傷つくことを容認できない――――だから七罪は、絶望的なまでの欲求に苛まれていると己の理解できる。

 

「なんで来たの。帰って」

「放って、おけません」

「帰ってよ」

「帰りません」

「っ――――帰れ!!」

 

 形振り構わない。乱暴に辺りのものを投げつけて、七罪は前も見ずに叫びをあげる。

 今、四糸乃の姿を見てしまったら最後――――もう七罪は、止められない。

 

「四糸乃に来られても迷惑なの! だから帰って! 出ていって!! ここから出てけ!! 私の前からき――――っ!!」

 

 息が止まる。その一言は、出したくない。けれど、出さなければ。あの四糸乃を止めるには、その覚悟が必要だ。

 七罪と士道は決定的に違う。今の士道は踏みとどまれる。だけど、この欲望を初めて受け止める七罪には無理だ。

 

「私の、前から……――――ぁ」

 

 ――――ああ、ダメだわ。

 

 言えない。言えなかった。言いたくなかったという言い訳で、七罪は受け入れてしまった。

 目の前に、七罪にとって最も愛おしい少女の貌が迫る。

 

「どんな七罪さんでも――――私は、受け入れます」

 

 鮮やかな色。七罪が欲しい色彩。深く繋がり合う唇の感触。

 柔らかい。愛おしい。もっと寄越せ――――この色を染めて、壊してしまいたい。

 

「そう――――四糸乃は、私なんかに壊されたい(・・・・・)の?」

「…………」

 

 心で思ったことが、思考したものが言葉になる。

 高揚感。今からこの少女を、美しい瞳で七罪のことを信じきった少女を、七罪のことを想う大事な、大切な、愛する友人を――――――

 

「いいわ。それなら思う存分壊してあげる。私が望むままに愛してあげる――――〈贋造魔女(ハニエル)〉」

 

 ――――心ゆくまで、壊して(愛して)しまおう。

 

 

 

「気分はどう、四糸乃」

「……恥ずかしい、です」

 

 正直で可愛らしい――――まあ、壁に埋められて(・・・・・・・)、全裸にされた羞恥が先に来るというのは、七罪への強い信頼を感じてフッと笑みを浮かべてしまうものだが。

 服を剥ぎ取り、〈贋造魔女(ハニエル)〉を使って四糸乃を壁に埋めた。と言っても、全身を生き埋めにしているわけではない。

 壁を変身させて拘束具のように扱った。七罪の背丈にちょうどいいくらいの位置に、まんぐり返しに近い状態で壁拘束。曲げられた膝や腕が壁に挟まれ、手の先は顔の近く、細い足の太ももより先は壁の向こう側に隠され、正しくまんぐり返しで固定。

 極部を出しながらの壁拘束。四糸乃の可愛い貌も、ほんのりと膨らむ胸、ぴたりと閉じた秘部、僅かに蠢く尻穴。全て七罪の意志で弄ぶことができる。

 

「こんな格好で恥ずかしがって、四糸乃は本当に可愛い……羨ましいくらいに、可愛い」

「っ……」

 

 貌に触れれば赤面し、息を呑む。手も足も動かせない。顔を僅かに動かすことしか叶わない。

 四糸乃が危機を感じて意見を翻そうと、七罪に懇願することでしか動くことができない。姿が意味するまま、四糸乃は七罪に管理されている。堪らない――――泣き叫んで許しを乞う彼女の姿を想像し、その得難さに醜悪な笑みが零れる。

 

「嫌なら嫌って言って、私に頼んでいいのよ。言っておくけど、私は士道より性格悪いからね?」

「大丈夫です……私は、七罪さんを信じてますから」

「……四糸乃をこんな目に合わせるような女を、ね――――優しすぎるのも、どうかと思うわよ」

 

 それが四糸乃の美点であり、愛おしいところでもあり――――壊してしまいたいモノでもある。

 七罪は士道より性格が悪い。そして士道の欲望を模倣(トレース)した七罪は、彼と同じことができる。

 

「【千変万化鏡(カリドスクーペ)】――――〈破軍歌姫(ガブリエル)〉」

 

 千変万化の名の下に。オリジナルに及ばないことすら士道と同じ。

 音の天使〈破軍歌姫(ガブリエル)〉。聴覚を通し、相手に働きかけることが可能な美九の天使を模倣したもの。

 喉に絡まる音の圧。声に載せられる欲望の霊力。緊張と羞恥を孕んで冷たさと温かさが同居した不思議な肌に手を滑らせながら、七罪は四糸乃の耳元でそっと言霊を囁いた。

 

【あなたの身体は、とっても気持ちよくなります♡】

「ぁ」

 

 ビクン。喉をほんの僅かに引き絞った声と、身体の疼き。

 どうせならと、わざとらしいくらいに演技がかかった口調で七罪は四糸乃の身体に働きかけていく。

 

【とっても、とーっても♡ 感じたことがないくらい。何かが触れたら、天国に上ってしまうくらいに♡ 乳首に息を吹きかけられて、はしたなく勃起しちゃうくらいに♡ ふー♡】

「ひゃぁっ♡」

 

 喉を突き抜ける艶やかな声。口を塞ぎたいであろうに、手首より先の平しか動かすことができない。連続して壁嵌めの裸体が痙攣し、息を吹きかけられたちっちゃな乳首がムクムクと成長して真っ直ぐに勃つ。

 

【あなたは淫乱な女の子です♡ あなたは理由を付けていじめられたがっているドマゾの変態♡ 全部受け入れるなんて嘘っぱち♡ ただ気持ちよくしてもらいたいだけ♡ そうでしょ、四糸乃♡】

「ち、がいます……♡」

【違わない。だって、ほら――――いーけ♡】

 

 脳髄に、四糸乃という少女の身体に命じる(・・・)

 

「ひ――――ひぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡♡」

 

 瞬間、突き出された下半身が限界まで跳ね、噴水のように大きな水飛沫を上げた。

 

【いけ、いーけ♡ イケ、イケ、イケ♡ 変態メスマゾ四糸乃♡ 私の前で、私の声だけでいけ♡】

「ひっ、ひゃぁっ!?♡ あっ、あっあっ♡♡ あーッ!♡ あぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡♡♡」

 

 感じたことがないほどに身体を敏感に。あとは脳に指令を送り出せば簡単――――一言で絶頂を繰り返す淫乱な雌の出来上がり。

 七罪が囁く度にビクン、ビクンッと裸体を震えさせ、ぴゅっ、ぴゅっと可愛らしく愛液を散らし、ブシャッと潮を吹き散らす。その貌は絶頂によって無様に歪み、慈愛と寵愛の化身である四糸乃の美貌を淫靡なモノへと変えていく。

 

【変態♡ 声だけでイク最低のメスマゾ♡ 早くドマゾの四糸乃ですって認めて、謝って、私を助けるだなんて撤回しなさい♡】

「ひ、ぃ……い、言いま、せん!♡ ん、あぁぁぁぁぁ……♡♡」

【そんな顔して、説得力ないわよ♡ いけ、連続イキしなさい♡ アヘ顔変態四糸乃♡】

「〜〜〜〜〜〜っっ!♡♡♡♡」

 

 可憐な面が台無しになる最高のアクメ顔。舌を突き出し、首を逸らした四糸乃が触れてもいないのに愛液を垂れ流す秘所から連続潮吹きを行う。

 身体も心も思うがまま。四糸乃は完全に七罪の玩具。可愛らしく無様に、愛らしく惨めに。天使の力とはいえ、絶頂の信号は息を吸って吐くだけで七罪が握っている。

 

「は、ひ……ひぅっ♡」

【怖い? 怖いわよねぇ? だって、私が一言添えるだけで、四糸乃は絶頂地獄♡ ほーら、早く懇願した方がいいわよ。『私の全てを受け止めるだなんて無理でした。メスマゾ四糸乃をどうか許してください』って♡ そしたら――――――】

「……私は、七罪さんになら……いい、です……♡」

 

 女神の如き微笑み――――今はそれを崩すことこそ、七罪の悦び。

 

【……全力でイキなさい♡】

「ひきゅぅぅぅぅっ!?♡♡♡♡」

 

 無様なアクメ声に顔。直前までの覚悟さえ、この欲望は呑み込んでいく。

 四糸乃がどれだけ強いかなど、七罪は知っている。けれど、知っているから壊したくなる。どこまでも、どこまでも。彼女の精神を追い詰めて、壊して、七罪を拒絶するまで愛し尽くして――――その懇願が見たい。

 そのためなら、四糸乃の身体をどれだけ弄ぶことになろうと、今の七罪に一切の躊躇いはなかった。

 耳元から顔を下げて、身体を下げて、四糸乃の下方へ。太股から先が壁に埋め込まれ、まんぐり返しで突き出した下半身を守る術はなく、これから好き勝手にされることが確定していた。

 

【んー、ちっちゃくて、綺麗なお尻の穴……♡】

「なつ、み……さん……? ひぁっ♡」

 

 ちょんちょん。高さを合わせ、四糸乃の尻穴を指で突く。全身が敏感になる強制命令を施された四糸乃は、その刺激にさえ声が上擦る。

 皺の数までくっきりと見える極小のアナル。精霊ということもあり、本来必要な機能は無縁のモノとなった。断言できるのは、七罪がそうであるから。

 故に、これも(・・・)七罪のモノ。四糸乃の全ては七罪のモノ。可憐な面を下品に変えてしまうのも、この七罪に触れられてヒクヒクと蠢く穴を開くのも(・・・・)

 

【四糸乃、お尻の穴に力を込めて♡】

 

 全部、七罪のモノだ。誰にも渡さない――――四糸乃自身にさえ、もはやこの雌の支配権はないのだから。

 

「ふぇ――――ん゛っ、んんっ!?♡♡」

 

 思考が理解をするより早く了承。四糸乃は混乱と力んだ顔を綯い交ぜにして、尻穴に全力で力を入れた。

 括約筋が働き、ただでさえ小さかった穴が猛烈な勢いで縮まる。外部から何かを挿入れることも、中から吐き出すこともできないほどに。

 

【息を吐いて、緩めて♡】

「は、あぁ……ふぁぁぁぁ……♡」

 

 緊張した筋肉が四糸乃の甘美な吐息と共に緩まり、穴が穴として機能する。七罪の目の前、それこそ眼窩に四糸乃の尻穴が開帳された。

 

【ふふ、四糸乃はお尻の中も女神様みたいに綺麗よね♡】

「ひゃ……っ♡」

 

 赤肉が蠢く腸壁。未だ小さな穴の先に、大きく広がる直腸内。空気を吸って、七罪の息を吸って脈動する四糸乃の肉壁に、思わずうっとりとしてしまう。

 尻穴をじっくり眺められ、全身の感度の良さも相まって羞恥を表し身動ぎをする小柄な女体。もちろん、壁に埋められるように拘束されていてはどうにもならない。そして、七罪の遊びはまだ終わっていなかった。

 

【さっきの呼吸、私がいいって言うまで繰り返す♡ はーじめ♡】

「っ!?♡ ん、んーっ!♡ んん……ふぁぁぁぁ……♡♡」

 

 吸って、吐いて、吸って、吐いて。アナルが連続で開閉をし、四糸乃の可愛らしい穴はみるみるうちに広がりを見せた。

 待つだけでは手持ち無沙汰。七罪は収縮と膨張を繰り返す尻穴の周りに手を添え、優しくマッサージをした。

 

「ふぁぁぁぁっ!♡ な、なひゅみ、ひゃん……♡ ん゛っ♡♡ あぁぁ……♡」

【偉い偉い♡ お尻の周りを撫でられて感じながら、言われた通りにできて、四糸乃は本当にいい子ね♡】

「んひっ、あっ♡」

 

 なでりなでり。頭の代わりに桃尻を撫で、褒める。尻穴の激しい呼吸に、その周りをマッサージされて感じることを褒められる。その狂った倒錯的な快楽調教に、四糸乃は息をつく暇もない。というより、連続した呼吸を全て尻穴拡張に捧げさせられているのが正しいか。

 

【はい、やーめ♡】

「は、ぁ……♡」

 

 じっくり、たっぷり締め付けと緩めの連続呼吸をさせられ、終わった頃には顔を真っ赤にして息も絶え絶え。だが、その甲斐あって四糸乃の尻穴は極小から空気を吸える緩まりに生まれ変わっていた。

 〈破軍歌姫(ガブリエル)〉の力もあるとはいえ、あっという間に使える(・・・)穴になった。と言っても、今回は使える使えないではなく、開くこと自体(・・・・・・)が重要なのだ。

 つまるところ、七罪は両手の指を四糸乃の尻穴の左右に挿入れた。

 

「ひぎぃっ!?♡♡ な、なつみ、さん……?♡」

【めいっぱい力抜いて。じゃないと――――痛いかもしれないから♡】

 

 ――――めりめりっ!

 

「お゛っ――――おぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♡♡♡♡」

 

 実際にそんな音が出たのかは定かではない。何せ、四糸乃のものとは思えない咆哮に等しい嬌声が七罪の鼓膜を占拠したのだから。

 四糸乃の緩まった尻穴を、左右に全力で開いた。多少の抵抗感はあったが、霊力強化で力が増した七罪の手でガバガバ(・・・・)と言ってしまえるほどに拡げられた。

 

「ふんふーん♡」

 

 無理に開かれたぽっかりアナルに、ピクピクと首を逸らして悶える四糸乃を前にして、七罪は指で道具を変身させて鼻歌交じりに作業を行う。

 苦しめているわけではない、気持ちよくしているだけ。本能が命ずるが故に、七罪はそうしている。思考ではなく、衝動で。

 四糸乃の太股にベルトを回し、大きく息を吸うアナルの四方に小さな固定用のフックを掛けた。これで、彼女はケツ穴すら閉じる権利を失ったわけだが――――その目は、未だ屈服していない。

 

【どう、四糸乃? 不思議な感じでしょ】

 

 閉じたくても閉じられない。美しい四糸乃の小柄な裸身に、生々しく大きな尻の穴。リンゴ程度なら容易く呑み込み、吐き出せるだろう立派な拡張アナル。

 無理やりフック引っ掛けられ痛々しい入口に、空気を取り入れ絶えずズクズクと肉を疼かせる腸壁。広い中の奥の奥まで開帳され、液が地面に滴り落ちる。

 

【閉じたくても閉じられない♡ アナルの水も垂れ流しになって、もうオムツなしじゃ生活できない可哀想な四糸乃――――ねぇ、これでもまだ、私を受け入れるだなんて言える?】

 

 少女として、乙女として、彼に身を捧げた者として。様々な尊厳と権利を凌辱され、それでもまだ四糸乃は――――やはり、瞳の色を灯していた。

 こくりと頷いた。薄く、小さく、だが確かに四糸乃は七罪を受け入れていた。気に入らなくて(・・・・・・・)、凌辱する側の七罪が奥歯を噛み締めるほどに綺麗だった。

 

【そ。じゃあ――――堕ちるまで、四糸乃の身体を変えてあげる】

 

 どこまでも、どこまでも、どこまでも。何度でも、何度でも、何度でも。

 四糸乃という慈愛の女神に理解をさせてやる。七罪という女が彼女にどんな欲望を抱き、本心でどう思っているのかを――――四糸乃に好かれる理由のない最底辺の存在だということを。

 

【〈贋造魔女(ハニエル)〉】

 

 この霊力は、本当に恐ろしい。性的な欲求のためだけに肥大化した力は、それだけ(・・・・)ならば通常の霊力行使を上回る。

 手に天使を持つ必要すらなく、七罪の指先自体が天使の権能を帯びる。拡げられたアナルの上、触れもせずに開き切った雌の穴――――その陰核(・・)を『変身』させた。

 

「え……っ!?」

 

 四糸乃は自身の身体が一瞬で変化したことに、大層驚きを示していた。目を見開き、股間部から生えた(・・・)それに驚愕する。

 陰核の作りそのものを変えた肉の竿。肥大化などでは済まされない。血が通い脈動する棒にエラを張ったカリ首。モノを吐き出せる部位まで用意された亀頭。

 

【お次は、四糸乃のメスちんぽ♡ 凄く大きくて、硬くて、立派……で・も♡】

 

 熱が可視化したような空気を纏う四糸乃のもう一つの性器(ふたなり)。彼女の背丈から考えれば、過剰なほどに大きい。大きさだけなら、士道のモノと戦えてしまう。

 しかし、七罪がその竿をギュッと握った瞬間――――先端から膨大な精液が迸った。

 

「あ、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡♡♡」

 

 ――――ビュルッ! ドビュルルルルッ!!

 

 射精。用意された尿道から、噴水のように発射されたザーメン。拘束された四糸乃の身体、地面、七罪の顔に白い塊がぶちまけられた。

 一擦りどころか一握り。あまりの早漏に四糸乃は嘲笑を浮かべ声を発した。

 

【大きいけど、簡単に射精する先走りおちんぽ♡ 四糸乃、恥ずかしくないの?♡】

「ご、ごめんな、さい……七罪さんの、顔に……♡」

【……ああ、気にするのはそっちなのね】

 

 何とも四糸乃らしくて――――それを崩してやりたくて、七罪はニヤリと笑いながら四糸乃の竿を一つ撫で上げた。

 

「んひぃっ!?♡」

 

 ドピュッ! 指の動きだけで、四糸乃は頭が真っ白になる絶頂射精に襲われる。

 七罪が変身させた四糸乃の肉棒は、当然理性的な七罪や例の士道が作り出すものとは勝手が違う。これは純粋な陰核変化、全身が敏感になった四糸乃の最も敏感な部位を感度はそのまま(・・・・・・・)肉棒の形に、大きなモノに変身させた。

 言うなればクリトリスのペニス。形だけは立派なクリペニは、息を吹きかけられるだけで即射精。極端に我慢強い主と違い、我慢弱い最速早漏ちんぽというわけだ。

 

【四糸乃の大きいだけの早漏雑魚ちんぽ、私の玩具にしてあげる♡】

「ひ……ぁ……♡」

【あ、可愛い悲鳴。やめてください、って懇願するなら今よ、四糸乃♡】

 

 ここから先、止まるなら今。四糸乃がどうしてもと、七罪のためだなんて嘘だと言うなら、身体を捧げたくないというのなら考えてやらなくもない。

 一撫ででイキ果てる早漏ペニス。身体が全く動かせない中、アナルだけでなく女性器まで変身させられた挙句、イキ地獄を味わう。そんな拷問に耐える理由はない。七罪のためにそこまでする理由はない。

 

「……!!」

 

 ――――なのに、一向に四糸乃は首を横には振らなかった。

 

【あっそ。……四糸乃の、馬鹿。――――はーい、しこしこ、しこしこ♡ 頭が本当に馬鹿になるくらい、ザーメンびゅーびゅーしちゃいましょー♡】

「っっ!♡ 〜〜〜〜っ!?♡♡」

 

 徹底的に四糸乃を〝下〟に扱う言葉の行使。天使の声で導いてやりながら、七罪はそのペニクリを弄ぶ地獄の調教を始めた。

 

【しこしこ、しーこ、しーこ♡】

「ん、んっ!♡♡ あっあっあっ♡♡♡♡」

 

 声を我慢することなど叶わない。その権利は四糸乃にはない。彼女はただ、七罪の手という毒にペニクリを扱かれ、イカされる屈辱を味わうことしか許されていない。

 声と動きで、リズミカルに射精。通常のペニスにそんなことはできない。人の身体は、こんな安易な連続絶頂に耐えられるよう設計されていない。が、四糸乃のペニクリを作ったのは七罪だ。故に、七罪がルールである限り――――ありえないほどの絶頂の津波が四糸乃を溶かし尽くす。

 

【しー……こ♡ しー……こ♡】

「ふっ……ふ、ぁ……♡」

【……しこしこしこしこしこー♡】

「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ!?♡♡♡♡」

 

 優しく緩慢に射精へと導き、何の合図もなく唐突に扱きを最大まで激しく。緩やかな射精に貌を蕩けさせていた四糸乃が、突如襲い来る連続射精に舌を出した無様な貌で凄惨な嬌声をあげた。

 

【はぁ……最高(・・)♡】

 

 七罪の手に、髪に、顔に四糸乃から放たれる精の塊が滴り、絡まり、溶け合う。それだけでも極上だというのに、ペニクリを扱く度に歪む四糸乃の貌が堪らない。

 もっと見たい。もっと欲しい――――七罪の前で、壊れてしまえ。

 

【四糸乃――――射精禁止♡】

「ふぎぃっ!?♡」

 

 ビクンッ!! 今まさに尿道から空を走るはずだった白濁液が命令でせき止められ、ぴゅる……とお漏らしのように情けないザーメンが迸るのみに終わった。

 今の四糸乃は七罪の命令に絶対服従。この程度は造作もない。果てのない連続絶頂を直前で止められ、視界が明滅しているであろう四糸乃を七罪は嘲り笑う。

 

【あは、豚みたいな声♡ 絶対、ぜぇーったいに、射精()したらダメよ♡ ほら、しこしこー♡】

「んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♡♡」

 

 全力で扱きあげる。四糸乃が唸り声のような悲鳴をあげる――――イケない。

 

【しこしこ、しこしこ……ギューってして、またしこしこ♡ よーしの♡】

「あぅ……ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♡ なちゅみひゃん!♡ ひゃあぁぁぁぁぁぁっ!♡」

【そんな可愛い呼び方してもだーめ♡ 四糸乃が認めない限り、射精させてあげないから♡】

「っ!♡ っっ!?♡♡ 〜〜〜〜〜っ――――――ぁ」

 

 唐突に、四糸乃の顔が俯いた。ちょうど七罪の視点からは覗き見ることができるが、瞼が閉じられ完全に意識を無くしていた。

 全身鋭敏にアナル拡張、ペニクリ連続射精を覚えさせてから極限の射精禁止。よく耐えられた方だ。ペニクリは相変わらず揺れ動くくらいに震え、亀頭の出口から物理法則に反して白濁液を溜め込んでいる。しかし、肝心の四糸乃は精神的な防衛から気絶を選んだ。

 

【〈封解主(ミカエル)〉――――【(ラータイブ)】】

「……あ゛ぎっ!?♡」

 

逃がさない(・・・・・)。天使の鍵を頭に差し込み、覚醒を促す。天使の同時行使など、今の七罪にとってはあまりに容易い――――四糸乃の意識を永続的(・・・)に覚醒させる程度、それこそ造作もない。

 

【ダメでしょ、私の許可なく気絶したら。四糸乃が全部受け止めるって言ったんだから♡】

「あ……ぁ……あ、ぁ……♡」

【イキたい?♡ ね、もうイキたいでしょ?♡ 私なんかの手にしこしこされて、ザーメンたっぷりビューってしたいんでしょ♡ いいわよ、言いなさい♡】

「……っ!♡」

 

 言わない。七罪は両手を使って四糸乃のペニクリを勢いよく扱きあげる。射精を禁じられ、もどかしいだけでは済まされない地獄の快感を味わう四糸乃を追い詰める。

 

「あ゛っ♡ あ゛ーッ!?♡♡ あ゛ぁ゛ぁ゛っ!!♡♡」

【言え、言え、いーえ♡ 射精したいって言いなさい♡ 私はペニクリに負けて屈服した変態ドマゾ精霊ですって認めて♡ ――――認めて、よ!】

 

 ――――壊れる。このままでは、四糸乃は本当に壊れてしまう。

 精神力の問題ではない。精霊と言えどベースは人間。こんな拷問に耐えられるよう身体は出来ていない。内部から快楽で破壊されるなど想定しているはずがない。

 四糸乃はもう限界だ。その表情には理性の欠片すら残っていない。見ればわかるのに、首を縦に振るだけで自分は助かるはずなのに――――

 

【言って、四糸乃! はや、く……っ!】

「……言いま、せん♡」

【っ――――馬鹿ぁ!!】

「はい――――七罪さんのためなら、それで……いい、です♡」

 

 ――――限界を超えて、それでも四糸乃は七罪を選ぶ。自分より七罪を選ぶ。歪んでいるけど、蕩けているけど、確かに四糸乃は後悔のない笑顔を浮かべていた。

 なんでそこまでしてくれるのか――――〝好き〟だという言葉は、それほどまでに、

 

【――――射精、して♡】

「っ――――あっ♡」

 

 意識を保てたのはそこまで。四糸乃の壁拘束、尻穴拡張の解除。そしてぶちまけられ、土砂降りのように降りしきる白濁液の雨――――その全てを見届けるより前に、力を使い果たした七罪の意識は暗い底へと落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……う゛……ぁ゛……」

 

 ――――喉痛い。

 率直な感想。余程、おかしな方向に酷使をしたのだろう。ただ、それ自体はすぐに解消される程度のものだった。

 

「ぅ……」

 

 それから、身体が妙に重い。これは体内がどうとか運動不足がどうとかの話ではなく、単純に七罪の身体そのものに重いモノが絡みついている(・・・・・・・)

 粘り気があって、ドロドロに蕩けて臭いも濃い。なのに不思議と不快感はない。物体がどうとか、というよりは吐き出した人の香りがそうさせてくれる。

 

「…………」

 

 身体を起こした。寝起きから整えていなかった癖毛に白濁液が絡まって落ちる。

 部屋中、特に二人(・・)の周りに海のようになった濃厚な精液。今も、倒れる彼女の逸物の先端からは限界まで溜め込まれた精液が流れて――――とりあえず、感覚鋭敏な状態だけは解消しておいた。あとはそれを消すだけだが、こちらは下手にして四糸乃を起こすより楽な方法がある。

 

「……とりあえず、死ぬか」

 

 方法は何がいいだろう。できるだけ惨たらしく苦しんで死ぬ方が償いになる。でも苦しんで死ぬのは辛いし……いやいや、四糸乃にしたこと考えれば足りないくらいでしょ、はい死刑。

 

「七罪、さん……」

「ひゃい!! ごめんなさい、介錯してください!!」

 

 声と、起き上がる気配に勢いよく叫んでは見たものの、方法が思いつくまでもう少し待ってほしかったというのが本音。

 後ろを向いていた。そして、振り向けない。ただ会話は不思議と繋がった。

 

「どうしたん、ですか……?」

「……や、今すぐ死のうかなと思って」

「いや、です。どうしてそんなこと、言うんですか……」

「だ、だって、四糸乃にこんなことして……四糸乃?」

 

 様子がおかしい。漠然とだがそう感じた七罪は、自殺願望より首を傾げて振り返って――――目の前に、四糸乃の貌があった。

 

「ふぇ……んっ!?♡」

「なつみさん……すき♡」

 

 熱いキスから、聞き間違いを疑う情熱的な告白。

 唇から伝わる熱が、脳髄に走る炎が、明滅した視界に映り込む蒼が――――何もかもが、蕩けそう。

 

「どう、して。なんで、四糸乃はそんなに……優しい、のよ……」

「すき、ですから♡ 私たち、友達(・・)です♡ 七罪さんのことなら、何でも受け止められます。本当です。――――七罪さんが何をしても、嫌いになれません♡」

「よし――――」

 

 続かない。溶かされる。唇に溶かされる。

 動けない。抱きしめられる。四糸乃という冷たく温かい女神の抱擁に肉体が抵抗を止める。

 友達。友達だから助けたい。友達だから救いたい。友達だから、友達だから、友達――――友達って、何?

 

「七罪さん……♡」

「ま、っひぇ♡ らめ、……これ、おかし――――ひゃあぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡」

 

 身体と身体が繋がりあって、お腹の下が熱くなって、四糸乃のことしか考えられなくなって――――これが、友達?

 ――――まあ、いいか。気持ちよくて、四糸乃を感じられれば、それでいい。

 

「あつ、い……挿入って、る……っ!♡ 四糸乃、四糸乃……っ♡」

「七罪さんの、膣内……七罪さん、すき……すきです♡」

「あっ、あぁっ!♡ 奥まで、きて……四糸乃、よしのぉ♡♡」

 

 思考が止まる。膣内が四糸乃のモノで染め上げられて、締め付けて、突かれて――――全部、四糸乃だけになる。

 四糸乃が出したモノに身体を浸して、四糸乃に包まれて、四糸乃にキスされて、四糸乃と繋がって、四糸乃に、四糸乃に、四糸乃――――ああ、好きだ。

 

「なつ、み……さん!♡ だいすき、ですっ!♡♡」

「あ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡♡♡」

 

 注ぎ込まれる熱。頭の全てが女神で染まって、なおも突き上げられる。

 何度も、何度も、何度も。子宮が重く大きくなる。

 

「あ、ぁ……あっ♡ あっ♡」

「七罪さん♡ 七罪さん♡ ん、んっ♡♡」

 

 全身を唇で嬲られる。至るところに証をつけられて、それもいいか、と七罪の身体は四糸乃のモノになっていることを受け入れて。

 温かい。熱くもありながら、心地いい。包まれる、染め上げられる、犯され、果てに至る――――――好き。

 ああ、わかった――――七罪は、四糸乃にされることなら何だって嬉しい。四糸乃も同じだから、受け入れてくれたのだ。

 だけど、それは果たして――――友達だと、言えるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「………………」

「……それ、俺が受けていい相談か?」

「し、士道以外に話せないでしょ。こんな夢、普通笑われるだけ……痛い女の痛い妄想で終わるに決まってるわ……っ!」

 

 七罪の被害妄想に士道の信頼度が勝った、ということでいいのだろうか。

 衣服から見える身体のあちこちにキスマーク(・・・・・)を浮かべた七罪が、様々な葛藤などが見える表情で頭を抱えている。精霊マンション地下の秘密部屋、その一室で個人面談の如き対面でそんな七罪を見ながら、士道は腕を組んで決して馬鹿にはしない笑みで声を返した。

 

「誰もそんなこと言わないって。大体、そういう夢なら俺も色々と覚えがあるしな」

「そ、そうなの……?」

 

 欲望の夢。あの世界(・・・・)の夢は、七罪が相談してきた夢と少し似ている。現実では行えないような小さな欲求、叶えられない願い。そういったものが具現化し、まるで現実のような快楽を得られる世界。

 ただし、一つ違うことがあるとすれば――――――

 

「まあ、俺のは現実に影響出たりするタイプじゃないけど」

「絶妙に不安になること言うんじゃないわよ!!」

「俺に言われてもなぁ……」

 

 七罪が見たリアリティのある夢。それに伴う肉体変化……などと大層なものではなく、単純に夢の中で四糸乃から付けられたというキスマークが身体に浮かんでいて、色々と不安になって七罪が士道を頼ってきたというのが話の流れだった。

 士道は令音ほどではないにしろ、当事者の立場から霊力暴走の原因にはそれなりに詳しい。そして、七罪を不安がらせるのも本意ではないため、早急に結論に入ることにした。

 

「その夢が俺と似たようなもので、七罪の身体に影響が出るほどの欲求ってなると……いや、答えそのまんまだな、これ」

「……つまり?」

「うん。七罪の心の中の欲求とか、こっちで叶えるほどでもない、叶えられない嗜好が夢になって出てきたってことだなぁ。七罪、四糸乃にキスマークつけてほしいんだな」

「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

「ああそれと、俺の場合は令音さんだけど、七罪の場合は四糸乃が同じ夢を見てる可能性があるから気をつけろよ」

「何をどう気をつけろって言うのよぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

 何だろうなぁ。と、士道自身、色々と濃い夢を見すぎて七罪に助言することと言えば『強く生きろ』というのが精一杯なのだ。もちろん、原因は士道の霊力暴走であるため、出来るだけのフォローは最大限に行う。

 

「気を強く持て? ――――ま、四糸乃の方は令音さんにそれとなく聞いてもらうからさ」

「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……絶対引かれたわ……私にあんなことされる夢とか最悪でしょぉ……」

 

 七罪はそう言っているが、士道はこの夢の性質を知っているため曖昧な表情をしてしまう。

 欲望の夢は、リアリティだけでなくやたら性格の再現率が良い。それにもし本当に四糸乃が同じ夢を見ていたとしたら――――現実でも、二人は同じことをする可能性が高いのだ。

 もっとも、そうなった場合に士道がどう行動するのかは、夢とはまるで違うのだけれど。

 

「心配するなって。四糸乃はそんなこと思わないし言わない。七罪はよく知ってるだろ?」

「ゆ、夢だからそうかもしれない、っていうか四糸乃ならそうだと思うけど……現実になったりしたら……っ!」

「そうなったら、俺が責任取るから心配すんな」

「……具体的には、何するつもり?」

「え? 俺が普通にするか……ああ、何だったら士織で――――――」

「やめて。シャレにならないから。多方面から刺されるから」

「……うん、ごめん」

 

 マジトーンの制止に迂闊なことは言うものではないと士道も同じトーンで謝罪する。

 果たしてそれは、士織では無理なのか、士織でもやれてしまう(・・・・・・・・・・)からの返答なのか――――答えは、出さない方が身のためだろう。

 

 

 






四糸乃を壁嵌め拘束したいのとペニギャグで喉奥まで責めたい!これ書こう!したらペニギャグ入れられなかったしアナル責めするしなっつん想像以上に暴走するし大変でした。お尻調教予定組地味に増えた?気のせい?

リクに七罪が士道くんみたいに〜とあったので遠慮なくS方面に崩壊させてみました。贋造魔女=士道みたいな図式になってますけど、使い方というか鮮やかさみたいな面は七罪の方が上です。暴走加味しても変わってないですね。これは前作からの法則なのですが、天使の扱いにおいて天使の所持者を他者が超えることはない、という設定は遵守してますので。度々台詞や地の文で強調はしてたので気がついてた人がいたら嬉しい。
士道くんは暴走状態でも一応贋造魔女本体を一瞬でも現出はさせている設定ですが、なっつんが暴走状態になると指先一つで贋造魔女の能力使える挙句に天使並行千変万化鏡します。なのでやれることは天使を複数持ってる士道くんと同じだったり。鬼か。

四糸乃をふたなりにしたのは、単純になっつん竿役ばっかで受け役ないね……からでした。四糸乃とのもう少し真っ当なイチャラブはそのうちこの次のリクエストでやりたいですね。一応そのために繋げられるようにして、交尾も暴走気味にしてますし。
夢オチにしたのは単純にこの規模の霊力暴走が移ると問題しかないのと、感知範囲の問題で四糸乃より士道くんが動く方が早いからです。仮に士織ちゃんになったら七罪どうなるのって?はい、士織エターナル(はぁと)
エターナルもエターナルで進めたいんだけど、士織ちゃんどこでも出てくるから書いてないのに書いてるんだよね。うーんこの。次書く時はメス堕ちペース上げるか……。

感想、評価、リクエストなどなどお待ちしておりますー。最近はどれから書こうかなーとかしてて、Twitterでアンケート取ったりなんだり……モチベはあるけど一点に絞れない珍しい状態ですなぁ。

ではではまた次回〜


再び狂三スレイヴ。甘く、重く、湿度のある二人の日常。この二人原作でもここのエンカウント多いよなぁって。うんうん、青春だね。そんな士道くんとくるみんの制服セッッッッッをお楽しみに。
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