※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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Skeb、pixivで有償リク始めました(唐突)まあとは言っても大体はもう一作やってる短編でこの原作書いてほしい!的な人が大半だと思いますが、もしこちらからでも私に書いてほしいものがあればお金で殴って書けオラァ!してもらえたら喜んで書きます。もちろんアビスやオーバードーズ、リビルドIF内で何かとか、課金ブーストでこういうデアラの凌辱書いてほしい(直球)的なのもありです。
まあないだろうな、と思いますがデアラならエロなしのお話もお引き受けしますので、お予算に余裕があって金で殴ってやんよぉ!!してくださる慈悲深い方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いします。

さて今回は……skebで八舞姉妹書いたら危うく夕弦ふたなりにして耶倶矢とふたなりセッッッッ!させかけたので性癖を発散しようとしたらあれ?何かおかしいな?みたいになった一作です。ガチガチにふたなりな八舞姉妹のおセックス回でございますわよ。もうBADで散々やったしふたなりくらい全然平気っしょという信頼感。美九BADも再開して残りを仕上げる責務を果たしたいと思うので気長にお待ちくださいませ。






75話(耶倶矢、夕弦)

 

「え」

 

 部屋に入ったら燈色の髪の少女がベッドに寝転がっていたら、誰だって同じ声を出してしまうのではないか。

 

「請願。士道、助けてください」

「……どういう意味で?」

 

 それは助け起こしてくれの意味なのか、それとも全く別のことなのか。少々測りかねてしまうのと、ベッドに美少女が寝転がるというシチュが今の自分ではかなりシャレにならない(・・・・・・・・)意味で士道は頬に一筋の汗を垂らし、聞き返した。

 そんな士道の葛藤を何のその――別に襲われても構わないと思っているのか――妙に艶めかしく見える起き上がるという動作を見せつけた夕弦が、相変わらず半目を送り付けてきた。

 

「回答。耶倶矢と喧嘩になってしまいました」

「? ……え、あ、その喧嘩か。珍しいな」

 

 一瞬、物憂げな夕弦が何を言っているのかを解釈しかねて、士道は遅れた反応を返してしまう。

 それほど喧嘩と八舞姉妹、という因果関係が結び付かなかったのだ。憎まれ口を叩き合うことはあれど、ああした関係(・・・・・・)を選んでからは尚更仲違いという関係から遠ざかっている仲良し姉妹だ。

 ただ、誰にだってそういうことはあるか、と士道は考え直す。どれだけ仲が良かろうと、意見が食い違い些細なことで喧嘩をすることはある。それが大なり小なりで結果は変化するが、士道や令音もその辺りは同じなのだから、八舞姉妹にもそういう日はあって不思議ではないと士道は思い直したのだ。

 

「それでそんなに落ち込んでるのか……ちなみに、何が原因だったんだ?」

 

 先ほどの艶かしい仕草は狙ってではなく、単に夕弦から気力というものが欠けていた。つまりは夕弦が落ち込んでいたからだろう。

 だが夕弦も子供ではない。こうして士道の元を訪れたということは、士道に聞いて欲しいということ。そう結論を出し、それこそ今更遠慮が必要な関係ではないため問いかけた、のだが。

 

「回顧。……………………すみません、忘れました」

「えー……」

 

 珍しく本当に、わざとすっとぼけたとか士道を揶揄うといった意識のない夕弦の天然ボケに、思わず気の抜けた声が零れる。

 

「夕弦が忘れるくらいってことは」

「首肯。夕弦が耶倶矢に身体を明け渡せば、明日には全て元通りです」

「……俺が介入するような言い方を避けてくれてありがとうな」

 

 ここでもし夕弦が直接的な言い方をしていたら、士道の欲望は間違いなく野次馬根性、もとい二人の主人的な意味合いでモノを突っ込みにかかっていた。欲望を受け入れたとはいえ、自分の意思で制御しきれているわけではない。相手の言葉一つで何に繋がるかわかったものではないのだ。

 辟易した士道に対し、夕弦は寛容に微笑んで――そういった表情もある種の毒ではあるのだが――言葉を返した。

 

「微笑。夕弦たちは構いませんが」

「俺が構うんだよ。……ん? 原因を忘れるような喧嘩で仲直りも簡単なら、夕弦は何を助けてほしいんだ?」

 

 喧嘩の原因は忘れ、仲直りは一般的な道徳から外れているにしろ今日にでもしてしまえる。なら、士道の出る幕はそれこそ不躾な欲望介入くらいしかないように思えて首を傾げてしまう。

 

「溜息。口論の中で耶倶矢にこんなことを言われてしまいました――――ベッドの上だとヒイヒイ言ってる癖にー、と」

「それは本当に全面的に大変申し訳ありませんでした」

 

 全面謝罪の土下座。毎度毎度、本当に懲りずに原因が士道にあることから、弁明の余地がなくこうするより他にやり方が見当たらないのである。

 

「赦免。夕弦は怒ってなどいません。むしろ、士道に感謝をしています」

「いやいやいや。あれは本当に出来心と言いますか、あまりにも安直が過ぎたと言いますか……まあ、夕弦がそうなるのも仕方ないものではあるんだよな」

 

 最後は独り言ちるように、夕弦がベッドの上で負けてしまうと暗に口にした内容への思案を行う。

 ベッドの上だとヒイヒイ、など原因は一つしか有り得まい。間違いなく、耶倶矢に〈贋造魔女(ハニエル)〉で与えた両性具有(ふたなり)だろう。

 何とも厄介なことに、そもそも士道は認めたくないのだが、精霊同士の交合いというものに対して欲求は酷く興奮を覚えてしまう。それによって生じたのがふたなり。これは純粋に男のモノを生やすのではなく、士道の暴走霊力を用いて発現させることに意味がある。

 単純な交合いならば別にこのようなものは必要ない。が、暴走霊力が与える悪影響を吐き出すにはこれが一番適しているのだ。元々は士道から生じた力の暴走であるのだから、当然といえば当然の話だ。相手を自分のものにしたいという欲求が、深く繋がり合うことで満たされる。これが〈贋造魔女(ハニエル)〉で現れたふたなりの――半ば後付けで理屈を付けた――主な方針。

 だが問題がないわけではない。いや、現状では問題などなかった。折紙は元々あった十香への感情を肥大化させ、マリアは二亜への感情を育て上げ、七罪は本人の天使が生み出したものであるため勝手が異なり、美九に至っては琴里の体質的な影響もあってふたなりさえ必要としない関係性を構築した。

 そう、八舞姉妹という最も関係が深まっていた二人が例外的になることを除いては。

 

「……あれさ、基本的に使う側がちょっと乱暴というか、その……」

「指摘。まるでワイルドな士道のようです。士道はとてもサディストです」

「こういう話題の時は容赦してくれないんだな!?」

 

 事実に対して何をどう容赦しろというのか、という話ではあったが、それでも叫ばずにはいられない。

 結局理屈を並び立てたところで、精霊に対して与えたふたなりとは最終的に士道のモノを模した……即ち、好意を持つ相手を屈服させる魔性の力を宿した霊力の塊なのだ。あれを得れば、どんな精霊であれ士道ほどではないにしろ相手を抱く動作に嗜虐的思考が付与される。それは、士道が得た暴走霊力が初めに拾い上げた欲望で指向性を得た結果だ。

 

「まあ、つまりなんだ。夕弦は一方的にやられる関係が不満だ、と」

「首肯。挿入までは夕弦が優位を取れるのですが、組み伏せられると夕弦では抵抗の余地がありません」

「それが不満なら、何で今まで何も言わなかったんだ?」

「愚問。夕弦たちは今の関係に満足をしていました」

「……ああ、なるほど」

 

 それは実に八舞姉妹らしい回答だ――――要するに、発展を指せる必要がないほど二人の関係というものは安定していたのだ。

 霊力の暴走も耶倶矢と夕弦という二人が共にある状態に身体を深く重ねるという行為が取り付けられただけ。つまるところ、元々から深い心の繋がりがあることで行為の最中での発展性が極端に薄かったのだ。

 だから夕弦は耶倶矢が上手になることに不満を抱いていなかった。普段からSっ気が垣間見える夕弦であるため、日常や挿入手前でそういった欲求は発散され、耶倶矢に抱かれるという行為自体にも充実感を得ていたのだろう。

 だが、欲望というものは厄介極まる。相手の発言一つ一つが何かに繋がることも珍しくはない。士道が頻繁にそうであるのだから、精霊たちにも多少なり影響はある。その偶発的な要素が、今回は耶倶矢の一言だったわけだ。

 

「思案。どうして夕弦は今の関係に甘んじていたのでしょう。耶倶矢は受けです。耶倶矢は受けでこそ輝き、よい声で鳴いてくれます。あの意地っ張りな耶倶矢が言わされている、という背徳感。共感。士道もわかるはずです。そういうもんなのです」

「ストップストップストップ。夕弦、ちょっと二亜の影響入ってる。共感は…………するけど」

 

 してしまうのが悲しいことだが、事実は事実として受け止めなければならない。

 精霊という高貴な存在ならばと演じる耶倶矢を無理やり這い蹲らせるというのは、文字通り高貴な身分のものを強引に従わせる背徳のギャップがある。

 素の耶倶矢は言わずもがな、人懐っこさを感じさせる耶倶矢は羞恥を忘れず兎にも角にも――――有り体に遠慮なく言ってしまえば、被虐者として似合いすぎるのだ、耶倶矢は。

 

「懐疑。これまで思い浮かべていなかったことが不思議です。夕弦は腑抜けていました。獣な耶倶矢も良い、と思考を止めて満足していました。嘲笑。どちらの耶倶矢も最高だと証明する日がきたのです」

「………………要するに」

 

 まあ、本当に、要するにだ。

 

「今日は、耶倶矢をヒイヒイ言わせたい気分だ、と」

「肯定――――士道の助力を願います。耶倶矢が涙を流して懇願する様を、見たいとは思いませんか?」

「めちゃくちゃ思っちまうのが、俺は自分で自分がろくでなしだと思うよ」

 

 ――――ぶっちゃけ、耶倶矢ならどっちだろうと好きなんだろ? という夕弦の惚気から相談の結果など決まり切っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「……夕弦ー?」

 

 ひょこっと、まるで悪いことをしてしまった子供のような仕草で部屋に顔を出す耶倶矢。

 

「朝は変なことで意地張ってごめんね。だから――――って、いないの、夕弦?」

 

 先に帰ってきていると思ったのだが、と考えているだろう小首を傾げた耶倶矢は、淡く辺りが照らされている如何にも(・・・・)な部屋に何の疑問も抱かずに入り込んだ。

 

「拘束。〈颶風騎士(ラファエル)〉・【縛める者(エル・ナハシュ)】」

「へ――――えぇ!?」

 

 悲鳴が短かったのは、ペンデュラムの鎖が耶倶矢を捕らえるのに数秒と使わなかったから。

 まずは後ろ手に束ねた耶倶矢の腕を縛め、軽い宙吊りで拘束。我がことながら鮮やかな手並みに夕弦は微笑を浮かべながら耶倶矢(本日の獲物)の前に姿を見せた。

 

「え、ちょ、夕弦!? 何で霊装になって……いやそもそもこれ外してよ! いきなり縛られる意味がわかんないんだけど!?」

「疑問。耶倶矢なら縛られて喜ぶと思っていましたが」

「いきなり縛られて喜ぶ奴は変態でしょ!? ……こ、コホン。くく、我の自由を奪うその代償、わかっていような、我が半身よ」

 

 理由はわかっていないようだが、とりあえずはいつもの耶倶矢で進めるらしい。拘束されて冷や汗をかきながら、大仰な態度を取れるのはさすがと称賛するべきか。

 ただ、その強気な態度には理由がある。今の姉妹が仲直りをする手段は、十中八九身体を交合らせること。そうなると、夕弦がどれだけ焦らし、耶倶矢に何を言わせようとどうしても最後には直の挿入、つまり夕弦が屈するしかない快楽をぶつけられてしまう。

 

「返答。もちろんです。今日は耶倶矢〝に〟満足してもらうことを約束します」

「ふん。やけに自信に溢れた大口。どこにその自信……が……ある、わ、け?」

 

 ぴたり。耶倶矢の視線が一点に釘付けになった。具体的には、耶倶矢を鳴かせると決めて空気を読んで現出した霊装、ボンテージ風のミニスカート。分かりづらさを取り除くため、さらに具体例を挙げるとするならば、飛び出したモノ(・・)に大してだ。

 

「……ゆ、夕弦? も、もしかして……」

「肯定。夕弦のふたなりちんぽです」

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 別に、今さら卑猥な表現やモノ自体に驚くようなことはないはずなのだが、夕弦がスカートを平然とたくし上げると何故か耶倶矢が甲高い悲鳴をあげてしまった。

 本当に不思議なことはない。というより、当然の結実だ。ふたなりに喘がされて敗北するのなら、夕弦も同じものを使えばいい――――結果、今回は特別だと士道に〈贋造魔女(ハニエル)〉を使ってもらい、萎えていても大きく垂れ下がる竿のないメスちんぽを用意してもらうに至ったのだ。

 

「騒音。耶倶矢には珍しいものではないと思いますが」

「珍しいわ! 急にアソコに生えてたら驚くに決まってるでしょ!?」

「…………」

「ちょ、何で無言で大きくしてるわけ!?」

 

 そりゃあ、混乱した耶倶矢の顔が可愛いからだろ……と心の中の士道が代弁してしまうほど取り乱した耶倶矢は可愛らしく、局部に興奮が集中する――――これは確かに魔性だと、夕弦は引き結んでいた唇を歪めた。

 

「勃起。耶俱矢の顔を見ていたら昂ぶってしまいました。責任を取って下さい♡」

「せ、責任って……んくっ♡」

 

 思わず息を呑む耶倶矢の可憐な面に、夕弦はゆっくりと肉棒を近づけた。

 硬く大きい。皮が剥けた亀頭にビクビクと脈動する竿。生娘が見れば気絶さえしてしまうかもしれない刺激物。だが、幸いにも(・・・・)夕弦たちは一般常識に当て嵌る少女ではない。

 

「ま、だめ……♡ ふ、おっ♡♡ お゛っ♡♡♡」

 

 気絶どころか、鼻に我慢汁を垂れ流す亀頭を押し付けられた耶倶矢が、一瞬にして顔を蕩けさせた。その様は押し上げられた小鼻と共に酷く無様で、夕弦の興奮をどうしようもなく煽る。

 暴走霊力による発情の作用。耶倶矢はそれを夕弦に与えることをしていたが、こうして与えられることには慣れていない。一瞬でトリップし、股間からはギチギチと勃起ちんぽが主張し、興奮のしすぎで我慢汁と愛液を失禁のように足に垂れ流してしまっていた。

 

「指摘。夕弦のメスちんぽの臭いを嗅いだだけで、そんなにおちんぽを勃起させて、マンコに早く挿入れてほしいと浅ましく主張をしています♡ 微笑。耶倶矢は夕弦に沢山いじめてほしいのですね♡ 変態♡」

「ち、ちがうし!♡ こ、こんなの……私は、変態なんかじゃ……っ♡」

 

 ――――ああ、楽しい。これが楽しくないはずがない。

 在り来りな反抗が耶倶矢だからこそたまらない。その羞恥と反骨精神に夕弦は感謝さえ覚える。心の底では、身体は、夕弦のふたなりちんぽという未知を味わいたいと必死に叫んでいるのに。

 今すぐにその欲を叶えてあげたい。が、やはり夕弦はそれだけで満足はできそうになかった。せっかく耶倶矢がそれらしく反抗をしてくれる(・・・・・)というのだから、

 

「傲慢。夕弦は欲張りさんです――――まず、こちらを鳴かせてあげます、耶倶矢♡」

「〜〜〜〜〜〜〜っ!?♡♡♡」

 

 ビクビク、ビクビクッ♡ と、夕弦の手のひらが撫でるだけで射精してしまいそうな、躾のなっていない耶倶矢のおちんぽを調教することから始めよう。

 

 

「嘲笑。良い格好です♡」

「……お、覚えときなさいよ、夕弦」

 

 恨めしげに視線を向ける耶倶矢だが、勃起したふたなり越し(・・)では些か迫力にかけていた。まあ、【縛める者(エル・ナハシュ)】の拘束でまんぐり返しに身体を固定され、裸体をあっさりと明け渡していては仕方がないことだろう。

 

「記憶。耶倶矢の恥ずかしい姿を夕弦が忘れるとでも? こんなにも勃起して、今日も夕弦とセックスをしたいと主張したおちんぽ♡ 夕弦のおちんぽを見てアナルにまで愛液を垂らしたおまんこ♡ 忘れるはずがありません♡ 強欲。欲張りさんは耶倶矢ですね♡」

「ち、違うし! 夕弦が、そんな格好してるから……っ!」

 

 確かに夕弦の格好は霊装ということもあって過激だ。が、それは言い訳にはならない。半同一の精霊として耶倶矢と夕弦はお互いの霊装をこれでもかと見て知っている。

 それに比べ、フル勃起した耶倶矢のちんぽとくぱくぱと開いたマンコの興奮は釣り合っていない。どちらも洪水の如く汁を流しているそれは、どちらも霊力の塊に等しいものであり、顔を近づけた夕弦が今すぐにしゃぶりついてしまいたくなる魅力に溢れていた。きっと、夕弦の我慢汁を顔にぶちまけられた耶倶矢も、連鎖的に同じ欲求を抱いている。

 強がったところで意味はない。だが、強がらなければ耶倶矢とは言えない。そういう可愛らしい(・・・・・)耶倶矢だからこそ、夕弦や士道は愛でたく(いじめたく)なるのだから。

 

「装着。そんな躾のなっていないダメチンポには教育が必要です♡」

「だ、だからこっちの話を聞きなさいよ! って、装着……んぎぃ!?♡♡」

 

 夕弦の言葉に遅すぎる疑問を抱いた耶倶矢が、肉棒を縛めるような刺激に目を見開いて喘ぎ声をあげた。

 

「完了。コックリングです。根元は勃起用。カリ首の下は精液を止める……射精快感を縛めるものです♡」

「な、何でそんなの付けるの!?」

「再告。躾、です♡ 腑抜けていた夕弦の分を、今から夕弦自身が補填をする必要があります♡」

「色々めちゃくちゃ過ぎるでしょ!?」

 

 極論として夕弦は耶倶矢を躾たいのではなく、躾られる姿に興奮をしている――――士道が今回だけだと釘を刺した意味を夕弦は頭では理解できていた。

 耶倶矢が慌てるのもわかる。夕弦に比べて、耶倶矢は本来の資質が上手く嗜虐願望を押さえ付けていたと推測できて――――自分にはそれができないことを、ローションが絡まるヒールを掲げながら夕弦は自覚した。

 

「ゆ、夕弦……その足、なに? ちょ、ちょっとま――――お゛ぎっ!?♡♡♡」

 

 トロトロと絡み付くローションのヒールが、夕弦の硬い肉棒の竿部分に捩じ込まれる(・・・・・・)

 

「い、いだいっ!♡♡ ちんちん痛い、痛いよ夕弦ぅ!♡ あ、あぁぁぁぁ……♡♡♡♡」

「否定。耶倶矢は痛くて射精をしています♡ ですが、射精が弱々しくて気持ちよくなれていないことが悲しくて泣いています♡」

 

 グッ、グッと強く竿を折り曲げれば、足コキに耶倶矢のふたなりは反発を見せて押し返してくる。その先端からは、コックリングの縛めで勢いのない射精が耶倶矢の引き締まった腹にとろり、とろりと滴り落ちていた。

 足コキの刺激が痛くて射精している。けれど、肝心の射精が気持ちよくない。勢いのない射精が少しづつ零れ、無駄になっている焦燥感。

 

「やだ、やだぁ……夕弦、はやく射精()させて……夕弦とおまんこしたいぃ……♡♡」

 

 耶倶矢が艶めかしく拘束された身を捩り、夕弦を誘うように涙目で懇願に入るのも真っ当な感覚だ――――しかし、ここでその誘惑に乗ってはならない。

 

「拒否。今日は夕弦が楽しむ番です♡」

「うぁ……ひゃわっ♡」

 

 むにゅ♡

 

 足コキで痛めた耶倶矢のふたなりを、都合のいいズリ穴――と言っても下乳はほとんど出ているのだが――のある夕弦の乳房で包み込む。ここで解放し、耶倶矢の願いを聞いてしまってはせっかく一度だけと約束した夕弦のふたなりが無駄になってしまう。

 豊満な夕弦の胸ですら大きく先端が飛び出す巨根。コックリングごとぎゅうっと押し潰しながら、夕弦は彼女の肉棒に舌を這わせ始める。

 

「口淫。んっ、ちゅ♡♡ ちゅる、れろっ♡ ちゅる、ちゅるちゅる……♡」

「あ、あっあっ……ひゃら、何か、へんんっ♡♡」

 

 パイズリも激しいものではなく、下から持ち上げるように肉棒を挟み、夕弦は鈴口を舌で念入りに舐め取る。

 ねちっこく、しつこく、擽ったく感じてしまうほどに。チロチロ、チロチロと……すると、複数の縛めを超えて、尿道から精液が僅かに滲み出てきた。

 

「ぢゅるっ♡♡ ちゅるちゅる、ぢゅぅぅ♡♡♡」

「うひゃぁ!?♡♡♡♡」

 

 それを味わい深く吸い出す。舐め取るだけ、ということも考えたが少しは飴の使い分けも必要だ。

 射精感覚には及ばないが、精液が好き出される心地よさに耶倶矢の顔が恍惚と蕩け、もっとして欲しいと僅かに動かせる腰がわかりやすいくらいに浮き上がってきていた。

 

「注意。いけませんよ、耶倶矢♡」

 

 けれど、飴ばかりでもいけない。まんぐり返しで勃ち上がったペニスに開き切ったマンコ――――その下のアナルに、夕弦は人差し指を打ち込んだ。

 

「おへっ♡♡♡」

 

 ビキッ♡ 舌をだらしなく出した愛らしい耶倶矢の反応と、刺激から離れたはずのペニスが硬く反り返り、コックリングの縛めに抵抗して脈動する様。

 余程前立腺(・・・)の刺激が堪らないようだ。〈贋造魔女(ハニエル)〉で加えられたペニスと正確に連動した、というより、恐ろしいほど連動しすぎている前立腺。欲望が絡み付く設計主の思考を読み取り、内心で感謝と苦笑を交えながら夕弦は指先で的確に耶倶矢の支配を再開した。

 

「お、ぉぉ……おほぉ……っ♡♡♡ お、おぅ、おぉ!♡♡♡♡」

 

 ピュッ♡

 

 劇薬な刺激だったのか、前立腺から生じた射精感がコックリングを突き抜ける。が、それでもキレの悪い小便を飛ばすより弱々しい勢い。とても射精とはいえなかった。

 次は失敗しない。射精を促しながら、勢いは持たせない。コックリングの刺激と縛め、尻穴を穿たれる異物感と快感。耶倶矢のふたなりが忙しなく上下し、耶倶矢自身も目の焦点がズレるような痙攣を見せ始める。

 

「お尻、おしりぃぃぃ!♡♡♡ ほじ、ほじらないでぇぇっ!♡ 何か出ちゃう、漏れちゃうぅ!♡♡ だ、だせないのに、でてるぅ!♡♡♡♡」

 

 ちょろ、ぷぴゅ、ぷぴゅる♡ ドロドロの液体が鈴口から力なく溢れ出し、常に射精の感覚を伴いながらもどかしさを耶倶矢に与え続ける。

 射精をしているのにしていない。尿道から溢れるザーメンは、本来ならたっぷり数十秒で吐き出し切る分量だ。それがコックリングの縛めで緩慢になり、尿道口から少量のみが流れ続ける。耶倶矢からすれば、尿道にもどかしい感覚が詰まり続けているようなものだろう。

 

「指示。何が出せないのでしょう♡」

「ザーメンっ♡♡ おちんぽのザーメン射精させてっ♡♡♡ いつも夕弦の子宮にどぴゅどぴゅしてるザーメンだひゃしぇてくらりゃい!♡♡♡♡ これ、解いてっ、耶倶矢のダメチンポからどぴゅってしたいのぉ!♡♡♡♡」

「っ!♡」

 

 ビュルッ!♡♡

 

 どこからともなく、僅かな射精の音。あっさりとトロアへ顔を晒した耶倶矢の愛おしさに、夕弦の肉棒が我慢の限界に達しようとしていた。

 ――――諸刃の剣とはこのことだろう。耶倶矢もそうだが、相手を屈服させる快楽と直結したふたなりは敏感な性感帯と同じで、責め立てられるとどうしても弱くなってしまう。

 霊装のスカートを押し退け、痛いくらいに反り返った夕弦のふたなりちんぽ。射精にはまだ早いと戒めて、前立腺に続けて今度はふたなり同士を重ね合う。

 

「ひ、ひぅぅぅぅっ♡♡♡♡」

「制止。まだ、まだダメです♡ 今日は夕弦が先に耶倶矢のおまんこにザーメンを注ぎます♡ それまではお預けです♡」

「そんなん無理、むりぃ!♡♡」

「拒否。もっと、もっと鳴いてください♡ あ、ふぁぁぁっ♡♡」

 

 ずりゅ♡ずりゅ♡ずりゅ♡ずりゅ♡

 

 女の秘部を擦り付け合うのとは全く別の刺激。精液を無様に垂れ流す耶倶矢のふたなりに、真新しい夕弦のふたなりを重ねて擦る。

 

「快、感♡ ん、はぁ♡はぁ♡」

 

 ザーメンを絡み付かせる肉棒との接触。兜合わせと呼ばれる男性器同士の行為を、少女の身体で行う矛盾という倒錯。はしたなく吐息が零れることも、天使を無意識に扱って耶倶矢の姿勢を組み替えることも止められそうにない。

 

「ひゃうっ……ゆ、ゆず、るぅ……♡」

「挿入♡ 耶倶矢、耶倶矢、かぐや♡」

 

 よくここまで理性が保てたと言うべきなのか、それとも目的と手段がぐちゃぐちゃになっていた時点で理性などなかったのか。

 天井に差し込まれたペンデュラムが耶倶矢の両手を吊り上げ、夕弦が耶倶矢をうつ伏せにさせながらベッドに押し倒す。耶倶矢の折れてしまいそうな華奢な肢体を組み伏せ、小ぶりな臀部に何度も何度もふたなりを擦り付けてマーキング。

 我慢できない。了承もない。耶倶矢を気遣っている余裕がなくなって、夕弦は一匹の獣として耶倶矢との交尾に及んだ。

 

「か……っ、は……ぁ♡♡♡♡」

「っ〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡」

 

 ドピュッ♡ ドビュッドビュッブビュルルルッ!♡♡

 

 挿入の瞬間、夕弦と耶倶矢には言葉がなかった。夕弦は結合した途端、まるでその膣内にあることが当然とばかりの超越的な感覚にタガが外れたように射精し、耶倶矢は夕弦に押さえ付けられて言葉自体が出てきていない。

 押し付ける。子宮に全て注ぎ込むように。鎖で繋いだ両手を掴みあげてベッドに押さえ付けられた耶倶矢の姿は、発情した獣に犯さ(レイプ)される愛らしい少女のようだった。

 

「い、イク……おまんこ、イ゛っぐぅ……おちんぽ、射精できないぃ……♡♡」

 

 無論、耶倶矢も可憐な少女の身体に凶悪なふたなりメスちんぽを持つ身体だ。子宮を同じだけの肉棒で穿たれ絶頂しながら、射精ができない苦しさに歯を食いしばってベッドに肉棒を擦り付ける。

 

「衝動! 耶倶矢、耶倶矢かぐやかぐやぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡♡」

「ひぐっ!♡♡ あ゛っ♡あ゛っ♡♡ う、あぁっ!♡♡♡」

 

 ただしそれも束の間。たっぷりと初射精を終えた夕弦が耶倶矢の腰を掴みあげると、容赦のないピストンで責め立てる。突いて、突いて、ただ突き出す。

 技術はなく気遣いもなく、夕弦らしい平静な責め方もない。ただひたすら――――愛おしい耶倶矢を犯したいという衝動の雄叫びが耶倶矢を責め穿つ。

 

「おまんこ、らめっ♡♡ 夕弦のおちんちん、きもちいい……っ♡」

「屈服♡ 気持ちいいだけでは足りません♡♡ 耶倶矢♡ 夕弦の耶倶矢♡ 夕弦のおちんぽに服従してくださいっ♡♡ 射精るっ、射精るっ、イクゥ!♡♡♡♡」

「や、らぁ♡♡ 私も、射精したいっ!♡♡♡ おまんこでイッて、おちんぽでびゅるびゅるしないのぉ!♡♡♡♡」

 

 お互いに何かを言い合っているのだと思う。ただそれが聞こえていないだけのことだ。

 それでも望みは伝わってきた。夕弦は射精の瞬間、耶倶矢に仕込んでいたと思い出したコックリングを解除し、二度目の射精を子宮にぶちまける。

 

「射精♡ イクっ、イきますっ!♡♡♡♡」

「お゛っ♡♡♡♡ お、おほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!♡♡♡♡♡」

 

 射精の音が内側と外側から重なり合う。内側の夕弦は背中から覆いかぶさった耶倶矢の子宮にザーメンを押し付け、外側の耶倶矢は解放されたメスちんぽをベッドに押し付けてドクッ♡ドクッ♡と鼓動のように延々と射精。

 

「お、おぉ……おほ、おぉ……♡」

 

 自らの射精に加えて、メスを屈服させる膣内射精に耶倶矢が言葉にならない息を吐き出している。一息を吐き出そうとしている、と言い換えるべきかもしれない。

 

「お゛ぉ゛っ!?♡♡♡」

 

 もっとも、夕弦はそれを確認する前に耶倶矢の子宮をこじ開けるようにピストンを再開した。だから、耶倶矢が本当に身体を休めようとしたのかまではわからない。

 夕弦にわかるのは、これが本当に気持ちよくて、耶倶矢が本当に可愛くて――――本当に、本当に本当に本当に、ずっとこうしていたい(・・・・・・・・・・)

 

「ゆず、るっ♡♡ だめ、ま……あっあっ♡♡♡ また、イクっ♡♡ イッちゃう♡ やだ、いい、おまんこも、おちんぽも――――イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!♡♡♡♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「……何で止めてくれなかったわけ?」

 

 そう、士道のベッドで寝転がり、縛り痕が残った手で腰を摩った耶倶矢が、拗ねた涙目を向けながら言った。この姉妹、いちいち士道を誘惑する仕草で待ち構えていないと気が済まないのか、と頬を掻きながらため息を交えて言葉を返した。

 

「ああなると止まらないって、俺が一番知ってるからな。三日間はちょっと予想外だったけど……大丈夫か?」

「これが大丈夫に見えるならおかしいし、三日間をちょっとって表現する士道が怖いし! ……〜〜っっ」

「だよなぁ。叫ぶと腰に響くぞ――――〈贋造魔女(ハニエル)〉」

 

 とりあえずは応急処置。放っておいても溢れ返るほど注がれた精液が処方をするだろうが、それまでの痛み止めくらいは七罪直伝(見よう見まね)の天使でしてやるのが夕弦の手伝いをした士道の義務というものだ。

 

「一回もこういうことがなかったのが不思議なくらいだったけど、外れたら外れたでなかなかハードだな」

「なかなかって……み、みんなこんなことやってるわけ……?」

「三日で良かったな。俺やマリアは余裕で一週間だ、はは」

「目が死んでる!」

 

 ちなみに余裕で一週間は若干嘘が混じっている。一週間は最低限で、士道たちこそタガが外れてそれ以上は普通だったりするのだが、これを聞かせると間違いなく耶倶矢が気絶するだろう。

 

「あー……身体は動かないし夕弦はめちゃくちゃ落ち込んでるし……」

「けど気持ちよかっただろ?」

「うん……って何言わせてんの!? 士道そんな性格じゃないじゃん! そういうのやるのは二亜でしょ!」

「君の知ってる五河士道は、ってのは前にやったなぁ。俺はこんな性格になっちまったんだよ。あと二亜には二人で謝りに行こうな」

 

 二亜をどういう目で見ているのかわかったところで――――――

 

「なあ、耶倶矢」

「なに? 夕弦を励ますやり方教えてくれるの?」

「それは耶倶矢が身体を張るしかないって俺の実体験を伝えておくけど――――――俺の前で腰をくねらせて誘う(・・)のはツーアウトかなぁ」

「……………………………………うっそでしょ」

 

 嘘になるかどうかは、逃げ出すか何とか士道を説き伏せるか顔をひくつかせる耶倶矢次第ではあるが、ポンとわざと艶めかしい腰に手を置いて、士道はニコリと悪魔のような(・・・・・・)笑みを携えて声を発した。

 

「受け属性って大変だな、耶倶矢」

「元々は士道の属性でしょぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……くしゅっ」

「? 風邪……ではないですね。何やら同族を発見した風なくしゃみです」

「いやそこまで詳しくわかるのAIとかそういう問題じゃなくない?」

 

 

 






多分耶倶矢のふたなりを躾てうんたらとかやりたかったんだと思うけど夕弦にも欲張りさんした結果、スラスラとは書けたんだけど自分の欲求が?になってこれでえぇんか?となった回。オーバードーズ内のキャラの解釈が久しぶりで微妙に不安になったけど、多分オーバードーズの士道くんはこれくらい軽く振る舞ってたはず。なおたまに残ってる正気部分がぶり返している模様。

感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。短編で凌辱書きすぎてよくわからんことになってるけど、依頼で書いたデアラは自分でも引くぐらいスラスラと書き込んでるから多分マンネリ脱却が強かったんだろうなぁって。かといって自分からデアラのNTR書くんか?というとBAD夢オチでやり尽くしてる感あるやつ。こっちへの告知が遅いのもまああれだけ書いたし、お金出してまでこっちのネタで書いてほしいものあるのかぁ?という作者の疑問。それを決めるのは私じゃないってのはわかってることなのですが、この辺は始めたばかりなので自信がないやつ。
まあとにかくデアラでもそうでなくてもご依頼があればお気軽に、とは有償なので言えませんがどうぞ。課金パワーで普段は避けるような精霊が他の竿役に!的なのも書けるはずです。
次はスレイヴか美九BADを完成に持っていくか、いつまで眠ってんだなリビルドIFを投げに来るか。ではではまた次回〜
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