そんな感じで、おまたせ(はぁと)
「今日はちょっと過激にやりましょう」
「………………」
裸体を存分にさらけ出した状態で、士道にそんなことを言われて逃げない令音も最近はどうかしてきている気がした。今更か、という思いから吐息を零して声を発した。
「……一応、拒否権は私にあるのかい?」
「令音さん次第ですねぇ。あ、ちなみに使うのはこれですね」
――――ジャラ、と鎖が音を立ててながら見せつけられたそれには、令音の眉根を動かすには十分なものがあった。
鎖、というと以前の首輪を思い起こさせるが、用途が異なる鎖の形状をしている。令音ではなく、物と物とを繋ぐ鎖だ。そして、繋がれるものが一番肝心だろう。
「……
生易しい言い方をすれば腕輪。士道の嗜好を満たす言い方をすれば、
手錠とは称したものの、警察に支給されるような細い見た目ではない。石造りを思わせる黒い手錠……そう、
「ええ。ほら、足枷もありますよ」
「……種類は求めていないのだが」
そして手枷も令音は求めていない。同じく無骨で大きな足枷を見せられ、根源的な自己防衛本能が働かないことに自身の胆力と冷静さを褒めるべきか、彼に染められすぎていることを詰るべきか迷うところではあった。
冷静なままの令音を見て、何が楽しいのか士道は笑みを零しながら声を発する。
「まだまだありますけど――――どうします? 今日のは今まで以上に逃がすつもりがないものですし、令音さんの意志を聞いておきますよ」
今回は拒否権があるような言い方をして、ベッドの上にふんぞり返る士道。対して立ってそれを見下ろしながら、令音の選択は決まりきっていた。
裸で、彼の前に立つ。その時点で、令音の選択権など
「…………好きに、使ってくれて構わないよ」
不安を隠すように右手で左手首を握る令音の姿は、さぞ士道を楽しませていることだろう――――わかっていながら、令音の心からは確かな
「それじゃあ、容赦はいりませんね?」
「……ああ」
最後通牒をゆっくりと頷いて受け入れ、士道の前にかしずく。
初めは、手枷から。
「…………」
後ろ手を回そうと試みてみるが、短い鎖が音を鳴らすだけに留まる。前に戻すどころか、両手をほとんど離すことさえできない。
続いて、両足。揃えられた両足首に、士道の手で足枷が嵌められる。
「うわぁ……令音さん、足首細すぎ……綺麗だなぁ」
「……この状況で褒めることなのかい?」
決して悪い気はしないけれど、などと拘束されながら考える令音も士道に大概に染められていた。
そうこうしているうちに、足の枷が完成する。あんなことを言いながら、しっかり令音の手足の大きさは把握していたのか、完璧なマッチングだった。
「さ、立てますか?」
「……ん」
後ろ手を上手く扱い、足に力を入れて立ち上がる。
立ち上がってみてわかることだが、両手足の拘束とは本当に自由を制限されるものだ。腕は後ろ手から動かせず、足はせいぜい小走りがやっとの幅しか開くことができない。今の令音は、子供にすら劣る速度でしか歩行できないだろう。これは確かに、いつも以上に抵抗が許されそうにはない。
「……ここから、どうするんだい?」
「そうですね……よっと。とりあえず、俺のところに来て座ってください」
再びベッドの上に座って、股の間を示してこっちへ来いと士道が指し示す。訝しむも、決定権を彼に委ねた令音は従うのみ。
転んでしまわないように小さな歩幅で士道の前までいき、振り返って彼の間に挟まるように座る。後ろ手にした腕が士道の身体に辺り、妙なくすぐったさを感じてしまう。
「いい子です。じゃ、身体の力を抜いてくださいねー」
――――ぐちゅ。そんな音を立てて、令音の閉ざされた又座に士道の指が入り込み、秘部を激しく掻き分ける。
「……ぁ♡」
「お、もう濡れてる。じゃあ、ここからもちょっと借りてっと」
「……あっ♡あぁぁぁぁっ♡♡」
ものを借りるような軽さで令音の秘部を掻き回す士道に、令音は嬌声をあげて身をよじることしかできない。前のめりに倒れることを防ぐため、士道に全身を預けることしかできない。
「ほっ」
「……あぅ♡」
唐突に引き抜かれた指の衝撃に震えた令音は、次にもたらされるものを予測することができなかった。
愛液以上にヌルりとした液体が、令音の皮膚を撫でる。
「……ひっ♡な、にを……っ」
「ああ、ローションですよ。この前は大丈夫だったけど、念には念をと思って――――ね」
ずりゅ。生々しい音が、
士道の指が令音のケツ穴を貫いたことに、令音は一瞬の間を置いて快感が下から突き抜けてくる感覚を覚えた。
「……おっ♡おぉぉおおおぉおぉっ♡♡♡♡」
愛液と混ざり合った冷たい液体と熱い士道の指。相反する二つが令音の腸内を突き、まさぐる。後ろ手で士道の腕を掴んで抜こうとしたが、まったくビクともしない。
「……シ、ンっ♡♡そこは、ちが……うって♡♡言った、だろうに……っ♡」
「俺のモノを呑み込んだなら、指一本くらい今さらでしょう? ん、大丈夫そうだな」
「……おほぉ♡♡」
予告なく一気に引き抜かれた指の感触に、令音は耐えきれず下品な声を上げ身体を大きく反らす。
鎖が音を鳴らし、暴れようとする令音の手足を抑制する。その自由さえ抑制されながら、反らした身体は
「……え?♡」
以前の雌犬ようのものではない。後ろ側に、何か重りのような感覚が引かれている。
何かが、来る。確信を持った令音は――――しかし、その快感に抗えるものではないと思い知ることになった。
「……おおっ♡おほおおおおおぉぉぉぉおぉぉッ!?♡♡♡」
鋭い痛みにも似た快感に穿たれ、悶絶する。何をされたのか――――肛門に金属の何かを
「……シンっ♡♡これ、ぬいてっ♡♡はやく取ってぇ……♡♡」
「えぇー。せっかく着けてあげたのに……令音さんのお尻の穴が拡げられて、とっても似合ってますよ」
「っ♡……やぁ……♡♡」
恥ずかしさに身悶えして、それでまた肛門に差し込まれた鉤が暴れ回り新たな快感を加速させる。
両手両足を拘束され、ケツ穴には鈎を引っ掛けられて首輪と繋がり自ら動くことで快感をもたらされる。士道の手ではない快楽にさえ、令音は深い絶頂の波に晒される。
「ふふ、気持ちよさそうで良かったです。じゃ、次は――――こーれ、何に使うと思います?」
「……?」
身悶えする令音にもわかりやすく眼前に垂らされたのは、小さな引っ掛かりが
尻穴の鈎と同じく、どこかに引っ掛けるものなのか――――いらぬ聡明な思考が答えを出したとき、令音の顔色が変わった。
「あ、気づきました? そろそろ見たいと思ってたんですよね――――令音さんの、綺麗な
耳元で囁く士道。それは楽しげでありながら、令音には悪魔の囁きにしか聞こえなかった。
「……ッ!」
今度こそ、理性が身体を動かした。立ち上がり、駆け出す――――尻穴の刺激と、拘束された手足によって令音は無様に転げ落ちる。
「……あ、ぉ……おぉっ♡♡……あ、ああぁ♡」
「あーあ。そんな格好で無茶するから」
「……っ♡、う、ぅぁ、ぅぅぅぅぅ♡♡」
襲い来る絶頂。立ち上がることすらままならない手と足の枷。愛液と潮を撒き散らしながら、身体を引き摺って士道から逃げる。
だが、広い部屋といってもすぐに限界は訪れた。ドン、と頭に壁が当たった感覚に令音は目を見開き、振り返ると――――ビデオカメラを構えた、士道の姿が瞳に映り込んだ。
「……ぁ」
「ん? もう逃げるのやめちゃうんですか? もうちょっと手足を拘束されて、お尻の穴を拡げながら逃げ回る令音さんを
縮こまって、震えることしか出来ない。初めての経験だった。年が下の少年を相手に這いつくばって逃げ回り、壁際に追い込まれて二重の意味で身体を震えさせて少年を見上げる。
あまりに無様。あまりに滑稽。だけど、そんな姿よりも、見せたくない無様な光景を晒されようとしている。映像に、収められようとしている。
「……シン、お願いだ……っ♡それは、いやだっ♡♡他のことはなんでもする……っ♡♡だからみないで……っ♡♡君に、そんな私をみせないでくれ……っ♡♡」
「あはは、お尻の穴まで見られてるのに、今さらってもんでしょう。それに今の令音さん――――凄く、嬉しそうだ」
「……あ♡」
四肢を拘束されて、ケツ穴を開かれて、追い詰められて恥辱に塗れた姿に、
そこに恐怖はなく。あるのは暴れ狂う快楽と――――被虐者としての悦びだった。
硬直した令音の鼻先が指で開かれ、小さな二穴を鈎が引っ張り上げたのは、まさにその瞬間のことだった。
「っ、ふごっ!?♡ふぐっ♡♡♡」
「お、よく似合ってますよ。わぁ……鼻の穴までこんなに綺麗だなんて、どうなってるんですか令音さんは」
――――見られている。撮影されている。
楽しげに覗き込みながら、手に持ったカメラを回して令音の痴態を保存し続ける士道。
人に見られることがないはずの穴という穴を開かれ、鼻孔を拡張させられながら中を観察される。令音にとっては、ただ乱暴に犯されることより残酷だった。
最後の抵抗として、士道から顔を逸らして倒れ込む――――突きつけられた肉棒に、それすら許されなかった。
「……ふごぉ♡♡」
「これの臭い、令音さん大好きでしょう? ああ、そんなに鼻の穴をヒクヒクさせて、可愛い顔がカメラに収められてますよ」
「……んぉ♡♡ふごぉぉぉぉ♡♡♡」
言葉が出てこない、忘れてしまった。目の前にある雄の証に、士道の巨根に囚われる。
濃厚な臭い。嗅ぐだけで達してしまいそうなのに、鈎で大きく開かれた豚鼻が香しい雄臭を余すことなく吸ってしまうから、下半身は激しく潮を吹いて鈎で拡がったケツ穴はドロドロに濡れぼそる。
目一杯に拡がる愛おしい形。舌を出し、息を荒く近づいていく令音の頭を、士道が片手で掴んでグッと引き寄せた。
「ほら、手が使えない令音さんのために……手伝ってあげますよ!」
「……おごっ!?♡♡」
喉元まで無理やり咥えさせられ、濃厚すぎるチンポの味が口中に染み渡り、全身が何度目かの悦びに打ち震えた。
「……おぶっ♡♡ぶぼっ♡♡おごっ♡♡♡♡」
無理やり頭を掴まれて、激しく肉棒が出し入れされる。
「おぐっ♡♡ぶっ♡♡おごぉっ♡♡」
「っ、
「……ッ!?♡♡んぼぉぉぉぉぉぉぉっ♡♡」
予告のない突然の射精。半狂乱の意識にぶちまけられた白濁は、乱暴に突いた喉奥に押し込まれ、逆流し、鈎に吊られた鼻孔からブビュッ、と下品に吹き出すまで放たれ続けた。
「……ぉ♡ふ……ごぉ……♡♡」
「ふぅ……お、白目剥きかけた令音さんは貴重だなぁ。綺麗ですよ、鼻フックされた穴から精液垂れ流しにした令音さんの姿」
その言葉のどこに素敵なものがあるのだろうか。正気の令音であれば言葉に出した疑問も、雌奴隷としての役目に呑まれた令音には声にすら出せない。
肉棒が引き抜かれ、身動きが取れないまま士道を見上げる令音の姿は、令音自身からすればさぞ滑稽なのだろうとしか思えなかった。
それでも止まれないのは令音であり――――狂気に嗤う士道でもあった。
「もっと、もっと見せてください。令音さんのいやらしい姿を収めさせてください。――――次はあれ、乗ってみましょうか」
グイッと顔を横に向かせられる。それによって刺激される尻穴にはお構い無しに、令音は強制的にそちらへ向かされた。
「……ぇ」
一体いつ、そんなものを用意していたのか。天使を振るい、奇跡を起こす力故か。
鼻孔まで観察され、もはや晒すものが恥辱が残されていない令音だが、それには言葉を失わざるを得ない。
――――木馬。一言で表現するのなら、そう。乗ってくださいと言わんばかりの三角形を備えた、大きな木馬だった。令音の女体を優に乗せられるであろうそこには、極太のバイブレーターが
「……ぁ、あああぁ……♡♡」
「令音さん、前に寸止めしてからイかされ続けてた時、すっごく幸せそうだったでしょう? だから今日は――――――」
唾を呑み込んだ令音に、士道は立ち込める歓喜を隠すことなく囁いた。
「――――泣き叫んで、許しを乞うまで、イかせてあげます」
「――――ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ――――――ッ!♡♡♡♡」
絶叫、絶叫、絶叫。絶頂して、絶頂して、果てる。
マシンガンのように連続で突き上げ、掻き回すバイブ。それも膣と腸内に打ち込まれ続け、令音はただ絶頂に叫ぶしかなかった。
「うあああああああぁぁぁぁぁぁ♡♡はぅぅぅぅぅぅぅ……っっっ♡♡だめぇぇぇぇっ♡♡♡」
尻穴の鈎は外されたが、これからあった方がマシだった。外された足枷の代わりに、乗馬した令音の両足それぞれに重りが括り付けられ、令音を絶対に逃がすまいと三角木馬のバイブに全身を押し付けくる。
両手は変わらず手枷に括られ、一つの抵抗も許されない。鈎に吊られた鼻孔と叫ぶ口が鼻水と唾液で令音の顔を彩る。涙で汚れを洗い流す。それを撮影しながら、士道が嗤う。己の支配欲を満たし、己に見せつけて嗤う。
「あは、あはははははっ! 綺麗ですよ令音さん!! もっと狂ってください!! せっかく俺が作ったんですから、もっともっと楽しんでください!!」
「……ふぎっ♡♡ふごっ♡♡あ゛ぁっ!♡♡やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡♡♡」
髪を、胸を振り乱して果てる。大きく顔を反らして果てる。ガガガガッとバイブが殺人的な音を鳴らし、中を無感情に犯され続けながら、令音が果てる。
「……イッてるぅ♡♡もうずっとイッてるんだ♡♡やだぁ♡♡もうやめてくれ……っ♡♡じゅうぶんだから、きもちいいから♡♡もうゆるしてくれ……♡♡シン♡シン♡♡シンンンンッ♡♡♡♡」
「許してくれも何も、気持ちいいんだからそれでいいじゃないですか。なんで、気持ちよくなるのが駄目なんですか?」
「……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ♡♡♡♡」
壊れる。壊れる壊れる壊れる、壊される。
士道のモノではない物に穿たれ、蹂躙され。それを寄りにもよって士道に撮影されながら、ヨガリ狂ってイキ続ける。誰も助けてくれない。士道は助けてくれない。それでも叫び続けるしかない。泣き叫んで、許しを乞うしか道はない。
――――たとえ、本能が望んだ快楽を与えられているとしても。
「まあでも、やめて欲しかったらもっと可愛く媚びてほしいかなぁ。そんな大人の令音さんじゃなくて、可愛らしいあの令音さんを見せてくださいよ」
それが、士道の望むことだから。
「ッ――――たす、けてっ♡♡たすけて士道っ♡♡……きもちよすぎて、しんじゃう♡♡イきすぎてもうなにもわからない♡♡雌マンコとケツマンコぐちゃぐちゃにされて♡私がどこかにイっちゃいそうだから♡♡たすけてしどう♡しどうっ♡♡しどう♡♡♡♡」
どこまでも、どこまでも――――堕ちて、イク。
「もうイキたくないぃぃぃ♡♡おかしくなるのやだぁ♡しどう♡♡たすけてしどぉ♡♡♡ああっ♡♡またイクッ♡イクゥゥゥゥゥゥ♡♡♡――――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡♡♡」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「…………………………むぅ」
服も羽織らずベッドの上で待っていた士道。シャワーから戻ってきた令音は、彼の珍妙な姿に小首を傾げた。
だが、同時に合点がいく。士道が悩ましげに眺める手の中には……先の令音の痴態と恥辱が全て収められたビデオカメラが握られていたからだ。
「……シン」
「いや、待ってください。わかってるんです。残しちゃいけないって。でも、でも……っ!!」
「…………」
その顔には、ありありと男としての葛藤が刻まれていた。……別に、理性では令音を性的な目で見れないわけではないらしいと
ただ、それを差し引いても今の令音がしたいことはデータの消去ではなく――――士道の胸板に、令音が顔を押し付ける。
「っ、れ、令音さん……?」
「……それはいいから、聞いてくれ。……こういう物言いは、慣れていないが」
したことがない。現実感がなくなってきた〝記憶〟の中にも覚えはない。
いつもとは逆に、令音が士道に甘えて胸板へ寄り添う。心臓の鐘が令音の体温を感知して早まっているのがわかる。
どこまでいっても、本能は士道との契りに悦びを感じている。だが、今日の令音に残されたのは――――――
「……傍に、いてほしい。
無機質なものではなく、士道を求めていた。
甘え方を、〝私〟は知らない。だから、保険をかけてまで望んだ不器用なそれを、士道がそっと髪を撫でて受け入れてくれた時、
「――――俺でよければ、喜んで」
その温かさに――――僅かな微睡みを、覚えた。
せっかく両手両足拘束したんだからもう少し部屋の中逃げ回らせてネチネチしても良かったかなと思わんでもなかった反省点。エロかったら嬉しいね。
鼻フックはやっていいのか迷ってたんですけど、リクエスト来てたので合法的な許可が出たと判断しました。撮影までは私では意識がいかなかったから素晴らしい融合召喚を手に入れたぞ、わはは。
イチャラブから快楽無様堕ちまで。あなたの高評価で制作いたします。どうかご贔屓に。私、沢山の高評価、報酬。感想、嬉しい。いやほんとに、ありがとうございます。評価がどしどしあると精神的に助かって更新も捗るのでよろしくお願いいたします。
ではではまた次回〜。
三度目の学校、今度は時間を変えて……なんて、どうでしょう。