かつ、かつ。ぺた、ぺた。異なる足音が、冷たい廊下に一つ二つと鳴る。それが普段の廊下であれば、まだある程度の説明ができるであろう。
そう考えるからには、これが圧倒的に普通ではないことは明白。何より、士道が手にした
「どうです、令音さん?」
振り向く。
暗い廊下でも、その美貌が伺い知れる彼女へ――――
「……どう、とは?」
「またまたとぼけちゃってぇ。
一語一句を丁寧に、士道は令音の置かれた状況を口にする。それで令音の羞恥を煽れると知っているから。
白衣の下には何もない。大きすぎながら張りのある胸。恥部を程よく隠す銀灰色の陰毛。スラリと整った素足。その裸体に白衣だけど羽織り、なおかつ身体を隠す意味を何一つ為していないことがより倒錯的な絵をもたらしている。
その上、両手を縛られて士道に行動の主導権を握られている。そのことにいつまで経っても令音が慣れていないことは、士道から微かに目を逸らしたことから明白だった。
「……あまり、好ましい状況ではないな。端的に言えば……恥ずかしくて、倒れてしまいそうだ」
「あは、本当ですか?」
普段、自身が働いている職場で素っ裸になり、教師の令音が教え子の士道に拘束されて躾られている。確かに、常人であれば気を失ってもおかしくはない。
だが、士道の知る令音はそんなにヤワな女性ではない。疑わしげに士道は令音へと近づいて、令音の下半身へ手を伸ばす。
「――――こんなに濡れてるのに?」
ぐちゅ、と。淫靡であり羞恥だけであれば決して鳴らない音が静まり返った廊下に響いた。
「……あっ♡や、め……っ♡♡」
「ほら、言い訳してみてくださいよ。できないですよね? 教え子に裸で連れ回されて、雌マンコぐちゃぐちゃに濡らしてる令音さんには」
「……っ♡うぁ……♡♡あぁぁぁぁっ♡♡♡」
わざと音を立てて令音の膣を掻き回し、手を縛られて声を抑えることのできない彼女の痴態を存分に味わう。
艶かしい愛液の音を響かせ、指を引き抜く。それを顔を俯かせた令音へと近づけ、ぬらぬらと濡れた士道の指をしっかりと見せつけてやる。
「こんなに濡れてるんですよ。ねぇ、興奮してるんでしょう? 令音さんは教え子に調教されて、歩いてるだけで雌マンコを濡らしちゃう変態なんです。そうでしょう?」
「……う、ぅぅぅ♡♡いわないで、くれ……っ♡」
全てが事実だからこそ、認めたくなくとも認めることしかできない令音は、令音の雌臭を纏った指から顔を背けることしかできない。恥ずかしさに震え、羞恥で僅かに顔を歪ませることしかできない。
それがなんて、素晴らしいことかと士道は嗤う。
「さあ、夜は長いですから――――存分に、夜の学校を楽しみましょう」
拒否権などない。オスとメス。加虐者と被虐者の宴は、今日も開かれる。
「……っ♡……ふ……ぅ♡♡」
見つかれば、終わり。それがわかっていながら、士道の背後から堪えきれない吐息が聞こえてきて、士道も合わせて意地の悪い笑みが零れた。
ゆっくり、ゆっくりと。急かすように震えを伝えてくる紐は、決して離さずされど急ぐことをせず令音を歩かせ続ける。
「……シン……♡♡シンっ♡」
「はいはい、ここにいますよ。置いていったりしませんって」
「……んっ♡」
士道の返事に嬉しそうな吐息。ここ最近は、令音の心のあり方に少しは理解を示せている気がした。
腕を括り付けるだけでなく、目隠しでもプレゼントすればよかったかと悪辣な提案を浮かべたが、夜の校舎を楽しむという目論見からは外れてしまうし、何より今の令音には恐怖だけを与えても意味がない。
「んー……おっ」
のんびりと校舎内を探索しながら、何か良いところはないかと考えていた士道の前に、何とも都合がよく
「令音さん……ここ、行きましょう」
「……っ、そこは……」
士道が何が言いたいのか、彼女には理解できてしまったという顔が振り向けばある。
そこは、令音のような女性が立ち入ることがない場所――――だが、以前に
「……シン?」
「ふふ……さあ、入りましょう」
「……わか、った」
ここより先の未来を想像し、僅かな躊躇いが言葉に乗り移る。それでも、令音が士道の言霊から逃れることはできない。逃げようとしても、腕に引かれたたった一本の紐が行動まで遮るだろう。
先に中に入り、トイレ用のスリッパを履かせて令音を奥まで連れていく。もっとも、用事があるのは個室ではなく、その前。
「……っっ♡♡」
示し合わせて
男子が用を足すために作られた立ち式のもの。もちろん、使うのは士道ではなく、
「聡明な令音さんなら……ここで何をするか、わかりますよね?」
「…………」
女性であり、士道の従順な雌奴隷である、令音だ。
野外での放尿は見せてもらったが、屋内ではまだ見せてもらっていない。だからここで、じっくりと見せてもらうこととしよう。
「……ぅ、……ぁ♡♡」
どれだけの躊躇いと、どれだけの羞恥が令音を苛んだことだろう。理性は制止を促し、正気に戻れと語りかける。
けれど、令音は歩き出した。ゆっくりとだが、一歩足を引いた士道の前に立ち、縛られた両手を胸元まであげて……腰を前に突き出し、はしたなく小便器に向かって排泄の体勢を取る。
「……シ……ンっ♡♡」
残されたためらいか、はたまた
――――せっかくだ。少し、
「大丈夫ですよ」
「……ひゃぅ♡♡」
「俺が手伝ってあげます。……こうやって、開いてっと」
片手を令音の秘所に添えて、濡れぼそった肉壺を二本の指でグイッと開き、細かく震えた陰部の中まで外気に晒しあげた。
「……やぁ♡♡シン、やめて……っ♡きたないから♡♡」
「令音さんに汚いところなんてないですよ。こんなに綺麗に濡れて、素敵です。さあ、これでちゃんと出来ますよね?」
「……う、ん♡」
小さく、だがはっきりと令音は首肯した。小便器に向かって腰を突き出し、自らの秘部を士道の指で開かれながら。
「……んっ♡♡」
ブルっと密着した令音の身体が震える。一瞬、令音がその衝動に耐えるように目を閉じた。そして、
――――しゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ。
「……あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
令音の秘所から、膀胱に溜め込まれた
放物線を描き、女性がするものではない格好で、士道に補佐をされ観察されながら放尿をする。令音は、再び体感する排泄の快感に身体を反らして甘い声を零した。
「……でて、るっ♡♡シンのまえで、おしっこ出ちゃってる……♡♡♡シンに手伝ってもらいながら♡男の子みたいなおしっこみせちゃってるぅ♡♡♡♡」
ぷしゃぁぁぁぁぁぁ、と士道の欲望の大きさを受け止めた令音の激しい放尿が続き、飛沫が小便器の中を叩く。
やがてその勢いも収まっていき、尿道から綺麗に薄色の液体を出し切った令音。愛液と小水に塗れたその秘部を、士道は取り出したティッシュで丁寧に拭き取っていく。
「はい、よくできました。俺が拭き拭きしてあげますねー」
「……あぁ♡♡はずかしいから……シンっ♡♡」
用を足して、男の士道に後始末をしてもらう。大人の令音にとっては、耐え難い恥辱のはずのそれも、もはや快感をもたらすものでしかない。事実、拭き取った傍から愛液がぽたぽたと流れていき、士道の笑みを深める結果を見せてくれているのだ。
「けど、嬉しかったでしょう? おしっこしちゃうところを、俺に見られて、ね?」
「……う……んっ♡♡……感じたことがない解放感で♡すごく、きもちがよかったよ♡♡私のはしたない裸のおしっこみてもらって♡本当にありがとう♡♡」
「まったく、令音さんは甘えん坊だなぁ」
けしかけたのは士道だということを棚に上げ、蕩けた顔で礼を口にする令音に顔を近づけ、キスをする。
「……ちゅ♡♡んんっ♡ちゅる♡……ふぁぁぁ……♡♡」
令音の幸せそうな吐息に対し、腕を縛られて裸の白衣で腰を落とした姿がその倒錯的な雰囲気を加速させる。
そんな令音が、士道の欲望までも
「ああ、可愛い俺の令音さん。もっと見せてください。令音さんがとびっきり恥ずかしくて……とびっきり気持ちよくなれる遊びを」
繋がれた一本の紐が二人を繋き、更なる冒涜の祭りへと導いた。
「……ここは」
ガラッ、と士道が扉を開け、令音がぼぅっとした目で中を見つめていた。
並べられた机と椅子。授業のために用意された黒板と教卓。二人は毎日のようにここを訪れ、見慣れている場所。だが、夜に二人きりで訪れることはありえなかった学校の一室。
「ええ。俺たちの教室、ですね」
月明かりがせいぜいの夜の教室は、雰囲気から状況まで何もかもが違っていた。無論、普段と一番違うのは、白衣だけを羽織って全裸で腕輪を引かれる令音なのだろうけれど。
「……ここで、何をするつもりだい?」
「まぁまぁ、焦らない焦らない――――期待してるのは、わかりますけどね」
「……っ♡♡」
ゾクゾクと身体が震え、ゴクリと息を呑む令音。期待と不安。士道にとっては期待と歓喜。お互いに、引き返せないことをしているのはわかっている。
わかっていて、わかっていながら、士道と令音は堕ちていくのだ。
令音の腕を紐で引きながら、士道はある一つのものが置かれた場所へ彼女を導く。
「……っ!」
何の変哲もない
「――――オナニー、してみてくださいよ。
「……そ、んな……っ!♡♡」
驚く素振りを見せながら、令音の口角は紛れもなく歪んでいる。自慰行為を示唆されて、
「とびっきり恥ずかしくて、とびっきり気持ちのいいこと、でしょう? 何遠慮してるんですか。俺がいっつも使ってる机、令音さんが俺に勉強を教えてくれる机を、今だけ
「……うぁ♡♡」
隠しきれない恥辱の悦びが、令音の股を暗がりでもわかるほどにきらめかせていた。
「ほら、俺が抑えててあげますから。身体を目一杯に使って、角に雌マンコ擦り付けて、最高に気持ちいいオナニーをしてみてください」
「……あ、あぁ♡ああああぁぁ……♡♡」
令音の身体、そして意志が士道の言霊に逆らうことを止めている。
腕を縛られ、足だけを震えさせながら机に近づいていく。股座を擦り付けるため、腰を落としたその姿勢は令音のプロポーションが完璧すぎるからこそ、無様極まる快感を誘っていた。
やがて、ぐちょぐちょに濡れた雌マンコが士道の机の角に触れ――――瞬間、激しく恥部を擦り付け始めた。
「……あぁ♡♡はっ♡はっ♡……くひぃぃぃっ♡♡」
腰が砕けた下半身を必死に机の角に押し込み、自身の体重をかけて恥部を擦る滑稽な姿。机の角上には雨溜りのように愛液が零れ、弾けたそれがあちこちに四散して雌臭を染み付かせる。
「……あんっ♡はぁ♡♡い、いぃぃぃいいぃっ♡♡」
士道が抑えていなければとっくに机は倒れている。抑えていてなお、ガタッ、ガガッ、という地面と擦れる音が止まないほど激しい腰振り。令音の顔は、口を開けてだらしなく唾液を垂らし恍惚とした様子すら見受けられた。
「く、くく……令音さん、今の気持ちはどうですか?」
「……んっ♡いいっ♡♡士道の机でするオナニー♡きもちがいい♡考えただけでイキそうなのに♡♡……ほんとにオナニーするの♡雌マンコがとってもきもちいい……っ♡♡だめなのに♡生徒の机で遊んで♡教師失格だけど♡私、わたし……♡♡」
教師である令音と、雌である令音が入り交じり、オナニーを続けながら淫らに声を吐く令音。
頬が吊り上がり、士道の膨れ上がった欲が満ち満ちていき――――令音の耳元に、トドメを投じた。
「いいんですよ――――だって令音さんは、教師じゃなくて俺の雌奴隷なんですから」
角に激しく擦り付けられていた恥部が、
「……イクッ!♡♡士道の雌奴隷の分際で♡♡士道の机を使ってオナニーしながら♡♡イク――――ッ♡♡♡♡」
――――ぶしゃっ!ビチャッ!
到達と共に吹き散らされた潮は、机に当たりより強く打ち付けられて周りへ飛沫を散らす。ガクガクと足を痙攣させ、今にも転びそうな身体を角に突き刺した股座で堪える。或いは、まだ快楽を貪っているのかもしれないと士道は笑みを深める。
「……ぁ♡あひ……っ♡♡……はっ♡♡」
事実、令音は腰が痙攣しているのをいいことに、潮を吹く恥部を細かく上下させて余韻に浸っていた。
このままもう一回戦となるかもしれない――――――そのとき、士道の聴覚が微かに鳴る靴音を捉えた。
「! 令音さん、こっち」
「……はぇ?♡♡」
絶頂の余韻で士道の方が感知が早く、責任の一端しかない士道が令音の肩を抱いて急いで隠れ場所を選ぶ。
こういう時に思い浮かんだのは、
「……んっ♡♡……警備員、かい?」
「たぶん。……大丈夫だと思いますけど、少し隠れてやりすごしましょう」
背徳は快楽のスパイスだが、士道は令音の痴態を人に見せるつもりはない。早々にやり過ごすのが良策だと判断した。
教卓の下は人が二人入り切るには狭すぎる。本来、士道と令音の体格では難しいのだが、ここは令音との距離の近さを存分に活かしてひたすら密着する。……何度抱いても感じるのだが、あまりにも令音の肢体が柔らかすぎてずっとこの体勢でいられそうだった。
「……あ、あぁ♡♡……ふぁ♡♡」
「あ、やべ……」
しかし、士道はよくても令音の状態はよいものではなかった。いや、絶頂の余韻から軽く果てた状態を連続して受けている令音の姿を間近から見ることは、実に士道の加虐心をそそらせてくれるのだけれど。
熱に浮かされ、士道と密着して虚ろな目で身体を震わせる令音がこれ以上、声を耐えていられるとも思えない。靴音は響きやすい嬌声を誤魔化せる距離ではなくなってきている――――ならば。
「令音さん、こっち向いてください」
「……ぇ――――んむっ♡♡」
物理的に、士道の唇で令音の唇を塞いでしまえばいい。また校内で同じことをしてしまった自分自身への呆れと、
「……っ!?♡ん♡んんーっ♡♡……しろぉ♡♡、ひゃめ……ぇ♡♡♡」
甘いリップが引かれた唇を味わいながら、育ち開いた令音の恥部の中を指で掻き回す。既に目的と手段が一致していないのはわかっているが、欲望は理性では止められない。片手は令音の胸を掴み――――聞こえるはずのない令音の心音が、激しく鼓動している気がした。
令音でも、そんなことがあるんだな、なんて思考。舌足らずで喘ぐ令音を、密着して離れられない教卓の中で犯し続けた。
「……んっ♡んんんっ♡♡……んんんんんんーッ♡♡♡♡」
二人きりの狭い空間を令音の膣から溢れた雌の香りが満たしていく――――――満たされない欲望が、今だけは満たされていく気がした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「……シン」
「隠れたいのか見つかりたいのかわからなかった、ですよね。俺が一番それを思ってますから。いや本当にすいません」
「……まだ何も言っていないよ」
とっくに警備員は去って、教卓の中で両手を顔に当てさめざめと泣く士道に、令音は快感の余韻が引かない身体で彼に寄り添いながら息を吐いた。
――――実際、警備員程度に見つかったところでどうということはないのだが、士道以外に見られると考えた時にはやはり心臓が痛むのを止められなかった。随分と、変わったものだと令音自身が感じていることだ。
「……だが、そうだね。一つ伝えることがあるとすれば……」
手首の紐を解いて、顔を覆った士道の手を握る。
キスをされて、強く自覚をしたことがあった。それは――――――
「……帰り道は、君と並んで行きたい、かな」
案外、〝私〟は寂しがり屋になっていたらしい、ということだった。自身が驚いたことだが、暗い廊下を後ろからついていくのは、連れられる快感と同じくらいの心細さを感じた。
令音なりに甘えた表情――無論上手くいっているとは思っていない――作って言ってみたのだが、士道の
「ええ、もちろん――――――令音さんは、俺の可愛い恋人ですから」
裸白衣は私の趣味なのでそれ以上の意味はありません。全裸でも問題ないけど一回くらいあんま意味なくても書いてみたいじゃん!!
両手束縛お手伝い立ちションからの机角オナはなかなかになかなかだなと改めて思いました。まあ書いたんですけど。
評価と感想とお気に入りが心の大きな支えです。本当に、いつもありがとうございます!日々の更新のため常にお待ちしております!いつでもウェルカム!!
あとメッセもらってから考えた事なのですが、一応タイトルがタイトルなので聞いてみるだけアンケート置いておきます。直球に精霊たちのエロいの見たいかどうかです。
まあ令音との本編が完結してからの話ですし、結果に関わらず書くだろうある1キャラのIF以外は基本的に令音も加わってのIFエロシーンになるとは思いますが。誰だよその1キャラ、って?イヤーダレダローナーボクニハワカラナイナー
ではではまた次回〜。
次回も教室で……?なぜハテナがつくのか、お楽しみに。
あくまでIF。令音を絡ませての精霊たちとのお話は
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