※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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本日は予定を変更してこちらをお送りいたします。さて、タイトルの要素にエレンちゃんの圧倒的キャラ崩壊(いつもの)があります。容赦ないふたなりモブ子による狂三輪姦。士織ちゃん。いつもの平伏の奴隷宣言。なんでもありなリクエスト回。逃げるなら今です。今回はマジでこれ世に出すの?と思いました。けど出します。書いちゃったので。










覚悟はいいですね?それでは皆様、バッドエンドを始めましょう。







10話(夢オチ、洗脳、完堕ち、女体化あり)

 ――――暗い牢の中で、淡く輝く光を纏う少女。

 だが、それは華々しさとは無縁の凄惨たる姿であった。

 身に纏う霊装が修復すらされず、乳房や秘部といった恥部は余すことなくされけ出されている。着ている方が味があり、卑猥なもの……と、少女の身体を調整した人間たちは言っていたか。

 

「お目覚めですか、〈ナイトメア〉――――いいえ、時崎狂三」

「…………」

 

 目覚めというのなら、狂三は常に目覚めさせられている。陵辱は十五分ほど前、この牢屋に似つかわしくないノルディックブロンドの髪を持つ少女が訪れる以前に行われ、乱雑に打ち捨てられたばかりなのだ。

 狂三には答える義務もない。答えたいとも思わない。しかし、

 

飼い主(・・・)の言葉を無視するとは、いただけませんね」

「っ……あっ♡ あ゛ぁぁぁぁぉぁぁっ!♡♡♡♡」

 

 突如、狂三は発狂した。硬い地面に打ち捨てた肢体を痙攣させ、跳ね上げた腰から無様に潮を吹く。紛うことなき絶頂を押し付けられた(・・・・・・・)

 しかもその絶頂は一度ではなく、二度、三度、狂三の意志とはかけ離れて行われる。

 

「あひっ♡♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡♡ イクっ♡♡ イクゥゥゥゥゥゥッ♡♡♡♡」

「ふふ。いつ見ても無様な姿ですね。当初の強気で不遜な態度と比べることで、実に興を唆られます♡」

 

 少女――――エレン・メイザースの言葉は正しく、その黒いスーツのスカート部から痛いほど盛り上がった逸物(・・)が興奮の証拠となっていた。

 仇敵にイキ狂わさせれ絶頂宣言をした挙句、情欲を誘っている。あまりにも惨めで無様だが、狂三には耐える以外の選択肢は既に失われてしまっていた。

 

「ふむ。もう十分ですよ」

「あ……あぁ♡ はぁ……♡♡」

 

 愉悦の表情で必要のない言葉で指示を出し、支配(・・)という屈辱を煽るエレン。それでも、狂三は数十にも及ぶ連続絶頂の余韻で顔を蕩けさせて身を投げ出す他ない。

脳に埋め込まれた(・・・・・・・・)顕現装置(リアライザ)。エレンの脳のチップと直結したそれは、いついかなる時も狂三の性的な感覚がエレンの意思に支配されている証。エレンの気分一つで絶頂のみならず焦らしまで行える。

 

「さあ、今日も実験の時間です。雌猫をしっかりと躾て差し上げましょう」

「……っ!」

 

 目だけは、死なない。気力を振り絞ってエレンを睨みつけるも、少女はそのことに興奮を覚える下劣な性的嗜好の持ち主らしい。

首輪(・・)を着けられ、エレンに鎖を引かれて四つん這いで牢屋から出ることを許される。とはいえ、狂三に屈辱を感じさせるわざとらしいこの牢屋が一番マシ(・・)なことは明白だった。

 

「ふーっ♡ ふーっ♡♡」

「これも調教の成果ですね。初めは下賎な者共に見られたところで思うことなどない、とプライドを見せていたあなたはどこへいったのですか♡」

「く……っ♡ お黙り、なさいっ!♡♡」

 

 吠えたところで、境遇が変わるわけではない。研究施設を四つん這い、それも裸体の方がマシな艶姿で歩き回らされ、大衆に身体を晒して愛液を垂らしていることに変わりはない。

 実験室への移動一つでさえ、狂三はこの行為に晒される。既に身体の感度異常は徹底的に解析され、〈ラタトスク〉による応急処置は効果をなくし、それどころか症状の悪化を加速させられ、今や外気に触れるだけでイッてしまう身体になってしまった。

 そうして道という道に絶頂の証を垂れ流しながら、狂三は様々な機材が設えられた実験室に連れられ、機械的な椅子に拘束させられた。

 ここでも当然、陵辱調教(・・・・)が進められる。

 

「あがっ!♡ はばがばばばっ♡♡ お゛お゛ぉぉぉぉぉぉっ!♡♡♡♡」

 

 クリップのようなものを乳首と陰裂、陰核に括り付けられ、絶えず電流を垂れ流しにされる。単純な電撃とは異なるそれに、狂三は情けのない悲鳴を上げながら幾度となくイカされ続けた。

 

「どうですか? その電撃は、あなたの脳へ電気信号を送るものでもあるのですよ。いい悲鳴です♡」

「お゛へべぇえっ!?♡♡ が、ぐ、がっ♡♡」

「ふふ、聞こえていませんか? ――――しかし、あなたほどの精霊が手に入るのは、いい誤算でした」

 

 ――――それは珍しく、精霊という実験対象を評価するエレンらしくないものだった。

 

「安心してください。あなたが庇った(・・・)精霊たちは取り逃しました。時間の問題でしょうが、あなたの勇気ある行動は意味を為した、ということです」

「あ゛ぁ゛っ♡♡ あ゛がぁぁぁっ!♡♡♡♡」

 

 ああ、ああ――――逃げ切れたなら、それでいい。

 電撃絶頂に翻弄されながら、残された僅かな理性で狂三は素直な心を吐露した。もっとも、相手には二度と伝わることのないもの、なのかもしれないけれど。

 

「ですが、本当に解せない。〈ナイトメア〉は残虐非道な精霊と聞いていましたが、そのような身体で、幼い精霊(・・・・)たちを守るために行動するとは――――誰かに絆されでもしてしまったのですか?」

「――――――お゛っ゛♡♡♡♡」

 

 いるとしたら、誰のせいだろうか――――この絶望的な状況で、狂三が助けを求める唯一の少年だろう。

 

「まあ、私は構いません。偶発的に手に入り、その淫乱な肉体とは裏腹に堕ちない精霊――――たっぷりと、鬱憤を晴らさせていただきましょう♡」

 

 どちらにせよ、狂三には耐える以外の選択肢はない。

 全ての元凶に生殺与奪、快楽の権利を奪われて。抵抗の言葉さえも快楽で崩されながら――――狂三の終わりのない陵辱の日々は続く。

 

 

「あぎっ!♡♡ いぎっ!?♡♡ お、おしりっ♡♡ いたいっ♡♡ いたいぃぃぃぃぃぃっ!♡♡」

「おや、ようやく素直に気持ちを吐き出せるようになりましたか。いい傾向です――――よっ!♡」

「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡♡♡」

 

 天井から伸びる鎖に両手を吊るされ、尻を鞭で叩かれる。白磁の桃尻が真っ赤になろうとお構いなく、果ては全身を鞭で嬲られ続けた。

 

 

「あ……あぁ……♡♡」

 

 牢屋で、四方八方からちんぽ(・・・)が突きつけられていた。

 

「執行部長、本当によろしいのですか♡」

 

 それは恐らく、エレンが従える私兵の少女たち。エレンと同じく凶悪なふたなりちんぽを股間部から反り返し、狂三に興奮し切った雄汁を垂れ流しにしている。

 

「ええ。私の所有物(・・・・・)をどう扱おうと、私の自由。存分に、精霊を犯すことを楽しみなさい♡」

 

 そうして、エレンの無情な命令に少女たちが下劣な笑みを浮かべで一歩踏み出す。狂三は逃げようとした。逃げた先にも肉棒がある――――狂三を最高に気持ちよくしてくれる肉棒が、道を塞いでいる。

 

「い、いや……いやあぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡」

 

 少女のような、否、無力な少女の悲鳴を上げて、狂三は巨根に押し潰された。

 

「精霊マンコいただきっ!♡」

「くぅ♡ 〈ナイトメア〉のケツマンコ締め付け気持ちぃぃぃぃ……♡♡」

「ほら、しっかり咥えなさい♡ この変態精霊♡♡ 」

「おぶっ♡♡ じゅっぷ♡♡ じゅぽっ♡ お、ごぉぉ♡♡」

 

 輪姦。狂三は肉棒という肉棒に突き刺され、強制的な奉仕をさせられる。

 秘部、尻穴、口。だけで済めばどれだけ楽だったろうか。手、足、腹、背中、腋、果ては射干玉の髪。ズリコキの道具にされた狂三の全身は、余すことなくふたなりちんぽの快楽に扱われた。その上、

 

「ん? ていうか〈ナイトメア〉も動いてない?♡」

「あ、ホントだ♡ 嫌そうにしながら、腰振っちゃって可愛いわ♡」

「んっ♡ 手コキも気持ちいいー♡」

「ん゛っ!?♡ ん゛お゛っ♡ んーっ!♡♡」

 

気持ちよくなっている(・・・・・・・・・・)。口では否定をしたいのに、肉棒を差し込まれては反論すら許されない。さらにその肉棒を舌と顔の動きで奉仕し、両手は絶えず肉棒をシゴき、二穴を塞がれた下半身は少女たちが言うようにピストンの手助けをしてしまっている。

 身体が、言うことを聞かない。手を動かして肉棒に触れることすら、今の狂三にとっては絶頂に至る快楽。腹や背に擦り付けられ、濃厚な擬似ザーメンをぶっかけられて狂三は幾度となくイカされる。そういう風に、調整を重ねられ調教されてしまったから。

 

「執行部長、今日から毎日この性奴隷を使ってよろしいのですか?♡」

「許可します。――――〈ナイトメア〉が私のモノになるまでの間、ですが♡」

「ん゛んっ!?♡ おごぉぉぉぉぉぉぉっ!♡♡」

 

 毎日、犯される。この快楽の無間地獄で、狂三の全てを弄ばれる――――エレンの手に堕ちるまで、続く。

 拒絶の言葉は、暴力的な射精の勢いに呑み込まれて、消えた。

 

 それからは、同じ時間の繰り返しだ。代わる代わるに犯されて、日に日に輪姦に加わる人数は増えていった。

 輪姦を終えても休みはない。実験対象にされ、ありとあらゆる責め苦を味わう。時には、同じ実験動物として扱われ犬や馬のペニスに犯されてプライドを捨てて泣き叫んだ。

 それでも、狂三は折れなかった。決して相手に屈することなく耐え続けた。耐えた、というには語弊があるほどに狂三の身体は狂っていたけれど、心だけは僅かでも正気を保っていた。

 そんな、ある日のこと。

 

「喜びなさい、〈ナイトメア〉。お仲間(・・・)が増えましたよ」

「……え?」

 

 一瞬にして、狂三の心に絶望が突き抜けた。

 暗い実験室の中で、狂三はそれをエレンと思われる少女から聞いた。思われる、というのは実験室の中が意図的に真っ暗闇だからだ。身体の機能を維持する程度の力しかなくなった狂三の目には、一寸先すら認識ができない。

 

「さあ、行きなさい」

「ふごっ!♡」

「ひゃぁっ♡♡ ど、どなた……で、すの?♡」

 

 身体に押される。恐らくは、少女の女体だと狂三の鋭敏な肌が触れ合って判断をした。顕現装置(リアライザ)による処理であるのか、半ば押し倒されたような形で向き合っていても顔すら識別ができない。

 

「むぐっ♡ うぅぅぅぅ……♡♡」

「あ、やっ♡ さわられ、たら……い、くぅ♡♡」

 

 口枷のようなものを嵌められているのか、呻き声では誰かのかわからず、しまいには身体のあちこちを触られて狂三はそれだけで絶頂の愛液を吹き出した。

 一体、誰がそこにいるのか。誰かがエレンに捕まってしまったのか。それともエレンのブラフか――――唐突に、狂三の膣壁が無機質なモノに削られる。

 

「あひぃぃぃぃぃぃぃっ!?♡♡♡♡」

「ふごぉぉぉぉぉぉぉっ!?♡♡♡♡」

 

 ほぼ同時、連れてこられた仲間(・・)の少女からも嬌声が鳴る。いつもの肉棒とは違う、冷たさを感じる機械的なモノを繋げられ、それは不思議で相手を感じられる(・・・・・・・・)モノだった。次いで、エレンが声を発する。

 

「双頭バイブ、と呼ばれるものです。もちろん、あなた方のための特注品――――それでイカせ合いをして、より多く絶頂した方に今日はご褒美(・・・)を差し上げましょう♡」

「な……っ♡」

「ふ、ふーっ!♡♡」

 

 驚愕の声が揃う。エレンの言うご褒美が何かは知らないが、どうであれろくなものではないことは確か。

 

「さ、始めてください(・・・・・・・)♡」

「い、いや――――あぁぁぁぁぁぁっ!♡♡」

「ふぅぅううううううっ!?♡♡」

 

 ご褒美などほしくない。動きたくなどない。それなのに、腰が勝手に快楽を求めて動き出し、咥え込んだバイブで正体のしれない少女を巻き込んでイカせ合いを始めてしまう。

 

「ご、ごめんなさい♡ いやっ♡ わたくし、やぁぁぁぁ……っ!♡♡」

「ふ、ぐっ♡♡ んんんんーっ!♡♡」

 

 止めないといけない。狂三だって嫌だ。だけど、これがもし狂三の知る精霊の誰かであったなら――――そう思うと、自分が陵辱される以上の苦しみと罪悪感が狂三の心を苛む。

 だけど狂三の身体は、もう狂三のモノではなくなっていた。度重なる調教と調整で、思考以外の全てをエレンに渡してしまっている。腰が上下し、したくもないことをさせられる。

 嫌だ、嫌だ、嫌だ。ここのまま、もし狂三のせいで相手が犠牲になったら。けれど狂三には止められない。次の絶頂が迫り来る――――誰か、助けて。

 

「しどう、さんっ♡ お願いですわっ!♡ 士道さんたすけて♡ たすけてくださいましぃぃぃぃぃぃっ!♡♡♡♡」

 

 遂に、叫んだ。助力を乞う、狂三がもっとも避けなければならない恥を晒してしまった。よりにもよって、エレン・メイザースに。

 

「おや。それほど五河士道に会いたいのであれば、会わせてあげましょう(・・・・・・・・・・)

「ふぇ……♡」

 

 それは、儚い希望を絶望へと変える投擲。

 

「正確には――――もう、会っていますけれど」

 

 暗闇だった視界が光を取り戻し――――彼女(・・)は、そこにいた。

 

「――――士道、さん?」

 

 背に烟る髪。丸みと少女特有の凹凸。可愛らしい面。どこにも士道である要素はないはずなのに、狂三はどこまでも彼女(・・)を士道だと、愛する者だと認識した。

 丸い口枷から涎が狂三の頬を打つ。それが外されて――――五河士織(・・・・)が、声を発した。

 

「ごめん、狂三♡」

「――――――――ぁ♡」

 

 それが果たして、どういう意図だったのか。今の狂三には理解ができない。理解をしようとした狂三の思考は、もうそこにはない。

 瞬間、狂三の心が死に至る音が発せられた。

 

『ああああああああぁぁぁっ♡♡♡♡』

 

 少女と少女の声が重なり、士織は雌の貌を、狂三は瞳から光が消えた絶望ながら艶やかなイキ顔で絶頂へと至る。共に、果てる。

 

「ふむ。やはり五河士道が心の鍵でしたか。ふふっ、あなたのために顕現装置(リアライザ)による処理を繰り返し、同じ仲間(・・)として迎えてあげて正解でしたね。あなたも嬉しいでしょう――――もう、聞こえていませんか♡」

 

 エレンの声が鼓膜を震わせていたが、狂三にはそれがなんなのかさえも理解ができない。

 ただその日は、士織と二人でエレンのご褒美(・・・)を受け取った記憶だけが、残されていた。

 

 

 

「さて、二人とも揃いましたね。……ふっ、とても似合っていますよ♡」

「……っ!♡」

 

 似合っているも何も、狂三は立っているだけだ。偉そうな椅子にふんぞり返ったエレンの前に、士織と(・・・)立たされている。

 その姿は裸体。直立不動で姿勢をよくしてエレンの眼窩に待機させられていた。唯一、気をつけと異なるものがあるとすれば――――見世物のように繋げた、狂三と士織の手だろうか。

 狂三の左側に立ち、手を繋いだ士織の貌を見やると、狂三と同じように(・・・・・・・・)歯を食いしばって何かに耐えるようにしていた。だが、それは苦しみに耐えるというより、快楽に屈しない(・・・・・・・)ためのモノだと思える。

 事実、狂三がそうなのだから。目の前に立つエレンへ、士織と同じくらいの敬愛(・・)を覚え、取り返しのつかない最後の一歩を心もとない理性で堪えていた。

 

「お気づきかと思いますが、あなた方には特別な洗脳処置を施してあります。私に対する絶対の忠誠心を覚え、今すぐに私へと平伏したい。そう思っているのでしょう?」

「だ、誰が……おまえみたいな悪党なんかにっ♡」

「妄言も行き過ぎれば、笑い話になりますわねぇ……っ♡♡」

 

 強気に言い返す狂三と士織だが、お互いの手から恐怖の震えが伝わってくる。あと数分もあれば、自分たちは新たな自分(エレンの性奴隷)に生まれ変わる恐怖(悦び)が。

 その仕掛け人のエレンは、嗜虐心と支配欲に当てられた微笑みで声を発する。

 

「良い強がりです。あなた方の人格を調整のついでに回復させた甲斐がありました。――――それを排泄(・・)させる楽しみがありますから♡」

『っっっ!♡♡』

 

 ――――強烈な尿意(・・)に対する、直感。

 この排泄を行えば、自分たちの全てが共に流さられていく。そんな馬鹿げた予感が、エレンの言葉で確信に変わる。

 

「あなた方の人格、理性、記憶。そういったものを排泄行為と共に消去する仕込みを行いました。あなた方がお漏らし(・・・・)をしてしまった瞬間に、私の奴隷としての運命が決まるのです♡」

 

 無様極まる人格処理。最後の最後まで、狂三と士織の尊厳を弄ぶ悪辣な手段に怒りを沸かせようとするも、尿意を耐えるために相手の手を握る力しか沸き上がってきてくれなかった。

 

「あなた方の膀胱に薬品を投与してから数日間。よく耐え抜いてくれました。脂汗を滲ませながら、互いの手を握って励まし合うお二人の姿、大変楽しませていただきましたよ――――もう、楽になりたいでしょう♡ 排泄を許可します(・・・・・・・・)

『――――っ!!♡♡♡♡』

 

 排泄許可。その言葉が二人の脳に指令を下し、先ほどまでとは比べ物にならない尿意が迫り来る。気を抜いたら最後、一瞬で膀胱に溜め込まれた水が炸裂し、全てが崩壊してしまう。

 

「狂三♡ くるみ♡♡」

「士道さん、お願いですわ♡ たえ、て……っ!♡♡」

 

 救われる未来などない。それを知っていても、狂三は縋り付くように士織へ励ましの言葉を送る。恐らく、狂三以上に頭の中を弄り回された士織の心は限界に到達してようとしていた。

 

「私の肉便器が嫌だというのなら、放尿を耐えてみせることです。特に五河士道、あなたは余計な人格(・・・・・)の強制排除が行われることをお忘れなく♡」

「ひっ♡」

 

 エレンの脅し、男性人格の排泄に対して恐怖をしてしまった士織が身を竦ませ、その瞬間に秘部からぷしゃっ、と液体が弾けた。

 

「士道さんっ!」

「く……る、み♡ ()……♡」

「あ♡」

 

 何かが吐き出された。僅かであろうと、それ(・・)が吐き出されたのだと察するに余りある一言に、狂三もまた崩壊へと導かれる。

 元々から、数日間耐えた末の排泄命令。数々の調教と陵辱の果てに待ち構えたこの快楽(・・)に、二人が敵う道理などない。

 

「狂三――――一緒に、堕ちよう(・・・・)♡」

 

 だからせめて、士織の笑顔(・・)に狂三は応えたいと思った。

 

「はい――――士織さんと一緒なら、怖くなどありませんわ♡」

 

 それは倒錯的で。それは折れた心を結びつける永遠の絆。共依存の果てに訪れた、奴隷としての未来。

 

『あ――――おしっこ、でるぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡』

 

 どうであれ、屈伏した二人が排尿の快楽に絶頂したことには変わりなかった。

 

「あ、あっ♡ みんなごめん♡ 士織イクっ♡ 狂三と一緒に排泄絶頂します♡♡ エレン様の奴隷になります!♡♡」

「狂三もイキますわ♡ 士織さんと共に、エレン様の奴隷精霊として生まれ変わりますわ♡♡」

 

 直立した両足に洪水の如く流れ落ちる小便。独特の臭いと溜め込まれた末の濃い濁り水。上気を発して、二人の足元に水溜まりを作る。

 排泄の瞬間から、二人は生まれ変わった。何もかもが消えていく。大切な記憶、家族、友人、自分自身のこと。元のモノではなく、植え付けられたモノが二人を支配する。

 

『あ、あーっ♡ ふぁぁぁぁ♡♡』

「あぁ……最高ですよ、狂三(・・)士織(・・)♡」

 

 排尿による強烈な臭いが部屋中に蔓延しているというのに、エレンは恍惚とした貌でふたなりちんぽを勃起させていた。

 堕ちた二人を祝福するかのような主人の態度に、二人は瞳に(ハート)を浮かべて歓喜の絶頂を迎える。

 

「さあ、私の前で平伏し、その身の証を立てなさい♡」

『はい、エレン様♡』

 

 やがて、膀胱に残尿すら残さず、記憶と人格の全てを洗い流し、これまでの悪行(・・)を注ぐため、尿を絡ませた足を前へ進めてエレンの足元に膝を尽き平伏(・・)する。

 身体をしっかりと畳み、土下座。外観でエレンを楽しませられるように、寸分の狂いもなく二人で横並べに全裸土下座を行いながら、敬愛する愛しいエレンへと忠誠の言葉を並べ立てる。

 

「わたくし、時崎狂三は自らの愚かさを悔い、ここに誓いを立てさせていただきますわ♡ これより先はエレン様のために働き、エレン様のためにどんな相手とも戦うことを誓います♡♡」

「私、五河士織はこれまでの行いを謝罪します♡ 身勝手な態度、行動でエレン様のお邪魔をしてしまい、大変申し訳ありませんでした♡♡ 数々の御無礼な行いは、これからの働きで雪がせてください♡♡」

 

 どれだけ謝罪をしても許されることではない。それでも心を込めて土下座をして言葉を並べる。エレンという偉大な主人へ、過去の自分たちがしたとされる(・・・・・・)愚かな過ちを懺悔しなければならないのだ。

 そんな必死な二人を見て、エレンはクスリと柔らかな笑みを浮かべた。

 

「それは、他の精霊たちであろうと変わりありませんか? かつての仲間を差し出すことができるのですか」

「もちろんですわ♡」

「エレン様のためなら、必ず♡」

「ならば構いません。過去を捨て、私に忠誠を誓いなさい。私の忠実な奴隷に、罪などありはしませんよ」

 

 慈悲深いエレンの優しい声音に、狂三と士織はより一層頭を地面に擦り付けて感動の絶頂に痙攣しながら奴隷宣言を続けさせていただいた。

 

「感謝いたしますわ、エレン・メイザース様♡ どうかこの時崎狂三を、エレン様専用のメス精霊としてお傍に仕えさせてくださいませ♡♡♡♡」

「ありがとうございます、エレン・メイザース様♡ どうか新たに生まれ変わらせていただいた五河士織を、エレン様専用の性処理メス奴隷として、傍に仕えさせてください♡♡♡♡」

 

 絶対の忠誠を誓う。エレン・メイザースという慈悲深い主人に対して、二度と逆らうことのない永遠の奴隷として約束を。

 痙攣をさらに激しく、狂三と士織はエレンのためにある雌マンコから愛液を飛沫のようにぶちまける。主人を誘う卑しい雌の香りに、エレンは満足の笑みを浮かべて二人へ愛を込めた言葉を吐く。

 

「いいでしょう。狂三、士織。顔を上げ、私の元へ来なさい」

「承りましたわ、エレン様♡」

「了解しました、エレン様♡」

 

 言葉の使い方は違えど、想いと命令は同じ。顔を上げ、美しいエレンの貌にうっとりとした笑みを浮かべ、雌穴を濡らしながら立ち上がる。

 そうして、椅子に座るエレンの前に立たせていただいた狂三と士織は、フッと微笑んだエレンに顔を赤らめながら主人の言葉を待つ。

 

「そうですね……まず、忠誠の証として、私にキスをなさい。ああ、身体の汚れなど気にせず、私にしなだれかかって結構ですよ。さ、始めてください♡」

『はい、エレン様♡』

 

 敬愛する主人への口づけ。奴隷に対して、なんと愛情深いのだろうと染め上げられた心が満たされていく感覚を覚えた。

 言われた通り、座るエレンの身体に上手く絡みつきながら、その艶のある唇へ二人はキスを落とした。

 

『ちゅっ♡』

「っ……♡ 素晴らしい。では、次はこのちんぽに向けても、お願いしますよ♡♡」

 

 指し示すかわりに、腰を軽く上げて絶倫かつ巨根のふたなりちんぽをまざまざと見せつけるエレン。むせ返るような濃厚な性臭は見た目は少女であるエレンが、二人を従えるに足る圧倒的な雄でもある証だ。

 香しい性臭。反り返り、膣壁を抉り、子宮口を固定するカリ首。強靭な主人のモノに、二人は左右から顔を近づける。互いの目に浮かぶ平伏と発情の証に見惚れながら、迷うことなくカウパーが流れる亀頭へ吐息が届くほどに接近した。

 

「光栄に思うことです。これから、あなた方を孕ませるちんぽに忠誠を誓えることを」

「はい♡ わたくしたちに、エレン様の子種をお恵みください、おちんぽ様♡」

「はい♡ エレン様の濃厚なザーメン汁、私たちの子宮へ種付けしてください、おちんぽ様♡」

 

 鈴口に左右から触れる、少女たちの唇。リップ音と粘り気のある液体が混ざり合い、淫靡な音色でエレンを楽しませる。

 忠誠はここに。狂三と士織は過去を捨て、エレンに従う性処理奴隷として生まれ変わった――――それが悲しく惨めで、憐れなことさえも忘れて。

 

「ん♡ 期待していますよ、狂三、士織。これからは私だけのために尽くし、私を想い生きなさい。そして私の子を孕み、産むのです――――そうすれば、私が愛して(支配して)あげましょう♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、遠くもあり近くもある、未来の光景。

 

「映っていますかしら♡」

「うん♡ ちゃんとみんなに視てもらえるね(・・・・・・・・・・・)♡♡」

 

 撮影機材の前に立つ、二人の少女。裸体にボテ腹(・・・)。母乳を垂れ流し、目に隷属の証を浮かべた狂三と士織が、両手を繋いでそのボテ腹を互いに擦りつけ合う。

 

「皆様、ごきげんよう♡ エレン様の奴隷精霊の狂三ですわ♡ これから、士織さんとエレン様の子供を産む(・・)瞬間を、皆様に見ていただこうと思いますわ♡♡」

「奴隷になった狂三と、メス堕ちした私の出産絶頂♡ みんなで見守って――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………………………………………………………………………………………『私』」

【いるよ、ここに】

 

 映像の電源を落とし、村雨令音は――――――否、原初の災厄(・・・・・)が目を覚ます。

 

「いこう――――世界を壊して、シンを迎えに」

 

 その瞬間。或いは、永遠の刹那――――訪れた終焉は、呆気なく、世界を滅ぼした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「――――狂三ッ!!」

「おはようございます、士道さん。今朝から騒々しいですこと」

「――――――あ」

 

 リビングの扉を乱雑に開き、そんな士道の行動に苦言を呈した狂三の姿に素っ頓狂な声を零した。

 いる。時崎狂三。無事、と士道は言える立場にない。けれど確かに、狂三はそこにいて、士道はヘナヘナと足の力を抜いて崩れ落ちた。

 

「よ、よかった……夢。うん、そうだよな。夢に、決まってるよな」

「あら、油断してはなりませんわ。案外ここは、【一二の弾(ユッド・ベート)】でやり直した世界線、ということもありえますもの」

「はぁ!? ――――って、え?」

 

 冗談とも本気ともわからない声色と脅かす表情の狂三に、士道はまた声を高くした驚きを見せる。

 士道はまだ何も言っていない。ただ元気な姿を見せた狂三を見て、謎に安堵をしただけだ。けれど、狂三の反応は――――――

 

「狂三、おまえも……あの変な夢を、見たのか?」

「ええ。誠に遺憾ながら、ですけれど。――――と言っても、大部分の記憶は欠落しているのではなくて?」

「え……ああ、そう言えば……なんか、ほとんど夢の中身を思い出せねぇ……」

 

 夢。そう、夢を見た。悪夢以外の何ものでもなく、狂三が今以上に酷い目に合い、士道がそれを救えなかった悪夢だ。しかし、狂三が同じものを見たと言いながら、中身を思い出せないことまで同じという不可解な現象に士道は首を傾げる。

 

「な、何がどうなってんだ……?」

「可能性は幾つかありますわ。〈刻々帝(ザフキエル)〉の予知夢。士道さんの欲望の暴走。後者が近しいですかしら。それにしては、わたくしや士道さんの願望を履き違えたおかしな夢だと思いますけれど。あの女が士道さんの欲の影響を受けた世界線? はっ、笑えませんわね。この夢は二亜さんに失礼というものですわ」

 

 矢継ぎ早に言葉を放ち、最後には嫌悪感を乗せた声音で――二亜が受けた本物の仕打ちに憤りを見せながら――締めくくる狂三に、士道は彼女の対面に椅子を引いて座り、申し訳なさから頭を下げる。

 

「……ごめんな、狂三」

「キス一回、ですわね」

「これはノーカンだろ!?」

 

 相変わらず生きている『ごめんなさいカウント』に驚いて下げた頭を上げると、呆れ顔の狂三は息を吐いて声を発した。

 

「アウトカウントですわ。大体、夢程度で責任を持たないでくださいまし。ああ、夢の未来が訪れる可能性はありえませんので(・・・・・・・・)、ご心配なきよう」

「っ!! けど、狂三は……」

 

 妙に自信があり、不遜とも思えない狂三の態度に、士道は不安を口にする。

 狂三が慢心しているとは思えないが、今の狂三が夢のように負ける(・・・)という可能性は、ないわけではない。そうならないように〈ラタトスク〉は警戒を強めている。しかし、物事に絶対はない。

 だが、そんな士道の懸念を狂三は鼻で笑って返してきた。

 

「ありえませんわ。士道さん、夢の中にわたくしとあなたの契約の証(・・・・)は存在していましたかしら?」

「は? あー、えっと……覚えてる範囲では、ない、です」

 

 高尚な言い回してしてくれているが、要は狂三の下腹部に刻まれた巨大な淫紋(・・)を見たか見ていないか、だ。急な問いかけに赤みを作った頬をかいてどもりながら応える。

 士道と狂三の契約の証。それがある限り、狂三は士道に絶対服従だという縛り。確かに、夢の中にはなかった(・・・・)。けれど、それと可能性の話になんの関係があるのか、てんで結びつかず腕を組んで首を大きく捻った士道。それを見た狂三がブラックのコーヒーを優雅に飲み下して、口を開いた。

 

「夢にはなく、現実にはある。それが起こりえないという結論の確証ですわ」

「どういう意味だ?」

「知らずとも困りませんわ。――――そういう機会が訪れないことが、一番なのですから」

 

 

 






Q.土下座の辺りから雰囲気おかしくない?
A.リクエストに入ってない俺の趣味が興に乗って暴走したからね。


可愛い女の子に土下座させることに一家言あります、どうもいかです。この度は本当に申し訳ごさいませんでした!!!!!!!!!!!!!!(土下座)

まあ、なんだ。書く前は脳死で可哀想とか考えないでやんぞうおおおおおおして途中までそうだったんですけど、人格排泄くらいで性癖発動して濃くなりました。ちなみにキスと土下座種付け迷いました。捨て難かったですねぇ!
さすがに獣的な要素は地の文だけに。どう扱うべきかわからんくて……モブがふたなり少女なのは前のアンケートをこっちにも反映したからです。皆さん訓練されてるから平気かなって……。エレンに関しても独断で、たまには攻め役でいい思いさせてあげようと思ったら暴走してました。そして誤魔化すように欲望影響の後付け。便利な設定作ったもんだぜ!!!!

今回は葛藤とか書いたら無理だと思ってポッキリ行っちゃってます。たまには理屈を求めない純粋なエロがよかった。士道くんごといくバッドエンドなら尚更ね……バッドエンドは幸せそうに堕ちてほしい派です。ここでも仲良くしててほしいの。
ちなみにせっかくここまで堕ちたのでご主人様エレンと奴隷二人のエッチな話で見たいのあったら普通に書けるとは思う。いやここまでしたから急に勿体なくて……士道くんでやると遠慮しちゃうのも書けちゃうし。聞くだけならタダよ。

あと人格排泄。普段はできないけど、精霊全員集合させてやってみてぇ。士道くんの合図で人格排泄するドスケベなお話書きてぇ。
その場合ふたなりか放尿か迷う。シースルーのハイレグボディスーツ越しにふたなりを勃たせて射精人格排泄か、破いたボディスーツの股から放尿人格排泄か。個人的に令音さんと澪の貴重なふたなりを見れる方が好きというか私の好みというか。この趣味ニッチすぎる。ちなみにこれやると夢オチの夢オチとかいう意味不明なのになる。士道くんの支配欲でもこれはさすがにね……夢の中の澪と現実の令音さんの幸せそうな二種をオチに回すと思う。
けどめちゃくちゃ恥ずかしい格好でボディスーツの内側でふたなり勃起させるのめちゃくちゃエロくない?それで精液が溜り作るんですよ?それを精霊がするんですよ?見たくない!?見たいって言って欲しい(願望)

……今日もドン引きな性癖見せつけましたが、感想、評価、リクエストなどなどお待ちしておりますー。今日こそ見限られそうで眠れなそうだ。ちなみにちゃんと個性残して奴隷になるなら土下座が圧倒的に好きです(気をつけ放尿から敬礼じゃなく土下座したのはそれが理由。単純に可愛い女の子の屈伏土下座が好きすぎるのはある)

ではではまた次回〜


次回は今度こそ琴里デート回。前後編の後は美九お尻調教回。『澪インターフェア』にて六喰メイン回。リクエストのマリア触手回+現実エッチ回をお送りします。その後は今回のお話でいい思いしたエレンの奴隷回書きたいですね。自分で押し付けたのにそれを理由に虐めたくなるのか(困惑)。いじめて輝くエレンが悪い(責任転嫁)。
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