※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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機械姦、イチャラブエッチ、そしてふたなり。書きたいものを書いてたら、こうなりました、はい。







5話(マリア、二亜)

「――――ロボ子に仕返ししたい!」

 

 そんな叫びが二亜から飛び出してきたのは、あの可愛らしい彼女の初体験からそれなりに日数が経ったある日のことだった。

 令音と共に事後経過を確認しに来た、まさにそんな日の叫び。士道は息を吐き、返す。

 

「……そんなことしてる暇あるなら、原稿終わらせたらどうだ?」

「ノープロブレム! 今回は大丈夫! もう進行度は完全に終盤で、締め切りに遅れる心配はゼロ! 初めからこうすればよかったんだよね。二亜ちゃんったらあったまーいいんだー!」

「言い方に品はないけどな」

 

 何やらフラグのようなものが成立してしまった気がするが、それは士道の気にするところではない。

 しかし、ロボ子……つまりマリアに仕返しとは、なかなか穏やかではないと士道は髪を掻き上げ声を発する。

 

「というか、どうしたんだよいきなり。マリアに仕返しだなんて。あいつが何かしたのか?」

「したわ! 二亜ちゃんのプライベート暴き立てた挙句情事観察とかいう大罪を犯したでしょ!?」

「……あぁ」

「『そんなことあったな』、みたいな顔すんなー!」

 

 実際、そんなことあったな、という印象しかない。何故か、といえば。

 

「だって、あの日は可愛い二亜のことで頭がいっぱいだったしなぁ」

「へ――――えっへっへ。少年ったらすけべさんなんだからー。あたしの大人の魅力に囚われちゃった? うっふ〜ん」

 

 一瞬、動揺を見せかけた二亜だったが、取り戻したいつものノリでセクシーポーズを取って優位性を保つ。

 なかなかの判断力だが、今の士道の欲を削るには至らない。

 

「うん、囚われてる。そういう態度をひっぺがして、今すぐあの日みたいに抱きたいと思ってる。可愛いよ、二亜」

「あっはっはっはー! 何言っちゃってるのかなーしょうねーんっ! 頭おかしくなったの!? ギャップ萌えっていうのは連続するとギャップにならないんだぜ!」

「普段からのギャップだから問題ないだろ。いつもの二亜も可愛いと思ってるから、俺はどっちだろうと楽しめるけどな」

「れーにゃんたすけて! 少年の性癖が壊れてるよぉ!」

 

 叫びを上げて涙目で令音に泣きつく二亜。が、令音は令音でその〝壊れた性癖〟を全て受け止めてきた実績があるため、そう言われてもね、みたいに頬をかいて困っていた。

 やれやれ、と肩を竦めた士道に二亜が悔しげな顔で手元の缶を煽り始める。

 

「もう……初心い年下彼氏をたらし込むお姉さんポジがあたしの専売特許だったのにぃ……んぐ、くんぐ、ぷはぁー!」

「真昼間からビールかよ。……まあ、二亜の好きにすればいいけどさ」

「あり? 少年がいつもみたいに小言マシンガンしてこない」

「そんなに口うるさくした覚えはない!」

 

 確かに、昼間だろうが夕飯前だろうが、遠慮なく酒類を体内に染み渡らせる二亜を見て注意をすることはそれなりにあった。しかし、二亜のいうように無駄に口出しをした記憶は断じてない。

 とはいえ、これからはそんな小言の回数も減るだろうと、士道は腕を組み息を吐いて言葉を重ねた。

 

「前までは二亜の健康が心配だったから注意してたけど、もう必要ないからな」

「え、何よ少年。ヤリ捨て? あたしヤリ捨てられるの?」

「今度は三日間閉じこもって抱いても――――――」

「あたしのは冗談だってば! だけど少年のそれは冗談にならないでしょ!」

 

 酔いも一瞬で覚めかねないのか、二亜が椅子から転げ落ちそう勢いで士道から距離を取る。ちなみに、冗談ではない場合士道の支配欲に火がついて三日で済めばいいけどな、などと呑気に囁いている始末だった。士道(本能)も二亜の態度は大層気に入っているらしい。……士道(理性)もそれは同意見だと、悔しいが内心で苦笑した。

士道(本能)の本気を露知らない二亜はまだ幸せかもしれない。そう半目になりながら、士道は言葉を紡ぐ。

 

「そうじゃなくて、ホントに必要ないんだよ。二亜、あれから身体が軽いとか、妙に元気だとか感じないか?」

「え? あー……言われてみれば、あんなに激しくヤッたのに次の日には凄く元気になってた気がするけど、あれ少年の仕業?」

 

 本当に一日中士道と交合った二亜だったが、次の日には身を蝕む欲求不満を解消されて実に健康体で原稿に集中できたとのこと。

 二亜のことだから気にしていなかったのだろうが、もちろんその回復力には士道が関わっているのは言うまでもない。厳密には、士道の体液(・・)だが。その原因をその身をもって究明してきた令音が、のんびりと声を発した。

 

「……士道が私たちに欲望を向けて吐き出す精液は、暴走した霊力が生み出す特殊なものだ。それを私たちの身体が吸収すれば、精霊化に近しい現象を擬似的に引き起こすことが可能だ。……最も正確には、彼のあらゆる体液が同じだけの効果を及ぼす、だがね」

「え!? じゃあまたお酒飲み放題で自堕落な生活していいの!?」

「……ただし、彼の欲が望む変化が、私たちの身体に引き起こされることは前提だよ」

「ぎゃー! あたしの女体が少年のエッチな体液に調教されてるぅぅぅぅ!」

「いや言い方!」

 

 事実だが、と士道は気恥しさを誤魔化すため髪をガシガシとかく。

 子宮内にあれだけ射精し、士道が望めば少女たちのボテ腹という背徳の光景さえ作り出せてしまう精液は、その後無駄なく少女たちの身体に吸収されていたというわけだ。

 ちなみに、すぐに吸収されるわけでなく、しばらくは滞在し少女たちの子宮を疼かせるわけだが、これは士道の意思がそういったものなのかわかっていない。精液が中から流れ出て困った顔をする精霊たちを楽しみたい、なんて欲望があっても不思議ではないけれど。

 

「でも、これからはまたあの無茶な生活できるってことでしょ、やったー!」

「へぇ、そんなに俺と交尾したいのか。たぶんこれ、俺との行為に耐えるため、って理由も含んでるんだぜ」

「やだー! ――――あ、ごめんなさい、イヤじゃない! だからそんな目であたしを見ないで! 素直に怖い!」

 

 まったくもって飽きない反応を示してくれる二亜に、いつもの(・・・・)欲の目を引っ込めてから言葉を返す。

 

「そういう二亜は好きだけど、今度からは軽はずみな発言に気をつけろよ。(理性)だって、二亜のことはそういう目で見てるんだからさ」

「わ、わかってるけどさ。やっぱり、その……慣れない、っていうか。そりゃ、あたしをそういう目で見てた少年もいたんだろうけど、まさかあんなにとは……」

「二亜が誘惑してきたときに、ちゃんと俺が反応してたのが証拠だ。そんなに自分に対する視線が不安なら、今から――――――」

「いい! もう一日中判らされてるから! 今は(・・)いいから! あたしが空気感に慣れるまで待って!」

 

 器用に椅子を反転させ、その背もたれから顔を半分だけ出して必死な訴えをする二亜。言わずもがな、赤面した初心な彼女の姿には士道(理性)、そして士道(本能)も可愛らしさを感じてフッと微笑みを零す。

 

「了解。けど、溜め込み過ぎて、今度は俺に一週間閉じ込められることがないような。一生でも、俺は構わないけど」

「桁が増えすぎてるし、そんな恐ろしいプロポーズ二次元でも聞いたことないんだけど……くそう、少年の癖に生意気だぞぅ」

 

 ブツブツと文句を垂れながら、否定はしない複雑な乙女心。失礼な話だが、二亜がこういうことになるとは考えても見なかった。ただそのうち、お調子者の二亜のままプレイしてみるのも悪くはないと思っているけれど。

 

「じゃあ二亜の無事も確認できましたし、帰りましょうか」

「……ああ。そうだね。仕事の邪魔をしては悪い」

「あ、もう帰るの? じゃあせっかくだし、今日は少年の家でお夕飯いただいたりなんて――――ってちょっと待てぇい!」

 

 ダァン! と、二亜が椅子に足を勢いよく乗せ、帰宅しようとした士道と令音へ啖呵を切る。

 

「誤魔化そうたってそうは問屋が卸さねぇぜ!」

「今度は何に影響されたんだか……あー、マリアに仕返ししたい、だっけ?」

 

 そう言えば、話の本題はマリアに関してだったことを今し方思い返した。

 うんうん、と頷く二亜に士道は渋面を作りながら返した。

 

「二亜、酒の勢いですることは大概後悔するぞ」

「あたしは本気も本気なの! 少年は見たくないの!? あの小生意気なマリアがエッチなお仕置喰らって許しを乞う様を!!」

「そりゃ……………………………………――――――――みたい、けど」

 

 欲望に抗えない悲しい士道がそこにはいた。あの日のマリアは観察という知的好奇心はともかく、二亜をあれ以上頑なにさせないため、わざと泥を被った。本来それは、士道がやらねばならなかったことなのだ。口では強い物言いや正論を振りかざすも、誰かを労る優しいAI、それが『MARIA(マリア)』という少女だ。

 純粋な心情としては、そんな心優しいマリアに味方したい。が、天然毒舌家のマリアを屈服させてみたいという邪な願いがある以上、それは士道(本能)を表に出すには十分すぎるものだった。

 士道から一種の確定ラインを引き出した二亜が、まさにお調子者という悪い顔で笑っている。

 

「ひっひっひ、お主も悪よのぉ……いいよいいよ。二亜ちゃんが最高のショーを見せたげるよ」

「くそ、見境なしなのを恨むぜ、(本能)

「まあ任せといてよ。あたしが少年お好みのプレイでロボ子を調教してみせるからさ。主にエロゲ知識で!」

「不安しかねぇよ」

 

 士道が考える調教の方向性とは明らかに違いがありそうな二亜の調教。士道(理性)は嫌な予感がしているが、士道(本能)を止めるほどには至らない。マリアへの好意が本質的にある以上、止めようがないのだ。

 

「それでちょっとしてみたいことがあるんだけどさー、れーにゃん手伝ってもらえる?」

「……ふむ。まあ、それが士道の望みなら構わないけれど――――――」

 

 言いながら、チラリと士道を一瞥した令音が、手をふわりと振って光を収束させる。それは一枚の紙のようなものになり――――もう隠す必要がないからと、俺の前でも好き勝手し始めたな、と士道は頬をひくつかせた。

 

「……あの子は琴里の大切な部下でもあるからね。一応、形だけとはいえ契約書にサインを頼むよ」

「え、そんなんでいいの? もちろん書く書くー」

 

 令音が置いた紙の中身も見ず――しかも令音も違和感なく全貌を隠しながら――自身の署名を刻む二亜。その顔は、いつの間にかべろんべろんに酔っ払って真っ赤になっている。

 

「……うむ、確かに。すまないね」

「なんのなんのー! それじゃあ早速しゅっぱーつ!」

 

 あっという間にサインを終え、意気揚々とマリア調教の準備を始める二亜――――から離れた令音へ、士道はコソッと耳元に口を寄せた。

 

「いいんですか。酔っ払いをだまくらかして」

「……契約は契約だ。それに、私は君の欲望を叶えるために行動している。どちらも(・・・・)、ね」

「……出来すぎる恋人を持ったなぁ、俺」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――ほう、私に挑戦ですか」

 

 秘密部屋に集合し、呼び出したマリアが目を丸くしながら言葉を発した。

 彼女はいつもの私服ではなく、本来の用途の際に活用される白の装い。二亜の霊装と質感を異なりながらも、どこか修道女を思わせる見姿をしている。そんな彼女を見て、士道と共に部屋で待っていた二亜が楽しげに声を発する。

 

「そうそう。挑戦というか、ちょっとした実験? みたいなのなんだけどね。是非ロボ子に受けてみてほしいんだよねー。ていうか、ロボ子しか耐えられないやつ?」

「お断りします。私が二亜の怪しい実験の手伝いをしなければならない理由がありません」

 

 当然と言えば当然の判断。思考の余地もなく、くだらない案件だったとマリアが踵を返して部屋から出ていこうとする。

 が、二亜は焦ることなく知略溢れる(本人談)微笑みで声を発した。

 

「えー、いいのかなー? 耐え切ったら、少年と一日中〝デート〟できる権利を贈呈しちゃうんだけどなー」

「!!」

 

 マリアが振り向き、その目の色が変わる。その機械的な美しさを持つ瞳が、確かに輝いていた。

 

「って、俺で釣るのかよ。大体、そんなことしなくたって俺はいつでも――――――」

「はい少年は黙っててねー! どうする、ロボ子ちゃんや。こういうのは、勝ち取るからこそ価値があるとは思わんかね?」

 

 あからさまな罠を敷き、ニヤリと笑みを浮かべる二亜。そんな彼女を訝しげに見ながらも、報酬の誘惑に目を細めるマリア。……士道の一言で解決するのだが、士道(本能)の意見も聞かねばならないのが口惜しくも期待するところである。

 ここでマリアが退くようなら、士道(理性)はマリアに手を貸すつもりだった。二亜の調教でなくとも、士道の手でマリアを好きに染めればいいという欲望もある。

 だが、同時に、

 

「――――受けましょう。腹立たしさはありますが、勝ち取るからこそ価値がある。その言葉は、一考の価値があると判断しました」

 

 ――――無機質ながら優美な美しさを持つ少女が、欲に蹂躙されていく様を見てみたい。そんな薄汚れた欲望が肥大化していくことを止められないのも、また真実だった。

 

「そう来なくっちゃ。ほいじゃ、あたしは準備があるから先に行って待ってるから、少年が許可したら、そこの扉から入ってくるんだよロボ子。怖気付いたなら、逃げてもいいけどね」

「物言いが相変わらず気に障りますが、了承しました。ご安心を。私が二亜に負けることなどありえません」

「ふふ、それはどうかにゃー?」

 

 一々マリアの癇に障りそうな意味深な笑みばかりを残し、二亜は別室へと姿を消す。

 残されたのは士道とマリアのみ。間の空いた数分間、士道はあー、と気まずく頬をかいて言葉を探し出す。

 

「マリア。別に勝負なんかしなくたって、デートなら幾らでも……」

「いいえ。士道ハーレム計画に乗り遅れた者として、その権利は私が私の力で勝ち取るべきだと判断しました。たとえ二亜の悪辣な策があろうと、私の力で乗り越えてみせましょう」

「計画名に物申したいけど、何も言えない自分が情けなく感じる」

 

 五河士道は泣かない。だって事実だもん。

 そんな士道の心情的な葛藤はどうでもいいが、マリアは妙なところで硬くなだった。いつもの彼女であれば、これほど見え透いた罠に飛び込むことはしないはずなのだけれど。

 

「けど、何されるかはわかってるんだろ?」

「はい。士道が関わっている以上、そうであると予測は可能です」

「なら……」

「だからこそ、避けては通れない道です。あなたの欲を解消することこそ、あなたに対する愛の証明なのですから」

「とんだ歪みのある愛の証明だな……」

 

 ――――だが、どうにもならない事実でもある。

 士道の霊力暴走は、既に日常の一部となっている。令音でさえ治せないというのなら、折り合いをつけて生きていくしかないのだ。士道(本能)士道(理性)、どちらであろうと五河士道には変わらない。

 士道を愛し、士道に愛される。それはつまり、士道の欲望を全て(・・)受け入れるということに他ならない。そこに、逃げ道などない。そして士道は、愛する者を絶対に逃がさない。

 

「わかった。ただな――――半分くらいは二亜が暴走の影響を受けてると思うんだよ、これ」

「……あれ(・・)で、まだ解消しきれていなかったのですか?」

 

 マリアが侮蔑とも呆れとも言えない表情を見せた。無論、ここにはいない二亜へ向かってのものだろう。

 

「いや、この前のは残らず解消したとは思う。けど二亜って……元の性格と、欲望の相性が良さそうだからさぁ。無意識に影響は出てると俺と令音さんは考えてるんだ」

「二亜は考えなしで見栄っ張り、一度決めたら引っ込みがつかない性格ですからね」

 

 普段の二亜であれば、たとえ尊厳を嬲られ情事を覗かれたとしてもマリアに性的な(・・・)お仕置など企てることはありえない。少しでもそういう思考を植え付けた要因は、間違いなく士道との繋がりにあるはずだ。

 

「しかし、そうであれば他の精霊たちにも影響が?」

「あるんじゃないかな、みんな琴里ほどじゃないと思うが。――――ただ、二亜に関しては一度意識させちまえば、何だかんだと二亜のことだし本人の中でセーフティーが出来上がると思う。……出来上がって、くれるかな…………たぶん」

「士道の二亜に対する信頼度が推し量れますね」

 

 息を吐いたマリアに、士道は曖昧な苦笑いを返す。

 信頼度がないわけではない。二亜はあれで良識の部分がある大人だ。が、同時にマリアの言う一面が二亜の中にあることも否定できない。

 他の精霊たちにも大なり小なり影響は出ているはずだ。士道の願望が込められているとはいえ、精霊たちの中で友情と愛情の境界線が崩れていることが最たる例と言える。根本的に、性的な欲求に対する()が壊れ始めている、と言い換えればわかりやすいか。

 どのように影響が出るかは士道にも予測ができない。精霊同士の関係性で思考に影響が起き、士道が知らぬ間に彼女たちの中にある友情の一線を越えることがあるかもしれない。それは二度、三度と重ねられる可能性もある。しかし、二亜はそうではないだろうと士道と令音は読んでいた。

 

「今回はあくまで二亜のマリアに対する一過性の憤りだから、感情って面では同じでも友愛よりはおかしさを自覚はしやすいと思う。問題は……」

「一度行ってみなければ、己の思考への異常を自覚できない。そういうことですか」

 

 そういうことになる。士道はこくりと首肯を返した。

 友愛は士道の願望が絡んでいるため、おかしいと思っていても堕ちていくだろう。しかし、今回の件は士道の願望の半分はマリアを支持しているため、二亜も一度熱を冷ましてやることで一過性の怒りは水をかけられたように消えるはずだ。……消えてくれるといいな、と思う。

 

「そもそも精霊同士の友愛は大歓迎だけど、俺以外が一方的に女の子にお仕置はあんまりなぁ……まあ、見たくないわけじゃないけど」

「本音が漏れていますよ、士道」

「………………すまん」

 

 今から恥辱を受ける、と予告されている当人の前で言うことではなかった。落ち込む士道に、マリアが今一度決意を固める吐息を零した。

 

「事態は把握しました。士道のためでもあるのなら、不本意ながら二亜に対する最後のケアを引き受けましょう。無論、勝負に負けるつもりはありませんが」

「……マリア」

 

 その頬に、人と変わらぬ温もりを持つマリアの頬に手を触れさせる。

 

「あんまり無理して耐えなくていいからな。無理だと思ったら、必ず俺を呼べ」

「……私を助けてくれるのですか? 今のあなたは欲望に忠実なはずですが」

 

 それを言われると痛いな、と苦笑する。しかし、意外そうな表情のマリアへ士道は微笑みを返した。

 

「言ったろ。俺以外はあんまり(・・・・)って。いつも〈フラクシナス〉で俺を助けてくれるマリアが、助けてほしいって俺を呼ぶなら、必ず答えてみせる。それが(理性)の欲望だからな。――――女の子に呼ばれて駆けつけるなんて、最高のシチュエーションだろ?」

 

 言って、不意打ちでマリアの唇にキスを落とす。

 以前までであれば、出来なかった。けれど、欲望を受け入れた士道であれば、ある程度ならそれを利用できるはずだ。

 だから、呼ばれれば駆けつける。マリアが助けてほしいと願うのなら、抱き締めに行く――――女の子を救って抱く快楽も、実に士道が好みそうなことだ。

 

「っ……士道、それはマッチポンプというものですよ」

 

 事実に対する指摘をしながら、ほんのり頬を赤くするマリア。

 

「ふーん。じゃあマリアは嬉しくないのか? 俺に助けられて、抱かれること」

「それは……嬉しい、のでしょうね」

「じゃあ問題なし、だな」

 

 悔しいのか恥ずかしいのか、仕方なさげに笑うマリアに士道も笑みを見せる。

 マリアが嬉しいなら、士道も嬉しい。たとえ自作自演だとしても、女たらしだと言われようと理性も本能も士道は士道。矛盾を開き直って受け入れる、それが精霊たちを壊し、自らのモノにする士道の考え。

 背徳で歪、許されないはずの快楽を許されてしまった五河士道の生き方だった。

 と、そこで士道の端末に連絡が入る。()の準備と接続(・・)が完了した合図だ。

 

「じゃあ、マリア」

「はい。行ってきます、士道」

「行ってらっしゃい。――――終わったら、俺からデートに誘わせてもらうよ」

「おや……私も、士道のことは言えませんね」

 

 そうして、笑顔で部屋の扉を開いたマリア――――――待ち構えるは快楽と恥辱の宴。理解していながら、一人の修道女は淫らに堕ちる道を選んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「……!」

 

 部屋に入室した瞬間、マリアの探知機能はその全ての異常性を悟った。

 何もない広い空間。白と黒(・・・)、モノクロで構成された世界。マリアが視認する光景一つ一つ、その全てが理解が及ばない領域。

 

随意領域(テリトリー)? いえ、これは……そんな生半可なものではない。もっと、上位の――――――天使(・・)

 

 一秒前の数値(データ)が意味を成さない。人の知恵と英知を結集し生まれたマリアの理解が及ばない領域。知ろうとした瞬間、マリアという人格そのものが壊されかねない権能。

 間違いない、精霊の天使。しかも、並み居る奇跡の中の奇跡。他の天使が及ばぬ至高存在――――――この世界にいる限り、マリアの抵抗は尽く無に返される。それだけは、理解できた。

 

 瞬間、マリアの四肢は自由を奪われていた(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

「っ!?」

 

 抵抗の余地はない。一瞬前まで何もなかったはずの空間に生まれた椅子。まさに人体実験(・・・・)に使われるようなテンプレートな椅子に座らせられ、四肢の自由を奪われる。

 両腕を肘掛に繋げられる。リング状の拘束具を噛まされ、肘掛から僅かに浮く程度の余白のみが許される抵抗。

 両足を封じられた。左右に大きく広げられた足を同じようなリングで固定され、マリアの擬似霊装の下に隠されていた下着を惜しげもなく披露させられる。

 時間にして五秒と満たない拘束。マリアの抵抗は、僅かに動かすことが叶う胴体と指、頭、そして思考と言動のみ。

 

「なるほど、想像を現実にする天使ですか。しかし、扱う者が低俗では宝の持ち腐れ。このような妄想を具現化させてしまうのは、とてもあなたらしいです、二亜」

 

 返される声はない。代わりに、どこからともなく現れた歯車(・・)がマリアの下半身に迫る。それはやがて、グッとマリアのショーツ越しの股間部に押し付けられた。

 

「っ……」

 

 それがどういうものか、どういう意図か。理解ができないマリアではない。これから引き起こされるものを想像した恐怖を押し殺し、黙って手を握り締めた。

 やがて――――ガコン、と歯車が回り始めた。

 

「…………」

 

 ゆっくり、ゆっくり。歯車が回転する。マリアの恥部に押し付けながら。四肢を拘束されたマリアに、逃れられる術はない。ただ無感情に、顔に感情を浮かべない努力を試みるのみ。

 突起部分がマリアの股を擦る。グッ、グッと、一つ一つを丁寧に、丁寧に擦り付ける。まだマリアは、何も感じない。

 

 一段、速度が上がった。

 

「……っ」

 

 固く結んでいた唇から微かな吐息が零れた。それでも、マリアは感じない。股を擦るために作られた不埒で下品な機械に、誇り高きAIであるマリアが感じるはずがない。

 

二段(・・)、速度が上がる。

 

「っ……、っ!」

 

 上昇速度が一定だと思っていたのか、と言わんばかりのパフォーマンス。二亜の性格の悪さを見抜けなかったマリア自身の慢心に、より一層唇を固く引き結んだ。

 まだ恥部に押し付けられる歯車の音は、衣擦れの音だけだ。

 

 そこから二段、一段、一段……しばらく一定を挟み、三段。

 

「――――はっ」

 

 息継ぎが、大きく零れた。金属と布が擦れる歪な音色に――――――グチュ、と。確かな水音(・・)が混ざり始める。

 

「っ――――!!」

 

 それも一度ではなく、歯車の突起が恥部に触れる度何度も、何度も何度も何度も。回転し続ける歯車はそれを潤滑油(・・・)にして、回転力をさらに飛躍させる。

 一度出してしまったもの、一度感じてしまったもの(・・・・・・・・・)は止まらない。下着を突き抜けて垂れ流される液体が、淫らな風車に淫らな水音を加えさせる。

 

「く……っ、は……ぁ!」

 

 よりにもよって、それがマリアから零れた液体だと認めざるを得ない。ギリッと奥歯を噛み締めるも、連続した刺激に耐えかねて歯が浮あがる。

 もはや緩やかな速度ではなく、高速回転と言って差し支えない速度で歯車はマリアの恥部を刺激する。躊躇いなく無遠慮に。ひたすらに無機質に。それが機械のあるべき姿だと。

 そのような機械に屈していいマリアではない。だが、膣から滲む愛液は着々と量を増やしている。マリアの意思に反し、無機物に感じているのだと。

 既に愛液は歯車に拾われるどころか、歯車によって飛沫を散らすまでに至っていた。

 

「はっ、はっ――――あっ♡」

 

 嬌声が、零れた。そして、歯車がもう一つ速度を上げた(・・・・・・・・・・・・・)

 

「あああああああああああっ♡」

 

 たまらず声を張り上げ、拘束された身体がビクンっ、と跳ね上がり股間からさらに液体を強く噴出してしまう。

 絶頂。知識に刻まれていたモノが、経験となってマリアの学習機能に叩き付けられる。

 

「あっ♡ああっ♡あああああああっ♡♡」

 

 しかし、終わらない。歯の車は無機質にマリアを責め立て続ける。最高速に到達した突起、マリアの恥部という女の弱点へ向かって振り回し続ける。

 

「くっ――――ああああぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡」

 

 歯を噛み締め、その瞬間に達する。俯かせた顔が、跳ね上がりはしたなく口を開く。マリアの身体がマリアから支配権を奪い取ったかのように、身体が言うことを効かない。

 

「あぁっ♡やああああぁぁぁぁぁ――――いぎっ!?♡♡」

 

 十度目の絶頂を迎え、その瞬間マリアは異なる刺激に悲鳴を上げた。

 いつの間にか服の胸部がくり抜かれ、少女の身体らしいほんのりと膨らんだ双丘だけが露出している。そこへ、鋭い針のようなものが突き刺さり、マリアのリアルボディに何かを注入し始めた。

 

「あ、ぎ……っ!♡これ、は♡っ、義体の感覚を、オフに――――ぃぃぃぃぃぃぃっ!?♡♡」

 

 痛覚遮断、不能。注入された異物への抗体構築、不能。

 不能不能不能不能不能不能不能不能不能不能不能不能不能不能――――――マリアに許された権限は、人と同じ思考と肉の動き、そして快感(・・)を受け入れることのみ。

 

『ズルはいけないなー、マリアちゃーん。――――ペナルティだよ』

 

 どこからか声が聞こえた。反応する余裕はない。マリアの義体を作り替えてしまう針が引き抜かれ、代わりにマリアの両胸に筒状のものが装着される。

 

「な、なああああああっ♡」

 

 疑問の間に絶頂。潮を吹き、高速回転し続ける歯車に犯される。

 包み込んだ中に十分な余白と外装の先端にはチューブのようなものが取り付けられている。中に繋がるそれは、次の瞬間強烈な吸引力でマリアの胸を吸い始めた。

 

「す、吸われ……まさ、か……っ!」

 

 痛いほど吸われている胸からは、まだ何も吸い出されない。だが、次の絶頂が近づくに連れて、胸部から何かおかしな感覚が発せられる。何かが、上がってくる感覚(・・・・・・・・)

 

「あっ♡ダメです♡出てきては……っ!♡♡」

 

 取り返しがつかなくなる。それがわかっているマリアに、しかし抵抗できる手段はない。四肢を拘束され、自らが管理していた感覚の制御権を奪われ、歯車に撫でられて愛液を撒き散らす。

 

「あーっ♡あーっ♡――――ああああああああああっ♡♡」

 

 十八度目の絶頂。そして、胸部から液体が吹き出した(・・・・・)

 

「あ♡母乳、出てます♡♡私の義体が、おかしくされています♡♡」

 

 母乳。妊娠した女性が持つ機能が、先に注入された液体によって強制的に植え付けられた。

 びゅーっ、びゅーっとマリアの胸から白い液体が飛び散り、筒の中に溜められていく。溢れそうになればチューブに吸い込まれていき、再び溜め直される。

 

「あ゛っ♡ダメっ♡もう出ないでください♡また、絶頂、して……っ♡」

 

 しかも、マリアが母乳を吹き出すタイミングはマリアの絶頂と連動し、否が応でも自分が果てたことを実感させられてしまう。

 絶頂し潮を吹き、母乳を噴出する間にまた絶頂。そのループを永遠と繰り返され、快楽を無限に叩き込まれていく。

 

「ああああああっ♡ああぁぁぁああぁああっ!♡――――ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」

 

 痙攣する身体を無理やり拘束され、絶頂の無限ループにただ嬌声を上げる。

 それでも狂うことはできない。マリアの思考は狂えない。どこかで自分を見つめている。淫らに絶頂し、潮と母乳を吹き出すはしたないマリアを見ている。

 そして止まらない。同じ機械だからわかる。無機質故に疲れることはなく、だがマリアのように感情を持たないが故に無慈悲に――――マリアへの責め苦は、続いていった。

 

 

「……あ゛っ♡あ゛あ゛ぁ゛っ♡♡――――ぁ」

 

 五十を超え、百を超えて、百五十、二百と絶頂を繰り返し、己にできる最大の雄叫びで喉を震わせていたマリアが、ふと吐息を零した。

 

「……おわ、った…………?」

 

 歯車が止まった。思わず、息を絶え絶えに、二亜が見ていることも忘れて安堵の言葉が零れ落ちた――――拘束が解かれていない事実が、マリアの思考を恐怖に染める。

 

 その危機感は正しかった。

 

「あがっ!?♡♡」

 

 正しいからと言って、何が出来るものでもないけれど。

 

「あ゛だま゛っ♡かきまわされ、て♡♡」

 

 両耳に細いコードが幾本も侵入し、ぐちゅぐちゅとマリアの頭を犯していく。まるで、AIとしての自分がハッキングされているようだった。

 ――――不味い。そう考えた時には、もう遅い。

 

「や、やめてください二亜! それはだ――――――イグッ♡♡♡♡」

 

 ――――ぶしゃっ!

 

 潮を吹いて、突然の絶頂。しかも、今まで耐え続けていた達した時に言葉にする下品な物言いまで口ずさむ。

 なんの脈絡もなくイかされた。大きく口を開け、快楽の余韻に浸りながら、マリアは恐怖で言葉を発した。

 

「だ、ダメです。これは、だ――――イグっ♡イグっ♡♡」

 

 ――――ぶしゅっ! ぶしゃっ!

 

 今度は二度、身体を跳ねさせ絶頂する。先程までの直接的な刺激ではなく、マリアの脳に当たる機能に電気信号を送られ強制的に絶頂させられているのだ。

 今度は感覚を握られ、相手の気分一つで瞬時にイかされる。さしものマリアも身体の震えが止まらない。自身の尊厳を砕かれてしまう恐怖を学習(・・)した。

 

「だめ、や――――イグっ♡♡イグっイグっイグっ♡♡♡♡」

 

 瞬時に上る快楽の頂点。人ならば、連続した絶頂に耐えられはしない。だが、マリアは耐えてしまえる。不幸にも(・・・・)、耐えてしまえるのだ。

 

「イクッ!♡イクイクイグゥッ!♡♡またイクッ!♡♡やめてください!♡♡やめてくだ――――――イグゥゥゥゥゥゥッ!♡♡」

 

 マリアに許された言語は『やめて』と指定された絶頂宣言のみ。

 潮を常に吹き上げ、搾乳され続けながら、マリアは無限絶頂の責め苦、いいや幸福(・・)を押し付けられた。

 

「やめてやめてやめて――――イクッ!♡イきます!♡イッています!♡だからやめ――――イグッ!♡♡イグッイグッ♡イぎま゛ず♡♡や゛め゛でぐだざ――――イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!♡♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……イ、グッ♡イ……っ♡♡」

 

 命令を受諾し、実行する。健気にそれを守っていたマリアは、義体が限界を迎えかけたこの瞬間にも、舌を突き出し電気を消してしまったかのように虚ろな目で絶頂の報告をしていた。

 否、もはや強制されているかどうかさえわからない。余韻でさえ絶頂の感覚と思い込んでいるのかもしれない。

 跳ね上がる身体に合わせて愛液を吹き出し、必要不可欠な無表情を快楽に歪める。感情を持ったAIの哀れな瞳に――――――蠢くものが映り込んだ。

 

「――――ひっ」

 

 本物の悲鳴。初めてだった。それがどうでもよくなるくらいに、恐ろしいものが迫ってきていた。

触手(・・)。金属で構成された機械手が、こんな時でも優秀な演算機能が導き出した本数は――――――言葉にするのも恐ろしい。

 

「や、やめて……こないでください……っ!」

 

 太いものと細いものが入り乱れ、身の毛がよだつ突起やブツブツとしたイボが見えている。次の責めはそれだと、告げられていた。

「い、いやです……! 二亜、やめてください! やめ、やめて……っ!」

 

 未来予測が映る。吊り上げられ、全裸に剥かれ、全身を絡め取られ、口も胸も手も足も陵辱され――――子宮まで蹂躙される。

 涙声で訴える。涙を流して懇願する。培われたマリアの人格が、恐れ戦きへりくだる。だけど、止まらない。暴走(・・)しているかのように、機械手が迫り来る。

 腕が、足が、絡め取られた――――――刹那。

 

「――――士道っ!!」

 

 喉が震えて、

 

 

「――――〈輪廻楽園(アイン・ソフ)〉」

 

 

 世界が、移り変わった(・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――あ、危ねぇ……っ!」

 

 マリアを抱き抱え、自室のベッド(・・・・・・)に降り立ちながら、士道は大きく息を吐き出した。

 

「くそ。自分のモノにしたいのか、人の陵辱を見たいのかハッキリしやがれってんだ……」

 

 自分で自分に文句を言うのもおかしな話ではあるが、士道としてはそう言わざるを得ない。

 そっとマリアをベッドに寝かせ、虚ろな目をした彼女の肩を揺する。

 

「マリア、マリア」

「ん……し、どう?」

「ああ、お疲れ様。おまえの勝ちだよ(・・・・・・・・)

 

 優しく告げた士道に、マリアの目が生気を取り戻し――たように見えたのは士道の気のせいではないと思う――驚いたように目をできる限り見開いた。

 

「どう、して……?」

「え? 二亜が勝利条件設定してなかったから、マリアが俺を呼んだら勝ちってことにした」

「…………」

 

 詐欺師のような目で見られた。なかなか心外だ。

 

「そんな目で見るなよ。まあ、元気そうでよかった。……あのさ、もうちょっと早く呼べなかったのか?」

 

 そうすれば、士道も早々に突入できたものを、と士道は深々と息を吐いた。

 ――――欲望の天秤。マリアの恥辱を見たいという欲望と、マリアを救い出し自ら抱きたいという欲望。

 二亜の半暴走状態を止めなかったのは、単純に士道が見たい(・・・)と願っていたから。そしてマリアが士道を呼んだ瞬間に飛び出すことができたのは、士道が彼女を救いたい(・・・・)と願ったから。

 肥大化した欲望の天秤は、士道の意思だけではどうにもならない。モノと定めた雌がどう動き、どう言葉にするか。それだけで、士道がモノに求める欲望は移り変わる。ここまでギリギリの境界線は、そうないだろうがと士道は苦笑せざるを得ないけれど。

 

「二亜、に……屈するなど、屈辱の極みです……」

「いや、二亜の力じゃないことに気づいてただろ」

「それでも、です……」

 

 余程、二亜に負けたという事実が気に食わないご様子で、士道はこんなに頑固な子だったかなぁとため息を吐く。というか、割と降参宣言に近いことをしていたのだか、ノーカウントなのだろうか。

 二亜の力ではない。厳密には、二亜が力を借りていた(・・・・・・・・・・)というだけだ。

 令音の天使。その力と用意された空間――いつぞやピクニック搾乳プレイをした部屋――を使い、事象を書き換えた(・・・・・)。そして今マリアを連れ込んだ士道の部屋も、その力で再現された場所に過ぎない。なぜ士道の部屋なのか、と聞かれれば単純に想像するのが楽だったのと――――マリアを抱く(・・)には、ここがいいと思ったまでだ。

 

「あー、ところでなんだけど」

「は、い……?」

 

 快感で崩されているはずの思考回路を、士道に向けて健気に反応するマリア。正直、罪悪感はある――――――それを超える欲望に、士道の一部は勃ち上がっていた。

 

「本音を言わせてもらうと、我慢の限界なんだが」

「え……あ♡」

 

 マリアが甲高い声を上げた視線の先には、今か今かとマリアを貫かんとしている極限まで硬質化した肉の棒。

 

「ふ、ふふ……私が陵辱される様は、そんなに興奮するものだったのですか?」

「したよ。すげぇ、した。だから俺がおまえを抱きたい。最低だけど、おまえと気持ちよくなりたい」

 

 無機物に蹂躙され、段々とイキ果て母乳を吹いたマリア。

 頭の中を弄り回され、強制絶頂で下品な絶頂宣言をし続けたマリア。

 触手の束に怯え、士道を呼び――――今こうして、ベッドの上で快楽の余韻に身体を震わせる艶姿のマリア。

 見た目は琴里と変わらない年端もいかない少女。しかし、毅然とした人工知能としての矜恃と落ち着き、性への拒絶が取り払われた今、彼女は恐ろしいまでの色香をか持ち出していた。

 

「――――仕方ありませんね」

 

 そして、少女(AI)は笑う。人と変わらぬ微笑みで、愛する者と一つになれると学習(・・)する。

 

「来てください、士道。私は良妻賢母の美少女AI――――愛するあなたのために、全てを捧げましょう」

 

 愛を知る少女は、両手を広げて士道を受け入れた。

 慈しみの機械少女の賢母に――――士道の我慢は限界を迎える。

 

「自分で言うか――――けど、全部事実だもんな、マリアは」

 

 ドロドロに開かれたマリアの膣へ狙いを定めた肉棒が、一気に彼女を喰い破った。

 

「あ、ああああああああああああああ――――ッ!♡♡♡♡」

 

 一際大きな歓喜の絶叫。与えられたものでなく、自身の感情から湧き上がる凄まじい愛情の嬌声。

 

「ぐ、おぉ……っ!」

 

 そして、マリアを喰い破るはずの肉棒が、逆に喰い千切られんばかりの快感を得て士道は喉から声を引き絞る。

 気持ちよすぎる。士道を完璧満足させられる、まるで士道のためだけに作られた膣(・・・・・・・・・・・・・)

 

「マリ、ア……!」

「ふふっ♡気がついてくれましたか? 私の中は、もうあなたのためだけに調整されているのです。――――私は、あなたのためだけの専用オナホール、マリアです♡」

 

 そんなことを言いながら、ジャストフィットする膣を締め上げるマリア。オナホ宣言をしながら、淫靡に微笑むマリア。

 美しい。愛らしい――――オナホールなど、勿体ないことができるかと士道は腰を振る。

 

「なにっ、が! オナホールだ! こんなに可愛いオナホがあるもんかよ!」

「あっ!♡ああああぁぁぁぁっ!♡♡ごめんなさい♡お気に障りましたか?♡♡」

「逆だよ! 最高だ! 俺のためだけに作りかえたマリアの雌マンコ、最高に気持ちいい!」

「あっ、ありがとうございます♡士道のオナホとして、光栄です♡♡」

 

 一心不乱に腰を振る士道に合わせて、マリアが背中に手を回す。離れられない、離れる意味もない距離で揃って快楽を享受し、幸福に浸る。

 

「だから、オナホじゃなくて良妻賢母だろ!? おら、オナホがこんなに感じるわけないだろうが!」

「あひっ♡はいっ♡感じています!♡さっきまでのモノとは比べ物になりません!♡♡これが本物の快感なのですね!♡♡」

「ああそうだ! 俺のモノになれば、ずっとこの気持ちよさを感じられるからな! 俺のモノになれ、マリア!」

 

 小さな身体を押し潰さんばかりにプレスし、士道のモノを全て受け入れる素晴らしい少女体型の膣を堪能し、子宮を突き上げる。

 マリアもまた、その快感に艶やかな貌と甘え切った声色を発し、士道の欲を最後まで満足させんとしている。

 

「なります!♡モノになります♡嬉しいです♡マリアを、あなただけの妻にしてください!♡♡ずっと尽くします♡どんな姿でもあなたを楽しませてみせます♡だから――――私を愛してください、士道♡♡」

 

 そんな当たり前のことを聞き、異常な幸せを求める――――――最後の一突きと共に、士道は答えた。

 

「ああ――――――愛してる、マリア!」

「あぁ♡士道♡士道、士道、士道、士道♡士道――――――ッ!!♡♡♡♡」

 

 子宮に精液を吐き出されながら、深い深い絶頂に身を浸しながら、士道とマリアはお互いの名とお互いへの愛を叫んだ。

 たとえどれだけ背徳であろうと、人と機械であろうと――――――永遠の愛だと、刻み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「それで、何か言いたいことはあるか?」

「ないです。すいませんでした」

 

 久しぶりに、色気とかエロスがない土下座を見たな、と他人事のように士道は思いながら、自分の身体の上に寝かせたマリアの髪を撫でた。

 椅子に座る士道の視線の下には、地べたで正座して土下座の姿勢を見せる二亜。なんというか、こちらも久しぶりにいつもの二亜を見た、と一安心した。

 

「まあ、思考暴走の根本は俺だし、止めなかったのも俺だ。俺からは言えるのは、これからそういう思考には気をつけてくれってことだけだよ。……二亜だけじゃないし、俺が一番気をつけなきゃなんだけどな」

 

 そして、気をつけたところで、どうにもならないのが士道の欲望である。

 

「へへ、わかってますよダンナぁ……」

 

 そして、本当にわかっているのか不安になる言動をするのが二亜である。

 士道が信じた二亜が正しいことを祈るばかりであった――――――ちなみに、士道の考えでは士道(本能)と共謀する可能性が高いと見ているが。

 

「……ごめんな、二亜。巻き込んで」

 

 そういうことをさせてしまい、これからも可能性がある。やはり、全員を巻き込むのはまだ早計だったのだろうか、と士道は眉をひそめる。

 しかし、二亜は上げた顔で何度か目を瞬かせると、ニヤリと笑って言葉を発した。

 

「なーに言ってんのよ少年。あたしら、一蓮托生でしょ。どんだけ少年が堕ちたって――――――最後まで、一緒に堕ちてあげるからさ」

「二亜……ああ、ありがとな」

「えへへ、どういたしまして。――――じゃあ、あたし先帰るね。……マリアには、今度ちゃんと謝っとくからさ」

 

 それじゃあね、と部屋から出ていく二亜を見送った。部屋から出ればいつもの秘密部屋であるため、帰り道には困らないだろう。

 とりあえずは一段落か、と士道は息を吐いて眠る少女に声をかけた(・・・・・・・・・・)

 

「だってさ、マリア」

「そうですね。許す――――はずがないでしょう」

 

 パチり、と目覚めた、というより元から狸寝入りしていたマリアが士道の膝に改めて居座り、憤りを顕にした。

 

「確かに悪を演じるとは言いました。士道の欲のために身体を捧げるとも言いました。しかし、二亜を許すかどうかは話が違います。よくも私をあのような目に合わせてくれたものです。必ずやり返します。撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけだと教えて差し上げましょう」

「マリアなら、そう言ってくれると(・・・・・・・・・)思ってたよ」

「……?」

 

 おかしな言葉遣いをした士道に、膝上で小首を傾げ可愛らしく見上げるマリア。彼女の頭を撫でてやり、無言を貫いていた令音に視線を向けた。

 

「……ああ。――――マリア、これを君にプレゼントしよう」

 

 頷いた令音が、どこからか一枚の紙を取り出し、ペラリとマリアの前に知ろ示す。

 

「っ、これは……」

 

 予想外の内容が記されていたそれに、マリアでさえ目を丸くして驚いていた。

 

「これを、私がいただいてよろしいのですか?」

「ああ、もちろん。あの様子じゃ、やっぱりストッパー役は必要だろうし――――俺のモノをどうしようが、俺の自由だろ?」

 

 やはり、士道(本能)といえばこうだろう。そんな笑みを見せつけた士道に、マリアも小生意気な笑みを浮かべて言葉を返した。

 

「悪い顔をしていますね、士道。そうやって、令音も誑かしたのでしょうか」

「いや、令音さんは内心割とノリノリで――――――」

「……士道」

「はいすいません」

 

 士道とて恋人に叱られるのは怖い。普段怒らない人が怒ると、本当にシャレにならないのだ。

 

「さて、こんな五河士道が、マリアはお嫌いかな?」

「いいえ、大好きです。私も令音と同じ、あなたの欲望を満たすための妻として尽くすと誓いましょう。つきましては、少しご相談が――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「うーん……さすがに、悪いことしちゃったなー」

 

 残り僅かとなった原稿を前にしながら、二亜の思考は別のところへ向いていた。

 確かに、改めて考えると二亜の思考はおかしくなっていたように思える。酔っ払った勢いとはいえ、マリアを性的に辱めるなど初めて考えついた。

 さしもの二亜も、今度お土産を持参してマリアへと謝罪を入れなければ、と考えている。それに、これからはそういう思考に気をつけて――――――

 

「いや、待てよ? これ逆に言い訳になるんじゃない? あわよくば少年を焚き付けて、みんなのあんな姿やこんな姿見れるくない?」

 

 なかった。二亜は二亜である。本条二亜は本質的にこういう人間なのかもしれない。そう考えながらも、悪い顔は止まることを知らず――――――

 

「――――やはり、そんなことだろうと思っていました」

「うひゃあ!? いったぁい!? ――――ま、マリア!?」

 

 いつの間にか部屋に侵入していた少女、件のマリアの登場に腰を抜かして椅子から転げ落ちた。

 間違いない。私服に着替えてはいるが、二亜が調子に乗って機械姦をしでかしてしまったマリアだ。あのとき晒していたイキ顔は、何事もなかったかのようにクールで小生意気な表情を維持している。

 

「ま、マリアさん。その、あれは色々と……ほら、ね? いやマジですいませんでした」

「構いませんよ」

「へ?」

 

 今のは、本当にマリアの言葉なのだろうか。疑問と共に土下座に移行しかけた顔を上げれば笑顔(・・)のマリアがいた。

 

「…………え゛」

 

 そう、とてもいい笑顔をしたマリアがいて、二亜は猛烈な予感に襲われた。この予感は、締め切りがあと一時間でデッドゾーンへと突入してしまう感覚より激しく、ヤバい(・・・)。本当に、取り返しがつかないことをしてしまったときの直感だ。

 

「安心してください。仇討ちなどとは言いません。私は、正当な契約(・・・・・)の元やってきたのですから」

「契、約?」

 

 頭が痛む。具体的には、士道に対抗するため全力で酒を煽った時の記憶がふつふつと蘇ってきている気がした。

 もっとも、そんなことをせずともマリアが実物(・・)をロボ子らしくピシッと突きつけてきたのだが。

 

「え、何これ。なになに――――『契約者、本条二亜。マリアへの報復措置が完遂された暁には、この契約書の所有者に、あなたの人権の全て(・・・・・)、あなたへの命令権を譲渡するものとする』――――――――――――――え?」

 

 え?

 

「………………え?」

「何度現実逃避をしようと、幻術ではありませんし、幻覚でもありませんよ、二亜」

「は、はは……はあああああああああああっ!?」

 

 物を倒し、椅子を蹴って後退る。二亜はマリアから逃げ遂せるため、視線を巡らせながら口を回した。

 

「こ、こんなの横暴だ! 詐欺だ! 無効だ無効だ!」

「あれほどの天使を扱うのであれば、対価はその身全てでさえ足りない……そう考えられず、身に余るモノを扱ってしまったあなたの負けです。往生してください。――――ですが、ご安心を。私はあなたの矯正役(・・・)に過ぎません」

 

 言いながら、マリアは何を思ったかその可愛らしいスカートを脱ぎ、ショーツを下ろす。そして、ふわりと局部に手を翳して――――それ(・・)を、召喚した。

 

「――――はえ?♡」

 

 二亜が二亜らしくない、女の声。それ(・・)を見た瞬間、二亜の雌としての部分が呼び起こされる感覚。

 跳ね除けられるはずがない。だってマリアの股間部に聳え立つそれは、小生意気ながら美少女と呼べる彼女には似つかわしくないおちんちん(・・・・・)なのだから。

 

「ふ、ふ、ふたなり!?」

「はい。士道と令音に相談して、いつでも自由に呼び出せるように着けてもらいました。これもご安心を。完全に、士道のサイズを再現してありますから(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

「や……やめてよ♡あたし、無理だって……っ♡」

 

 そんなものを入れられたら、死んでしまう。玉袋がなく、恥部の上あたりから生える典型的なふたなりちんぽ。しかし、その大きさは間違いなく士道と同じもの。あの二人と相談した、と言っているのだから当然だ。

 後退る。もう壁が迫っている。腰が抜けて、逃げられない。笑顔のマリアが、その笑顔にまるで似合わない凶暴な逸物を滾らせながら近寄ってくる。首を振って、必死に縮こまって拒絶する。

 

「やだ! くるな! くるなってば! 来ないでよ……っ!」

「……なるほど。士道が二亜をあれほど可愛がった理由、少しわかる気がします。――――まあ、それと私が二亜を許すかどうかは、話が別になりますが」

 

 初めから、逃げ場なんてなかった。拒絶など、意味を成さなかった。

 

「あ、あ、あ――――あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♡」

 

 

 

 

 

 

 

「二亜、手が止まっていますよ。また締め切りに追われたいのですか?」

 

耳元(・・)で囁かれ、二亜は必死にペンを持った。しかし、全身が震えて、突き上げられて(・・・・・・・)話にならない。

 

「む、り……っ♡お腹、変になる♡」

 

 涎を垂らし、机に肘まで置いて耐える。耐えられない。

 マリアの膝の上、否、ちんぽの上(・・・・・)に座りながら、作業などできるはずがない。

 

「何事を言っている場合ですか。私が二亜の椅子(・・)という屈辱に甘んじているのですよ? 光栄に思うべきでしょう」

「こ、この鬼畜AI♡ばかマリア♡」

「おや。どうやら余裕があるようですね。――――はい♡」

「おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♡♡」

 

 勢いよく突き上げられ、絶頂に身体を反らす。マリアの義体は少女のようだが、二亜をちんぽケース(・・・・・・)にしながら、その入れたふたなりちんぽを力強く突き上げる余裕まであった。

 

「お、おぉ……♡しきゅう♡ひろがるぅ……♡」

「ああ。そういえば二亜が士道のモノを受け入れられるよう、調教も仰せつかっていましたね。これは一石二鳥と言えるでしょう」

 

 ふざけた物言いのマリアに反抗しようとすれば、また肉棒で突かれてしまう。そうでなくとも、腹の形をおかしくされるふたなりちんぽを入れられたままなのだ。快感に痙攣し、荒く甘い息を吐く二亜には何もできはしなかった。

 

「さあ二亜。早く作業を再開してください? 私は、明日士道とのデートの約束がありますので、私の予定を圧迫することは許しませんよ」

「な、なにそれ、ずる――――いいいいいいいいいっ!♡♡」

「何もずるくはありません、私が勝ち取った権利です♡――――初めから素直になっていれば、こうはならなかったのかもしれませんよ?」

 

 小悪魔が囁いてくる。だが、二亜はその答えを知っていた。

 

「そし、たらっ♡これがマリアから少年に変わるだけで、しょおおおおおおおっ!?♡♡」

「大正解です。おめでとうございます、二亜。私がこんな風にあなたを褒めることは、今しかないですよ?」

 

 パンッ、パンッとついにはマリア自身が積極的にピストンを始め、マリアという椅子に犯される二亜は為す術なく快楽に喘ぐ。間接的に、士道から調教を受ける。

 ああ、これが士道の奴隷になるということなのだと、思い知らされる。

 

「ゆ、ゆるしてぇ♡もうゆるしてってばぁ♡反省してる♡もう二度としません♡♡だからゆるしてください♡♡」

「必要なのは謝罪ではなく、手を動かすことですよ。同じ士道の奴隷として、頑張りましょう、二亜♡」

「やだ、やだやだやだやだ♡ゆるしてよぉぉぉぉぉぉっ!♡♡」

 

 士道に抱かれ、らしくない自分を育て上げるか。

 マリアに調教され、一方的な快楽に嬲られるか。

 

 どちらが幸せであるかは――――――同じだけの快感に囚われた二亜には、判断などできはしなかった。

 

 

 






Q.士道くんが機械姦してたらどうなってたの?

A.初めにイチャラブエッチしてから同じこと一通りして触手完遂さらに責めを継続します。本能はそういうことする。


事情とか暴走とか気にしながら二亜おしおきから逆算したら、マリアちゃん大好き回になった。反省はしていない。最初は触手までガッツリ行こうと思ってたけどマリアが可愛そうになってきてイチャラブエッチに行ってしまった。こっちはちょっと惜しいと思っている。

マリアは原作小説準拠で書いています。毒は吐くけど気遣いが出来て何でもこなせる良妻賢母のスーパーAIマリアちゃん。オナホ宣言すごい似合う。
じゃなんで虐めたんだよって、小生意気な機械っ子が機械に犯されて懇願するところ見たいでしょ、普通。私の普通は普通じゃない気はしてますが、私が書く以上私がルールだ。

最終的にふたなりマリアにおしおきされてちんぽ椅子に座って仕事させられる二亜を書きたかったのでは?はいそうです!!!!まあ琴里ほどではないとはいえ暴走の影響受けてるし、早めにストッパー役は必要だからね、ごめんね二亜ちゃん。可愛いよ二亜ちゃん。

1キャラに力入れすぎだとは思うんだけどこれ私の癖みたいなので半分諦めてます。続けて書きあげたオーバードーズ時空の十香&折紙はもっとすごい。書きやすい=私の負担が減るというわけではないことを証明している。
そして私が消費した執筆カロリーを補充するために評価と感想よろしくお願いします。リクエストも待ってまーす。

ではではまた次回〜

お次はリクエスト、IF時空の十香&折紙、昏睡SEX編。久しぶりに背徳的なお話にできたかな。
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