※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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リクエスト十香&折紙回。時系列は思いっきりアビス前のIFルート。
なんでしょうね、私この二人自分が思う以上に好きなんだと思う。







6話(十香、折紙)

「――――やはり、この方法しかない、か」

 

 独り言ちた令音の声は、誰に聞かれることもなく消える。〈フラクシナス〉の医務室で、令音は今まさにメディカルチェックを終えた二人(・・)のデータ。そして()のデータを目を通し知識に収めた。

 結果、下衆(・・)と言わざるを得ない方法を実行しようとしている。言い訳はしない。令音は、それしかないと知っているからだ。

 すると、医務室にとある二人の少女が入室してきた。

 暴力的なまでに美しい面と水晶のような瞳。腰まで届く夜闇色の髪を束ね、豊満な双丘と黒のニーソックスに包まれた肉付きのよい太股。並べ立てられた賛美では足りないと思わせられる少女、夜刀神十香。

 国の姫と表現しても過言とは言えない面に表情らしい表情を窺わせず、肩口に触れるが触れないかで切り揃えられた髪。十香とは対照的に小ぶり、しかし形が美しい胸に、鍛えられ無駄なく引き締まった細身の女体。白のニーソックスに包まれたほっそりとした太股が眩しく光る。鳶一折紙。

 

「……二人とも、お疲れ様。急なメディカルチェックに付き合ってもらって、すまなかったね」

「何を言う。私たちは礼を言わねばならない立場だ。これも必要なことなのだろう? 感謝するぞ、令音!」

「ありがとうございます、村雨先生」

 

 検診を終えた二人が、労いの言葉をかけた令音へ礼儀正しく礼を見せる。来禅高校の制服を着こなし、精霊であることを忘れさせるような日常の雰囲気――――精霊である以上、逃れられないものがある。

 

「……そう言ってもらえると、私としても助かる。……ああ、そうだ。もうすぐシンがこちらに来る。よければ、ここで待っているといい」

「シドーが来てくれるのか!」

「是非、待たせてもらう」

 

 二人とも彼の名を出せば、一言で待つことを選ぶのはわかっていた。十香は美しい貌を綻ばせ、折紙も薄いながら確かな喜びが見え隠れしている。

予想通り(・・・・)。そして令音は、自然な流れで飲み物を入れたコップを差し出した。

 

「……つまらないものだが、これでも飲んで待っていてくれたまえ。気分も落ち着くだろう」

「よいのか? ではいただくぞ!」

「いただきます」

 

 躊躇いなく、受け取った紙コップから飲み物を口に含み、飲み込む二人。あの折紙でさえ、何も気がついた様子はない。

 効果は、数分程度で現れた。

 

「む、むぅ……?」

「ん……」

 

 こくり、こくりと。突然の睡魔に襲われ、二人が頭を揃えて空を仰ぐ。その瞼がゆっくりと落ちていき――――全身から力が抜け、眠り落ちた。

 

「……おやすみ、十香、折紙。――――そして、すまない(・・・・)

 

 始まりの犠牲者は、決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「失礼します――――って、え?」

 

 〈フラクシナス〉の医務室へ呼び出された士道は、入った瞬間から目に飛び込んだ光景に目を丸くした。

 

「十香に折紙……寝てる、のか?」

 

 何の仕切りもされていないベッドが二つ。そこに寝かされた少女たちが二人。士道と同じく、学校帰りで制服を着たままぐっすりと眠っていた。

 豊満な胸を上下させ、安らかな眠りを見せる十香。控えめながら美乳といって差し支えない胸を微かに揺らした折紙。何とも素晴らしい光景が――――――

 

「って、なんてこと考えてんだよ」

 

 ペチン、と頬を叩いて不埒な考えを追い出す。十香と折紙をそういう目で見れない、と言えば完全に嘘になってしまうが、穏やかに眠る二人をそういう目で見ることへの嫌悪感の方が強い――――はずだった。

 

「……やあ。来たね、シン」

「あ、こんにちは令音さん」

 

 部屋の主、というのもおかしな話だが、士道の中ではこの部屋で世話になっている率がダントツだった。そんな令音に呼びかけられた士道は、医務室の椅子に座った彼女へ挨拶を返す。

 令音も来禅から直に〈フラクシナス〉へ来たからなのか、見慣れた白衣を羽織りながらストッキングに包まれた艶かしい足を組み換え、士道の目を奪うように――――

 

「っ……」

 

 何か、おかしい。女性を見る目が、明らかに不純なものになっている。帰ったら、処理をしておく必要があるか、と息を吐いた士道に、令音が目を細めて声を発した。

 

「……想像以上に進行が早いな。危ないところだったね」

「え?」

「……シン。落ち着いて聞いてくれたまえ。――――今、君の身体に起きている症状のことについてだ」

 

 

 

 数分後。説明をひとしきり受けて、士道は半ば呆れた口調で令音へ言葉を返した。

 

「えーっと、つまり俺の中の霊力が暴走して、精霊たちを性的な目で見てしまう。なので性欲を解消する必要がある、と?」

「……概ね、その解釈で構わない」

「ドッキリですか?」

「……そうだとしたら、私も助かるのだけれどね」

 

 そうではない。と冗談ではない目の色で至極真っ当に返す令音。士道はそれでも、頭に手を当てながら精一杯真面目に取り合う努力を重ねた。

 

「いや、ありえないでしょ。何ですかその極地的な暴走。性欲を持て余した高校生でも、もう少し現実的な妄想しますよ?」

「……それよりかは現実的だとは思えないかい? 霊力、の一言で解決できる問題だよ」

「精霊の奇跡が一気に下世話な奇跡になるもんですね!」

 

 世界を破壊するファンタジーな力の源が、女の子への性欲のために消費されるエロファンタジーに成り果てた瞬間を見た。無論、まだ士道は信じてなどいないけれど。

 

「……あの、もう帰っていいですか?」

「……ふむ。君は十香や折紙より、妹をご所望かな。ちょうど琴里が帰宅しているはずだ」

「…………怒りますよ、令音さん」

 

 士道は初めて、令音に唸るような声音で怒りを露わにした。いくら恩人の令音でも、言ってはいけない冗談がある。

 しかし、令音は動じなかった。或いは、心を鬼にして(・・・・・・)、顔色を変えることを封じていたのかもしれない。

 

「……ではシン。君は十香や折紙を見て何も感じないと? 今この瞬間、君が好きに蹂躙できる意識のない彼女たちを見て、何も思わない、感じないと言えるかい?」

「そんなの、言えるに決まって――――っ!!」

 

 そのとき、眠れる二人に目を向けてしまったのが間違いだった。

 来禅の制服という日常の象徴を身に纏い、無防備な寝姿を晒す十香と折紙。肉付きのいい女体と、引き締まった細身の女体。

あれ(・・)を好きにできる。そう考えたとき、士道に有るまじき欲情の波が襲いかかる。理性を呑み込み、女を犯すための思考が。

 

 危険すぎる。咄嗟に、士道は自分の頭を殴りつけようとして、令音に腕を掴まれた。

 

「……シン」

「令音、さん……イヤです! 俺、こんなの……っ!!」

 

 怖い。恐ろしい。自分自身が、一瞬にして信じられなくなった。首を振って、今も増え続ける邪な考えを振り切ろうとして、振り切れない。

 思考が犯され、溶ける。正常だった思考が、次の瞬間には大切な人たちへの欲望の目に変わっていく恐怖、絶望。

 

「……来るんだ、シン」

「っ……!」

 

 そんな士道を連れて、令音が立ち上がる。その先には、眠る二人がいる。

 

「……君のその思考を、君が拒絶してはいけない。受け入れるんだ」

「い、イヤだ! こんなの、こんなの……!」

 

 裏切れない。彼女たちを裏切りたくない。自分自身を裏切りたくない。こんな汚らしいモノを、寄り添い救い出すことが出来た精霊たちにぶつけるようなことがあっていいはずがない。

 

「…………」

 

 だが、士道が葛藤する間に、二人の間に士道を連れてきた令音が、その腕を十香への伸ばし――――ブレザーに包まれた胸に触れた。

 

「……ぅ、ん♡」

「……!」

 

 僅かながら、初めて聞く声。性感帯を刺激され、喘いだ十香の声。それを聞くだけで、士道の一部(・・)が痛いくらいに起き上がった。

 だが、おかしい。十香はここまで敏感ではないはずだ。下着とシャツを挟み、ブレザー越しに胸を触られて甘い吐息を零す。それも、眠りながらなど信じられない。

 

「……それが、君の暴走の影響だ。君との経路(パス)を通して、十香と折紙に欲望の変質を起こしている」

「そ、そんな……!?」

「……だが、症状の進行を抑えられる方法はある。睡眠状態の彼女たちが相手ならば、君が欲望を満たすことさえできれば、彼女たちの日常は保証されるだろう」

「……そうじゃ、なかったら?」

 

 昏睡をなしに、士道が直接彼女たちを抱く。そんな選択肢が浮かび上がる。

 令音は、冷酷に結論だけを叩きつけた。

 

「――――壊れる(・・・)。君が望むまま、彼女たちは欲望に呑み込まれ、人格が崩壊する可能性が高い。君のことしか考えられない、君だけの奴隷になる」

「うそ……でしょ?」

「……残念ながら、事実だ。……そしてきっと彼女たちは、それを望むはずだよ。君を助けようとしてね(・・・・・・・・・・)

 

 士道を助けるために、士道の欲望に喰われる道を選ぶ――――ありえない話とは、言えなかった。

 道は二つに一つ。意識のない少女たちで欲望を満たすか、善意で士道を救わんとして思考さえも染められてしまう彼女たちか。

 事実上の選択肢は、一つしかなかった。昏睡した十香と折紙(極上の獲物)を、犯す。

 そして、令音がおもむろに十香の制服のリボンを紐解いた。

 

「っ!」

 

 士道の決意を読み取り、否、そうでなくとも引きずり込むために。

 息を飲む士道の前で、令音の細指がブレザーのボタンを外し、開く。白いブラウスのボタンを一つ、また一つ、士道の欲を焦らし煽るように外していく。

 そして――――開かれた胸位を守る黒色の下着が露出した。

 

「はっ、ぁ……」

 

 息が荒い。アクシデントで、十香の下着を見てしまったことはある。しかし、今は明確に意味合いが異なる。性的な意味合いを全てとして、下衆の目でブラジャーに包まれた十香のたわわに実った胸に目を奪われる。

 彼女に似合う黒色のブラジャーは、吐息と共に無防備に上下して存分にいやらしさを押し出している。それを邪な目で見ない男など、いるはずがない。

 さらに、令音は下着に包まれた十香の胸に触れた。

 

「ふぁ……♡」

 

 明確な吐息、甘く淫靡な吐息が零れた。瞼を閉じた十香の唇が動く。昏睡時に見せる脊髄反射としては、大きすぎる快楽の証。だが、士道の欲望をじわじわと掻き立てるに相応しい、十香の艶声だった。

 

「……さあ、シン」

 

 ここからは、君がやってみるといい。言葉にせず、令音は手と視線で士道を促した。

 

「……」

 

 心臓を跳ね上がらせながら、十香へ近寄る。恐る恐ると、眠りから覚めることのない絶世の美女へと士道は歩む。

 手が十二分に届く距離に立ち、士道は震える両手で、十香の巨乳に触れてしまった。

 

「あっ♡」

 

 嬌声。しかも、令音が触れたとき以上のもの。両手で触れた、ということもあるのだろう。しかし、それでも士道の優越感を刺激するには十分すぎた。

 手に硬いブラと柔らかすぎる白い胸。二つの感触に得も言えぬ感情を覚えながら、士道は十香の乳房を揉み始める。

 

「うぅっ……ん、んっ♡……は、ぁ♡」

 

 士道の思うがままに形を変える乳房。眠っていながら喘ぎ、微かに貌を捩らせる十香。その頬に、興奮の赤があることは容易く知れた。

 我慢など、できはしない。衝動の赴くままに士道は十香の黒色のブラを捲りあげた。

 

「……でっか」

 

 ぷるんっ、と音が聞こえるような大きな生乳が揺れた。小学生のような感想が、勝手に口から零れる。

 大きい、しかし整った巨乳。シミのない健康的すぎる白肌。丸みを帯びた胸の頂点に、ぽつんと立つ桜色の突起。

 まじまじと眺める士道を咎めるものはいない。初めて邪魔されることなく、じっくりと観察できた十香の巨乳。士道は今一度、その桃源郷を両手で揉みしだいた。

 

「あんっ♡……んん♡ふぁぁ……♡♡」

 

 ブラ越しですら凄まじかった感触は、直に触れれば極上を超えた至極の開放感へと変わる。

 程よく押し返される胸が、揉みあげるごとに十香の嬌声を引き出してくれる。指を深くくい込ませ、手で揉みあげ、手のひらに収まりきらない十香の巨乳を堪能する。

 

「あっ♡んっ♡ぅ、あっ♡」

 

 喜悦の声が響く感覚が短くなっている。十香が、眠りながら感じている(・・・・・)

 いつもシドー、シドーと感情豊かに自身を呼ぶ声が。あの天真爛漫な十香が、雌の吐息を零して喘いでいる。

 ――――最高だ。たまらず士道は、十香のおっぱいに口を寄せしゃぶりついた。

 

「……ちゅっ、ちゅる」

「あ、ぁぁぁぁぁぁ……♡♡」

 

 異なる嬌声。ビクンっ、と十香の身体が跳ね上がる。随分と都合のいい昏睡があるものだと、他人事のように士道は思った。そんなことより、口含んだ十香の乳首を味わう方が先決だった。

 

「あ♡あ♡んっ♡ふぁ、ふぁぁぁぁ……♡♡」

 

 豊満な胸と対照的に小さな乳首を口の中で転がし、舐める。舌で乳首を弾き、時に吸う。その間、開いた方のおっぱいを揉みしだくことも忘れない。

 吐息、いいや嬌声という他ないよがり声が高まっていき、士道の気分も高揚していく。

 そんな中、静観していた令音が動いた。

 

「……シン」

「ん……ちゅぱっ」

「あ、んっ♡♡」

 

 勢いをつけて乳首を口から引き抜けば、十香がたまらずといった艷声で跳ね上がる。

 唾液に濡れ、淫靡に輝く十香の巨乳から名残惜しくも視線を外す士道。だが、逸らした先にも素晴らしい光景は広がっていた。

 黒のニーソックスに指を這わせ、令音が撫で上げる。

 

「んっ♡」

 

 それだけで、僅かながら十香の身体は痙攣を起こしているように見えた。ムチッとした太股が程よく令音の指を吸い込み、肉付きのいい、しかしありすぎるわけではない十香の奇跡的なスタイルを披露していく。

 やがて令音の指は太股から制服のプリーツスカートまで伸び、それを捲りあげる――――ブラと揃いの黒色のショーツ。

 

「……!」

 

 胸でもありえないほど興奮していたというのに、その禁忌はまた別種の興奮を誘い、士道の脳髄を焼いてしまうような快楽物質が生成されているようだった。

 続けて、令音が十香の下着に手をかけ、スルスルと下ろしていく。士道が見てはならないはずの十香の恥部が、晒された。

 

「ぁ……」

 

 小さく息を漏らす。そうする必要があったのではなく、そうしてしまったのだ。

 ショーツで守られていた十香の股間部、性器が露になる。女性の性器を眺めるという高校生には刺激が強すぎるも、今の士道が満足できるだけの光景。

 あの美しい十香の一番弱い部分。夜闇色の髪と同じ色の恥毛――気持ちモッサリと毛深く思える――に隠された陰裂。士道の手で性感帯を刺激されてか、既に受け入れるように開かれた雌の陰部。

 

「……」

「……ん」

 

 言葉はなく、視線だけで了承を取る。

 士道は、十香の秘部に指を触れさせた。

 

「ぁ……♡」

 

 くちゅ、と粘性の水音、小さな撫声。十香の恥部は、初めてとは思えないほど愛液に濡れていた。

 士道も初めて触れる十香の女性器。先ずは表面を撫でるように擦り上げた。

 

「あっ♡あっ♡あっ♡……ふっ、ん♡♡」

 

 愛液で滑り、拒絶感はない。十香も士道の指と己の秘部が擦れる度に短い嬌声を上げ、グッと指を押し込めばまた異なる色香の声音を引き出してくれた。

 元々から、小賢しい準備は必要なかったということだろう。表面を堪能した士道は、指を二本立て、愛液が滴る十香の中へとそれを差し込んだ。

 

「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡」

 

 受け入れられた。が、狭い。士道の指という異物に蠢き、締め付けているようだった。

 構わず、ぐちゅ、ぐちゅと音を立てながら指を出し入れさせる。少しして膣が緩んだ瞬間を狙って――――一気に速度を上げる。

 

「あっ♡ああっ♡んんんっ♡♡」

 

 このいやらしい喘ぎ声で、眠っているというのはにわかに信じ難い。だが、意識のない十香を犯しているという現実感のない背徳的な快楽が、その事実を肯定してくれる。

 ぐちゅぐちゅぐちゅ、と絶え間なく十香の膣を手マンで刺激する。容赦なく指で掻き回す。そして士道は、直感的に指を引き抜いた。

 

「あ――――ふあぁぁぁぁぁぁっ♡♡」

 

 ――――ぶしゃ! ぷしゃぁぁぁぁぁぁっ!

 

 絶頂。どんな美味しいものを食べたときの十香より、甘美で幸せそうな声を上げて、腰を跳ねさせながら秘部から飛沫を上げる。潮吹き、というものだろうか。

 

「……っ♡……ふ、ぁ♡」

 

 潮を吹き上げ、未だ恥部からおもらしのように愛液をちょろろろ、と流して、それでも十香は目を閉じたまま微かな吐息を零していた。

 それが現実感をなくし、有り得ならざるインモラルな快楽をもたらしている。ブラを捲りあげられた巨乳が鼓動と共にぷるんっと震え、夜闇色の陰毛が愛液で滴り、天真爛漫な十香と正反対の色香が視界と鼻腔を通して伝わってきた。

 制服をはだけさせて、昏睡の中感じて絶頂を見せた十香。あまりにも刺激的で、美しい。士道の欲求が満たされ――――次なる標的が士道の目に飛び込んできた。

 

「折、紙……」

 

 きっちりと無駄なく制服を身につけ、規則正しい寝息を立てる少女。寡黙で、しかし士道に対しては真っ直ぐすぎるくらいの好意を見せる折紙。両親を亡くし、士道を心の拠り所とし、彼女が依存と言ったそれはやがて純粋な恋心へと移り変わった。

 そんな鳶一折紙を犯す。自分勝手に、一方的に。自らが救い出した少女を、意識がない状態で身体を好き勝手に弄ぶ。

 

「折紙……っ!」

 

 許されない所業だ――――今の士道に、その禁忌は禁忌足りえない。

 もはや令音の許可を得るまでもない。自分のモノ(・・・・・)を自分で弄んで何が悪い。狂った思考が導くままに、士道は折紙の胸を手で掴んだ。

 

「……っ♡」

 

 短く、言葉にならない吐息が折紙から零れる。だが、何枚にも重なった胸の上から揉みあげたにしては、その吐息はあまりにも甘美で淫らなものだった。

 

「ぁ♡……っ♡」

 

 ぐりぐりと胸を揉みしだきながら、リボンを外しブレザーを暴きブラウスのボタンを外す。十香に比べてハッキリとした喘ぎ声ではないが、ともすれば彼女以上に感じていると思える折紙の微かな嬌声。

 人形のような折紙の貌に差すほんのりとした熱の色、快感の証。十香とは別種の楽しみに気分が高揚する中、士道は折紙の下着を暴き立てた。

 白いブラジャー。小ぶりな、しかしそれが芸術的な美乳。どこまでも十香とは対照的な少女の性感帯を、士道は迷いなく両手で揉みしだく。

 

「……ふ、っ♡あ……っ♡♡」

 

 ついに折紙も耳で捉えられる喜悦の声を上げ始め、ブラと胸の感触と共に士道の気も良くなっていく。そうでなくてはならない、と折紙の美乳を堪能していく。

 けれど、真に堪能するとなれば十香と同じものにしなければならなかった。

 

「折紙、ごめん……っ!」

 

 謝罪をしながら、その表情は歪んでいたように思えた。心のどこかに眠る罪悪感を一瞬露わにしながら、士道は折紙のブラを捲りあげた。

 また、ぷるんっ、と。十香に比べれば控えめだが、確かにその膨らみから卑猥な音が響く。

 大きければいい、というものではない。十香の巨乳はその理屈を覆す圧倒的な説得力があったが、折紙の美乳にも同じことが言えるだろう。

 

「す、げぇ……」

 

 確かな張りと仄かな膨らみ。白い肌から鼻腔をくすぐる香り。綺麗な型を見せる生乳。その先端の乳首。

 思わず息を呑む美しさ。十香も凄まじいが、折紙も負けず劣らず士道の欲望を掻き立てた。その欲望を抱いて、士道は折紙の乳房を両手で揉みほぐした。

 

「……っ、あ♡はっ♡……んっ♡♡」

 

 柔らかい。そして、手に収まるおっぱいの感触、折紙の声で折紙らしくない色香が鼓膜を震わせ素晴らしい快感を生み出している。

 揉み上げ、回す。力を入れ、時に優しく。士道を想い日々手入れを欠かしていない折紙の女体を、彼女の知らぬ間に堪能する。冒涜的だ。他では感じることのできない快楽だ。

 さらに、十香と同じように折紙の乳首に士道は喰らいついた。

 

「ちゅ、ちゅぅぅぅぅっ!」 

「あっ♡ぁぁぁぁぁ……っ♡♡」

 

 乳首を激しく吸われ、条件反射のか細い悲鳴が折紙の喉から引き絞られる。折紙らしくない、しかし折紙のもの。瞼が閉じられ、その人形のような風貌を残しているからこそ、その差異、有り得ならざるズレが堪らないのだ。

 

「ちゅっ、ちゅる……じゅるるるっ!」

「あ、ひっ♡……ひ、ぁ♡♡」

 

 一度スイッチが入ったのか、折紙の声音から十香に匹敵する嬌声が上がる。やはり、と士道は乳首から唇を離し、今度は折紙のスカートを捲りあげた。

 いつでも士道に見てもらうためか、ブラと揃えられた白く気合いの入ったショーツ。しかし、そのためか女性器を隠している部分が既に湿り気を帯びていた。

 

「ん……」

 

 生唾を呑み込み、折紙の濡れた下着を膝まで下ろす。

 折紙の恥部が露になる。恥毛は折紙の髪と同じ色素が薄めのものだが、同時に十香と異なり薄毛気味の陰毛だった。それが愛液で濡れているため、一層の淫猥さを見せつけてくれていた。

 そして本命。十香以上に濡れぼそった陰裂がぱっくりと割れ、卑猥に痙攣する折紙の秘部。そこへ士道が指をなぞらせる。

 

「あぁぁっ♡♡」

 

 ビクッ、と折紙の女体が跳ねる。眠りのまま、反射のみで秘部の快感を感じ取っている。

 

「あ、ぁ♡はぁぁぁ……♡♡」

 

 ぐちゅ、ぐちゅと表面を撫でるだけで、折紙は感嘆の声を零し続けた。

 もしや、と士道が目を細めて立てた二本の指をゆっくりと膣に挿入し――――瞬間。

 

「あっ♡あぁ♡ふぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡♡」

 

 ――――ぷしゅっ! ぶしゅっ! ぶしゃぁぁぁぁっ!

 

 そんな激しい音を立てて、折紙が秘部から潮を吹き散らす。十香以上に耐えられず、士道の指を受け入れた瞬間に折紙は絶頂してしまった。

 

「……意外に、敏感なのか?」

 

 指を引き抜き、眠りの貌と下半身から愛液を吹くという対比を眺め、士道は本当に意外に思い呟いた。あのどんな苦痛にも耐えていた折紙が、与えられる快感に弱い。それは少し意外で、それ以上に卑猥(・・)だった。

 だが、これで二人の絶頂を拝むことが出来た。自身の手で、自身の雌をイかせることが出来た。

 指が二人の膣から愛液を吸い、垂らし、メスの香りを存分に堪能させてくれる。口の中には、まだ二人の乳首の味が残っている。

 ならば、残るは。

 

「令音さん……その……」

「……ああ。いきたまえ(・・・・・)。君が何をしても(・・・・・)、彼女たちが起きることはない」

「――――――」

 

 何をしても、構わない(・・・・)。冷酷な色を宿した眠たげな瞳は、間違いなくそう告げていた。

 士道は、それがおかしいと思えない。思うための思考は、二人の身体を弄んだ瞬間から消えている。

 ベルトを外し、ズボンと下着を脱ぎ捨て、自身の一部を露出させる。大きさ、硬さ、先日までの自分のモノとは全く質の異なる、異常という他ない士道の陰部。

 何度でも、欲望が膨れ上がる限り精を吐き出せる。そんな夢のような逸物から先走り汁を流しながら、士道は十香のベッドに乗り込み、十香の膣にその肉棒の先端を定めた。

 

「十香……」

「すぅ……んっ♡」

 

 可愛らしい寝息と、紛れる淫靡な吐息。暴力的なまでの貌が、今はいやらしい(・・・・・)モノにしか見えなかった。

 何度も重ねたら桜色の唇は、今や卑猥な嬌声を吐き出すモノへと成り果てた。それが悪いとは、まるで思えなかった。

 夜刀神十香。士道が初めて精霊という存在を知り、救い出すことが出来た大切な人。守りたい人。あの全てに絶望した貌を、今の優しく爛漫な十香にして、共にいることが出来る幸せ。

 そんな十香と――――士道は今、背徳の交尾をしようとしている。

 

「十、香――――――ッ!」

 

 清らかな躊躇いを薄汚れた欲望で振り切り、士道は十香の中へ挿入した。

 

「あっ……あぁ♡♡……お、おぉおぉぉお……っ♡♡」

 

 何の障害もなく巨根を受け入れ、十香は無意識の中で処女を失った。そんなことは露知らず、彼女は唇を震わせ快感の息を漏らす、漏らし続ける。

 

「はっ、はっ! っ……はっ!」

「んっ♡んんっ♡……お、おっ♡♡」

 

 パンッ、パンッ、と肉と肉がぶつかり合う音が響く。膣の締め付けが心地よく、脇目も振らず十香へ向かって腰を振り続ける。息を荒くした士道に合わせるように、十香も寝息という名の嬌声を上げる。

 足りない。まだ足りない。士道はこの世のものとは思えない美しさの少女の身体を抱き抱え、全てを堪能する。

 

「十香! 十香!」

「う、ぅ♡おおっ♡お……っ♡」

 

 生乳に顔を埋め、その温もりと肌触りを直に味わう。桜色の唇へ一方的にむちゃぶりつき涎で汚し、ギュッと十香の全身を抱き締めて、そのムッチリとした極上の肉付きを全身で満喫していく。

 中途半端に脱がせられた制服から溢れた女体。ニーソックスに包まれた足と艶めかしい太股。何より士道のモノを包み、蠢く膣内。亀頭に突かれて反応を示す子宮。

 最高だ。だから、もう。

 

「く……で、るっ!」

「……んんっ♡♡」

 

 士道の声に反応したわけではあるまいが、十香が了承したような艶やかな声を上げる。ああ、士道がそう思いたいだけだ。

 

 ――――どびゅっ! どぶっ! どびゅるるるるっ!

 

「あ、あぁぁぁぁ……っ!」

「おっ♡おおぉぉぉぉぉぉ……っ♡♡」

 

 十香を抱き締め、十香の子宮に吐き出した精液を全てぶつける。以前の士道であれば、何十回射精したとしても到達できないような量の精液を十香の中にぶちまけた。

 

「はっ……はっ……」

 

 数分かけて出し切り、十香の膣から肉棒を引き抜く。ずりゅ、と膣と分離しながら中に無責任にぶちまけた白濁液がドロドロと滴り落ちる。

 

「ぅ……っ♡う、ぅぅ……♡♡」

「っ……」

 

 知らぬ間に処女を失い、子種を子宮に注がれた。秘部からザーメンを零しながら、未だ眠りから覚めずに呻くような甘い声を引き絞る十香を、士道は最後の良心でゆっくりとその身体をベッドに寝かせてやる。

 だが次の瞬間には、士道の欲望の瞳はもう一人の獲物を見定めていた。

 

「すぅ……」

 

 胸と秘部をさらけ出し、あられもない姿で安らかな吐息を立てる折紙へ、士道は容赦なく魔の手を伸ばす。

 同じようにベッドに乗り移り、しかし十香とは違い先に折紙の身体を起こし、また寝かせる。仰向けからうつ伏せ(・・・・)に体勢を変えさせる。

 

「……ん、ぅ♡」

 

 結果、出来上がるのは僅かにくぐもった寝息を零す折紙と、無防備に士道の前に晒されたお尻。引き締まり、そして柔らかい折紙のケツに遠慮なく手を触れ、開く。

 ぱっくりと割れた秘部と、愛液に晒されピクピクと収縮を繰り返す肛門。絶対に見ることが叶わない――と思う――はずの折紙の排泄器官。あの作り物のように美しく、お姫様のようにもなれる鳶一折紙にこのようにメスとして淫らなモノがあると考えたとき、恐ろしい快楽が分泌されるようだった。

 

「折紙、入れるぞ……」

 

 返答はなく、必要もない。折紙をうつ伏せに寝かせたまま、その桃尻に設えられた陰部に狙いを定める。

 ぐちゅ、と入口で亀頭が卑猥な音を鳴らす。愛液と先走り汁を絡ませながら――――押し潰すが如く、折紙の中へ挿入する。

 

「あ、んんっ♡あぁぁぁぁぁぁぁ――――っ♡♡」

 

 ――――ぶしゅぅっ!

 

 ベットに向かって潮が吹き出す。また入れられただけで絶頂した折紙に、士道は上から押し込むように腰を振る。

 

「折紙! 折紙!」

「あっ♡……は、ぁぁっ♡♡」

 

 十香と同じように彼女の名を呼び、一心不乱に押し潰す。寝バックで犯す。あの積極的でいざとなれば士道を制圧する技術を持つ折紙を、うつ伏せに押し倒して犯す圧倒的な征服感。

 

「あっ♡あぁっ♡♡あ、ぁ、ひ……んっ♡♡」

 

 折紙という誰もが羨む美少女を余すことなく味わう。

 無理やり膝立ちにさせ、士道の肉棒を支えにした歪な後ろ突き。ほっそりとして十香とは異なる気持ちよさを持つ、白いニーソックスに包まれた足、折紙の張りのある太股を撫でる。背面から手を伸ばし、敏感な折紙の美乳をまた揉みしだく。

 

「あ……んんっ♡♡」

 

 そして無理やり押し倒し、また征服感を満たす寝バックへ戻る。意識がないからと、折紙をモノのように味わう。だが、上がる嬌声は確かに折紙のモノ。インモラルとしか言いようがない。

 そうして、士道に二度目の限界が訪れる。腰を振る速度を上げ、折紙が潮を何度も吹きベッドを汚す中、フィニッシュの宣告を決める。

 

「折紙っ! おまえの中に、出る……っ!!」

 

 一際勢いをつけて、折紙の身体を押し潰しながら子宮を突き上げた。

 

「あ、あああっ♡ああああぁぁぁぁぁぁ…………っ♡♡」

 

 ――――どびゅるるるるるるっ!

 

 鈍い音を奏でる射精と、絶頂に合わさる折紙の官能的な声音。音を二重に重ね、折紙は小さくなっていき、しかし射精は長く続く。

 

「……ぁ♡……あぁっ♡……ぅ♡♡」

 

 一射一射に反応を示し、うわ言のように折紙が吐息を零していた。

 二度目の長い射精が終わり、身体を痙攣させる折紙から肉棒を引き抜く。十香のとき以上に生々しい音を立て引き抜かれた肉棒から、様々な液が滴り落ち、うつ伏せになった折紙の膣からは押し出されるように白濁が流れ落ちていた。

 

「はぁーっ、はぁーっ――――っ!!」

 

 まだ、足りない。

 

「十香……っ!」

 

 安らかな吐息に戻りつつある十香へ、士道の魔の手が伸びる。

 

「…………」

 

 唯一の監視者は、それを当然のことのように見守っていた。

 

「ああぁぁぁぁぁぁ――――っ!」

「お、おおおおぉぉぉぉぉ……っ♡♡」

 

 士道の絶叫と十香の嬌声が重なり合い、雄と雌が交合う。

 

 十香、折紙、十香、折紙、十香、折紙――――意識のない雌を交互に蹂躙する宴は、士道の果てしない欲望が尽きるまで続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「むぅ、すまぬシドー。シドーを待っていながら、居眠りをしてしまうとは」

「弁解の余地もない。ごめんなさい」

「気にするなって。どっかで疲れが溜まってたんだろうさ」

 

 申し訳なさそうに元通りの見姿(・・・・・・)をした十香と折紙へ、士道は何事もなかったように――できているかはわからないが――言葉を返した。

 すると、士道の言葉に目を光らせた折紙が声を発する。

 

「そうかもしれない。疲れが溜まっている。士道におんぶして連れ帰ってほしい」

「お、おいっ!?」

「折紙! そうやってシドーを困らせるな! こら! 話を聞かんかっ!」

 

 細身を活かして士道の背に登ろうとする折紙と、それを止めようとする十香が士道を挟んでもつれ合う。

 いつもの光景。いつもの戯れ――――二人の雌の香りが、情欲を誘う。

 

「っ……」

「士道?」

「む、どうかしたのか、シドー?」

 

 一瞬、不自然になった士道を二人が案じてくる。優しい、何も知らない表情で案じてくれる。

 

「……いや、何でもない。早く帰って、夕飯にしよう」

 

 だから士道は、何もなかったフリをした(・・・・・・・・・・・)

 共に帰路に着く二人の女体を貪り――――今も二人の子宮に精液が溜まっていることを考えただけで、欲望がまた膨れ上がりそうになるのを見て見ぬフリをしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて。次は誰になるか――――それとも、私か」

 

 どんな精霊だとしても止められない。淫靡と背徳の宴は、その幕を開けてしまったのだから。

 

 

 






別にどこかに描写があるわけじゃないけど十香はほどよくムチッとしていて陰毛がちょっと濃いめだとエロい。こいつ願望でしか書いてねぇ……!!

アビス時空だと二人が巻き込まないと決めているのでキャラ的にNG。かと言ってオーバードーズでやるには雰囲気に欠ける。てなわけでいっそIF展開にしました。昏睡系は専門外だから出来は保証しないです。
この時空だとどうなるんでしょうね。昏睡で犠牲者増やし続けるか、結局じわじわと身体が作り替えられて何かの拍子で十香&折紙ENDになるのか。まあリクエストが細かいからこそ作れたので、他の子とか私の頭じゃ思いつきませんけどね、HAHAHA。ちなみに折紙は敏感ネタは気に入ったのでこれからも使わせていただきます。あと寝バックは唐突な私の趣味。折紙でやったらエッチだと思った。

受けたのは半月前なので、少し時間がかかってしまいましたねー。いや半月が遅いのかは知りませんけれど。ちなみにこれはメッセージで来たものなので、他の方もリクエストに名前を残したくないとかあれば個人メッセージでもリクエストは受け付けてます。

感想、評価、リクエストいつでも募集中ですー!最近オーバードーズばかりですが、狂三編はのんびり考えてるので今はこっちを楽しんでいってね。いや狂三書くと執筆カロリーがエグいんすよ、展開まで細かく考えちゃうから。狂三好きな方は積極的に評価くれたりとかしたらry

ではではまた次回〜。

引き続きで申し訳ないですが、私が書きたくなったのでオーバードーズ本編時空で十香&折紙回。しかも前編後編。個人的に狂三と同じくらい細かく気合を入れたのでお楽しみに。後編は特にほんまこいつ……って感じでした、自分で。
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