「あ……だーりんのお洋服、汚しちゃいましたぁ……」
絶頂の余韻もそこそこ、ある程度の意識を正常化させた美九が、声音までしょんぼりとさせ申し訳なさそうな表情で士道の顔を見る。
確かに、美九を膝上に乗せていたため、美九が激しく達して滴らせた彼女の汁が士道のズボンに滴っている。だが、気にすることはないと士道は微笑みを返した。
「気にするなよ。どうせ後で脱ぐんだし、美九から溢れた汁なんて俺しか味わえない貴重なものなんだからさ」
「言い方がいやらしいですよぉー。そ、それに……私、おしりの穴で……」
「んー?」
美九のスカートに手を這わせ、淫穴に向かって衣服越しに指を沈み込ませる。どうやら、まだ躾が足りていないようだ。
「ひっ!?♡」
「何で、だっけ?」
「ご、ごめんなさいっ♡け……ケツ、マンコで、イッたお汁ですよぉ……?♡」
艶やかな色香を纏うようになった貌を真っ赤にし、目元をわなわなと震わせて美九が何で果ててしまったかを正確に報告する。
素直ながら、恐怖と羞恥に震えた美九。愛らしく可愛らしい様に、士道は愉悦の笑みを深めた。
「よくできました。今日から美九のケツ穴は、もう一つの性器だ。ちゃーんと、
「わ、わかりましたぁ♡ありがとう……ございます、だーりん♡」
桜色の唇を細やかに揺らし、本心ではまだ拒絶したいであろうにも関わらず素直に首肯と感謝を伝える美九。
もし拒絶、ないし否定の意図を込めた瞬間、自分が何を言わされるかを心底理解しているが故の行動。聡明な素直さに称賛と、そんな美九の拒絶を引き出すほどの調教を施してやりたいという欲望。
「ああ、可愛いよ美九。ご褒美だ」
「あ♡……んんっ!♡♡」
だが、今は従順な奴隷に褒美を与えてやらねばならない。
美九の身体を横に向かせ、その唇を奪う。直前、察した美九が歓喜の、
「ん、く……だーりん……ん、ちゅる♡♡」
舌を絡め取る淫靡なキス。飴と鞭は使い分けだ。もっともこれでは、
美しく飾られた睫毛。快楽に興じて閉じられた瞼。人々に癒しを与えるアイドルが、一人の男と深いキスを交わす背徳。
「ちゅ、ぱ……だーりんとのこんなキス……何だか、夢みたいですぅ」
「夢かもしれないぜ。次に目を覚ましたら、全部元通りかもな」
「そんなー! だーりんは、それでいいんですかー?」
「…………少なくとも、今の美九を手放すのは、辛いな」
後戻りが出来たのなら。全てが元に戻ってくれたのなら――――そんな過去の士道は、欲望に呑まれて消えてしまったのだろう。
もう、彼女たちを手放すことなど、士道にはできない。
「さぁて、美九のお召し物が濡れちまったことだし、ちょっと着替えてみるか?」
「?」
誤魔化すように言いながら、美九と手を重ね合わせる。指の一つ一つを愛おしく握り締めれば、美九が返すように士道の指を同じように握り返す。想いは歪もうとも、愛は二人の間にある。
神経を尖らせ、誘宵美九が纏うべき領域をイメージ。顕現。
「――――〈
光が、美九の肢体を包み込む。
色を作り形を成す。光の
飾るように包むように展開される光の帯。月をも擁した髪飾り。それら全てを合わせたとき、霊装は美九だけのステージ衣装とさえ思えた。
「わー、これが十香さんたちが言ってた、だーりんの早技なんですねー」
「なんだ、知ってたのか…………え、てか十香たちは話したの?」
あの情事、思い返すと
士道の苦悩を聞いているのかいないのか、美九は久方ぶりに纏った完全な霊装に興味津々といった様子で興奮しきっている。
「でもぉ、だーりんはすけべさんですねー。私たちの霊装を、そういう目で見てたんですかー?」
「昔はともかく、今は見てる。俺は開き直ってるからな。特に、ここから眺めるとよく見えるその上乳が堪らん」
「きゃー!」
バッと美九が胸を隠すが、肝心の上乳を見せつけるように胸を押し上げて隠しているため、内心ではノリノリなのだろう。
霊装。精霊を守る絶対の鎧であり、城。その癖、人手では再現できない半透明な衣装だったり、露出度が高かったり妙に艶やかであったりと男の目には毒すぎる。まあ、世界を殺す力を持つ少女たちの霊装に、そのような邪な思いを抱いて近づくバカはいないし、そういう意味でも味わえるのは士道のみなのだけれど。
その点、美九の霊装は、その仄かな光を誤魔化せるというのならステージ衣装で押し通せるものだろう。しかし、美九がアイドルだからこそ付加価値は計り知れない。
百合の衣装。鮮やかなスカートと美九のスラッとした足を包む純白のタイツ。その下には――――想像するだけで楽しくなり、士道は美九の身体を抱き抱えた。
「きゃっ!」
「せっかく衣装替えをしたんだ。ここは、俺がステージに案内してやらないとな」
トン、っと軽やかに足を蹴り上げ、美九を用意したステージの上へ連れ出す。軽やかに、軽やかに。職業柄引き絞られているとはいえ、女性にしては長身な美九を抱き抱えての動きではない。当然、今の士道には簡単すぎることだが。
「とーちゃく、っと。どうだ、ここの眺めは?」
「……素敵、です。ここから皆さんに私の歌を届けたいって、今この瞬間考えちゃいますねー」
天性のアイドルであり、努力のアイドル。士道に抱えられた美九は、広々としたステージから客席を眺め、歌を届ける光景を思い浮かべたに違いない。その貌は、情熱と恍惚に彩られている。
美九のためだけのステージ。士道たちだけの客席。これほど贅を尽くしたものが、美九という天賦の才を得たアイドルのみに贈られる。
「その言葉だけで、ここを用意した価値があったよ。けど――――ここには、もう一つ意味があってな」
「え――――あっ♡」
声に色香。抱き抱えた美九を下ろし、ステージに押し倒した時に生じたもの。
そして、押し倒された美九は気がついた。いつの間にか巨大なモニタの映像が切り替わって、
「あ……あぁ♡」
「結構苦労したぜ、こいつも。おかげで、こうやって俺に犯される美九を、どのアングルからでも映せるようになったけどな」
映り込む美九。常であれば、それは堂々たるアイドルの姿を追いかけるもの。
だが、今映るは一匹のメス。特大のモニタに映り、士道と
映り込む自分の艶姿に、美九は赤面した貌で声を発した。
「だーりんは鬼畜さんですぅ……」
「知ってる。アイドルの誘宵美九に、どれだけの意味があるのかもな。だからさ――――もっと、俺のモノにしたい」
もっともっと、士道の好みに染め上げて、士道だけの
際限なく溢れる欲望は、美九を追い詰める。霊装という己の身を守るはずの衣を、士道の情欲を煽る道具にさえ変えて。
「姿は映せたから、次は〝声〟だな。――――これだ」
「あ……
取り出したのは、何の変哲もない一本のマイク。もちろん、美九のためだけに用意した高性能の特注品。
試しに手で叩いて確かめれば、広い部屋に満遍なく手が擦れる音が響き渡る。美九には馴染み深いものだが、士道の求めるものがイマイチわかっていないのか彼女は小首を傾げる。
「けど、私はどうすれば……さ、さっきみたいに、そのー……」
先ほどのはしたない淫語強要を思い出したのか、腕で口を隠しながら恥ずかしげに目を逸らす美九。声を生業とする彼女だから、思い返すだけで屈辱的な思いなのだろう。
しかし、その考えは甘い。美九はまだ、士道がどれほど歪んだ欲望を持っているかを理解しきれていないのだ。
「それもいいな。今度してもらおうか。けど、今日は……
言って、士道は押し倒した美九の
「っ……も、もしかして……っ」
「ほら、よく聴こえるだろ。美九のスカートと、美九の足にマイクが当たる音。段々、近づいてるぜ」
「ぁ♡」
衣擦れの音、美九が足を思わず動かしてマイクとぶつかってしまう音。それらが大きく部屋に反響し、体験したことのない音色を響かせた。
深く、深く沈む。禁忌だからこそ甘美な味だと快楽を求める士道の手が、恐れを知らず美九のスカートの中に沈み込み――――ぐちゅっ、と。スピーカーが淫猥な音を響かせ、美九がブワッと貌に熱を帯びる。
「いや……っ♡♡」
水音。マイクが美九のそこを重点的に捻り、押し込む度に大きくなる粘性の水が絡み合う音。
当然、それは
「く、くく、ははは! ほら美九、おまえの雌マンコの音だぞ。まだタイツも下着も履いたままなのに、淫乱な女だなぁ」
「それ、はっ♡だって、だーりんが……っ♡♡」
「ああそうだったな。美九は俺にケツ穴ほじくられてイっちまう変態アイドルだもんな。だったら、こんな〝声〟をおまんこから聴かせてくれるのも、仕方ないよなぁ?」
「イヤっ♡いやぁっ♡♡」
拒絶と否定の間にも、淫音は鳴り止まない。士道に美九に、この部屋に響き渡る愛液が弾ける音色。士道がより強くマイクで秘所を刺激する度、霊装の一部であるタイツとショーツを突き抜けて甘く淫らな音を大きくしていく。
「う、うぅ♡……ひ、ひぁ♡♡」
目尻に浮かぶ薄い涙。それを弾けさせながら、秘部からの快感に悶える美九。モニタの映像がそんな美九を追いかけ、聴覚だけでなく視覚でも彼女の羞恥心を掻き立てる。
堪らない。唇を舐め、下衆のそのものの仕草で手にしたモノを楽しむ士道。愛液の音だけで
「いい〝声〟だ。けどな美九、もっと、もーっと恥ずかしい〝声〟が俺は聴いてみたい」
「え……? こ、これ以上、なんてぇ……」
「いいや、あるだろ。それとも、アイドルは
最もらしい言い回しに、美九が涙を蓄えた目を見開く。宝石のような瞳に映った士道は、あまりにも欲に塗れた笑みで言葉を続けた。
「聴かせてくれよ――――アイドルの、
「――――――!」
絶望、と呼ぶべきもの。恐怖で引き攣った頬。優しかった士道が豹変し、美九の恥辱を心から快楽とすることへの絶望感。
だが、士道がマイクを激しく秘部に擦り付けてやれば、その貌は一瞬にして蕩けた雌のモノに戻ってしまう。
「あっ、ああああああああぁぁぁぁぁっ!♡♡」
「俺から与えられるモノが嬉しいんだろ? なら、逆だってそうさ。俺は美九からくれるモノはなんだって嬉しい。たとえそれが、小便の音だろうとな」
「いやですっ!♡言わないで、聴かないでっ♡私の不潔な〝声〟、聴かないでぇ♡♡ふぇ、うぇぇんっ♡♡」
士道を愛する少女と言えど、少女だからこそ絶対に聴かれたくない粗相の音。しかもそれを、美九にとって神聖な場所でマイクを通して奏を調べる。
「なら、こう言えばいい。
「へ……え、ぇ?」
マイクを押し付ける手を止め、フッと笑った士道を美九が呆然と見上げる。
「そう言わないなら、俺は絶対に美九の〝声〟を聴く。このまま何時間でも、おもらしするまで責め続ける。それでしないなら〈
「ぁ……あ、ぅ……」
「それが嫌なら、俺が嫌いだって言えばいい。たった一言、それだけでいいんだ」
でも、と士道は左手で美九の頬に手を添える。この世で最も愛おしいと思える女神の一人に、告げる。
「俺は――――美九の全部が、好きだよ」
誘宵美九の全てが愛おしい。美九の声、貌、身体、唾液、汗の一粒まで。たとえアイドルとして許されない、濁りの小水でさえも。
全て、士道にとって
「ずるい、です……だーりんは、鬼畜、ですぅ」
涙声、涙に濡れた貌。けれど――――美貌という美しさと交わる、淫らな雌の色。
「私、だーりんのこと――――
瞬間、霊装に包まれた美九の全身がぶるりと震える。決意し、上気した瞳を美九は固く閉じる。
そうして、タイツ越しの秘部に密着したマイクが音を拾う。スピーカーから、ぷしゅっ、と弾けるような水音が放たれた。
――――ぱしゃっ! しゃぁぁぁぁぁぁぁっ!
「あっ、ああああっ♡ああああああああああああああっ!♡♡」
やがてそれは、激しい
美九が自ら発した最後の抵抗を貫き、美九の優れた聴覚に入り込む。鼓膜を震わせ、美九の小便の音が羞恥を苛む。
下着とタイツを越えびちゃびちゃっ、と下半身を濡らし、霊装のスカート内で飛沫が暴れ狂う。
「あ……あぁっ♡は、ぁ……♡♡」
凄まじい開放感。衣服を纏いながら放尿する快感。それが美九を蝕み、至福の吐息を奏でる。
十秒ほどの時間が、永遠に感じられた。鮮やかな色を纏う霊装の内側に、独特のアンモニア臭が漂う。だが、士道の霊力の影響か、それさえ香しく感じられてしまった。
ぽた、ぽた、と水溜まりにスカートから落ちる液が滴る。その水溜まりは、透明に近くも濁りのある水。
神聖なステージの上にポツリと溜まった小便の池。開放感に恍惚とした表情を見せていた美九が、臭いと水を吸う霊装に気がついたのか――――声を上げ、大粒の涙を流し始めた。
「ひ、ひっく……あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……っ」
「頑張ったな、美九。偉い、偉い」
「だーりん、だーりんっ!」
抱き締める。宣言通り、美九が粗相をしようと関係なく抱き合う。背中に回された腕に、酷いマッチポンプがあるものだと思いながら士道もまた慰めるように美九の背中に手を回し、抱いた。
「よしよし。ごめんな、酷いことお願いして」
「ホントですよぉ! もう二度としませんっ!」
「え…………」
「心の底から残念そうな声を出さないでくださいー!! どんなに可愛いだーりんのためでも、しませんからねー!」
絶対にやらせよう。抱き合いながら、そう心に強く誓う士道であった。
一応、無理やり以外にも禁じ手はある。士道は、それを思わず口にしてしまった。
「……士織でも、駄目か?」
「それはぁ…………………………あ、攻めの士織さんというのもありだとは思いませんかー!」
「むしろ受けなの? え、受けなの?」
適当に話題を出しすぎてやぶ蛇になりながら、とりあえずは美九を落ち着かせて――――士道は服を脱ぎ始める。
「あぁ♡」
ぺたんとステージに座り込み、それを眺める美九。ほどなくして、美九の痴態を目撃し痛いほど勃ち切った肉棒を美九へと突き付ける。
「だーりんの、おちんちんさんですぅ♡」
「ああ。これから美九の大事な場所を調教するモノだよ」
「はい♡私のおまんこ♡たっぷり調教してくださいっ♡♡」
「お、おぉ……」
お尻の穴にはあれほど拒絶感を示していたというのに、前の穴になった途端に蕩けた貌で全肯定を始めた美九。その差に少し驚いてしまう。……羞恥のポイントは人によって違う、ということだろうか。
これはこれで、と思いながら士道は座り込んで指示を待つ美九を舐めるように眺めた。
美九の美声の出口となる口。特大サイズの胸。霊装という神秘の手袋に包まれた指先。同じく白いタイツに包まれたおみ足。
どれもいい。全てを堪能したい。だが――――ふと、一番最初の出来事を思い起こす。そうして、
「美九。ちょっとお尻をこっちに向けてくれるか?」
「お、おし……け、ケツ、ええと……」
急に戸惑い、恥ずかしげに淫語を引き出そうとし始めた美九に、苦笑しながらその誤解を解く。
「や、今日はもうしないから、普通でいいよ」
「……それ、次はするってことじゃないですかぁ。もう、だーりんはいじわるさんですぅー」
プクッと頬を膨らませ、美九は立ち上がる。お尻の穴ではないという士道の言葉に安心したのは、素直に士道にスカートに包まれたお尻を突き出す。
「はい、だーりん♡どうぞー♡♡」
その身体の柔らかさを活かし、前屈のような体勢で尻を高く突き上げながら見せびらかす。
体勢が体勢だけに、スカートで隠し切れない美尻が解放される。タイツに包まれ、薄く見える白い下着。くっきりと映えた生尻のライン。
「っ……ちょっと、脱がすぞ」
「はーい」
今すぐに、その尻を掴んで肉棒をぶち込みたい欲を耐え抜き、断りを入れてから美九のスカートに手をかける。もっとも、半ば事後承諾のようなものだが。
本来の霊装はそういった設計はされていないが、これは士道が美九の力を借りて再現した霊装。スカート部分だけを分離させ、脱がす。両足を伝い地面に落ちる光のスカートを流し目で見遣りながら、ストッキングを膝まで、下着も同じように膝まで下ろしてやる。
「っ!」
今度こそ、足が勝手に一歩を踏み出した。
美九の尻臀。先ほどまで士道が好き勝手していた美九のメロンのように大きな生尻。それが今、無防備に晒されている。
白く光る丸みのライン。愛液を滴らせた秘部。まだ指一本を受け止めるだけで精一杯の尻穴。どれも最高だ。今すぐにでも味わいたい。
だからこそ、この傷もシミもない生尻に、屈辱感のある
「〈
手のひらに召喚した箒が、粘土のように形を変える。数瞬で、それは士道の望みの形へと完成した。
それは、先端に横に広い
「だーりん?」
「――――ちょっと、
へ、という美九の声に耳を貸さず、士道は彼女の美尻の表面に先端を押し当て
「あ゛っ!?♡あ゛あ゛あ゛っ!♡♡ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!♡♡」
文字通り焼け付く快感。それが美九を襲い、ぴゅっ、ぶしゃっと幾度か秘部から愛液を噴出させ、半端に脱がされた下着類にまた受け止められていく。
「あ゛ぎ、ぁ゛♡♡おしり、焼けて……きもち、いぃぃぃいぃっ!♡♡」
震えすぎてビブラートを奏でたような美声に、士道は士道で脳髄が焼かれてしまいそうだった。もっと聴いていたいのだが、印はあっという間に刻み込まれ、名残惜しく〈
「みーく。
「ふぇ――――っ!?」
普段は見られない自分のお尻も、今の美九を映す映像がある。足をガクガクと震えさせながら、美九は顔を横へ向けてモニタを見て、そして目を見開いた。
「あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ……♡」
――――お尻にくっきりと刻まれた『奴隷』の文字を。
「どうだ、美九。俺の所有物の証は」
士道は上機嫌に、美九のお尻に刻まれた二つの文字に指を這わせる。一文字ずつ左右に振り分けられた『奴隷』の文字。
想像と寸分違わぬ見栄えに、士道もかなりの満足感を得られた。そして、そんな下品な霊力印を刻まれた美九は――――
「――――嬉しいです、だーりんっ♡♡」
「うおっ。おいおい、危ないだろ」
「ごめんなさい♡でも私、嬉しくてたまらないんですぅ♡これで、ホントのホントにだーりんの『奴隷』になれましたぁ♡♡」
「そ、そこまで喜んでくれるのは、嬉しいんだけどな……」
てっきり、涙汲むとか恥辱に震えるとかすると思っていたものだから、あっさり霊力印を受け入れられてしまった士道が一番驚いた。
だけど美九は、羞恥を感じていながらもやはり士道から受け取ったモノに微笑みを携えて声を発する。
「嬉しくないわけないですよー。私がだーりんの奴隷ってことは――――私は最後まで、だーりんの傍にいられるってことですからー」
「美九……」
最後まで――――今度こそ、一人にならずに済む。ファンに見放され、誰も歌を聴いてくれなくなったとしても、士道だけは。
士道の顔に下がる美九の髪を掬い上げ、その耳に掛けやりながら士道は笑って言葉を返した。
「ばーか。こんなのなくたって、元々から美九は俺のモノだ。――――だけど、代わりに俺も美九のモノだ」
「だーりん……」
「おまえが望むなら、奴隷だけじゃなくてどんな関係にでもなってやるよ。そしてどんな関係だろうと、俺は最後まで美九の歌を聴く。――――もう一度、約束だ」
「はい……っ!」
美九が涙を浮かべながら、その美しい貌を近づけてくる。合わせるように、士道は瞼を閉じて柔らかなキスを受け入れて――――ぐちゅ、と雰囲気に似合わない淫音は二人の下半身から響いた。
「ひゃぁ♡」
「……あ、悪い。正直、もう限界なんだよな」
跳ね上がる美九に、少しだけ申し訳ない表情で士道は言葉を紡ぐ。
あれだけ美九の恥辱を堪能し、その上支配欲を昂らせる奴隷の霊力印まで施した。
結果、士道の肉棒は無意識に美九の秘部を求めてその入口を擦り付けている。一瞬の後、腰を浮かせて美九の膣にぶち込んだとしても不思議ではない。
「もー、仕方ないだーりんですねー♡」
だが、士道の切羽詰まった性欲にも大人の笑みを見せ、美九は中途半端に脱いでいたタイツと下着を完全に取り去ると、寝転がった士道の上で腰を浮かせ、肉棒を秘部の入口に当てがった。
優美な上半身の霊装と、変わらず多数の淫語が落書きされた下半身。愛液に濡れた恥毛がぬらぬらと妖しく光を放ち、淫靡な対比に弱い士道は興奮を隠すことなく美九の生尻を両手で掴み上げた。
「美九っ!」
「あんっ♡はい、いいですよだーりんっ♡あなただけの
美九が腰を落とすと同時に、士道も掴んだ肉尻に力を込めて引きずり下ろした。
美九の膣穴に、士道の肉棒が挿入される。
「あ――――ああああああああああああああああああああああああああああっ!♡♡♡♡」
一瞬の空白から、美九の喉を極限まで震わせて放たれた嬌声。肉棒を包み込む美九の膣と合わせ、まるで声に犯されているようだと士道までも呻き声を上げ、一心不乱に美九の尻を上下させる。
「っ……美九っ! もっと聴かせてくれ! 美九の声を! 俺だけが聴ける、美九の下品な交尾の声を!!」
「あっ♡ああぁぁっ♡♡だーりんの立派なおちんちんっ♡私のおまんこ突き刺して、私イッちゃいますぅ♡♡イッちゃいそうですっ♡♡」
「ぁ……ああっ!」
脳髄が焼け付く。美九の声に耳が犯され、美九の膣に肉棒が犯される。責めているのは士道だというのに、美九に全てを溶かされてしまいそうになる。
負けじと、美九の奴隷尻で手綱を握り膣を荒々しく犯し士道専用の穴に変えていく。
「ぐ……まだ、キツいな!」
「な、ならぁっ!♡わ、私のおまんこ♡もっと広げてくださいっ♡私をだーりん専用の肉便器に変えてくださいっ!♡♡」
「言われ、なくてもっ!」
「あひぃぃぃぃぃぃっ!♡だーりんおちんぽ子宮に届いてますぅ♡♡」
激しく突いて、突いて、美九の尻を大きく持ち上げて、振り下ろす。
乱暴な扱いにも美九は応え、大きな嬌声を上げる。潮を吹く己のメス穴に負けるまいとするかのように官能的な声で士道の鼓膜を犯していく。
「はぁっ! はぁ……っ!」
「あんっ!♡ああぁぁぁっ!♡♡いぃあぁぁぁっ!♡♡」
お互いがお互いを犯す中、美九の膣穴が一時的に拡張され、美九の腰が深く沈むまでに成長する。常にできるようになるまでは時間がかかるだろうが、士道は唇の端を上げて美九の桃尻をわざと歪ませるように掴み上げた。
「おい美九、見ろよ。俺のモノを呑み込んだおまえの雌マンコと、奴隷のケツ。よく映ってるぜ」
「あ……っ♡ほんとう、ですねー♡♡」
涎を垂らし、奸濫を露にした美九が貌を上げて己の下半身を映像で見やる。
ドロドロの液を絡ませ、結合部を上下させながら肉棒を吐き出しては呑み込む雌マンコ。それを羨ましげに穴を収縮させ見守るケツマンコ。
そして、士道の手で掴まれて字が歪んだ『奴隷』の二文字。美九の巨峰の肉尻が、大画面いっぱいに映し出されていた。
「あはぁ♡こんな恥ずかしい映像、誰かにみられたら死んじゃいますっ♡♡」
「俺が、見てるだろっ!」
「だーりんはいいんですー♡♡でも、乙女をこんなふうにした責任は取ってくださいねー♡♡」
「ああ、まとめて面倒みてやるよ! だから、もっと俺のモノになりやがれ!!」
段々と力が強くなり、お互いを求める勢いが増していく。
「
「はいっ♡私一生懸命歌いますから♡一緒にイきましょう、だーりん♡卵子にだーりんのせーしくださいっ♡♡私の子宮に、びゅーびゅーって射精してくださいぃぃぃぃぃっ!♡♡」
「お、おおおおおおおっ!!」
一際強く腰を上げて、一段と強く美九の尻を叩きつける。生肌がぶつかり合う生々しい音と共に、子宮を士道の肉棒が穿ち、その先端から激しすぎる射精を行った。
「あーっ!♡♡――――ああああああああああああああああああああああああああああっ!♡♡だーりんのせーしっ♡♡私の子宮にきてますぅ!♡♡どぴゅどぴゅってしながらイッてますっ!♡♡私も、おまんこでイッてますぅぅぅぅぅぅぅぅっ!♡♡」
歌うように叫びを上げ、美しい音色を奏でる声で士道のためだけに淫らな歌声を聴かせてくれる。
この瞬間のために溜め込んだ精液が次々と放たれ、あっという間に美九の膣から溢れ出る。どぶっ、と溢れ出る精液が滴りながら、それをモニタに映しながらもなお止まらない。
「あひっ♡はひっ♡だーりん……もっと、くださいっ♡私のおまんこに、だーりんのエッチなお汁くださぁい♡♡」
終わらない射精に、美九は士道の首に腕を絡めながら求め続ける。欲張りなのは、お互い様。凄まじい体力は、どれほど士道を楽しませてくれるのか。そして、どれだけ美九を楽しませられるのか。
「ああ、もっとくれてやるよ。俺のザーメン、美九の子宮がパンパンになるまで
「あぁっ!♡ありがとうございますぅ♡だーりんのザーメン♡私のお腹がいっぱいになるまで射精してくださいっ!♡♡」
甘く激しく、求め合う。ステージというアイドルの聖域で、奴隷の印を見せつけながら――――背徳者たちは、お互いを求め合うままに繋がり合った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「んんー……うーん」
「…………」
美九が、鏡にケツを突き出して悩ましげな声を上げている。幾ら眺めたところで『奴隷』の霊力印は見当たらないし、こちらに向けて豊満な胸が艶めかしくぽよんぽよんと揺れて目の保養を超えた何かになっているため、いい加減諦めたらどうかと士道は思っているのだが。
かぽーん、とししおどしの音が……まあ別に鳴ったりはしていないのだが、広大な湯船の端に腕を乗せさらに顎を乗せながら、士道は美九に向かって声をかけた。
「美九、早く入れよ。風邪ひくぞ」
「あ、はーい。――――だぁぁぁぁりぃぃぃぃんっ♡」
「ちょ、み――――」
く。とまでは声にならず、士道へ一直線にダイブしてきた美九が、そのまま文字通りの意味のダイブを決め込み士道と共に湯船に飛沫を上げて沈み込む。
「……ぶはっ! おまえなにしてんだよ!?」
「ぶくぶくぶく……ぷはぁ。……えへへー、だーりんと一緒のお風呂に嬉しくなりすぎちゃいましたー」
「はぁ、毎回それするのか? これからはいつでも一緒でいいっていうのに……」
「いいんですかぁ!?」
「美九がいいならな。………………やべ、対応が段々甘くなってる」
このままだと、精霊たちとのパーソナルスペースが美九がよく見せているものと差がなくなってしまいかねない。
それがわかっていながらも、士道の身体はあれよあれよと美九の身体を抱き締め、温かい湯と美九の生肌の温度を楽しむという強行に及んでいた。なまじ、美九が全く抵抗しないどころか乗り気なのがとめどない。
「もちろんいいですよー! ウェルカムトゥーだーりん!」
「いや、意味がわからんのだが」
「せっかくなので、可愛い女の子も一緒だとさらに嬉しいですぅ!」
「他の子がいいって言ったらな。まあ、結果的に揃ってのぼせることになっても、責任は取れねぇけどさ」
間違いなく一時間コース待ったなし。せっかくの湯船が、愛液と精液で別のモノに変わり果てることだろう。
ちなみに、当然のように精霊たち全員と余裕で入れる大浴場に令音と拡張済みである。洗浄スペースも全員分存在し、もちろん様々なプレイ用のスペースも――――閑話休題。
「で、あんなまじまじとお尻を観察して、どうしたんだよ。いくら見たって、美九の綺麗なお尻しか映ってないだろ」
「だからですよぉ。ホントに消えて悲しいですー」
「……残して欲しかったのかよ、むしろ」
ギュッと美九の身体を抱いて、首筋に顔を埋める。出るところは出ながら、閉まるところはきっちり閉められたふくよかな感触。埋めた首元から香るいい匂いと、雌の香りの残花が湯の温かさと共に士道の思考をぼんやりと素直にさせてくれる。
「残すわけないだろ。ていうか、残せないだろ」
「うーん、だーりんが私の身体を大事にしてくれてるのは嬉しいですけどぉ。やっぱりちょっと残念ですぅ」
「大事にしてるやつは、そもそも乙女の肌に文字を入れたりしねぇだろうよ」
お尻の穴をじっくり調教してやるとか、放尿の音をライブハウスに響かせるとか、どういう大事の仕方なのだと冷静になった士道はツッコミを入れる。とはいえ、楽しんでしまったのは事実なのだが。
「私は、だーりんがくれるものなら嬉しいですよー。お尻でもお腹でも、舌の上でも構いませんからー」
「ホントにやるぞ。美九の舌に淫紋刻んで、ベロが口で動くだけで感じるようにして、俺の口移しじゃないと食い物を食えないようにだってできるんだからな」
「あー……それはちょっと困るような、興味があるようなぁ……」
「おまえなぁ……」
呆れた、と士道はため息を吐く。なんでそこまで受け入れられて、お尻の穴は駄目なのか知りたいくらいだ。まあ、淫語に関しては士道との交合いでタガが外れたのだろうけど。
それはそれとして、舌に刻む淫紋は個人的に興味がある。今度誰かに試してみようか、と邪な考えが頭の片隅に浮かぶ。
こんなときでも、こんなときだからこそ見境がないと、もう一度深々とため息を吐いた。相変わらず首元の付近で美九を堪能しているため、少し擽ったそうにしながら美九が声を向けてくる。
「んんっ……だーりん、今日はお疲れ様ですかー?」
「あー……どうだろ。何か、今日はやたら変なこと言ってた気がするなー、って。ノリノリって言うか。どんだけ美九とするのが楽しかったんだっていうな……」
最後の方とか、美九がアイドルだからといってあのテンションの昂りは思い返すと恥ずかしい。人に過去の黒歴史を見られるくらいの恥ずかしさがある。
「あははー、私は嬉しいですよー。だーりんが楽しんでくれることが、一番ですからー」
「美九は? 今日は楽しんでくれたか?」
「もちろんですぅ……お、おしりの穴は、もう許して欲しいなぁって思っちゃいましたけどぉ」
「……悪い。そういう可愛い態度取られると、絶対やりたくなるんだよな、俺」
「あーん、複雑ですよぉ。だーりんはえっちさんですー」
「一緒に風呂入っといて何言ってんだ。美九だってエロいだろうが」
しかも、こんなに密着しながら。正確には、させているのだけれど。
すると、士道の反論に美九はプカッと身体を浮かせて、士道と正面から身体を絡めてきた。
「な……っ!」
「ふふっ、そうですよー。私もえっちさんですー。だって、今もだーりんと
湯をものともせずに士道の身体に貼り付けられた巨乳。絡まる生足。また勃ち上がり始めた肉棒をマイク代わりに握る、細く長い指先。
何とも恐ろしいことに、何十回とヤり尽くしても尽くしきれていなかった美九に、士道は興奮と呆れで頬をひくつかせた。
「まあ……俺も人のこと言えないけどさぁ」
「えへー、忘れてました? 私、だーりんより一つお姉さんなんですよ」
「はいはい。えっちなお姉さんがいたもんだなぁ」
一つ上だからと言って、説明できることではないが。
「……ま、いっか。風呂の中で楽しんで、やばくなってきたら繋がったまま部屋に戻ればいいだろ」
「わーい! だらだら甘々セックスですねー!」
「美九の羞恥ポイントが益々わからん……っ!」
自然と、貌が近づいてくる。湯気に彩られ、火照った頬が艶めかしい。
甘い欲情で、美九の貌がよく観察できる。睫毛が長いな、とか。色彩が綺麗だな、とか。顔立ちが完璧で鼻のラインまで凄いな、とか。プルっとした唇がエロいなぁ、とか。
全部引っ括めて、総合してしまうと。
「ああ、そっか――――俺、美九が好きなんだ」
アイドルだからとか関係なく、誘宵美九にこんなにも惚れ込んでいたんだと気づかされた。
「はい。知ってますよ。私の大好きな、五河士道さん」
士道だけに見せる微笑みを携えながら、一つ年上のお姉さんに、唇は深く塞がれた。
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「二人とも、何の設計図を広げているのですか?」
「ああ、マリア。いや――――ちょっと、みんなのためにお城でも作ろうかと思ってさ」
「は?」
「……作り上げるのは簡単だけれど、やはり細やかな想定は完成品に関わるものだからね。マリアも一緒にどうかな?」
「士道、令音」
「ん?」
「……なんだい?」
「甘やかし過ぎです」
『………………』
マリアの鋭いツッコミに、士道と令音の精霊たちに対して緩んだ頭のネジが引き締まることは……マリアの奮闘虚しく、なかったという。
士道選手、何度目かの我慢の限界。実際責めに時間使ってるから仕方ないね。
おしっことお尻の穴は羞恥ポイント。なんだけどこれ事実上士道しか使えないウィークポイントのため、女の子相手は相変わらず無敵ゲーマーの美九選手です。士道にも声を駆使して両方こなせる万能キャラ。ギャグ補正なくして、トラウマも士道への好感度で振り切れるエロだと強すぎるこの子。
マイクで拡声器はリクからですけど、放尿音は私の仕業です。いや、単純に絶頂させるより羞恥感高そうだなって……。
モニタ映しからの奴隷印は完全に私の趣味。〈贋造魔女〉も変態道具に変化はさぞびっくりしただろうよ。
奴隷印は結局戻しちゃいましたけど、士道くん根本的に精霊大好きっ子なのでそうなっちゃうんですよねぇ。先に言っておくと、他者の目に映すような羞恥責めも彼は絶対に対策してからやります。強い支配欲は愛情の裏返しですから。前に自分で用意したくせに封解主で店員の記憶封印してやろうか、とかやってますし。
ただ、前述の通りしないわけではありません。皆様が見たいのならやれます、私も羞恥プレイ好きですし(小声)。が、オチで必ず見た人間の事後処理やらNPCでしたーのフォローがなされるってだけです。私の精霊たちへの心情と士道くんの本来のキャラを察してください(
まあ二穴とかおっぱいは割と普通にやべぇこと持続的にやりかねないですけどね!ところで舌に婬紋誰にするよ?(
イチャラブピロートークは勝手にこうなった。オーバードーズは誰でもメインヒロインになれるからいいんだよこういうので。美九の直球なスキンシップをエロ仕様にし、士道くんの精霊好感度メーターがぶっ壊れておかしくなるとこうなる。や、さすがに最後の士道と美九は我ながらあっま……とか思ってはいます。
拙者、あだ名呼びを通常にして名前呼びに特別感を出すことが大好き侍。義によって助太刀致す。……まあ私の前作見てた人は知ってるでしょうけどねー。私、狂三だけで女王様、我が女王、黒の女王、我が愛しき女王、お嬢様。果ては地の文で死神やら天使やらとやらかしてますし。うんまあ、基本狂三が活躍したり登場したりすると賛美歌が地の文侵略してますしね。
感想、評価、リクエスト以下略。毎日の更新に感想が来ると嬉しい。エロい作品書けてるってことなんだろうし。精霊たちを一巡させたら本能のまま書きたいものとリクエストを書くと思うけどよろしくお願いします。一巡させないとキャラの偏りやべーのでね……狂三単独で手遅れ説はまあある。
ではではまた次回〜
七罪&四糸乃。ただ今までのコンビとは明らかに違ったりなんだりして。正直、キャラは好きだがロリは比較的性癖から外れるので直感でやったらまた狂ったものが出来上がった。そもそも、この二人は私が書かなくても供給があるので別に私はこまらなry はいごめんなさい、ちゃんと単独回の予定もあります。お楽しみに!