※この作品はR-18です。

デート・ア・ライブ 令音アビス   作:いかじゅん

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連続投稿1ヶ月半ですね。あと今日は私の誕生日なのでプレゼント代わりに高評価くれると嬉しいな☆もちろんこれ書いてる時に思い出しました。

あとキリがいいのでこの辺で更新ペース落とします。具体的には二日に一回でお届けします。遅くなって本当に申し訳ない。うん、多分これ感覚麻痺してるわ。

そういうわけで六喰&令音回。おしっこプレイでさらに攻めた部分を乗せて、です。





13話(六喰、令音)

『……ふぅ』

 

 吐息が重なり、広大な浴槽内で反響する。

 湯船に沈む身体。浮き上がる乳房。六喰だけでなく、相手も同じだった。六喰の黄金色の髪ほどでないとはいえ、長い髪を結び上げ、六喰以上に大きな胸を浮かべた女性。

 六喰が少女だというのなら、彼女は大人の女性だ。不健康な隈に彩られた物憂げな双眸。六喰をして美しいと一言で表現してしまえる端正な面。

 

「…………」

 

 村雨令音。少女、星宮六喰が世話になっている〈ラタトスク〉の解析官であり、ある種六喰の運命を変えた張本人であり――――六喰の家族(・・)、五河士道の恋人。

 その隠された立場に、今六喰は追い付こうとしていた。その複雑な心境が視線に現れてしまったのだろうか。令音が、水面を揺らして六喰を見た。

 

「……どうかしたかい?」

「む……むん。なんでもない、のじゃ」

「……ふむ」

 

 少し、違和感の残る返答になってしまった。六喰らしくもないそれに、六喰自身が湯船に顔を浸して恥じ入る。

 令音は、さもありなん、と言わんばかりに声を発した。

 

「……すまないね」

「むん?」

「……様々、私に思うところがあるだろう。君の運命を狂わせたこと――――彼に、秘密を抱え込ませたこと」

 

 悔い、だろうか。後悔ではないにしろ、懺悔のように思えた。士道ほど理解があるとは言えないが、令音の表情から読み取れるものがないわけではない。

 なるほど。思うところがないわけではない。六喰は確かに令音から精霊の力を与えられ、巡り巡って士道と家族になった。その士道との間に、秘密を抱えさせてしまったこと――――以前から感じていたが、今の令音(・・・・)は少々と自罰的になりすぎている。その考えの元、六喰は言葉を紡いだ。

 

「確かに、むくは精霊の力を手にした。しかし、それによって行われたものへの責任は、むくにある。うぬの責任ではない」

 

 六喰の過去。自らの誤った考え、幼稚な思考で全てをなくしてしまった。たとえ力がなかったとしても、勝手に絶望していたのは六喰だ。

 恐らく、精霊たちは大なり小なりそういう考えなのだろう。令音を含めて、何かをしてしまったのなら、背負って生きていくことをする。誰より、士道がそう教えてくれたから。

 そして、その士道を支えてくれた令音に対し、複雑な想いはあれど一番にくるものはやはり感謝の念だろう。

 

「主様は、優しい。優しすぎて、きっとむくたちでは壊してしまっていたのじゃ。だから、時間をかけて今の形にしてくれたこと、むくは礼を言いたいのじゃ」

「……いや。彼の、士道のおかげさ。それに君たちが私を許せないというのなら、私もここにはいなかった。礼を言うのは、私の方さ」

「難儀な、話じゃのう」

 

 ――――やはり、少しだけ距離がある。

 六喰は元々、精霊の中では新参者だ。その分、令音との距離が近かったとはいえない。精霊に親身になってくれる恩人とは思っていたが、そこに精霊たちの母、士道の恋人と追加されては六喰とて混乱する。

 排斥をしたいわけではない。反転という誤解があった十香のように避けたいわけでもない。

 対等、になりたいのであろうか。村雨令音と、家族の士道。六喰は彼女に何を求めるのか。精霊の母――――ふと、豊満な令音の乳房が目に飛び込んできた。

 

「……っ」

 

 六喰以上のモノ――――思えば、六喰はそれ(・・)を知らない。記憶の海を辿れば、あるのかもしれない。だが、なぜ今になって目に入ってしまうのか。自分以上という付加価値からなのか。それとも、六喰に邪な潜在的欲求があったとでも言うのだろうか。

 

「……六喰?」

「! いや、少し浸かりすぎたかもしれんのう。そろそろ、主様のところへ向かおうぞ」

「……ん。そうしようか」

 

 ザァー、と立ち上がった令音からお湯が滴り落ち、やはり豊満な胸が揺れる。どうしても、目に入ってしまう――――そう言えば、他の精霊たちも頭の中に何かおかしなものが入り込むことがあると言っていた。もしや、六喰の場合はこれ(・・)なのであろうか。

 

「むぅ……」

 

 だとすれば、恥ずかしくて口に出すこともはばかられる。士道ではなく、令音に対してとは。士道の初めての恋人でありながら、立場に差はないと謙虚な令音に対してだからこそ、なのかもしれないが。

 複雑な面持ちを隠すように六喰も湯船から上がる。そのとき、プリっとしたお尻を揺らした令音が言葉を発した。

 

「……そうだ。六喰、今日は覚悟を決めておいた方がいい」

「むん? 主様を受け入れる覚悟なら、とうに出来ておる」

「……そうではないよ。――――身を清めるのは事が終わってからでいい。彼は普段、こういう考え方をしているんだ」

「? じゃが、今宵は……」

 

 わざわざ、始まる前に(・・・・・)身を清めさせた。それも士道は準備があるからと、六喰と令音の二人きりで。

 風呂上がりの香りを漂わせる六喰と令音を抱きたい。そういう男の欲が士道にあると思っていたが、さすがに士道の欲望を受け止めてきた令音は経験値が違うのか、どこか呆れた声音で仕方がないと息をこぼす。

 

「……ああ。彼も今日は特別溜まっている(・・・・・・)ようだから――――相当、ひねくれた要求が飛び出してくるかもしれないね」

「むう……」

 

 果たして、令音をして〝ひねくれた〟というプレイは如何程のものなのか。まだ勉強不足な六喰に皆目見当もつかず――――十数分後、飛び出してきた想像以上のものに、六喰は戦慄を覚えることとなるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、おかえり二人と、も……おぉ」

 

 六喰と令音を出迎えたのは、既に待ちきれない様子で半裸になった士道の言葉と、感嘆の吐息だった。

 

「う、む……」

「……ああ。お待たせ、士道」

 

 だが、無理もないと六喰は咄嗟に胸と秘部を手で隠してしまう。令音は、対照的に堂々と――頼りない足取りが堂々と、と言えるのかはともかく――全てをさらけ出している。

 湯上り。しっかりと水は拭き取ったものの、二人の身体はしっとりと色っぽい熱を帯びている。適温に保たれているとはいえ、六喰はそれ以上に恥ずかしかった。

 裸体。士道に全てをさらけ出している。貌に似合わぬ、とよく指摘される乳房。士道のモノを受け止めるにはまだ幼く小さい秘部。肌の一つ一つを、彼のために丁寧に見せつける。

 家族。その二文字があれば恥じることがないと考えていたが、存外、六喰は自分で考える以上に()として振舞っていた、ということだろうか。

 

「主、様……」

「ん。綺麗だよ、六喰」

「っ、主さ――――んっ♡」

 

 相手を前にして気恥しさに目を逸らす。その一瞬の間に、士道は六喰の目の前まで辿り着き、唇にキスを落としていた。

 ――――なんという早技。まさに百戦錬磨。精霊という戦場でなら六喰は負けぬ自信がある。だが、今宵の場において六喰が士道に対抗できる手段はない。

 

「主、さ……んんっ♡ちゅ……ぁ♡♡」

 

 その証拠に、六喰の思考は一気に熱に侵略されようとしている。

 キス。六喰がしたことのないキス。舌を絡め取られ、絡め合う口付け――――十香はこのキスを心地がいい、と六喰の問いに答えてくれていたが、六喰にそれを感じる余裕はなかった。

 心地がいい、なんてものではない。暴力的な快楽(・・・・・・)。六喰が感じたことのない快感が、舌先に乗せられて頭まで上り、全身が幸福という抗えない感情に支配される。

 自然と、指先が秘部に伸びる(・・・・・・)

 

「ん……ふぁっ!♡♡」

 

 ぐちゅ、と音がして、無意識に伸ばしていた指を離した――――それを優しく、令音が拾う。

 

「む……う、ぬ……っ♡」

「大丈夫だ……令音さんに、任せて……ん」

「っは♡……あ、ぁぁ……♡♡」

 

 溶かされる。キスに溶かされる。そんなことを思った。考えている間に、指が令音に囚われた。

 操られる。というよりは、導かれている。無意識的に六喰が求めた快楽を、令音の手を借りて六喰の指が貪り始めた。

 

「ふ、ぁぁ♡……ちゅっ♡――――ひぁっ♡♡」

 

 指が陰裂を擦り、隠れた小豆をクリクリと回す。キスで頭を溶かされながら、秘部を貪る指に脳を鋭く刺激される。

 ここの部分を指で撫でれば、突けば、引っ張れば……そんなふうに覚えさせられ(・・・・・・)る。六喰が求めた恥じ入るはずの行為が、二人の前では当然のものなのだと刷り込まされているようだった。

 当然、初めて与えられる感覚に六喰は快感を抑えられない。何かが上り詰める感覚に、士道とキスしながら懇願を口にした。

 

「ぬしっ、さまっ♡♡むくのからだに、なにか……んんっ!♡♡」

「気持ちいい、だろ? それを覚えるんだ、六喰。それが――――イク、ってことだよ」

 

 イク。絶頂する。あの日の令音が見せたように、六喰も二人の前で――――令音の手が乗り移っていたはずの六喰の指先は、半ば衝動的に小豆のような部位を摘んでいた。

 そこが、一番気持ちいいと教えてもらった(・・・・・・・)

 

「あっ♡なにかくるっ♡くるのじゃ♡あ、あーっ!♡♡」

 

 ――――ぷしゃっ!

 

 頭が、真っ白になった。脳が処理しきれない快感を受け、それだけしか考えられなくなったように。

 何か液体のようなものが六喰の秘部から吹き出して、全身がガクガクと痙攣したことはわかる。二人に支えていられなければ、立っていられない。

 

「はーっ♡はーっ♡」

「六喰、今のが絶頂だ。まだまだこんなもんじゃないけど、それでも感じたことがない気持ちよさだったろ?」

「う、む……♡」

 

 自分の指でさえ、今の気持ちよさ。恐ろしく、そして興味をそそられる。六喰の指ではなく、士道のモノだったのなら――――どれだけ、気持ちいいのだろう?

 余韻に浸る思考がもたらした疑問に、六喰は喉を鳴らす。まだ残っていた士道のものと混ざり合った唾液が、嚥下と共に喉に焼け付くような鋭い快感をもたらした。

 

「ふふ……まあ、今のオナニーはまた試してみればいい」

「おな、にー」

「そ。しばらくは、令音さんの手を借りて……な?」

「む……」

 

 オナニー。確かに、気持ちがよかった。子供のものではない大人の一人遊びだというのなら、学んでおいて損はない。

 しかし、と六喰は一瞬の躊躇いを覚えた。士道ならばともかく、平時に令音の手で、というのは気恥しさが勝る。羞恥心、尊厳の問題だ。

 僅かに視線を令音に向けるが、相変わらずボーッとしていて感情が読み取れない。その代わり、そんな六喰の思考を士道はあっさりと読み取ってフッと大人の笑みを浮かべた。

 

「まだ恥ずかしいか?」

「……むん。むくは、この程度の遊びどうということはないのじゃ。誰の手を借りずとも、一人でできよう」

「ま、まあ出来るとは思うけど……たぶん、止まらなくなるだろうしなぁ」

 

 士道は何かを悩んでいるようだが、六喰はもう問題はないと思っている。令音の手を借りずとも――――やはりどこか、令音に対して壁があるのだろうか。冷静な思考が、六喰の独断専行を遮る。

 そして、士道はその壁をぶち壊しに(・・・・・)かかった。

 

「よし、わかった。じゃあ、令音さん相手に恥ずかしがらないようになればいいんだ」

「……? 主、様?」

「……士道」

 

 士道の様子がおかしい。その笑顔は、士道の笑顔のはずなのに、六喰は恐怖した(・・・・)。一歩、もつれるようにして後退る六喰を令音が支えながら、士道に声をかける。制止、なのだろう。

 無論、今の士道が両者の反応、声を受けてやりたいことを止めるかと言うのであれば、否だ。

 

「大丈夫ですよ。令音さん、自分のものは駄目(・・・・・・・・)でも、人のなら受け止められますよね?」

「……」

「俺には、どっちも(・・・・)してくれないだろうからなぁ。……士織ならいけるか?」

「……しないよ」

「ちぇ」

 

 士道が拗ねたように唇を尖らせる。平時の戯れに見えるからこそ、六喰には空恐ろしく感じられた。

 士道にとっては、これが普通なのだ(・・・・・)。本能的に感じられる――――愛しい少女たちの恥辱を好色とする今の士道の本質を、よりにもよってこの瞬間の六喰は見抜いた。

 

「さぁて、覚悟はいいか? ま、できてなくてもやるのが俺だけどな」

「主様……っ!」

 

 声が震えた。何をされるのか。何かをされると、六喰の防衛本能が訴えていた。最愛の家族である士道に対して、安心感ではなく恐怖感を覚える異常な光景。

 覚悟。受け入れる覚悟はできていると、六喰は令音に言った――――甘さを悟る。士道の手に握られた見慣れた鍵(・・・・・)を見て、その甘さを自覚した。

 

「よく覚えとけよ、六喰。おまえを陵辱(・・)するときに信用するのは俺じゃなくて――――令音さんだってことをな」

 

 これは甘い蜜事などではなく、女を徹底的に辱める士道の宴なのだ。

 鍵が、六喰の秘部(・・)に差し込まれ、回る。

 

「……っ!? 主様、〈封解主(ミカエル)〉で何をしたのじゃ!」

 

 ハッと正気に返り、士道の手に握られた小鍵を示唆した。六喰が大きく身体を揺らしたことで、両胸の動きに士道の目が奪われていた気がするが、六喰にとってはそれどころではなかった。

 〈封解主(ミカエル)〉。それは鍵の天使であり、精霊としての六喰が所有する権能だ。その力の質、意味、どちらも士道以上に六喰は知っている。

 士道は六喰の秘部に鍵を差し、開いた(・・・)。何かを開いたのだ。それも、六喰の身体に関わる何かを。

 必死の形相の六喰に、士道は笑う。悪辣で、楽しくて堪らないといった様子で笑い、言葉を紡いだ。

 

「んー、すぐにわかると思うぜ。失敗してないなら、もう我慢なんてできないだろ(・・・・・・・・・・・・・)

「むん。一体、なに…………を」

 

 ――――むずむず(・・・・)する。

 こんなときに感じるはずのない感覚に、六喰は囚われた。鍵を差された股間部が熱くなって、六喰は自然と内股になる(・・・・・)

 それは、我慢だ。あるものを我慢する仕草だ。たとえば――――膀胱(・・)生成(・・)された、とある液体を。

 気づけば、六喰は走り出した――――走り出して、長い髪を無理やり掴んで止められた。

 

「あぎっ! あ、あ……♡」

 

 普段の士道ならば、六喰が大切にしている髪を掴んで止めるなどということはしない。止められた衝撃で膀胱から液体が弾け飛びそうで、その行動が気にならないほど六喰は秘部を抑えて呻く。

 

「ぁ……あ、あっ♡いや、じゃ♡」

「ほーら六喰。髪が汚れたら嫌だろ? ちゃんと結んでやるからな」

 

 六喰の悶える姿に気がついているはずなのに、呑気に士道は金色の髪を結い上げる。慣れた手つきで結い上げ、その声には隠し切れない愉悦の味(・・・・)が混ざっていた。

 間違いない。士道は、六喰を失禁(・・)させようとしている。先の〈封解主(ミカエル)〉は、六喰の排泄器官、もっというなら指令を下す脳まで効果を行き渡らせた。塞ぐという行動、我慢という行動を開いた(・・・)

 だが、開いたなら閉じればいい。六喰には、その手管が存在している。人に排泄行為を見せるというのは、十分なストレス(・・・・)になるはずだ。

 秘部を押さえた手の片方を気づかれないように開き、光を収束させる。小型の鍵になった天使を、同じ場所へ突き刺した。

 

「〈封解(ミカエ)――――」

おいた(・・・)はダメだぜ、六喰ちゃん】

「――――あ゛♡」

 

 喉を潰すような声が上がる。六喰のものだが、それを気にする余裕はなかった。

 脳髄が犯される(・・・・)。回しかけていた天使が霧散し、六喰の対抗手段が失われた――――否。初めから、士道はわかっていたのだと気づいた。

 

【ああ、そうだよ。経路(パス)をキツくして、初めから使えないようにした方が楽なんだけど――――抵抗する女の子から手段を奪う方が、今日は(・・・)好みみたいなんだ】

 

 その貌が見たい。希望を奪われ、自らの恥辱を受け入れるしかないまで追い詰められた六喰の姿が見たい。士道は、暗にそう言っている。だから敢えて六喰に天使を使わせ、無駄だと思い知らせた。

 六喰が絶望し、涙した姿を目に収めるためだけに。

 

「あ、ああ♡ああああああっ♡」

 

 膀胱が今にも破裂してしまいそうだった。けれど、人前でこんなことはできない。したくない。よりにもよって、士道の前でそのような粗相などできるものか。

 必死に耐える。内股で押さえつける――――士道の手が、お腹の下にするりと現れた。

 

「ほーら、しーしー」

「あ♡」

 

 トン、トン。指で優しく、秘部を叩かれる。

 限界を超えて、弾けた。

 

「あ、あー♡あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡」

 

 ――――しゃあああああああああああ。

 

 尿道から液体が吐き出され、生暖かい排泄物が勢いよく噴出する。

 濁りのある水。内股の太股を流れ、弾けた分はあちこちに飛び散り、やけに耳に残る水流の音。

 排泄行為。小便。六喰は今、人前で失禁してしまっていた。羞恥でこれまでにないほど貌が赤く染まり、全身から力が抜けていく。

 

「あ、あっ♡とまれ、とまるのじゃ♡むくが、このような♡人前で、排尿など、失禁などぉ♡♡」

「そんな高尚な言い方しなくていい。おしっこを、お漏らししてる、でいいんだよ、六喰」

「やめ♡やめよ主様♡むくを辱めるでないっ!♡♡」

 

 おもらし。自らでは抑えられない尿意に負け、恥水を垂れ流している六喰の姿そのもの。

 違う。六喰の意志ではない。させられている――――けれど、確かに小水を流しているのは六喰自身。

 数秒、数十秒、濁り水が六喰の股座から流れ続ける。それが一分を超えた(・・・・・・)ところで、六喰は士道に髪を押さえつけられたまま別の危機感を抱いた。

 

「な、なぜ……止まらぬのじゃ♡」

「そりゃそうだろ。だってそれ、ただのおしっこじゃないからな」

「な……っ!?」

 

 一瞬の解放感がここまで続くと、感覚がおかしくなってくる。下半身が生暖かさに支配され、恥辱の中で六喰は士道の言葉に驚愕した。

 

「俺の精液と同じさ。経路(パス)を通して、暴走した霊力に生成させたものなんだ。普通のと見た目は似てるけど、ちょっと匂いとか色が違うだろ? だから、俺が閉じない限り出しっぱなしだ」

「ならばもうよいじゃろう! むくの痴態は、主様に見られているのじゃ……っ!」

 

 排泄行為、失禁を見られている。しかも分単位でだ。

 士道の目的は果たされているはずだ。目を背に向けて、六喰は訴えかける。が、士道の微笑みは、まだ満足を見せていない(・・・・・・・・・・・)

 

「あはは、もちろん六喰みたいなしっかりした子が漏らすところも見たかったけど……言ったろ? 六喰に、令音さんを信用してもらわないと」

「っ、もう信用しておる! こんなものを見られたら、むくは――――む、ん?」

 

 視線を真っ直ぐ向けて、六喰は目を丸くした。

 少し距離を取り、令音が座り込んでいる。無防備に、ペタンと膝と臀部を突いて。何かを待っていた(・・・・・・・・)

 まさか、そんなことはありえない。だが、未だに激しい音を鳴らす六喰の放尿を、令音はありえないほど冷静に見ていた。待っていた(・・・・・)

 

「ま、つのじゃ……それは、それだけは、ダメなのじゃ」

「ああ、大丈夫だ。霊力で構成される分、飲んでも身体にいいくらい(・・・・・・・・・・・・)だからさ」

「そういう問題ではないのじゃ! 主様は、まさか……っ!」

「ん――――さすがに、おしっこかけて平気な顔してる相手なら、信用できるだろ?」

 

 ――――狂っている。

 だが、もう遅すぎた。士道が六喰の膝裏を手で持ち上げ、大きく足を広げさせながら全身を高く持ち上げる。

 

「ひゃぁ♡――――や、やめよ主様! このようなこと、おかしいとは思わぬのか!?」

 

 持ち上げられ、六喰にもしっかりと見えるように小水が放物線を描き排出され続けている。士道が足を踏み込んでいけば、容易く放尿は令音へと降り掛かるだろう。

 訴えかける六喰に、士道は耳元でくつくつと笑い声を零した。

 

「くくっ、久しぶりに聞いたなぁ、俺を説得しようとする台詞なんて――――無駄だよ。俺はもう、とっくに頭がおかしいんだ」

「っ……なら、うぬは逃げよ! このようなこと、する必要はない!」

「…………」

 

 令音が逃げれば、六喰は人に排泄物をかけるなどという非人道的な行為をせずに済む。非人道的な行為を、させずに済む。

 しかし、令音は六喰をじっと見つめると、覚悟を決めたように目を伏せた。

 

「なっ!」

「逃げないさ。令音さんは、そういう人だ――――そういう従順な人に、俺が調教したんだけどな」

 

 士道が一本踏み出した。六喰の身体が大きく揺れて、放尿があちこちへ飛び散っていく。

 

「や、やめよ。やめるのじゃ……い、いやじゃ……こんなこと……人に、おしっこ(・・・・)をかけるなど♡」

 

 どこかで、悦びの声音が聞こえた気がした。それが自分のものだとは、気づけなかった。

 ぷしゃあああああっ、と勢いよく吹き出る小水。濁りのある水。六喰の身体から滴る嫌悪すべき液体が令音に迫る。

 

「は、早く逃げるのじゃ! 逃げてくれ……このようなことをせずとも、むくはうぬを信用しているのじゃ!」

 

 ――――それを証明する手段が、失禁を相手にかけるなど狂いすぎている。

 一歩、また一歩。もう一歩……そこが、限界点。

 

「やめよ……いやじゃ……令音(・・)!」

 

 何かが、広がった気がした。それは六喰の心の壁が壊れた音かもしれないし、認知が歪められた(・・・・・)音だったのかもしれない。

 

「あ♡」

 

 ――――びちゃびちゃびちゃ。

 

 音は、そんなものだったか。六喰の小便が放物線を描き、令音の頭から全身を濡らしたのは。

 

「あ、あぁぁぁぁ……♡すまぬっ♡むくの、おしっこが、令音に……っ♡」

「……ん、ぁ♡……ちゅる♡ん……構うことは、ないさ♡」

「あ、あ……♡」

 

 穢している。令音を穢している。六喰の濁り汁は令音を頭からびしょ濡れにして、地面に水溜まりを作るほど染み込ませている。その上、令音は色香のある舌使いで六喰の小水を舐め取っている。

 艶のある銀の髪を穢し、美しい面に穢れた水の流れを作り。生肌に汚水を染み込ませていく――――その光景に、倒錯的な興奮を覚えてしまう六喰は、やはりおかしくなっているのだろうか。

 

「――――〈封解主(ミカエル)〉」

 

 鍵が閉じられ、ようやく数分に渡る失禁が終わる。今までの感覚が嘘のように消えていき、六喰の意志で放尿を止められる。

 身体が元に戻った安心感。だが、それ以上に六喰の心には罪悪感が残された。

 

「令音!」

 

 士道の手を離れ、六喰の小水を全身で受けた令音の元へ駆け寄る。足元が自身の小便で濡れていることなど構わず、穢してしまった令音の裸体に寄り添うように手で触れる。

 

「なにをしておるのじゃ! なぜ逃げぬ! どうして逃げてくれなかったのじゃ!?」

「……逃げたところで、士道に躾られるだけだからね。――――それに、逃げる必要がないじゃあないか」

「む……?」

「……君は、君たちは(・・・・)――――私の大事な娘だ。君たちのものなら、拒絶するものなど何もないさ」

 

 微笑み。『母』の微笑みだった。六喰の小水を滴らせ、なお威厳と安心感を保つ精霊の母としての言葉。

 精霊の母。全ての精霊を生み出した者。それは『村雨令音』として生きると決めた今も、令音の中に変わらずある。

 だから、六喰の失禁を何の躊躇いもなく受け止められる。令音は六喰を、『娘』として、同じ少年を好きな者として(・・・・・・・・・・・・)、とっくに信用していた。

 

「そういう、ものか?」

「……そういう、ものさ。私は君たちの全てを受け入れる。私もとっくにおかしくなっているんだ。……ある意味私たちは、運命共同体(・・・・・)だ」

 

 ――――ストン。と心に何かが落ちてくる。狂った行為でさらけ出されたものは、無条件の愛情。今度は間違えたりしない――――村雨令音は、精霊たち皆を愛してくれる人だ。

 士道もまた、同じだ。どれほど狂っていようと、それは六喰たちを愛しているから狂っているのだ。止まらない。六喰に必要なのは良識ではなく、士道を愛しているという想いだけだ。

 狂っている。狂っているけれど――――きっと、皆も同じ結論に至ったのだろう。

 

「……では令音は、むくのかかさまか?」

「……無理をしなくていい。そう呼びたい方は、六喰にとって唯一無二のはずだ」

「そうか。では令音と――――ありがとう。余計な心配を、かけていたのじゃな」

 

 唯一無二――――二度と会うことはない、六喰が傷つけてしまった家族。

 六喰は間違えてしまった。そして今も、倫理としては道を違えているのかもしれない。それでも、六喰は清々しい気持ちだ。

 共に堕ちていく(・・・・・)。士道が誰かに奪われるとか、先をいかれるということではなく皆が同じように堕ち行く歪んだ関係性。

 それこそが六喰たちの愛の形。過剰な欲望(オーバードーズ)の中で、揺れる天秤の支点だけは揺るがない。

 どれだけ歪であろうと、どれほど狂った行為を行おうと、六喰たちは皆が皆を愛している(・・・・・・・・・)。それだけは、変わらないのだとようやく理解することができた。

 

「…………」

 

 まあ、だから。そっと令音の背後に近寄る士道の気配を察知し、以前に用意されていた温めのお湯を六喰と令音で仲良く被ることも愛の形なのだろう。

 

「あー!!」

「……すまないね、六喰」

「気にするでない。考えることは同じじゃろう」

 

 悲痛な叫び声を上げる士道だが、六喰と令音は気に止めない。入念に二杯目の桶を頭から被り、しっかり小水を洗い流した。

 

「……なんで俺だけ駄目なんです?」

「むん。おなごの小水を飲もうなど、主様には許されぬのじゃ」

「令音さんは飲んでたよな!?」

「……私たちはいいんだ。けれど、君は駄目だ。恥ずかしいじゃないか」

「おしっこ掛け合うのは恥ずかしくないんですか!?」

「恥ずかしいに決まっておろう」

「……恥ずかしいに決まっている」

「はい、ごめんなさい」

 

 掛け合うのは恥ずかしいし、飲み合うのも恥ずかしい。が、六喰と令音の心はさらに一致している。士道にだけは、掛けたくないし飲ませられない、と。

 揃ってジト目で士道を見遣れば、彼なりに反省しているのか素直に正座をして頭を下げた。いつもこうなのだろうか、と六喰が小首を傾げると令音がコソッと囁く。

 

「……かなり珍しいな。どうやら、今日のものは士道(理性)が強く反発する欲望だったようだね」

「むん。それを聞いて安心したのじゃ。なら普段であれば、もう少し大人しいのじゃろう?」

「…………」

「そこで沈黙はしないでほしいのじゃがのう」

 

 今までどんな狂ったことをしてきたら、ここで令音に沈黙を選ばせることができるのか。六喰の顔に不安の文字が浮かび上がる。

 全裸の女二人でコミカルな会話をしていると、士道が表を上げて声を発っした。

 

「けどこれで、六喰も令音さんと他の子たちと同じくらい信用してくれただろ?」

「元々から、信用していなかったわけではないのじゃ。……それに、主様なら他にやりようはあったじゃろう。実のところ、むくが令音に向けて排尿する場面が見たかっただけであろう?」

「うん、正直それが本音。ダメだったら他で責めてたし」

「主様……」

 

 さしもの六喰といえど、その開き直りには曖昧な苦笑を零す他ない。

 六喰の笑みの形を見た士道は、フッと笑って問いかけをしてくる。

 

「とまあ、俺はこんなゲスな欲ばっかり精霊たちにぶつけてるわけだが――――幻滅したなら嫌ってくれていいぜ、六喰」

「何を言う。むくは、むくたちは(・・・・・)主様にベタ惚れ、というやつじゃ――――これくらいのスキンシップは構わんじゃろう? 家族じゃからの」

 

 あのときと同じ言葉で、同じように、いたずらっぽく笑ってみせる。

 士道はぽかんとした顔してから、降参と言わんばかりに手を上げた。

 

「まったく、全員揃って物好きな女の子だ――――みんなが好きな俺も、人のことは言えないけどさ」

 

 言いながら、士道は残りの服を脱ぎ去って六喰たちと同じように全裸になり、その逞しい肉棒を見せつけた。

 これから、六喰の身体を貫く士道のモノ。圧倒的な存在。六喰の雌としてしまうモノに、目を奪われる。

 

「本番。始めようか、二人とも。――――俺のことが好きだとしても、嫌だって言ってくれて構わないぜ。俺は、そういうのも好みだ」

「むん。ならば――――言わせてみせよ(・・・・・・・)、主様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ……主、様♡」

 

 まだ幼さの残る貌。その貌に似合わぬ暴力的なバストが揺れる。いや、士道の意志で揉みしだくことさえできる。

 ベッドに寝かせ、六喰の足の間に入り込んで肉棒を突きつける。覚悟を決め、言わせて見せろと言ってのけた六喰も、その瞳には潤んだ期待と隠し切れない不安感がある。

 

「どうした、六喰。怖くなったなら、今日は他で慣らしてもいいんだぞ」

「そんなことは、ないのじゃ。……主様、何だかいつもの主様のように優しいのじゃ」

「今の俺は別人格、ってわけじゃないからなぁ。……一応、さっきの埋め合わせというか」

 

 ある種の支え役の令音を確実に信頼してもらうためとはいえ、初夜を控えた少女にするプレイではなかったと士道なりに反省はしているのだ。光景は素晴らしかったと思うし、頬をかく顔が悦に歪んでいることは確かなのだが。

 普段の士道と混じった欲望の士道を見て、そういうものかと六喰は頬笑みを浮かべた。

 

「構わぬよ。むくは、主様の全てを受け入れると決めたのじゃ。いつでも、よい」

「…………」

 

 気丈に正面から受け止めようとしている。だが、両手は無意識のうちに胸と対照的にほっそりとしたお腹の上で結ばれ、どこか震えている。

 どうしても、こういう差は生まれるかと士道は思案を巡らせる。精霊たちは様々な事情を抱えているため、霊力の暴走による欲の誘発で一線を超えてきた要素があることは否めない。

 六喰の場合、幼さがまだ表に現れてしまっていた。興奮もあるが、不安感が強い。無理に天使で誘導してもいいが、些か風情に欠けると言わざるを得ない。

 ならばやはり、と士道は同じベッドで見守る令音へと視線を向ける。同時に、六喰が髪色と同じ星のような輝きを宿す瞳を釣られたように令音へ向けた。

 

「……ぁ♡」

 

 ほんの僅かに、六喰の恐怖心が揺らぐ。令音を見て、令音のある部位を見て(・・・・・・・)、か。

 

「――――なるほどな」

 

 六喰の秘めたる欲求、ようやく掴めたと士道は笑みを作る。

 姉妹愛や友情を歪にし、時には純粋な好奇心すら増幅させる暴走。人によって様々なそれは、並べ立てた関係性の通り何も士道に向けられるものとは限らない。

 六喰の場合は、あれ(・・)だ。そして、六喰と似た境遇の士道はよく理解できる。それを求める欲望を、理解できないわけがない。

 

「いいぜ、六喰。今日はそういう方向で楽しみながら、俺を繋がろう」

「主様……?」

「令音さん」

「……ん。了解した」

 

 士道が気づいて、令音が悟れない道理はない。

 頷いた令音は、士道ではなく六喰へ身体を寄せる。極力近く、六喰の鼻先におっぱいが掠めるほど(・・・・・・・・・・)に近づく。

 ビクッと六喰の身体が震えたかと思えば、その視線は令音の胸に釘付けになった。視界を自身を超える胸に塞がれている、というのもあるのだろう。しかし、それ以上の意味があることは容易に知れた。

 

「な、なぜ……じゃ♡」

「わかるよ。俺は、おまえだからな」

 

 かつて、家族を知らなかった者同士。だから、『母』のそれに目を引かれるは必然だったのだろう。

 

「〈贋造魔女(ハニエル)〉」

 

 手にした変幻の魔女から、仄かな光が令音に刺さる。

 瞬間、令音の女体にたった一つだけ変化が生じる――――ぴゅっ、と。勃起した胸の先端から白い液体が飛び出したのだ。

 

「……んっ♡」

「な……っ♡」

 

 令音は当然のように受け入れ、六喰は己の貌にぱたぱたっ、と散らばった白濁に言葉もなく、しかし目を奪われる(・・・・・・)

 母乳。以前に行った行為の時より変化は軽く、単純に母乳が出るというだけのこと。けれど、誰よりその抗い難い味を士道は知っているため、ニヤリと六喰を唆す。

 

「飲んでいいんだぜ、令音さんのおっぱい。甘くて、ずっと飲みたいって思えるさ。美味しすぎて、それだけでイッちまうかもな」

「む、むくを愚弄するでない。母乳など、そんなもの……そんな、もの♡」

 

 ――――欲望には抗えない。誰もが同じことだ。

 

 口では拒絶を。だが、口を開いてしまったばかりに閉じれなくなった六喰は、思考に反して令音の胸に口を近づけていく。早く、早くと舌を出して、人の原初の欲求を求め続ける。

 令音が拒絶しないのであれば、辿り着くは必定。やがて距離はなくなり、淫靡に白乳を滴らせるその乳首を――――含んだ。

 

「あむっ♡……ん、ちゅるっ♡ちゅうううううっ♡♡」

「……っ、あ♡ひぁ♡あぁぁぁぁぁぁ……♡♡」

 

 堕ちてしまえば、そこからは一瞬のことであった。

 口に含んだ瞬間、激しく令音の母乳に吸い付く六喰と、その激しさに堪えようと手を当てた口から隠し切れない嬌声を上げ、びくびくと痙攣する令音。

 子供と言うには一部が大きすぎる六喰が、さらに大きな乳房を口に含むインモラルな光景に士道の欲まで刺激される。

 

「ん、ちゅぱっ♡ちゅる♡……おい、しい……のじゃ♡」

「……んっ♡んんっ♡は、ぁ……♡満足いくまで、続けるといい♡♡」

 

 食らいつき、両手を使ってまで令音の胸を搾りむしゃぶりつく六喰。そんな彼女の頭をいつの間にか膝に乗せて、乳首を吸われる感覚に感じてしまいながら母乳を吐き出し続ける令音。

 零れた母乳が六喰の貌を濡らし、より淫靡なものに成り果てる。普段はしっかりものでも、甘えられるとわかれば六喰は素直になる。

 

「ま、ちょっと妬けるくらいに素直だけど――――なっ!」

 

 そして、母乳を含んで興奮し切りの六喰の膣に士道は肉棒を挿入した。

 

「ん゛!?♡んんんんんんっ!♡♡」

「……あんっ♡ひ、ぁ♡……ああぁぁぁぁぁっ!♡♡」

 

 処女を奪われ、膣穴を巨大なモノが貫く衝撃に耐えるため、咄嗟に令音の胸にしがみつく六喰。身体を丸めて官能的な声を上げた令音の様子を見るに、乳首も激しく噛み締めているに違いない。

 二人とも、間違いなく絶頂を感じている。だが、こんなものではないと士道は六喰の膣穴を蹂躙し始める。

 

「ああっ♡あむっ♡ちゅ、んんっ♡♡じゅぱっ♡♡」

「……っ♡っ、ぅ♡……っは♡♡……あ、ひぃ♡♡」

 

 性感帯から脳に送られる快楽信号から逃れようと、令音の性感帯から必死の思いで母乳を吸い出す六喰。当然、乳首をあの時の士道以上に激しく噛み付かれ、吸いつかれで刺激される令音も堪らず喘ぐ。

 それでも、六喰を思い離れようとはしない。令音は身体の動きを最小限に、六喰への搾乳を献身的に行う。

 紛うことなき母の献身。だが、娘に乳汁を与えながら感じる姿は、さながら淫母だ。

 

「そうしたのは……っ、俺だけどさ!」

「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡」

 

 令音ばかりを意識するのは、嬉しいが妬けてしまう。自分でけしかけて起きながら、自分勝手な話だと腰を突き出す。

 母乳を飲みながら犯され喘ぐ六喰。母と言うには若すぎる容姿で搾乳を行いながら、乳首の刺激で浅イきを繰り返す令音。

 家族というにはあまりに淫猥。士道たちが生み出す光景など、この世のどこにも同じものはないだろう。

 

「ちゅる♡ちゅ……ぅ、あっ♡主様♡令音♡むくは、もう……っ!♡♡」

 

 六喰の声音に極まった快楽の色が乗る。もちろん、止める必要などない。より一層激しく肉棒を突く士道。そして令音が、快感に耐えながら六喰の髪をそっと撫でた。

 

「ああっ! イけ! 六喰――――淫乱なおまえのことも、大好きだ」

「……ふ、っ♡……よし、よし♡♡」

 

 愛情表現と呼ぶには濫りがましい。雄の証を突き立て、子宮の入口をこじ開ける士道と、乳を与えながら快楽に興じ頭を撫でやる令音。

 だが、それを同時に受けた六喰は、金色の瞳に淫靡な色を宿した。幸せの絶頂に、登ろうとしていた。

 

「っっっ〜♡♡あ、ああっ!♡♡イク、のじゃ♡きもちいいのじゃ♡♡――――ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!♡♡♡♡」

 

 たどたどしく絶頂の宣言をして、六喰が果てる。

 瞬間、膣が激しく締め付けられ、六喰が両手を握り締め渾身の力で令音の巨乳に縋りついた。

 

「っ!!」

「……あっ♡」

 

 士道が精を吐き出すのと、令音が耐えていた貌を上げて蕩けた嬌声を上げたのはほぼ同時。

 白濁を幼い子宮にぶち込んでいく。六喰の身体を、士道たちのモノへの変えるために――――が、六喰に関しては士道の精液だけとは限らないようだ。

 

「んっ♡ちゅる♡ちゅ……♡♡」

「……ん、まだ足りないのかい? 仕方のない子だ」

 

 イきながら、子宮に精液を押し込まれながら、六喰は令音の胸から決して口を離さない。己が求めていたものを見つけた、という歓喜と興奮の表情。

 あの六喰が、という思い。しかし、六喰だからこそか。大人びているとはいえ、家族を大切にして、二度と失わぬようにと願う六喰だからこそ――――その子供らしさは、士道に堪らない興奮をもたらしてくれた。

 六喰に子種を与えながら、さらに力を増す逸物に士道は苦笑を浮かべる。

 

「……歪んでるな、ホント」

「……ふふっ。人におしっこを掛けるプレイを見守るよりは、良い愛情だと思うよ?」

「むぐ……」

 

 相変わらず、士道の話はしっかりと聞き逃さない令音に痛いところを突かれながら――――興奮冷めらやらぬ肉棒を扱い、士道たちはまた三人で悦楽を貪っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「うむ。綺麗になったのじゃ」

「……ん。ありがとう、六喰」

「むん。働かざる者食うべからず。洗い物程度だがの」

「……いや、助かるよ。よしよし」

「こ、これ。むくは、そこまで子供ではないのじゃ」

 

 まだ士道に対してほど素直になり切れていないようだが、令音が髪を撫でてやれば気持ちよさそうに目を細める六喰。

 六喰が気安く髪に触れさせる。それだけで相当な距離の詰め方をしたものだと、士道はリビングから台所の光景を眺めて微笑ましさを感じた。

 

「と言って上手く締めようとしても、あなたの狂気的なプレイの痕跡は消せませんよ、士道」

 

 ジト目マリアの鋭いツッコミ。冷や汗が額を伝う。だが、知っているのはマリアだけならと、士道は愛情たっぷりのスマイルでマリアとの逢瀬を取り付ける。

 

「なんのことかな、可愛い俺のマリア。そうだ、明日はデートに行こう。とびっきりのランチをご馳走しよう」

「仕方がありませんね。お付き合いいたしましょう」

「いやちょろいわね!? ……士道、あなた何をしたわけ?」

「はは、世の中には知らない方がいいこともあるんだぜ、我が妹よ」

 

 あれはさすがに知られたくないなー、と琴里から目を逸らす。その甲斐あってか、琴里は不思議そうに六喰と令音に目を向けていた。

 

「けど、あそこまで距離が変わるもの? 確かに、令音は距離を詰めるのは上手だけど……」

「うーん……甘いものに、女の子は弱いからなぁ」

「は?」

「……あ、でも琴里は令音さんからじゃなくて六喰からでも違和感なさそうだな、うん」

「ねぇ、士道。あなた今どこ見て言った? 私の胸と六喰の胸を見比べたわよねぇ!? このスケベにい! はっ倒すわよ!」

「へいマリア。ちょっと音楽聴きたい気分だ」

「お任せを。士道のスマートフォンを遠隔で操作し、適切な選曲を――――ふむ。この誘宵美九のオススメメドレーなど」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 琴里の叫びがリビングに木霊する。恐怖しているのか喜んでいるのかわからないが、そのうち喜びだけになるかもしれないと思うと涙を誘った。嬉し涙だが。

 

「しかし、なぁ……」

 

 独りごちる。六喰と令音の距離は、士道の想像以上に近づいた。まあ、それを言ってしまうと令音と精霊たちの距離は大体あのようなものではあるのだけれど。

 だが、だからこそ苦笑を隠せない。そんな士道を見て、マリアが小首を傾げた。

 

「士道、どうかしましたか?」

「ああ、いや――――止まらないんだったら、二人でも意味ないよなぁ、って」

「いいえ。六喰一人よりは止まりやすいでしょう、恐らくは」

「……マリアの恐らくはって、それ相当なんだよなぁ」

 

 六喰の私生活に支障が出ないようにと考えてのことだったが、二人でリビングを出た(・・・・・・・・・・)その姿に、士道は苦笑を深めた。

 無論――――悦楽が大いに混ざっていたことは、言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――んっ♡んぐ……ぷ、は♡」

 

 美味しい。甘くて、美味しい。どんなミルクよりも美味なるそれで喉を潤しながら、六喰は下着の中に手を差し込み秘部を弄る。しかし、拙い指使いに上手く快感が流れてこない。

 上の口は潤うのに、下がむず痒い。眉根を下げて、六喰は搾乳をしてくれている令音に助けを求めた。

 

「令音、やはりまだ上手くおなにーが出来ぬのじゃ……」

「……んっ♡焦ることは、ない……よ♡……また、私が手伝おう」

 

 搾乳を続けながら、そっと令音の手が六喰の手を導いてくれる。温かい、そして気持ちがいい。すぐにきっと、あの時のような〝おなにー〟ができるはずだとホッと息を吐いた。

 

「すまぬのう。むくのせいで、令音を付き合わせてしまっておる」

「……気に、しなくていい♡君が上手く、自慰行為ができるようになるまで……私が何度でも、教える♡」

「むん♡出来るように、なるまでじゃな♡♡」

 

 服を捲りあげた令音の乳房に吸い付き、自慰行為を手伝ってもらう。目撃するものが正常な人間ならば、思うことだろう――――まるで、歪な赤子だと。

 

「ぷ、ちゅる♡おい、しい……のじゃ♡きもちいい、のじゃ♡♡」

「……ああ。存分に、楽しみたまえ」

 

 もっとも――――その事実をおかしいと思うものなど、六喰たちの中にいはしなかった。

 

 

 






ムックちん単独じゃない理由?初回で何させるか思いつかなかった(コナミ)

初めは股縄渡りで対抗心を燃やしたムックちんが、令音がギリギリで勝ちを譲ったことに気づいて〜みたいなやつだったんだけど、今更その対抗心ネタいる?そもそも勝負事は十香と折紙でやってるから初回ネタ被りはね……ということでこんな感じに。アンコールで十香避けたり対抗心あったのも天香ちゃんが理由だったしね。

なのでおしっこぶっかけ搾乳プレイになった。急に性癖を盛るな。
ぶっかけ合いとかムックちんが逆に飲尿とかありかなと思ったけど、そこまで行くと搾乳プレイが薄れるかもしれないと棚上げ。飲尿はやってもいいなら……や、やってもいいんです?(霊力変質で普通に飲めるようにはなっているという準備だけはしてある顔)
言葉遣いは老獪の域にある中で、やはり星宮六喰と言えば無垢な子供のように、なのかなと。そして令音さんは精霊の母。うん作者そこまで考えてないノリだと思うよ。私が保証する。犯されながら搾乳プレイとか狂ったことノリ以外で考えたと思いたくない。

感想、評価、リクエスト以下省略。1ヶ月半の間毎日投稿を完遂したことと、誕生日ということでお気軽に高評価置いていってくださると私が咽び泣いて喜んでこの小説も長く続くことになると思います。私これいつ表側に戻れるんでしょうね?

ではではまた次回〜

思ったよりご所望されてそうなので間に合えば天香ちゃん回ねじ込みます。間に合わんかったら狂三スレイヴの更新します。前書きの通り、次回からは一日空けて三日の0時に更新となります。天香ちゃんがどうなるか、今これを書いている私にもわかりません!お楽しみにー。
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