本音を聞ける首輪を手に入れたから憧れの先輩に付けてみたら、マゾ奴隷にできたんだけど 作:sunaa
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 R-15 残酷な描写 生徒会長 ドМ コメディ 奴隷 生徒会 淫乱 奴隷 マゾ 奴隷 エロ 生徒会長 淫乱 奴隷
歌手とモデルをしながら、生徒会長を務めるまさに天から選ばれたような存在。
学園中の男から告白される憧れのひと。
文隆もその例外じゃなく、彼女に憧れていたが、ずっと手に届かないところにいた。
文隆はひょんなことから手に入れた、『本音の首輪』で奏の本音を聞いてしまう
「奏のことを淫乱メス豚って罵ってくれるような、えっちなご主人様が欲しいの!」
だが、聞いた奏の本音がそんな変態的なもので……、
文隆はその願望をかなえるために、行動は始める――。
憧れの生徒会長が、ドМだったら……って小説です。
「おめでとうございます! お客様は当店での一〇万人目のお客様。特別賞を差し上げます」
夏目文隆はアダルトショップで目当てのモノを買うと、店主からそんなことを言われた。
文隆は戸惑う。
目当てのものを買ったからにはすぐにでも店から出たかったのだ。
店主はそんな文隆に気づく様子もなく話を続ける。
「景品はこの『本音の首輪』です。これは特注品でして、お客様が選んだ相手の『本音』を聞くということができるという代物です。使用者にしか見えないというおまけ機能付きですよ」
店主は意気揚々とその首輪を文隆の方に差し出してくる。
文隆はそれを受け取る。
黒を基調に赤色のダイヤのモチーフが入っているが、何の変哲もない革の首輪に見える。
とても店主の言うような特別なものには見えない。
「疑っておりますね。お客様。疑り深いのは悪いことじゃありません。でしたらぜひ試してみてください。使用したい相手に『キャスト』と唱えればいいのです。好きな女の子に使うといいでしょう。『本音』さえ明らかにしてしまえば、相手を望むがままにしてしまうことだってできますよ」
「はぁ」
「ただし相手の心からの『本音』を聞いてしまうと、この首輪は消えてしまいますからね。お気をつけください。何事もほどほどが肝要というわけです」
店主のいかがわしい言葉を聞き終えると、文隆は首輪をリュックに入れ、アダルトショップをそそくさと後にして帰宅した。
店主の言葉は最後まで信じられなかった。
それに今の文隆にはもっと重要なことがあった。
文隆はそのショップでこれまで買ったことのないものを購入した。
生まれて初めてのオナホ。
友人から勧められたテ〇ガだ。
それを試したかった。
ネットのエロ動画を見ながら、テ〇ガを自分のモノにいれこむ。
フィット感が最高で、腰が抜けるほど気持ち良くてすぐに昇天した。
本物はこれ以上なんだろな。
文隆はテ〇ガを経験して、さらにセックスへの憧れを強くした。
※ ※ ※
翌日は月に一度の学園集会の日だった。
文隆はその首輪のことなど忘れていた。
文隆は生徒会で書記をしている。
集会自体で、何かすることがあるわけではないが、遅刻すると示しがつかない。
いつもより早起きをすると、そんなことはすっきり頭から消えていた。
流し込むように朝食を済ませて家を出た。
外は雲一つない快晴で、五月の日差しとは思えないほど陽光が強い。
文隆は手で光を遮りながら、駆け足気味に三宮学園へと向かった。
三宮学園は進学校として名高いが同時に芸能関係やスポーツ関係にも力を入れている。
芸能活動やスポーツの実績をあげて入学する芸能科とスポーツ科があり、それぞれ活躍する生徒も多い。
芸能科とスポーツ科は普通科とは校舎が分かれているため、交流はそれほど多くはない。
生徒数は三学年で一五〇〇名。
生徒が一同に集うのは各種の行事を除くと、月に一度の学園集会ぐらいだった。
三学年一五〇〇名が揃うと体育館はいっぱいになる。
空気が薄くなるような感じと、周囲の人の多さで窮屈になる。
これだけ人が集まると騒がしくなる。
喋りやまない生徒たちを注意する学年主任の甲高い声が響く。
そういうことのどれもが、文隆は苦手だ。
生徒がおとなしくなって、学園集会がようやく始まる。
いつもどおりの進行だ。
まずは校長による話だ。
校長は壇上にあがり堂々と話をしている。
多くの生徒に歓迎されていないことに、話している当人は気づいているのだろうか。
実際にほとんどの生徒はその話を聞かずに小声でお喋りをしている。
最後まで話を聞いても要点をつかめない。
だが、こんな状況でも話し終えることができるただけで、尊敬できると文隆は思った。
それから学年主任による生徒への注意があった。
なんでも学園内で『不健全な行為』があったらしく、だいぶお冠だった。
『不健全な行為』というあいまいな言葉が何を指すのかの説明はない。
まあ想像はつく。
実際に文隆もいたしている現場を見たことがある。
スポーツ科の方が騒がしくなったので、おそらくはそのあたりに当事者がいるのだろうと文隆は目星をつけた。
次に登壇したのは生徒会長の冬野奏だった。
生徒会長からの挨拶も毎回の学園集会の進行のひとつだ。
だが、そこで集会の様相は一変する。
まるでアイドルのライブのような歓声が上がる。
文隆にとって、いや、三宮高生にとって冬野奏は憧れそのものだった。
冬野奏は天に選ばれているとしか思えなかった。
彼女は芸能科の学生で『冬野ふゆの』という芸名で、歌手とモデルとして活躍していた。
出した曲はオリ〇ンのランキングに入り続け、ファースト写真集『天使のうたた寝』はすぐに五万部が売り切れたと言われている。
才女にして、その美貌。
少なくとも十代であれば知らない人はいない名前だ。
そんな彼女が三宮学園の生徒会長も務めているのだ。
学園中の注目と憧れを集めないわけがない。
流れるような瑞々しい亜麻色の長髪に、宝石のようにきらきらとした大きな瞳。
制服を着ているのにその体の凹凸は、はっきりとわかるほどだ。
からだはわがままだが、性格は上品で悪い話を聞いたことがない。
まさに天に選ばれたとしか思えない存在だ。
そんな彼女は登壇するだけで、学園中の男子生徒の目を奪った。
文隆の斜め後ろのスポーツ科の生徒が、「冬野会長とやれるなら一〇万出す」「じゃあ俺は十五万」なんて下卑た話をしている。
奏はそんなざわつきに慣れた様子で、歓声を制するように丁寧にお辞儀をして、話し始めた。
話自体に特別なところはない。
その声は聞いていると心地よく、また堂々としていた。
声は音だ。
だから声がきれいということは、音がきれいということなのだと思う。
奏の声を聞くたびにそんなことを思う。
思わずそんなことを考えさせるような美声なのだ。
奏は話を終えると、また丁寧に頭を下げた。
その洗練された所作に、大きな歓声が上がる。
文隆は歓声は上げない。
ただ、心の中でその歓声以上の熱を感じていた。
※ ※ ※
放課後、生徒会室で各部活の活動予算を決める会議があった。
各部活動から出された申請書に基づいて、予算を検討・承認するのは生徒会の仕事だ。
三宮学園は部活に所属するのがマストではないが、それでも五〇を超える部活がある。
今日はその三度目の会議だったが、終わったのは八割ほどだった。
文隆は書記という立場故、意見を出すことは少ない。
スポーツ科所属の副生徒会長と普通科所属の会計が対立した際に、以前の会議の議事録を元に論点を整理してまとめたぐらいだ。
会議が終わると、もう窓の外は夕暮れていた。
対立していた副生徒会長と会計は、気まずそうにそそくさと生徒会室を後にした。
残ったのは文隆と奏だった。
役得とはまさに、このことだろう。
一学年上の先輩で、普段は芸能科の校舎にいる奏と生徒会に所属することで一緒にいることができる。
あの『冬野ふゆの』がすぐ傍にいる。
意識しないわけはなかった。
ともあれ、仕事は仕事だ。
文隆は先ほどの会議の議事録をまとめるためにノートパソコンのキーボードを叩いていた。
奏はそんな文隆の前に立って。
「夏目くん、さっきはありがと。私が言わなければいけなかったのに。助かりました」
「いえ、気にしないでください」
「議事録もいつもありがとね。早いし、見やすくて助かっています」
「奏さんが教えてくれたので」
奏は昨年の生徒会の書記だった。
そのため文隆は奏から仕事を教わり、引き継いだものだ。
その引継ぎの期間は奏とマンツーマンで教えてくれた。
今でもそう思うが、その時間が文隆にとって、自分の人生で一番幸福だった。
「嬉しいこと言ってくれるわね。ありがと」
奏は照れくさそうに頬をかく。
そんなちょっとした仕草もゲームの一枚絵になりそうなほど、奏はきれいだ。
文隆は胸の鼓動が早くなるのが自分でもわかった。
ずっと聞こうと思っていることが頭をよぎった。
『好きな人っていますか?』
文隆は奏が好きだった。
いやそれこそ、三宮高生のほとんどの男子生徒は奏のことが好きだろう。
実際に奏は毎日のように告白されていた。
文隆も何度かその場面に遭遇したことがある。
だが、奏が誰かと付き合っているという話は聞かなかった。
芸能界にいるのだからそちらの方で付き合いがあるのではと言われていたが、真偽は定かではない
だから、聞いてみたいと思った。
好きな人がいるのか、自分のことをどう思っているのか、付き合える可能性はあるのか……。
実際に聞くのは尻込みしてしまう。
それを聞くこと自体が告白に近い行為に思えた。
今だってほかの生徒に比べれば、奏との距離は十分に近い。
こうして二人きりになれる、自分にはそれで十分だ、そう言い聞かせる。
冬野奏は雲の上の存在なのだ。
そんなことを聞いて、奏との今の距離感を壊したくなかった。
奏は書類の整理を始めていた。
夕暮れの赤い光が彼女を照らしいた。
その夕暮れの赤を見て、文隆はふと首輪のことを思い出した。
嘘や出まかせに決まっている。
けれど、もしあの首輪が本物だったら、聞いてみたいことはたくさんある。
幸い奏は書類棚に向かっていて背中を向けている。
昨日買い物にいったリュックの中に首輪はそのままだ。
文隆はリュックから首輪を取り出した。
店主に言われたように奏の方を向いて『キャスト』と唱えてみる。
その瞬間、不思議なことが起きた。
文隆の手に握られていた首輪は消えた。
そして、それは奏の細い首に巻きついていた。
奏はそれに気づく様子はない。
店主の言っていたように、見えていないようだ。
「奏さん?」
思わず文隆は声を上げてしまう。
奏は驚いたように振り返る。
「どうかした、夏目くん?」
『どうかした、夏目くん?』
文隆の耳に音が二重に聞こえた。
一方はいつもの奏の声。
もう一方は音にはなっていない、テレパシーのような感じだ。
文隆の頭の中に直接話しかけてくるように感じで聞こえてきた。
まさか、と思う。
そんなことはないと思う。
なのに試してみたくなってしまう。
「奏さんって好きな食べ物とかありますか」
「急にどうしたの? えっと。イチゴのミルフィーユかな」
『ハンバーグが好き。子どもっぽいって思われたくないから、人には言えないけれど』
おお、回答が割れた。
これは確かめるチャンスだ。
「ほんとはハンバーグ好きなんじゃありませんか?」
「そんなことないわよ」
奏さんは平然と答える。
『どうしてわかったの?』
首輪から聞こえる囁き声は焦ったような声になる。
文隆はうまく言葉を濁して、一度会話を終える。
これはまさか。
本物なのか。
なら、もっと試してみたい。
ただ、変な質問ばかりしたら不審がられてしまう。
いや待てよ。
首輪からの声はテレパシーのように文隆の脳内に響いている。
だとすれば、逆も可能なのでは。
文隆は『奏さんの好きな食べ物は?』と心の中で念じる。
『ハンバーグ一択よ』
すぐに脳内に返事がかえってくる。
書類整理をしている奏さんが不思議がる様子もない。
これは凄い。
世紀の大発見をしたかのような文隆は興奮する。
背徳感を感じながら文隆は心の中で問いを続ける。
『恋人はいますか?』
『いないわよ』
『好きな人はいますか?』
『いない』
その答えに文隆は軽くショックを受けた。
自分の名前が出たらと思った。
ただ現実はそれほど甘くないようだ。
『経験人数は?』
『……したことない』
こっちの問いは意外だった。
芸能界にいるし、あの『冬野ふゆの』なのだからもう経験済みだと思っていた。
『奏さんにとって理想の人ってどんな人ですか?』
『恋人よりご主人様が欲しい。奏のことを淫乱メス豚って罵ってくれるような、えっちなご主人様』
「えっ?」
文隆は思わず声を上げてしまう。
「どうかした?」
「いえ、入力していた議事録が消えたので」
「時々なるわよね。保存はしてた?」
「はい、自動保存からバックアップできそうです」
それは嘘だったけれど、なんとか誤魔化せた。
先ほどの答えを確認するために、文隆は問いを続ける。
『奏さんは……その……変態なんですか?』
『人と比べたことないからわからないけれど、たぶんすっごくマゾだと思う』
『それは誰にでもされたいんですか?』
『ううん。夏目くんみたいに、かわいい後輩にそうされたいの。めちゃくちゃにされたいの』
文隆は思わずはキーボードから顔を上げる。
たまたま奏と目が合った。
奏は微笑んで、文隆を見る。
「どうしたの夏目くん? また何かあった?」
こんな天使みたいな人の本音がこんな卑猥なことはあるのだろうか。
文隆はその後の作業の間も、ずっとそんなことを考えていた。
※ ※ ※
奏に首輪をつけてから一週間が経っていた。
文隆はその間に首輪の効果を確かめた。
首輪のテレパシーの範囲は実際に声が届く範囲じゃないと使用できない。
また、どうやら首輪の効果が本物らしいことも確かめた。
ほかにも何かないか、あのアダルトショップを訪ねたが、閉店していて空きテナントになっていた。
文隆は生徒会室で奏と一緒になる度に、質問を重ね、奏の本音を調べた。
まるで奏を裸にしていくみたいだった。
いや実際に『本音の首輪』の前では丸裸も当然だった。
普段だったら絶対に聞けないような奏の秘密を聞くたびに、文隆は興奮していた。
自分の欲の深さと強さを自覚することになった。
ただ、それよりもさらに深く淫らな欲望が奏の中にあることも知った。
文隆はその欲望を暴くことにした、叶えることにした。
先週同様に部活の予算の会議があった。
同じ流れで、生徒会室に奏と二人きりになった。
時間もちょうど同じぐらいで、日暮れごろだ。
驚くほど赤い空が窓の外に広がっていた。
チャンスだと思った。
文隆は考えていたことを実行する。
緊張しないと言えば嘘になる。
だが文隆にはそれを振り払う手段がある。
奏の考えている『本音』に聞いてみる。
それを聞くと、文隆はうまくいくことを確信した。
文隆は奏に声をかけて先に帰ることを告げる。
「またね。さようなら、夏目くん」
奏は優しく声音で挨拶を返してくれる。
その声音からは『本音』はまるで想像できない。
もし首輪がなかったら、『本音』が聞けなかったら、文隆は違和感など覚えなかっただろう。
ただ、文隆に聞こえたきたのは。
『夏目くんが帰ったら、角オナしよ』
そんな『本音』だった。
文隆は生徒会室を後にすると、トイレに入って時間を潰した。
自分が興奮していることは、その下半身の盛り上がりが証明していた。
今まで感じたことがないくらいに、文隆のモノは勃起していた。
それをこらえて、一〇分ほどスマホで時間を潰す。
トイレを出てこっそりと生徒会室の扉に耳を当ててみる。
部屋の中の音が音が漏れてくる。
艶っぽい声音だ。
喘ぎ声だ。
それは間違いなく奏のものだった。
文隆はできるかぎり勢いをつけて扉を開けた。
そして、スマホのシャッターボタンを押す。
スマホの画面にははっきりと収まっている。
生徒会長、冬野奏が、あの『冬野ふゆの』が生徒会室の机の角に下着を押し付けオナニーをする姿が。
制服のスカートをたくし上げ、机に淡い桜色の下着を押し当てる奏の姿は煽情的ですらあった。
奏は文隆に気づくと短く悲鳴を上げた。
まるでこの世の終わりのような声音だった。
その悲鳴さえもどこか淫猥に聞こえる。
「夏目くん、違うの……これはその……」
奏はまくりあげていたスカートを戻して、聞こえないぐらいの小声でそう言った。
『見つかっちゃったの?』
絶望的な響きが文隆の心の中に響いた。
「奏さん、何をしていたんですか?」
「その。夏目くん。違くて……その。ほんとに違くて」
奏は涙目になっている。
それが文隆の嗜虐心を煽る。
「夏目くん。なかったことにして欲しい。誰にも言わないで……」
『なんでもするから』
奏の言葉にも、その『本音』にも文隆の欲望は高まる。
なんでも。
それはほんとになんでも?
あんなことやこんなことでも?
頭の中を妄想が駆け巡る。
そんな思考を一回脇に追いやって、できる限り冷静な声を作る。
「でも『不健全な行為』ですからね。先日の集会でも言ってましたよね。そういうのはよくないって。よくないことは報告しなきゃ……証拠の写真もありますしね」
「だめ……ほんとに、それだけはだめ。なんでも、どんなことでもするから、消して。お願い、夏目くん。お願い……します」
「ほんとに。なんでもしてくれるんですか?」
「わたしにできることなら、なんでもする……から」
今度は奏自信の言葉として「なんでもする」と言った。
文隆はそれを確かめて。
「それじゃあ、さっきの行為の続きをしてください」
「えっ?」
「聞こえなかったんですか。早く」
文隆の普段出さないような強い口調に奏は驚いた様子だ。
『なんでだろう。夏目くん。いつもと違う。だけど。なんかぞくぞくする』
奏の淫らな欲望に火がついていた。
奏は一度躊躇うように首を横に振る。
だが文隆が再びスマホを構えると、言われた通りにすることを決めたようだ。
奏が細く白い腕でスカートをたくし上げた。
そして先ほどしていたように、机の角に下着を擦りつけた。
ゆっくりと体を上下に動かす。
自らの快楽を探し求めるように奏は体を動かす。
文隆は生徒会室のソファーに腰を掛けて、特等席でそれを見る。
「夏目くん、どうして。こんなことを?」
「いけないことをした奏さんへのおしおきです」
「おしおき?」
『おしおき?』
その言葉に奏の『本音』も反応する。
「そうです。おしおきです」
「おしおきを受けたら消してくれるんだよね……ゆるしてくれんだよね」
「もちろん、約束します。ほら続けて」
文隆の言葉に従うように、奏は体を動かす。
まるで言いなりになることを求めているようは反応だった。
体を上下させる。
その動きは快楽を求め昂めている。
髪が揺れ、その頬がますます赤くなっていく。
興奮しているのが、発情しているのが傍目にもわかる。
「ずいぶんと気持ち良さそうですね?」
「だめ。そんなこと言わないで。ぁあん。あぁん」
ついには奏は抑えきらずに嬌声をあげてしまう。
「ぁぁん。ぁあん。だめ。聞かないで。こんなの。ほんとにだめなのに。ぁあん」
一度喘ぎ声を上げてしまうと、堰を切ったように声を上げ始める。
「何がだめなんですか? そんな風に動いて、自分ではしたなく、体を動かしているのは奏さんですよね」
「くぅーん」
奏はまるで子犬のような恥じらいの声を上げる。
『なにこれ! なんでこんなことに。でも、ほんとに気持ちいい。人に見られながら、夏目くんに見られながら、罵られがらする角オナ最高に気持ちいいぃ』
心の声はすでに欲望に蕩けていた。
快楽に溺れ、屈していた。
文隆もその声に興奮して、さらに奏を苛めたくなる。
「変態」
「ちがぅ。あぁん。ちがいます。ぁぁん。わたし、変態じゃありません」
「そんなことを言っても、生徒会室でオナってる変態じゃないですか」
「だめ。そんなこと言わないで。だめ。見ないで」
『見てほしい。もっと、言って欲しい。罵って欲しい』
あべこべのことを言う二つの声。
そのどちらがあまりにも淫らだ。
「生徒会長が、『冬野ふゆの』がそんな変態だと思いませんでした」
文隆はわざと吐き捨てるように言う。
「ぁん。あぁあん。気持ちいぃ。こんな。だめなのに。止まらないよ。ぁあん」
熱のこもった声と動き。
もうそれは快楽によって駆動されていて、止めることができないところに達している。
快楽の頂点にたどり着こうと動きを速めていく。
「まさか。そのままイくんじゃないですよね、奏さん」
文隆はそれがわかっているのに煽る。
奏はもう止めることができないでいる。
息と声を荒げ、激しく身体を揺すっている。
「ぁぁん! だめなの。夏目くん。気持ちよくて。ぁぁん。止まらない。ひゃぁん。気持ちいぃ。イきそう。だめ。ぁん。イくぅ。イくっ」
一度大きく体をのけ反らせながら、脚をくねらせ、全身震わせた。
奏は羞恥と快楽で顔を真っ赤にしながら、その場に崩れる。
「ああ、イっちゃいましたね。奏さん」
「くぅーん」
また恥ずかしそうな声を漏らした。
『止まらなかった。気持ちよすぎて』
心の声は正直だった。
脚を広げて座り込む奏に文隆は追い打ちをかける。
「おしおきって言いましたよね。どうして奏さんが気持ちよくなってるんですか」
「あの。その。ごめんなさいぃ。……なんでもするから」
『もっと、して欲しい。ひどい命令して欲しい。従わせて欲しい。もっと、もっと気持ちよくして欲しい』
欲望を求める声はどうしてこんなに耳に快く響くのだろう。
耳から入った快感が、文隆の全身を駆け巡り疼く。
あの、冬野奏がこうして欲情している。
あの、『冬野ふゆの』こうして発情している
気持ちよくなりたいとねだっている。
そんなありえない光景が現実のものになっている。
文隆の嗜虐心をさらに強くする。
「それじゃあ。そこに四つん這いになってください」
「えっ」
「早くしてください。今度こそおしおき……ですよ」
「わかり……ました」
奏は文隆の言葉に素直に服従する。
膝をついて四つん這いになる。
まるで見てもらいたいというように、尻をできるかぎり高く上げた。
もっと気持ちよくなるために、そうしてもらうための姿勢だ。
めくりあがったスカートから、桜色の下着と光沢を放つような太ももが露になる。
「その姿勢、完全に誘ってますね」
「違う」
『もっと。もっと……』
「もっとして欲しいんでしょ。奏さん、ほんとに変態ですね」
「違うから。命令されてるからだから。さっきの消して欲しいからだから」
「違うでしょ。認めてください。奏さんは変態ですよ。後輩に尻を見られて、パンツを見られて」
文隆は奏の尻を撫でた後に、軽く叩いた。
「ぁん。ぁぁあん」
「叩かれて感じる変態ですよ」
「違う。違います」
「じゃあ。なんでそんな気持ち良さそうな声出してるんですか」
文隆は今度は手を振り上げてスナップを聞かせて叩いた。
二人きりの生徒会室に高い音が響く。
「ぁぁあん!」
それは間違いなく嬌声だった。
気持良さを抑えきれない声だった。
「ぁぁん。こんなのだめ。だめ、夏目くん」
『ああ。気持ちいい。感じる。感じちゃうよ』
「奏さんの嘘つき」
「違う。ぁぁん」
「変態な上に嘘つきなんですか」
文隆は奏の下着を引っ張り上げると、それをTバックみたいに尻の間に挟み込ませる。
秘所はぎりぎりのところで隠れている。
溜まっていた愛液が床に垂れた。
「こんなに濡らして。床を汚して、恥ずかしいと思わないんですか?」
「くぅーん」
「犬みたいな恰好で、犬みたいに鳴いちゃって」
「ぁぁん。そんなことを、言わないでください」
『ああ。だめ。認めたい。認めたいよ。わたし嘘ついてるって。変態だって、言いたい。変態でドМで淫乱だって。ああ。言いたい。認めたい』
文隆はにやけてしまう。
奏の心の声はあまりにも欲望に素直だった。
「奏さん。認めていいですよ。嘘ついてましたって。奏さんは変態で、ドМで、淫乱だって認めたら、もっと、もっと気持ちよくしてあげますから」
「だめ。違うから。わたし。生徒会長だし、『冬野ふゆの』なんだから。そんなんじゃだめだから。変態なんかじゃダメだから」
『夏目くん。言わせて。認めさせて。もっと。もっと虐めて。苛めて欲しい』
奏の理性が決壊しそうなことは文隆もわかっていた。
だから、文隆はそのおいしそうな肉尻を叩く。
「ぁぁん」
もう一度。
「ぁぁあん」
もう一度。
「ぁぁぁあぁん」
まるで楽器のようだ。
叩くたびに淫らに鳴き、喘ぐ。
『ああ。気持ちいぃぃぃ。お尻ぃ。お尻ぃ叩かれて、気持ちいい』
まるで文隆に叩かれることを望むように奏はさらに尻を突き出す。
動物の求愛行動のように、尻を動かす。
衝動的にただ次の快楽を求めるように。
文隆はその快楽を与える。
「ぁぁん。ぁぁあん。気持ちいぃ」
『ぁぁん。ぁぁあん。気持ちいぃ」
二つの声がピッタリ重なる。
文隆はもう一度大きく手を振るう。
「気持ちいぃ。気持ちいいよ。お尻見られて、叩かれて。恥ずかしいのに。痛いのに。気持ちいいぃ。ダメなのに。えっち。えっちになっちゃうよ」
『気持ちいぃ。気持ちいいよ。お尻見られて、叩かれて。恥ずかしいのに。痛いのに。気持ちいいぃ。ダメなのに。えっち。えっちになっちゃうよ』
「認めるんですね。気持ちいいって?」
「うん。気持ちいぃ。わたし嘘ついてました。わたし、変態で、淫乱で、ドМです。認めるから。認めますから。もっと。もっと。気持ちよくして欲しい。罵って、弄って、苛めて欲しい。苛めてほしいよぉ、夏目くん」
『うん。気持ちいぃ。わたし嘘ついてました。わたし、変態で、淫乱で、ドМです。認めるから。認めますから。もっと。もっと。気持ちよくして欲しい。罵って、弄って、苛めて欲しい。苛めてほしいよぉ、夏目くん』
奏は態勢を変えて、文隆の方を振り向く。
その欲情しきった瞳は濡れ、発情しきった頬は赤くなり、その体は欲望で熱くなっている。
快楽を貪りたいという一心で、奏は文隆に抱きついてくる。
ねだるように上目遣いで文隆を見上げる。
文隆は奏の体を強く抱きしめ、唇を重ねる。
初めての感触だ。
快楽よりも先に熱を感じる。
互いに欲求に従うがままに舌を絡め合う。
互いの欲望が相手を求め合う。
激しく、衝動的で、享楽的に舌を交わらせる。
何度も、何度も、互いに何もかもを忘れキスをし続ける。
どれぐらいの時間を文隆にはわからなかった。一瞬のことのようにも、永遠のようにも思えた。
あまりにも気持ちよかった。
瞳を欲情そのものに染めた奏は、文隆の背に手を回して強く抱きしめる。
その耳元で。
「わたしを夏目くんをエロ奴隷にして欲しい。夏目くんにわたしのエロご主人様になって欲しい」
そんな欲望を垂れ流しのままのセリフを囁いた。
『えっちなおしおきで、えっちな命令で、私をえっちにして欲しい。わたしの変態を淫乱、ドМを満たしきって欲しい。ご主人様になって欲しい』
そんな風に奏が自分の欲望を言葉にした、その瞬間に奏の首に巻ついていた首輪がすっと消えた。
そういえば店主もそんなことを言っていた。
心からの『本音』を聞いたら首輪はなくなってしまうと。
文隆にも、もうそれは必要がなかった。
奏が何をして欲しいのか、何を望んでいるのか、何が本音なのかは、もうわかっていた。
「いいですよ」
文隆は奏の欲望を受け入れる。
それは文隆にとっても叶えたい欲望だから。
「ありがとうございます……それじゃあ、夏目くん。ううん。ご主人様。そろそろご主人様のおちんぽ欲しいです」
「欲しいときはどうするんだ?」
「はぁぃ。準備します。ご主人様」
奏は甘く蕩けるような声を出す。
自ら制服を脱ぎ捨て、スカートを下ろし、ブラを取り、ショーツを下ろす。
服の上からじゃわからない部分が露になる。
胸の膨らみが、腰回りが、秘所が露になる。
奏は照れながらも、ソファーに手をついて文隆の方に尻を向ける。
露になった秘所は熱でもあるかのようだった。
愛液でとろとろになって蕩け、熱を持っていた。
「わたしのおま〇こ。ご主人様のおちんぽ欲しくて。ひくひくしています。いれてください」
「もっと卑猥に、おねだりしてみろ」
「くぅーん。ご主人様の大きくて固い肉棒で、淫乱変態ドМなおま〇こ、ばしばしして欲しいです。苛めて、虐めて欲しいです。叩いて、弄って、ぐちゃぐちゃにして欲しいです」
文隆は奏の言葉に満足して自らの服を脱ぐ。
かつて経験したことのないほどモノは固くなっている。
先走りが滴り、床に落ちた。
文隆は自らのモノを奏の秘所にあてがう。
互いに濡れ切った性器は滑らかに互いのものを求め合う。
「ぁぁん」
じゅぬり。
聞いたことのないような淫らな音が響く。
文隆は肉圧を感じながら自らのモノを挿れ込む。
肉棒にまとわりつく熱が快感をかき立て、たぎらせる。
それだけのことで達しそうになり、腹に力を入れこらえる。
まだ、足りない。
もっと味わいたい。
もっともっと、この場所を感じたい。
文隆は一度、膣の奥まで肉棒を入れ込む。
「ぁぁん。はぁん。ぁん。この感じ。不思議な感じ。自分の体なのに、ご主人様の体も感じる」
文隆も同じだ。
自分のモノを通じて奏の体を感じていた。
その快楽が伝わってくる。
自分でするよりも何倍も気持ちいい。
「ぁぁん。それ。気持ちいぃ。奥。入ってくるの。ご主人様のおちんぽ」
「僕も気持ちいいですよ」
「ぅん。うれしぃ。ご主人様。ご主人様のおちんぽ。もっと、もっと気持ちよくしたい」
狭い膣がさらに締め付けられる。
文隆はやや乱暴に奏の腰を掴んで、自らの腰を振る。
「はぁん。ぁぁん。ご主人様、気持ちいい? ぁあん」
「気持ちいいぞ」
「良かったです……ぁぁん。気持ちいぃ。もっと、突いて。おちんぽ、はめはめして」
文隆は奏を立たせて、その両腕を両手で掴む。
背面からの立ちバックだ。
その腕を掴みながら、肉棒を押し付ける動かす。
まるで奏の身体を征服したような格好だ。
さらに快感が脳を駆け巡る。
「はぁぁん! ぁん。こんなの気持ち良すぎるよ」
奏は自らを膣中に咥えこむように全身を振る。
「はぁん。ご主人様。叩いて。お尻叩きながら。はめはめして」
「変態。エロ奴隷」
文隆はその桃尻に手を当てて叩く。
膣の中がきゅっと締まる。
「ぁぁん! きもちいい。ぁぁん。お尻。おしり叩かれるの気持ちいぃ」
文隆はもう一度大きく尻を叩く。
「ひゃぁん。ぁぁん。ぁぁぁん!」
「ほんとにドМですね、奏さん。後ろから突かれて、尻を叩かれながら、感じちゃうなんて」
「だめぇ。ほんとに。気持ちいぃい。頭が真っ白になっちゃう。イっちゃう。イっちゃいそうぅ」
文隆の頭の中も真っ白になりかけていた。
限界が近い。
絶頂がすぐそこにある、頭がちかちかする。
「こっちも……イきそうです」
「ぁぁあん。ご主人様。来て。出して。ご主人様の精液、エロ奴隷にぶっかけて」
文隆は 快感を手繰り寄せるように、ラストスパートをかける。
「ひゃあ。ぁぁん。ぁぁん。もう。だめ。いくぅ」
「イくぞ」
「わたしも………わたしもイっちゃう」
ぎりぎりのタイミングで肉棒を引き抜く。
限界を迎えた肉棒が肉尻に射精する。
その尻にマーキングするように白濁液がぶちかかる。
まるで奏が自分のものになったような光景だ。
文隆は光景を目に焼き付けた。
机の上からティッシュペーパーで数枚掴んで、その精液を拭う。
「ぁ。ありがとう」
その声はもう普段の奏のものだった。
奏はソファーに腰かけると、恥ずかしそうに両手で顔を隠した。
「その。ほんとに。その。なんと言ったらいいか……」
奏は両手をそっと下ろして、
「夏目くん、ドン引きさせていい?」
「はい?」
「気持ち良かったです。ほんとに理想の感じで」
「奏さんほんとに変態ですね」
「変態って言わないで。その、私。多分すごくまわりの環境が良くて、家族も、友達も、周囲もすごくよくしてくれていて。だから、えっちなことは逆に、虐げられたり、苛められたりがよくって。そういう想像とか妄想とかよくしていて」
それは『本音の首輪』によって予め知っていた。
満たされていても歪むんだから、性癖って難しい。
文隆自身も自分の性癖が歪んでいくのを、この一週間で感じていたけれど。
正しい性癖なんてないだろうし、噛み合えばそれで良いのだろうけど。
「それにしてもなんでわかったの? ああいうのが良かったって?」
「顔見ればわかりますよ。奏さんドМな顔しているし」
文隆はそんな風に誤魔化した。
奏の本音と重なった瞬間、消えてしまった『本音の首輪』。
全部あれのおかげだ。
「そうかしら?」
「そうですよ」
奏は納得がいかなそうだったけれど、それ以上の説明はしようもない。
「ねえ。さっき言ったこと覚えてる。夏目くん。わたしの、その、ご主人様になってくれますか? えっちのご主人様」
「もちろん」
異論があるわけがなかった。
むしろそれが最高の結論だった。
「じゃあ、もういっかい。もういっかいして?」
答えを待つわけでもなく膝の上に跨ってきて、抱きついてくる奏。
すでに文隆の下半身は臨戦態勢に入っている。
奏はそれをぎゅっと掴んで、文隆の唇に自らの唇を重ねてきた。
「一回だけですか?」
「ううん。何度でも。ずっとずっと。何度でも。ご主人様に苛めてもらって、弄ってもらってもらいたい。命令されて、罵られて、ひどいことされたい。おちんぽはめはめされて、気持ちよくなりたい。ご主人様のおちんぽにもたくさん奉仕したい。ずっとずっと、そうしたい。だから、こんなわたしでよかったら一緒にいて、夏目くん!」
こうして文隆は憧れのひと、冬野奏をマゾ奴隷にした。