洗脳無しで堕ちていく翠は、書いてて楽しいです。
「それでは、董仲穎殿を、新たな
「うむ」
「異議なし」
「同じく」
馬騰の娘である翠と、姪の蒲公英の報告を受け、朝廷では馬騰を討ち取った単于を撃退した董卓を新たな涼州州牧とすることが決定した。
(これが目的だったのか…)
翠は、いちいち大仰に頷く高官を尻目に、董卓たちの目論みを察した。これまでの全てが彼女らの掌の上だったのだ。
華雄と霞に馬騰領の村々を襲わせ、それを匈奴の仕業に見せかけることで馬騰を挑発。自分達も被害にあったように主張し、共闘を持ち掛け、野営していた馬騰軍を匈奴と共に殲滅。馬騰を殺し、自分と蒲公英を捕えた上で、朝廷には
では誰を?当然そこには実績が求められる。つまりは、既に単于を撃退した実績を持つ董卓こそが相応しいと朝廷は判断する。
董卓軍が、あの男が真に求めていたのは、涼州そのものだった。
自分や蒲公英を手に入れることはついででしかない。馬騰軍を壊滅させることなど、ついでどころか手段でしかなかったのだ。
(涼州は…荒れるな…)
翠はこれからの涼州の行く末に惨憺たる未来しか待っていないことを確信した。あの男がまともな統治などするはずがない。村という村、街という街から女を徴収し、自分にとって都合の良いモノへと作り変えるだろう。もしも逆らえば、待っているのは、董卓軍による蹂躙か、匈奴による略奪の嵐のどちらか。そうなれば民は従うしかないだろう。
(もう、私の知ったことじゃないか…)
荒れ果てた涼州に木霊する、力無き民の悲嘆や怨嗟の声を想像しても、翠の心はぴくりとも動かない。
あの男に逆らってどうする?蒲公英や他の連中のように、自分を消されて結局は言いなりに略奪や反乱の鎮圧をさせられ、それが終われば股を濡らしながら尻を振って、男の下で喘ぐことになる。つまりは、なにも変わらないということだ。それならばせめて自分だけでも守った方が良い。それにもし逆らえば、またあの地獄に戻されることだって有り得る。
(それだけは、嫌だ…!)
「…の?…どの!…馬超殿!!」
「!?…も、申し訳ありません。少し疲れが…」
高官の苛立った声に、翠はハッと意識を戻した。訝し気に、居並ぶ高官達が翠を見ている。
慌てて疲れのせいにしたが、2人の高官がニヤニヤと嫌味ったらしく文句を付けた。
「それはそうでしょうなァ…なんせお父上の…あー、失態のせいで、こんなことになったのですからなァ。我々も疲労が溜まって大変ですよ。どこかの美女が、その体で癒してくれれば良いのですがねェ…」
「全くですな!馬超殿、よろしければ今夜、皆で酒宴でもいかがか?この労苦を背負った同志として共に疲れを癒しましょうぞ」
男達の目線は明らかに翠の胸や脚に向いており、言わんとしていることがありありと伝わってくる。
「ち、父がご迷惑を、おかけし…も、申し訳、ありません…」
(ふん…父を侮辱され、悔しさに震える娘が好みなんだろ?付き合ってやるさ)
翠が父親を侮辱され、悔しさに身を震わすフリをすれば、男たちは厭らしく破顔
し、鼻の下を伸ばしている。
「あぁ、失敬。馬超殿を責めている訳ではありませんぞ?馬超殿とて、被害者の一人、そうでしょう?…しかし酒宴ですか、良い案ですなァ。いかがかな?馬超殿?」
「…はい、是非…」
「おお!それはそれは!かの錦馬超殿との酒宴となれば、家人に贅を凝らした料理を用意させねば!…それでは馬超殿、後で迎えをやりますので、後ほど」
翠が酒宴への誘いを受けると、ここでの用は終わったと言わんばかりの態度で、退出を促す。鼻の穴を膨らませているのを見るに、どう翠を料理するのか、二人で密談するつもりなのだろう。しかし普通ならば吐き気を催すような高官の姿にも、翠の心が騒めくことはない。凌辱の嵐を経験し、その更に上を行く地獄を知った翠には、単純な性欲で動く二人は、いっそ純粋だとすら感じていた。
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「どう、したっ?私を犯すんだろ?んっ、
真夜中が過ぎたころ、洛陽のある屋敷。月明かりしか光源のない部屋に、とっくに冷めきった料理が並んでいる。先ほどの高官の内の一人、竇武が翠の体を味わうために用意した、度数の高い酒もそのまま放置されている。料理にも酒にも手を付けることなく、部屋に入った翠は、その鍛えられた武勇でもって竇武を寝台の上へと放り投げ、その上に跨り、肉棒を貪っていた。
涼州の武将として馬の扱いに優れる翠の騎乗位は、都で惰眠を貪る高官に、至上の快楽を与えていた。
「おお!?これ、はぁ…!」
「ふふっ、なんだよっ…あんなに私のおっぱい見てたじゃないか…揉まなくて良いのか?」
頭の後ろで手を組み、上下ではなく前後に腰を揺らす。まるで見せつけるかのように翠の美乳が揺れているが、二人の性器が繋がる結合部から激しく鳴る粘ついた水音が、竇武にそんな余裕がないことを表している。
「ほらぁっ!錦馬超の体だ…!犯したかったんだろ?…こうやってチンコ突っ込んで、ぐちゅぐちゅ言わせてっ、肉便器みたいにしたかったんだろっ!」
翠の腰の動きが激しさを増していく。頬が紅潮し、男を見下ろす挑発的な視線は、ある種の艶美さを感じさせるほど色気に溢れたものだった。
「んんっ、は、あぁ!そ、うだよ、そうや、って…チンコ、おっ立ててろ…!私が気持ちよくしてやるから、さっ!」
なるほど、と翠は心で驚き、いや感嘆すらしていた。人を犯すというのはここまで気持ちの良いものなのかと。
あの場ではこちらを見下し、嫌味を垂れていた竇武が、今や自分の下で情けなく啼いている。朝廷の高官という、地位と権力を持った男を、自分の好きに犯している。
「ん、くぅ……んぢゅ、ぢゅろ、ちゅ!」
たまらない…!あの兵士達が自分にあんなことをさせていた理由を、翠ははっきりと理解していた。自分よりも認められている者を、自分より偉い者を自分勝手に貪ることの快感。それは、翠に竇武への愛おしさのような物を感じさせ、唇を交わらせた。
男の頬に両手を添え、まるで貪るように舌を絡ませた。
「んぶぅ!じゅる、ちゅ…ば、馬超、殿っ!ぬ、抜いてくれ…!射精てしまう…!」
男の悲痛な声が上がる。必死に頭を下げ、上司に賄賂を送り、今の地位にまで昇りつめた竇武。もしここで、翠が妊娠などでもすれば、自分の経歴にとんでもない傷が付くことは明白である。慌てて腰を引こうにも、引いた分だけ、翠が自分の尻を押し付けてくる。
「んんぅ?イきたいのかぁっ?まだ、ダメ、だぞ?お、とこだろ?私が、イくまで、ガマン、しろぉ♡」
嗜虐的な笑みを浮かべ、額に汗を浮かべる男の首筋に舌を這わせる。射精を我慢する男の苦し気な顔に、愛らしさすら感じてしまいながら、翠は、男の上に寝たまま、激しく腰を上下させ始めた。
「お…!ぐ…!」
「はーーー♡はーーーー♡ふふっ、どうした、ぁ?気持ち、よくて、声も、ん!出ないのか?おっさん、も、可愛いとこ、あるなぁ♡」
男の頭の中は、快感、焦り、快楽、背徳感…そういったものがグチャグチャに混ざり合い、思考を塗り潰していく。もし翠が妊娠でもすれば、自分の経歴に致命的な傷がつく事すら、忘れてしまっていた。
この国で最も重要視される儒教。その教えでは、『孝』が最も重要視される。親に尽くせ、主君に尽くせ、女は男に尽くせ…。しかしこれでは、まるで、自分がこの女に尽くしている。男に尽くさず、男に尽くさせる。それは儒教の教えに真っ向から歯向かう行為だ。だが、それが、自らの上で腰を動かし、自分勝手に性を貪るこの女の姿が、たまらなく美しいと竇武は思った。
「も、もう限界だ…!」
「まだ、私は、イって、ぇ、ないぞっ?それにぃ…良いの、かぁ?にん、しんっ…するかも…あ、ん、だぞ?」
「あぁかまうものか…!孕めっ、孕めっ…!」
肉棒の根本、その奥からやってくる射精感に、男の思考はそれに塗り潰された。頭にあるのは『この女の膣内に射精したい』という事だけで、他の一切は雑事として追い出された。
この熱く濡れた肉壺の最奥、子を産むための”そこ”に向けて、自分の精液を吐き出すことだけが、男を支配していた。
「あ、んんぅ!おっさん、はげしっ♡んあ、なんだよぉ…やれば、できるん、じゃないか、ぁ♡」
「っふ、っふ…!」
他の事を一切かなぐり捨てた竇武は、翠の腰の動きに慌て、まるで内臓ごと突き上げるように激しく腰を、膣奥に向けて突き出す。そして亀頭の先端に触れた子宮口の感触を味わうように、グリグリと擦り付けた。
「お♡びくんてしてるな…私も、イきそ…!ああ!ほら…イけ!」
「お、おおお…!でる…!」
翠が男にしがみつき、互いに足を絡ませ合いながら、男の猛った精液が翠の膣内へと飛び出していく。まるで魂ごと吸い取られるかのように、ドクドクと吐き出される精液に翠は、惚けたように口を開き、嬌声を上げながら絶頂した。
▼
「ふう…なんだ、こんなに気持ちよかったんだな…ハマりそうだ…♡」
「………」
数回に及ぶ情事を繰り返し、疲れ切った男が立てる寝息を背後に聞きながら、翠は自らの秘部から垂れる精液を指で掬い、濡れた目で眺めていた。
兵士達との屈辱的な交合では知れなかった、上位者でしか味わうことのできない甘美な快楽。相手が同意の上での行為でこの快楽ならば、兵士達の様に、無理矢理相手を抑えつけ、脅し、屈辱を与えながら行われる情事は、どれほどの悦楽を齎すのか。
それを想像し、漏れ出た精液を舌で味わいながら月光に照らされた翠は、薄く嗤う。
その姿は、あの男に歪められた女達と何一つ変わらない、どこまでも淫欲に染まった、淫らで美しい姿だった。
次回は蒲公英(洗脳後)です。
感想、評価ありがとうございます!
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