※この作品はR-18です。

洗脳†無双   作:bytheway

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黄巾の乱編、開始です


黄巾編
董卓軍と黄巾賊


頭に黄色の頭巾を被った大軍勢が、大地を揺らしながら荊州を駆ける。

朝廷への反逆を決意した民衆を道中で次々と味方に加え、数十万の大軍へと膨れ上がったその軍は、官軍を率いていた朱儁を破り、今や押しも押されぬ一大勢力として天下に知られていた。

つまりは後の世で知られる『黄巾の乱』の始まりである。

朝廷はこの事態に、各地の太守、州牧に鎮圧を命令。それは最早漢王朝に、独力で反乱を鎮圧する力が無いということの宣言でもあったが、洛陽のある司隷へと黄巾賊が至る可能性が示唆されると、外戚も宦官も満場一致で賛同した。

それでもなお、各地で猛威を奮う黄巾賊。しかしほぼ唯一、彼らが既に壊滅した地域が存在した。数万の黄巾賊を瞬く間に根絶やしにし、その武威を天下に示した彼女ー涼州州牧、董仲穎を朝廷はすぐさま召喚し、司隷一帯の防御を担わせた。

 

「霞に伝令!右翼の連中を崩して!華雄には左翼から突撃するように伝えて!」

 

眼鏡を掛けた気の強そうな少女が、緑色の髪を揺らしながら叫ぶ。

現在、董卓軍は荊州から司隷へと電撃的に侵攻を図る黄巾賊との戦いの真っ最中であった。官軍を引き入れた董卓軍はその数5万に迫るほどであったが、朝廷への不満を募らせ、宦官、外戚を血祭に上げんと気炎をあげる黄巾賊は、初期の3万から15万にまで膨れ上がっていた。戦力差およそ三倍という決して楽な戦ではない筈だが、董卓軍は少女の的確な指示と、それを十全に実行する将兵によって、極めて優勢に戦闘を推移させていった。

黄巾賊の間にも、この敵はこれまでの有象無象とは全く違う敵だという認識が広がり、その士気を落としていく。前線部隊からは悲鳴のような援軍要請が引っ切り無しに本陣へと走ったが、黄巾賊を指揮する大幹部の一人、張曼成はその全てを黙殺していた。

 

「曼成様!我らが押されております!何卒、本陣の兵を前線へ!!」

 

曼成は、恐れか慢心か、本陣の守備に大兵力を張り付かせて戦端を開いたまま、前線が大きく喰い破られかけているのにも関わらず、一向にその兵力を動かす気配がなかった。たまらず配下の一人が、遊兵と化している兵力を投入することを進言する。

 

「…天はこの戦を見ておられる…蒼天既に死す…黄天まさに立つべし…。天があの御方を選んだのであれば、我らの勝ちは決まっておる…急くでない」

 

「馬鹿な!!天に選ばれたとはいえ、戦の趨勢を握るのは人でしょう!?」

 

ただ緩慢に、濁った瞳で戦場を見る曼成に、配下の男は絶叫する。曼成は決して無能ではない。現にここまで数多くの太守や官軍を屠ってきたのは彼なのだ。常に冷静沈着に戦場を見極めてきたはずの男の意味不明な言葉に、男は驚愕と共に叫ぶ。

 

「話にならない!!おい!すぐに五千の兵を連れて前線の救援に…っが!?」

 

明らかにいつも通りではない曼成を無視し、救援を命じた男に、曼成は剣を突き立てた。肉が裂け、血を噴き出し、苦悶に顔を歪ませた男を尻目に、恍惚とした表情で呟く。

 

「ならん、ならんぞ?…これは云わば祭事…かの御方に捧げる供物…大地に眠りし龍を、天下に羽ばたかせる為の贄…。そう、我らは龍の腹へと参り、共に天へと至る…!!」

 

「っぐ、ぅ…ま、曼成様が乱心された…!お前ら!うっ…曼成様をっ…拘束しろ!!」

 

「………」

 

血を吐きながら周囲の兵へと命じる男だったが、周囲の兵は感情を感じさせない空虚な瞳で見下ろした。それは曼成と全く同じ、ここではない何処かを見ているような瞳だった。

 

「な、なにが、どうなって…!?」

 

「彼らは、法悦を得たのです…私と同じように…。…お、おぉぉ!!見よ、見よ!我らの元に天上よりの使者が参った…!さぁ、さぁ、さぁ!!我らを餌とし、彼の君を遍く天下へと飛翔させん!!」

 

混乱する男に説法をするかのように語る曼成だったが、ふと後方から昇る砂塵とその先頭をひた走る、深紅の旗に気付くと、どこまでも空虚な瞳から滂沱の涙を流した。

 

それは、深紅の呂旗。

 

敵には絶望を、味方には勝利を告げる旗であり、董卓軍が誇る飛将軍、呂奉先の来援を告げる角笛だった。

 

「あぁ…神よ!」

「我らが血肉は御身と共に…!」

「神よ、感謝致します…!」

 

曼成だけでなく、本陣にいた全ての将兵が跪き、呂布とそれに続く騎兵達へその身を捧げる。僅か程の抵抗もなく、我先にと死の渦へと飛び込んでいくその光景は、どこまでも異様で異質なものだった。

しかしその場でただ一人、腹から溢れる血を抑え、呂布へと刃を向ける男がいた。

彼の名は張紘。たった一人になろうとも、呂布の前へと立ち塞がった、理想に燃える男だった。

 

「狂ってやがる!!ふざけるな!俺たちは今まで、一体なんの為に…っ!!」

 

「…ご主人様のため…」

 

しかしその刃は、武の頂には遥か及ばず、たった一合打ち合うことすら許されず、その命ごと両断された。彼の亡骸は後に続く馬蹄に踏みにじられ、そこに張紘という男がいた痕跡の全てが消し去られていった。

 

▼

 

「ま、曼成様が討たれたァ!」

「り、呂布だぁぁ!!」

「おお!天上よりの使者が…!!」

「落ち着け!!バラバラに戦って勝てる相手では…!」

「供物を捧げよ…!」

 

本陣の陥落と、総大将の討死。それは瞬く間に戦場へと広がっていった。

混乱状態の黄巾賊に、董卓軍が襲いかかる。それに加え、本陣のあった後方から迫る呂布。混乱はたちまち恐怖へと変わり、そして恐慌となった。

必死に兵を統率しようと声を張り上げる指揮官達だったが、一度崩壊した統率を復活させることなど不可能だった。これが正規の軍であれば可能だったかもしれないが、黄巾賊の多くは民衆と賊の集まりである。ここに来てその脆さが露呈する事となった。

次々と敗走する黄巾賊。

しかしまるで逃げる方向を予め知っているかの様に、董卓軍は先回りし、敗残兵を狩っていく。それ以外にも、何故か黄巾賊同士での同士討ちが各所で発生し、最早誰にも収集が付けられない事態となっていた。

 

「…突撃…」

「くく、くはははは!!分かっているではないか!!貴様ら!」

「こりゃ楽やなぁ!」

「…まぁ、こうなるよな…」

「アハ♡これたのしーね♡」

 

董卓軍の将軍による一気呵成の蹂躙劇。それに仲間割れすら始まっている黄巾賊が抵抗出来る訳もなく、その数を一秒毎に減らしていく。

そして最後の指揮官が首を刎ねられ、黄巾賊は降伏。荊州の黄巾賊はその活動を終了した。

 

▼

 

冀州のある山中、山肌をくり貫いて作られたその神殿。山肌をくり貫いたとは言っても、その豪華絢爛さは都の寺院にも劣らないものであり、壁一面に張られた大曼荼羅や色とりどりに装飾された柱が並ぶ、大神殿である。

そんな大神殿の最奥、神を祀る祭壇に、月と共に洛陽にいるはずの男はいた。絹が敷かれ、二十人は横になれるであろう極大の寝台に、その弛んだ贅肉を預けている。神秘性を演出させるための香が焚かれる中で、一糸纏わぬ少女達が男に絡みつき、その柔らかな肢体と甘い香りで奉仕している。

 

「主教さまぁ♡私の肉壺に御身の聖棒を…♡」

「ちゅ、ちゅぅ…んぅ♡主教さまの香り…♡これだけで達してしまいますわ…♡」

「ぢゅる…♡れろ…ちゅ、ぷ…ずず…♡」

 

自ら秘裂を開き肉棒を強請る少女、首筋へと接吻を降らせながら、男の体臭で絶頂を迎える名士の娘、ただ一心不乱に肉棒を舐め啜る幼女…。彼女らの周囲にも精液に塗れ、気絶した少女達がその裸体を晒している。

 

「主教様っ!ご満足頂けてますか?」

「不満があったら直ぐに別の女を用意するからね」

「信徒達には女を用意するように言ってあるから、代わりの女はすぐに集まるわ」

 

薄いベールを挟んだ向こう側で、三姉妹が祭壇の前に跪きながら男に問う。いや三姉妹だけではない、彼女たちの背後には、千を越す人々が、男の神威に触れようと跪き、祈りを捧げている。

 

「良い、良い…満足しておる…お。おぉ…」

 

「ちゅ…ぢゅる…ぢゅ、ず…♡」

「主教さま…♡んぅ…」

「あぁ…なんて神々しい…♡」

 

幼女の小さな舌が肉棒に絡みつく快楽に、思わずうめき声を上げる。少女達は現人神である男の絶頂を察し、肌を、髪を、胸を、性器を男の体へと擦り付け、その身を捧げていく。

「っう…射精るぞ…!神の恵みを受け取るがよい…」

 

「んぶっ…ごきゅ…ん、く…ぢゅず…♡」

 

「良いなぁ…♡」

 

「あぁ…私にも…主教さま♡」

 

男を、神を讃える光をその目に宿した少女達は、男の聖液を嚥下する幼女を羨み、自らの秘裂に指を這わせて慰める。

男を神と崇める人々の祈りと共に、少女達の嬌声が祭壇に響く。それはまさしく邪教の集い。民心を誑かし、腐らせる毒の饗宴だった。

 

「これは…一体…!?」

 

そしてそこに新たな供物が捧げられる。頭に黄巾を巻いた男が手足を縛られ簀巻きにされた状態で祭壇の前へと転がされる。

男の名は波才。黄巾賊最大の兵力を率いる大幹部の一人であり、ここ冀州にて官軍相手に連戦連勝を続けている俊英だった。

 

「て、天公将軍!これはどういうことだ!?」

 

信徒達の最前列、そこで恍惚とした表情で跪きながら、片手で自らの秘裂を弄る張角に、男は叫ぶ。

 

「ん、ぁ♡…波才さん!あなたも神威に触れれば分かるよ!ほら、主教様の前に行って!」

 

「天公将軍…!?お、おい!誰か!助けてくれ!!」

 

にこやかな顔とは裏腹に、張角は縛られている男を乱雑に引きずっていく。尋常ではない様子を悟った波才が信徒たちに助けを求める。

 

「おおお…!新たな使徒さまじゃ…!」

「使徒様…ありがたやありがたや…」

「なんと幸福な…」

 

しかし信徒たちは、簀巻きにされ引きずられる波才を『使徒』と呼び、助けるどころか羨ましがられている有様だった。

 

「くそっ!どうなってる!?…ち、地公将軍…ぐ、ぅ…!」

 

「うるさい!静かにしなさいよ!!主教様が見てるのよ!?配下の躾もできない脳無しなんて思われたらどうしてくれるのよ!!」

 

神の御前で声を荒げる波才に憤り、張宝が無防備な腹を蹴りつける。本来であれば張宝の様な少女の蹴り如き、いくらでも耐えられる波才だが、なにか盛られたのか、体にほとんど力が入らず、その衝撃は内臓にまで届いた。

二発、三発と入れられる蹴りに、波才の意識が遠のく。しかし意識を失うことも許さない張宝は、信徒から差し出された水を、波才の顔に叩きつけ、無理矢理覚醒させた。

 

「主教さま、この者は黄巾党最大の兵力を率いる波才です。彼にも祝福を…」

 

そんな姉を横目に、張梁は神へと願い出る。その言葉に張角も跪き、頭を硬い地面へと擦り付ける。張宝はというと、波才の頭を勢いよく地面へと叩きつけると自らも頭を付けた。

 

「ふひ、ひひ…よかろう。波…?…貴様に祝福を授けてやろう」

 

「ぐぞ…ぶざげんな゛…!誰が…テメェなんぞに…!うぐっ!?」

 

叩きつけられた衝撃で変な方向に曲がった鼻から血を垂らし、それでも薄いベールの向こうにうっすらと見える、贅肉を揺らす男を睨む。

 

「元気よのぉ…まぁ良い…」

 

「お、おぉぉ!奇跡だ…!奇跡が起こるぞ…!!」

「神威をこの目で見れるとは…!」

 

男の影が手を掲げると同時に、信徒が騒めく。祭壇から光が溢れ、涙を流して祈りを捧げる彼らと波才を照らしたそれは、僅かな間、神殿を照らすと、初めから無かったかのように消え失せた。

 

パサリと波才を縛る縄が解かれた。凝り固まった肩をぐるりと回した波才は、溢れる忠誠心のまま、その場に平伏した。

 

「気分はどうかのぉ」

 

「…っは!!この波才、主教様の神威に触れ、天命を知りました…!この上は黄巾全軍、主教様の走狗となり、遍く天下を供物とするべく、邁進致します!!」

 

そこには既に波才という男はいなかった。いるのは、波才と同じ姿形をしただけの別の何かである。

 

「そうか、では行くがよい…忙しいのでなぁ…」

 

「っは!!」

 

雑に波才を追い出すと、男は近くの少女の胸に顔を埋め、桜色の乳首を口に含み、行為に耽りだす。普通の人間が見れば目を顰めることだが、波才はそれをなんとも思わない。男は武を、財を、妻を、娘を捧げよ。女は自らの肉体で神の玉体を癒せ。それが彼らの常識である。

そう、黄巾党を密かに操り、その裏で暗躍する一団。男を神と崇める教団『奉身教』とはそういう教えなのだから。

 




オッサン、宗教法人はじめました。

洗脳といえば、宗教。
その教祖が信者の少女を犯すっていうシチュ、大好物なんですよねぇ…
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