※この作品はR-18です。

洗脳†無双   作:bytheway

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大変お待たせしました!


赤壁編
平和と狼煙


黄巾賊の壊滅から三か月後。

 

漢帝国の都として栄華を誇る洛陽。その歴史ある城門を、頭までをすっぽりと覆う白い法衣に身を包んだ何百という人々が、列を成して潜っていく。寸分の乱れもなく、四列になって歩くその行列は、洛陽の外までも伸びている。そして彼らを歓迎するかのように、厳かな鐘の音色が街に響き渡る。通りを練り歩く彼らの両脇には香が焚かれ、まるで貴種か英雄の凱旋の様相を呈していた。

絹の旗に金の刺繍で『奉身』と描かれた旗を掲げ、信徒達は胸の前で手を合わせながらゆっくりと、そして堂々と歩を進める。

 

「なんだぁ?ありゃ…」

「冀州で流行ってるっていう宗教だってさ、嫌だねぇ。街のど真ん中にあんなの建てられちゃ」

「あの悪趣味な神殿建てるってんで、李さん所は家を立ち退かされたらしいぞ」

 

異様な雰囲気を放つ信徒達に隠れ、ひそひそと話す人々の前には、二つの高い尖塔を持った白亜の大神殿が鎮座していた。壁に様々な怪物を退治する精悍な男を象った彫刻が彫られたそれは、洛陽の景観には全くそぐわない建物だったが、皇帝の側で権勢を振るう中常侍、張譲の命によって建設が許可されたとあれば、誰も大っぴらに文句など付けられない。

 

「「「耳を傾けよ、洛陽の民。巫女の言葉なれば」」」

 

一糸乱れぬ動きで神殿へと向かう信徒たちが、その足を止めぬまま言葉を紡ぎだす。動きと同じように、乱れる事の無い、しかも一切の感情が籠らない言葉は、得体の知れぬ不気味さで、人々の意識を半ば強制的に自分達に向けさせた。

 

「あれは…」

 

現れたのは、護衛であろう錫杖を持った二人の大男を従え、白馬に跨った桃色の髪の少女。信徒たちの中で唯一顔を晒している彼女は、人懐っこい笑顔を浮かべ、馬上から人々を見渡した。

 

しゃらん…しゃらん…

 

大男が三歩進むごとに錫杖を鳴らす。その音に合わせて、信徒たちの行列が道の中央を開けるように二つに裂けると同時に、蹄鉄が石畳を叩く小気味の良い音と共に、巫女と呼ばれる少女を乗せた馬が動き出す。

 

「はじめまして、洛陽の皆さん。私たち『奉身教』は、誰もが幸せになれる世を実現するために、世の中に奉仕することを喜びとしています。ですから、皆さんが抱える困りごとや悩みを解決するお手伝いをさせてください。神殿の扉は誰にでも開かれています」

 

爛漫な笑顔と共に語られた巫女の言葉は、純朴な田舎者であれば心を動かされたかもしれない。しかしここは洛陽。純朴さなど、とうに捨てたか、生来持ち合わせていない者ばかりである。そんな彼らにとって、彼女の言葉はどこまでも空虚にしか聞こえない。

 

しゃらん…しゃらん…

 

しかし白けた表情を浮かべる民衆を気にも止めず、蹄鉄の音を響かせながら、少女、桃香は神殿へと向かっていく。そして彼女の後には途切れる事の無い信徒の行列が続いていた。

 

▼

 

「奉身教ですって?」

 

「はい、冀州からの流民が盛んに信仰している宗教のようで…」

 

桂花の報告に、華琳は不満げに鼻を鳴らす。黄巾賊との決戦で、他の諸侯に比べれば幾分かマシとはいえ、決して少なくない被害を被った曹操軍は、帰還後すぐに崩れかけた軍制の再編に取り掛かった。幸いにして、黄巾賊が跋扈していた冀州から大勢の民衆が流民となって流れてきており、低下した兵力や労働力は彼らに住居を与えることで補うことができた。

しかし流民達が齎したものは、労働力だけではなかった。冀州で流行っていたという新興宗教の『奉身教』を信仰する彼らは労働の合間を縫って、住民達に布教を行っていた。

 

「どんな教えなのかしら」

 

「世に奉仕することで、現世の幸福と、死後の安寧を得る…といったようで、特に危険思想という訳では無いようですが…」

 

華琳の顔が更に不満の色を濃くする。突如現れた謎の宗教、ただただ奉仕して世の中を良くするという一見耳障りの良い教義は、為政者である華琳からすれば不気味でしかない。

 

「排斥しますか?」

 

そんな華琳の心情を慮ってか、桂花が言う。この国には特に宗教の規制がある訳ではないが、黄巾賊が残した傷跡によって情勢が不安定化している現状、燃え上がりそうな火種は取り除いておくに限ると華琳は考えた。

 

「お待ちください。流民達の多くは熱心な奉身教徒です。もしも排斥するとなれば、彼らによる反乱や逃散を招く恐れもあります」

 

「私も稟と同じ意見です。減少した兵力を補う為にも、彼らの労働力を手放す訳には…」

 

しかし稟と秋蘭が排斥案に異を唱える。ここにいる誰もが、これで大陸が平和になるなどとは思っていない。今回の黄巾の乱で、反乱を鎮圧する力がないと朝廷が告白した以上、次代の覇権を争う戦いが始まるのは明白だった。

この三ヶ月が平和だったのは、どこの諸侯も損害の回復に必死だったからに過ぎない。

そんな中、わざわざ兵力を増強させる機会を捨てることはないと、秋蘭は冷静に進言する。

 

「危険すぎるわ!もし連中が反乱を企んだらどうするのよ!」

 

「彼らを排斥すれば、その“もし”が今すぐに現実になります!」

 

「華琳様、排斥するにしても、先の戦いの損害が回復してからにしなければ…」

 

桂花、稟、秋蘭。三人の言葉を聞きながら、華琳は考えていた。桂花の言う通り、奉身教が信徒達に反乱を起こすように扇動すれば大損害を被ることになる。しかしそれを恐れてすぐに排斥しようとすれば、他の諸侯に対して復興が大きく遅れることとなるだろう。

 

「んん?奴らは世を良くするために奉仕しているのだろう?ならば華琳様に奉仕すれば良いではないか」

 

「…!」

 

白熱する議論に置いていかれていた春蘭がポツリと言葉を零した。それは華琳にとってまさに天啓。排斥するかしないかではなく、取り込むという第三の選択肢。

 

「どうやら私たちも疲れているようね」

 

「ぅぐぐ…」

 

「確かに、それを考えるべきでした…」

 

華琳こそが、より良い世を創ることが出来るのだと、奉身教徒達に信じさせることが出来れば、彼らは率先して協力してくれるだろう。そしてそう思わせることは、華琳であれば不可能ではない。もとよりその為の覇道なのだから。

 

「稟、奉身教の幹部を連れてきてくれるかしら、私が話すわ。秋蘭、春蘭、2人とも伴をお願い」

 

「「「っは!!」」

 

▼

 

「き、きれぇ♡おくしゅりがぁ…おくしゅりがほしいのじゃぁ♡」

 

「おやおや…はしたないですぞ、美羽様」

 

月が丁度真上に差し掛かった深夜。

紀霊が断りもなく、我が物顔で美羽の部屋の扉を開ければ、そこには名家の令嬢であるはずの美羽が、膝立ちしながら自慰に耽っていた。

始めは香木の煙だけを吸引していた彼女だったが、細かく擦り潰した粉末を鼻から摂取することを紀霊によって覚え込まされて以降、坂から転がり落ちる様に依存していった。

そして煙では味わえない多幸感と倍増する性感の中毒となり、その為ならば盛りの過ぎた中年の売春婦以下の金額で、豪族相手に股を開くようになっていた。

 

「んぶ、ぢゅ、ぢゅる…♡」

 

「っ…上手くなりましたなぁ、美羽様」

 

美羽は何を言われるでもなく、紀霊の腰布をはだけさせると、小さな頭を突っ込んだ。加齢臭と蒸れた汗が混じり合い、悪臭を放つ股間に舌を這わせると、なんの躊躇いもなく肉棒を咥え込む。

 

「これぇ♡おいしいのじゃぁ♡」

 

「う…いけませんぞ美羽さま…!物の名前はキチンと言いませんと…!」

 

「う、むぅ♡れろぉ…ちんかすがぁ♡しょっぱくて、美味しいのじゃぁ♡」

 

ぞりぞりと、幼女の小さな舌が紀霊の恥垢をこそいでいく。決して美味である筈がないそれを、美羽は舌でしっかりと味わいながら嚥下する。その表情はまるで彼女の大好物である蜂蜜を舐めた時のように蕩けきり、本心から紀霊の恥垢を美味しいと思っている表情だった。

 

「さぁ、もっと口を窄めるのです…!きちんと飲めたらご褒美をあげましょう」

 

しかし紀霊の顔には、幼女に卑猥な仕草を仕込み、自身に奉仕させている事への悦びや興奮は存在しない。

例えるならそれは、部下の報告書に不手際が無いか見定める上司のような鋭い表情で、前後に動く美羽の頭を見つめていた。

 

「…!!じゅるる!ん、ぶ…ずる、ぷぐ♡」

 

紀霊が口にした、ご褒美。

たったその一言で、美羽の顔色が変わった。香木の粉末で味わえる多幸感を欲する彼女は、反射的に喉がえずこうが、お構い無しに喉奥まで肉棒を抽送させる。そして頬を凹ませ、舌と頬肉の両方で肉棒を圧迫していく。

 

「ぉ…顔に、掛けますぞ…!」

 

「うむぅ♡妾のかおに♡きれぇの、のうこうおせーしぃ、かけるのじゃぁ♡」

 

紀霊がそう言うと、美羽はずるりと口から肉棒を抜き出し、その顔に擦りつける。もちもちと柔らかく真っ白な顔を、唾液と先走りが混ざった汚液がぐちゃぐちゃに穢し尽くしていく。

 

「ぐ、ぅっ…」

 

「んん♡」

 

紀霊の亀頭から、白濁の汚液が降り注ぐ。

頭を後ろに傾け、まるで湯浴みでもしているかの様に、精液を受け入れた美羽の唇や瞼、そして額までもが熱い粘液に塗れていく。

 

「ふぅ…偉いですぞ、美羽さま」

 

「ん、ふ、ひゃぁ♡」

 

顔から精液が溢れない様に手で抑えながら、美羽は鼻腔を満たす男の匂いで、ぶるりと体を震わせる。

 

「ん、ちゅる…じゅる…♡…ぷはぁ♡」

 

美羽は顔に吐き出された精液を指で掬い、指を咥えながら舐め啜る。濃厚な精液の臭いを顔中から漂わせ、期待に満ちた目で紀霊を見上げる。

紀霊はその姿に満足気な表情を浮かべると、懐から小さな袋を取り出し床へと放り投げた。

 

「おくしゅりぃ♡……すーーーーっ♡…んきゅうぅ♡きらきらしてりゅのじゃぁぁ♡んぎゅっ♡おまんこきもちいいのぉ♡」

 

袋へと飛びつき、中の粉末を勢い良く吸い込む彼女の姿は、どこからどう見ても末期の中毒患者でしかない。紀霊は少々やり過ぎたかとも思うが、元々知略も武勇もない、血筋だけが取り柄の美羽の使い道など、性欲処理しかないのだからと、冷たく彼女を見下ろした。

 

「さぁ、もっと男を悦ばせる術を学ばなければ、教主様にお仕えできませんぞ」

 

「うむうむ♡妾は教主様が悦ぶような、『めーもんにくべんき』となるのじゃからな!」

 

卑猥な言葉を屈託のない笑顔で口にする美羽は、未だ教主に会ったことはない。しかし薬物の禁断症状が現れる度に、教主を称える言葉を言う様に強制された美羽は、いつの間にか本心から神への信仰に目覚めていた。

薬物と、未だ見ぬ教主から与えられる快楽を貪って生きることだけが、今の彼女の生きる目的となっていた。

 

「ふ、ふふふ…!私の作品を、かの君に捧げる日は近い…!」

 

紀霊にとって、美羽は既に主ではない。この子供は自らが信仰する神へと捧げる贄であり、手ずから作り上げた作品なのだ。神とは違い、超常の神威を持たない矮小な己が、全霊を込めて作成した性玩具、あらゆる性技を教え込み、神の手を煩わせる事なく奉仕する肉奴隷。それこそが美羽なのだ。

 

「し、失礼致します。紀霊様、孫策が動きました!」

 

顔に吐き出された精液を舐め啜りながら、精液で濡れた指を膣穴に挿入する美羽を横目にしていた紀霊の下へ、息を切らした兵が報告に訪れた。それは待ちに待った知らせであり、不甲斐ない無様を晒した信徒の尻拭いでもあった。

 

「ようやくか、呂蒙はなんと?」

 

「計画は順調…と」

 

「ふん、1度失敗しておる癖によう言うわ…まぁ良い、こちらも準備を急がせよ」

 

仮初の平和を保った三ヶ月が終わり、戦乱の火の手は長江から燃え始める。

 

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「え…?あれ?私、なんで、お腹が…」

 

「くひひ、おぉ月ぇ…どうしたのだ?」

 

「え…あ?…あぁ、あ、あぁぁぁぁ!!!」

 

そして一方では、少女の絶望と共に、新たな命が生まれようとしていた。

 

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