霞が少年と楽しんでいる頃、歩兵を指揮していた、銀髪の女、華雄もまた自身の天幕にいた。
椅子に腰掛ける華雄の前には、今回の襲撃で捕らえた女達の中でも、美しい女達が、その裸体を曝け出している。同性とはいえ、裸を眺められることへの羞恥心から、皆一応に両手で胸と股間を隠している。
「………ふん」
「「「…っ!」」」
華雄が腰を上げ、女たちの前に立った。ただそれだけで、女達は恐怖でびくりと震える。
カツカツと、足音を響かせながら、一人一人の顔を、正面から無遠慮に眺めていく。時折顎を無理矢理に掴んで、別の角度からも観察していく。
「…誰かいるか」
「っは!将軍!」
一通り女達を観察した華雄が口を開くと、すぐさま兵士の一人が天幕へとやってくる。
兵士の手には、重厚な首輪と鎖が握られており、女達の恐怖を煽った。
「それと、そいつ、あぁ、あとこれもだ。殿への土産だ、手は出すなよ。」
「い、いやぁ!」
「ちょっと!触らないで!」
「…う、ぐす…」
「厳命しておきます」
華雄がまるで店先に並べられた商品を選ぶかのように女達を顎で示した。選ばれた女達はどれも非常に美しい者ばかりだった。
兵士の男は、華雄が示した女達が抵抗するのも構わず、次々に首輪を嵌めていく。
華雄も兵士も、まるで家畜を相手にしているように、女たちの抵抗など意に介すことなく、てきぱきと処理していく。
「将軍、残りはいかがしますか?」
選ばれた女達を拘束し終えた兵士が、華雄に問いかける。
兵士は鎧の上からでも分かるほど股間を大きくし、期待に目をギラつかせていた。外にいる女よりも具合の良さそうな美女達の裸で興奮しているのは誰の目にも明らかだった。
「…好きなのを一人連れていけ」
「ありがとうございます!…へへっほら!こっち来い!…それでは将軍、失礼いたします」
兵士が下卑た笑みを浮かべ、妙齢の女に首輪を嵌めて天幕から出ていくのを見ると、華雄は机の上にあった酒瓶を手に取り、中身を一気に飲み干した。
「おい、貴様」
「ひっ…は、はい…」
ダンッと瓶を机に叩きつけ、壁に掛けてあった自身の得物である大斧を手に取ると、獰猛な肉食獣のような目で、切っ先を少女へと向けた。
「貴様の真名はなんだ?」
「…え、あ、あの…ひっ!ほ、蛍…です」
親しい者以外がそれを呼べば、問答無用で殺されても可笑しくない、とされるほどの神聖なものを問われた少女は戸惑いの声を上げるが、向けられた華雄の大斧で髪を撫でられると、恐怖に屈し、自身の真名を口にした。
「そうか…では蛍よ、私とお前はどちらが美しい?」
「……あ、あなたさまです」
「お前のように貧相で、牛臭い女に美しいと言われてもなんとも思わんな。では私と張遼、あぁ、もう一人の将軍だ…どちらが美しい?」
教えさせられた真名を事も無げに口にされ、美しいと答えたにも関わらず貶された少女は、目にうっすらと涙を浮かばせた。
「……あなたさまです」
華雄から投げかけられた次の問いに、少女は一瞬の逡巡を見せた。
たしかに華雄は美しい、しかしもう一人の女将軍の方が、なにかが違うと感じさせたのだ。
例えるならば、輝き。
華雄は美しいが、輝きがない。張遼の方にはそれがある。
それがなんなのかは分らない、世界に選ばれたかどうかなのか、漠然としたものでしかないが、確実に言えるのは、張遼の方が美しい、ということだ。
とはいえ、馬鹿正直にそんなことを口走れば、なにをされるか分らないと思い、少女はとりあえず華雄を満足させるために、華雄の方が美しいと答えた。
しかし次の瞬間、シャンッと、大斧が空気を切り裂き、少女の首が宙を舞う。
「…え?」
「…そ…そうだよなぁぁぁぁ!!!私の方がっ!奴よりも美しいよなぁぁ!!!奴よりも!月よりも!恋よりも!!詠よりも!!!私の方がぁ!!美しいよなぁぁァァ!!!!」
少女の首が地面に落ち、続く突然の絶叫。
美しいと叫びながら、華雄は首を失い、その場に倒れた少女の体に、何度も何度も大斧を振り下ろす。少女の体が原型を無くすと、そのまま恐怖で崩れる他の女達へと、大斧を振り下ろしていく。
「殿の寵愛はァ!!私こそが受けるに相応しい!!月の!恋の!霞の!詠の!奴らの貧相な体ごときでぇ、殿が満足する、ものかァ!!!」
先ほどの少女が感じた『輝き』。
それは昔から何度も華雄自身が感じ、また兵士達が交わす他愛のない会話からも聞こえていた。それに加えて、誰もが持っている真名を自分だけが持っていないという事実。これが合わさって、華雄は仄暗い嫉妬心と劣等感を燻らせていた。
しかし華雄は武人である。劣等感や嫉妬心など、武人にあるまじき感情だとして心の底に封印し、武術に励んだ。武の道こそが、この醜い感情を消し去る唯一の方法だと信じて。
しかしその封印を解く者が現れた。手に不思議な模様を持ったその中年男は、模様を光らせ、華雄が心の奥底に封じた醜い感情を容易く暴き、肥大化させた。
肥大化した自身の感情に苦しんだ華雄は、逃げるようにその男との情事に耽った。
快楽で圧し潰されている時だけが、自分の醜さを感じずに済んだのだ。
そうして快楽で塗り潰された華雄が、男の部屋を後にする頃には、嫉妬心と劣等感に支配され、唯一自分を見てくれた、肥え太った中年男に身も心も捧げた、狂信的な忠臣となっていた。
「あぁ!!殿!!殿ぉ!!!なんと御労しい!!手近にあるのが、あんな貧相な肉便器だけとは!!もう暫くご辛抱を!!!殿に相応しい肉便器共を集め!!!もうすぐ殿の下に、この華雄が参ります!!!」
女達を全て殺し、床が真っ赤に染まる。血の匂いが充満する天幕の中で、華雄は自身の肩を抱き、ここには居ない主を想う。
「はぁぁぁあぁぁ…殿、殿、殿…殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿殿…あぁ…お慕いしております…」
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女達の血に染まった天幕。その寝台の上で、華雄の体がまるで魚のように跳ねている。
「く、ぅぅ♡殿の、におい、がぁ♡」
わざわざ城から持ってきた、男の履き古した下着を鼻に押し付け、蒸れた汗の香りを鼻腔一杯に吸い込む。
そして職人に作らせた、男の肉棒を模した張形を膣穴に差し込み、愛液を迸らせながら抽挿を繰り返す。食い入る目線の先には、都から招いた当代屈指の絵師による、掌程度の大きさの男の似姿があり、それらに囲まれた華雄は、本人に抱かれていることを夢想しながら、自慰を繰り返していた。
「ん゛ん゛♡殿っ、殿ぉ♡」
華雄が寝る寝台に敷かれた敷き布や掛布も、城で一度男が使用したものを持ってこさせており、その全てに加齢臭や汗の臭いが染み込んでいた。
「ふぅーっ!ふぅーっ!ぁ、ぐぅう♡は、ぁぁっ♡」
寝台に顔を埋め、尻を高く掲げながら、張形を膣奥へと叩きつけるように差し込み、子宮口をぐりぐりと押し上げる。
忠誠を誓ったあの日、男が華雄を屈服させたやり方を再現した、華雄のお気に入りである。
性器も尻穴も晒しながら、男に支配され無様に突かれることこそ、今の華雄の願いだった。
「申し訳、ん、あ♡ありません、殿ぉ♡殿は、きゅ、く…あんな、っ貧相な肉便器で、ぇ我慢しておられるの、にぃ!私は、ああ♡」
華雄が作らせた張形は、大きさは勿論のこと、カリの形、反り具合に至るまで全て忠実に再現したものだった。しかしそれは男に測らせて貰った訳ではない。主の神聖で貴重な時間を、自分が欲望を満たす為の道具作りに割いてくれなど、華雄には口が裂けても言えなかったのだ。
故に華雄は、手、口、尻穴、膣、体の全てで味わった主の肉棒を、自分の感覚だけで割り出したのだった。職人に何度も失敗を突きつけたが、そのお陰でこうして満足のいく一品が出来上がった。
そんな宝物に等しい品を、他の女に使わせるつもりがない華雄は、張形が出来上がった後、作った職人を殺し、物自体は常に持ち歩くことにしていた。
「っく、ぅ♡れろぉ♡ん、じゅ、ぷ…」
膣から引き抜いた張形を口に含み、唇を窄めて抽挿を繰り返し、舌で鈴口をほじる。張形では、先走りを味わうことができないことに悲しみを覚えながら、喉奥まで張形を挿入する。
「ん、ぅえ…ぐ♡」
異物の侵入を感じた喉が、吐き出そうと律動するが、それを堪えて喉奥のどろどろとした唾液を張形に絡めていく。
「ず、じゅ、る…えぁぁ…」
口から取り出した張形には、たっぷりと唾液が絡まっており、唇との間に銀色の橋を作った。張形をうっとりと眺めながら、唇に垂れた唾液を指で掬い、尻穴に塗りたくる。
何度も主に使われ、縦に割れ始めた尻穴は、容易にその口を開いた。
華雄は瞳を潤ませ、尻を高く掲げた体勢のまま、張形をそっと尻穴に添え、一気に挿入する。
「は、ぁ♡…んんんぅぅ!」
直腸をごりごりと押し広げ、侵入する張形は、主との行為で得られる快楽には及ばないが、それでも戦場で性欲の高まった華雄を溺れさせるのには十分だった。
「と、のぉ♡もっと、激しく、ぅ♡」
奥まで張形を挿入して、ぐりぐりと掻きまわし、一気に引き抜く。
そんな主の腰の動きを自分の手で再現しながら、華雄は性器から愛液を吹き出した。
「ふ、へぇ…♡…!」
尻を掲げ、尻穴に張形を挿入したまま、華雄は絶頂の余韻に浸る。
しかし馬蹄の音と、馬の嘶きが聞こえると、急いで張形を引き抜いた。そして服を着ようと手を伸ばした瞬間、天幕の入口が開かれた。
「華雄将軍!ご報告が…っ!失礼しました!」
寝台に全裸で座る華雄と、側に転がる張形。華雄が何をしていたかが伝令には一目瞭然だった。
「待て!……報告はなんだ」
慌てて顔を伏せて退出しようとする伝令を、華雄が引き留める。将軍の天幕に入室の許可もなく入ってくるなど、斬り殺されても仕方のない行為だが、それだけ慌てる事態なのかと、華雄は問いかけた。
「…はっ」
報告を命じると、華雄は側にあった掛布を急いで体に纏わせ自らの体を覆い隠した。
伝令の兵士は僅かに顔を覗かせる太ももや胸元に顔を赤らめるも、自らの職務をこなそうと背筋を伸ばした。
「馬騰軍がこちらに向かっております。どうやらあの村に生き残りがいたようで…」
「…馬騰の兵力はどれ程だ?それと奴は私たちが董卓軍だと気付いているか?」
「およそ3000かと。いえ、馬騰の下に送った草の報告では、匈奴の仕業だと判断したようです。なんでも董卓は民を悲しませるようなことはしないとか…」
「華雄!馬騰が来るで!…ってなんてカッコしてんねん」
伝令からの報告を聞いていると、天幕の入口から勢いよく霞が入ってきた。
偃月刀をひっさげ、すでに準備万端な霞は、張形の転がった寝台と、掛布で裸体をぎりぎり覆っただけの華雄の姿に溜息を吐く。
「報告を優先したまでだ…あぁ、お前はもう良いぞ」
「っは!それでは失礼致します!」
二人の将軍を前に、居心地の悪さを感じていた伝令は、華雄の言葉で敬礼すると、これ幸いと踵を返した。
「っが、あ!?」
しかし、天幕から出る直前、背後から飛んできた大斧が、伝令の背中に突き刺さる。
大斧は背骨を粉砕して肺を潰すほど食い込んでおり、誰が見ても致命傷だと一目で分かる有様だった。
呼吸するたびに、肺から空気が漏れる音が天幕に響く。しかし、二、三度それが響くと、伝令の目からは光が失われていき、やがて音が止んだ。
「私の体を見て良いのは、殿だけだ」
伝令を殺したのは、寝台の上にいた華雄が投げた大斧だった。身も心も主に捧げた華雄にとって、主以外の男が自分の体を見るなど、到底許せることではなかった。
「勝手に将軍の天幕に入るからや」
それをはっきりと目にしていた霞も、地面に伏せる伝令を鋭利な目で一瞥し、亡骸を踏みしめる。
「急ぎ、華雄。流石に正面からやり合うたらウチらが董卓軍やとバレる。さっさと逃げるで」
「分かっている」
霞に言われるまでもなく、すでに華雄は着替えを始めており、手際よく鎧を身に着けていく。
天幕の外でも、兵士達が迅速に撤収準備を進めており、そう遠くない内に出発が可能だった。
兵士達の慌ただしい音に混じって、女子供の悲鳴と断末魔が聞こえるが、董卓軍にしてみれば、主への土産となる者だけを連れ帰ればよく、この状況で重荷となる他の女子供を殺していくのは、至極当然と言えた。
洗脳系で一番エロいのって、正気と洗脳を交互に切り替えながら犯すヤツだと思うんです。
なんでそれ書きたいんですけど、誰でやるかでめっちゃ悩んでます。
鬼畜強めと弱め、どっちがいい?
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強め
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弱め
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どっちでも