※この作品はR-18です。

洗脳†無双   作:bytheway

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今回エロ無しです。

これは戦記モノではなく、エロ小説なので、戦争シーンはダイジェストにしてみました。


裏切りと馬騰軍

明日には董卓軍と合流し、匈奴との決戦を控えた馬騰軍の野営地に、悲鳴と雄叫びが木霊していた。

月が真上に昇った頃、突如として現れた匈奴の軍勢と、それに呼応するかのように攻撃を仕掛けてきた、友軍であるはずの董卓軍。

匈奴の夜襲だけなら、まだ対応できただろう。しかし友軍だと思っていた董卓軍の突然の裏切りは、尋常ではない動揺を馬騰軍に齎した。

戦線は一瞬の内に崩壊し、野営地の中では、血みどろの殺戮劇が幕を開けた。

 

▼

 

「く、はははは!!!さぁ死ね!我が殿の為に死ねるのだ!!幸せだろう!!………し あ わ せ だよなぁぁァァ!?!?」

 

華雄の大斧が、馬騰軍の重厚な鎧を着た男を、ただの肉塊へと変える。返り血の付いた顔で狂笑を上げる華雄の周囲には、既に百を越す死体が散乱し、むせかえる様な血の臭いが充満していた。

 

「…こいつは見たことがあるな…おい、誰だこいつは」

 

ふと華雄が、たった今肉塊へと変えた男の、地面に転がる首を掴み、自分を取り囲む馬騰軍の兵士に突きつけた。

 

「か、韓遂さま…」

 

馬騰の信頼厚い側近であり、軍の中核を担う男の無残な姿に、兵士たちは一様に恐怖の表情を浮かべた。

 

「韓遂?そうか、なら要らんな」

 

兵士の言葉から、顔と名前が一致した華雄は、韓遂の首を放り投げると、大斧を振り下ろし粉砕する。

頭蓋骨が砕け、辺りに脳漿が飛び散る。あまりに凄惨な光景に、百戦錬磨の兵士の中にも、思わず胃の中の物をぶちまける者が出るほどだった。

 

「さぁ、次は貴様らだ…誇れ、積み上がる貴様らの死体が、私が殿に捧げる忠誠の証となる」

 

華雄を囲む兵士の中で、最早立ち向かう気力のある者など、誰も残ってはいなかった。

武器を捨てて逃げ出す者、生を諦めその場にしゃがみ込む者…。それらを区別することなく、どこまでも非情に、狂った笑顔を湛えた華雄は赤黒く染まった大斧を振り下ろす。

 

▼

 

「なんやぁ…男の子はおらんのかぁ…」

 

兵士を愛槍で突き殺しながら、霞は馬騰軍の拠点を荒らし回る。目についた天幕の一つ一つを確認しながら、自分の目に適う少年を探している。

しかし、当然ながら蛮族の領域に侵攻していた馬騰軍の中に、少年などいよう筈もなく、霞のやる気は刻一刻と削がれていった。

 

「はぁぁ…なんでおらんねん。こうなったら、できるだけ大勢殺して褒美をたんまり貰わんと!…おっと!」

 

「張遼!この裏切り者!!」

 

天幕を荒らし回る霞に、翠の直槍が肉薄する。しかし裏切りの憤怒に燃え、いつも以上に直情的な翠の一閃を、霞はひらりと躱した。

 

「おぉ!馬超やん!」

 

「っく!」

 

怒りに顔を歪める翠とは対照的に、猫のように天真爛漫な表情を浮かべる霞は、自身の得物である偃月刀を構え、ニヤリと笑う。

 

「アンタは捕まえるように言われとるからなあ…アンタ一人で、三人はかわええ男の子貰えるで♡…お手柄や」

 

猫から猛禽類へと表情を変え、霞は翠へと斬りかかった。

 

▼

 

「いやぁ残念だなぁ…馬岱ちゃんは若くて可愛いって聞いてたんだけど…もう少し早くに会いたかったよ」

 

匈奴を率いて野営地に雪崩れ込んだ単于は、蒲公英と槍を合わせていた。

しかし二人の力量は隔絶しており、蒲公英が終始押されっ放しなのに対し、単于は汗一つかくことなく、その剣技で、肌を傷付けないように注意しつつ、服だけを切り裂き、合間から覗く蒲公英の発育の良さを嘆いていた。

 

「っ!最低!……え?」

 

へばりつく様な、気色の悪い視線を振り払うように、蒲公英は槍を突き出すが、それをいとも容易く単于は掴んで見せた。

 

「う、きゃぁ!」

 

「すぅーーー。…いやぁ惜しいなあ、幼女の香りは残り香だけどあるのに、このおっぱいと、お尻がねぇ…」

 

「や、やめて…!はな、してよ!!」

 

掴んだ槍を引き寄せて奪い取ると、くるりと蒲公英の背後に回り込む。首を掴んで拘束し、無遠慮に首筋に鼻を押し付けて蒲公英の匂いで肺を満たす。そして心の底から残念そうにしつつも、片手で蒲公英の肢体をまさぐる。

 

「まぁ、たまには音々ちゃん以外を味わってもいいかな。ちょっと僕の好みからは外れてるけど。…じゃ、おやすみ。馬岱ちゃん」

 

「う、ぐ…か、は…お、ねえ、さま…」

 

抵抗を示す蒲公英の首を無造作に締め上げて、意識を落とすと、単于はその場を後にした。

 

▼

 

「オオオォォ!!!」

 

野営地の至る所で、部下達が無残に殺されていく。目の前で首を刎ねられた龐徳など、その最たる例だ。暴力の大渦とすら錯覚させる恋によって、馬騰はすでに何度も弾かれ、無様に地を転がされたが、それでも必死に食らいついていく。

 

「………雑魚の、悪あがき……」

 

「言ってくれるじゃねェかァ!奉先ン!!」

 

すでに愛用の槍は圧し折られ、無造作に転がっている。馬騰は部下の死体から拝借した剣で、恋へと斬りかかる。

しかし恋はそれに全く動じることなく、方天戟を軽やかに振るい、いっそ流麗とすら言える軌跡を描いて、馬騰の腕ごと斬り落とした。

 

「ぐ、う…!!」

 

「……もっと…あがけ……恋を、楽しませろ……♡」

 

今の一撃で馬騰を殺すことなど容易かったはずなのに、恋はあえて腕だけを斬り落とした。頬を染め、薄くではあるが、確実に恋は笑っている。

 

「テメェらになにがあったァ!!自分より弱ェヤツを甚振って悦ぶようなクズじゃなかったろうがァ!!」

 

馬騰はかつて見た時との恋のあまりの変わりように、思わず叫び出す。

前も確かにつまらなそうに戦うヤツだと思っていた、しかし甚振るような真似は決してしなかった筈だと。

 

「…ご主人様が…教えてくれた…♡…恋は強い…だから、弱いヤツには…何しても良い…♡」

 

恍惚とした表情で、最悪の発想を語る恋。まるで恋する乙女のようだが、戦場の真ん中で浮かべて良い顔ではない。

 

「どこのクソッたれだ、ソイツはァ!!!奉先!!目をさま…が、ぁ…ぐ、ぅ…」

 

「ご主人様の…悪口…許さない…死ね」

 

どうやってかは分らない、なんでかは知りたくない。しかし恋の言う『ご主人様』は、絹の様に真っ白だった少女を、どす黒く歪めたのだ。そしてそれは恋だけではない。華雄も霞も、平然と人を裏切る様な人間ではなかったはずなのだ。彼女らをまるで玩具のように歪めた者への憎悪を胸に、馬騰はその戦いに彩られた生を終えた。

 

▼

 

「ははは!!ええなぁ、馬超!こんな楽しいんウチ、久々やわぁ!!」

 

「っぐ!くそっ!舐めるな!!」

 

霞と翠。二人の間では、激しい槍の応酬が繰り広げられていた。

互いの力量はほぼ互角。しかし、蒲公英や父親の事が心配な翠の槍捌きは、いつもの精彩さを著しく欠いていた。

そこを突かれ、翠の体には幾筋もの傷が生まれていた。対して霞は無傷。殲滅を終えた董卓軍や匈奴軍の兵士達が、余興がてらに次々と周囲に集まってきている状況も、翠を精神的に追い込んだ。

 

「ふぅーっ。いやあ楽しかったでぇ馬超!…でも、そろそろ仕舞いや」

 

「私は、ま、負けない…!」

 

既に満身創痍と言っていい体を必死に奮い立たせ、翠は槍を握る。

おそらく自分に霞の一閃を防ぐ力は残っていない。ここで死ぬだろうことが簡単に予想できた。それでも、『錦馬超』の名に恥じない戦いを。

しかし、翠の覚悟は、無粋な闖入者によって粉砕された。

 

「動くな、年増」

 

「な…!?蒲公英!!」

 

殲滅を終えた単于が、ぐったりと意識を失った蒲公英の喉元に刃を添えていた。

服はズタズタに引き裂かれて、僅かに上下する胸だけが、蒲公英がまだ生きている事を告げている。

 

「さっさと武器を捨てろ。馬岱ちゃんに無事でいて欲しいならな」

 

単于はそう言いつつ、気絶している蒲公英の育ち盛りの胸を無遠慮に揉みしだき、片手を翠に見せつけながら性器へと伸ばしていく。

 

「やめろ!!!……降伏、するから…やめてくれ……!」

 

「ええとこやったのになあ…ま、ええわ。」

 

ガシャンと、翠が槍を手放し、膝を付く。うっすらと瞳に涙を湛えて、悔し気に単于を睨んだ。

 

「ほらほら馬岱ちゃんのおかげでお姉ちゃん、あっさり降伏してくれたよ?ありがとねぇ…ん、ちゅ、じゅる…」

 

そんな翠を嘲笑うかの様に、単于は意識の無い蒲公英に猫撫で声で語り掛け、その唇を奪い、舌を絡ませた。

 

「やめろ!!!話が違う!!蒲公英には……!ぅぐっ…!…たん、ぽぽ…!」

 

「やかましわ、ボケ。命は無事やろ」

 

激高し、手放した槍を掴もうと動いた翠の顎先を、霞は容赦無く蹴り上げて地面へと転がす。

 

「…なに…してる…?」

 

「あ…あ…あぁ…!……お、親父ィィィ!!!」

 

するとそこへ、手に首をぶら下げた恋がやってくる。翠はその首を見て、嗚咽混じりの金切り声を上げる。

 

「ん…死んだ。…弱くて…楽しかった…♡」

 

「そんな、親父…!…っひ!?」

 

翠の下へと放り投げられた馬騰の生首は、苦悶と憎悪に満ちた、おどろおどろしい表情で虚空を睨んでいた。それは、実の娘である馬超でさえ、思わず後ずさってしまうほど、痛ましい姿だった。

 

馬騰、韓遂、龐徳が戦死し、馬超、馬岱が捕縛されたことで、馬騰軍は完全に戦意を喪失し、兵達は次々と降伏。

ここに涼州にその名を轟かせた馬騰軍は、完全に壊滅した。

 




翠と蒲公英のエロは、明日投稿予定の次回でやります!

鬼畜強めと弱め、どっちがいい?

  • 強め
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